JP7101151B2 - レール遊間測定方法 - Google Patents
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Description
<レール遊間測定システム及びレール遊間測定方法>
初めに、本発明の一実施形態である実施の形態のレール遊間測定システム及びレール遊間測定方法について説明する。本実施の形態のレール遊間測定システムは、軌道の長さ方向において互いに隣り合う第1レールと第2レールとの間の継目部分の遊間量を測定するレール遊間測定システムである。また、本実施の形態のレール遊間測定方法は、軌道の長さ方向において互いに隣り合う第1レールと第2レールとの間の継目部分の遊間量を測定するレール遊間測定方法であり、本実施の形態のレール遊間測定システムを用いたレール遊間測定方法である。
Y=0.298912R+0.586611G+0.114478B・・・(数1)
次に、本実施の形態による遊間量の算出値の精度について説明する。軌道の長さ方向に沿って互いに異なる16の測定地点において、本実施の形態のレール遊間測定方法により画像処理技術を用いて継目部分の遊間量を算出した。また、当該16の測定地点において、ゲージを用いた手検測を行って、継目部分の遊間量を実測した。当該16の測定地点において手検測により実測された遊間量の実測値(手検測値)と、当該16の測定地点において本実施の形態のレール遊間測定方法により算出された遊間量の算出値とを、表1に示す。
2、2a、2b 枕木
3、3a、3b レール
3c 継目部分
4、4a、4b レール締結装置
5 タイプレート
6 継目板
7 板ばね
10 レール遊間測定システム
11 第1画像作成部
11a 撮影部
12 第2画像作成部
13 第3画像作成部
14 第4画像作成部
15 第5画像作成部
16 遊間測定部
17 制御部
18 鉄道車両
20~28 画像
EP1~EP4 端部
IN1 情報
JG1 遊間量
NP1、NP2 画素数
RG1、RG11、RG12、RG2、RG21、RG22 領域
RG3、RG4、RG41、RG42、RG5、RG6 領域
WD1、WD2 幅
Claims (6)
- 軌道の長さ方向において互いに隣り合う第1レールと第2レールとの間の継目部分の遊間量を測定するレール遊間測定方法において、
(a)前記第1レール、前記第2レール及び前記継目部分を撮影し、前記第1レール、前記第2レール及び前記継目部分が撮影されたグレイスケールの第1画像を作成するステップ、
(b)前記第1画像に対して前記軌道の長さ方向の平滑化処理を行うことにより、前記継目部分がぼかされたグレイスケールの第2画像を作成するステップ、
(c)前記第1画像に対して第1二値化処理を行うことにより、第3画像を作成し、前記第2画像に対して第2二値化処理を行うことにより、第4画像を作成するステップ、
(d)前記第4画像に対して第1ラベリング処理を行うことにより、前記第1レール、前記第2レール及び前記継目部分を一体的に示す第1領域が抽出された第5画像を作成し、作成された前記第5画像をマスクとして用いて前記第3画像に対してマスキング処理を行うことにより、前記第1レールを示す第2領域と、前記第2領域から離れた第3領域であって前記第2レールを示す前記第3領域と、が抽出された第6画像を作成するステップ、
(e)前記第5画像と前記第6画像との差分又は排他的論理和を算出し、前記継目部分を示す第4領域が抽出された第7画像を作成するステップ、
(f)前記第7画像の前記第4領域の形状に基づいて、前記継目部分の遊間量を測定するステップ、
を有する、レール遊間測定方法。 - 請求項1に記載のレール遊間測定方法において、
前記レール遊間測定方法は、前記軌道の長さ方向において互いに隣り合い且つ継目板により接続された前記第1レールと前記第2レールとの間の前記継目部分の遊間量を測定するものであり、
前記レール遊間測定方法は、更に、
(g)前記継目板の前記軌道の長さ方向における第1長さを示す第1情報を用意するステップ、
を有し、
前記(a)ステップでは、前記第1レール、前記第2レール、前記継目部分及び前記継目板を撮影し、前記第1レール、前記第2レール、前記継目部分及び前記継目板が撮影された第8画像を作成し、
前記(f)ステップでは、前記第7画像の前記第4領域の前記軌道の長さ方向における前記第1レール側の第1端部と、前記第7画像の前記第4領域の前記軌道の長さ方向における前記第2レール側の第2端部と、の間の第1画素数を算出し、前記第8画像の前記継目板の前記軌道の長さ方向における前記第1レール側の第3端部と、前記第8画像の前記継目板の前記軌道の長さ方向における前記第2レール側の第4端部と、の間の第2画素数を算出し、前記第1画素数、前記第2画素数及び前記第1情報に基づいて、前記継目部分の遊間量を測定する、レール遊間測定方法。 - 請求項1又は2に記載のレール遊間測定方法において、
前記(c)ステップでは、前記第1画像に対して第1閾値を用いて前記第1二値化処理を行うことにより、前記第3画像を作成し、前記第2画像に対して第2閾値を用いて前記第2二値化処理を行うことにより、前記第4画像を作成し、
前記第1閾値及び前記第2閾値は、前記第5画像の前記第1領域が前記第1レール、前記第2レール及び前記継目部分を一体的に示し、且つ、前記第6画像の前記第3領域が前記第6画像の前記第2領域から離れるように、設定されている、レール遊間測定方法。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレール遊間測定方法において、
前記(a)ステップでは、前記第1レール及び前記第2レールが前記第1画像の縦方向に沿い、且つ、前記第1画像の横方向と交差するように、前記第1画像を作成し、
前記(d)ステップでは、前記第4画像の横方向の第1幅に対する前記第1領域の横方向の第2幅の第1幅比が第3閾値以下であり、且つ、前記第4画像の縦方向の第2長さに対する前記第1領域の縦方向の第3長さの第1長さ比が第4閾値以上であるときに、前記第1領域が抽出された前記第5画像を作成する、レール遊間測定方法。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載のレール遊間測定方法において、
前記(a)ステップでは、前記第1レール及び前記第2レールが前記第1画像の縦方向に沿い、且つ、前記第1画像の横方向と交差するように、前記第1画像を作成し、
前記(b)ステップでは、前記第1画像に対して、前記第1画像の縦方向に配列されたn個(nは3以上の奇数)の画素よりなるカーネルを有するn×1ガウシアンフィルタを用いて、前記軌道の長さ方向の平滑化処理を行うことにより、前記第2画像を作成する、レール遊間測定方法。 - 請求項1乃至5のいずれか一項に記載のレール遊間測定方法において、
前記(e)ステップは、
(e1)前記第5画像と前記第6画像との差分又は排他的論理和を算出することにより、第9画像を作成するステップ、
(e2)前記第9画像に対して第2ラベリング処理を行うことにより、前記継目部分を示す前記第4領域が抽出された前記第7画像を作成するステップ、
を含む、レール遊間測定方法。
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