JP7096825B2 - 放射性同位体を生成するためのガスターゲットシステム - Google Patents

放射性同位体を生成するためのガスターゲットシステム Download PDF

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Description

本出願は、荷電粒子ビーム、詳細には、高エネルギビーム、すなわち少なくとも1MeVのビームにより、加圧下のガス状ターゲット流体を照射することによって、放射性同位体を生成するためのターゲットホルダシステムに関する。
例えば核医学において、陽電子放出型断層撮影は、陽電子を放出する放射性同位体またはこれらの同じ放射性同位体により標識された分子を必要とする撮像技術である。
放射性同位体を生成するためには、粒子加速器の出口にターゲットホルダシステムが設置される。
ターゲットホルダシステムは、例えば照射すべき1つ以上のターゲットを含む。各ターゲットは、照射された場合に対応する放射性同位体を生成することできる放射性同位体前駆体を含む。ターゲットホルダシステムはこうして、加速器によって発出された粒子ビームの軸に沿ってターゲットと共に粒子加速器の出口に組付けられる。こうして、粒子加速器によって生成された粒子ビームは、ターゲットホルダシステムのターゲットを照射して放射性同位体を生成することができる。
しかしながら、技術的現状のターゲットホルダシステムにはさまざまな欠点がある。
本出願の主題は、改良型ガスターゲットホルダシステムを提供すること、さらには他の利点を導くことにある。
この目的のため、第1の態様によると、ガスターゲットホルダシステムにおいて、
- 粒子加速器によって発出された粒子ビームで照射すべきターゲットガスを格納するように構成されたキャビティであって、円錐台形状の少なくとも1つの部分、円錐台形状の少なくとも1つの部分の幅広の基部を閉鎖する背部および円錐台形状の部分との関係において背部の反対側にあり粒子ビームの少なくとも一部がこのキャビティ内に進入するための進入口を形成する開口部を含むキャビティ、
を含む本体と;
- 入口および出口を含み、キャビティの少なくとも一部を包囲する少なくとも1本のダクトを含む冷却回路であって、キャビティ内に格納されているガスと粒子ビームとの相互作用によって加熱された部分、すなわち例えばキャビティの表面および以下で言及されるウィンドウに対して可能な限り近いところにダクトが位置付けされている、冷却回路と;
- 粒子加速器により発出された粒子ビーム(F)の陽子のキャビティ内への導入を可能にするため陽子透過性を有する、キャビティを閉鎖するようにキャビティの進入口に面して位置付けされているウィンドウであって、粒子加速器により発出される粒子ビームの少なくとも一部に対する透過性を有する薄いシート、およびキャビティの内側とターゲットホルダシステムの外側の間の圧力差に耐えるように構成された支持格子を含み、薄いシートが支持格子とキャビティの間に位置付けされている、ウィンドウと;
- ウィンドウを保持し、本体上に気密に固定されており、粒子加速器からの出口に機械式締結用インターフェースを含む支持フランジであって;さらに、粒子加速器のビームライン内に形成された真空とキャビティ内に格納された加圧下のターゲットガスとの間に封止を提供することに加えて、キャビティを気密に閉鎖しかつターゲットホルダシステムの外部の空気と冷却回路内を流れる冷却液との間の封止を少なくとも提供するように構成されている支持フランジと;
を含むガスターゲットホルダシステムが提供される。
ターゲットガスを収容するこのようなキャビティを含みこのような冷却回路のおかげで充分に冷却されている、ガス状放射性同位体を生成するためのこのようなターゲットホルダシステムは、こうして、前記ターゲットガスと入射陽子との間で必要とされる核反応をよりコンパクトな容積内で可能にする。
詳細には、冷却回路は例えば、キャビティおよびウィンドウの少なくとも薄いシートの両方を冷却するために特有のものである。
放射性同位体生成のためのこのようなガスターゲットホルダシステムはさらに、特に、冷却回路が改善されたことにより、放射性同位体をより高い安定性で生成し、かつ通常より高い圧力でそれを使用することを可能にする。
ターゲットガスと衝突したときの陽子ビームの発散の現象を考慮に入れる「逆円錐」形状を有しながら、キャビティの長さ、すなわちキャビティの進入口と背部との間の距離を短縮させることができる。
それでもなお、この長さの短縮は、圧力差に左右される。一例示的実施形態では、例えば、圧力を倍増することでこの長さを半減させる、すなわち、この長さを約180mmから約90mmに変えることが可能である。
こうして、このシステムのコンパクト性は先行技術のシステムに比べて改善され、これにより、核反応ゾーンに可能なかぎり近いところに機器を位置付けすることそして必要な場合には、同じ外形寸法でこの機器を構成する材料の厚みを増大させることが可能になることから放射線防護機器の効率を増大させることが可能になる。
一実施例において、ターゲットホルダシステムは、粒子加速器により発出された荷電粒子ビームでターゲットガスを照射することにより11C放射性同位体を生成するためのターゲットホルダシステムである。
好ましくは、キャビティは、約15バール(1.5MPa-メガパスカル)~約50バール(5MPa)の間、さらには約20バール(2MPa)~約50バールの間、さらには約40バール(4MPa)~約50バールの間に含まれる圧力下のターゲットガスを含むように構成される。
少なくとも40バールのターゲットガス圧力は、例えば、粒子ビームを停止させるのに必要とされるキャビティの深さを実質的に削減することを可能にする。
一実施例において、キャビティは、少なくとも1つの11C(炭素11)放射性同位体前駆体を含むターゲットガスを含む。
好ましくは、少なくとも1つの11C放射性同位体前駆体は窒素ガス(14N)を含む。
特に適切な例によると、ウィンドウは、荷電粒子がキャビティ内に進入することを可能にするキャビティへの進入口に位置付けされた薄いシートと、穿孔されかつ薄いシートのための構造的支持体として役立ち、システムの使用中ウィンドウの相対する側に創出される圧力差すなわち粒子加速器の真空とキャビティを満たすガスの圧力との間の圧力差に耐えるように構成された支持格子、とで構成されたろう付けされたアセンブリを含んでいる。
支持格子は例えば等間隔の孔および/または六角形状、例えばハニカム形態の開口部を含む。
支持格子は、例えば約70%~約90%の間、好ましくは約72%~約85%の間に含まれる開放/充填面積比を有する。
支持格子は、例えばタングステンまたは窒化アルミニウム製である。
支持格子は例えば、約1mm(ミリメートル)~約3mmに含まれる厚みを有する。
薄いシートは、例えば選択された材料に応じて小さい厚みを有する、すなわち100μm以下、さらには80μm以下、さらには30μm以下、さらには20μm以下の厚みを有する。
薄いシートは好ましくはタングステン製である。このときこの薄いシートは例えば、約20μm~約30μmの間に含まれる厚みを有する。
別の例によると、薄いシートは、CVD合成ダイヤモンド(CVDは「Chemical Vapor Deposition(化学蒸着)の略)、すなわち化学蒸着法によって得られる合成ダイヤモンド製である。このとき、これは、例えば約70μm~約80μmの間に含まれる厚みを有する。
例えば、冷却回路ダクトは、本体壁中に形成されている。
好ましい実施形態において、冷却回路ダクトは、キャビティの少なくとも一部を包囲する少なくとも1つの螺旋部分を含む。
さらに、例えば螺旋部分はダクト入口から延在し、キャビティの背部に至るまでキャビティの少なくとも一部を包囲し、その後さらに、背部からダクト出口に至るまでキャビティの少なくとも一部を包囲する。
1つの例示的実施形態において、本体は、ウィンドウの薄いシートの少なくとも一部のための担持用表面を形成する前方表面を含む。
特定の実施例において、ダクトの入口および出口は両方共、本体の前方表面に通じている。
有利な例示的実施形態では、本体は、本体の前方表面内に彫込まれ、キャビティの進入口を少なくとも部分的に包囲する溝を含み、この溝は、冷却回路の一部を成す。
こうして冷却回路は、キャビティ内に格納されたガスターゲットの照射中、キャビティ内に格納されたガスターゲットの加熱だけでなくウィンドウの加熱も制限することを可能にする。
例えば、ダクトの入口および出口は、溝内に通じている。
冷却回路は例えば、非極低温冷却回路である。それは例えば、回路内を流れる冷却液、例えば冷却水を格納している。
例えば、冷却回路は、例えばキャビティの開口部の近くに、冷却流体流入口を含む。
1つの例示的実施形態において、冷却流体流入口は、ダクトと連通するパイプを含む。
例えば、冷却流体流入口は、照射すべきガスを格納するように構成されたキャビティを包囲するダクトの螺旋部分およびウィンドウの周囲に面して位置設定された溝の両方の中で冷却流体を循環させるように構成されている。
別の例において、冷却回路は同様に冷却流体の流出口も含んでいる。
冷却流体流出口は例えば、冷却流体流入口のそばに位置付けされる。
好ましい例示的実施形態において、冷却流体用の流入口および/または流出口は、溝とダクトの螺旋部分の間のダクトを連通している。
好ましくは、本体の前方表面は、キャビティの円錐台形部分の中央正中軸および/または粒子加速器によって発出される粒子ビームの伝搬軸に対し直角を成している。
支持フランジは、ウィンドウの保持ならびに例えば「O」リングなどのシールの圧縮による冷却液、周囲空気、二次真空(粒子加速器の)およびターゲットガス(キャビティの)の間のインターフェースの封止を可能にする機械的連結インターフェースを形成する。
シールは例えば、支持フランジの表面と、対応する本体の表面との間に位置付けされている。
特定の例では、支持フランジの粒子加速器からの出口にある機械式締結用インターフェースは、ビームラインの真空の封止を維持するように構成されている。
粒子加速器の出口における機械式締結用インターフェースは例えばリングおよびシール、例えば「O」リングシールを含む。リングおよびシールは、例えば、支持フランジ内に保持される。
特に有利な例においては、ウィンドウは本体と支持フランジの間に挿入され、例えば支持フランジは、螺合により本体上に固定される。これにより、支持フランジの少なくとも一部の例えば締付けネジ、例えば4本のネジを用いた螺脱および/または螺合だけによって、ウィンドウを交換のために容易に分解および/または再組立てすることができる。
例えば、本体の前方表面は、シール、例えば「O」リングシールを含み、かつ/または支持フランジは、場合によって本体の前方表面のシールに面して位置設定された「O」リングシールを含む。
必要な場合には、少なくとも薄いシートは、本体シールと支持フランジシールの間に嵌入され圧縮される。
これにより、例えば、システムが粒子加速器上に組付けられた場合に、粒子加速器側の真空、ターゲットガス、および冷却回路の間の封止を促進することが可能になる。
一例示的実施形態において、本体は、キャビティの背部を通ってキャビティ内部で連通する通路を含み、この通路は、ガスをキャビティに充填し前記ガスを抜いてキャビティを空にするように構成されている。
別の例示的実施形態において、キャビティの背部は、凹状表面を含む。表面は例えば丸味が付いて凹状である。
特に適切な例示的実施形態において、本体は、AS7G6アルミニウム合金で形成される。
別の極めて適切な例示的実施形態においては、本体は、例えば積層造形プロセス、例えば選択的レーザ溶融法(SLMプロセス)によって形成される。
したがって、本体の内側表面(すなわちキャビティの壁)および/またはウィンドウに最も近いところに冷却流体環境ダクトの少なくとも一部などの冷却回路を本体壁内に組込み、かつ/または例えば円形形状の横断面と矩形形状の横断面の間でパイプの形状を変動させて、熱交換を最適化することが極めて容易である。
例えば、ターゲットホルダシステムは、場合によって、約50×63×120mmの最大外形寸法の内部に含められる。
一例示的実施形態に係る本発明は、添付図面を参考にして、いかなる点においても限定的でない実例を用いて提供されている以下の詳細な説明を読むことにより、充分理解され、その利点がより明確になるものである。
本発明の一例示的実施形態に係るターゲットホルダシステムの斜視図を示す。 垂直平面(図示せず)における図1のシステムの断面図である。 図1および図2のシステムの展開図である。 図1~3のシステムの一実装例についてのデジタルシミュレーションによって得られた摂氏(℃)で表わした温度場(ターゲットホルダの加熱)の一例を示す。
上述の図中に表わされた同一の部品は、同一の参照番号によって識別されている。
図1~4は、本発明の一例示的実施形態に係るガスターゲットホルダシステム100を例示する。
図1および図2を参照すると、ガスターゲットホルダシステム100は、ここでは以下のものを含んでいる:
- 粒子加速器(図示せず)によって発出された粒子ビームFで照射すべきターゲットガスを格納するように構成されたキャビティ120であって、円錐台形状の少なくとも1つの部分121、円錐台形状の少なくとも1つの部分121の幅広の基部を閉鎖する背部122および円錐台形状の部分121との関係において背部122の反対側にあり粒子ビームFの少なくとも一部がこのキャビティ120内に進入するための進入口を形成する開口部112を含むキャビティ120
を含む本体110;
- 入口141および出口142を含み、キャビティ120の少なくとも一部を包囲する少なくとも1本のダクト140を含む冷却回路130;
- 粒子加速器により発出された粒子ビームFの陽子のキャビティ内への導入を可能にするため陽子透過性を有する、キャビティを閉鎖するようにキャビティ120の開口部112に面して位置付けされているウィンドウ150であって、粒子加速器により発出される粒子ビームFの少なくとも一部に対する透過性を有する薄いシート151、およびキャビティ120の内側とターゲットホルダシステム100の外側の間の圧力差に耐えるように構成された支持格子152を含み、薄いシート151が支持格子152とキャビティ120の間に位置付けされている、ウィンドウ150;および
- ウィンドウ150を保持し、本体110上に気密に固定されており、粒子加速器170からの出口に機械式締結用インターフェースを含む支持フランジ160であって;さらに、粒子加速器のビームライン内に形成された真空とキャビティ120内に格納された加圧下のターゲットガスとの間に封止を提供することに加えて、(例えば以下で説明される特定のフランジ180を用いて)キャビティ120を気密に閉鎖しかつターゲットホルダシステムの外部の空気と冷却回路130内を流れる冷却液との間の封止を少なくとも提供するように構成されている支持フランジ160。
このようなガスターゲットホルダシステムは、図面から推測できるように、非常にコンパクトである。
これは、詳細には、放射性同位体、例えば11Cを生成するために構成されている。
本体は、例えばワンピース部材である。
例えば、これは、AS7G6アルミニウム合金から、詳細には積層造形プロセス、例えば含まれているキャビティ120ならびに有利には以下で説明する通り本体の壁の内部に形成される冷却回路を同時に製造できるようにする選択的レーザ溶融(SLMプロセス)によって製造される。
実際、ここで本体110は壁111を含む。
壁111は、キャビティ120を画定し、さらにここではその厚み内に冷却回路の少なくとも一部を含む。
ここでは、図面の左にある前方部分において、本体110は、前方表面181を含むフランジ180を含んでいる。
この例示的実施形態において、フランジ180は特に、前方表面181およびここでは前方表面181に直角に突出部の周囲を画定する周囲表面を含む隆起突出部を含む。
ここでは、フランジ180は、図3により良く例示されているように、実質的に四辺形さらには正方形である横断面を有する。
フランジ180はここでは4つの穴185を含む。各穴185はここでは、本体110を支持フランジ160に組付けることを可能にするボルトとナット186を収容する。
前方表面181から、本体は、開口部112を含み、この開口部からキャビティ120が延在する。
本体110は、開口部112の少なくとも一部の周りに前方表面181内に彫込まれた溝182を含み、この溝は、ここでは冷却回路の一部を構成する。しかしながら溝182は、好ましくは環形状をしており、開口部112を包囲する。
したがって、溝182は、ウィンドウ150の冷却を可能にし、ここで、このウィンドウの薄いシート151の少なくとも一部は後述するように前方表面181上に並置され担持されている。
この例示的実施形態において、ダクト140の入口141および出口142は溝182内に出現し、このため、これらは図2において合同で呼称されている。
さらにここでは、本体は、溝182と開口部112の間に、前方表面181内に彫込まれシール184を収容する窪み部183を含む。シール184はここでは、ウィンドウ150の薄いシート151の支承として役立ち、流体密封連結を形成するのに貢献する。
最後に、フランジ180はさらにここでは、それぞれ冷却回路130内に冷却流体を導き抽出するための冷却流体用の流入口187および流出口188を含む。
図示された例において、流入口187および流出口188は当然のことながら任意に表現されており、当然場所を相互に入れ換えることができる。
これらは例えば、対応するホースを伴う連結部を含む。
流入口187および/または流出口188は、例えば、図面には見られないダクトと連通するパイプを含む。
詳細には、ここで流入口187および流出口188は、ここでは溝182内に出現する入口141および出口142の後ろで(ここで「後ろ」とは、キャビティ内への粒子ビームFの導入との関係における後部を意味する)、ダクト140と連通する。
別の例示的実施形態によると、入口141および流入口187は組み合わせてもよく、かつ/または、出口142および流出口188は組み合わせてもよい。
フランジ180から出発して、本体110は次に、キャビティ120の大部分を含む主要部品190を含む。主要部品190は例えば、円筒形であるかまたはここでは特に少なくともキャビティ120の円錐台形部分121を含む円錐台形部品である。
したがって、キャビティ120の開口部112、つまり進入口も同様に形成する本体の開口部112からキャビティ120が広がるように、本体110の主要円錐台形部品190はフランジ180から広がっている。
したがって、円形形状の開口部112は、キャビティの円錐台形部分121のいずれの円形断面の直径よりも小さい直径を有する。
こうして、粒子ビームFは、開口部112を通してキャビティ120内に導入されて、使用中キャビティが格納しているガスを照射することができる。
最後に、本体は、キャビティ120の背部122を含む背部191によって閉鎖される。
キャビティの背部122は例えばドームの形をした丸味のある凹状表面である。
したがって、開口部112から出発して、キャビティは涙滴の形状を有する。これは、開口部112から背部122まで拡幅する断面を含む(背部で断面は、その丸味のある形状を理由として狭くなる)。
本体110の背部191はさらに、本体の壁を貫通しキャビティ120内へと開放する特定の通路を含む。ガスターゲットホルダシステム100は、この特定の通路内に挿入されキャビティ120をターゲットガスで充填するかまたは空にすることができるようにする連結先端部192、例えば従来の1/16’’のコネクタを含む。
前述のように、キャビティ120は、本体110の内部に形成され、壁111で包囲されている。
本体110の壁111の内部、主としてキャビティ120を包囲する壁111の部分において、本体110はここでは、冷却回路130のダクト140を含んでいる。
ここでダクト140は、本体のフランジ180から出発して、本体の後部に向かって延在して本体の背部191に到達し、本体の前部で、同じくフランジ180まで戻る螺旋状の部分を有する。ダクト140は、螺旋部分の間を進み続けて、ここでは本体110のフランジ180の溝182内に通じる入口141および出口142に到達する。
ダクト140は、ここでは、本体の前方表面181におけるダクト140の入口141と出口142の間でダクトと、そしてダクト140の螺旋部分と連通する、冷却流体の流入口187および流出口188を介して供給を受ける。
したがってダクト140は、キャビティ120を包囲し、特にキャビティの表面(すなわち本体の内側表面)およびウィンドウを含めた、キャビティ120内に格納されたガスと粒子ビームFの相互作用によって加熱された部分の可能なかぎり近くに位置付けされる。
先に言及した通り、ガスターゲットホルダシステム100は同様に、薄いシート151および支持格子152を含むウィンドウ150も含んでいる。
ウィンドウは、キャビティに向かう陽子の通過を可能にすると同時に、以下で説明する支持フランジ160を用いてこのキャビティを閉鎖する。
ウィンドウ150の位置付けを容易にするために、前方表面181は場合によって、内部にウィンドウ150を配置することのできる中空のインデンテーションを含む。
好ましくは、ウィンドウは、以下で説明する支持フランジ160を用いて本体110の上に保持され、本体の前方表面181上でのウィンドウによる担持を促進し、シールおよびインターフェースを用いて空気/二次真空/冷却流体/ターゲットガスの封止を保証できるようにする。
支持格子152は、二次真空下にあるビームFの入射部分(支持格子側)とシステム120が使用されている場合、例えば20~50バールの間に含まれるガス圧下にあるキャビティ(薄いシート側)の間の圧力差に耐えるように、薄いシート151を支持できるようにしている。
薄いシート151は、支持格子152と本体110の前方表面181の間に位置付けされている。ここで薄いシート151は前方表面181の少なくとも一部、詳細には、少なくともキャビティ120の開口部112を少なくとも部分的包囲している溝182を覆っており、こうしてキャビティ120を冷却するものと同じ冷却回路130によって冷却され得るようになっている。
したがって、ここでは、薄いシートは開口部112および溝182の両方を覆い、開口部112と溝182の間に位置設定されたシール184上に担持されている。
支持格子152は例えばタングステンまたは窒化アルミニウム製であり、例えば、約1mm~約3mmの間に含まれる厚みを有する。
例えば、支持格子152は、円形または六角形の孔を有する。
薄いシート151の厚みは小さい、すなわち100μm以下である。
例えば、タングステンの薄いシートについては、例えばその厚みは約20μm~約30μmの間に含まれ、一方CDV合成ダイヤモンドの薄いシートについては、例えばその厚みは約70μm~約80μmの間に含まれる。
最後に、ガスターゲットホルダシステム100は支持フランジ160を含む。
支持フランジ160は例えば、ここでは実質的に四辺形、特に正方形である横断面を有する中実部材である。
この支持フランジはここでは、本体のフランジ180に対する支持フランジ160の挟持締結に寄与するボルトとナット186を収容するためフランジ180の穴185と反対側の穴161を含む。
支持フランジ160は、支持フランジ160の後方表面内に彫込まれシール163を収容する窪み部162を含む。
この例示的実施形態において、支持フランジ160のシール163は、こうして、本体110のシール184と対面している。したがって、ウィンドウ150は、支持フランジ160のシール163と本体110のシール184の間に嵌入された状態で挟持されている。
冷却回路の封止をさらに確保するため、支持フランジ160は同様に、シール165を収容する窪み部164も含んでいる。
窪み部164はここでは、支持フランジ160内に彫込まれて形成された支持フランジ160の背部表面に対しここでは直角に、周囲壁内に彫込まれている。したがって、シール165は、支持フランジ160の背部表面を包囲する。
こうして、支持フランジ160の周囲壁は、本体110のフランジ180の隆起突出部の周囲表面と連動する。
シール165は、ここでは、支持フランジ160の背部表面の周囲壁と、本体110のフランジ180の隆起突出部の周囲表面の壁との間に位置付けされる。
したがって、シール165は本体110のフランジ180の隆起突出部を包囲しその周りにしっかり嵌合すると考えることも同様に可能である。
したがって、支持フランジ160のシール163および165は、本体のフランジ180の溝182の相対する側に配置される。
したがって、支持フランジ160は、システム100が使用されているとき粒子加速器のビームライン内に形成された真空とキャビティ120内に格納された加圧下のターゲットガスとの間に封止を提供することに加えて、例えば本体110のフランジ180と協働して、キャビティ120を気密に閉鎖しかつターゲットホルダシステムの外部の空気と冷却回路130内を流れる冷却液との間の封止を少なくとも提供するように構成されている。
最後に、支持フランジ160は、粒子加速器170の出口に機械式締結用インターフェースを含む。
この例示的実施形態において、粒子加速器170からの出口の機械式締結用インターフェースは、ここで、少なくとも1つのリングおよび「O」リングシール172を含む。
詳細には、リング171および「O」リングシール172はここでは、支持フランジ160内に埋込まれている。
この目的で、支持フランジ160はその前面に、中央突出部167を画定する溝166を含む。
リング171は溝166の中に嵌り込み、「O」リングシール172は、中央突出部167の周りでしっかり嵌合する。
最後に、支持フランジ160は、例えばターゲットを識別するように構成された電子部品である電子ターゲット識別コーディングユニット168を含む。
電子ターゲット識別コーディングユニット168は、ここでは、支持フランジ160の前面のコーナーに専用に具備された収容部の中に挿入され、例えばネジなどの取外し可能な締結具によりそれに締結される。
図4から、使用中、上述のガスターゲットホルダシステム100が、ウィンドウ150の場所において515℃未満、例えば特に478~512℃の規模の最大加熱を有し、一方システム100の外側表面、シェルは約85℃未満、詳細には約51℃~約84℃の間に含まれる温度にとどまっているということを観察することができる。キャビティ120の表面に関しては、この表面は、冷却システムにより、約249℃未満、さらには約200℃未満の温度に保たれる。

Claims (16)

  1. ガスターゲットホルダシステム(100)において、
    - 粒子加速器によって発出された粒子ビーム(F)で照射すべきターゲットガスを格納するように構成されたキャビティ(120)であって、円錐台形状の少なくとも1つの部分(121)、前記円錐台形状の少なくとも1つの部分(121)の幅広の基部を閉鎖する背部(122)および前記円錐台形状の部分との関係において前記背部の反対側にあり前記粒子ビームの少なくとも一部がこのキャビティ内に進入するための進入口を形成する開口部(112)を含む、キャビティ(120)、
    を含む本体(110)と;
    - ダクト入口(141)およびダクト出口(142)を含み、前記キャビティ(120)の少なくとも一部を包囲する少なくとも1本の冷却回路ダクト(140)を含む冷却回路(130)と;
    - 前記粒子加速器により発出された前記粒子ビーム(F)の陽子の前記キャビティ内への導入を可能にするため陽子透過性を有する、前記キャビティを閉鎖するように前記キャビティの前記進入口に面して位置付けされているウィンドウ(150)であって、前記粒子加速器により発出される粒子ビームの少なくとも一部に対する透過性を有する薄いシート(151)、および前記キャビティの内側と前記ターゲットホルダシステムの外側の間の圧力差に耐えるように構成された支持格子(152)を含み、前記薄いシート(151)が前記支持格子(152)と前記キャビティ(120)の間に位置付けされている、ウィンドウ(150)と;
    - 前記ウィンドウ(150)を保持し、前記本体(110)上に気密に固定されており、粒子加速器(170)からの出口に機械式締結用インターフェースを含む支持フランジ(160)であって;さらに、前記粒子加速器のビームライン内に形成された真空と前記キャビティ(120)内に格納された加圧下のターゲットガスとの間に封止を提供することに加えて、前記キャビティ(120)を気密に閉鎖しかつ前記ターゲットホルダシステムの外部の空気と前記冷却回路(130)内を流れる冷却液との間の封止を少なくとも提供するように構成されている支持フランジ(160)と;
    を含み、
    前記冷却回路ダクト(140)が、前記キャビティ(120)の少なくとも一部を包囲する少なくとも1つの螺旋部分を含むこと、および、
    前記螺旋部分が前記ダクト入口(141)から延在し、前記キャビティの前記背部(122)に至るまで前記キャビティ(120)の少なくとも一部を包囲し、その後さらに、前記背部(122)から前記ダクト出口(142)に至るまで前記キャビティ(120)の少なくとも一部を包囲すること、を特徴とする、ガスターゲットホルダシステム(100)。
  2. 前記冷却回路ダクト(140)が本体壁(111)内に形成されていること、を特徴とする請求項1に記載のシステム(100)。
  3. 前記支持格子(152)が、例えば約70%~約90%の間に含まれる開放/充填面積比を有すること、を特徴とする請求項1または2に記載のシステム(100)。
  4. 前記支持格子(152)が、例えばタングステンまたは窒化アルミニウム製であること、を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  5. 前記支持格子(152)が、例えば約1mm~約3mmに含まれる厚みを有すること、を特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  6. 前記薄いシート(151)が、100μm以下、さらには80μm以下、さらには30μm以下、さらには20μm以下の厚みを有すること、を特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  7. 前記薄いシート(151)が、タングステンまたは合成ダイヤモンド製であること、を特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  8. ガスターゲットホルダシステム(100)において、
    - 粒子加速器によって発出された粒子ビーム(F)で照射すべきターゲットガスを格納するように構成されたキャビティ(120)であって、円錐台形状の少なくとも1つの部分(121)、前記円錐台形状の少なくとも1つの部分(121)の幅広の基部を閉鎖する背部(122)および前記円錐台形状の部分との関係において前記背部の反対側にあり前記粒子ビームの少なくとも一部がこのキャビティ内に進入するための進入口を形成する開口部(112)を含む、キャビティ(120)、
    を含む本体(110)と;
    - ダクト入口(141)およびダクト出口(142)を含み、前記キャビティ(120)の少なくとも一部を包囲する少なくとも1本の冷却回路ダクト(140)を含む冷却回路(130)と;
    - 前記粒子加速器により発出された前記粒子ビーム(F)の陽子の前記キャビティ内への導入を可能にするため陽子透過性を有する、前記キャビティを閉鎖するように前記キャビティの前記進入口に面して位置付けされているウィンドウ(150)であって、前記粒子加速器により発出される粒子ビームの少なくとも一部に対する透過性を有する薄いシート(151)、および前記キャビティの内側と前記ターゲットホルダシステムの外側の間の圧力差に耐えるように構成された支持格子(152)を含み、前記薄いシート(151)が前記支持格子(152)と前記キャビティ(120)の間に位置付けされている、ウィンドウ(150)と;
    - 前記ウィンドウ(150)を保持し、前記本体(110)上に気密に固定されており、粒子加速器(170)からの出口に機械式締結用インターフェースを含む支持フランジ(160)であって;さらに、前記粒子加速器のビームライン内に形成された真空と前記キャビティ(120)内に格納された加圧下のターゲットガスとの間に封止を提供することに加えて、前記キャビティ(120)を気密に閉鎖しかつ前記ターゲットホルダシステムの外部の空気と前記冷却回路(130)内を流れる冷却液との間の封止を少なくとも提供するように構成されている支持フランジ(160)と;
    を含み、
    前記本体(110)が、前記ウィンドウ(150)の前記薄いシート(151)の少なくとも一部のための担持用表面を形成する前方表面(181)を含むこと、および、
    前記本体(110)が、前記前方表面(181)内に彫込まれ前記キャビティの前記進入口を少なくとも部分的に包囲する溝(182)を含み;前記溝(182)が前記冷却回路(130)の一部を成していること、を特徴とする、ガスターゲットホルダシステム(100)。
  9. 前記冷却回路ダクト(140)の前記ダクト入口(141)および前記ダクト出口(142)が両方共、前記溝(182)内に出現すること、を特徴とする請求項8に記載のシステム(100)。
  10. 前記ウィンドウ(150)が、前記本体(110)と前記支持フランジ(160)の間に挿入されていること、を特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  11. 前記キャビティの前記背部(122)が凹状表面を含むこと、を特徴とする請求項1ないし10のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  12. 前記本体が、AS7G6アルミニウム合金でかつ/または積層造形プロセスによって形成されていること、を特徴とする請求項1ないし11のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  13. 前記冷却回路ダクト(140)の前記ダクト入口(141)および前記ダクト出口(142)の両方が、前記本体(110)の前記前方表面(181)に通じていること、を特徴とする請求項8に記載のシステム(100)。
  14. 前記冷却回路(130)は冷却流体入口(187)を含み、前記冷却流体入口(187)は、照射すべきガスを格納するように構成された前記キャビティ(120)を包囲する前記冷却回路ダクト(140)の螺旋部分および前記ウィンドウ(150)の周囲に面して位置設定された前記溝(182)の両方の中で冷却流体を循環させるように構成されていること、を特徴とする請求項8または9に記載のシステム(100)。
  15. 前記冷却回路(130)は、前記キャビティ(120)および前記ウィンドウ(150)の少なくとも薄いシートの両方を冷却するために特有のものであること、を特徴とする請求項1ないし14のいずれか1項に記載のシステム(100)。
  16. 前記支持フランジ(160)は、前記ウィンドウ(150)の保持、ならびに、冷却液、周囲空気、粒子加速器の二次真空、および前記キャビティ(120)のターゲットガスの間のインターフェースの封止を可能にする機械的連結インターフェースを形成すること、を特徴とする請求項1ないし15のいずれか1項に記載のシステム(100)。
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