JP7095301B2 - 搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法 - Google Patents

搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP7095301B2
JP7095301B2 JP2018022827A JP2018022827A JP7095301B2 JP 7095301 B2 JP7095301 B2 JP 7095301B2 JP 2018022827 A JP2018022827 A JP 2018022827A JP 2018022827 A JP2018022827 A JP 2018022827A JP 7095301 B2 JP7095301 B2 JP 7095301B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traveling
transport vehicle
dolly
unit
trolley
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018022827A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019139548A (ja
Inventor
郁馬 降▲旗▼
裕之 金井
建斗 奥村
克徳 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2018022827A priority Critical patent/JP7095301B2/ja
Priority to PCT/JP2018/045730 priority patent/WO2019159519A1/ja
Priority to US16/969,729 priority patent/US11797011B2/en
Priority to CN201880088967.6A priority patent/CN111771175B/zh
Priority to TW108104078A priority patent/TW201935163A/zh
Publication of JP2019139548A publication Critical patent/JP2019139548A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7095301B2 publication Critical patent/JP7095301B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、台車を牽引しつつ自律走行する搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法に関するものである。
無人で自律走行が可能な搬送車(換言するとAGV:Automatic Guided Vehicle)は、工場や倉庫等において荷物を積載して、又は荷物を積載した台車を牽引して、自律走行可能に構成されたものがある。このような搬送車が台車を牽引しつつ搬送路(換言すると稼働領域)を走行する際、AGVや台車が進行方向に対して左右に振れて走行が不安定となる場合があった。特に、曲がり角やカーブ等でAGVが進行方向を変更する際にAGVや台車に振れ(換言するとふらつき)が生じ、本来辿るべき搬送経路から逸脱したり、搬送経路に配置されている物品や構造物に接触したりする虞があった。このような問題に対し、このような進行方向に対する振れを抑制するための機構を備えたAGVが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002-220048号公報
しかしながら、荷物を積載した台車を牽引しつつAGVを走行させる場合、AGV自体に上記の機構を備えているとしても、台車のふらつきを抑制することはできない。しかも、このようなふらつきの生じ方は、AGVに牽引される台車の数や、台車が積載する荷物の大きさや重さ等によって異なる。このため、従来の構成ではAGV及び台車のふらつきを抑制することは困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、搬送車が台車を牽引しつつ走行する際の不安定な走行を抑制することが可能な搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法を提供することにある。
本発明に係る搬送車の走行制御システムは、上記目的を達成するために提案されたものであり、台車を伴われて自律走行する搬送車の走行制御システムであって、
稼働領域を走行する前記台車の動きに応じて前記搬送車の走行を制御することを特徴とする。
本発明によれば、台車の動きに応じて搬送車の走行を制御することにより、搬送車が台車を牽引しつつ走行する際の不安定な走行が抑制される。
上記構成において、前記台車の稼働領域に対応するように配置された撮影部と、
前記撮影部により撮影された前記台車を含む画像に基づいて前記台車の動きを取得する動き取得部と、
を備えた構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、台車が稼働領域を実際に走行している際の動きを取得することができるので、搬送車の走行をより正確に制御することが可能となる。
また、上記構成において、前記台車に第1特徴部が付与され、
前記動き取得部は、前記撮影部により撮影された前記第1特徴部を含む画像に基づいて前記台車の動きを取得する構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、撮影部により撮影された画像に含まれる第1特徴部からより正確に台車の動きを取得することが可能となる。
上記構成において、前記動き取得部によって取得された前記台車の動きに基づいて、前記台車の走行状態を判定する走行状態判定部を有し、
前記搬送車の走行は、前記走行状態判定部の判定に基づいて制御される構成を採用することが望ましい。
この構成において、前記走行状態判定部は、前記稼働領域において予め設定された前記台車の走行経路を基準として所定の幅を有する走行領域の内側を前記台車が位置しているか否かを判定する構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、走行領域の内側に台車が位置しているか否かを判定することにより、台車が走行経路に沿って正常に走行しているか否かを判断することが可能となる。
また、上記各構成において、前記搬送車に第2特徴部が付与され、
前記動き取得部は、前記撮影部により撮影された前記第2特徴部を含む画像に基づいて前記搬送車の動きを取得し、
前記搬送車の走行は、前記動き取得部によって取得された前記搬送車の動きに基づいて制御される構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、台車及び搬送車のそれぞれの動きに基づいて搬送車の走行が制御されるので、搬送車が台車を牽引しつつ走行する際の不安定な走行がより効果的に抑制される。
また、上記各構成において、前記稼働領域は、前記台車が仮想直線に沿って走行する第1領域と、前記台車が仮想曲線に沿って走行する第2領域と、を有し、
前記撮影部は、前記第2領域に対応するように配置されている構成を採用することが望ましい。
この構成によれば、搬送車及び台車の走行にふらつきが生じやすい第2領域に撮影部が配置され、当該撮影部により撮影された画像に基づいて台車の動きが取得され、当該動きに基づいて搬送車の走行が制御されるので、搬送車が台車を牽引しつつ走行する際の不安定な走行がより確実に抑制される。
また、上記構成において、前記稼働領域は、前記台車が停止する第3領域を有し、
前記撮影部は、前記第3領域に対応するように配置されている構成を採用することができる。
この構成によれば、台車が停止する第3領域に撮影部が配置され、当該撮影部により撮影された画像に基づいて台車の動きが取得され、当該動きに基づいて搬送車の走行が制御されるので、台車が停止してから走行を再開する際の不安定な走行がより確実に抑制される。
そして、本発明の搬送車の走行制御方法は、台車を伴って自律走行する搬送車の走行制御方法であって、
稼働領域を走行する前記台車の動きに応じて前記搬送車の走行を制御することを特徴とする。
搬送車の走行制御システムの構成の一例を説明する模式図である。 搬送車の走行コースの一例について説明する平面図である。 搬送車の平面図である。 台車の平面図である。 台車の平面図である。 搬送車の走行制御の流れを説明するフローチャートである。 搬送車及び台車の走行状態の判定について説明する図である。 搬送車及び台車の走行状態の判定について説明する図である。 走行状態を判定するための走行領域の設定について説明する図である。 走行状態を判定するための走行領域の設定について説明する図である。 走行状態を判定するための走行領域の設定について説明する図である。 搬送車の走行制御に係るフィードバックの変形例について説明する図である。 搬送車の走行制御に係るフィードバックの変形例について説明する図である。 搬送車の走行制御に係るフィードバックの変形例について説明する図である。 AGV特徴部及び台車特徴部の変形例について説明する図である。 AGV特徴部22及び台車特徴部25の変形例について説明する図である。 AGV及び台車の識別手段の変形例について説明する図である。 AGV及び台車の識別手段の変形例について説明する図である。 AGV及び台車の識別手段の変形例について説明する図である。 AGV及び台車の識別手段の変形例について説明する図である。 第2の実施形態における搬送車の走行制御システムの構成の一例を説明する模式図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照して説明する。なお、以下に述べる実施形態では、本発明の好適な具体例として種々の限定がされているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明に係る搬送車(以下、AGV)1の走行制御システムの構成の一例を説明する模式図である。また、図2は、運行計画に基づいてAGV1が台車2を伴って走行したり、後述する経由点で台車2に対して荷物の積み降ろしが行われたりする稼働領域(以下、走行コースとも言う)の一例について説明する平面図である。なお、図2において一点鎖線はAGV1の仮想的な走行経路R、即ち、情報処理装置4からの運行指示に応じて予定している設定経路を示している。そして、この走行経路Rにおいて直線部分(換言すると、仮想直線)が本発明における第1領域に相当し、屈曲部分(換言すると、仮想曲線)が本発明における第2領域に相当する。即ち、AGV1及び台車2は、この走行経路Rに従って走行するので、第1領域では仮想直線に沿って走行し、第2領域では仮想曲線に沿って走行することになる。
本実施形態における走行制御システムは、AGV1、当該AGV1に連結される台車2、これらのAGV1及び台車2を上方から撮影するカメラ3(本発明における撮影部の一種)、情報処理装置4、及び無線通信装置5を有している。情報処理装置4は、AGV1の運行を管理するコンピューターである。本実施形態における情報処理装置4は、AGV1から受信した走行コースについての計測データから走行コースの地図データ(換言すると、地図情報)やAGV1の運行計画に基づく経路データ(換言すると、経路情報)を作成する。また、情報処理装置4は、後述するようにカメラ3により撮影された画像に基づいてAGV1や台車2の動きを取得したり、当該動きに応じて走行状態を判定してAGV1に対して走行制御についてのフィードバックを行ったりする。なお、この情報処理装置4にさらにホストとなる情報処理装置が接続される場合もある。無線通信装置5は、無線LANでの通信を行うための親局であり、情報処理装置4とAGV1とカメラ3とを無線で接続してデータの送受を行う。
AGV1は、台車2を牽引しつつ、予め記憶されている地図データ及び経路データに従って稼働領域内を走行する。地図データは、後述するようにAGV1がレーザーセンサー11を走査させながら実際に走行コースを走行して得られた計測データから情報処理装置4において作成されるデータである。また、経路データは、AGV1の運行計画(例えば、どの地点からどの経由点を経由してどの地点まで走行するか)に基づいて作成されるものであり、地図データにおける経路を示す座標群からなる。本実施形態におけるAGV1は、本体フレーム6と、左右一対の駆動輪7と、これらの駆動輪7をそれぞれ独立して駆動するモーター等からなる一対の駆動部8と、本体フレーム6の下面の四隅にそれぞれ旋回自在に設けられたキャスター10と、走行ルートの障害物等を検出するレーザーセンサー11と、当該レーザーセンサー11や駆動部8を制御する制御部9と、台車2と連結するための連結部12と、を有している。また、図示しないが、本実施形態におけるAGV1は、地図データや経路データ等を記憶する記憶部、無線通信装置5との間で無線通信を行う通信部、及び電源部等を備えている。
AGV1に牽引される台車2は、荷台18と、当該荷台18の底面の四隅にそれぞれ設けられた車輪19と、AGV1や他の台車2と連結するための連結部20と、を有している。本実施形態においては複数、具体的には2台の台車2a,2bがAGV1に連結される。AGV1に連結される台車2の数は例示した2台に限られず、1台又は3台以上を連結してもよい。台車2の荷台18は、例えば、箱体又はパイプ等のフレーム材を組み合わせたもの等、積載された荷物の囲いとなる部分を有するものや、単に荷物を載置する平板状もの等、種々の態様のものを採用することができる。本実施形態においては、平板状の荷台18が採用されている。なお、荷台18の車輪19のうち前輪についてはAGV1の走行に応じて進行方向を変えられるように旋回自在なキャスター19aが取り付けられている一方、後輪19bは直進方向(換言すると、前輪と後輪の並び方向)となる向きに固定されている。
AGV1が備えるレーザーセンサー11は、当該AGV1の前方に配置されており、レーザー光を照射して障害物からの反射光を受光することで、障害物までの距離を測定する。本実施形態におけるレーザーセンサー11は、レーザー光を進行方向に対して左右に走査することが可能となっている。そして、AGV1は、レーザーセンサー11を走査させながら障害物を認識しつつ走行コースを走行し、これにより得られた計測データを、無線通信装置5を介して情報処理装置4に出力することで当該計測データに基づいて走行コースの地図データを作成することができる。AGV1の制御部9は、図示しないCPUや記憶部等を有している。制御部9は、レーザーセンサー11により得られた計測データ、当該計測データに基づき情報処理装置4により作成された地図データ、当該地図データの搬送コースにおいて予定されている走行経路Rに関する経路データ、等を記憶部に記憶している。制御部9は、経路データ及び地図データに基づき、情報処理装置4から指示された経由点(例えば、荷物の積み降ろしをする地点)を経由するように走行コースを走行するように構成されている。
図3は、AGV1の平面図である。同図に示されるように、AGV1の上面には、走行コース上の位置や向きを示すためのAGV特徴部22(本発明における第2特徴部の一種)が付されている。本実施形態におけるAGV特徴部22は、AGV1の向きを示す矢印からなる方向標識23と、AGV1の中心を示す円又は点からなる中心標識24との組み合わせから構成されている。方向標識23は、AGV1の前後方向において非対称な図形や記号からなる。そして、後述するように、情報処理装置4の演算処理部14は、カメラ3により撮影された画像データからAGV特徴部22を認識することにより、地図データ上のAGV1の位置(換言すると、座標)や向き、即ち、AGV1の動きを取得するように構成されている。なお、方向標識23からAGV特徴部22の中心を認識するように構成することも可能である。即ち、例えば、方向標識23である矢印の先端と後端を認識し、演算によりAGV特徴部22の中心を取得(即ち、推定)する構成を採用することもできる。
図4は第1の台車2aの平面図、図5は第2の台車2bの平面図である。AGV1と同様に、各台車2a,2bにも各々の位置や向きを示すための台車特徴部25(本発明における第1特徴部の一種)が付されている。本実施形態における台車特徴部25は、荷台18の荷物Bが積載される領域から前後に外れた位置、即ち、荷物Bを積載した際に当該荷物Bによって覆い隠されない位置にそれぞれ付されている。本実施形態において、荷台18の前側には三角形状の前方標識26が表示され、また荷台18の後側には円形状の後方標識27が表示されており、これらの標識26,27の組み合わせから台車特徴部25が構成されている。情報処理装置4の演算処理部14は、AGV1の場合と同様に、カメラ3により撮影された画像データから各台車2a,2bの台車特徴部25を認識することにより、それぞれの動きを把握することが可能となっている。この場合、情報処理装置4は、形状又は配置パターンが互いに異なる前方標識26と後方標識27とをそれぞれ認識することで台車2の向きを把握することができる。また、情報処理装置4は、前方標識26の位置と後方標識27の位置とから台車2の中心位置を推定する。
さらに、本実施形態においては、台車2毎に後方標識27の数を変えることにより、情報処理装置4が各台車2をそれぞれ識別することが可能に構成されている。即ち、図4に示されるように、第1の台車2aには1つの後方標識27が付与されているのに対し、第2の台車2bには左右に並べられた2つの後方標識27が付与されている。これにより、情報処理装置4は、それぞれ異なる後方標識27を認識することにより各台車2を識別することが可能となっている。要するに、台車特徴部25の形状、個数、配置パターン等を異ならせて台車2にそれぞれ付与することにより、情報処理装置4が各台車2を識別することができる。なお、台車2の荷台18に関し、内部に荷物を収容する箱型であって上方(換言すると、カメラ3側)から見て荷物が荷台18の上面によって覆い隠される構成が採用される場合、当該荷台18の上面に、上記AGV特徴部22と同様に方向標識と中心標識との組み合わせからなる台車特徴部25を付与することも可能である。
カメラ3は、図示しないレンズ、CCD、及び、無線通信部等を備え、走行コースを走行するAGV1及び台車2を撮影して得られた画像データを、無線通信装置5を介して情報処理装置4に出力する。図2に示されるように、AGV1の走行コースにおいてAGV1及び台車2が進路変更のために走行経路Rの仮想曲線に沿って走行する領域、及び、AGV1が一旦停止して台車2への荷物の積み降ろし等が行われる経由点V(本発明における第3領域に相当)に対応する位置にそれぞれカメラ3が設置されている。各カメラ3は、地図データ上における位置や走行経路Rからの高さ、即ち3次元座標が予め固定された上でキャリブレーションが完了されており、走行コースにおけるAGV1や台車2を撮影した画像から情報処理装置4が画像処理によりAGV1のAGV特徴部22及び台車2の台車特徴部25を認識できるように調整されている。
本実施形態における情報処理装置4は、演算処理部14及び記憶部15を備えている。記憶部15は、例えばハードディスクドライブから構成され、この記憶部15には、オペレーションシステム、画像処理アプリケーションを含む各種アプリケーションプログラムの他、上記の地図データ、経路データ、カメラ3からの撮影画像データ等が記憶されている。そして、演算処理部14は、図示しないCPU、ROM、RAM等を有しており、記憶部15に記憶されたオペレーションシステムに従い、画像処理などの各種の処理を行う。また、演算処理部14は、本発明における動き取得部として機能し、カメラ3により撮影された画像データからAGV特徴部22を認識することにより、AGV1の動き、即ち、走行コース上の位置(換言すると、地図データ上の座標)や向きを取得する。より具体的には、演算処理部14は、予め用意されているAGV特徴部22の基準画像(適宜、テンプレートとも言う)との比較、即ち、テンプレートマッチングによりAGV特徴部22を認識する。そして、演算処理部14は、方向標識23である矢印の向きを認識することによりAGV1の向きを取得する。また、演算処理部14は、AGV特徴部22の中心標識24である円を認識することにより地図データ上のAGV1の座標を取得する。同様に、演算処理部14は、予め用意されている台車特徴部25の基準画像とのテンプレートマッチングにより画像データから台車特徴部25を認識し、前方標識26と後方標識27との位置関係を認識することにより台車2の進行方向を取得し、地図データ上の台車2の中央の座標を演算により取得する。また、演算処理部14は、各台車2の後方標識27の数を認識することにより、各台車2をそれぞれ識別する。従って、演算処理部14は、AGV1に連結されて牽引されている台車2の数等を把握することができる。
図6は、情報処理装置4によるAGV1の走行制御(即ち、走行制御方法)の流れを示すフローチャートである。情報処理装置4から運行指示がAGV1に送信されると、これに応じてAGV1は台車2を牽引しつつ、図2に示されるように、地図データ及び経路データに基づいて走行コース内に設定された走行経路Rをトレースするように走行する。AGV1及び台車2が走行経路Rの仮想曲線に沿って走行する第2領域、又は、AGV1が一旦停止する経由点Vに対応する第3領域に差し掛かると、カメラ3によりAGV1及び台車2a,2bが撮影される。そして、情報処理装置4は、カメラ3により撮影されたAGV1及び台車2a,2bを含む画像データを取得する(ステップS1)。続いて、情報処理装置4の演算処理部14は、取得した画像データについて上述したテンプレートマッチングを行う(ステップS2)。そして、テンプレートマッチングの結果、画像データからAGV特徴部22及び台車特徴部25をそれぞれ検出できたか否かが判定される(ステップS3)。各特徴部22,25が検出されなかったと判定された場合(No)、ステップS1に戻り、カメラ3より画像データが再度取得されてテンプレートマッチングが行われる。
そして、ステップS3において各特徴部22,25が検出されたと判定された場合(Yes)、検出された各特徴部22,25に基づき、AGV1及び各台車2a,2bの状態をそれぞれ取得する(ステップS4)。即ち、演算処理部14は、動き取得部として機能し、AGV特徴部22に基づきAGV1の動き、即ち、向き(換言すると、走行時の進行方向)及び走行コース内での位置を取得し、同様に、台車特徴部25に基づき台車2a,2bの向き及び位置をそれぞれ取得する。このように、カメラ3により撮影された画像に含まれる各特徴部22,25を認識することにより、AGV1及び台車2の動きをより正確に取得することが可能となる。そして、AGV1及び台車2が走行コースを実際に走行している際の動きを取得することができるので、AGV1及び台車2の走行をより正確に制御することが可能となる。続いて、演算処理部14は、取得したAGV1及び各台車2a,2bの位置を3次元座標にそれぞれ変換する(ステップS5)。即ち、画像データにおけるAGV1及び各台車2a,2bの位置(中央)のピクセルの座標と、撮影したカメラ3の地図データ上における3次元座標との関係から、AGV1及び各台車2a,2bの位置を、地図データ上における座標(X,Y)に走行経路Rからの高さ(Z)を加えた3次元座標に変換する。なお、高さについては必須ではなく、2次元座標(X,Y)に変換する構成を採用することもできる。
次に、演算処理部14は、変換して得られた3次元座標を、予め記憶されている経路データとの比較に用いられる比較用経路データとして記憶(或は更新)する(ステップS6)。そして、カメラ3の撮影範囲にAGV1及び各台車2a,2bが進入してから通過するまでの比較用経路データの作成が完了したか否かが判定され(ステップS7)、まだ完成していないと判定された場合(No)、ステップS1に戻り、以降の処理が行われ、画像データから3次元座標が順次取得されることで、当該3次元座標群からなる比較用経路データが更新されていく。そして、ステップS7において該当領域にAGV1及び各台車2a,2bが進入してから通過するまでの比較用経路データの作成が完了したと判定された場合(Yes)、続いて、演算処理部14は、予め記憶されている経路データと比較用経路データとを比較し、その比較結果に応じて、AGV1の走行制御に係るフィードバックを行う。より具体的には、演算処理部14は、本発明における走行状態判定部として機能し、AGV1の進行方向及び位置と、台車2a,2bの進行方向及び位置と、に基づいて、AGV1及び台車2a,2bの走行状態をそれぞれ判定する。
図7及び図8は、AGV1及び台車2a,2bの走行状態の判定について説明する図である。また、図9は、走行状態を判定するための走行領域30の設定について説明する図である。AGV1及び台車2a,2bの走行状態の判定に関し、演算処理部14は、走行経路R(換言すると、設定経路)を基準として所定の幅を有する走行領域30の内側をAGV1及び台車2a,2bがそれぞれ走行しているか否かを判定する。本実施形態においては、図9に示されるように、走行経路Rを挟んで両側に予め定められた間隔(即ち、閾値)だけ離れた位置に仮想境界線Bd1,Bd2が走行経路Rに沿ってそれぞれ設定され、その仮想境界線Bd1,Bd2の間が走行領域30とされる。
図10及び図11は、走行状態を判定するための走行領域30の設定に関する変形例について説明する図である。走行領域30の設定については、図9に例示したものには限られない。例えば、図10に示される例のように、カメラ3で撮影された画像に対してオペレーターが画像処理アプリケーションにおいてマウス等の入力手段を用いて仮想境界線Bd1,Bd2を任意に設定することもできる。図10の例では、AGV1及び台車2a,2bの走行コースの路側帯Rsを間に挟んだ外側に、人が通行するための通路Pが設けられており、この通路PにAGV1及び台車2a,2bがはみ出ないように、路側帯Rsと走行経路Rとの間に仮想境界線Bd1,Bd2が設定されている。また、図11に示されるように、AGV1及び台車2が過去に実際に走行した際の経路Rpを過去経路データとして記憶しておき、当該過去経路データに基づき頻繁に通る経路Rpよりも少し外側に仮想境界線Bd1,Bd2を設定し、これらの経路Rpを含む範囲を走行領域30として設定することも可能である。
そして、図7に示されるように、AGV1及び台車2a,2bが何れも走行領域30内に位置している場合には、演算処理部14は、AGV1及び台車2a,2bの何れも予定している走行経路Rに沿って正常に走行している状態と判定する。この正常な走行状態の場合、AGV1の走行制御に係るフィードバックは行われない。これに対し、図8に示されるように、AGV1及び台車2a,2bの少なくとも何れが走行領域30より外側に位置している場合には、演算処理部14は、AGV1及び台車2a,2bの何れかが走行経路Rから逸脱した異常な走行状態と判定する。このように、走行領域30の内側に少なくとも台車2が位置しているか否かを判定することにより、台車2が走行経路Rに沿って正常に走行しているか否かを判断することが可能となる。
図8の例のように、AGV1及び台車2a,2bが仮想曲線に沿って走行する第2領域において、これらのうちの何れかが仮想曲線の外側の仮想境界線Bd2よりも外側にはみ出した場合、演算処理部14は、AGV1に対して走行速度を減速する指示をフィードバックする。また、これとは逆に、AGV1及び台車2a,2bのうちの何れかが仮想曲線の内側の仮想境界線Bd1よりも外側にはみ出した場合、演算処理部14は、AGV1に対して走行速度を加速する指示をフィードバックする。そして、AGV1の制御部9は、情報処理装置4の演算処理部14からのフィードバックに応じて駆動部8を制御して速度調整(即ち、減速又は加速)を行う。これにより、AGV1及び台車2a,2bの何れも走行領域30内に位置するように走行が制御される(つまり、走行状態が修正される)。このように、本発明に係る走行制御システム及びAGV1の制御方法においては、AGV1が荷物等を積載した台車2a,2bを牽引しつつ走行する際の不安定な走行が抑制される。即ち、AGV1が牽引する台車2の数や、台車2に積載される荷物の量・重さに拘わらず、AGV1及び台車2の走行中のふらつきが抑制され、予定している走行経路Rに沿って走行させることが可能となる。特に、AGV1及び台車2の走行にふらつきが生じやすい第2領域にカメラ3が配置され、当該カメラ3により撮影された画像に基づいてAGV1及び台車2の動きが取得され、当該動きに基づいてAGV1の走行が制御されるので、第2の領域での不安定な走行がより確実に抑制される。また、経由点においては、台車2に対する荷物の積み降ろしが行われることで台車2の総重量が変わる可能性があるため、走行を再開した際にAGV1及び台車2の走行にふらつきが生じやすい。本実施形態においては、この経由点に対応する第3領域にもカメラ3が配置され、当該カメラ3により撮影された画像に基づいてAGV1及び台車2の動きが取得され、当該動きに基づいてAGV1の走行が制御されるので、AGV1及び台車2が走行を停止してから走行を再開した際の不安定な走行がより確実に抑制される。
図12~図14は、AGV1の走行制御に係るフィードバックの変形例について説明する図である。図12の例は、仮想境界線Bd1,Bd2の内側と外側に第1のゾーンZ1と第2のゾーンZ2をそれぞれ設定し、各ゾーンZ1,Z2に応じた制御を行なうものである。例えば、第1のゾーンZ1にAGV1及び台車2a,2bの少なくとも何れが位置する場合、AGV1に対して走行速度を減速する指示をフィードバックする。また、第2のゾーンZ2にAGV1及び台車2a,2bの少なくとも何れが位置する場合、AGV1に対して走行を停止する指示をフィードバックする。この場合、演算処理部14は、AGV1が異常停止した旨を報知する処理を行っても良い。
図13の例は、上記の比較用経路データから求められるAGV1及び台車2の経路と、仮想境界線Bd1,Bd2との関係から、AGV1及び台車2が走行領域30から逸脱する虞がある経路を進んでいる場合、演算処理部14は、AGV1に対して反対側(換言すると、走行経路R側)に向かうように進行方向を変更する指示をフィードバックする。これに応じて、AGV1の制御部9は、例えば、図13においてXで示される地点のように、走行経路Rを基準として左側に寄っている場合、右側の駆動部8の回転を少なくし、左側の駆動部8の回転を多くする制御を行う。これにより、AGV1及び台車2が走行経路Rに向かうように進行方向が変更される。このようにして、AGV1及び台車2が走行領域30内を走行するように制御される。
図14の例は、AGV1又は台車2が走行領域30よりも外側への逸脱した場合に、逸脱した際のAGV1の走行速度や、逸脱方向(即ち、仮想境界線Bd1,Bd2のどちらの境界線から逸脱したか)等の逸脱情報が情報処理装置4からAGV1に出力され、AGV1の制御部9は、当該逸脱情報に応じて予め定められた制御(例えば、走行停止、方向変更等の制御)を行う。
以上のような変形例のように、AGV1の走行制御に係るフィードバックが行われることにより、AGV1及び台車2a,2bが走行領域30から逸脱して走行することが抑制される。また、AGV1及び台車2a,2bが走行領域30から逸脱した場合においても走行の停止やオペレーター等の人員による対処(例えば、台車2に積載されている荷物の積みなおし等)等が可能となる。そして、AGV1及び台車2a,2bが走行コースの近傍に配置されている物品や構造物に接触したりすることが抑制される。
なお、AGV特徴部22及び台車特徴部25に関し、上記第1の実施形態で例示したものには限られず、種々の態様のものを採用することができる。
図15は、AGV特徴部22及び台車特徴部25の変形例について説明する図である。なお、図15においては、AGV1のみが代表として図示されているが、以下で説明する構成は台車2にも同様に適用することができる。この変形例では、発光ダイオードからなるLEDマーカー32が、AGV特徴部22及び台車特徴部25として用いられている。例えば、AGV特徴部22及び台車特徴部25の前側に、第1のLEDマーカー32aが設けられ、AGV特徴部22及び台車特徴部25の中心に対応する位置に第2のLEDマーカー32bが設けられている。そして、これらのLEDマーカー32a,32bは互いに発光態様、即ち、例えば、発光色や点灯・点滅の仕方や光源の大きさ等が異なっている。この発光態様の違いは、カメラ3による撮影画像から演算処理部14が画像処理において認識できるものであれば良い。また、発光するものには限られず、例えば、光を反射する反射板を採用することもできる。
LEDマーカー32の数や配置レイアウトは、例示したものには限られず、上述した前方標識26及び後方標識27と同様に、AGV1及び台車2において荷物等が配置される領域から前後に外れた位置に配置されても良い。図16の例では、台車2の下にAGV1が潜り込んだ状態で当該台車2と連結され、この状態でAGV1が走行する構成となっている。このような場合においても、特徴部であるLEDマーカー32a,32bが台車2によって覆い隠されないので、カメラ3による撮影画像からAGV特徴部22及び台車特徴部25が検出できない不具合が防止される。また、例えば、AGV1及び台車2において荷物等が配置される領域から前方に外れた位置のみマーカーを付与し、後方はテンプレートマッチング等によりAGV1及び台車2のエッジ形状等のそれぞれの特徴量を検出することにより、AGV1及び台車2の中心位置の推定を行なっても良い。
図17~図20は、AGV1及び台車2の識別手段の変形例について説明する図である。なお、図15と同様に図17~図19においては、AGV1のみが代表として図示されているが、以下で説明する構成は台車2にも同様に適用することができる。また、各図においてAGV特徴部22の図示は省略されている。
AGV1又は台車2の識別に関し、上記第1の実施形態においては、台車2毎にAGV特徴部22及び台車特徴部25の形状や数や配置パターンを変えることにより、各台車2を識別する構成を例示したが、これには限られない。例えば、図17に示されるように、AGV1や台車2毎にそれぞれ異なる文字列や記号等を付し、当該文字列等に基づき、AGV1や台車2を個別に識別できるようにしても良い。また、例えば、図18に示されるように、AGV1や台車2毎にそれぞれを識別するための識別コード33を付し、当該識別コード33を含む画像から演算処理部14が当該識別コード33を読み取ることにより、AGV1や台車2を個別に識別できるようにしても良い。例示した識別コード33は、二次元コード(例えば、所謂QRコード(登録商標))から構成されている。この他、識別コード33としては、バーコードや独自の識別コードを採用することもできる。
また、図19及び図20に示されるように、AGV1及び台車2にそれぞれの識別情報が記憶された無線マーカー34(例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグやビーコン等)を付与する。そして、この無線マーカー34とリーダー35(換言すると、検知器・受信機)との間で電磁誘導方式や電波方式などを用いた無線通信を行うことによってAGV1や台車2の識別情報を取得する構成を採用することも可能である。この場合、図20に示されるように、各カメラ3の設置位置にそれぞれリーダー35が設けられ、当該リーダー35で読み取られた識別情報が情報処理装置4に送信されることにより、情報処理装置4においてAGV1や台車2を個別に識別することができる。
図21は、第2の実施形態に係るシステムの構成図である。なお、同図において吹き出し内は、カメラ3に撮影された画像の一例を示すものである。上記第1の実施形態では、AGV1の走行コースにおいてAGV1が走行経路Rの仮想曲線に沿って進行方向を変更する領域、及び、AGV1が一旦停止して台車2への荷物の積み降ろし等が行われる経由点Vに対応する領域にそれぞれカメラ3が1台ずつ設置されている構成を例示したが、これには限られない。本実施形態においては、各領域にそれぞれ複数のカメラ3、具体的には、第1のカメラ3a及び第2のカメラ3bの2つのカメラが設置されている。なお、カメラ3の数は2台に限られず、3台以上のカメラ3が配置される構成を採用することもできる。そして、複数のカメラ3により撮影された画像の組み合わせにより、より広い視野(即ち、画角)の撮影画像に基づいてより広い領域でのAGV1の走行制御が可能となるため、AGV1及び台車2の不安定な走行がより確実に抑制される。また、複数カメラ3を用いた場合、三角測量の原理により、AGV特徴部22及び台車特徴部25を走行経路Rからの高さも含めた3次元位置でそれぞれ検出することができる。このため、図のようにAGV1の高さと台車2の高さとが極端に違う場合にも両方の位置をより正確に取得することが可能となる。なお、他の構成については第1の実施形態と同様である。
以上では、カメラ3により撮影された画像に基づいてAGV1及び台車2の動きを取得し、当該動きから走行状態を判定してAGV1の走行を制御する構成を例示した。さらに、これには限られず、必ずしもAGV1の動きを取得しなくてもよく、少なくとも台車2の動き(例えば、複数の台車2を牽引する場合は、これらの複数の台車2の動き)を取得し、当該動きからAGV1及び台車2の走行状態を判定してAGV1の走行を制御する構成を採用することも可能である。
また、カメラ3により撮影された画像に基づいてAGV1及び台車2の動きを取得する構成に限られず、例えば、台車2に、横方向(換言すると、X軸)、前後方向(換言すると、Y軸)、高さ方向(換言すると、Z軸)のそれぞれの方向における加速度を検知する加速度センサー等を設け、当該加速度センサーの検出結果に基づいて台車2の動きを取得する構成を採用することも可能である。
さらに、走行経路Rに沿って床面に誘導用のマーカー(例えば、磁気テープ等)が貼られ、当該マーカーに沿ってAGV1及び台車2が走行する構成にも本発明を同様に適用することが可能である。
1…搬送車(AGV),2…台車,3…カメラ,4…情報処理装置,5…無線通信装置,6…本体フレーム,7…駆動輪,8…駆動部,9…制御部,10…キャスター,11…レーザーセンサー,12…連結部,14…演算処理部,15…記憶部,16…無線通信部,18…荷台,19…車輪,20…連結部,22…AGV特徴部,23…方向標識,24…中心標識,25…台車特徴部,26…前方標識,27…後方標識,30…走行領域,32…LEDマーカー,33…識別コード,34…無線マーカー,35…リーダー

Claims (8)

  1. 台車を伴って自律走行する搬送車の走行制御システムであって、
    前記台車の稼働領域に対応するように配置された撮影部と、
    前記撮影部により撮影された前記台車を含む画像に基づいて前記台車の動きを取得する動き取得部と、
    を備え、
    前記稼働領域を走行する前記台車の動きに応じて前記搬送車の走行を制御することを特徴とする搬送車の走行制御システム。
  2. 前記台車に第1特徴部が付与され、
    前記動き取得部は、前記撮影部により撮影された前記第1特徴部を含む画像に基づいて前記台車の動きを取得することを特徴とする請求項に記載の搬送車の走行制御システム。
  3. 前記動き取得部によって取得された前記台車の動きに基づいて、前記台車の走行状態を判定する走行状態判定部を有し、
    前記搬送車の走行は、前記走行状態判定部の判定に基づいて制御されることを特徴とする請求項又は請求項に記載の搬送車の走行制御システム。
  4. 前記走行状態判定部は、前記稼働領域において予め設定された前記台車の走行経路を基準として所定の幅を有する走行領域の内側を前記台車が位置しているか否かを判定することを特徴とする請求項に記載の搬送車の走行制御システム。
  5. 前記搬送車に第2特徴部が付与され、
    前記動き取得部は、前記撮影部により撮影された前記第2特徴部を含む画像に基づいて前記搬送車の動きを取得し、
    前記搬送車の走行は、前記動き取得部によって取得された前記搬送車の動きに基づいて制御されることを特徴とする請求項から請求項の何れか一項に記載の搬送車の走行制御システム。
  6. 前記稼働領域は、前記台車が仮想直線に沿って走行する第1領域と、前記台車が仮想曲線に沿って走行する第2領域と、を有し、
    前記撮影部は、前記第2領域に対応するように配置されていることを特徴とする請求項から請求項の何れか一項に記載の搬送車の走行制御システム。
  7. 前記稼働領域は、前記台車が停止する第3領域を有し、
    前記撮影部は、前記第3領域に対応するように配置されていることを特徴とする請求項から請求項の何れか一項に記載の搬送車の走行制御システム。
  8. 台車を伴って自律走行する搬送車の走行制御方法であって、
    撮影部により稼働領域を走行する前記台車を含む画像を撮影し、
    前記台車を含む画像に基づいて前記台車の動きを取得し、
    前記稼働領域を走行する前記台車の動きに応じて前記搬送車の走行を制御することを特徴とする搬送車の走行制御方法。
JP2018022827A 2018-02-13 2018-02-13 搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法 Active JP7095301B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018022827A JP7095301B2 (ja) 2018-02-13 2018-02-13 搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法
PCT/JP2018/045730 WO2019159519A1 (ja) 2018-02-13 2018-12-12 搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法
US16/969,729 US11797011B2 (en) 2018-02-13 2018-12-12 Traveling control system for transport vehicle and traveling control method for transport vehicle
CN201880088967.6A CN111771175B (zh) 2018-02-13 2018-12-12 搬运车的行驶控制系统、以及搬运车的行驶控制方法
TW108104078A TW201935163A (zh) 2018-02-13 2019-02-01 搬送車之行駛控制系統、及、搬送車之行駛控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018022827A JP7095301B2 (ja) 2018-02-13 2018-02-13 搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019139548A JP2019139548A (ja) 2019-08-22
JP7095301B2 true JP7095301B2 (ja) 2022-07-05

Family

ID=67694110

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018022827A Active JP7095301B2 (ja) 2018-02-13 2018-02-13 搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7095301B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7338612B2 (ja) * 2020-11-16 2023-09-05 株式会社豊田自動織機 無人搬送車用制御装置
CN116939160A (zh) 2023-07-06 2023-10-24 浙江恒逸石化有限公司 一种通道监控方法、装置、设备以及存储介质

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013041527A (ja) 2011-08-19 2013-02-28 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 自動搬送車及びそれを用いた自動搬送車システム
JP2014186680A (ja) 2013-03-25 2014-10-02 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 自動搬送車

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5764014A (en) * 1996-02-01 1998-06-09 Mannesmann Dematic Rapistan Corp. Automated guided vehicle having ground track sensor

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013041527A (ja) 2011-08-19 2013-02-28 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 自動搬送車及びそれを用いた自動搬送車システム
JP2014186680A (ja) 2013-03-25 2014-10-02 Hitachi Industrial Equipment Systems Co Ltd 自動搬送車

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019139548A (ja) 2019-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111771175B (zh) 搬运车的行驶控制系统、以及搬运车的行驶控制方法
JP7081194B2 (ja) 搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法
US10875448B2 (en) Visually indicating vehicle caution regions
KR101319045B1 (ko) 무인 화물 이송로봇
CN106155066B (zh) 一种可进行路面障碍检测的搬运车及搬运方法
JP2009080804A (ja) 自律移動ロボットシステム
JP7282345B2 (ja) Rfidリーダと内蔵プリンタを備えた自己駆動システム
JP7095301B2 (ja) 搬送車の走行制御システム、及び、搬送車の走行制御方法
CN111717843A (zh) 一种物流搬运机器人
JP7207046B2 (ja) 自律移動装置、誘導システムおよび自律移動装置の移動方法
JP2022146514A (ja) 無人搬送車、無人搬送システム及び搬送プログラム
JP7112803B1 (ja) 搬送システム、及び搬送制御方法
JP2021086205A (ja) 識別部材、自律移動装置、連結システムおよび連結方法
CN114296464B (zh) 一种基于二维码导航的agv控制系统及方法
JP5413285B2 (ja) 移動体とその旋回半径算出方法
JP7283152B2 (ja) 自律移動装置、プログラムおよび自律移動装置の操舵方法
JP7006889B2 (ja) 移動車両の走行システム
JP7301409B2 (ja) 搬送システム、及び搬送制御方法
CN112965474A (zh) 自动导向车agv的导航控制方法、系统以及存储介质
JPWO2019069921A1 (ja) 移動体
JP7464319B2 (ja) 搬送システム、及び搬送制御方法
WO2023047476A1 (ja) 移動体およびその制御方法
JP7439594B2 (ja) 識別部材、識別部材の検出装置、自律移動装置、検出方法およびプログラム
WO2023053180A1 (ja) 移動体の制御装置および制御方法
JP7423979B2 (ja) 運搬制御装置、運搬制御方法、プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20180910

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20181121

RD07 Notification of extinguishment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7427

Effective date: 20200810

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201203

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20210917

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20211108

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211124

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220606

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7095301

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150