JP7095425B2 - 固体酸化物形燃料電池のセルユニット、および固体酸化物形燃料電池 - Google Patents

固体酸化物形燃料電池のセルユニット、および固体酸化物形燃料電池 Download PDF

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Description

本発明は、固体酸化物形燃料電池のセルユニット、および固体酸化物形燃料電池に関する。
固体高分子形燃料電池において、燃料電池スタックの熱膨張に伴う変位に追従して変形可能な弾性体シールを用いて、燃料電池スタックの熱膨張に伴う変位を吸収する技術が知られている。燃料電池スタックの変位を吸収することによって、膜電極接合体の電解質が膜電極接合体の積層方向に膨潤した場合であっても、セルが破損したり、外部にガスが漏洩したりすることを防止する(特許文献1を参照)。
特開2010-123377号公報
燃料電池は、使用する電解質の違いによって種々分類され、固体高分子形燃料電池のほか、電解質が固体のセラミックスである固体酸化物形燃料電池も知られている。固体酸化物形燃料電池は、固体高分子形燃料電池に比べると運転温度が非常に高く、高い発電効率を実現できるという利点がある。
固体酸化物形燃料電池の発電時において、セルの構成部品は、高温に曝され、熱膨張による変位が生じる。セルにおける面圧バラツキが発生するため、熱膨張によるセルの変位を吸収する機構が必要となる。
固体酸化物形燃料電池は運転温度が非常に高いことから、セルは、当該セルを積層する積層方向に熱膨張するだけでなく、積層方向に対して交差する方向(セルの面方向)にも熱膨張する。
特許文献1に記載された変位を吸収する弾性体シールは耐熱温度が比較的低いため、運転温度が非常に高い固体酸化物形燃料電池に適用することはできない。さらに、セルの積層方向および積層方向に対して交差する方向の2方向へのセルの熱膨張による変位を吸収することができない。
本発明の目的は、セルの積層方向および積層方向に対して交差する方向の2方向へのセルの熱膨張による変位を吸収することができる固体酸化物形燃料電池のセルユニット、および固体酸化物形燃料電池を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の固体酸化物形燃料電池のセルユニットは、固体酸化物形燃料電池用のセルと、前記セルが配置される開口部を有するセルフレームと、変位吸収部材と、を有する。変位吸収部材は、前記セルと前記セルフレームとの間に配置されて前記セルと前記セルフレームとを連結する。変位吸収部材は、前記セルを積層する積層方向および前記積層方向に対して交差する方向の2方向に前記セルを変位させる。前記変位吸収部材は、板材から形成され、前記セルフレームの側に連結する第1の平面部と、前記セルの側に連結する第2の平面部と、前記第1の平面部と前記第2の平面部との間に形成され弾性変形するバネ部と、を有する。前記変位吸収部材を形成する前記板材は矩形形状を有し、前記バネ部は前記板材の四隅以外の部位に形成される。
上記目的を達成するための本発明の固体酸化物形燃料電池は、上記の固体酸化物形燃料電池のセルユニットを積層した燃料電池スタックを有する。
本発明の固体酸化物形燃料電池のセルユニット、および固体酸化物形燃料電池によれば、セルの積層方向および積層方向に対して交差する方向の2方向へのセルの熱膨張による変位を吸収することができる。
固体酸化物形燃料電池の燃料電池スタックを示す分解斜視図である。 図1に示すセルユニットの分解斜視図である。 図2に示すメタルサポートセルアッセンブリーの分解斜視図である。 メタルサポートセルの部分断面図である。 図3に示されるメタルサポートセル、セルフレームおよび変位吸収部材を拡大して示す斜視図である。 図5Aに示される変位吸収部材を形成する板材の隅部を拡大して示す斜視図である。 変位吸収部材を形成する板材の四隅にバネ部が形成された対比例に係る変位吸収部材を示す斜視図である。 図1の6-6線に沿うセルユニットの断面図である。 変位吸収部材におけるバネ部の高さを説明する断面図である。 変位吸収部材におけるバネ部の高さが所定の寸法以上である対比例において生じ得る不具合を説明する断面図である。 変位吸収部材における第2の平面部を、第2の平面部の側からの溶接によってメタルサポートセルに接合した接合部を示す断面図である。 変位吸収部材における第2の平面部を、メタルサポートセルの側からの溶接によってメタルサポートセルに接合した対比例に係る接合部を示す断面図である。 変位吸収部材の形状を改変した他の実施形態に係るセルユニットを示す断面図である。 変位吸収部材を備えていない対比例に係るセルユニットを示す断面図である。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明は特許請求の範囲に記載される技術的範囲や用語の意義を限定するものではない。また、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(燃料電池スタック40S)
固体酸化物形燃料電池40の燃料電池スタック40Sについて説明する。
図1は、固体酸化物形燃料電池40の燃料電池スタック40Sを示す分解斜視図である。図2は、図1に示すセルユニット100の分解斜視図である。図3は、図2に示すメタルサポートセルアッセンブリー110の分解斜視図である。図4は、メタルサポートセル110Mの部分断面図である。図5Aは、図3に示されるメタルサポートセル110M、セルフレーム113および変位吸収部材170を拡大して示す斜視図である。図5Bは、図5Aに示される変位吸収部材170を形成する板材171の隅部を拡大して示す斜視図である。図5Cは、変位吸収部材170を形成する板材171の四隅にバネ部175が形成された対比例に係る変位吸収部材170を示す斜視図である。図6は、図1の6-6線に沿うセルユニット100の断面図である。なお、説明の便宜のため、XYZ直交座標系を図中に示す。X軸およびY軸は水平方向を示し、Z軸は上下方向に平行な軸を示している。
図示する燃料電池スタック40Sは、電解質として安定化ジルコニアなどの酸化物イオン導電体を用いた固体酸化物形燃料電池40(SOFC:Solid Oxide Fuel Cell)用の燃料電池スタック40Sである。
図1に示すように、固体酸化物形燃料電池40は、複数のセルユニット100を上下方向に積層して構成された燃料電池スタック40Sと、燃料電池スタック40Sの上方に積層される上部集電板106と、燃料電池スタック40Sの下方に積層される下部集電板107とを有している。上部集電板106、燃料電池スタック40Sおよび下部集電板107は、上部エンドプレート109と下部エンドプレート108とによって挟み込まれている。上部エンドプレート109および下部エンドプレート108のそれぞれは、カバー105にボルトによって締結されている。以下、図中にZ軸で示す燃料電池スタック40Sの上下方向を「積層方向」とも称する。以下、燃料電池スタック40Sの主要な構成要素について説明する。
[セルユニット100]
図2に示すように、セルユニット100は、メタルサポートセルアッセンブリー110と、電解質電極接合体111との間にガスが流通するための流路部121(図6および図7Aを参照)を区画形成するセパレータ120と、集電補助層140と、を順に積層して構成される。なお、メタルサポートセルアッセンブリー110と集電補助層140との間に両者を導通接触させる接点材を配置してもよいし、集電補助層140を省く構造としてもよい。
セルユニット100は、アノードガスAGを流通させて供給および排出するためのマニホールド部(図示せず)と、マニホールド部の周囲を封止してガスの流れを制限する複数のシール部160(図1、図2を参照)と、をさらに有する。なお、図示する燃料電池スタック40Sは、セルユニット100の外側(図2および図3の破線囲み部分)をカソードガスCGが自由に流通するオープンカソード構造として構成している。
図3および図5Aに示すように、セルユニット100のメタルサポートセルアッセンブリー110は、長手方向Yに沿って複数(図示例では、2つ)並べて配置したメタルサポートセル110M(Metal-Supported Cell:MSC)110M(セルに相当する)と、メタルサポートセル110Mが配置される開口部113Hを有するセルフレーム113と、を有する。メタルサポートセルアッセンブリー110はさらに、メタルサポートセル110Mとセルフレーム113との間に配置されてメタルサポートセル110Mとセルフレーム113とを連結する変位吸収部材170を有する。
メタルサポートセル110Mは、電解質層111Eを両側から一対の電極であるアノード層111Aおよびカソード層111Cで挟持してなる電解質電極接合体111と、電解質電極接合体111を上下方向の一方側から支持する金属製のメタルサポート部112と、を有する。メタルサポートセル110Mは、電解質支持型セルや電極支持型セルに比べて機械的強度、急速起動性等に優れる。
[電解質電極接合体111]
図3および図4に示すように、電解質電極接合体111は、電解質層111Eを両側から一対の電極であるアノード層111Aおよびカソード層111Cで挟持して構成される。
電解質層111Eは、カソード層111Cからアノード層111Aに向かって酸化物イオンを透過させるものである。電解質層111Eは、酸化物イオンを通過させつつ、ガスと電子を通過させない。電解質層111Eの形成材料は、例えば、イットリア、酸化ネオジム、サマリウム、ガドリニウム、スカンジウム等をドープした安定化ジルコニアなどの固体酸化物セラミックスが挙げられる。
アノード層111Aは、燃料極であって、アノードガスAG(例えば水素)と酸化物イオンを反応させて、アノードガスAGの酸化物を生成するとともに電子を取り出す。アノード層111Aは、還元雰囲気に耐性を有し、アノードガスAGを透過させ、電気(電子およびイオン)伝導度が高く、アノードガスAGを酸化物イオンと反応させる触媒作用を有する。アノード層111Aの形成材料は、例えば、ニッケル等の金属、イットリア安定化ジルコニア等の酸化物イオン伝導体を混在させたものが挙げられる。
カソード層111Cは、酸化剤極であって、カソードガス(例えば空気に含まれる酸素)と電子を反応させて、酸素分子を酸化物イオンに変換する。カソード層111Cは、酸化雰囲気に耐性を有し、カソードガスを透過させ、電気(電子およびイオン)伝導度が高く、酸素分子を酸化物イオンに変換する触媒作用を有する。カソード層111Cの形成材料は、例えば、ランタン、ストロンチウム、マンガン、コバルト等からなる酸化物が挙げられる。
[メタルサポート部112]
図3および図4に示すように、メタルサポート部112は、電解質電極接合体111をアノード層111Aの側から支持するものである。メタルサポート部112によって電解質電極接合体111を支持することにより、電解質電極接合体111に面圧分布の偏りがわずかに生じた場合でも、曲げによる電解質電極接合体111の破損を抑制できる。メタルサポート部112は、ガス透過性および電子伝導性を有する多孔質の金属である。メタルサポート部112の形成材料は、例えば、ニッケルやクロムを含有する耐食合金や耐食鋼、ステンレス鋼などが挙げられる。
[セルフレーム113]
図3、図5Aおよび図6に示すように、セルフレーム113は、変位吸収部材170を介して、メタルサポートセル110Mを周囲から保持するものである。図3に示すように、セルフレーム113は、長手方向Yに沿って並べて配置された複数(図示例では、2つ)の開口部113Hを有する。セルフレーム113の開口部113Hには、メタルサポートセル110Mが配置される。メタルサポートセル110Mは、空間部を隔ててセルフレーム113の開口部113Hの内周縁に向かい合う。セルフレーム113とメタルサポートセル110Mとの間に変位吸収部材170が配置される。セルフレーム113は、図3に示すように、アノードガスAGが流通するアノードガス流入口113a、113b、113cおよびアノードガス流出口113d、113eを有している。セルフレーム113の形成材料は、例えば、表面に絶縁処理が施された金属が挙げられる。
[セパレータ120]
セパレータ120は、積層方向Zに隣り合うメタルサポートセル110M間に配置される。セパレータ120は、メタルサポートセル110Mの電解質電極接合体111と対向する領域に流路部121を有する。流路部121は、電解質電極接合体111との間にガスの流路を区画形成する凹凸形状を有している。メタルサポート部112に臨む流路部121にはアノードガスAGが流れ、集電補助層140に臨む流路部121にはカソードガスCGが流れる(図6、図7Aを参照)。
図2に示すように、セパレータ120の流路部121は、凹凸形状が短手方向Xに延在するように略直線状に形成されている。これにより、流路部121に沿って流れるガスの流れ方向は、短手方向Xである。セパレータ120は、アノードガスAGが流通するアノードガス流入口120a、120b、120cおよびアノードガス流出口120d、120eを有している。セパレータ120の形成材料は、例えば、金属が挙げられる。セパレータ120の流路部121以外の領域には、絶縁処理が施されている。
[集電補助層140]
集電補助層140は、メタルサポートセル110Mとセパレータ120との間に配置され、カソードガスを通す空間を形成しつつ面圧を均等にして、メタルサポートセル110Mとセパレータ120との電気的な接触を補助する。集電補助層140は、金網状のエキスパンドメタルなどがあげられる。また、本特性や機能を他要素で持たせることができる場合、省くことも可能である。
[シール部160]
シール部160は、耐熱性およびシール性を有する材料から形成される。このような材料としては、例えば、バーミキュライト(蛭石)を主原料とするサーミキュライト(登録商標)が挙げられる。
[変位吸収部材170]
図3、図5Aおよび図6に示すように、変位吸収部材170は、メタルサポートセル110Mとセルフレーム113との間に配置されてメタルサポートセル110Mとセルフレーム113とを連結する。変位吸収部材170は、メタルサポートセル110Mが熱膨張した場合、メタルサポートセル110Mを積層する積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の2方向にメタルサポートセル110Mを変位させる。図6において、積層方向(Z方向)の変位は矢印vによって示され、積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の変位は矢印hによって示される。これによって、変位吸収部材170は、メタルサポートセル110Mの熱膨張による2方向の変位v、hを吸収することができる。
変位吸収部材170は、例えば、板材171から形成された連結板に適用できる。変位吸収部材170は、メタルサポートセル110Mの周囲を取り囲む枠体172を有する。枠体172は、X方向に沿って伸びている第1枠部172aと第2枠部172b、Y方向に沿って伸びている第3枠部172cと第4枠部172dとを有する。
変位吸収部材170は、セルフレーム113の側に連結する第1の平面部173と、メタルサポートセル110Mの側に連結する第2の平面部174と、第1の平面部173と第2の平面部174との間に形成され弾性変形するバネ部175と、を有する。実施形態の変位吸収部材170は、第1の平面部173の一部がセルフレーム113の図中上面に溶接によって連結され、第2の平面部174の一部がメタルサポートセル110Mの図中上面に溶接によって連結されている。図6に示すように、バネ部175は、第1の平面部173に連続する第1の湾曲部175aを経て下方斜め方向に向けて伸び、次に、第2の湾曲部175bを経て上方斜め方向に向けて傾斜して伸び、第2の平面部174に連続する形状を有する。バネ部175には、積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)に突っ張るように伸びる部位が存在しない。このような形状を有するバネ部175は、メタルサポートセル110Mが熱膨張するのに伴って弾性変形し、積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の2方向にメタルサポートセル110Mを変位させることができる。
図3および図5Aに示すように、本実施形態においては、第1枠部172a、第2枠部172b、第3枠部172cおよび第4枠部172dのすべてに、第1の平面部173、第2の平面部174およびバネ部175を設けている。積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の2方向にメタルサポートセル110Mを変位させるためには、第1枠部172aおよび第2枠部172bの何れか一方と、第3枠部172cおよび第4枠部172dの何れか一方とにバネ部175を設ければ足りる。ただし、メタルサポートセル110Mは、ガス流入側温度とガス流出側温度との間において温度差があり、面方向(X-Y方向)に温度分布が生じている。このため、メタルサポートセル110Mの周囲を取り囲む4辺においてメタルサポートセル110Mの変位を吸収することが好ましい。このため、第1枠部172a、第2枠部172b、第3枠部172cおよび第4枠部172dのすべてにバネ部175を設けている。
図5Aおよび図5Bに示すように、変位吸収部材170を形成する板材171は矩形形状を有し、バネ部175は板材171の四隅以外の部位に形成されている。
図5Cに示すように、変位吸収部材270を形成する板材271の四隅にバネ部275を形成した対比例にあっては、隣り合う枠部におけるバネ部275同士が四隅において連続して突っ張り合うため、角部の剛性が高くなる。この結果、バネ部275が撓みづらくなり、メタルサポートセル110Mの変位を吸収することができない。
本実施形態のように、バネ部175を板材171の四隅以外の部位に形成することによって、バネ部175は、撓みが阻害されず、メタルサポートセル110Mの変位を十分に吸収することができる。
セルユニット100は、セルフレーム113との間にガス通路を形成するセパレータ120を有する。固体酸化物形燃料電池40のセルユニット100において、セルフレーム113およびセパレータ120は、外周部同士が重ね合わされて溶接接合され、シール部位180を構成する。図6に示される符号181は、流路部121の高さ寸法を規制するスペーサを示している。変位吸収部材170を形成する板材171は、セルフレーム113の板厚t3およびセパレータ120の板厚t2よりも薄い板厚t1を有する(t1<t2、t1<t3)。変位吸収部材170を形成する板材171の板厚t1を周辺部品の板厚t2、t3よりも薄くすることによって、変位吸収部材170の板材171の剛性は、セルフレーム113およびセパレータ120に対して相対的に低くなる。このため、バネ部175は、周辺部品に比べて変形しやすくなる。この結果、バネ部175はメタルサポートセル110Mの変位を十分に吸収することができる。
図7Aは、変位吸収部材170におけるバネ部175の高さh1を説明する断面図である。図7Bは、変位吸収部材170におけるバネ部175の高さh1が所定の寸法以上である対比例において生じ得る不具合を説明する断面図である。
図7Aに示すように、変位吸収部材170におけるバネ部175は、セルフレーム113からのメタルサポートセル110Mの高さh2よりも小さい高さh1を有する(h1<h2)。
図7Bに示すように、バネ部175が所定の寸法以上である対比例の場合には、メタルサポートセル110Mの熱膨張に伴う変位を吸収するときに、変形したバネ部175は、隣り合うセルユニット100のセパレータ120に干渉する。この結果、セルユニット100の構成部品が変形したり、メタルサポートセル110Mが破損したり、シール性能が低下したりする虞がある。
これに対して、本実施形態においては、バネ部175は、セルフレーム113からのメタルサポートセル110Mの高さh2よりも小さい高さh1を有することから、メタルサポートセル110Mの熱膨張に伴う変位を吸収するときに、変形したバネ部175は、隣り合うセルユニット100のセパレータ120に干渉することが防止される。この結果、セルユニット100の構成部品の変形を防止でき、メタルサポートセル110Mの破損を防止でき、シール性能の信頼性が向上する。
図8Aは、変位吸収部材170における第2の平面部174を、第2の平面部174の側からの溶接によってメタルサポートセル110Mに接合した接合部115を示す断面図である。図8Bは、変位吸収部材170における第2の平面部174を、メタルサポートセル110Mの側からの溶接によってメタルサポートセル110Mに接合した対比例に係る接合部215を示す断面図である。
図8Aに示すように、変位吸収部材170における第2の平面部174は、第2の平面部174の側からの溶接によってセルに接合された接合部115を有する。
図8Bに示すように、第2の平面部174をメタルサポートセル110Mの側からの溶接によってメタルサポートセル110Mに接合した対比例の場合には、厚肉のメタルサポートセル110Mを貫通して溶接した接合部215を形成しなければならず、メタルサポートセル110Mやセルフレーム113への入熱エネルギーが大きくなる。この結果、メタルサポートセル110Mやセルフレーム113の熱歪が増加する虞がある。さらに、溶接時に使用するエネルギーが増加し、コストが上昇する虞がある。
これに対して、本実施形態においては、第2の平面部174は、第2の平面部174の側からの溶接によってセルに接合された接合部115を有することから、メタルサポートセル110Mやセルフレーム113への入熱エネルギーを削減できる。この結果、メタルサポートセル110Mやセルフレーム113の熱歪を抑制することができる。さらに、溶接時に使用するエネルギーを削減でき、低コスト化を図ることができる。
図10は、変位吸収部材170を備えていない対比例に係るセルユニット200を示す断面図である。
固体酸化物形燃料電池40のセルユニット100において、セルフレーム113およびセパレータ120は、外周部同士が重ね合わされて溶接接合され、シール部位180を構成する。シール部位180において安定したシール性を確保する観点から、セルフレーム113およびセパレータ120の剛性はある程度大きい(すなわち肉厚が厚い)。一方、セルユニット100におけるガス供給部、ガス排出部およびセルの発電に寄与するアクティブエリア部は、セルフレーム113やセパレータ120などの他の構成部品に比べると剛性が小さい(すなわち肉厚が薄い)。
図10に示すように、対比例のセルユニット200は、変位吸収部材170を備えておらず、セル210Mとセルフレーム113とを直接一体化している。セルフレーム113は、剛性が比較的高いことから、セパレータ120に接続される部位とセパレータ120に接続される部位との間の連結部位113zが変形し難い。このため、セル210Mのアクティブエリア部における変位を吸収することができない。特に、面方向のX-Y方向は、セルフレーム113が突っ張った構造となるため、この方向に沿う変位を吸収することがほとんどできない。この結果、セルユニット200の構成部品が変形したり、セル210Mが破損したりする虞がある。セル210Mの変位を許容するためにセルフレーム113の肉厚を薄くした場合には、セル210Mの変位に伴ってシール部位180に変形が生じる。この結果、必要な圧縮荷重を掛けることができず、シール性能が低下する虞がある。
本実施形態のセルユニット100においては、メタルサポートセル110Mとセルフレーム113とは、薄板の連結板である変位吸収部材170を介して接合される。変位吸収部材170は、面内方向および積層方向の2方向へ変形できる板バネ構造を有する。したがって、セパレータ120に接続される部位とセパレータ120に接続される部位との間の連結部位(バネ部175が設けられる部位に相当する)は独立した動きをとることが可能となる。このため、メタルサポートセル110Mのアクティブエリア部の熱膨張による変形を吸収できる。しかも、シール部位180に変形を及ぼすことなく、必要な圧縮荷重を掛けることができる。これより、安定したシール性を確保できる。このように、メタルサポートセル110Mのアクティブエリア部に柔構造をとりながらも、シール部位180には圧縮側の力が入力される。このため、メタルサポートセル110Mの破損を防止し、かつ、シール部位180からのリークを抑制することができる。
以上説明したように、本実施形態の固体酸化物形燃料電池40のセルユニット100は、メタルサポートセル110Mとセルフレーム113との間に配置されてセルとセルフレーム113とを連結し、積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の2方向にメタルサポートセル110Mを変位させる変位吸収部材170を有する。
このように構成することによって、固体酸化物形燃料電池40の運転に伴ってメタルサポートセル110Mが熱膨張した場合、変位吸収部材170は、積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の2方向にメタルサポートセル110Mを変位させる。これにより、固体酸化物形燃料電池40のセルユニット100は、メタルサポートセル110Mの熱膨張に伴う変位を積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の2方向にわたって吸収することができる。この結果、セルユニット100の構成部品の変形を防止でき、メタルサポートセル110Mの破損を防止でき、シール性能の信頼性が向上する。
変位吸収部材170は、板材171から形成され、セルフレーム113の側に連結する第1の平面部173と、セルの側に連結する第2の平面部174と、第1の平面部173と第2の平面部174との間に形成され弾性変形するバネ部175と、を有する。
このように構成することによって、板材171から形成された変位吸収部材170におけるバネ部175が弾性変形することによって、メタルサポートセル110Mの熱膨張に伴う変位を積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の2方向にわたって吸収することができる。この結果、セルユニット100の構成部品の変形を防止でき、メタルサポートセル110Mの破損を防止でき、シール性能の信頼性が向上する。
セルフレーム113との間に流路部121(ガス通路)を形成するセパレータ120をさらに有し、変位吸収部材170を形成する板材171は、セルフレーム113の板厚t3およびセパレータ120の板厚t2よりも薄い板厚t1を有する(t1<t2、t1<t3)。
このように構成することによって、変位吸収部材170の板材171の剛性は、セルフレーム113およびセパレータ120に対して相対的に低くなる。このため、バネ部175は、周辺部品に比べて変形しやすくなる。この結果、セルユニット100の構成部品の変形を防止でき、メタルサポートセル110Mの破損を防止でき、シール性能の信頼性が向上する。
変位吸収部材170におけるバネ部175は、セルフレーム113からのメタルサポートセル110Mの高さh2よりも小さい高さh1を有する(h1<h2)。
このように構成することによって、メタルサポートセル110Mの熱膨張に伴う変位を吸収するときに、変形したバネ部175は、隣り合うセルユニット100のセパレータ120に干渉することが防止される。この結果、セルユニット100の構成部品の変形を防止でき、メタルサポートセル110Mの破損を防止でき、シール性能の信頼性が向上する。
変位吸収部材170を形成する板材171は矩形形状を有し、バネ部175は板材171の四隅以外の部位に形成される。
このように構成することによって、バネ部175は、撓みが阻害されず、メタルサポートセル110Mの変位を十分に吸収することができる。この結果、セルユニット100の構成部品の変形を防止でき、メタルサポートセル110Mの破損を防止でき、シール性能の信頼性が向上する。
変位吸収部材170における第2の平面部174は、第2の平面部174の側からの溶接によってセルに接合された接合部115を有する。
このように構成することによって、メタルサポートセル110Mやセルフレーム113への入熱エネルギーを削減できる。この結果、メタルサポートセル110Mやセルフレーム113の熱歪を抑制することができる。さらに、溶接時に使用するエネルギーを削減でき、低コスト化を図ることができる。
固体酸化物形燃料電池40は、上述したセルユニット100を積層した燃料電池スタック40Sを有する。
このように構成することによって、燃料電池スタック40Sは、積層したメタルサポートセル110Mの面内および積層間の温度バラツキによる熱膨張差を吸収する構造を持つ積層体となる。したがって、積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の2方向へのセルの熱膨張による変位を吸収することができる固体酸化物形燃料電池40を提供できる。
(他の実施形態)
図9は、変位吸収部材170の形状を改変した他の実施形態に係るセルユニット100を示す断面図である。
板材171から形成した変位吸収部材170におけるバネ部175は、図6に示した形状に限定されない。バネ部175は、メタルサポートセル110Mの熱膨張による2方向の変位を吸収することができるバネ性を有する限りにおいて、適宜の形状を採択できる。
図9に示すように、他の実施形態の変位吸収部材170は、第1の平面部173の一部がセルフレーム113の図中上面に連結され、第2の平面部174の一部がメタルサポートセル110Mの図中下面に連結されている。バネ部175は、第1の平面部173に連続する第1の屈曲部176aを経て下方斜め方向に向けて伸び、次に、第2の屈曲部176bを経て水平方向に伸び、第2の平面部174に連続する形状を有する。バネ部175には、積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)に突っ張るように伸びる部位が存在しない。このような形状を有するバネ部175は、メタルサポートセル110Mが熱膨張するのに伴って弾性変形し、積層方向(Z方向)および積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の2方向にメタルサポートセル110Mを変位させることができる。
他の実施形態においても、バネ部175は、セルフレーム113からのメタルサポートセル110Mの高さh2よりも小さい高さh1を有する。
(その他の変形例)
板材171から形成した変位吸収部材170を例示したが、本発明はこの場合に限定されるものではない。変位吸収部材170は、セル110Mとセルフレーム113との間に配置されてセル110Mとセルフレーム113とを連結し、セル110Mを積層する積層方向および積層方向に対して交差する方向の2方向にセル110Mを変位させることができる限りにおいて適宜の構成を採用できる。例えば、板材171に代えて、柔軟なブロック体から変位吸収部材170を構成できる。
セルとしてメタルサポートセル110Mを例示したが、本発明はこの場合に限定されるものではない。アノードサポートセルなどにも適用できる。
変位吸収部材170における第1の平面部173とセルフレーム113との連結および第2の平面部174とセル110Mとの連結を溶接によって行う場合を示したがこの場合には限定されない。適用される材質に応じて、接着によって連結することができる。
40 固体酸化物形燃料電池、
40S 燃料電池スタック、
100 セルユニット、
110 メタルサポートセルアッセンブリー、
110M メタルサポートセル(セル)、
111 電解質電極接合体、
111A アノード層、
111C カソード層、
111E 電解質層、
112 メタルサポート部、
113 セルフレーム、
113H 開口部、
115 接合部、
120 セパレータ、
121 流路部(ガス通路)、
160 シール部、
170 変位吸収部材、
171 板材、
172 枠体、
172a 第1枠部、
172b 第2枠部、
172c 第3枠部、
172d 第4枠部、
173 第1の平面部、
174 第2の平面部、
175 バネ部、
175a 第1の湾曲部、
175b 第2の湾曲部、
176a 第1の屈曲部、
176b 第2の屈曲部、
180 シール部位、
181 スペーサ、
h1 バネ部のセルフレームからの高さ(h1<h2)、
h2 メタルサポートセルの高さ(セルの高さ)、
t1 変位吸収部材を形成する板材の板厚(t1<t2、t1<t3)、
t2 セパレータの板厚、
t3 セルフレームの板厚、
h 積層方向(Z方向)に対して交差する方向(面方向のX-Y方向)の変位、
v 積層方向(Z方向)の変位。

Claims (5)

  1. 固体酸化物形燃料電池用のセルと、
    前記セルが配置される開口部を有するセルフレームと、
    前記セルと前記セルフレームとの間に配置されて前記セルと前記セルフレームとを連結し、前記セルを積層する積層方向および前記積層方向に対して交差する方向の2方向に前記セルを変位させる変位吸収部材と、を有し、
    前記変位吸収部材は、板材から形成され、前記セルフレームの側に連結する第1の平面部と、前記セルの側に連結する第2の平面部と、前記第1の平面部と前記第2の平面部との間に形成され弾性変形するバネ部と、を有し、
    前記変位吸収部材を形成する前記板材は矩形形状を有し、前記バネ部は前記板材の四隅以外の部位に形成される、固体酸化物形燃料電池のセルユニット。
  2. 前記積層方向に隣り合う前記セル間に配置され、前記セルとの間にガス通路を形成するセパレータをさらに有し、
    前記変位吸収部材を形成する前記板材は、前記セルフレームの板厚および前記セパレータの板厚よりも薄い板厚を有する、請求項1に記載の固体酸化物形燃料電池のセルユニット。
  3. 前記変位吸収部材における前記バネ部は、前記セルフレームからの前記セルの高さよりも小さい高さを有する、請求項1または請求項2に記載の固体酸化物形燃料電池のセルユニット。
  4. 前記変位吸収部材における前記第2の平面部は、前記第2の平面部の側からの溶接によって前記セルに接合された接合部を有する、請求項1~3のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池のセルユニット。
  5. 請求項1~4のいずれか1項に記載の固体酸化物形燃料電池のセルユニットを積層した燃料電池スタックを有する、固体酸化物形燃料電池。
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