JP7092095B2 - モータコアおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
したがって、本発明によれば、HEV駆動モータはじめとする高出力・高回転モータのモータコア用途に適したモータコアを提供することができるので、モータの従来以上の小型化や高効率化、製造コストの低廉化が可能となり、産業上格段の効果を奏する。
1.打抜き端面の引張残留応力が250MPa以下
打抜き端面の引張残留応力は、打抜き端面からの疲労亀裂の発生を助長し、結果として疲労強度の低下を引き起こす。特に、ロータコアでは板面方向に遠心力による繰り返し応力が働くため、打抜き端面の引張残留応力を低減する必要がある。疲労亀裂の発生を十分に抑制するためには、打抜き端面の引張残留応力は250MPa以下とする必要がある。好ましくは、打抜き端面の引張残留応力は200MPa以下、より好ましくは150MPa以下である。一方、圧縮残留応力は疲労亀裂の発生に寄与しないため、打抜き端面の引張残留応力の下限を決める必要はないが、通常打抜き端面の引張残留応力は-100MPa以上(圧縮残留応力が100MPa以下)である。ここで、上記引張残留応力は、打抜き端面の板厚1/2部における板面法線方向に垂直かつ打抜き端面に平行な方向の残留応力である。
疲労亀裂の発生は一般に鋼板の強度が高いほど抑制される。一方で、打抜き疲労の場合には、打抜き端面に不可避的に荒れが存在するため、疲労亀裂は打抜き端面から発生することが殆どである。すなわち、打抜き疲労特性を向上するためには、鋼板全体の強度を高める必要はなく、疲労亀裂発生の起点となる打抜き端部の強度を高めることが重要である。端面からの疲労亀裂の発生を十分に抑制するためには、打抜き端面の硬さが母材硬さの1.10倍以上である必要がある。好ましくは1.2倍以上である。一方、打抜き端面の硬さが母材に比較して硬すぎる場合には、鋼板内部の硬さの差に起因する亀裂の発生を助長する場合があるので、打抜き端面の硬さは母材硬さの3倍以下であることが好ましい。ここで、上記打抜端面の硬さは、板厚1/2かつ端面から50μm離れた位置のマイクロビッカース硬さ、また、上記母材硬さは、板厚1/2かつ端面から板厚の3倍以上離れた位置のマイクロビッカース硬さである。
次に、本発明のモータコアに用いる電磁鋼板が有する好適な成分組成について説明する。成分組成における元素の含有量の単位はいずれも「質量%」であるが、以下、特に断らない限り単に「%」で示す。
Cは、モータの使用中に炭化物を形成して磁気時効を起こし、鉄損特性を劣化させる有害元素である。磁気時効を回避するためには素材中に含まれるCは0.0050%以下が好ましい。より好ましくは、0.0040%以下である。なお、Cの下限は、特に規定しないが、過度にCを低減した鋼板は非常に高価であることから、0.0001%程度とするのが好ましい。
Siは、鋼の固有抵抗を高め、鉄損を低減する効果があり、また、固溶強化により鋼の強度を高める効果がある。また、Siの添加により鋼の加工硬化係数が増大するため、打抜き端部の硬さの上昇を促進する効果もある。このような効果を確実に得るためにはSi添加量は2.0%以上とすることが好ましい。一方、7.0%を超えると、靱性が低下し、割れを生じやすいため、上限は7.0%とすることが好ましい。したがって、Siは2.0%以上、7.0%以下の範囲で含有することが好ましい。より好ましくは3.0%以上、7.0%以下の範囲、さらに好ましくは3.7%以上、7.0%以下の範囲である。
Mnは、Siと同様、鋼の固有抵抗と強度を高めるのに有用な元素であるため、0.05%以上含有することが好ましい。一方、3.0%を超える添加は、靱性が低下し、加工時に割れを生じやすいため、上限は3.0%とすることが好ましい。したがって、Mnは0.05%以上、3.0%以下の範囲で含有することが好ましい。より好ましくは0.1%以上、2.0%以下の範囲である。
Alは、Siと同様、鋼の固有抵抗を高め、鉄損を低減する効果がある有用な元素である。しかし、3.0%を超えると、靱性が低下し、加工時に割れを生じやすいため、上限は3.0%とすることが好ましい。より好ましくは2.0%以下である。
なお、Alの含有量が0.01%超え0.1%未満の範囲では、微細なAlNが析出して鉄損が増加しやすいため、Alは0.01%以下もしくは0.1%以上の範囲とするのがより好ましい。特に、Alを低減すると、集合組織が改善され、磁束密度が向上するので、磁束密度を重視する場合はAl:0.01%以下とするのが好ましい。より好ましくは0.003%以下である。
Pは、鋼の強度(硬さ)調整に用いられる有用な元素である。しかし、0.2%を超えると、靱性が低下し、加工時に割れを生じやすいため、上限は0.2%とすることが好ましい。なお、下限は特に規定しないが、過度にPを低減した鋼板は非常に高価であることから、0.001%程度とするのがより好ましい。さらに好ましくは0.005%以上、0.1%以下の範囲である。
Sは、微細析出物を形成して鉄損特性に悪影響を及ぼす元素である。特に、0.005%を超えると、その悪影響が顕著になるため、0.005%以下とすることが好ましい。より好ましくは0.003%以下である。
Nは、微細析出物を形成して鉄損特性に悪影響を及ぼす元素である。特に、0.0050%を超えると、その悪影響が顕著になるため、0.0050%以下とすることが好ましい。より好ましくは0.003%以下である。
Cu:0.10%以下
Cuは、上記の焼鈍工程等において時効によって鋼中に微細に析出し、析出強化により鋼板の強度上昇に寄与するので、0.005%以上含有するのが好ましい。一方、0.10%を超えて過剰に添加すると、析出したCuが焼鈍工程での引張残留応力の緩和を妨げるとともに、疲労亀裂の起点となり、疲労強度を劣化させる場合がある。このため、Cuを添加する場合の含有量は、0.005%以上、0.10%以下が好ましく、0.005%以上、0.05%以下の範囲がより好ましい。
Tiは、上記の焼鈍工程等において時効によって炭化物として鋼中に微細に析出し、析出強化により鋼板の強度上昇に寄与するので、0.0005%以上含有するのが好ましい。一方、0.010%を超えて過剰に添加すると、析出したTi炭化物が焼鈍工程での引張残留応力の緩和を妨げるとともに、疲労亀裂の起点となり、疲労強度を劣化させる場合がある。このため、Tiを添加する場合の含有量は、0.0005%以上、0.010%以下が好ましく、0.0005%以上、0.005%以下の範囲がより好ましい。
Nbは、上記の焼鈍工程等において時効によって炭化物として鋼中に微細に析出し、析出強化により鋼板の強度上昇に寄与するので、0.0005%以上含有するのが好ましい。一方、0.010%を超えて過剰に添加すると析出したNb炭化物が焼鈍工程での引張残留応力の緩和を妨げるとともに、疲労亀裂の起点となり、疲労強度を劣化させる場合がある。このため、Nbを添加する場合の含有量は、0.0005%以上、0.010%以下が好ましく、0.0005%以上、0.005%以下の範囲がより好ましい。
Vは、上記の焼鈍工程等において時効によって炭化物として鋼中に微細に析出し、析出強化により鋼板の強度上昇に寄与するので、0.0005%以上含有するのが好ましい。一方、0.010%を超えて過剰に添加すると析出したV炭化物が焼鈍工程での引張残留応力の緩和を妨げるとともに、疲労亀裂の起点となり、疲労強度を劣化させる場合がある。このため、Vを添加する場合の含有量は、0.0005%以上、0.010%以下が好ましく、0.0005%以上、0.005%以下の範囲がより好ましい。
本発明によれば、モータコアの素材としてどのような電磁鋼板を用いた場合においても、従来の製品と比較して、疲労強度に優れるモータコアが得られる。したがって、本発明のモータコアの製造に用いる電磁鋼板は、特に限定されないが、モータコアの性能を高める観点から、できるだけ高磁束密度、低鉄損、高強度の電磁鋼板を用いることが望ましい。
打抜き工程は、上記電磁鋼板からロータコアとステータコアを構成するモータコア材(ロータコア材とステータコア材)を打抜く工程である。
打抜き工程は、上記電磁鋼板から所定寸法のモータコア材が得られる工程であれば、特に限定されず、常用の打抜き工程を使用できる。
また、後述する打抜きクリアランスを組み合わせることで、より疲労特性に優れるモータコアを得ることができる。
母材からモータコア材を打抜く際の打抜きクリアランスが板厚の3%未満であると打抜き端面に2次せん断面や亀裂などの荒れが生じやすくなり、疲労亀裂の起点となる場合があるため、打抜きクリアランスは板厚の3%以上とすることが好ましい。一方、打抜きクリアランスが板厚の15%を超えて大きくなると、打抜き加工による打抜き端面の加工硬化が抑制され易くなり、打抜き端面の硬さの低下を招くと共に、疲労強度が低下する場合があるため、打抜きクリアランスは板厚の15%以下とすることが好ましい。したがって、打抜きクリアランスは板厚の3%以上、15%以下とすることが好ましい。より好ましくは板厚の5%以上、12%以下である。
積層工程は、モータコア材を積層して、モータコアを製造する工程である。
積層工程は、所定寸法の範囲内でモータコア材を積層できる工程であれば、特に限定されず、常用の積層工程を使用できる。
焼鈍工程は、モータコア材またはそれを積層したモータコアに焼鈍を施す工程である。より詳細には、焼鈍工程は、モータコア材またはモータコアを、250℃以上550℃以下の温度T(℃)まで加熱し、3350≦(T+273)×(2+logt)≦4650を満たす時間t(秒)保持し、冷却する工程である。
焼鈍温度Tが250℃未満であると、焼鈍による打抜き端面の引張残留応力の開放が十分に起こらず、製造したモータコアの打抜き端面の引張残留応力が所望の範囲とならない。一方、焼鈍温度Tが550℃を超えると、打抜き加工により高強度化した打抜き端面の鋼板組織が過度に回復あるいは再結晶するため、強度が低下し、製造したモータコアの打抜き端面の硬さが所望の範囲とならない。このため、焼鈍温度Tは250℃以上、550℃以下の範囲に制限する。好ましくは300℃以上、500℃以下の範囲である。
上記焼鈍温度Tで保持する時間tが過度に短い場合には、焼鈍による引張残留応力の開放が十分に起こらず、製造したモータコアの打抜き端面の引張残留応力が所望の範囲とならない。一方、上記焼鈍温度Tで保持する時間tが過度に長い場合には、打抜き加工により高強度化した打抜き端面の鋼板組織が過度に回復するため、打抜き端面の強度が低下し、製造したモータコアの打抜き端面の硬さが所望の範囲とならない。したがって、焼鈍温度Tで保持する時間tは適切な範囲で管理する必要がある。
また、打抜き端面の引張残留応力の開放や強度の低下の挙動は、上記焼鈍温度Tに依存するため、保持時間tは焼鈍温度Tに依存して変化する。
しかし、発明者らの調査によれば、焼鈍温度T(℃)で保持する時間t(秒)が、下記式;
3350≦(T+273)×(2+logt)≦4650
を満たす範囲内であれば、製造したモータコアの打抜き端面の引張残留応力および硬さが所望の範囲となることがわかった。すなわち、図3(a)に示すように(T+273)×(2+logt)の値が4650超えでは、打抜き端面硬さが母材の硬さの1.10未満となってしまう。一方、図3(b)に示すように(T+273)×(2+logt)の値が3350未満では、引張残留応力が250MPaを超えてしまう。そこで、本発明では、焼鈍温度Tで保持する時間tを3350≦(T+273)×(2+logt)≦4650を満たす範囲内に制限する。なお、焼鈍温度Tで保持する時間tの好ましい範囲は3650≦(T+273)×(2+logt)≦4250を満たす範囲である。
下記表1に示す板厚と成分組成の電磁鋼板から、通常公知の打抜き加工によりステータコア材とロータコア材を採取し、積層して、ステータコアとロータコアを同一素材から製造した。さらに、上記ロータコアに下記表2に示す条件で熱処理を施した(焼鈍工程)。
得られたロータコアから、試験片を採取し、残留応力測定および硬度測定を行った。また、疲労強度測定用に、ロータコアと同じ電磁鋼板を用い、同じ条件で打抜き、同じ条件で熱処理を施した引張疲労試験片を作製した。さらに、磁気特性評価用に、ロータコアと同じ電磁鋼板に同じ条件で熱処理を施した鋼板から、磁気測定用試験片を作製した。これらの試験片を用いて、磁気特性評価および引張疲労試験を行った。試験方法は、次のとおりとした。
ロータコアのロータコアブリッジ部から、残留応力測定用の試験片を切り出し、打抜き端面の引張残留応力、具体的には、打抜き端面の板厚1/2部における板面法線方向に垂直かつ打抜き端面に平行な方向の引張残留応力をX線法(2θ・sin2ψ法)により測定した。なお、入射X線はCoKα線を用い、コリメータ径は300μmとした。
ロータコアのロータコアブリッジ部から打抜き端面に対して直角方向にロータコアを切断し、打抜き端面の硬さをJIS Z2244:2009に準拠したマイクロビッカース試験により測定した。ただし、くぼみの対角線長さが0.020mm未満となる場合があったが、そのまま硬さ換算に使用した。測定位置は板厚1/2かつ打抜き端面から50μm離れた位置とし、測定荷重は0.025kgf(0.245N)とした。なお、上記硬さの測定においては、測定のばらつきを低減するため、1回目の硬さの測定後は、くぼみの対角線長さの3倍以上を研磨により除去し、再度、同じ位置で測定を行うことを繰り返して5回測定し、その平均値を用いた。
母材の硬さは、ロータコアの任意の位置から採取した試片に対し、板厚1/2かつ打抜き端面から板厚の3倍以上離れた位置の硬さを測定荷重0.025kgf(0.245N)で5点測定し、その平均値を用いた。
上記ロータコア材を採取した同じ電磁鋼板に対し、上記ロータコアと同じ条件で熱処理を施した後、圧延方向を引張方向とするJIS5号引張試験片を採取し、JIS Z2241:2011に準拠した引張試験を行ない、引張強さ(TS)を測定した。
上記ロータコア材を採取した同じ電磁鋼板から、打抜き加工により、圧延方向を長手方向とした引張疲労試験片(JIS Z2275:1978に準拠した1号試験片、b:15mm、R:100mmと同じ形状)を採取し、上記ロータコアと同じ条件で熱処理を施した後、疲労試験に供した。上記疲労試験は、引張り-引張り(片振り)、応力比(=最小応力/最大応力):0.1および周波数:20Hzの条件で行い、繰り返し数107回において疲労破断を起こさない最大応力を疲労限とした。なお、試験結果の評価は、疲労限が下記式の条件を満たしているものを疲労特性に優れる(○)、満たさないものを疲労特性が不良(×)と評価した。
疲労限≧0.4×引張強さ(TS)+70(MPa)
上記ロータコア材を採取した同じ電磁鋼板から、長さ方向を圧延方向および圧延直角方向とする、幅30mm、長さ180mmの磁気測定用試験片を採取し、上記ロータコアと同じ条件で熱処理した後、JIS C2550-1:2011に準拠し、エプスタイン法で鉄損W10/400を測定した。
Claims (5)
- 質量%でC:0.0050%以下、Si:2.0%以上、7.0%以下、Mn:0.05%以上、3.0%以下、Al:3.0%以下、P:0.2%以下、S:0.005%以下およびN:0.0050%以下を含み、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有する電磁鋼板を積層してなるモータコアであって、該モータコアの打抜き端面の引張残留応力が250MPa以下であり、打抜き端面の硬さが母材硬さの1.10倍以上であることを特徴とするモータコア。
- 前記電磁鋼板は、さらに質量%でCu:0.10%以下、Ti:0.010%以下、Nb:0.010%以下およびV:0.010%以下のうちから選ばれる1種または2種以上を含有することを特徴とする請求項1に記載のモータコア。
- 請求項1または2に記載のモータコアの製造方法であって、
母材となる電磁鋼板からモータコア材を打抜く打抜き工程と、
該モータコア材を積層する積層工程と、
積層されたモータコアを250℃以上550℃以下の温度Tまで加熱し、該温度に3350≦(T+273)×(2+logt)≦4650を満たす時間t(秒)保持する焼鈍工程とからなることを特徴とするモータコアの製造方法。 - 請求項1または2に記載のモータコアの製造方法であって、
母材となる電磁鋼板からモータコア材を打抜く打抜き工程と、
該モータコア材を250℃以上550℃以下の温度Tまで加熱し、該温度に3350≦(T+273)×(2+logt)≦4650を満たす時間t(秒)保持する焼鈍工程と、焼鈍されたモータコア材を積層する積層工程とからなることを特徴とするモータコアの製造方法。 - 前記打抜き工程における打抜きクリアランスを板厚の3%以上15%以下とすることを特徴とする請求項3または4に記載のモータコアの製造方法。
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