JP7101632B2 - 作業車 - Google Patents

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本発明は、作業車に関する。
作業車において、車体と車輪支持部材とに亘って設けられ、車輪支持部材を車体に上下揺動可能に支持させる左右一対のリンク機構と、車体と車輪支持部材とに亘って設けられ、車輪支持部材を弾性支持するサスペンション機構と、左右一対のリンク機構の間に設けられたエンジンと、が備えられ、左右一対のリンク機構のそれぞれは、車体に形成されたリンク支持部と車輪支持部材とに亘って設けられたアッパーリンクと、リンク支持部と車輪支持部材とに亘って設けられたロワーリンクと、を有するものがある。
この種の作業車としては、例えば特許文献1に示される多目的作業車がある。特許文献1に示される多目的作業車には、アッパーリンクとしてのアッパーアーム、ロワーリンクとしてのロアアーム、サスペンション機構としてのコイルバネが備えられている。
特開2009-67082号公報
上記した作業車において、エンジンとラジェータとの間でエンジン冷却水を循環させる冷却水循環ホースの長さを短く済ませるように、ラジエータを左右のリンク機構の間に設けた場合、ラジエータが車体の奥深い箇所に位置するので、ラジエータの清掃や点検などのメンテンナス作業を行い難い。
本発明は、冷却水循環ホースの長さを短く済ませつつ、ラジエータのメンテナンス作業を行いやすくできる作業車を提供する。
本発明による作業車は、
車体と車輪支持部材とに亘って設けられ、前記車輪支持部材を前記車体に上下揺動可能に支持させる左右一対のリンク機構と、前記車体と前記車輪支持部材とに亘って設けられ、前記車輪支持部材を弾性支持するサスペンション機構と、前記左右一対のリンク機構の間に設けられたエンジンと、が備えられ、前記左右一対のリンク機構のそれぞれは、前記車体に形成されたリンク支持部と前記車輪支持部材とに亘って設けられたアッパーリンクと、前記リンク支持部と前記車輪支持部材とに亘って設けられたロワーリンクと、を有する作業車であって、前記リンク機構に対して車体横外側に設けられたラジエータと、前記エンジンと前記ラジエータとに接続され、前記エンジンと前記ラジエータとの間でエンジン冷却水を循環させる冷却水循環ホースと、が備えられ、前記リンク支持部は、前記アッパーリンクと前記ロワーリンクとの間の空間に開口する状態で形成された凹入部を有し、前記冷却水循環ホースは、前記凹入部に入り込んで前記空間を車体内外方向に通る状態で備えられている。
本構成によると、ラジエータがリンク機構よりも車体横外側に位置するので、ラジエータのメンテナンス作業を行う際、車体横外側からラジエータに手が届き易い。
冷却水循環ホースの長さを短く済ませつつ、冷却水循環ホースがアッパーリンク及びロワーリンクを迂回する状態で冷却水循環ホースを配設することが可能なアッパーリンクとロワーリンクとの間の空間のうち、アッパーリンク及びロワーリンクの昇降変位が少なくて冷却水循環ホースの長さを最も短く済ませることが可能な箇所を冷却水循環ホースが車体内外方向に通るので、冷却水循環ホースの長さを短く済ませ得るものでありながら、ラジエータのメンテナンス作業を行いやすい。
本発明においては、前記冷却水循環ホースのうち、冷却水を前記ラジエータから前記エンジンに供給するホース部分が前記凹入部に入り込んで前記空間を車体内外方向に通っていると好適である。
本構成によると、冷却水をエンジンに供給するホース部分が接続されるラジエータの吐出部は、ラジエータの下部に形成され、リンク支持部の凹入部の高さ位置とあまり相違しない高さ位置に位置させやすいので、ホース部分の長さを短く済ませられる。
本発明においては、前記ラジエータは、前記リンク支持部の横側方に設けられていると好適である。
本構成によると、冷却水をエンジンに供給するホース部分が接続されるラジエータの吐出部と、リンク支持部の凹入部との間隔を狭くできるので、ホース部分の長さを短く済ませられる。
本発明においては、前記エンジンは、前記車輪支持部材に支持されていると好適である。
本構成によると、エンジンがリンク機構に追従して昇降するので、エンジンが昇降しないものに比して冷却水循環ホースの長さを短くしても、アッパーリンク及びロワーリンクに対する冷却水循環ホースの当りを回避きるので、冷却水循環ホースの長さを短く済ませられる。
本発明においては、前記車体の空車状態において、前記車輪支持部材に対する前記ロワーリンクの揺動支点が前記リンク支持部に対する前記ロワーリンクの揺動支点よりも下方に位置すると好適である。
本構成によると、車体の最低地上高さを確保しやすいので、ラジエータの対地高さを高くしやすい。
多目的作業車の全体を示す左側面図である。 後車輪の懸架装置及び原動部を示す平面図である。 後車輪の懸架装置を示す左側面図である。 後車輪の懸架装置を示す右側面図である。 後車輪の懸架装置を示す後面図である。 図4のVI-VI断面矢視図である。
以下、本発明の一例である実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、以下の説明では、多目的作業車の走行車体に関し、図1に示される矢印Fの方向を「車体前方」、矢印Bの方向を「車体後方」、矢印Uの方向を「車体上方」、矢印Dの方向を「車体下方」、紙面表側の方向を「車体左方」、紙面裏側の方向を「車体右方」とする。
〔多目的作業車の全体の構成〕
図1に示されるように、多目的作業車は、左右一対の前車輪1が操向可能かつ駆動可能に装備され、左右一対の後車輪2が駆動可能に装備された走行車体を備えている。走行車体の前部に、運転座席3、前車輪1を操向操作するステアリングホィール4を有する運転部5が形成されている。運転部5に、搭乗空間を覆うロプス6が備えられている。走行車体の後部に荷台7が設けられている。荷台7の下方に、エンジン8を有する原動部9が形成されている。
〔後車輪の懸架装置の構成について〕
図2は、後車輪2の懸架装置10を示す平面図である。図3は、後車輪2の懸架装置10を示す左側面図である。図4は、後車輪2の懸架装置10を示す右側面図である。図5は、後車輪2の懸架装置10を示す後面図である。
後車輪2の懸架装置10は、図2乃至5に示されるように、左右一対の後車輪2を支持する車輪支持部材11と、車輪支持部材11を走行車体が有する車体フレーム12に昇降可能に支持させて左右の後車輪2の車体フレーム12に対する昇降を可能にする左右一対のリンク機構20と、車輪支持部材11を弾性支持することによって左右の後車輪2の弾性支持を可能にするサスペンション機構30と、車輪支持部材11の左右移動を規制するラテラルリンク40と、を備えている。
車輪支持部材11は、図3,4,5に示されるように、支持枠部11aと、支持枠部11aの上部に設けられた載置台部11bと、を有している。エンジン8の動力が入力される走行ミッション13が車輪支持部材11の横方向での中央部に支持されている。エンジン8は、走行ミッション13に連結され、走行ミッション13を介して車輪支持部材11に支持されている。
図3,4,5に示されるように、左の後車軸14が走行ミッション13から左横向きに延ばされている。右の後車軸14が走行ミッション13から右横向きに延ばされている。左の後車軸14を回転可能に支持する左の後車軸ケース15と、右の後車軸14を回転可能に支持する右の後車軸ケース15とが載置台部11bの左側部分と右側部分とに振り分けて載置されている。左右の後車軸ケース15は、後車軸ケース15の外周部に巻き付けられた状態で載置台部11bに連結ボルトによって固定されたケースホルダー16によって載置台部11bに固定されている。左右の後車輪2は、後車軸14及び走行ミッション13を介して車輪支持部材11に支持されている。すなわち、左右の後車輪2は、左右の後車輪2の間に相対的な位置ずれが生じない状態で車輪支持部材11に支持されている。本実施形態では、エンジン8及び走行ミッション13が後車輪2と共に車輪支持部材11に支持されているが、これに限らない。たとえば、走行ミッション13が左右の後車輪2と共に車輪支持部材11に支持され、エンジン8が車輪支持部材11に支持されないものであってもよい。また、左右の後車輪2のみが車輪支持部材11に支持され、エンジン8及び走行ミッション13が車輪支持部材11に支持されないものであってもよい。
左右のリンク機構20は、図2,3,4に示されるように、車体前後方向に延びるアッパーリンク21、及び、車体前後方向に延びるロワーリンク22を有している。
アッパーリンク21の前端部は、車体フレーム12に形成された車体側のリンク支持部23に車体横幅方向に延びるアッパー枢支軸芯P1を揺動支点にして揺動可能に支持されている。アッパーリンク21の後端部は、車輪支持部材11の横端部に形成された車輪側のリンク連結部25に車体横幅方向に延びるアッパー連結軸芯P2を揺動支点にして揺動可能に支持されている。ロワーリンク22の前端部は、リンク支持部23のうち、アッパーリンク21が連結する部位よりも下方の部位に車体横幅方向に延びるロワー枢支軸芯P3を揺動支点にして揺動可能に支持されている。ロワーリンク22の後端部は、リンク連結部25のうち、アッパーリンク21が連結する部位よりも下方の部位に車体横幅方向に延びるロワー連結軸芯P4を揺動支点にして揺動可能に支持されている。
左のリンク機構20においては、リンク支持部23は、車体フレーム12のうちの左のメインフレーム12aの前後方向での中間部に形成され、リンク連結部25は、車輪支持部材11の左端部に形成されている。右のリンク機構20においては、リンク支持部23は、車体フレーム12が備える右のメインフレーム12aの前後方向での中間部に形成され、リンク連結部25は、車輪支持部材11の右端部に形成されている。
右のリンク機構20において、図2,4に示されるように、アッパーリンク21及びロワーリンク22は、直線状に形成されている。左のリンク機構20において、図2,3に示されるように、アッパーリンク21は、エンジン8の横側部に設けられたオルタネータカバー8aを下方に回避するように、中間部が前部及び後部よりも下方に位置する湾曲形状に形成されている。ロワーリンク22は、アッパーリンク21の中間部を横外側に回避して昇降するように中間部が横外側方に張り出た湾曲形状に形成されている。本実施形態では、左のアッパーリンク21及びロワーリンク22が湾曲形状に形成された例を示したが、装置部分に対する当りを回避するなどの必要がない場合、直線状に形成するとよい。
左右のリンク機構20において、図3,4に示されるように、アッパー枢支軸芯P1とアッパー連結軸芯P2との間の距離がロワー枢支軸芯P3とロワー連結軸芯P4との間の距離よりも短く設定されている。アッパー枢支軸芯P1とロワー枢支軸芯P3との間隔がアッパー連結軸芯P2とロワー連結軸芯P4との間隔よりも狭く設定されている。車体の空車状態、すなわち、運転部5における搭乗者がなく、荷台7における積載物がない状態において、図3,4に示されるように、車輪支持部材11に対するロワーリンク22の揺動支点(ロワー連結軸芯P4)がリンク支持部23に対するロワーリンク22の揺動支点(ロワー枢支軸芯P3)よりも下方に位置するようにリンク機構20が構成されている。車体の最低地上高さを確保しやすくなり、かつ、ランプ角を確保しやすくなっている。
サスペンション機構30は、図3,4,5に示されるように、左右一対のサスペンションバネ31、及び、左右一対のダンパ32を有している。
図3,4に示されるように、左右のダンパ32は、メインフレーム12aに形成された車体側のサス支持部33と、ケースホルダー16に形成されることによって車輪支持部材11に備えられた車輪側のサス支持部34とに連結され、車輪支持部材11の昇降に伴って伸縮する。左右のサスペンションバネ31は、左右のダンパ32に振り分けてダンパ32に外嵌されている。サスペンションバネ31の上端部は、ダンパ32の上側部分に形成されたバネ係止部に受け止め支持され、ダンパ32の上側部分を介して車体側のサス支持部33に支持される。サスペンションバネ31の下端部は、ダンパ32の下側部分に形成されたバネ係止部に受け止め支持され、ダンパ32の下側部分を介して車輪支持部材11に支持される。左右のサスペンションバネ31は、ダンパ32の伸縮に伴って伸縮する。
ラテラルリンク40は、図5に示されるように、左のメインフレーム12aの後端部から下向きに延ばされた車体側支持部41と、車輪支持部材11の横端部から上向きに突設された車輪側支持部42とに連結されている。
〔原動部の構成について〕
原動部9は、図2に示されるように、左のリンク機構20と右のリンク機構20との間に設けられたエンジン8と、エンジン8の動力が入力され、入力された動力を前進駆動力と後進駆動力とに変換して出力する静油圧式の無段変速装置17と、無段変速装置17が出力する前進駆動力及び後進駆動力が入力され、入力された前進駆動力及び後進駆動力を前車輪1及び後車輪2に出力する走行ミッション13と、を有している。エンジン8は、走行ミッション13を介して車輪支持部材11に支持され、車輪支持部材11と共に車体フレーム12に対して昇降する。
図2に示されるように、エンジン8の後部に形成された吸気部にエアクリーナ50が連結されている。エアクリーナ50は、エンジン8に支持され、エンジン8が車体フレーム12に対して昇降するとき、エンジン8と共に昇降する。エンジン8の排気部に排気管51を介して排気マフラー52が接続されている。排気マフラー52は、車輪支持部材11の後端部から上向きに突設された支持部材(図示せず)に支持され、エンジン8が車体フレーム12に対して昇降するとき、エンジン8と共に昇降する。排気管51は、カバー51aによって上方から覆われている。排気マフラー52は、カバー52aによって上方から覆われている。
〔エンジンの冷却の構成について〕
図2に示されるように、右のリンク機構20に対して車体横外側に位置する箇所に、エンジン用のラジエータ53、及び、ラジエータファン54が設けられている。具体的には、ラジエータ53は、右のメインフレーム12aに形成されたリンク支持部23の横側方に設けられている。ラジエータ53が嵌め込まれたラジエータ枠55が、右のメインフレーム12aから延びる支持アーム(図示せず)に支持されている。ラジエータ53は、ラジエータ枠55及び支持アームを介して車体フレーム12に支持されている。エンジン8とラジエータ53とに、冷却水循環ホース56が接続されている。エンジン用の冷却水が冷却水循環ホース56と循環ポンプ(図示せず)とによってエンジン8とラジエータ53との間で循環され、エンジン8の冷却が行われる。
冷却水循環ホース56は、図2,4に示されるように、ラジエータ53の下部に形成された吐出部53aとエンジン8に形成された吸入部8bとに接続された供給側のホース部分56Aと、エンジン8の吐出部8cとラジエータ53の上部に形成された導入部53bとに接続された還元側のホース部分56Bと、を有している。
冷却水循環ホース56においては、ラジエータ53によって冷却された冷却水が供給側のホース部分56Aによってラジエータ53からエンジン8に供給される。エンジン8を冷却した後の冷却水が還元側のホース部分56Bによってエンジン8からラジエータ53に還元される。
還元側のホース部分56Bは、図2,4に示されるように、エンジン8の吐出部8cから前向きにエンジン8の前上方箇所まで延ばされ、この前上方箇所から右横向きに右のリンク機構20のアッパーリンク21の上方を通って右のリンク機構20に対して横外側に位置する横外箇所まで延ばされ、この横外箇所から前向きに延ばされてラジエータ53の導入部53bに接続されている。還元側のホース部分56Bの途中箇所に、ラジエータ53に冷却水を補給する補給口57が形成されている。
供給側のホース部分56Aは、図2,4に示されるように、ラジエータ53の吐出部53aとオイルクーラ58が有する水冷部の導入部とに接続された上流側部分56uと、オイルクーラ58の水冷部の吐出部とエンジン8の前部に形成された吸入部8bとに接続された下流側部分56dとを有している。上流側部分56uは、ラジエータ53の吐出部53aから左斜め前向きに右のリンク機構20におけるアッパーリンク21とロワーリンク22との間の空間Sを通して右のリンク機構20に対して車体内側に位置する箇所に設けられた車体上下向きの支持アーム60の前方箇所まで延ばされ、この前方箇所から支持アーム60の横側方を通って後向きに延ばされてオイルクーラ58の水冷部の導入部に接続されている。下流側部分56dは、オイルクーラ58の水冷部の吐出部から左横向きに延ばされ、エンジン8の吸入部8bに接続されている。オイルクーラ58は、無段変速装置17の前部に設けられている。オイルクーラ58では、無段変速装置17の作動油が供給され、供給された作動油と、ラジエータ53から上流側部分56uによって供給された冷却水との熱交換によって作動油の冷却が行われる。オイルクーラ58では、エンジン用の冷却水が作動油の冷却に活用されている。支持アーム60は、図4に示されるように、左右のメインフレーム12aに連結された横フレーム61から下向きに延ばされ、下部でアンダーガード62を支持している。アンダーガード62は、左右のリンク機構20の前部の間に設けられ、下流側部分56dを下方から覆っている。
図4,6に示されるように、右のリンク機構20のアッパーリンク21及びロワーリンク22を支持するリンク支持部23に、右のリンク機構20のアッパーリンク21とロワーリンク22との間の空間Sに開口する凹入部23aが備えられている。供給側のホース部分56Aのうち、空間Sを通っている箇所56Pは、凹入部23aに入り込んだ状態で空間Sを通っている。すなわち、供給側のホース部分56Aは、空間Sのうち、アッパーリンク21及びロワーリンク22の昇降変位が少ない部分を通っている。
〔別実施形態〕
(1)上記した実施形態では、ラジエータ53が右のリンク機構20に対して車体横外側に位置する箇所に設けられた例を示したが、左のリンク機構20に対して車体横外側に位置する箇所に設けたものであってもよい。
(2)上記した実施形態では、ラジエータ53がリンク支持部23の横側方に設けられた例を示したが、これに限らず、リンク支持部23よりも前方あるいは後方に位置する箇所に設けたものであってもよい。
(3)上記した実施形態では、供給側のホース部分56Aがアッパーリンク21とロワーリンク22との間の空間Sを通る例を示したが、還元側のホース部分56Bが空間Sを通るものであってもよい。
(4)上記した実施形態では、空車状態において、車輪支持部材11に対するロワーリンク22の揺動支点(ロワー連結軸芯P4)がリンク支持部23に対するロワーリンク22の揺動支点(ロワー枢支軸芯P3)よりも下方に位置する例を示しが、これに限らない。たとえば、車輪支持部材11に対するロワーリンク22の揺動支点がリンク支持部23に対するロワーリンク22の揺動支点よりも上方に位置するものや、車輪支持部材11に対するロワーリンク22の揺動支点とリンク支持部23に対するロワーリンク22の揺動支点とが同じ高さに位置するものであってもよい。
本発明は、多目的作業車に限らず、田植機、トラクタなど各種の作業車に適用できる。
8 エンジン
11 車輪支持部材
20 リンク機構
21 アッパーリンク
22 ロワーリンク
23 リンク支持部
53 ラジエータ
56 冷却水循環ホース
56A ホース部分
P3 揺動支点(ロワー枢支軸芯)
P4 揺動支点(ロワー連結軸芯)
S 空間

Claims (5)

  1. 車体と車輪支持部材とに亘って設けられ、前記車輪支持部材を前記車体に上下揺動可能に支持させる左右一対のリンク機構と、前記車体と前記車輪支持部材とに亘って設けられ、前記車輪支持部材を弾性支持するサスペンション機構と、前記左右一対のリンク機構の間に設けられたエンジンと、が備えられ、前記左右一対のリンク機構のそれぞれは、前記車体に形成されたリンク支持部と前記車輪支持部材とに亘って設けられたアッパーリンクと、前記リンク支持部と前記車輪支持部材とに亘って設けられたロワーリンクと、を有する作業車であって、
    前記リンク機構に対して車体横外側に設けられたラジエータと、
    前記エンジンと前記ラジエータとに接続され、前記エンジンと前記ラジエータとの間でエンジン冷却水を循環させる冷却水循環ホースと、が備えられ、
    前記リンク支持部は、前記アッパーリンクと前記ロワーリンクとの間の空間に開口する状態で形成された凹入部を有し、
    前記冷却水循環ホースは、前記凹入部に入り込んで前記空間を車体内外方向に通る状態で備えられている作業車。
  2. 前記冷却水循環ホースのうち、冷却水を前記ラジエータから前記エンジンに供給するホース部分が前記凹入部に入り込んで前記空間を車体内外方向に通っている請求項1に記載の作業車。
  3. 前記ラジエータは、前記リンク支持部の横側方に設けられている請求項1または2に記載の作業車。
  4. 前記エンジンは、前記車輪支持部材に支持されている請求項1から3のいずれか一項に記載の作業車。
  5. 前記車体の空車状態において、前記車輪支持部材に対する前記ロワーリンクの揺動支点が前記リンク支持部に対する前記ロワーリンクの揺動支点よりも下方に位置する請求項4に記載の作業車。
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