JP7093322B2 - 表示制御方法、表示制御プログラムおよび表示制御装置 - Google Patents

表示制御方法、表示制御プログラムおよび表示制御装置 Download PDF

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Description

本発明は、表示制御方法、表示制御プログラムおよび表示制御装置に関する。
ネットワーク上でやり取りされる情報量が増大するに伴い、ユーザが必要とする情報の検索を容易にするための様々な技術が提案されている。
たとえば、参照関係にある文書群を整理し、その文書群をいろいろな観点から表示することによって、ユーザによる必要な情報へのアクセスを支援する技術が提案されている(特許文献1)。また、過去に閲覧したファイルを検索し、詳細な閲覧履歴から重要スコアを算出して、重要と思われるファイルを探し出す技術が提案されている(特許文献2)。
他方、ネットワークを経由して人物の情報を提供する際に、特定の人物とその人脈情報を簡単に検索できるようにした情報検索方法および装置が提案されている(特許文献3)。また、現実的な人脈情報を正確かつ分かり易く認識できるよう人脈情報を表示する技術が提案されている(特許文献4)。
特開平11-143912号公報 特開2006-331296号公報 特開2010-086229号公報 特開2007-193685号公報
一つの側面では、組織内の情報と人とのつながりを直観的に把握可能な形で表示することができる技術を提供することを目的とする。
第1の案では、コンピュータに、情報処理装置のユーザと、ユーザが情報処理装置上で操作したファイルと、ファイルに対するユーザの操作時間と、を対応付けて記憶部に記憶させる。そして、コンピュータに、当該ユーザを示す第1ノードと、当該ファイルを示す第2ノードと、をエッジで結んだグラフを表示させる。また、コンピュータに、第1ノード、第2ノードおよびエッジのうち少なくとも一つを、操作時間に応じた大きさ、形状または色で表示させる。
本発明の1実施形態によれば、組織内の情報と人とのつながりを直観的に把握可能な形で表示することができる。
図1は、第1の実施形態に係る表示制御システムの構成の一例を示す図である。 図2は、ログ記憶部が記憶する情報の構成の一例を示す図である。 図3は、ファイル記憶部が記憶する情報の構成の一例を示す図である。 図4は、ユーザ記憶部が記憶する情報の構成の一例を示す図である。 図5は、種別記憶部が記憶する情報の構成の一例を示す図である。 図6は、第1の実施形態に係る関係表示画面の一例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る表示制御部による関係表示画面の表示制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図8は、第1の実施形態に係る関係表示画面の第2例を示す図である。 図9は、第1の実施形態に係る関係表示画面の第3例を示す図である。 図10は、第1の実施形態に係る関係表示画面の第4例を示す図である。 図11は、情報処理装置においてアクティブ時間および非アクティブ時間を算出する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。 図12は、実施形態に係る表示制御プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。
以下に、本願の開示する表示制御方法、表示制御プログラムおよび表示制御装置の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
以下に説明する実施形態に係る表示制御方法、表示制御プログラムおよび表示制御装置は、組織内の情報と人とのつながりを直観的に把握可能な形で表示する。第1の実施形態に係る表示制御方法、表示制御プログラムおよび表示制御装置は、たとえば、会社等の所定の組織において、情報処理装置を用いて勤務するユーザ間の関係をユーザが操作したファイルを介して直観的に把握可能な形で表示する。以下、第1の実施形態に係る表示制御方法、表示制御プログラムおよび表示制御装置により表示される、グラフを含む画面を「関係表示画面」とも呼ぶ。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態に係る表示制御システム1の構成の一例を示す図である。表示制御システム1は、表示制御装置10と、情報処理装置20A,20B,…20n(nは3以上の自然数)と、を備える。表示制御装置10と情報処理装置20A~20nとはネットワークNWにより通信可能に接続される。
表示制御装置10は、情報処理装置20A~20n上の操作の情報を受信して記憶する。表示制御装置10は、記憶した情報に基づき、情報処理装置20A~20n上で操作されたファイルと情報処理装置20A~20n上でファイルを操作した人(以下、ユーザとも呼ぶ。)とのつながりを表示する。また、表示制御装置10は、ファイルを介したユーザ同士のつながりを表示する。表示制御装置10は、ファイルとユーザとの関係をたとえば上記「関係表示画面」に表示する。表示制御装置10は、関係表示画面を自装置上に表示してもよく、情報処理装置20A~20nに送信して表示させてもよい。また、表示制御装置10は、情報処理装置20A~20n上の操作の情報を、表示制御装置10とは別体のデータベース等に格納させ、適宜読み出すように構成してもよい。
情報処理装置20A~20nは、ユーザが使用する情報処理端末である。情報処理装置20A~20nとして使用される端末の種類は特に限定されない。情報処理装置20A~20nはたとえば、パーソナルコンピュータ(PC)、ポータブルコンピュータ、スマートフォン、パーソナルデジタルアシスタント、その他の情報処理端末であってよい。情報処理装置20A~20nはたとえば、所定の組織における業務を遂行するためにユーザが利用できる端末である。以下、情報処理装置20A~20nそれぞれを区別する必要がないときはまとめて情報処理装置20と称する。
ネットワークNWは、表示制御装置10と、情報処理装置20A~20nとを相互に通信可能に接続する。ネットワークNWはたとえば、インターネット、イントラネット、ローカルエリアネットワーク、広域ネットワークまたはそれらの組み合わせであってよい。また、ネットワークNWは、有線ネットワーク、無線ネットワークまたはその組み合わせであってよい。また、ネットワークNWは一部または全部が仮想ネットワークであってもよい。
(表示制御装置10の構成例)
表示制御装置10の構成について図1を参照してさらに説明する。表示制御装置10は、記憶部110と、制御部120と、出力部130と、入力部140と、通信部150と、を備える。
記憶部110は、表示制御装置10における処理に使用される情報および処理の結果生成される情報を記憶する。記憶部110はたとえば、半導体メモリ素子や記憶装置である。半導体メモリ素子としては、VRAM(Video Random Access Memory)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ(flash memory)などが挙げられる。また、記憶装置としては、ハードディスク、光ディスクなどの記憶装置が挙げられる。
記憶部110は、ログ記憶部111と、ファイル記憶部112と、ユーザ記憶部113と、種別記憶部114と、を有する。
ログ記憶部111は、情報処理装置20A~20nから受信したログを記憶する。図2は、ログ記憶部111が記憶する情報の構成の一例を示す図である。図2に示すログは、「装置ID」、「ユーザID」、「操作時刻」、「ファイル」、「ファイル名」、「操作種別」を含む。
「装置ID」は、ログを送信した情報処理装置(20A~20nのいずれか一つ)を一意に特定する識別子(Identifier:ID)である。
「ユーザID」は、情報処理装置20のユーザを一意に特定する識別子(Identifier:ID)である。情報処理装置20はたとえば、ユーザが情報処理装置20を起動させるときに入力するユーザID、パスワード等により「ユーザID」を取得する。また、装置IDとユーザIDは予め一対一対応で表示制御装置10に記憶されていてもよい。
「操作時刻」は、ユーザが情報処理装置20上でファイルの操作を実行した時刻である。情報処理装置20は、所定期間ごとに自装置上で実行されている操作有無を検知し、実行されている操作を記憶する。情報処理装置20は、たとえば1分、5分おきに操作有無を検知してログとして記憶する。記憶したログは情報処理装置20から表示制御装置10に送信される。
「ファイル」は、情報処理装置20が検知した操作の対象であるファイルの種類を特定する情報である。「ファイル」はたとえば、ファイルを作成するためにユーザが使用したアプリケーションを特定する情報である。「ファイル」はたとえば、ファイルの拡張子である。
「ファイル名」は、情報処理装置20上で操作されたファイルに付与されている名称である。「ファイル名」はたとえば、ユーザがファイルに付与したタイトルである。
「操作種別」は、ファイルに対して実行された処理の種類を特定する情報である。「操作種別」として、たとえば、「アクティブ(active)」、「非アクティブ(non-active)」の2種類の情報を記憶できる。「アクティブ」は、最前面で実行中のファイルの状態、たとえばファイルの内容を変更している状態(以下、アクティブ状態とも呼ぶ。)を示す。「アクティブ」はたとえば、ファイルの新規作成、ファイルに対する書込み、上書き等の操作をしている状態を示す。他方、「非アクティブ」は、最前面で実行中ではないファイルの状態、たとえばファイルの内容を変更していない状態(以下、非アクティブ状態とも呼ぶ。)を示す。「非アクティブ」はたとえば、ファイルを開いた状態のままにして他のファイルを操作している状態である。
図2の例では、「装置ID、CL027」に対応付けて、「ユーザID、U367」、「操作時刻、2019/1/15/09:30」、「ファイル、.doc」、「ファイル名、2019年度業務報告」「操作種別、アクティブ」が記憶されている。これは、装置ID「CL027」で特定される情報処理装置20において、ユーザID「U367」で特定されるユーザが、2019年1月15日の9時30分にワード形式のファイルを操作していたことを示す。また、ユーザID「U367」のユーザが操作していたファイルのタイトルは「2019年度業務報告」であることを示す。また、ユーザID「U367」のユーザは、ファイル名「2019年度業務報告」のファイルを最前面で実行中であり内容を変更する操作を実行していた(アクティブ状態であった)ことを示す。
ファイル記憶部112は、ログ記憶部111に記憶される情報に基づき抽出される、ファイル情報を記憶する。ファイル情報は、ログ記憶部111において操作が記憶されたファイル各々に対する操作の履歴である。
図3は、ファイル記憶部112が記憶する情報の構成の一例を示す図である。図3の例では、ファイル記憶部112は、「ファイル名」、「ファイル」、「ファイル種別」、「ユーザID」、「アクティブ時間」、「非アクティブ時間」、「日付」を含む。
「ファイル名」、「ファイル」、「ユーザID」は、図2のログに含まれる「ファイル名」、「ファイル」、「ユーザID」と同様である。
「ファイル種別」は、ファイルの種別を示す。ファイルの種別とは、当該ファイルに対する操作制限を示す。ファイルの種別とはたとえば、当該ファイルに対して許可されている操作の種類、許可されている動作を実行可能なユーザの種類を規定する情報である。たとえば、組織においてテンプレートとして利用されているファイルは、だれでも参照し利用することができるが、上書きすることはできない。また、たとえば、組織において複数のユーザが関与するプロジェクトで利用されているファイルは、複数のユーザのうち所定のユーザによる書込みは許可され、他のユーザの書込みは禁止されている場合がある。「ファイル種別」についてはさらに後述する。
「アクティブ時間」は、ユーザが実行したアクティブ状態の累積時間を示す。また、「非アクティブ時間」は、ユーザが実行した非アクティブ状態の累積時間を示す。たとえば、図2の例では、ユーザID「U367」のユーザは、2019年1月15日に、ファイル名「2019年度業務報告」のファイルに対してアクティブ状態と非アクティブ状態が存在している。アクティブ状態は、9時30分から11時00分まで検知されている。その後、11時5分から11時10分まで非アクティブ状態が検知されている。この場合、「アクティブ時間」は、9時30分から11時00分までの2時間30分となる。また、「非アクティブ時間」は、11時5分から11時10分までの5分となる。
たとえば、図3の例では、ファイル名「2019年度業務報告」に対応付けて、「ファイル、.doc」、「ファイル種別、T01」、「ユーザID、U873」、「アクティブ時間、245(分)」、「非アクティブ時間、35(分)」が記憶されている。また、「日付、2019/1/5」が対応付けて記憶されている。これは、ファイル名「2019年度業務報告」というファイルはワード形式のファイルであり、種別「T01」に基づく操作制限が設定されていることを示す。また、ユーザID「U873」で特定されるユーザが「2019年度業務報告」のファイルに対して2019年1月5日にアクティブ状態であった時間は245分であることを示す。また、ユーザID「U873」で特定されるユーザが「2019年度業務報告」のファイルに対して2019年1月5日に非アクティブ状態であった時間は35分であることを示す。
なお、図3に示すファイル情報は一例であって、ファイル記憶部112は、日毎にアクティブ時間と非アクティブ時間を算出するのではなく、たとえば、月毎、年毎、半期毎等、異なる期間毎のアクティブ時間と非アクティブ時間を算出して記憶してもよい。
ユーザ記憶部113は、情報処理装置20A~20nのユーザの情報を記憶する。図4は、ユーザ記憶部113が記憶する情報の構成の一例を示す図である。図4の例におけるユーザの情報は、「ユーザID」、「氏名」、「部署」、「役職」を含む。「ユーザID」は図2および図3に示す「ユーザID」と同様である。「氏名」は当該ユーザの氏名である。「部署」は当該ユーザが所属する部署を特定する情報である。「役職」は当該ユーザの役職を特定する情報である。
図4中、「ユーザID、U277」に対応付けて「氏名、山田太郎」、「部署、営業部」、「役職、部長」が記憶されている。これは、ユーザID「U277」で特定されるユーザは、営業部の部長であり氏名は山田太郎であることを示す。
種別記憶部114は、各ファイルに設定されているファイル種別すなわち操作制限を記憶する。種別記憶部114が記憶する操作制限は、ファイル記憶部112に記憶される「ファイル種別」に対応する。
図5は、種別記憶部114が記憶する情報の構成の一例を示す図である。図5の例では、種別記憶部114に記憶される情報は、「ファイル種別」、「書込み可否」、「書込み許可」、「参照許可」を含む。「ファイル種別」はファイルの種別を示す情報であり、図3の「ファイル種別」と同様である。「書込み可否」は、当該ファイルに対する書込みが可能か否かを示す情報である。「書込み許可」は当該ファイルが書込み可能である場合に、書込みが許可されているユーザを特定する情報である。「参照許可」は当該ファイルの参照が許可されているユーザを特定する情報である。
たとえば、図5の例では、「ファイル種別、T01」、「書込み可否、作成中ファイル(書込み可能)」、「書込み許可、営業部、開発部」、「参照許可、全員」が記憶されている。これは、ファイル種別「T01」で特定される種別のファイルは、現在作成中のファイルであって書込みが可能であることを示す。また、ファイル種別「T01」のファイルは、営業部および開発部に所属しているユーザが書込みを許可されていることを示す。また、ファイル種別「T01」のファイルは、全てのユーザが参照(閲覧)できることを示す。たとえば、図3の例では、ファイル名「2019年度業務報告」のファイルが「種別、T01」に設定されている。これは、ファイル名「2019年度業務報告」のファイルは現在作成中のファイルであって、営業部と開発部のユーザが書込みを許可されていることを示す。また、ファイル名「2019年度業務報告」のファイルは、全てのユーザが参照できることを示す。
制御部120は、表示制御装置10の動作および機能を制御する。制御部120としてたとえば、各種の集積回路や電子回路を採用できる。また、制御部120に含まれる機能部の一部を別の集積回路や電子回路とすることもできる。例えば、集積回路としては、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)が挙げられる。また、電子回路としては、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などが挙げられる。
図1に戻り、制御部120について説明する。制御部120は、ログ取得部121と、表示制御部122と、を有する。表示制御部122は、表示要求受付部123と、ユーザ受付部124と、期間受付部125と、ファイル受付部126と、範囲受付部127と、を有する。
ログ取得部121は、情報処理装置20からログを受信し、ログ記憶部111に記憶する。ログ取得部121はまた、ログ記憶部111に記憶した情報に基づき、ファイル記憶部112に情報を記憶する。
表示制御部122は、関係表示画面の表示を制御する。表示制御部122は、情報処理装置20への入力に応じた関係表示画面を生成し、情報処理装置20へ送信して表示させる。また、表示制御部122は、入力部140からの入力に応じて関係表示画面を生成し出力部130に出力してもよい。
表示要求受付部123は、情報処理装置20または入力部140からの表示要求を受付ける。表示要求とは、関係表示画面の表示の要求である。表示要求受付部123は、表示要求に含まれる装置IDまたはユーザIDに基づき、表示要求の送信元を特定する。そして、表示要求受付部123は、特定したユーザIDに基づきデフォルト画面を表示する。デフォルト画面については後述する。
ユーザ受付部124、期間受付部125、ファイル受付部126および範囲受付部127は、後述する受付ボックスB1(図6参照)への指示入力を受け付ける。ユーザ受付部124は、受付ボックスB1に入力されたユーザを受け付ける。期間受付部125は、受付ボックスB1に入力された期間を受け付ける。ファイル受付部126は、受付ボックスB1に入力されたファイルを受け付ける。範囲受付部127は、受付ボックスB1に入力された範囲を受け付ける。
表示制御部122は、ユーザ受付部124、期間受付部125、ファイル受付部126および範囲受付部127が受け付けた情報に基づき、関係表示画面を生成して表示する。
図6は、第1の実施形態に係る関係表示画面の一例を示す図である。図7は、第1の実施形態に係る表示制御部122による関係表示画面の表示制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。図6および図7を参照し、表示制御部122による表示制御処理の流れについて説明する。
表示制御部122は、まず表示要求を受信する(ステップS701)。表示制御部122は、表示要求に含まれる当該表示要求の送信元の情報を抽出する。表示要求は、当該表示要求を送信した情報処理装置20の装置IDまたは情報処理装置20のユーザのユーザIDを含む。表示要求が装置IDのみを含む場合は、表示制御部122は、ログ記憶部111が記憶する情報に基づきユーザIDを特定する(ステップS702)。表示制御部122は、特定したユーザIDに対応付けてファイル記憶部112に記憶されているファイル情報を抽出する(ステップS703)。表示制御部122は、特定したユーザIDと、抽出したファイル情報と、に基づき関係表示画面(デフォルト画面)を生成して表示する(ステップS704)。
ステップS704において表示される関係表示画面はデフォルト画面である。表示制御部122は、表示要求を受信するとまず、デフォルト画面として、特定したユーザIDに対応するユーザが、表示要求を受信した日に実行した操作に関する情報を表示する。たとえば、表示制御部122は、表示要求を2019年1月15日に受信すると、「日付、2019/1/15」に対応付けて記憶されている情報をファイル記憶部112から抽出する。また、表示制御部122は、ステップS702で特定したユーザIDに対応するユーザが操作したファイルの情報のみを抽出する。
図6はデフォルト画面の例である。図6に示す画面例は、ユーザU1を示すノードN10を中心に配置し、ノードN10から放射状にエッジE1~E6が延びている。エッジE1~E6各々の先端には、ファイルF1~F6のうち対応する一つのファイルを示すノードN11~N16が配置されている。図6の例では、ファイルF1~F6各々にノードN11~N16が対応している。以下、ユーザを示すノードを第1ノード、ファイルを示すノードを第2ノードとも呼ぶ。
ステップS702において特定されたユーザIDのユーザは、ノードN10が示すユーザU1に対応する。ステップS703において抽出されたファイルは、ノードN11~N16が示すファイルF1~F6に対応する。図6の例では、ステップS703の処理において6つのファイルが抽出されたことになる。
第1の実施形態に係る表示制御装置10はさらに、デフォルト画面において、各ファイルに対するユーザの操作時間を直観的に把握可能に表示する。図6の画面例では、エッジE5は他のエッジE1~E4,E6よりも太い線分で表現されている。表示制御装置10は、各エッジの先端に配置されるノードが示すファイルに対して、各エッジの基端に配置されるノードが示すユーザが実行した操作時間に応じた太さでエッジを表示する。
表示制御装置10はエッジの太さをたとえば次のように決定する。ステップS703において、表示制御部122はファイル記憶部112を参照し、ユーザU1に対応付けて記憶されているファイルF1~F6を抽出する。次に、表示制御部122は、当該ファイルF1~F6に対応付けて記憶されている「アクティブ時間」を抽出する。ここで、ファイルF1,F4,F6に対応付けてアクティブ時間「10時間」が記憶され、ファイルF2,F3に対応付けてアクティブ時間「30時間」が記憶され、ファイルF5に対応付けて「200時間」が記憶されていたとする。この時、表示制御部122は、エッジE1,E4,E6の太さを「1」とすると、エッジE2,E3の太さは「3」、エッジE5の太さは「20」の割合となるように表示制御する。結果として表示されるデフォルト画面は、図6に示すようになる。
表示制御部122は、デフォルト画面において、エッジの太さだけでなく、ユーザを示すノード、ファイルを示すノード、またはエッジの表示形態たとえば、大きさ、形状、色をユーザの操作時間(アクティブ時間)に対応付けて変化させてもよい。たとえば、図8は、第1の実施形態に係る関係表示画面の第2例を示す図である。図8の例では、エッジの太さではなく、ファイルF1~F6を示すノードN11~N16の大きさがアクティブ時間に応じた大きさで表示されている。また、ファイルF1~F6各々に対する操作時間(アクティブ時間)の合計に応じて、ユーザを示すノードN10の表示形態を変化させてもよい。たとえば、表示制御部122は、アクティブ時間がゼロのときはノードN10を肌色の顔で表示する。他方、表示制御部122は、アクティブ時間が200分のときはノードN10を薄赤色の顔で表示する。また、表示制御部122は、アクティブ時間が300分のときは、ノードN10を汗のマークがついた深紅の顔で表示する。
図6および図7に戻り説明を続ける。図6の画面例右側には、受付ボックスB1が表示されている。受付ボックスB1は、ユーザ指定ボックスB2、期間指定ボックスB3、ファイル指定ボックスB4、範囲指定ボックスB5を含む。
受付ボックスB1は、関係表示画面の表示内容の変更指示を受け付けるための入力欄である。ユーザは、図6のデフォルト画面が表示されると、表示内容を変更するための指示を受付ボックスB1に入力できる。
ユーザ指定ボックスB2は、関係表示画面の中央に表示するユーザを変更する指示入力を受け付ける。たとえば、管理職のユーザが自分の管理下にあるユーザのファイル操作状況を確認したい場合、管理下のユーザがドロップダウンリストとして表示される。ユーザは、ドロップダウンリストからユーザを選択することで表示するユーザを指定できる。
期間指定ボックスB3は、関係表示画面に表示する操作の期間を指定する指示入力を受け付ける。デフォルト画面には、表示要求の送信日に実行されたファイル操作の情報が表示される。ユーザが他の日に実行されたファイル操作の情報を閲覧したい場合や、複数日のファイル操作の情報をまとめて閲覧したい場合は、期間指定ボックスB3に期間を入力することで期間を選択することができる。期間指定ボックスB3も指定可能な期間をドロップダウンリストとして表示できる。
ファイル指定ボックスB4は、関係表示画面に表示するファイルを指定する指示入力を受け付ける。デフォルト画面は、ユーザを画面の中央に表示する。これに対して、ユーザは、所定のファイルに対してどのユーザが操作を実行したか閲覧したい場合、ファイルを指定する。ファイルを指定する指示入力により、画面の中央にファイルを表示する形式に画面を変更できる。なお、第1の実施形態では、ファイルが指定された場合は、ユーザ指定ボックスB2でユーザが指定されていてもファイルを中央に表示する形式に変更する。ただし、ユーザとファイルの双方が指定された場合は、いずれを中央に配置するかをユーザが指定できるようにしてもよい。
図9は、第1の実施形態に係る関係表示画面の第3例を示す図である。図9の例では、画面の中央に指定されたファイルF1を示すノードN20が表示される。そして、ノードN20で示されるファイルF1を指定期間または表示要求の送信日に操作したユーザU1~U5を示すノードN21~N25がノードN20の周りに表示される。ノードN21~N25はそれぞれ、エッジE31~E35によってノード20と連結されている。表示制御装置10は、ファイルF1を中央に表示する場合も、ファイルF1に対する操作のアクティブ時間に応じた表示形態(大きさ、形状、色)で、ノードN21~N25またはエッジE31~E35を表示する。図9の例では、表示制御装置10は、ユーザU1~U5を示すノードN21~N25を各ユーザのアクティブ時間に応じた大きさで表示している。たとえば、ユーザU1を示すノードN21とユーザU5を示すノードN25は大きく表示され、ユーザU2~U4を示すノードN22~N24は小さく表示されている。このように、ファイルを中央に表示する形式によれば、一つのファイルの作成におけるユーザの貢献度を視覚的かつ直観的に把握できる。
範囲指定ボックスB5は、関係表示画面上に表示する情報の範囲を指定するための入力欄である。ユーザは、範囲指定ボックスB5上でエッジの数、ユーザの部署、ユーザの役職等を指定できる。
図10は、第1の実施形態に係る関係表示画面の第4例を示す図である。図10の例では、ユーザにより受付ボックスB1のうち範囲指定ボックスB5からの指示のみが入力されている。このため、画面略中央にデフォルト画面と同様ユーザU1が表示されており、表示対象となる期間は表示要求の送信日1日(たとえば2019年1月15日)である。図10の例では、範囲としてエッジ数「2」が指定されている。エッジ数「2」が指定された場合、画面中央に表示されるユーザU1から数えてエッジの数が「2」となる範囲まで、ファイル操作の関係が表示される。すなわち、ユーザU1が2019年1月15日に操作したファイルを、同じ日に操作したユーザが表示される。
図10の例では、画面中央にユーザU1を示すノードN10が配置されている。そして、図6と同様にノードN10の周囲にファイル1~F6を示すノードN11~N16が配置されている。また、エッジE1~E6は、操作のアクティブ時間に応じた太さで表示されている。図10の例ではさらに、ノードN15とノードN16に連結して、3人のユーザU2,U3,U4を示すノードN20、N30,N40が表示されている。これは、ユーザU1以外に、ユーザU2,U3,U4が2019年1月15日にファイルF5,F6に対して操作を実行したことを示す。また、ユーザU2を示すノードN20とノードN15とを連結するエッジE7は、ユーザU3,U4を示すノードN30,N40とノードN15とを連結するエッジE8、E9よりも太く表示されている。これは、ユーザU2は、ユーザU3、U4よりもファイルF5に対する操作時間(アクティブ時間)が長いことを示す。また、ユーザU2~U4はいずれもファイルF5の他に、ファイルF6に対しても操作を行っていることが分かる。このように、エッジ数の指定を受け付けることで、表示制御装置10は、一人のユーザが操作したファイルに対する他のユーザの操作を相互に関連づけて表示することができる。
また、表示制御装置10は、部署や役職の指定を範囲として受け付けることで、他の部署のユーザによるファイルの閲覧など、ユーザ自身の部署の業務に関係がないファイル操作を除外した画面を表示できる。
表示制御部122のユーザ受付部123、期間受付部124、ファイル受付部125、範囲受付部126は、それぞれ、ユーザ指定ボックスB2、期間指定ボックスB3、ファイル指定ボックスB4、範囲指定ボックスB5における入力を受け付ける。
表示制御部122は、受付ボックスB1への入力を、ユーザ受付部123、期間受付部124、ファイル受付部125、範囲受付部126から通知される。そして、表示制御部122は指示入力の有無を判定する(ステップS705)。指示入力なしと判定した場合(ステップS705、No)、表示制御部122は次に画面表示を終了する指示の入力があったか否かを判定する(ステップS706)。終了指示入力があったと判定した場合(ステップS706、Yes)、表示制御部122は処理を終了する。他方、終了指示入力がないと判定した場合(ステップSS706、No)、表示制御部122はステップS705に戻って処理を続ける。他方、ステップS705において指示入力ありと判定した場合(ステップS705、Yes)、表示制御部122は、受け付けた指示入力に対応するファイル情報をファイル記憶部112から抽出する(ステップS707)。そして、表示制御部122は、画面を生成して表示する(ステップS708)。そして、表示制御部122はステップS705に戻り、終了指示入力を受信するまで処理を継続する。このようにして、表示制御装置10により関係表示画面が表示される。
図1に戻り、表示制御装置10について説明を続ける。
出力部130は、表示制御装置10から情報を出力する機能部である。出力部130はたとえば、スクリーン、スピーカ、プリンタおよびそれらの周辺回路等を含む。本実施形態では、出力部130は、情報を表示するモニタ(表示部)を含む。
入力部140は、表示制御装置10への外部からの情報の入力を実現する機能部である。入力部140はたとえば、キーボード、マウス、タッチパネル、マイクロフォンおよびそれらの周辺回路等を含む。
通信部150は、ネットワークNWを介した他の装置等との通信を実現する機能部である。通信部150はたとえば、ルータ、スイッチ、モデム、ポート等を含む。
(第1の実施形態の効果)
上記のように、第1の実施形態に係る表示制御装置は、記憶部と、制御部とを備える。記憶部は、情報処理装置のユーザと、ユーザが情報処理装置上で操作したファイルと、ファイルに対するユーザの操作時間と、を対応付けて記憶する。制御部は、当該ユーザを示す第1ノードと、当該ファイルを示す第2ノードと、をエッジで結んだグラフを表示する。また、制御部は、当該グラフにおいて、第1ノード、第2ノードおよびエッジのうち少なくとも一つを、操作時間に応じた大きさ、形状または色で表示する。各ユーザがファイルに対して操作を実行した時間は、ユーザの当該ファイルに対する貢献度または重要度の指標ともいえる。また逆に、各ユーザがファイルに対して操作を実行した時間は、ファイルの当該ユーザに対する重要度の指標ともいえる。このため、第1の実施形態に係る表示制御装置によれば、ユーザのファイルに対する重要度、ファイルのユーザに対する重要度を直観的に把握可能に表示できる。このため、第1の実施形態に係る表示制御装置によれば、組織内の情報と人とのつながりを直観的に把握可能な形で表示することができる。
また、上記第1の実施形態に係る表示制御装置において、制御部は、指定された期間中にユーザが操作した複数のファイルそれぞれに対応する複数の第2ノードを表示させる。また、制御部は、ユーザを示す第1ノードから放射状に延び、それぞれ複数の第2ノードの一つに接続する複数のエッジで第1ノードと複数の第2ノードとを結んだグラフを表示させる。このため、表示制御装置は、ユーザが特定の期間の間に実行したファイル操作のうち、どのファイルに対する操作が多かったのか、直観的に把握可能な形で表示することができる。このため、表示制御装置は、ユーザに対して上記画面を表示して、ユーザに自分の働き方を視覚的に把握させることができる。
また、上記第1の実施形態に係る表示制御装置において、制御部は、第1ノード、第2ノードおよびエッジの少なくとも一つを、操作時間が長いほど大きな形で表示させる。または、制御部は、第1ノード、第2ノードおよびエッジの少なくとも一つを、操作時間が長いほど濃い色で表示させる。または、制御部は、第1ノード、第2ノードおよびエッジの少なくとも一つを、操作時間が長いほど太い線分で表示させる。このため、表示制御装置は、ユーザに直観的に把握可能な形でユーザとファイルとの関係を表示することができる。
また、上記第1の実施形態に係る表示制御装置において、記憶部は、情報処理装置のユーザがファイルに対して実行した操作が当該ファイルの内容変更や閲覧等のファイル操作をしているアクティブ状態であるか、内容を変更しない非アクティブ状態であるかを示す操作種別を記憶する。そして、制御部は、第1ノード、第2ノードおよびエッジのうち少なくとも一つを、ファイルに対する操作時間のうちアクティブ状態の時間に応じた大きさ、形状または色で表示させる。このため、表示制御装置は、ファイルに対する操作の有無だけでなく、操作の内容に基づき、ファイルとユーザとの関係を表示できる。このため、表示制御装置は、ユーザおよびファイルの重要度をより正確に表示できる。
また、上記第1の実施形態に係る表示制御装置において、制御部は、ユーザを指定する入力と、期間を指定する入力と、を受信する。そして、制御部は、指定されたユーザを示す第1ノードを起点として、当該指定された期間中に、当該指定されたユーザが操作したファイルを介して当該ユーザにエッジで結ばれるユーザおよびファイルをさらに表示する。このため、表示制御装置は、1ユーザだけでなく、複数のユーザおよびファイルについて相互の関係性を直観的に把握可能に表示できる。
また、上記第1の実施形態に係る表示制御装置において、制御部は、ファイルを指定する入力と、期間を指定する入力と、を受信する。そして、制御部は、指定されたファイルを示す第2ノードを起点として、指定された期間中に、指定されたファイルを操作したユーザを介してファイルにエッジで結ばれるユーザおよびファイルをさらに表示する。このため、表示制御装置は、一つのファイルに対するユーザの貢献度を直観的に把握可能に表示できる。また、表示制御装置は、表示するグラフの起点を柔軟に変更してユーザとファイルとの関係性を表示できる。
また、上記第1の実施形態に係る表示制御装置において、制御部は、起点からのエッジ数を表示範囲として指定する入力を受信する。そして、制御部は、指定された表示範囲のグラフを表示する。このため、表示制御装置は、ユーザの関心に応じた範囲の情報を直観的に把握可能に表示できる。表示制御装置はまた、表示する情報量が過度に増大することを抑止できる。
また、上記第1の実施形態に係る表示制御装置において、制御部は、ユーザを示す第1ノードとエッジで接続される1以上の第2ノードが示す複数のファイルの操作時間の合計を算出する。そして、制御部は、算出した操作時間の合計に応じた大きさ、形状、色で第1ノードを表示する。ファイルの操作時間の合計は、当該ユーザの仕事量の指標となる。このため、表示制御装置は、ユーザとファイルとの関係だけでなく、ユーザの労働量や重要度を直観的に把握可能に表示できる。
また、上記第1の実施形態に係る表示制御装置において、制御部は、ファイルを示す第2ノードとエッジで接続される1以上の第1ノードが示す複数のユーザによる当該ファイルの操作時間の合計を算出する。そして、制御部は、算出した操作時間の合計に応じた大きさ、形状、色で第2ノードを表示する。複数のユーザが一つのファイルについて実行した操作時間の合計は、当該ファイルの重要度の指標となる。このため、表示制御装置は、ユーザとファイルとの関係だけでなく、組織におけるファイル(情報)の重要度を直観的に把握可能に表示できる。
(変形例1-アクティブ時間および非アクティブ時間の積算)
上記第1の実施形態では、アクティブ時間および非アクティブ時間の算出は、表示制御装置10がログに基づいて実行するものとした。これに限らず、アクティブ時間および非アクティブ時間の算出は、各情報処理装置20が実行してもよい。その場合、情報処理装置20は、ログ自体は表示制御装置10に送信しなくてもよい。情報処理装置20は、一日の業務終了(ユーザのログオフ)後に、ファイルを特定する情報と、一日のアクティブ時間および非アクティブ時間と、をユーザIDとともに表示制御装置10に送信してもよい。
図11は、情報処理装置20においてアクティブ時間および非アクティブ時間を算出する場合の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
まず、ユーザが電源をオンして情報処理装置20を起動する(ステップS80)。このとき、ユーザは、ユーザIDやパスワードを入力する。そして、情報処理装置20は、起動後所定期間が経過したか否か判定する(ステップS81)。たとえば、情報処理装置20は予め1分、5分などの所定間隔でログの取得およびアクティブ・非アクティブ時間の積算を実行するよう設定されている。ステップS81で所定期間が経過していないと判定した場合(ステップS81、No)、情報処理装置20はステップS81を繰り返す。他方、所定期間が経過したと判定した場合(ステップS81、Yes)、情報処理装置20は、操作が実行されているか否かを検知することで操作状態を取得する(ステップS82)。操作状態とはその時点で実行中のファイルの情報、操作内容(図2参照)等である。そして、情報処理装置20は、実行中のファイルが前回ステップS82を実行したときに実行中であったファイルと同一か否かを判定する(ステップS83)。同一のファイルではないと判定した場合(ステップS83、No)、情報処理装置20は当該ファイルのファイル名を記憶部に登録する(ステップS84)。また同一のファイルであると判定した場合(ステップS83、Yes)、情報処理装置20は次に当該ファイルに対して実行中の操作がアクティブ状態であるか判定する(ステップS85)。情報処理装置20は、アクティブ状態であると判定した場合(ステップS85、Yes)、登録済みの当該ファイル名に対応付けて記憶されているアクティブ時間に所定期間分を加算する(ステップS86)。他方、アクティブ状態ではないと判定した場合(ステップS85、No)、情報処理装置20は、登録済みの当該ファイル名に対応付けて記憶されている非アクティブ時間に所定期間分を加算する(ステップS87)。そして、情報処理装置20は他に実行中のファイルがあるか判定する(ステップS88)。実行中の他のファイルがあると判定した場合(ステップS88、Yes)、情報処理装置20はステップS83に戻って処理を繰り返す。他方、実行中の他のファイルがないと判定した場合(ステップS88、No)、情報処理装置20はステップS81に戻って処理を繰り返す。なお、図11の処理は、情報処理装置20の電源がオフになったときに終了する。また、情報処理装置20においてアクティブ時間および非アクティブ時間を算出する場合、図3に示したファイル情報と同様のファイル情報が情報処理装置20内に記憶される。この場合、ファイル情報は当該情報処理装置20のユーザのユーザIDのみに対応付けて記憶される。
(変形例2-非アクティブ時間の長さに応じた表示)
上記第1の実施形態においては、操作時間のうちアクティブ時間に対応する表示形態(大きさ、形状および色)で関係表示画面中のノードおよびエッジの少なくともいずれか1つを表示した。これに代えて、表示制御装置10は、ノードおよびエッジを、操作時間のうち非アクティブ時間の長さに対応する表示形態で表示してもよい。また、表示制御装置10は、操作時間のうち、アクティブ時間が占める割合に応じた表示形態で、ノードおよびエッジを表示してもよい。
たとえば、表示制御装置10は、非アクティブ時間の長さに応じた太さのエッジを表示してもよい。また、表示制御装置10は、非アクティブ時間が操作時間全体に占める割合に応じた大きさでノードを表示してもよい。
このように、第1の実施形態に係る表示制御装置において、制御部は、第1ノード、第2ノードおよびエッジのうち少なくとも一つを、ファイルに対する操作時間のうちアクティブ状態の時間が占める割合に応じた大きさ、形状または色で表示させる。このように構成すれば、表示制御装置は、非アクティブ状態の時間も加味してユーザとファイルとの関係を表示できる。
また、上記第1の実施形態に係る表示制御装置において、制御部は、ファイルに対する操作時間のうちアクティブ状態の占める割合が、非アクティブ状態の占める割合よりも大きい場合に、エッジを第1の色で表示してもよい。また、制御部は、ファイルに対する操作時間のうちアクティブ状態の占める割合が、非アクティブ状態の占める割合以下である場合に、エッジを第1の色とは異なる第2の色で表示させてもよい。このように構成すれば、表示制御装置は、各ファイルについてアクティブ状態と非アクティブ状態のいずれであったかを視覚的に容易に認識可能に表示できる。
(変形例3-ノードとエッジの表示内容)
第1の実施形態では、操作時間に応じた表示形態でノードおよびエッジを表示した。これに限らず、ノードに表示させる内容と、エッジに表示させる内容とを分けてもよい。
たとえば、表示制御装置10は、ユーザを示すノードを操作時間のうちアクティブ時間に応じた大きさで表示する。そして、表示制御装置10は、ファイルを示すノードをファイル種別に応じて異なる色で表示する。そして、表示制御装置10は、ユーザとファイルとを結ぶエッジを、アクティブ時間が非アクティブ時間より多い場合は第1の色(たとえば赤)で表示する。また、表示制御装置10は、エッジを、アクティブ時間が非アクティブ時間以下の場合は第2の色(たとえば青)で表示する。
このように表示することで、表示制御装置10は、一つの画面中に表現する情報量を増加させることができる。
(変形例4-操作時間とファイルの種類)
ところで、ファイルの種類によっては、許可されている操作種別が限定されている場合がある(図5参照)。このため、アクティブ時間を重視することで重要性が見逃されるファイルも存在する場合があると考えられる。たとえば、テンプレートのようなファイルは、多くのユーザに使用されていても操作自体は「バックグランドでの表示」等であるため非アクティブ状態に分類される。すると、アクティブ時間と非アクティブ時間との合計は長くても、第1の実施形態のようにアクティブ時間に応じた表示形態とした場合、常に重要性が低いファイルとして表示されてしまう。
そこで、表示制御装置10は、ファイル種別に応じて、アクティブ時間と非アクティブ時間のうちいずれに基づき表示するかを設定してもよい。たとえば、参照用ファイル(書込み不可)については、アクティブ時間ではなく非アクティブ時間に基づく表示形態とする。そして、作成中ファイル(書込み可能)については、非アクティブ時間ではなくアクティブ時間に基づく表示形態とする。そして、参照用ファイルと作成中ファイルとでは、異なる表示形態とする。
たとえば、参照用ファイルF100のユーザU1による操作のうちアクティブ時間が5分、非アクティブ時間が350分であったとする。他方、作成中ファイルF200のユーザU1による操作のうちアクティブ時間が400分、非アクティブ時間が40分であったとする。
この場合、表示制御装置10は、参照用ファイルF100を示すノードを青で表示し、作成中ファイルF200を示すノードを赤で表示する。さらに、表示制御装置10は、参照用ファイルF100を、操作時間全体に占める非アクティブ時間の割合350/355に応じた大きさで表示する。また、表示制御装置10は、作成用ファイルF200を、操作時間全体に占めるアクティブ時間の割合400/440に応じた大きさで表示する。このように処理すると、参照用ファイルF100と作成用ファイルF200は、アクティブ時間は大きく異なるが、同程度の大きさで表示される。
・参照用ファイルF100:実操作時間(アクティブ5分/非アクティブ350分)
アクティブ重視の場合の表示サイズ(1(アクティブ時間が5分=1とする。)
変形例4による表示サイズ(0.98(=350/355分))、ノード色は青
・作成用ファイルF200:実操作時間(アクティブ400分/非アクティブ40分)
アクティブ重視の場合の表示サイズ
(80(アクティブ時間が400分なので、400/5分=80))
変形例4による表示サイズ(0.90(=400/440分))、ノード色は赤
このように、変形例4によれば、表示制御装置10は、参照用ファイルF100と作成用ファイルF200をほぼ同様の大きさで表示すると同時に、ファイル種別の違いを表示することができる。このため、変形例3によれば、表示制御装置10は、ファイルの主たる利用形態に応じて重要度の表示手法を調整して実際の運用に即した重要度を表示できる。このほか、表示制御装置10は、ファイル種別に応じて、アクティブ時間と非アクティブ時間に異なる重みづけをすることで操作時間を調整してもよい。
(変形例5-スケジュールと連動した評価)
さらに、表示制御装置10に各ユーザのスケジュールを記憶させるように構成してもよい。そして、表示制御装置10が関係表示画面を作成するとき、各操作が実行された時点のスケジュールを併せて表示するように表示制御装置10を構成してもよい。また、表示制御装置10は、スケジュールの内容に応じてアクティブ時間と非アクティブ時間の何れを重視した表示態様を採用するかを決定してもよい。たとえば、ユーザのスケジュールに「会議」が登録されているとする。この場合、表示制御装置10は、当該会議に関連するファイルへの「会議」中の操作については非アクティブ時間に応じた表示態様でノードおよびエッジを表示する。他方、ユーザのスケジュールに「会議・書記」が登録されているとする。この場合、表示制御装置10は、当該会議に関連するファイルへの「会議」中の操作についてはアクティブ時間に応じた表示形態を採用する。
このようにスケジュールを加味して、アクティブ時間と非アクティブ時間のいずれを重視するか決定することで、表示制御装置10は、ファイルおよびユーザの重要度をさらに正確に表示することができる。
(変形例6-場所情報と連動した評価)
さらに、情報処理装置20が位置を検出する機能を有する場合は、表示制御装置10は、位置情報を加味してファイルおよびユーザの表示態様を決定してもよい。位置情報とはたとえば、会議室、ユーザ自身のデスク、社外などである。表示制御装置10は、ユーザがファイル操作を実行した場所の情報を加味することで、当該ファイル操作の意味をさらに詳細に判定して関係表示画面に反映することができる。
(変形例7-アンカーマップ)
上記第1の実施形態におけるユーザを示すノードとファイルを示すノードのうち、いずれか一方をアンカーノードとしたアンカーマップを表示するように表示制御装置10を構成してもよい。また、表示するアンカーマップは2次元的なグラフとしても3次元的なグラフ(球体上にノードを表現したグラフ)としてもよい。
(変形例8-時系列的表示)
図6の関係表示画面において、さらに期間を指定するスクロールバーを追加し、スクロールバー上のつまみ位置に応じた期間の関係表示画面が表示されるようにしてもよい。このように構成すれば、表示制御装置10は、ユーザおよびファイルの操作状況の時間軸に沿った変化を直観的に把握可能に表示できる。
(変形例9-制御対象ファイルの限定)
上記第1の実施形態では、表示対象とするファイルは特に限定していない。これに限らず、表示対象とするファイルは予め限定してもよい。たとえば、表示対象とするファイルをディレクトリに基づいて指定してもよい。ディレクトリに基づいて表示対象ファイルを限定することで、関係表示画面をコンパクトにし表示する情報の精度を高めることができる。
[他の実施形態]
これまで開示の装置に関する実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施形態を説明する。
[クラウドコンピューティングによる実装]
開示の表示制御プログラムは、クラウドシステムを構成するサーバに実装し、クラウドシステムを介して、様々な場所に存在するユーザについて管理者が容易に当該ユーザの労働状況すなわち情報処理装置の操作状態を管理するために使用することができる。
[分散および統合]
図示した各装置の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。たとえば、上記実施形態において、表示制御装置10の機能として説明した機能は、仮想サーバにおいて実行し、たとえば仮想デスクトップ等により情報処理装置20に画面を表示するものとしてもよい。たとえば、表示制御システム1全体はサーバ-クライアントシステム、シンクライアントシステムとして構成してもよい。また、表示制御装置10の機能は適宜分散、統合することができる。
[表示制御プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをサーバ等のコンピュータからタブレット端末やノート型コンピュータ等のコンピュータに配布し、サーバとコンピュータとが処理を協働して実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図12を用いて、上記の実施例と同様の機能を有する表示制御プログラムを実行するコンピュータの一例について説明する。
図12は、実施形態に係る表示制御プログラムを実行するコンピュータの一例について説明するための図である。図12に示すように、コンピュータ1000は、操作部1100と、ディスプレイ1200と、通信部1300とを有する。さらに、このコンピュータ1000は、CPU(Central Processing Unit)1400と、ROM(Read Only Memory)1500と、RAM(Random Access Memory)1600と、HDD(Hard Disk Drive)1700とを有する。これら1100~1700の各部はバス1800を介して接続される。
HDD1700には、図12に示すように、上記の実施形態で示した各部と同様の機能を発揮するモジュールを実装することができる表示制御プログラム1700aが予め記憶される。この表示制御プログラム1700aについては、図2に示した各々の各構成要素と同様、適宜統合または分離してもよい。すなわち、HDD1700に記憶される各データは、常に全てのデータがHDD1700に記憶される必要はなく、処理に必要なデータのみがHDD1700に記憶されればよい。
そして、CPU1400が、表示制御プログラム1700aの各モジュールをHDD1700から読み出してRAM1600に展開する。これによって、図12に示すように、表示制御プログラム1700aは、表示制御プロセス1600aとして機能する。この表示制御プロセス1600aは、HDD1700から読み出した各種データを適宜RAM1600上の自身に割り当てられた領域に展開し、この展開した各種データに基づいて各種処理を実行する。なお、表示制御プロセス1600aは、図2に示した各処理部にて実行される処理を含む。また、CPU1400上で仮想的に実現される各処理部は、常に全ての処理部がCPU1400上で動作する必要はなく、必要な処理部のみが仮想的に実現されればよい。
なお、上記の表示制御プログラム1700aについては、必ずしも最初からHDD1700やROM1500に記憶させておく必要はない。たとえば、コンピュータ1000に挿入されるフレキシブルディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)などの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。または、DVD(Digital Versatile Disc)ディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させる。そして、コンピュータ1000がこれらの可搬用の物理媒体から各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。また、公衆回線、インターネット、LAN、WAN(Wide Area Network)などを介してコンピュータ1000に接続される他のコンピュータまたはサーバ装置などに各プログラムを記憶させておいてもよい。そして、コンピュータ1000がこれらから各プログラムを取得して実行するようにしてもよい。
1 表示制御システム
10 表示制御装置
110 記憶部
111 ログ記憶部
112 ファイル記憶部
113 ユーザ記憶部
114 種別記憶部
120 制御部
121 ログ取得部
122 表示制御部
123 表示要求受付部
124 ユーザ受付部
125 期間受付部
126 ファイル受付部
127 範囲受付部
130 出力部(表示部)
140 入力部
150 通信部
20A~20n 情報処理装置
NW ネットワーク

Claims (13)

  1. コンピュータに、
    情報処理装置のユーザと、ユーザが情報処理装置上で操作したファイルと、ファイルに対するユーザの操作時間と、を対応付けて記憶部に記憶させ、
    当該ユーザを示す第1ノードと、当該ファイルを示す第2ノードと、をエッジで結んだグラフにおいて、前記第1ノード、前記第2ノードおよび前記エッジのうち少なくとも一つを、前記操作時間に応じた大きさ、形状または色で表示させる
    表示制御方法。
  2. 前記コンピュータに、
    指定された期間中に前記ユーザが操作した複数のファイルそれぞれに対応する複数の第2ノードを、前記ユーザを示す第1ノードから放射状に延び、それぞれ複数の第2ノードの一つに接続する複数のエッジを介して第1ノードと結んだグラフを表示させる
    請求項1に記載の表示制御方法。
  3. 前記コンピュータに、
    前記第1ノード、前記第2ノードおよび前記エッジのうち少なくとも一つを、前記操作時間が長いほど大きな形で表示させ、前記操作時間が長いほど濃い色で表示させ、または、前記操作時間が長いほど太い線分で表示させる、請求項1または2に記載の表示制御方法。
  4. 前記コンピュータに、
    前記情報処理装置のユーザがファイルに対して実行した操作が当該ファイルの内容変更やファイル操作をしているアクティブ状態であるか、当該ファイルの内容を変更しない非アクティブ状態であるかを示す操作種別を、さらに対応付けて記憶部に記憶させ、
    前記第1ノード、前記第2ノードおよび前記エッジのうち少なくとも一つを、ファイルに対する操作時間のうちアクティブ状態の時間に応じた大きさ、形状または色で表示させる
    請求項1から3のいずれか1項に記載の表示制御方法。
  5. 前記コンピュータに、
    前記第1ノード、前記第2ノードおよび前記エッジのうち少なくとも一つを、ファイルに対する操作時間のうちアクティブ状態の時間が占める割合に応じた大きさ、形状または色で表示させる、
    請求項4に記載の表示制御方法。
  6. 前記コンピュータに、
    前記ファイルに対する操作時間のうちアクティブ状態の占める割合が、非アクティブ状態の占める割合よりも大きい場合に、前記エッジを第1の色で表示させ、
    前記ファイルに対する操作時間のうちアクティブ状態の占める割合が、非アクティブ状態の占める割合以下である場合に、前記エッジを前記第1の色とは異なる第2の色で表示させる、請求項5に記載の表示制御方法。
  7. 前記コンピュータに、
    ユーザを指定する入力と、期間を指定する入力と、を受信させ、
    指定されたユーザを示す第1ノードを起点として、当該指定された期間中に、当該指定されたユーザが操作したファイルを介して当該ユーザにエッジで結ばれるユーザおよびファイルをさらに表示させる
    請求項1から6のいずれか1項に記載の表示制御方法。
  8. 前記コンピュータに、
    ファイルを指定する入力と、期間を指定する入力と、を受信させ、
    指定されたファイルを示す第2ノードを起点として、当該指定された期間中に、当該指定されたファイルを操作したユーザを介して当該ファイルにエッジで結ばれるユーザおよびファイルをさらに表示させる
    請求項1から6のいずれか1項に記載の表示制御方法。
  9. 前記コンピュータに、
    起点からのエッジ数を表示範囲として指定する入力を受信させ、
    指定された表示範囲のグラフを表示させる
    請求項7または8に記載の表示制御方法。
  10. 前記コンピュータに、
    ユーザを示す第1ノードとエッジで接続される1以上の第2ノードが示す複数のファイルの操作時間の合計を算出させ、
    算出した操作時間の合計に応じた大きさ、形状、色で前記第1ノードを表示させる
    請求項1から9のいずれか1項に記載の表示制御方法。
  11. 前記コンピュータに、
    ファイルを示す第2ノードとエッジで接続される1以上の第1ノードが示す複数のユーザによる当該ファイルの操作時間の合計を算出させ、
    算出した操作時間の合計に応じた大きさ、形状、色で前記第2ノードを表示させる
    請求項1から10のいずれか1項に記載の表示制御方法。
  12. 情報処理装置のユーザと、ユーザが当該情報処理装置上で操作を実行したファイルと、ファイルに対するユーザの操作時間と、を対応付けて記憶部に記憶させ、
    当該ユーザを示す第1ノードと、ファイルを示す第2ノードと、を、エッジで結んだグラフにおいて、前記第1ノード、前記第2ノードおよび前記エッジのうち少なくとも一つを、前記操作時間に応じた大きさ、形状または色で表示させる
    手順を含む処理を、コンピュータに実行させる表示制御プログラム。
  13. 情報処理装置のユーザと、ユーザが当該情報処理装置上で操作を実行したファイルと、ファイルに対するユーザの操作時間と、を対応付けて記憶する記憶部と、
    当該ユーザを示す第1ノードと、ファイルを示す第2ノードと、を、エッジで結んだグラフにおいて、前記第1ノード、前記第2ノードおよび前記エッジのうち少なくとも一つを、前記操作時間に応じた大きさ、形状または色で、表示部に表示させる制御部と、
    を備える表示制御装置。
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