JP7094006B2 - ブレーキ機構を備えた上げ下げ式スクリーン装置 - Google Patents
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Description
また、前記スクリーンを停止状態から前記巻取軸を回転させて巻き上げる場合、操作手段によってスクリーンを一旦少し下降させることにより、前記巻取軸を停止機構による拘束状態から解放する必要があるが、前記操作手段がスクリーンの下端に取り付けられた操作框である場合、該スクリーンが遮蔽位置まで引き下げられた状態にあって前記操作框が建物開口部の下枠に接触している場合には、該操作框を一旦下降させる操作ができないため、スクリーンの巻上操作を行うのが困難になるという問題があり、操作性においても難点があった。
この場合、前記スクリーンは、前記巻上軸に巻き取られたり該巻取軸から引き出されたりするロールスクリーンであり、前記巻上軸は、前記軸収容ボックスの内部に、前記軸線を中心に回転自在であるが該軸線方向には移動しないように収容され、前記螺子杆は、基端部を前記軸収容ボックスに固定されて、先端部が前記巻上軸の内部に進入するように配設され、前記2つのナット部材は、前記巻上軸の内部に取り付けられる。
この場合、前記スクリーンは、該スクリーンから延出するコードを前記巻上軸で巻き取ったり繰り出したりすることによって折り畳まれたり引き延ばされたりするスクリーンであり、前記巻上軸は、前記軸収容ボックスの内部に、前記軸線を中心に回転自在であると共に回転により前記軸線方向に移動するように収容され、前記螺子杆は、基端部を前記軸収容ボックスに固定されて、先端部が前記巻上軸の内部に進入するように配設され、前記第1ナット部材は、前記巻上軸の端部に固定され、前記第2ナット部材は、前記巻上軸の内部に取り付けられる。
また、本発明のスクリーン装置は、スクリーンを上昇させる場合、クラッチ機構を使用した場合のように操作框を一旦少し引き下げる必要がなく、該操作框をそのまま押し上げれば良いため、スクリーンの上昇操作を簡単に行うことができる。
なお、前記巻上ばね5の巻上力と前記操作框6の重量とをバランスさせる位置は、スクリーン装置のサイズやスクリーンの種類等によって異なり、常に前記操作框6を半分程度引き下げた場合であるとは限らない。
この状態から、前記操作框6を手で引き下げると、前記巻上軸3Aが図2の反時計方向に回転することにより、前記スクリーン2Aは該巻上軸3Aから引き出される。
なお、前記2つのナット部材12,13の移動は同期的に行われ、相互間の間隔Dが変化することはない。
前記スクリーン2Aを上昇途中で停止させる場合は、その位置で前記操作框6を停止させ、該操作框6から手を離せば良い。
また、前記ブレーキ機構10は、ナット部材12,13と、該ナット部材12,13を軸線L方向に付勢する調整ばね17とで構成されているため、従来のように多数の部品で構成されたクラッチを使用する場合に比べ、構造が非常に簡単である。
このため、前記巻上軸3Bは、軸収容ボックス4の内部に軸線L方向に移動自在なるように収容されており、前記軸収容ボックス4の一端に固定された支持部材4cには、外周に雄螺子が切られた螺子杆11の基端部が固定され、該螺子杆11の先端部は、前記巻上軸3Bの内部に進入し、該螺子杆11に、前記巻上軸3Bの端部に固定された移動用のナット部材27が噛み合っている。
前記スクリーン2Bを上昇途中で停止させる場合は、その位置で前記操作框6を停止させ、該操作框6から手を離すだけで良い。
図10に示すナット部材32は、外周面の一部から螺子孔14に達する半径方向の割り溝33を有すると共に、調整螺子34を取り付けるための段部35を有するもので、該調整螺子34を締め込んだり緩めたりして前記割り溝33の溝幅Gを調整することにより前記螺子孔14の内径を調整し、それにより、該ナット部材32と螺子杆11と接触力即ちブレーキ力を調整するように構成されている。従って、該ナット部材32において、接触力を調整するための調整機構は、前記割り溝33と調整螺子34とで構成されているということができる。
2A,2B スクリーン
3A,3B 巻上軸
4 軸収容ボックス
5 巻上ばね
6 操作框
10 ブレーキ機構
11 螺子杆
12,13,27,28,32 ナット部材
14 螺子孔
17 調整ばね
18,19 螺子山
26 コード
33 割り溝
34 調整螺子
L 軸線
Claims (7)
- 軸収容ボックスの内部に水平な軸線を中心に回転自在なるように収容された巻上軸と、該巻上軸の正逆回転により上げ下げされるスクリーンと、前記巻上軸に前記スクリーンを引き上げる方向の回転力を付与する巻上ばねと、前記スクリーンの下端部に取り付けられて前記スクリーンを上げ下げ操作する操作框と、該操作框を任意の操作位置に停止させるためのブレーキ力を前記巻上軸に作用させるブレーキ機構とを有し、
前記ブレーキ機構は、前記軸収容ボックスに前記軸線に沿って延在するように取り付けられた螺子杆と、前記巻上軸に取り付けられて該螺子杆と噛み合い、前記巻上軸の回転と共に回転して該螺子杆に沿って移動する2つのナット部材とを有し、該2つのナット部材と前記螺子杆とにおける螺子山同士の接触力をブレーキ力として前記巻上軸の回転を抑制するように構成され、
前記2つのナット部材間に、前記螺子杆に対する該2つのナット部材の接触力を調整するための調整ばねが介設されている、
ことを特徴とするブレーキ機構を備えた上げ下げ式スクリーン装置。 - 前記巻上ばねの巻上力と、前記操作框の重量と、前記ナット部材によるブレーキ力との関係は、前記操作框を引き下げたときには、ブレーキ力に抗して前記巻上軸が回転することにより前記スクリーンが引き下げられ、前記操作框を押し上げたときには、ブレーキ力に抗して前記巻上軸が巻上ばねの巻上力で回転することにより前記スクリーンが引き上げられ、前記操作框を解放することによって該操作框の重量が前記スクリーンに作用しているときには、どの操作位置においても、ブレーキ力により前記巻上軸の回転が抑制されることによって前記操作框がその操作位置に停止するような関係であることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン装置。
- 前記2つのナット部材は、前記巻上軸に、前記軸線を中心とする回転方向には該巻上軸に対して固定的であるが、前記軸線に沿う方向には該巻上軸に対して移動可能であるように取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーン装置。
- 前記スクリーンは、前記巻上軸に巻き取られたり該巻上軸から引き出されたりするロールスクリーンであり、
前記巻上軸は、前記軸収容ボックスの内部に、前記軸線を中心に回転自在であるが該軸線方向には移動しないように収容され、
前記螺子杆は、基端部を前記軸収容ボックスに固定されて、先端部が前記巻上軸の内部に進入するように配設され、
前記2つのナット部材は、前記巻上軸の内部に取り付けられている、
ことを特徴とする請求項3に記載のスクリーン装置。 - 前記2つのナット部材のうち一方の第1ナット部材は、前記巻上軸に、前記軸線を中心とする回転方向にも該軸線に沿う方向にも該巻上軸に対して固定的であるように取り付けられ、
他方の第2ナット部材は、前記巻上軸に、前記軸線を中心とする回転方向には該巻上軸に対して固定的であるが、前記軸線に沿う方向には該巻上軸に対して移動可能であるように取り付けられている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のスクリーン装置。 - 前記スクリーンは、該スクリーンから延出するコードを前記巻上軸で巻き取ったり繰り出したりすることによって折り畳まれたり引き延ばされたりするスクリーンであり、
前記巻上軸は、前記軸収容ボックスの内部に、前記軸線を中心に回転自在であると共に回転により前記軸線方向に移動するように収容され、
前記螺子杆は、基端部を前記軸収容ボックスに固定されて、先端部が前記巻上軸の内部に進入するように配設され、
前記第1ナット部材は、前記巻上軸の端部に固定され、
前記第2ナット部材は、前記巻上軸の内部に取り付けられている、
ことを特徴とする請求項5に記載のスクリーン装置。 - 軸収容ボックスの内部に水平な軸線を中心に回転自在なるように収容された巻上軸と、該巻上軸の正逆回転により上げ下げされるスクリーンと、前記巻上軸に前記スクリーンを引き上げる方向の回転力を付与する巻上ばねと、前記スクリーンの下端部に取り付けられて前記スクリーンを上げ下げ操作する操作框と、該操作框を任意の操作位置に停止させるためのブレーキ力を前記巻上軸に作用させるブレーキ機構とを有し、
前記ブレーキ機構は、前記軸収容ボックスに前記軸線に沿って延在するように取り付けられた螺子杆と、前記巻上軸に取り付けられて該螺子杆と噛み合い、前記巻上軸の回転と共に回転して該螺子杆に沿って移動するナット部材とを有し、該ナット部材と前記螺子杆とにおける螺子山同士の接触力をブレーキ力として前記巻上軸の回転を抑制するように構成され、
前記ナット部材は、該ナット部材の外面から、前記螺子杆に噛み合う螺子孔に達するように形成された割り溝と、該割り溝の溝幅を調整する調整ねじとを有し、該調整ねじで前記割り溝の溝幅を調整して前記螺子孔の内径を調整することにより、前記接触力を調整可能なるように構成されている、
ことを特徴とするブレーキ機構を備えた上げ下げ式スクリーン装置。
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JP2018142558A JP7094006B2 (ja) | 2018-07-30 | 2018-07-30 | ブレーキ機構を備えた上げ下げ式スクリーン装置 |
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Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP3252055B2 (ja) * | 1994-05-10 | 2002-01-28 | 株式会社ニチベイ | ロールスクリーン |
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2018
- 2018-07-30 JP JP2018142558A patent/JP7094006B2/ja active Active
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