JP7094608B2 - 不良判定方法 - Google Patents

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Description

本発明は不良判定方法に関する。
物品に対して行った溶接が正常か否かを判定する方法として、溶接を行った後に、溶接の状態を目視で確認したり、溶接された物品をロット毎に所定の数取り出して破壊検査したりすることが知られている。これに対して、特許文献1には、物品に対する溶接における電流や電圧に基づいて、行われた溶接が正常か否かをスコア化する方法が開示されている。
特表2013-510725号公報
しかし、特許文献1の不良判定方法は、所定の時間内の電流を平均した平均電流値を算出し、平均電流値と正常データを差分して、この差分値が閾値以上か否かを溶接の不良の判断要素の1つとして用いている。しかし、この判定方法では、所定時間内に正常データに対し、局所的に離間し、全体的に近接する電流を検出した場合、これらの電流が平均されることで、局所的に離間した電流を識別できなくなる。そのため、電流が局所的に離間することにより発生する溶け込み深さの局所的な増減に起因する溶接不良等を検出できず、溶接が正常に行われたか否かを精度よく判定できないおそれがある。
本発明は、上記従来の実情に鑑みてなされたものであって、物品の加工が正常か否かを容易に判定することができる不良判定方法を提供することを解決すべき課題としている。
本発明の不良判定方法は、良品データ取得工程、変位量取得工程、差分取得工程、第1計算工程、差分値除外工程、及び判定工程を備えている。良品データ取得工程は物品の任意の加工工程における物品の品質に影響を与え経時的に変化する物品の正常変位量を取得する。変位量取得工程は物品の任意の加工工程における物品の品質に影響を与え経時的に変化する加工変位量を取得する。差分取得工程は加工工程における正常変位量に対する加工変位量の差分値を単位時間毎に取得する。第1計算工程は差分値の絶対値の総和、及び差分値の絶対値の最大値を求める。差分値除外工程は、差分値の中から、正常変位量に対して所定の範囲を除外する。判定工程は第1計算工程において求められた差分値の絶対値の総和、及び差分値の絶対値の最大値が閾値から外れるか否かを判定する。差分値除外工程では、正常変位量から得た複数の標準偏差の平均である平均標準偏差に基づいた値より小さい差分値を除外する。
本発明の不良判定方法は、良品データ取得工程、変位量取得工程、差分取得工程、第1計算工程、差分値除外工程、及び判定工程を備えている。良品データ取得工程は物品の溶接工程における物品の品質に影響を与え経時的に変化する物品の正常変位量を取得する。変位量取得工程は物品の溶接工程における物品の品質に影響を与え経時的に変化する加工変位量を取得する。差分取得工程は溶接工程における正常変位量に対する加工変位量の差分値を単位時間毎に取得する。第1計算工程は差分値の絶対値の総和、及び差分値の絶対値の最大値を求める。差分値除外工程は、差分値の中から、正常変位量に対して所定の範囲を除外する。判定工程は第1計算工程において求められた差分値の絶対値の総和、及び差分値の絶対値の最大値が閾値から外れるか否かを判定する。差分値除外工程では、正常変位量から得た複数の標準偏差の平均である平均標準偏差に基づいた値より小さい差分値をゼロにして除外し、平均標準偏差に基づいた値より大きい差分値を保持する。
本発明の不良判定方法は、第1計算工程において求められた差分値の絶対
値の総和を溶接工程における溶接時間で除する第2計算工程を備え得る。こ
の場合、この不良判定方法は、物品に対する任意の加工工程における加工時
間の長さ(すなわち、加工開始から加工終了までの変位量の波形の長さ)を
考慮しなくて済む。
本発明の不良判定方法を実施する溶接装置を示す概略図である。 本発明の不良判定方法を実施するための事前処理を示すフローチャートである。 (A)は物品の溶接加工における複数の電流波形、及び複数の電流波形のそれぞれの単位時間毎の電流値を示すグラフであり、(B)は複数の電流波形のそれぞれの単位時間毎の電流値の平均値を示す式である。 良品のデータである複数の電流波形のそれぞれの単位時間毎の差分値を示す表である。 (A)は良品のデータである複数の電流波形のそれぞれの標準偏差を示す表であり、(B)は平均標準偏差を示す式である。 実施形態の不良判定方法を実施するための機械学習処理を示すフローチャートである。 学習用データである複数の電流波形のそれぞれの単位時間毎の差分値を示す表である。 (A)は学習用データである複数の電流波形のそれぞれにおいて抽出した差分値を示す表であり、(B)は学習用データである複数の電流波形のそれぞれの特徴量を示す表である。 本発明の不良判定方法の判定処理を示すフローチャートである。 判定するデータである電流波形の単位時間毎の差分値を示す表である。 (A)は判定するデータの電流波形において抽出した差分値を示す表であり、(B)は判定するデータの電流波形の特徴量を示す表である。 横軸に差分値の絶対値の総和をとり、縦軸に差分値の絶対値の最大値をとったグラフであって、分離超平面(判定器)である線分が、差分値の絶対値の総和及び差分値の絶対値の最大値のそれぞれが正になる領域を2つの領域に分割した状態を示す。
本発明の不良判定方法を具体化した実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<実施形態>
先ず、この不良判定方法が用いられる溶接装置1について、図1を参照しつつ説明する。この溶接装置1はトーチ部10、電源部10A、電流値検知部10B、第1電圧値検知部10C、第2電圧値検知部10D、及び制御部10Eを備えている。この溶接装置1では、部材11A及び部材11Bの被溶接部11Cを溶接して、物品11を得ることができる。
トーチ部10は、アーク溶接を行うための電極を構成し、棒状に形成された溶接部材10Fを繰り出す。溶接部材10Fは、溶接中に連続してトーチ部10から繰り出される。また、トーチ部10は移動機構(図示せず)によって部材11A及び部材11Bの被溶接部11C(以降、被溶接部11Cという)に沿って移動することができる。トーチ部10と被溶接部11Cとの間にアークが発生するのに必要な電圧が後述する電源部10Aによって電圧を印加されると、トーチ部10と被溶接部11Cとの間にアークが発生して、トーチ部10と被溶接部11Cとの間に電流が流れる。これにより、被溶接部11Cの溶接が実行される。これに合わせて、溶接部材10Fが連続的にトーチ部10の先端から繰り出されつつ、トーチ部10が移動機構によって被溶接部11Cに沿って移動することによって、被溶接部11Cを連続して溶接を行うことができる。
電源部10Aは溶接に用いる電力をトーチ部10に供給する。電源部10Aは第1導電路10Gを介してトーチ部10に電気的に接続されている。また、電源部10Aは第2導電路10Hを介して部材11A、及び部材11Bに電気的に接続される。
また、第1導電路10Gには第1導電路10Gに流れる電流を検知する電流値検知部10Bが介在して設けられている。電流値検知部10Bは第1導電路10Gに流れる電流を検知して、検知した電流の大きさに対応する値を後述する制御部10Eに出力する。
制御部10Eは本発明の不良判定方法を実行する。具体的には、制御部10EはROM(リードオンリメモリ)、CPU(中央演算処理装置)、及びRAM(ランダムアクセスメモリ)等を有している(図示せず。)。ROMはCPUで実行される制御プログラム等を予め記憶する。CPUはROMに格納されたプログラム等を実行する。RAMはCPUによって実行されたプログラムにしたがって動作する。
次に、この溶接装置1の動作について説明する。先ず、部材11A及び部材11Bを溶接装置1に配置する。このとき、トーチ部10が被溶接部11Cの溶接を開始する部分の近傍に位置するように部材11A及び部材11Bを溶接装置1に配置する。
次に、電源部10Aからトーチ部10と被溶接部11Cとの間にアークの発生に必要な電圧を印加する。そして、トーチ部10から溶接部材10Fを繰り出す。そして、電流値検知部10Bがトーチ部10と、部材11A及び部材11Bの被溶接部11Cとの間に流れる電流値の検知を開始する。そして、トーチ部10と被溶接部11Cとの間にアークが発生するのに必要な電圧が印加されると、トーチ部10と被溶接部11Cとの間にアークが発生して、トーチ部10と被溶接部11Cとの間に電流が流れる。こうして、被溶接部11Cの溶接を開始する部分において溶接が開始(加工開始)する。
そして、溶接部材10Fが連続してトーチ部10から繰り出されつつ、トーチ部10が移動機構によって被溶接部11Cに沿って移動する。これにより、被溶接部11Cが連続して溶接される。そして、トーチ部10が被溶接部11Cの溶接を終了する部分に到達する。すると、溶接装置1はトーチ部10と被溶接部11Cとの間に印加していた電圧の印加を停止する。こうして被溶接部11Cの溶接が終了(加工終了)し、物品11を得る。そして、溶接装置1から物品11を取り出して、次に溶接する部材11A及び部材11Bを溶接装置1に配置する。こうして、この溶接装置1を用いて、複数の部材11A及び部材11Bの溶接を繰り返し実行して、複数の物品11を得る。
次に、本発明の不良判定方法を用いて、溶接装置1によって得られた物品11の溶接の品質が正常か否かを判定する手順について図2~12を参照しつつ説明する。この不良判定方法は、制御部10Eによって実行される。
≪事前処理≫
事前処理は、被溶接部11Cにおいて正常に溶接が実行されたときに第1導電路10Gに流れる電流値の波形を取得して、不良判定方法を実行する際に用いる値を計算して得る処理である。
先ず、図2に示すように、良品のデータを取得する(ステップS1)。ここで、良品のデータとは被溶接部11Cにおいて正常に溶接が実行されたときに第1導電路10Gを流れる電流値の波形である。つまり、この電流値の波形は正常変位量である。具体的には、複数の被溶接部11Cにおいて、溶接の開始から終了までに電流値検知部10Bが検知した電流値に対応する値の波形(以降、複数の電流波形W1~Wnという)を取得する。ここで、nは取得した良品のデータの数である。また、複数の電流波形W1~Wnは正常変位量であり、物品11の品質に影響を与え経時的に変化する。つまり、ステップS1は良品データ取得工程であり、物品11の任意の加工工程である溶接工程における溶接開始から溶接終了までの物品11の複数の電流波形W1~Wn(正常変位量)を取得する。
次に、取得した良品のデータの平均値を計算する(ステップS2)。具体的には、ステップS1で取得した、複数の電流波形W1~Wnの平均値を計算する。複数の電流波形W1~Wnは、図3(A)に示すように、経時的に互いがおおよそ同様に変化しているが、同一でない。つまり、複数の電流波形W1~Wnはばらつきを有している。
ステップS2では、これら複数の電流波形W1~Wnのそれぞれの単位時間毎の電流値の大きさの平均値を計算する。具体的には、溶接の開始から終了までの加工時間である溶接時間Tendにおいて、単位時間である所定の時間(T1~Tm)毎に複数の電流波形W1~Wnのそれぞれの電流値の大きさの平均値を計算する。ここで、mは1より大きい整数である。また、所定の時間T1における電流波形W1~Wnのそれぞれの電流値をA11~An1とし、時間Tmにおける電流波形W1~Wnのそれぞれの電流値をA1m~Anmとする。ここで、所定の時間T1における電流値A11~An1の大きさの平均を平均値H1とし、時間Tmにおける電流値A1m~Anmの大きさの平均を平均値Hmとする(図3(B)参照。)。これにより、複数の電流波形W1~Wnの平均値H1~Hmを得る。つまり、平均値H1~Hmは、複数の電流波形W1~Wnの平均値である。
次に、良品のデータから平均値H1~Hmを減ずる(ステップS3)。具体的には、図4に示すように、複数の電流波形W1~Wnのそれぞれの電流値(A11~An1)~(A1m~Anm)(以降、電流値Aという)からステップS2で得た平均値H1~Hmを減ずる。これにより、複数の電流波形W1~Wnのそれぞれの所定の時間T1~Tmにおける電流値Aの平均値H1~Hmからの差分値を得る。ここで、電流波形W1における差分値は差分値D11~D1mとし、電流波形Wnにおける差分値は差分値Dn1~Dnmとする。以降、差分値(D11~D1m)~(Dn1~Dnm)を差分値Dという。
次に、平均標準偏差σを求める(ステップS4)。具体的には、図5(A)に示すように、ステップS3で得た差分値Dから複数の電流波形W1~Wnのそれぞれの標準偏差S1~Snを計算する。ここで、標準偏差S1は電流波形W1に対応し、標準偏差Snは電流波形Wnに対応する。そして、こうして得られた標準偏差S1~Snの平均値が平均標準偏差σである(図5(B)参照。)。こうして、事前処理を終了する。また、標準偏差S1~Snに替えて、複数の電流波形W1~Wnのそれぞれの不偏標準偏差を計算し、各不偏標準偏差を用いて平均標準偏差を計算しても良い。また、ステップS4において、所定の時間T1~Tmのそれぞれにおける電流値Aの標準偏差を計算し、こうして得られた標準偏差の平均値を平均標準偏差σとしても良い。
≪機械学習処理≫
機械学習処理は、事前処理で得た値に基づいて、溶接が正常か否かを判定するための分離超平面(判定器)を生成する処理である。一般的に設備・加工条件が変更される度に作業者がプログラムを変更し分離超平面(閾値)を再度算出・設定する必要があるが、機械学習処理を実行することで作業者がプログラムを変更しなくても設備・加工条件の変更に対応できる。
先ず、図6に示すように、学習用データを取得する(ステップS11)。ここで、学習用データとは、溶接が正常か否かを判定する分離超平面(閾値)を算出するためのデータであって、被溶接部11Cにおいて正常に溶接が実行されたときの電流値の波形に限らず、被溶接部11Cにおいて正常でない溶接が実行されたときの電流値も取得する。具体的には、ステップS11では、複数の電流波形M1~Miを取得する(図3参照。)。ここで、iは取得した学習用データの数である。
次に、学習用データから平均値H1~Hmを減ずる(ステップS12)。具体的には、図7に示すように、ステップS2で得た平均値H1~Hmを複数の電流波形M1~Miのそれぞれの単位時間毎の電流値(B11~Bi1)~(B1m~Bim)(以降、電流値Bという)から減ずる。これにより、複数の電流波形M1~Miのそれぞれの所定の時間T1~Tmにおける電流値Bの平均値H1~Hmからの差分値を得る。ここで、電流波形M1における差分値は差分値E11~E1mとし、電流波形Miにおける差分値は差分値Ei1~Eimとする。以降、差分値(E11~E1m)~(Ei1~Eim)を差分値Eという。
次に、平均標準偏差σに基づいた値より大きい差分値Eを抽出する(ステップS13)。具体的には、差分値EとステップS4で得た平均標準偏差σに基づいた値との大きさを比較する。ここで、平均標準偏差σに基づいた値とは、平均標準偏差σの大きさを任意の大きさ(例えば1倍や2倍や3倍等)に変更したものである。
そして、差分値Eが平均標準偏差σに基づいた値より小さい場合、この差分値Eをゼロにする。また、差分値Eが平均標準偏差σに基づいた値より大きい場合、差分値Eを保持する。こうして、平均標準偏差σに基づいた値より大きい差分値Eを抽出する。こうして抽出された複数の電流波形M1~Miのそれぞれの差分値Eの一例を図8(A)に示す。
なお、平均標準偏差σに基づいた値の大きさを変更することによって、抽出される差分値Eの数を調節することができる。例えば、平均標準偏差σに基づいた値を大きくすると、抽出される差分値Eの数は少なくなり、平均標準偏差σに基づいた値を小さくすると、抽出される差分値Eの数は多くなる。つまり、平均標準偏差σに基づいた値の大きさを任意の大きさに変更することによって、抽出する差分値Eの数を所望の数に調節することができる。これにより、後述する判定処理における異常判定の度合いを調整することができる。具体的には、平均標準偏差σに基づいた値を大きくすると大きな差分値E(すなわち、大きな変動があったもの)が異常であると判定され、平均標準偏差σに基づいた値を小さくすると小さな差分値E(すなわち、小さな変動があったもの)でも異常であると判定することができる。
次に、学習用データ毎の特徴量を求める(ステップS14)。具体的には、図8(B)に示すように、複数の電流波形M1~Miのそれぞれにおいて抽出された差分値Eにおいて二乗和平方根の値を合計する。これにより、複数の電流波形M1~Miのそれぞれにおいて抽出された差分値Eの絶対値の総和G1~Gi(以降、総和G1~Giという)を得る。また、複数の電流波形M1~Miにおいて抽出された差分値Eにおいて求めた二乗和平方根の値の内、最も大きな値が最大値E1(max)~Ei(max)(以降、最大値E1(max)~Ei(max)という)である。こうして得られたこれら総和G1~Gi、及びE1(max)~Ei(max)が複数の電流波形M1~Miのそれぞれの特徴量K1~Kiである(図8(B)、図12参照。)。特徴量Ki(総和Gi、及び最大値Ei(max))は、その値がより大きくなるほど、電流波形Miの電流値Bi1~Bimが平均値H1~Hmからより乖離することを示す。
次に、溶接が正常か否かを判定する分離超平面(判定器)を生成する(ステップS15)。具体的には、ステップS14で得られた特徴量K1~Ki、及び最大値E1(max)~Ei(max)を説明変数とし、溶接が正常か否かのいずれかの判定結果を目的変数とする。そして、これら説明変数と目的変数とを用い、機械学習することによって、溶接が正常か否かを判定する分離超平面L(閾値)を判定器として算出して生成する(図12参照。)。ここで、機械学習とは、人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現する公知の手法である。機械学習はデータの集合について解析し、有意な規則や判断基準等を抽出するものである。機械学習の手法として、例えば、教師あり学習や、教師なし学習等が知られている。教師あり学習は、説明変数と説明変数に対応する目的変数とを紐付けする関数を生成する手法である。教師なし学習は、説明変数のみから関数を生成する手法である。こうして生成された分離超平面L(判定器)はコンピュータプログラムの関数であり、例えば制御部10EのRAM等に保存される。こうして、機械学習処理を終了する。
≪判定処理≫
本発明の不良判定方法であって、事前処理、及び機械学習処理において得られた値等を用いて溶接が正常か否かを判定する処理である。
先ず、図9に示すように、判定するデータを取得する(ステップS21)。具体的には、ステップS21では、加工変位量である電流波形Xpを取得する。電流波形Xpは、物品11の品質に影響を与え経時的に変化する(図3参照。)。つまり、ステップ21は変位量取得工程であり、物品11の任意の加工工程である溶接工程における溶接開始から溶接終了までの電流波形Xp(加工変位量)を取得する。ここで、pは任意の整数であり、判定するデータの数である。なお、電流波形Xpは、例えば、溶接開始から溶接終了までの全てのデータが制御部10EのRAM等に一旦保存される。
次に、判定するデータから平均値H1~Hmを減ずる(ステップS22)。具体的には、図10に示すように、ステップS2で得た平均値H1~Hmを制御部10EのRAM等に一旦保存された電流波形Xpの単位時間毎の電流値Cp1~Cpm(以降、電流値Cという)から減ずる。これにより、電流波形Xpの所定の時間T1~Tmにおける電流値Cの平均値H1~Hmからの差分値を得る。ここで、電流波形Xpにおける差分値は差分値Qp1~Qpmとする。以降、差分値Qという。つまり、ステップS22は差分取得工程であり、溶接工程における溶接開始から溶接終了までの電流波形W1~Wn(正常変位量)に対する電流波形Xp(加工変位量)の差分値Qを所定の時間T1~Tm毎に取得する。
次に、平均標準偏差σに基づいた値より大きい差分値Qを抽出する(ステップS23)。具体的には、差分値QとステップS4で得た平均標準偏差σに基づいた値との大きさを比較する。そして、差分値Qが平均標準偏差σに基づいた値より小さい場合、この差分値Qをゼロにする。また、差分値Qが平均標準偏差σに基づいた値より大きい場合、差分値Qを保持する。こうして、平均標準偏差σに基づいた値より大きい差分値Qを抽出し、平均標準偏差σに基づいた値より小さい差分値Qを除外する。つまり、こうして抽出された差分値Qは、電流波形W1~Wnの電流値Aから得た平均値H1~Hmに対して、電流波形W1~Wnから得た標準偏差S1~Snの平均値である平均標準偏差σに基づいた値より離れている。こうして抽出された電流波形Xpの差分値Qの一例を図11(A)に示す。つまり、ステップS23は差分値除外工程であり、差分値Qの中から電流波形W1~Wn(正常変位量)に対して所定の範囲である電流波形W1~Wnから得た平均標準偏差σに基づいた範囲を所定の時間T1~Tm毎に除外する。
次に、判定するデータの特徴量を求める(ステップS24)。具体的には、図11(B)に示すように、電流波形Xpにおいて抽出値として抽出された差分値Qにおいて二乗和平方根の値を合計する。これにより、電流波形Xpにおいて抽出された差分値Qの絶対値の総和Rp(以降、総和Rpという)を得る。また、電流波形Xpにおいて抽出された差分値Qにおいて計算した二乗和平方根の値の内、最も大きな値が最大値Qp(max)(以降、最大値Qp(max)という)である。こうして得られたこれら総和Rp、及び最大値Qp(max)が電流波形Xpの特徴量Upである(図11(B)参照。)。つまり、ステップS24は第1計算工程であり、総和Rp、及び最大値Qp(max)を求める。特徴量Up(総和Rp、及び最大値Qp(max))は、その値がより大きくなるほど、電流波形Xpの電流値Cp1~Cpmが平均値H1~Hmからより乖離することを示す。
次に、ステップS15で生成された分離超平面L(判定器)を読み込む(ステップS25)。具体的には、制御部10EのRAM等に保存されたコンピュータプログラムの関数である分離超平面L(判定器)が、CPUに読み込まれる。
次に、分離超平面L(判定器)と特徴量Upとを比較して、判定するデータが正常か否かを判定する(ステップS26)。具体的には、分離超平面L(判定器)は、図12に示すように、横軸に総和Rpをとり、縦軸に最大値Qp(max)をとった平面Jであって、総和Rp、及び最大値Qp(max)のそれぞれが正になる領域を2つの領域J1,J2に分割する線分として表される。この場合、特徴量Up(電流波形Xpの総和Rp、及び最大値Qp(max))が、分離超平面L(閾値)によって分割された一方の領域J1に位置するとき、電流波形Xpは良品と判定され、特徴量Up(電流波形Xpの総和Rp、及び最大値Qp(max))が、分離超平面L(閾値)によって分割された他方の領域J2に位置するとき、電流波形Xpは不良品と判定される。つまり、ステップS26は判定工程であり、ステップS24において求められた総和Rp、及び最大値Qp(max)が分離超平面L(閾値)から外れるか否かを判定する。なお、分離超平面Lの形は、図12に開示された形に限定されない。
また、ステップS26において、溶接時間Tendで総和Rpを除する。これにより得られた値Fは、単位時間(例えば1秒)に対する総和Rpの大きさを示すものである。つまり、ステップS26は第2計算工程も備えており、ステップS24において求められた総和Rpを溶接工程における溶接時間Tendで除する。これにより、例えば、この溶接装置1を用いて異なる溶接時間の溶接を実行した場合、溶接時間に影響されずに互いの値Fを区別することなく扱うことができる。こうして、判定処理を終了する。
このように、この不良判定方法は、経時的に変化する電流波形Xpにおいて、電流波形W1~Wnに対する差分値Qを所定の時間T1~Tm毎に取得して、差分値Qの絶対値の総和Rp、及び差分値Qの絶対値の最大値Qp(max)を求め、この差分値Qの絶対値の総和Rp、及び差分値Qの絶対値の最大値Qp(max)を分離超平面L(閾値)から外れるか否かを判定している。つまり、差分値Qの絶対値の総和Rpにより全体の差分値を算出し、差分値Qの絶対値の最大値Qp(max)により最大の差分値を算出し、算出結果を分離超平面L(閾値)により判定することで、電流波形Xpが電流波形W1~Wnに対し全体的に離間する場合だけでなく、電流波形Xpが電流波形W1~Wnに対して局所的に離間する場合であっても異常として検出することができる。そのため、物品11対して溶接加工が正常に行われたか否かを精度よく判定できる。
したがって、本発明の不良判定方法は、物品11の加工が正常か否かを容易に判定することができる。
また、この不良判定方法は、差分値Qの中から、電流波形W1~Wnに対して電流波形W1~Wnから得た平均標準偏差σに基づいた範囲を除外する差分値除外工程を備えている。このため、この不良判定方法は、物品11に対する溶接加工において発生する差分値Qが電流波形W1~Wnから得た平均標準偏差σに基づいた範囲より離れていない場合には差分値Qを抽出しない。これによって、正常な加工を異常な加工と誤判定することを防ぐことができる。例えば、差分値Qとして微小なずれも累積されれば大きな差になる。しかし、この微小なずれは本来の正常な加工の範囲内であり、抽出すべきではない値である。正常な加工で発生する差分値Qから電流波形W1~Wnに対して電流波形W1~Wnから得た平均標準偏差σに基づいた範囲を除外することで、正常な加工を異常な加工であると誤判定することを防ぐものである。そして、こうして差分値Qの絶対値の総和Rpを求めると共に、差分値Qの絶対値の最大値Qp(max)を求めることによって、加工が正常に行われたか否かを精度よく判定できる。
また、この不良判定方法の所定の範囲は、電流波形W1~Wnから得た平均標準偏差σに基づいた範囲である。一般的に設備毎に正常な加工で発生する差分値Qのばらつきの範囲は異なるが、この不良判定方法は、電流波形W1~Wnから得た平均標準偏差σを用いることで、所定の範囲を全体のばらつきに対して所望の割合に設定できる。これにより、差分値Qのばらつきの範囲が異なる設備に対しても、所定の範囲を変更しなくとも物品11に対する溶接加工が正常に行われたか否かを精度よく判定できる。
また、この不良判定方法は、ステップS24において求められた差分値Qの絶対値の総和Rpを溶接工程における溶接時間Tendで減ずる第2計算工程を備えている。このため、この不良判定方法は、物品11の被溶接部11Cに対する溶接工程における溶接時間Tendの長さ(すなわち、溶接開始から溶接終了までの電流波形Xpの波形の長さ)を考慮しなくて済む。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)実施形態では、変位量として電流波形を取得しているが、変位量として電圧波形や被溶接部に対するトーチ部の移動量等を取得して用いても良い。また、これらの値を複合的に用いてもよい。
(2)実施形態では、平均標準偏差を1倍や2倍や3倍等に変更し、差分値との大きさを比較しているが、平均標準偏差を1倍より小さく変更しても良く、3倍より大きく変更しても良い。
(3)実施形態では、溶接加工を例示しているが、切削加工や折り曲げ加工等の他の加工であっても良い。
(4)実施形態では、トーチ部が移動機構によって被溶接部に沿って移動することが例示されているが、被溶接部をトーチ部に沿って移動させても良い。
11…物品、L…分離超平面(閾値)、Q(Qp1~Qpm)…差分値、Qp(max)…差分値の絶対値の最大値、Rp…差分値の絶対値の総和、Tend…溶接時間(加工時間)、Xp…電流波形(加工変位量)、σ…平均標準偏差(正常変位量から得た標準偏差)、W1~Wn…複数の電流波形(正常変位量)

Claims (2)

  1. 物品の溶接工程における前記物品の品質に影響を与え経時的に変化する前記物品の正常変位量を取得する良品データ取得工程と、
    前記物品の溶接工程における前記物品の品質に影響を与え経時的に変化する加工変位量を取得する変位量取得工程と、
    前記溶接工程における前記正常変位量に対する前記加工変位量の差分値を単位時間毎に取得する差分取得工程と、
    前記差分値の絶対値の総和、及び前記差分値の絶対値の最大値を求める第1計算工程と、
    前記差分値の中から、前記正常変位量に対して所定の範囲を除外する差分値除外工程と、
    前記第1計算工程において求められた前記差分値の絶対値の総和、及び前記差分値の絶対値の最大値が閾値から外れるか否かを判定する判定工程と、
    を備え、
    前記差分値除外工程では、前記正常変位量から得た複数の標準偏差の平均である平均標準偏差に基づいた値より小さい前記差分値をゼロにして除外し、前記平均標準偏差に基づいた値より大きい前記差分値を保持することを特徴とする不良判定方法。
  2. 前記第1計算工程において求められた前記差分値の絶対値の総和を前記溶接工程における溶接時間で除する第2計算工程を備えていることを特徴とする請求項1に記載の不良判定方法。
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