JP7102070B2 - 高圧洗浄車 - Google Patents

高圧洗浄車 Download PDF

Info

Publication number
JP7102070B2
JP7102070B2 JP2018160473A JP2018160473A JP7102070B2 JP 7102070 B2 JP7102070 B2 JP 7102070B2 JP 2018160473 A JP2018160473 A JP 2018160473A JP 2018160473 A JP2018160473 A JP 2018160473A JP 7102070 B2 JP7102070 B2 JP 7102070B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
pipe
hose reel
heater
water tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018160473A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020032349A (ja
Inventor
拓哉 土肥
篤 宮永
隆典 小島
未来也 上瀧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinmaywa Industries Ltd
Original Assignee
Shinmaywa Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinmaywa Industries Ltd filed Critical Shinmaywa Industries Ltd
Priority to JP2018160473A priority Critical patent/JP7102070B2/ja
Publication of JP2020032349A publication Critical patent/JP2020032349A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7102070B2 publication Critical patent/JP7102070B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
  • Sewage (AREA)
  • Cleaning In General (AREA)

Description

本発明は、高圧洗浄車に関する。
従来より、下水管や排水管等の被洗浄物の洗浄を行う高圧洗浄車が知られている(例えば特許文献1参照)。この種の高圧洗浄車は、先端に洗浄ノズルが設けられたホースと、このホースが巻き付けられるホースリールと、ホースの先端から高圧水を噴出させるためのポンプとを備えている。作業時には、ホースリールからホースを繰り出し、ホース先端の洗浄ノズル等から高圧の洗浄水を被洗浄物に噴射することによって、被洗浄物の洗浄を行うようになっている。
従来では、ホースや水配管が外部にむき出しの状態で設けられていたため、次のような問題点があった。例えば冬季等の低温環境で、車両の走行中や屋外での駐車中、ホースや水配管に低温の冷気(冷風)が継続して当たる可能性があり、冷気が当たった箇所のホースや配管の内部の洗浄水が凍結する可能性があった。洗浄水が凍結すると現場に到着しても作業を開始できないという問題点があった。
特開2012-210554号公報
本発明は、上述したような実情を考慮してなされたものであって、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中に、洗浄水の凍結を抑制することが可能な高圧洗浄車を提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決するための手段を以下のように構成している。すなわち、本発明は、車台上に、洗浄水を貯留する水タンクと、前記水タンク内の洗浄水を圧送する水ポンプと、前記水ポンプによって圧送される洗浄水を被洗浄物に噴射するホースと、前記ホースが巻き付けられるホースリールとを備えた高圧洗浄車であって、前記水ポンプを収容する前記車台上のポンプ室にヒータが設けられ、前記ヒータからの空気が、前記ホースリールが収容されたホースリール室に供給され、前記ポンプ室と前記ホースリール室とが、ヒータ配管を介して連通され、前記水タンクが、車両前方側の前記ポンプ室と車両後方側の前記ホースリール室との間に設けられており、前記ヒータ配管が、前記水タンクの下方に設けられ、前記車台は、車幅方向に所定の間隔を隔てて設けられた左右一対のシャシフレームを有し、前記水タンクは、前記左右一対のシャシフレーム上に設けられた左右一対のサブフレームを介して設けられ、前記ヒータ配管が、前記左右一対のサブフレーム間に配置されており、左右の前記サブフレームの下部同士が、下カバー部材によって連結され、前記ヒータ配管の下方が、前記下カバー部材によって覆われていることを特徴とする。
上記構成によれば、ヒータからの空気(ヒータによって暖められた空気)が、ホースリールが収容されたホースリール室に供給されるので、例えば冬季等の低温環境での車両の走行中、ヒータからの空気によってホースリール室内のホースや水配管が暖められる。これにより、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中において、ホース内や水配管内の洗浄水の凍結を抑制することができる。
また、前記ポンプ室と前記ホースリール室とが、ヒータ配管を介して連通されているので、ヒータからの空気がヒータ配管によってホースリール室へ直接的に送られるため、ヒータからの空気をより暖かい状態でホースリール室へ送ることができる。これにより、ホースリール室内のホースや水配管を効率的に暖めることができ、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中において、ホース内や水配管内の洗浄水の凍結を効率的に抑制することができる。
また、前記水タンクが、車両前方側の前記ポンプ室と車両後方側の前記ホースリール室との間に設けられており、前記ヒータ配管が、前記水タンクの下方に設けられているので、ホースリール室へ送る暖かい空気の温度低下を抑制することができる。具体的に説明すると、ホースリール室は、車両の左右と後方の広い範囲での作業性を考慮して車両後部に配置される場合が多い一方、水ポンプは、車両走行用のエンジンにより駆動されることで当該エンジンに近い車両前部に配置される場合が多いので、水タンクはポンプ室とホースリール室との間に設けられることが多い。ヒータ配管を水タンクの下方に設けることにより、車両重心を下げつつヒータ配管の長さをなるべく短くすることができるので、ホースリール室へ送る暖かい空気の温度低下を抑制することができる。また、ヒータ配管の長さをなるべく短くすることにより、架装物の重量増加を抑制することができる。
また、前記車台は、車幅方向に所定の間隔を隔てて設けられた左右一対のシャシフレームを有し、前記水タンクは、前記左右一対のシャシフレーム上に設けられた左右一対のサブフレームを介して設けられ、前記ヒータ配管が、前記左右一対のサブフレーム間に配置されており、左右の前記サブフレームの下部同士が、下カバー部材によって連結され、前記ヒータ配管の下方が、前記下カバー部材によって覆われているので、車両の走行中、車両側方および車両下方からの冷風が、左右のサブフレームおよび下カバー部材によって囲われた空間内へ入り込むことを抑制でき、冷風がヒータ配管に直接的に当たることを抑制でき、ヒータ配管を流れる空気の温度低下を抑制できる。これにより、ヒータからの空気をより暖かい状態でホースリール室へ送ることができ、ホースリール室内のホースや水配管を効果的に暖めることができ、低温環境における車両の走行中において、ホース内や水配管内の洗浄水の凍結を効果的に抑制することができる。
本発明において、前記下カバー部材が、前記ポンプ室と前記水タンクとの間の前後方向の隙間、および前記水タンクと前記ホースリール室との間の前後方向の隙間にも設けられていることが好ましい。この構成によれば、車両の走行中、冷風が上記隙間の下方から、左右のサブフレームおよび下カバー部材によって囲われた空間内へ入り込むことを抑制でき、冷風がヒータ配管に直接的に当たることを抑制できる。これにより、ヒータ配管を流れる空気の温度低下を抑制でき、ヒータからの空気をより暖かい状態でホースリール室へ送ることができ、低温環境における車両の走行中において、ホース内や水配管内の洗浄水の凍結を効果的に抑制することができる。
本発明において、前記ポンプ室と前記水タンクとの間の前記隙間、および前記水タンクと前記ホースリール室との間の前記隙間には、左右の前記サブフレームの上部同士を連結する上カバー部材が設けられており、前記ヒータ配管の上方が、前記上カバー部材によって覆われていることが好ましい。この構成によれば、車両の走行中、上カバー部材によって、冷風が上記隙間の上方から、左右のサブフレームおよび下カバー部材によって囲われた空間内へ入り込むことを抑制でき、冷風がヒータ配管に直接的に当たることを抑制できる。これにより、ヒータ配管を流れる空気の温度低下を抑制でき、ヒータからの空気をより暖かい状態でホースリール室へ送ることができ、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中において、ホース内や水配管内の洗浄水の凍結を効果的に抑制することができる。
本発明において、前記左右一対のサブフレームの間には、前記ヒータ配管に加えて、前記水ポンプによって圧送される洗浄水が流通する水配管が配置されていることが好ましい。この構成によれば、ヒータ配管と同様、冷風が水配管に直接的に当たることを抑制でき、水配管を流れる洗浄水の温度低下を抑制できる。これにより、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中において、洗浄水の凍結を効果的に抑制することができる。
本発明によれば、ヒータからの空気が、ホースリールが収容されたホースリール室に供給されるので、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中、ヒータからの空気によってホースリール室内のホースや水配管が暖められる。これにより、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中において、ホース内や水配管内の洗浄水の凍結を抑制することができる。
本発明の実施形態に係る高圧洗浄車の概略構成を示す側面図である。 図1の高圧洗浄車の背面図である。 図1の高圧洗浄車の平面図である。 図1の高圧洗浄車に備えられた水回路を模式的に示す図である。 図1の高圧洗浄車に備えられたヒータ、ヒータ配管等の配置構成を模式的に示す斜視図である。 図1のX1-X1線断面図である。 図6の要部を拡大して示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。まず、本発明の実施形態に係る高圧洗浄車の概略構成について、図1~図3を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る高圧洗浄車1の概略構成を示す側面図、図2は、高圧洗浄車1の背面図、図3は、高圧洗浄車1の平面図である。
図1~図3に示すように、高圧洗浄車1は、車台10上に、サブフレーム11と、水タンク12と、ポンプ室13と、ホースリール室15とから構成される高圧洗浄装置を備える。車台10は、車幅方向に所定の間隔を隔てて設けられた左右一対のシャシフレーム10a,10aを有している。
水タンク12と、ポンプ室13と、ホースリール室15とは、左右一対のシャシフレーム10a,10a上に設けられた左右一対のサブフレーム11,11を介して設けられている。水タンク12は、洗浄水が貯留されるものである。水タンク12は、タンク本体12aと、このタンク本体12aの底面に設けられて前後方向に延びる左右一対のタンクフレーム12b,12bとを有しており、タンク本体12aは、このタンクフレーム12b,12bを介してサブフレーム11,11上に取り付けられている。水タンク12が取り付けられている場所では、タンク本体12aの底面が、サブフレーム11,11の左右間の上方を覆うようになっている。ポンプ室13には、水タンク12内の洗浄水を圧送するための水ポンプ14(図5参照)が収容されている。
ホースリール室15には、大ホースリール2と、小ホースリール3と、操作盤4とが収容されている。サブフレーム11の後端部には、鉛直軸回りに回転可能なターンテーブル5が搭載されている。大ホースリール2、小ホースリール3および操作盤4は、このターンテーブル5上に搭載されている。ホースリール室15は、適宜壁部材で全体を覆うことができるように構成されている。具体的には、大ホースリール2および小ホースリール3を囲うように設けられた壁部15aが設けられている。ホースリール室15の前面および上面は、壁部15aによって覆われている。ホースリール室15の左右の側面および後面は、例えば鉛直軸回りに回転可能な旋回扉等によって開閉可能になっている。作業時等には、ホースリール室15が開放された状態とされ、走行時等には、ホースリール室15が密閉された状態とされる。また、サブフレーム11のホースリール室15を設けた後端部は、下方からの空気を遮断することが可能な密閉構造となっている。なお、図1、図2では、ホースリール室15が開放された状態を示しており、図3では、ホースリール室15の上面の壁部15aを取り除いた状態を示している。
大ホースリール2は、第1ホースとしての大ホース2aが巻き付けられる第1ホースリールである。小ホースリール3は、第2ホースとしての小ホース3aが巻き付けられる第2ホースリールである。大ホース2aおよび小ホース3aには、油圧モータ64,65(図4参照)が備えられている。油圧モータ64,65の回転方向および回転速度を調整することによって、大ホースリール2および小ホースリール3によるそれぞれの大ホース2aおよび小ホース3aの繰り出し速度および巻き取り速度が変更可能になっている。なお、大ホース2aおよび小ホース3aの先端には、それぞれ第1噴射装置および第2噴射装置としての洗浄ノズル2bおよび洗浄ガン3b(図4参照)が着脱自在に取り付けられる。また、第2噴射装置として洗浄ガン3bに代えて、洗浄ノズルを取り付けることも可能である。
操作盤4は、大ホースリール2および小ホースリール3の回転駆動や、大ホース2aおよび小ホース3aからの高圧水の噴出の操作を行うためのものである。図示は省略するが、操作盤4には、大ホースリール2および小ホースリール3の正逆回転を操作する操作レバー、洗浄水の噴出を大ホース2aおよび小ホース3aのいずれか一方または両方に切り換える切換スイッチ、小ホース3aから噴出する洗浄水を超高圧または高圧に切り換える切換スイッチ等が設けられている。
次に、高圧洗浄車1の水回路20の構成について、図4を参照して説明する。図4は、高圧洗浄車1に備えられた水回路20を模式的に示す図である。
図4に示すように、高圧洗浄車1の水回路20は、水タンク12、水ポンプ14、高圧用調圧弁21、超高圧用調圧弁22、超高圧・高圧切換弁23、不凍液タンク70等を備えている。
水ポンプ14は、高圧用ポンプと超高圧用ポンプとが一体化されたものであり、単一の駆動軸(図示せず)によって同時に駆動されるものである。この駆動軸は、プーリ、Vベルトやドライブシャフト等の動力伝達機構8(図1参照)およびPTO(動力取出装置)を介して連結された車両走行用のエンジンにより駆動される。水ポンプ14は、高圧吐出部14aと、超高圧吐出部14bと、吸込部14cと、冷却水排出部14dとを有する。高圧吐出部14aと吸込部14cとは、高圧用ポンプを構成し、超高圧吐出部14bと吸込部14cとは超高圧用ポンプを構成している。吸込部14cは、高圧用ポンプおよび超高圧用ポンプの共通の吸込部となっている。
水タンク12と水ポンプ14の吸込部14cとは、配管40を介して接続されている。また、配管40の途中には、上流側(水タンク12側)から下流側(水ポンプ14側)に向かって順に、開閉弁31とストレーナ32とが設けられている。ストレーナ32のドレンポートには、ドレン弁33が設けられている。水タンク12と開閉弁31との間にも、ドレン弁34が設けられている。また、水タンク12には、配管49を介して給水弁39bが接続されている。
水ポンプ14の一吐出側である高圧吐出部14aは、配管41を介して高圧用調圧弁21の流入ポート21aに接続されている。高圧用調圧弁21は、遠隔操作される三方弁であり、エアの供給の有無によってオン/オフされるものである。高圧用調圧弁21の一方の流出ポート21bは、配管(高圧水配管)42を介して大ホース2aに接続されている。配管42の途中には、大ホース2aに対する洗浄水の供給の有無を切り換える大ホース開閉弁28が設けられている。配管42の途中にはドレン弁36が設けられている。
高圧用調圧弁21のリターンポート21cは、配管43を介して水タンク12および不凍液タンク70に接続されている。不凍液タンク70には不凍液が貯留されている。配管43の途中には、不凍液用三方弁71が設けられており、リターンポート21cの接続先が、不凍液用三方弁71によって水タンク12または不凍液タンク70に切り換えられるようになっている。リターンポート21cと不凍液用三方弁71との間には、ドレン弁73が設けられている。
高圧用調圧弁21は、図示しないエア配管を通じてエアが供給されるとオン状態となり、配管41から流れてきた洗浄水を配管42へ導く。但し、高圧用調圧弁21は、所定の設定圧力以上になると、洗浄水の一部をリターン配管43に逃がすことによって圧力を上記設定圧力に調整する。なお、この高圧用調圧弁21の設定圧力は、供給されるエアの圧力により変更されるようになっている。一方、高圧用調圧弁21は、エアが供給されないとオフ状態となり、配管41から流れてきた洗浄水をリターン配管43に導き、水タンク12へ排出する。
また、水ポンプ14の一吐出側である超高圧吐出部14bは、配管(超高圧水配管)44を介して小ホース3aに接続されている。配管44の途中には、小ホース3aに対する洗浄水の供給の有無を切り換える小ホース開閉弁29が設けられている。
配管44における小ホース開閉弁29よりも上流側には、圧力計37とドレン弁38a,38bとが設けられている。また、配管44における小ホース開閉弁29よりも上流側の中途部には、分岐管45の一端が接続されている。分岐管45の他端には、超高圧・高圧切換弁23の第1ポート23aが接続されている。
超高圧・高圧切換弁23は、遠隔操作される三方弁であり、エアの供給の有無によって連通状態が切り換えられる。超高圧・高圧切換弁23の第2ポート23bは、バイパス管46を介して、配管41の中途部に接続されている。超高圧・高圧切換弁23の第3ポート23cは、配管47を介して超高圧用調圧弁22に接続されている。
超高圧・高圧切換弁23は、図示しないエア配管を通じてエアが供給されるとオン状態となり、第1ポート23aと第2ポート23bと第3ポート23cとが連通した状態となる。一方、超高圧・高圧切換弁23は、エアが供給されないとオフ状態となり、第1ポート23aと第3ポート23cとが連通し、第2ポート23bが遮断された状態となる。つまり、超高圧・高圧切換弁23にエアが供給されないと、バイパス管46は閉鎖される。
超高圧用調圧弁22も遠隔操作される弁であり、エアの供給の有無によってオン/オフされるものである。配管47は、超高圧用調圧弁22の流入ポート22aに接続されている。超高圧用調圧弁22の流出ポート22bは、配管48を介して水タンク12および不凍液タンク70に接続されている。配管48の途中には、不凍液用三方弁72が設けられており、流出ポート22bの接続先が、不凍液用三方弁72によって水タンク12または不凍液タンク70に切り換えられるようになっている。流出ポート22bと不凍液用三方弁72との間には、ドレン弁74が設けられている。
超高圧用調圧弁22は、図示しないエア配管を通じてエアが供給されるとオン状態となり、所定の設定圧力以上になると、洗浄水の一部を配管48に逃がすことによって圧力を上記設定圧力に調整する。なお、この超高圧用調圧弁22の設定圧力は、供給されるエアの圧力により変更されるようになっている。一方、超高圧用調圧弁22は、エアが供給されないとオフ状態となり、配管48は開放され、洗浄水は水タンク12へ排出される。
また、水ポンプ14の冷却水排出部14dは、リターン配管53を介してポンプ室13内の不凍液タンク70に接続されている。リターン配管53の途中には、ドレン弁75が設けられている。リターン配管53における小ホース開閉弁29よりも上流側の中途部には、分岐管54の一端が接続されている。リターン配管53における冷却水排出部14dとドレン弁75との間の部分には、分岐管54の一端が接続されている。分岐管54の他端は、配管40における開閉弁31とストレーナ32との間の部分に接続されている。つまり、分岐管54を介して、配管40とリターン配管53とが接続されている。
本実施形態では、上記構成の高圧洗浄車1において、水ポンプ14を収容するポンプ室13にヒータ81が設けられ、ヒータ81からの空気が、ホースリール2,3が収容されたホースリール室15に供給されることを特徴としている。以下、この特徴について、図5~図7を参照して説明する。図5は、高圧洗浄車1に備えられたヒータ81、ヒータ配管82等の配置構成を模式的に示す斜視図、図6は、図1のX1-X1線断面図、図7は、図6の要部(1点鎖線で囲まれた部分)を拡大して示す図である。
図5に示すように、高圧洗浄車1では、ポンプ室13、水タンク12、およびホースリール室15が、車両前方側から後方側に向かって順に配置されている。ポンプ室13と水タンク12との間には、前後方向の隙間C1が設けられており、水タンク12とホースリール室15との間には、前後方向の隙間C2が設けられている。なお、図5では、隙間C1,C2を誇張して示している。
ポンプ室13には、ヒータ81が設けられている。ヒータ81は、例えば軽油等の燃料により駆動される。ヒータ81は、ヒータ配管82に接続されており、ヒータ81からの空気(ヒータ81によって暖められた空気)が、ヒータ配管82へ送られるようになっている。ヒータ配管82は、ポンプ室13の下部から、水タンク12の下部を経由して、ホースリール室15の下部まで延びており、ヒータ配管82の流出口(温風口)82aがホースリール室15に連通されている。また、ヒータ配管82は、ポンプ室13の下部で分岐されており、分岐されたヒータ配管82の流出口82bがポンプ室13内に開放されており、ヒータ81からの空気がポンプ室13にも送られるようになっている。
図5~図7に示すように、ヒータ配管82は、ポンプ室13、水タンク12、およびホースリール室15の下部において、車幅方向に所定の間隔を隔てて平行に設けられた左右一対のサブフレーム11,11間に配置されている。各サブフレーム11は断面形状が略コ字状に形成されている。左右一対のサブフレーム11,11間は、車両前後方向に複数配設されたクロスメンバ16によって連結されている。そして、左右のサブフレーム11,11およびクロスメンバ16の下部同士が、下カバー部材83によって連結され、この下カバー部材83によって、ヒータ配管82の下方が覆われている。下カバー部材83は例えば鉄板等によって形成されている。各サブフレーム11の下部と下カバー部材83とは、例えば突合せ溶接等によって一体的に連結される。左右のサブフレーム11,11の下方には、車台10を構成するシャシフレーム10a,10aが設けられており、シャシフレーム10aとサブフレーム11との間には、例えばゴム等の緩衝部材87が介在されている。このように、左右のサブフレーム11,11の下部同士の間に下カバー部材83が挟まれており、各サブフレーム11の下部と下カバー部材83との間には隙間が生じないようになっている。
また、ポンプ室13と水タンク12との隙間C1、および水タンク12とホースリール室15との隙間C2には、上カバー部材84が設けられている。詳細には、ヒータ配管82の上方が、ポンプ室13、水タンク12、およびホースリール室15の下部によって覆われている。
そして、隙間C1、C2が設けられた箇所では、左右のサブフレーム11,11の上部同士が、上カバー部材84によって連結され、この上カバー部材84によって、隙間C1、C2の上方側が塞がれ、ヒータ配管82の上方が覆われている。上カバー部材84は例えば鉄板等によって形成されており、下カバー部材83と平行に配置されている。上カバ-部材84は、例えばコの字断面で前後方向に延びる覆い部84aと、覆い部84aの前後方向端部から上方に延びる立上部84bとを有している。サブフレーム11,11の上部と上カバー部材84の覆い部84aとは、例えばボルト締結や溶接等によって一体的に連結される。また、各タンクフレーム12bにおける車両前後方向の面と上カバー部材84の立上部84bとは、例えばボルト締結や溶接等によって一体的に連結される。このようにして、隙間C1、C2が設けられた箇所では、左右のタンクフレーム12b,12bの下部同士の隙間が上カバー部材84の立上部84bにより塞がれている。なお、隙間C1側に設けられた上カバー部材84の端部がポンプ室13内に入り込んでいてもよいし、また、隙間C2側に設けられた上カバー部材84の端部がホースリール室15内に入り込んでいてもよい。
一方、下カバー部材83は、水タンク12を挟んで前後方向に延びるように形成されており、水タンク12の下方および隙間C1、C2が設けられた箇所に設けられている。つまり、下カバー部材83によってこれらの隙間C1,C2の下方側が塞がれるようになっている。この場合、下カバー部材83の一端がポンプ室13まで達していればよく、下カバー部材83の一端部がポンプ室13内に入り込んでいてもよい。また、下カバー部材83の他端がホースリール室15まで達していればよく、下カバー部材83の他端部がホースリール室15内に入り込んでいてもよい。そして、水タンク12のタンク本体12aの底面と、左右一対のタンクフレーム12b,12bの左右方向内側面と、上カバー部材84の内面と、左右一対のサブフレーム11,11の左右方向内側面と、下カバー部材83の内面とによって囲われた空間80に、ヒータ配管82が収容されている。また、この空間80には、水ポンプ14によって圧送される洗浄水が流通する水配管(高圧水配管42および超高圧水配管44)が配置されている。
以上説明したように、本実施形態では、ヒータ81からの空気(ヒータ81によって暖められた空気)が、ホースリール2,3が収容されたホースリール室15に供給されるので、例えば冬季等の低温環境での車両の走行中や屋外で駐車中、ヒータ81からの空気によってホースリール室15内のホース2a,3aや水配管が暖められる。これにより、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中において、ホース2a,3a内や水配管内の洗浄水の凍結を抑制することができる。
また、本実施形態では、ポンプ室13とホースリール室15とが、ヒータ配管82を介して連通されているので、ヒータ81からの空気がヒータ配管82によってホースリール室15へ直接的に送られるため、ヒータ81からの空気をより暖かい状態でホースリール室15へ送ることができる。これにより、ホースリール室15内のホース2a,3aや水配管を効率的に暖めることができ、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中において、ホース2a,3a内や水配管内の洗浄水の凍結を効率的に抑制することができる。さらに、水タンク12が、車両前方側のポンプ室13と車両後方側のホースリール室15との間に設けられており、ヒータ配管82が、水タンク12の下方に設けられているので、車両重心を下げつつヒータ配管82の長さをなるべく短くすることができる。また、水タンク12のタンク本体12aの底面が空間80と接しており、ポンプ室13の内部空間とホースリール室15の内部空間と、空間80とが繋がっているので、ヒータ81からの空気がヒータ配管82を流れる際、流出口82a,82bからの温風がポンプ室13、ホースリール室15を通過した後に空間80にも達し、空間80が暖められる。また、空間80の上部にあるタンク本体12aも間接的に暖めることができる。これにより、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中において、洗浄水の凍結を効果的に抑制することができる。また、ヒータ配管82の長さをなるべく短くすることにより、架装物の重量増加を抑制することができる。
また、本実施形態では、ヒータ配管82が、左右一対のサブフレーム11,11間に配置されており、左右のサブフレーム11,11の下部同士が、下カバー部材83によって連結され、ヒータ配管82の下方が、下カバー部材83によって覆われている。これにより、左右のサブフレーム11,11および下カバー部材83によって、車両の走行中、車両側方および車両下方からの冷風がヒータ配管82に直接的に当たることを抑制でき、ヒータ配管82を流れる空気の温度低下を抑制できる。すなわち、従来では、左右のサブフレーム11,11の下部同士の間には隙間があり、車両下方からの冷風がこの隙間から入り込んでいたが、本実施形態では、下カバー部材83を設けることによって、そのような隙間が塞がれる。このため、車両の走行中、車両下方からの冷風が、左右のサブフレーム11,11および下カバー部材83によって囲われた空間80内へ入り込むことを抑制でき、冷風がヒータ配管82に直接的に当たることを抑制でき、ヒータ配管82を流れる空気の温度低下を抑制できる。これにより、ヒータ81からの空気をより暖かい状態でホースリール室15へ送ることができ、ホースリール室15内のホース2a,3aや水配管を効果的に暖めることができ、低温環境における車両の走行中において、ホース2a,3a内や水配管内の洗浄水の凍結を効果的に抑制することができる。
また、下カバー部材83が、ポンプ室13と水タンク12との隙間C1、および水タンク12とホースリール室15との隙間C2にも設けられているので、車両の走行中、冷風が隙間C1,C2の下方から左右のサブフレーム11,11および下カバー部材83によって囲われた空間80内へ入り込むことを抑制でき、冷風がヒータ配管82に直接的に当たることを抑制できる。これにより、ヒータ配管82を流れる空気の温度低下を抑制でき、ヒータ81からの空気をより暖かい状態でホースリール室15へ送ることができ、低温環境における車両の走行中において、ホース2a,3a内や水配管内の洗浄水の凍結を効果的に抑制することができる。
また、左右のサブフレーム11,11および下カバー部材83によって囲われた空間80には、ヒータ配管82に加えて、水配管(高圧水配管42および超高圧水配管44)が配置されている。これにより、ヒータ配管82と同様、冷風が水配管に直接的に当たることを抑制でき、水配管を流れる洗浄水の温度低下を抑制できる。これにより、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中において、洗浄水の凍結を効果的に抑制することができる。
また、ポンプ室13と水タンク12との隙間C1、および水タンク12とホースリール室15との隙間C2には、左右のサブフレーム11,11の上部同士を連結する上カバー部材84が設けられており、ヒータ配管82の上方が、上カバー部材84によって覆われている。これにより、車両の走行中、上カバー部材84によって、冷風が隙間C1,C2の上方から、左右のサブフレーム11,11および下カバー部材83によって囲われた空間80内へ入り込むことを抑制でき、冷風がヒータ配管82に直接的に当たることを抑制できる。これにより、ヒータ配管82を流れる空気の温度低下を抑制でき、ヒータ81からの空気をより暖かい状態でホースリール室15へ送ることができ、低温環境における車両の走行中や屋外での駐車中において、ホース2a,3a内や水配管内の洗浄水の凍結を効果的に抑制することができる。
今回、開示した実施形態は全ての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。本発明の技術的範囲は、前記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれる。
上記実施形態では、大ホースリール2および小ホースリール3の2つのホースリールが設けられた例を挙げたが、これに限らず、1つのホースリールのみが設けられた高圧洗浄車にも本発明を適用可能である。
また、上記実施形態では、ホース先端の洗浄ノズル等から高圧洗浄水および超高圧洗浄水を噴射可能な例を挙げたが、これに限らず、高圧洗浄水のみを噴射可能な高圧洗浄車にも本発明を適用可能である。
また、上記実施形態では、水タンク12がポンプ室13とホースリール室15との間に設けられた例を挙げたが、これ以外の箇所に水タンクが配置された高圧洗浄車にも本発明を適用可能である。
本発明は、下水管や排水管等の被洗浄物の洗浄を行う高圧洗浄車に利用することができる。
1 高圧洗浄車
2 大ホースリール
2a 大ホース
3 小ホースリール
3a 小ホース
11 サブフレーム
12 水タンク
13 ポンプ室
14 水ポンプ
15 ホースリール室
20 水回路
81 ヒータ
82 ヒータ配管
83 下カバー部材
84 上カバー部材

Claims (4)

  1. 車台上に、
    洗浄水を貯留する水タンクと、
    前記水タンク内の洗浄水を圧送する水ポンプと、
    前記水ポンプによって圧送される洗浄水を被洗浄物に噴射するホースと、
    前記ホースが巻き付けられるホースリールとを備えた高圧洗浄車であって、
    前記水ポンプを収容する前記車台上のポンプ室にヒータが設けられ、
    前記ヒータからの空気が、前記ホースリールが収容されたホースリール室に供給され
    前記ポンプ室と前記ホースリール室とが、ヒータ配管を介して連通され、
    前記水タンクが、車両前方側の前記ポンプ室と車両後方側の前記ホースリール室との間に設けられており、
    前記ヒータ配管が、前記水タンクの下方に設けられ、
    前記車台は、車幅方向に所定の間隔を隔てて設けられた左右一対のシャシフレームを有し、
    前記水タンクは、前記左右一対のシャシフレーム上に設けられた左右一対のサブフレームを介して設けられ、
    前記ヒータ配管が、前記左右一対のサブフレーム間に配置されており、
    左右の前記サブフレームの下部同士が、下カバー部材によって連結され、前記ヒータ配管の下方が、前記下カバー部材によって覆われている ことを特徴とする高圧洗浄車。
  2. 請求項に記載の高圧洗浄車において、
    前記下カバー部材が、前記ポンプ室と前記水タンクとの間の前後方向の隙間、および前記水タンクと前記ホースリール室との間の前後方向の隙間にも設けられていることを特徴とする高圧洗浄車。
  3. 請求項に記載の高圧洗浄車において、
    前記ポンプ室と前記水タンクとの間の前記隙間、および前記水タンクと前記ホースリール室との間の前記隙間には、左右の前記サブフレームの上部同士を連結する上カバー部材が設けられており、
    前記ヒータ配管の上方が、前記上カバー部材によって覆われていることを特徴とする高圧洗浄車。
  4. 請求項1~3のいずれか1つに記載の高圧洗浄車において、
    前記左右一対のサブフレームの間には、前記ヒータ配管に加えて、前記水ポンプによって圧送される洗浄水が流通する水配管が配置されていることを特徴とする高圧洗浄車。
JP2018160473A 2018-08-29 2018-08-29 高圧洗浄車 Active JP7102070B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018160473A JP7102070B2 (ja) 2018-08-29 2018-08-29 高圧洗浄車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018160473A JP7102070B2 (ja) 2018-08-29 2018-08-29 高圧洗浄車

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020032349A JP2020032349A (ja) 2020-03-05
JP7102070B2 true JP7102070B2 (ja) 2022-07-19

Family

ID=69669047

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018160473A Active JP7102070B2 (ja) 2018-08-29 2018-08-29 高圧洗浄車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7102070B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102371671B1 (ko) * 2020-05-26 2022-03-07 주식회사 세명이엔지 소방차의 동파 방지 시스템
CN115788689A (zh) * 2022-11-18 2023-03-14 南京汽车集团有限公司 一种高压清洗车智能控制系统

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196765A (ja) 2008-02-21 2009-09-03 Shin Meiwa Ind Co Ltd 高圧洗浄車およびホースリール回転駆動装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08320Y2 (ja) * 1992-09-24 1996-01-10 有限会社東田鉄工 タンクローリ車の流体取出装置
JP3263255B2 (ja) * 1994-09-13 2002-03-04 東京いすゞ自動車株式会社 移動発電設備装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009196765A (ja) 2008-02-21 2009-09-03 Shin Meiwa Ind Co Ltd 高圧洗浄車およびホースリール回転駆動装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020032349A (ja) 2020-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8496188B2 (en) Pressure washer device employing a cool bypass
JP7102070B2 (ja) 高圧洗浄車
KR20180038497A (ko) 건설기계
JP5800314B2 (ja) 洗浄装置
JP2017070720A (ja) ポンプ装置及びポンプ装置を搭載した作業車
JP4822958B2 (ja) 高圧洗浄車
JP6671784B2 (ja) 高圧洗浄車
JP2012210554A (ja) 高圧洗浄装置およびこれを備えた高圧洗浄車
JP5495997B2 (ja) ハウスの排液、排水等の回収システムと、その切換えバルブの構造
JP2019182032A (ja) 洗車機
KR100744698B1 (ko) 부품세척기
JP3938031B2 (ja) 洗車機
JP4058016B2 (ja) 洗車機
WO2014028231A1 (en) Automatic film washout system
US3570526A (en) Shroud for sewer cleaning truck
JPH0856885A (ja) 食器洗い機
KR101946284B1 (ko) 물저장 특장차에 구비된 잔수배출방지 및 잔수동결방지장치
JP2022149410A (ja) 高圧洗浄車
CN216923323U (zh) 自动开关阀装置
CN212129019U (zh) 一种清扫车防冻装置及清扫车
CN213432702U (zh) 消防喷淋系统和作业车辆
KR200346398Y1 (ko) 소방펌프 배관의 잔여 수압 자동 유입 시스템
KR200358802Y1 (ko) 세륜기
USRE27874E (en) Shroud for sewer cleaning truck
JP3740277B2 (ja) 液体散布車におけるポンプの安全装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210414

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220527

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7102070

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150