JP7094561B2 - 建設汚泥の処理管理方法と処理管理システム - Google Patents

建設汚泥の処理管理方法と処理管理システム Download PDF

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Description

本発明は、建設汚泥の処理管理方法と処理管理システムに関し、特に、建設現場などから排出された建設汚泥を、汚泥の汚染状態に応じて処理場に選択して運搬し、効率良くリサイクル処理などを行うことができる、処理管理方法と処理管理システムに関する。
建設現場から排出される建設汚泥は、原則的に、管理票(マニフェスト伝票)を付して処分場に搬入し、処理されるが、適正な処分場で、適正な処理が行われず、廃棄処理や埋め戻し処理などが不正に行われる場合があった。
このため、従来、建設現場から排出される建設汚泥などの運搬経路を、適正に監視し、適正な処分場にそれらの建設汚泥を搬入し、処理する処理管理システムが、下記特許文献1などにより、提案されている。
特開2004-231387号公報
この建設汚泥の処理管理システムは、建設現場から排出される建設汚泥を運搬する車両に、GPS測位端末装置を設置し、GPSによって車両の位置情報を計測しながら、無線通信網を介して、端末装置からネットワークセンターに位置情報を送信する。さらに、処理管理システムは、車両の車速を検出する車速センサ、積荷の重量を検出する重量センサが車両に装着され、建設汚泥を運搬する車両が、建設汚泥を搬送し、荷下ろしする場所などの情報を、測位端末装置から、ネットワークセンターに送信し、建設汚泥を運搬する車両を監視するように構成される。
しかし、建設現場から排出される建設汚泥には、例えば自然由来の砒素、鉛、水銀、カドミウムなどの有害物質が含まれる場合があり、仮に、これらの有害物質が建設汚泥中に含まれる場合、通常の建設汚泥の処分場とは別の処分場に搬入するか、或いは処理コストの高価な最終処分場に搬入する必要がある。
しかるに、従来の処理管理システムでは、建設汚泥中にどのような有害物質が含まれるか、搬入時には不明なため、所定の公定分析を行う必要があった。このため、公定分析に長時間を必要とし、建設汚泥中の有害物質の有無に応じて、適正な処分場に、建設汚泥を効率良く、迅速に搬入して、適正な処理を行うことができないという課題があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、建設汚泥を効率良く処理場に搬入するとともに、汚泥中の有害物質の量に応じて、適正な処理場に搬入し、汚泥処理を行うことができる処理管理システムと処理管理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る建設汚泥の処理管理システムは、
建設汚泥を積載する車両に装着され、該車両の位置を示す測位信号を発生し、且つ無線通信を介して送られた運搬先を示す指令信号を受信する車両端末と、インターネットに接続され、該指令信号を該車両端末に送信する管理サーバと、を備えた建設汚泥の処理管理システムにおいて、
該車両に積載された該汚泥に対し一次X線を照射し、該汚泥から生成する蛍光X線を検出して該汚泥内の有害金属の含有量を示す検出信号を生成する携帯型の蛍光X線分析装置と、
該蛍光X線分析装置から出力される検出信号を入力し、インターネットを介して該管理サーバに該検出信号を送信する管理端末と、
該管理サーバ内に設けられ、該管理端末から送信された該蛍光X線分析装置の該検出信号を受信し、該検出信号の有害金属の含有量と予め設定された閾値とを比較し、該汚泥の汚染レベルを判定する汚染レベル判定手段と、
該管理サーバ内に設けられ、該汚染レベル判定手段が判定した該汚泥の汚染レベルに基づき決定された該汚泥の処理場を決定する処理場決定手段と、
を備え、該管理サーバは、該処理場決定手段が決定した該処理場の情報を、該車両端末に送信することを特徴とする。
この発明の建設汚泥の処理管理システムによれば、建設現場から排出された建設汚泥を積載した車両が、所定の場所に到着したとき、担当者が、携帯型の蛍光X線分析装置を用いて、当該汚泥の有害金属の含有量を計測し、該含有量の情報が管理端末を通して管理サーバに送られる。
管理サーバは、その汚染レベル判定手段が該汚泥の有害金属の含有量に基づき、該汚泥の汚染レベルを判定する。さらに、管理サーバの処理場決定手段が該汚染レベルに基づき該汚泥の処理場を決定し、その情報が車両端末に送信され、汚泥を積載した車両は当該処理場に向けて汚泥を搬送する。
これにより、建設汚泥中に含まれる有害物質の含有量に応じて決定された、適正な処理場に、効率良く建設汚泥を搬入して、適正な処理を行うことができる。また、携帯型の蛍光X線分析装置を用いて有害金属の含有量を計測するため、全ての車両の汚泥を、効率良く検査し、迅速に適正な処理場に搬入することができる。
ここで、上記管理端末が携帯端末から構成され、端末にカメラが設けられ、建設汚泥を積載する車両の車両番号を該カメラが撮影し、撮影した際の画像信号に基づき、該車両の該車両番号データを生成する画像認識手段を、該管理端末に設けることが好ましい。これによれば、担当者が、管理端末を用いて、建設汚泥を積載した車両の車両番号を撮影し、画像認識された車両番号データを管理サーバに簡単に送信することができる。車両番号を受信した管理サーバは、当該車両とそれを積載する建設汚泥の汚染レベルとを、適正に関連付けて記憶し、当該車両の車両端末に対し正確な処理場の情報を送信し、効率良く汚泥の行き先を管理することができる。
またここで、上記管理サーバの記憶部或いは別の記憶部に、車両と積荷に関するデータを記憶する車両・積荷データベース、運転者に関するデータを記憶する運転者データベース、及び汚泥中の有害金属の分析結果を記憶する分析結果データベースを設けることが好ましい。これによれば、管理サーバは、複数の車両に積載された建設汚泥を適正に管理し、汚泥中の有害金属の分析データを、効率良く適正に記憶し管理することができる。
またここで、上記車両端末には、車両の移動位置を測位し、測位した位置を、ディスプレイ上に表示するGPS測位部が設けられ、汚泥の分析結果に基づき決定された処理場の位置を、車両の位置とともに、車両端末のディスプレイ上に表示するように構成することができる。これによれば、車両の運転者は、車両端末のディスプレイを見ながら、処理場の位置を確認し、汚泥を適正な処理場に運搬することができる。
また、本発明の建設汚泥の処理管理方法は、
建設汚泥を積載する車両に装着され該車両の位置を示す測位信号を発生し、且つ無線通信を介して送られた運搬先を示す指令信号を受信するする車両端末と、インターネットに接続され、該指令信号を該車両端末に送信する管理サーバと、を備えた建設汚泥の処理管理システムを用いて実施する処理管理方法において、
該車両に積載された該汚泥に対し一次X線を照射し、該汚泥から生成する蛍光X線を検出して該汚泥内の有害金属の含有量を分析し算出する蛍光X線分析ステップと、
該蛍光X線分析ステップで算出された該有害金属の含有量と、予め設定された閾値とを比較し、該汚泥の汚染レベルを判定する汚染レベル判定ステップと、
判定された該汚染レベルに基づき該汚泥の処理場を決定する処理場決定ステップと、
該処理場決定ステップで決定した該処理場の情報を、該管理サーバから該車両端末に送信する処理場送信ステップと、
を含むことを特徴とする。
これにより、建設汚泥中に含まれる有害物質の含有量に応じて、適正な処理場を決定し、その処理場に、効率良く建設汚泥を搬入して、適正な処理を行うことができる。
ここで、上記処理管理方法において、上記汚染レベル判定ステップでは、管理サーバの記憶部に、各有害金属ごとに記憶される、含有量の上限値と下限値を含む判定基準データに基づき、汚染レベルを判定することができる。また、上記処理場決定ステップで決定される汚泥の処理場は、上記汚染レベル判定ステップで判定された汚染レベルが最も悪いレベルの場合、汚泥の再生処理は行わず、最終処分場に搬入するように、汚泥の処理場を決定することができる。
本発明の建設汚泥の処理管理システム及び処理管理方法によれば、建設汚泥中に含まれる有害物質の含有量に応じて、適正な処分場に、効率良く建設汚泥を搬入して、効率良く適正な処理を迅速に行うことができる。
本発明の一実施形態を示す建設汚泥の処理管理システムの全体構成図である。 管理サーバのブロック構成図である。 蛍光X線分析装置及び管理端末のブロック構成図である。 車両端末のブロック構成図である。 車両・積荷データベースの説明図である。 運転者データベースの説明図である。 分析結果データベースの説明図である。 処理場データベースの説明図である。 判定基準データテーブルの説明図である。 建設汚泥の処理管理方法を示すフローチャートである。 建設汚泥の処理管理方法を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。建設汚泥の処理管理システムは、図1に示すように、建設汚泥を積載する車両に装着され、車両の位置を示す測位信号を発生し、且つ無線通信を介して送られた運搬先(処理場)を示す指令信号(処理場の位置情報)を受信する車両端末3と、インターネットINに接続され、指令信号を車両端末3に送信する管理サーバ7と、車両に積載された汚泥に対し一次X線を照射し、汚泥から生成する蛍光X線を検出して汚泥内の有害金属の含有量を示す検出信号を生成する携帯型の蛍光X線分析装置1と、蛍光X線分析装置1から出力される検出信号を入力し、インターネットINを介して管理サーバ7に検出信号を送信する管理端末2と、を備えて構成される。
建設汚泥を積載して搬送する車両に、車両端末3が搭載される。車両端末3には、図4に示すように、車両の移動位置を測位し、測位した位置を、ディスプレイ36上に表示するGPS測位部37が設けられる。GPS測位部37は、GPS信号の受信部及びCPUを有する演算部を備え、少なくとも4個のGPS用人工衛星から送信される測位信号を受信し、その現在位置情報を三次元測位法により算出する。
車両端末3は、図4に示すように、CPU32を主要部とし、RAM,ROM等からなる記憶部31、各種信号を入出力する入出力部33、及び地図情報などを表示するディスプレイコントローラ35及びディスプレイ36を備えて構成される。記憶部31には、ナビゲーション表示用の地図データなどが格納され、CPU32は、ディスプレイ36に表示した地図上に、GPS測位部37のGPS信号から算出して現在位置を、表示する。また、車両端末3の記憶部31には、汚泥の搬送先である、処理場とその位置情報が記録され、管理サーバ7で、処理場が決定されたとき、管理サーバ7から送信される処理場情報を車両端末3が受信し、当該処理場の位置を、ディスプレイ36に表示した地図上に表示する。
なお、ナビゲーション用の地図を表示する機能を、削除して、記憶部31に記憶するデータ量を削減することもできる。その場合、車両端末3が入力した搬入先を示す指令信号に基づき、搬入先処理場の名称等のみを、ディスプレイ36に表示すればよい。
また、車両端末3は、携帯電話通信網KMを介してインターネットINに接続可能に構成され、携帯電話通信網KMの基地局との間で無線通信を行うRF回路38、インターフェイス部39、アンテナシステム等を備えている。また、車両端末3のCPU32は、管理サーバ7から、積載する汚泥の行き先(荷下し先)を指示する指令信号(搬入先処理場の位置情報)が送られたとき、その指令信号の示す行き先(荷下し先)を、ディスプレイ36上に表示するように処理する。車両が複数台ある場合、車両端末3は各々の車両に搭載され、各車両番号を含むIDが各車両端末3に付される。
さらに、建設汚泥を積載するトラック等の車両には、その汚泥の荷積み及び荷下しを検出する荷積・荷下検出器34が設けられ、荷積・荷下検出器34で検出された検出信号は、荷積み時または荷下し時に、入出力部33を通して、車両端末3に入力される。
車両が、建設現場などで、建設汚泥を積載したとき、車両端末3から汚泥の荷積信号が、車両番号情報及びその積載日時情報とともに、携帯無線通信網KM、インターネットINを介して、管理サーバ7に送信される。管理サーバ7では、この荷積信号に積荷ID(当該汚泥のIDとなる)が付され、データベース8に格納され、管理される。同様に、車両から汚泥が荷下しされたとき、その荷下信号が、車両番号情報、その位置情報、荷下日時情報とともに、携帯無線通信網KM、インターネットINを介して、管理サーバ7に送信される。
なお、汚泥の荷積み及び荷下しを検出する荷積・荷下検出器34を、車両に設置しない場合もあり、この場合、車両の積荷の重量測定値、GPS測位部37から得られた車両の測位情報(時間経過に伴う移動情報)、及び予め格納された各処理場の位置情報に基づき、車両の荷積み情報及び車両の荷下し情報を、生成する。
また、車両端末3には、運転者に装着されたウエアラブル端末から、近距離無線通信(IEEE802.151等で規格化)等を介して、送られた運転者の身体的データを受信し、運転者の運転時の身体的データとして取り込み、記録する機能を設けることができる。さらに、車両の速度、ハンドリングなど、走行状態を示す走行状態信号を入力し、走行状態データとして記録する機能を設けることもできる。
図1に示すように、建設汚泥の処理管理システムには、携帯型の蛍光X線分析装置1と、蛍光X線分析装置1から出力される検出信号を入力し、無線通信及びインターネットINを介して管理サーバ7に検出信号を送信する管理端末2と、が設けられる。
蛍光X線分析装置1は、図3に示すように、X線管等のX線源11から発生する一次X線を、汚泥に照射し、X線の照射に伴い汚泥から発生する蛍光X線を、半導体検出器12で検出する。半導体検出器12から出力される検出信号は、前置増幅器13、比例増幅器14により増幅され、波高分析器15に入力される。波高分析器15は、入力した検出信号のスペクトルを分析し、スペクトルに含まれる有害金属の特有のスペクトル波形を抽出する。そのスペクトル波形の位置と波形レベルから、有害金属とその含有量を示す分析信号を生成する。
有害金属としては、砒素(As)、鉛(Pb)、カドニウム、水銀(Hg)等が検出可能であり、単位容量(L)当りの重量(mg)として分析信号が生成される。有害金属の含有量を示す分析信号(検出信号)は、出力回路16から、管理端末2に出力される。
蛍光X線分析装置1の出力回路16から出力する分析信号は、LANを介して、管理端末2の入出力部23に送ることができるが、近距離無線通信(IEEE802.151,154により規格化)または短距離無線通信(IEEE802.11により規格化)を介して、管理端末2の入出力部23に送ることもできる。この場合、近距離または短距離無線通信システムを、蛍光X線分析装置1及び管理端末2の入出力部に設けることになる。
管理端末2は、図3に示すように、端末の各種動作を実行するCPU22を主要部として構成され、RAM,ROM等からなる記憶部21、各種信号を入出力する入出力部23を備える。また、文字、静止画、動画等を表示するディスプレイコントローラ25及びディスプレイ26、携帯電話通信網KMの基地局との間で無線通信を行うRF回路28、インターフェイス部27、アンテナシステム等を備え、携帯電話通信網KMを介してインターネットINに接続可能に構成される。
さらに、管理端末2には、カメラレンズ24cを有したカメラ24が設けられる。カメラ24で撮影した画像信号は、撮像素子24aから撮像回路24bに送られ、撮影した画像情報が記憶部21の所定領域に一旦記憶される。このとき、管理端末2に画像認識の指令が入力された場合、CPU22は、その画像情報から、画像に記された文字、番号を判定するように自動画像認識処理を行う。これにより、汚泥を運搬する車両の運転者或いは担当者は、管理端末2のカメラ24を操作して、車両の車両番号を撮影し、自動画像認識を行うことにより、当該車両の車両番号を、簡単に管理端末2に入力することができる。
上記のように、蛍光X線分析装置1によって分析された、車両積載の汚泥に含まれる有害金属の分析信号は、車両番号、積荷IDとともに、管理端末2から携帯電話通信網KM、インターネットINを介して、管理サーバ7に送信されるようになっている。なお、管理端末2のカメラ24による車両番号の自動画像認識を行わない場合、車両の運転者或いは担当者が、手入力によって、車両番号を管理端末2に入力し、送信することもできる。
このように、管理端末2は、図3に示す如く、携帯型の携帯端末として構成されるが、非携帯型のパーソナルコンピュータ等から、管理端末2を構成することもできる。この場合、管理端末2の入出力部23には、有線LAN接続で、或いは近距離、短距離無線通信等の無線LANを介して、インターネットINが接続される。
上記のように、管理サーバ7がインターネットIN上に設置され、建設現場から排出される建設汚泥の管理を行う。管理サーバ7は、図2に示すように、単独のコンピュータから構成されるが、クラウドサービスなどを用いて、複数の不特定多数のコンピュータを用いて構成することもできる。
図2に示す如く、管理サーバ7は、各種動作を実行するCPU72を主要部として構成され、RAM,ROM等からなる記憶部71、各種信号を入出力する入出力部75を備える。記憶部71には、この処理管理システムのデータベース8が含まれるが、記憶部71とは別に、データベース8を設けることもできる。データベース8には、図5~図8に示すように、車両・積荷データベース、運転者データベース、分析結果データベース、処理場データベース等が設けられる。
車両・積荷データベースには、図5に示す如く、車両端末3或いは管理端末2から送られた、積荷ID ,積載日時、車両番号、運転者ID、認可番号等が、各積荷について格納される。積荷ID及び積載日時は、車両端末3或いは管理端末2から荷積みを示す信号が送られた時点で、管理サーバ7において付され、格納することもできる。運転者データベースには、図6に示す如く、車両の運転者の運転者ID,氏名、会社名、ドライバコード、生年月日、住所などが格納される。
分析結果データベースには、図7に示すように、各積荷の積荷IDについて、有害金属である、砒素(As)、鉛(Pb)、カドニウム、水銀(Hg)等の含有量(汚泥の単位容積当りに含まれる重量mg)が格納される。これらの分析データは、蛍光X線分析装置1で検出され分析された、各積荷IDについての分析結果であり、例えば、図7に示すように、積荷ID(A0123)の汚泥に、砒素(As)が6mg、鉛(Pb)が12mg含まれる場合、当該積荷について、有害金属の含有量情報が格納される。
管理サーバ7のCPU72は、汚染レベル判定手段73として機能し、管理端末2から送信された蛍光X線分析装置1の検出信号(有害金属の含有量を示す分析信号)を受信し、検出信号の有害金属の含有量と予め設定された閾値(上限値、下限値)とを比較し、汚泥の汚染レベルを判定する。このために、その判定基準となる判定基準データテーブルが、図9に示すように構成され、予め記憶部71に記憶される。
判定基準は、図9に示す如く、例えば、有害金属が砒素(As)の場合、含有量Gが、G>150mgの場合、「大悪」とし、含有量Gが、150~26mgの場合、「中悪」とし、含有量Gが、25~7mgの場合、「小悪」とし、含有量Gが、G<7mgの場合、「基準内」とするように、汚泥の汚染レベルが設定される。また、有害金属が鉛(Pb)の場合、含有量Gが、G>150mgの場合、「大悪」とし、含有量Gが、150~30mgの場合、「中悪」とし、含有量Gが、29~20mgの場合、「小悪」とし、含有量Gが、G<20mgの場合、「基準内」とするように、汚泥の汚染レベルが設定される。
管理サーバ7のCPU72は、汚染レベル判定手段73が判定した汚泥の汚染レベルに基づき決定された汚泥の処理場を決定する処理場決定手段74としても機能する。処理場決定手段74は、例えば、汚泥が「大悪」と判定された場合、汚泥を再生処理(リサイクル処理)することなく、最終処分場に搬入するため、「最終処分場」と決定する。また、例えば、汚泥が「中悪」と判定された場合、汚泥を二次処理する前に一次処理を行うべく、「一次処理場」と決定し、例えば、汚泥が「小悪」と判定された場合、汚泥を二次処理のみ行うために「二次処理場」と決定する。また、汚泥が「基準内」と判定された場合も、同様に「二次処理場」と決定する。
ここで、一次処理は、汚泥の有害金属の含有量が比較的多い場合、汚泥に、特殊な重金属吸着材を水とともに加え、それを凝集反応槽から沈殿分離槽に入れ、有害金属を凝集させ且つ沈殿させ、処理汚泥から分離する。二次処理は、必要に応じてさらに凝集吸着材を加えて、処理物から有害金属を凝集、沈殿させて除去離した後、その処理物を水、砂、砂利、及び礫に分級し、リサイクル土として、鉱山の埋め戻し用に使用するように、再生処理(リサイクル処理)する。
二次処理を行う汚泥は、比較的汚染レベルの低い汚泥、或いは一次処理を行った後の汚泥である。一次処理及び二次処理で生成した沈殿汚泥は、含有量試験、溶出試験を行った後、適性に処分する。
このように、処理場決定手段74が汚泥の汚染レベルに基づき決定された汚泥の処理場の情報は、図8に示すように、データベース8内の処理場データベースに、積荷IDとともに、格納される。最終処分場、一次処理場、二次処理場が各々、複数個所にある場合、各々の処理場のID、各処理場の測位情報等の処理場情報が格納される。
また、処理場データベースには、積荷ID、処理場とともに、処理場に搬入した後に、入力される荷下日時、その車両の車両番号などが格納される。処理場決定手段74が決定した処理場の情報は、管理サーバ7の入出力部75から、インターネットIN、携帯無線通信網KMを介して、車両端末3に送信される。車両端末3は、処理場情報を入力したとき、そのディスプレイ36に行き先の処理場情報を表示し、運転者に対し、積載積荷の汚泥を、何れの処分場或いは処理場に搬入するかの指示を出力するようになっている。
次に、上記処理管理システムを使用して実施する、建設汚泥の処理管理方法を、図10、11のフローチャートに基づき説明する。建設現場から排出された汚泥は、トラック等の車両に荷積みされる。
このとき、車両に設けた荷積・荷下検出器34が荷積を検出し、検出信号を車両端末3に送る。車両端末3は、荷積みの完了信号を入力すると、図10のステップ100からステップ110に進み、汚泥の荷積を示す積荷信号を、その車両の車両番号、積載日時、運転者ID情報等とともに、管理サーバ7に送信する。このとき、車両端末3では、完全に自動的に積荷情報を、送信することができるが、荷積みの完了信号が入力されたとき、車両端末3のディスプレイ36にその旨を示すアイコンを表示し、運転者がアイコンをタップしたとき、送信動作を行うようにしてもよい。
管理サーバ7は、ステップ120で、車両端末3から送信された積荷信号を受信すると、ステップ130で、その積荷情報に積荷IDを付して、積載日時、車両番号、運転者ID等の情報を、データベース8の車両・積荷データベースに格納する。
汚泥を積載した車両は、一旦、現場事務所等の所定の施設に入り、そこで、積載重量を測定するとともに、担当者が、携帯型の蛍光X線分析装置1を用いて、積載された汚泥の蛍光X線分析を行う。なお、積載重量を測定し、蛍光X線分析を行う現場事業所等には、汚泥が排出される現場事業所のほか、汚泥処理業者の事業所も含まれる。
蛍光X線分析装置1は、X線源11から発生する一次X線を、汚泥に照射し、X線の照射に伴い汚泥から発生する蛍光X線を、半導体検出器12で検出する。半導体検出器12から出力される検出信号は、前置増幅器13、比例増幅器14により増幅され、波高分析器15に入力される。波高分析器15は、入力した検出信号のスペクトルを分析し、スペクトルに含まれる有害金属の特有のスペクトル波形を抽出する。そのスペクトル波形の位置と波形レベルから、砒素、鉛等の有害金属とその含有量を示す分析信号を生成する。
その分析結果を示す分析信号は、出力回路16から管理端末2の入出力部23に入力される。分析結果は、例えば、汚泥中から砒素と鉛が検出された場合、砒素6mg/L、鉛12mg/Lのように、有害金属とその含有量で作成される。管理端末2は、蛍光X線分析装置1から分析結果を含む検出信号を入力すると、図11のステップ200からステップ210に進み、その分析結果情報を、積荷情報(積荷ID,車両番号、積載日時等)とともに、管理サーバ7に送信する。なお、管理端末2を操作する担当者は、管理端末2のカメラを操作して、車両の車両番号(ナンバープレート)を撮影し、その画像データに基づき画像認識処理を行って、車両番号を管理端末2に取り込むことができる。
管理サーバ7は、管理端末2から送信された分析信号を、携帯無線通信網KM、インターネットINを通して受信し(ステップ220)、次に、図11のステップ230で、図7のように、データベース8の分析結果データベースに、それらの分析結果情報を格納する。
管理サーバ7は、次に、図11のステップ240に進み、汚泥の汚染レベルを判定する。管理サーバ7のCPU72は、記憶部71に格納された判定基準データテーブル(図9)を参照して、汚染レベルの判定を行い、例えば、有害金属として、砒素が6mg/L、鉛が12mg/L、含まれる場合、図7に示すように、「基準内」と判定し、判定結果をデータベース8内に格納する。
判定基準は、図9に示す如く設定され、例えば、有害金属が砒素(As)の場合、含有量Gが、G>150mgの場合、「大悪」とし、含有量Gが、150~26mgの場合、「中悪」とし、含有量Gが、25~7mgの場合、「小悪」とするように、汚染レベルが判定される。また、有害金属が鉛(Pb)の場合、含有量Gが、G>150mgの場合、「大悪」とし、含有量Gが、150~30mgの場合、「中悪」とし、含有量Gが、29~20mgの場合、「小悪」とするように、汚泥の汚染レベルが判定される。
次に、管理サーバ7は、図11のステップ250で、この汚泥を積載する車両の行き先である、「処理場」を決定する。例えば管理サーバ7のCPU72が、上記のように、汚染レベルが「基準内」であると判定した場合、行き先の処理場は、「二次処理場」と決定される。
一方、例えば、汚泥の汚染レベルが「大悪」と判定された場合、汚泥を再生処理(リサイクル処理)することなく、最終処分場に搬入するため、「最終処分場」と決定する。また、例えば、汚泥が「中悪」と判定された場合、汚泥を二次処理する前に一次処理を行うべく、「一次処理場」と決定し、例えば、汚泥が「小悪」と判定された場合、汚泥を二次処理のみ行うために「二次処理場」と決定する。なお、一次処理場で一次処理した後の汚泥の汚染レベルが悪い場合、そのための処理場に搬入して、再度処理する場合もある。
次に、管理サーバ7は、図11のステップ260で、決定された「二次処理場」に基づき、当該汚泥を積載した車両が実際に搬入するべき処理場情報(例えば当該車両の位置から最短距離の二次処理場)を、車両端末3に送信する。処理場の情報は、インターネットIN,携帯無線通信網KMを通して、当該汚泥(積荷IDの汚泥)を積載した車両の車両端末3に送られる。ステップ270で、車両端末3が処理場の情報を受信すると、車両端末3は、ステップ280で、その処理場の位置を、ディスプレイ26の地図上に、表示する。
この後、車両の運転者は、ディスプレイ26の地図上に表示される処理場を目的地として、車両を進めることとなる。この後、車両が処理場に到着し、積載された汚泥をそこで荷下しすると、荷下しが荷積・荷下検出器34が検出され、車両端末3から荷下日時の情報が管理サーバ7に送信され、管理サーバ7は、荷下日時の情報を処理場データベースに書き込み、処理場に搬入された当該積荷IDについての処理を終了する。
上記のように、汚泥の汚染レベルが「基準内」であれば、必要に応じてさらに凝集吸着材を加えて、処理物から有害金属を凝集、沈殿させて除去離した後、その処理物を水、砂、砂利、及び礫に分級し、リサイクル土として、鉱山の埋め戻し用に使用するように、再生処理(リサイクル処理)する。
一方、汚泥の汚染レベルが「中悪」の場合、汚泥の有害金属の含有量が比較的多いため、一次処理を行い、汚泥中に、特殊な重金属吸着材を水とともに加え、それを凝集反応槽から沈殿分離槽に入れ、有害金属を凝集させ且つ沈殿させ、処理汚泥から分離する。そして、その処理物に対しさらに二次処理を実施する。
このように、建設汚泥の処理管理システムは、建設現場から排出された建設汚泥を積載した車両が、汚泥分析の可能な場所に到着したとき、担当者が、携帯型の蛍光X線分析装置1を用いて、汚泥の有害金属の含有量を計測し、含有量の情報が管理端末2を通して管理サーバ7に送られる。管理サーバ7は、その汚染レベル判定手段が汚泥の有害金属の含有量に基づき、汚泥の汚染レベルを判定する。さらに、管理サーバ7の処理場決定手段が汚染レベルに基づき汚泥の処理場を決定し、その情報が車両端末3に送信され、汚泥を積載した車両は当該処理場に搬送する。これにより、建設汚泥中に含まれる有害物質の含有量に応じて、適正な処理場に、効率良く建設汚泥を搬入して、適正な処理を迅速に行うことができる。
1 蛍光X線分析装置
2 管理端末
3 車両端末
7 管理サーバ
8 データベース
11 X線源
12 半導体検出器
13 前置増幅器
14 比例増幅器
15 波高分析器
16 出力回路
21 記憶部
22 CPU
23 入出力部
24 カメラ
24a 撮像素子
24b 撮像回路
24c カメラレンズ
25 ディスプレイコントローラ
26 ディスプレイ
27 インターフェイス部
28 RF回路
31 記憶部
32 CPU
33 入出力部
34 荷積・荷下検出器
35 ディスプレイコントローラ
36 ディスプレイ
37 GPS測位部
38 RF回路
39 インターフェイス部
71 記憶部
72 CPU
73 汚染レベル判定手段
74 処理場決定手段
75 入出力部

Claims (7)

  1. 建設汚泥を積載する車両に装着され、該車両の位置を示す測位信号を発生し、且つ無線通信を介して送られた運搬先を示す指令信号を受信するする車両端末と、インターネットに接続され、該指令信号を該車両端末に送信する管理サーバと、を備えた建設汚泥の処理管理システムにおいて、
    該車両に積載された該汚泥に対し一次X線を照射し、該汚泥から生成する蛍光X線を検出して該汚泥内の有害金属の含有量を示す検出信号を生成する携帯型の蛍光X線分析装置と、
    該蛍光X線分析装置から出力される検出信号を入力し、インターネットを介して該管理サーバに該検出信号を送信する管理端末と、
    該管理サーバ内に設けられ、該管理端末から送信された該蛍光X線分析装置の該検出信号を受信し、該検出信号の有害金属の含有量と予め設定された閾値とを比較し、該汚泥の汚染レベルを判定する汚染レベル判定手段と、
    該管理サーバ内に設けられ、該汚染レベル判定手段が判定した該汚泥の汚染レベルに基づき決定された該汚泥の処理場を決定する処理場決定手段と、
    を備え、該管理サーバは、該処理場決定手段が決定した該処理場の情報を、該車両端末に送信することを特徴とする建設汚泥の処理管理システム。
  2. 前記管理端末にカメラが設けられ、建設汚泥を積載する車両の車両番号を該カメラが撮影し、撮影した際の画像信号に基づき、該車両の該車両番号データを生成する画像認識手段が、該管理端末に設けられたことを特徴とする請求項1記載の建設汚泥の処理管理システム。
  3. 前記管理サーバの記憶部或いは別の記憶部に、車両と積荷に関するデータを記憶する車両・積荷データベース、運転者に関するデータを記憶する運転者データベース、及び汚泥中の有害金属の分析結果を記憶する分析結果データベースが設けられたことを特徴とする請求項1記載の建設汚泥の処理管理システム。
  4. 前記車両端末に、車両の移動位置を測位し、測位した位置を、ディスプレイ上に表示するGPS測位部が設けられ、汚泥の分析結果に基づき決定された処理場の位置を、該車両の位置とともに、該ディスプレイ上に表示することを特徴とする請求項1記載の建設汚泥の処理管理システム。
  5. 建設汚泥を積載する車両に装着され、該車両の位置を示す測位信号を発生し、且つ無線通信を介して送られた運搬先を示す指令信号を受信するする車両端末と、インターネットに接続され、該指令信号を該車両端末に送信する管理サーバと、を備えた建設汚泥の処理管理システムを用いて実施する処理管理方法において、
    該車両に積載された該汚泥に対し一次X線を照射し、該汚泥から生成する蛍光X線を検出して該汚泥内の有害金属の含有量を分析し算出する蛍光X線分析ステップと、
    該蛍光X線分析ステップで算出された該有害金属の含有量と、予め設定された閾値とを比較し、該汚泥の汚染レベルを判定する汚染レベル判定ステップと、
    判定された該汚染レベルに基づき該汚泥の処理場を決定する処理場決定ステップと、
    該処理場決定ステップで決定した該処理場の情報を、該管理サーバから該車両端末に送信する処理場送信ステップと、
    を含むことを特徴とする処理管理方法。
  6. 前記汚染レベル判定ステップで判定する汚染レベルは、前記管理サーバの記憶部に各有害金属ごとに予め記憶される、含有量の上限値、下限値を含む判定基準データに基づき、複数のレベルの何れかに判定されることを特徴とする請求項5記載の処理管理方法。
  7. 前記処理場決定ステップで決定される汚泥の処理場は、前記汚染レベル判定ステップで判定された汚染レベルが最も悪いレベルの場合、汚泥の再生処理は行わず、最終処分場に搬入するように、該汚泥の処理場が決定されることを特徴とする請求項6記載の処理管理方法。
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