説明された特徴は全般に、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートする、ワイヤレス通信のための方法、システム、およびデバイスに関する。UEは、論理データネットワークのためのプロトコルデータユニット(PDU)セッションを確立し得る。論理データネットワークはネットワークスライスとも呼ばれ得る。いくつかの場合、UEは、アプリケーションまたはサブスクリプションサービスに基づいて、ネットワークスライスを選択し得る。たとえば、UEは、インターネットプロトコル(IP)マルチメディアシステム(IMS)音声アプリケーションであるアプリケーションを有することがあり、UEは、このモバイルブロードバンドアプリケーションをサポートするように構成されるネットワークスライスを選択することがある。加えて、または代わりに、UEは、Internet of Everything (IoT)アプリケーションとして構成されるアプリケーションを有することがある。たとえば、IoTアプリケーションは、データをコンパイルして定期的にリモートサーバに送信するIoTゲートウェイデバイスとして動作するようにUEを構成することがある。したがって、UEは、大量のIoTデータトラフィックをサポートするように構成されるネットワークスライスを選択し得る。異なるネットワークスライスに異なるアプリケーションまたはサブスクリプションなどをサービスさせることによって、UEは、ネットワークにおけるリソース利用率を改善しながら、UEの個別のアプリケーションの性能要件も満たすことができる。
UEのネットワークスライスは、アクセスおよびモビリティ管理機能(AMF)によってサービスされ得る。加えて、ネットワークスライスのセッション管理は、セッション管理機能(SMF)によって実行され得る。ネットワークは、UEのための許可ネットワークスライスのセットの変更を決定し得る。この変更は、たとえば、以前に許可されていたネットワークスライスを新規の許可ネットワークスライスと比較することによって、識別され得る。ネットワークが許可ネットワークスライスのセットの変更を決定する前、以前に許可されていたネットワークスライスは、UEのために許可ネットワークスライスのセットを含み得る。加えて、ネットワークが許可ネットワークスライスのセットの変更を決定した後、新規の許可ネットワークスライスは、UEのために許可ネットワークスライスのセットを含み得る。いくつかの場合、ネットワークは、ネットワークスライス選択支援情報(NSSAI)または許可NSSAIのセット(S-NSSAI)をUEに提供し得る。NSSAIは、情報の中でもとりわけ、使用すべき、UEのための許可またはサポートされるネットワークスライスを示す情報を含み得る。
ネットワークは、UEのためのネットワークスライスのセットを変更し得る。たとえば、新規の許可ネットワークスライスのセットにおいて新しいネットワークスライスが識別される場合、UEにサービスする現在のAMFは、新しいネットワークスライスにサービスするための能力の欠如を決定し得る。結果として、新しいネットワークスライスをサービスすることができるAMFが識別され得る。言い換えれば、許可ネットワークスライスのセットの変更は、サービングAMFの変更を伴い得る。一態様では、現在のAMFが新しいAMFに連絡しようとすることがある。新しいAMFは隔離されたネットワークスライスにサービスしないことがある。別の態様では、新規の許可ネットワークスライスは隔離されることがある。言い換えれば、新規の許可ネットワークスライスにサービスする現在のAMFは、他のAMFによってアクセス可能ではない新しいAMFを必要とすることがある。いくつかの例では、UEがRM-REGISTERED状態にある間、UEが使用しているネットワークスライスのセットをネットワークが変更することがある。
RM-REGISTERED状態において、UEはすでに、1つまたは複数のネットワークスライスのためのAMFに登録され得る。UEは、AMFとの初期登録手順の間に、初期NSSAI要求において1つまたは複数のネットワークスライスを示し得る。ネットワークスライスのセットをネットワークが変更する場合、ネットワークは新しいNSSAIをUEに送信し得る。UEは新しいNSSAIを受信し得る。UEは、UEが登録されている現在のS-NSSAIおよび新しいS-NSSAIを含む、要求されたNSSAIに再登録し得る。新しい要求されたNSSAIにより、異なるAMF(すなわち、現在のAMFではない)がUEにサービスするために必要とされることをネットワークが決定する場合、ネットワークは新しいAMFを識別して選択し得る。
いくつかの場合、UEは登録解除手順を実行する。新しいAMFは異なる登録エリアと関連付けられ、または隔離されているので、ネットワークは、サービングAMFと新しいターゲットAMFとの間の直接の移送を許可しないことがある。この場合、セッションおよびサービスの連続性は考慮されないことがあり、登録解除手順が適切である。しかしながら、既存の登録解除手順は、UEがそれに従って活動するための十分な情報を提供しないことがある。代わりに、ネットワークは、UE構成更新要求メッセージにおいてNSSAIの新しいセットを提供することによって、UEが使用することを許可されるNSSAIのセットを更新するために汎用のUE構成更新手順を利用することがある。しかしながら、いくつかの場合、UEは、NSSAIの変更が原因の再登録を実行することが必要とされないことがある(たとえば、新しいネットワークスライスが利用可能であることがありUEがそれへの接続を必要とする、または、ネットワークスライスを使用していたアプリケーションが、UEが登録されていない別のネットワークスライスのPDUセッション上でもはや利用可能ではないことがある)。結果として、UEは、UE構成更新完了メッセージを用いて、許可NSSAIの更新に肯定応答し得る。受信された値以外の追加のS-NSSAI(たとえば、以前に要求されなかった構成されたNSSAIの中のS-NSSAI)をUEが要求する場合、UEは登録手順を開始することがある。ネットワークは次いで、登録受入れメッセージを用いて確認することがある。しかしながら、一時的なID(たとえば、5G GUTI)の使用およびNSSAI要求の観点からは、単にUEに通知することは十分ではないことがある。
したがって、既存の解決法は、現在のAMFがターゲットAMFに連絡できるとき(すなわち、ターゲットAMFが隔離されたスライスにサービスしない)とき、または新規の許可ネットワークスライスが隔離されている(すなわち、新しいネットワークスライスにサービスするAMFが他のAMFによって連絡可能ではない別個のAMFを必要とする)とき、UEのためのサービングAMFの再配置をサポートしない。本開示は、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更に基づくAMF再配置のための技法を提供する。一技法によれば、現在のAMFは、UEのための現在の許可NSSAIを変更するための要求を識別し得る。現在のAMFは、ポリシー制御機能(PCF)指示またはネットワークスライスのサブスクリプションの変更を指定する指示に基づいて、現在の許可NSSAIを修正するための要求を識別し得る。いくつかの例では、要求は新規の許可NSSAIを含み得る。
現在のAMFは、新規の許可NSSAIに基づいて新しいAMFを選択し得る。新しいAMFが現在のAMFによって選択され連絡されることが可能である場合、現在のAMFは、UEが、現在の許可NSSAIと関連付けられるS-NSSAIの有効なNSIを有するか、もしくは新規の許可NSSAIの中にない有効なNSIを有するか、または両方を有するかを決定し得る。現在のAMFは、UEコンテキストを生成し、UEコンテキストを新しいAMFに送信し得る。UEコンテキストは、新規の許可NSSAIと関連付けられる、各有効なネットワークスライスのためのすべての既存のUE PDUセッションのためのUE PDUステータスを含み得る。したがって、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更により、現在のAMFがAMF再配置(すなわち、現在のAMFから新しいAMFへの変更)をトリガするようになる。
現在のAMFは、AMF再配置要求を新しいAMFに送信し得る。AMF再配置要求は、新しい許可NSSAIもしくはUEコンテキストまたは両方を含み得る。加えて、現在のAMFは、新規の許可NSSAIにおいてサポートされない各有効なUE PDUセッションのためのPDU解放手順をトリガすることがある。新しいAMFは、現在のAMF(すなわち、今では以前のAMF)から再配置要求を受信し得る。再配置要求に基づいて、新しいAMFは、有効なUE PDUセッションと関連付けられる1つまたは複数のSMFに、AMFに対する変更を識別する指示を送信し得る。いくつかの例では、UEは複数の有効なUE PDUセッションを有し得る。新しいAMFは、UEのためのNR(たとえば、または他の5Gネットワーク識別子)GUTIを決定して割り振り得る。UEは、メッセージにおいて、たとえばUE構成要求メッセージにおいて、新しいAMFからNR GUTIを受信し得る。メッセージはまた、以前のAMFもしくは新規の許可NSSAIまたは両方によって提供されるステータスを含み得る。ステータスは、各有効なネットワークスライスのためのUE PDUセッションを示し得る。いくつかの例では、ステータスは、複数の有効なネットワークスライスのための複数のUE PDUセッションを示し得る。新しいAMFからメッセージを受信すると、UEは、新規の許可NSSAI、新しいNR GUTIを記憶し、UE PDUセッションステータスの中にない有効なUE PDUセッションを解放し得る。
いくつかの場合、UEは、以前に許可されていたNSSAIの中になかった新規の許可NSSAIに含まれるネットワークスライスに加えて、追加のネットワークスライスが必要とされることを決定し得る。UEは、追加のネットワークスライスが必要とされるという決定に基づいて、ネットワークに再登録し得る。たとえば、以前に許可されていたNSSAIにおいて、UEはネットワークスライス0~3を割り当てられていた可能性があるが、新規の許可NSSAIでは、UEはネットワークスライス1、2、および4を割り当てられることがある。したがって、UEは、ネットワークスライス4が登録される必要があることを決定し得る。ネットワークに再登録することの一部として、UEはNSSAI要求を送信し得る。NSSAI要求は、現在登録されているネットワークスライスに加えて、追加のネットワークスライスを含み得る。
第2の技法によれば、登録解除手順がネットワークによってトリガされ得る。この場合、現在のAMFは、現在の許可NSSAIと関連付けられる1つまたは複数のネットワークスライスを変更するための要求を識別し得る。要求を識別したことに応答して、現在のAMFは、新規の許可NSSAIと関連付けられるネットワークスライスにサービスするために新しいAMFを選択し得る。しかしながら、現在のAMFは、新しいAMFがアクセス可能ではないことを決定することがある。結果として、現在のAMFは、登録解除要求をUEに送信し得る。登録解除要求は、再登録手順を実行するための指示を含み得る。加えて、登録解除要求は、新規の許可NSSAIを含むことがあり、またはAMF変更によるネットワークスライスのセットに対する新しい登録要求を示す原因コードを含むことがあり、あるいは両方を含むことがある。
いくつかの場合、現在のAMFは、接続を解放するための要求がネットワーク(たとえば、RAN)から受信されるまで、N2シグナリング接続を解放することを控え得る。現在のAMFがネットワークから要求を受信する場合、現在のAMFはPDU解放手順をトリガし得る。この手順は、新規の許可NSSAIにおいてサポートされない各有効なUE PDUセッションに対して、UE PDUセッションが解放されることを含み得る。すべてのUE PDUセッションが解放されるとき、AMFはUEコンテキストも解放し得る。
UEは、現在のAMFから登録解除要求を受信し得る。いくつかの場合、UEは、登録解除要求が再登録要求を含むことを決定することがあり、たとえば、再登録要求は、AMF変更に基づいて新しいネットワークスライスに対する新しい登録要求を示す原因コードにおいて識別されることがある。UEは、登録解除要求に基づいて許可NSSAIを決定し、許可NSSAIをローカルにもしくリモートに記憶し、またはこれらの両方であることがある。いくつかの場合、UEは、NSSAI要求を作成するために、新規の許可NSSAIの中のどのネットワークスライスに接続するかを決定し得る。
加えて、または代わりに、UEは、追加の動作を実行するために原因コードを分析し得る。UEは、たとえば、原因コードに基づいて現在のGUTI(たとえば、5G GUTI)を除去し得る。いくつかの場合、UEの上位レイヤ(たとえば、NASレイヤ)は、原因コードに基づいて、シグナリング接続を解放すること、もしくはネットワークとのシグナリング接続を再確立すること、または両方を下位レイヤ(たとえば、ASレイヤ)に示し得る。UEは、NSSAI要求を含むシグナリング接続を再確立するための要求をネットワークに送信し得る。
いくつかの例では、シグナリング接続はRRC接続であり得る。この場合、UEは、RRC接続解放手順もしくはRRC接続確立手順または両方を実行し得る。ネットワークは、RRC接続解放手順またはRRC接続再確立手順と関連付けられるシグナリング指示を受信し得る。シグナリング指示はNSSAI要求を含み得る。NSSAI要求は、NSSAIに基づく要求されたネットワークスライスの指示を含み得る。一技法によれば、ネットワークはUEのためのNSSAIの変更を決定し得る。ネットワークは、PCF指示またはネットワークスライスのサブスクリプションの変更を指定する指示に基づいて、現在の許可NSSAIを修正し得る。いくつかの例では、この修正は、単独で、またはNSSAI要求のネットワークスライスに加えて、UEのためにサポートされる新規の許可ネットワークスライスを識別することを含み得る。ネットワークは、新規の許可NSSAIと関連付けられるネットワークスライスにサービスするために新しいAMFを選択し、RRC接続解放またはRRC接続確立のシグナリング接続のためのAMF再配置を開始し得る。言い換えれば、許可ネットワークスライスのセットの変更は、RRC接続のためのサービングAMFの変更を伴い得る。一態様では、現在のAMFが新しいAMFに連絡しようとすることがある。現在のAMFと新しいAMFとの間の通信は、ネットワークを介してリダイレクトされ、またはAMF間の直接接続を介して確立され得る。代わりに、シグナリング接続は、Nwu接続、たとえばIPSecトンネル接続であり得る。この場合、UEは、IPSecトンネル接続を解放もしくは再確立することがあり、またはその両方であることがある。
いくつかの場合、UEの上位レイヤ(たとえば、NASレイヤ)は、原因コードに基づいて、ネットワークとのシグナリング接続を修正することを下位レイヤ(たとえば、ASレイヤ)に示し得る。この場合、UEは、シグナリング接続を修正するために、メッセージ(たとえば、新しいRRC再構成要求メッセージまたはNwuシグナリング)をネットワークに送信し得る。いくつかの場合、RRC再構成メッセージまたはNwuシグナリングは、ネットワークへの、NSSAI要求、もしくは原因コードによって示されるシグナリング経路再構成、もしくは現在のGUTI(たとえば、5G GUTI)、またはこれらの組合せを含み得る。加えて、UEは、NSSAI要求を含むNASメッセージをRRC再構成メッセージに含め得る。いくつかの場合、UEによってネットワークに送信されるメッセージは、IKEv2 INFORMATIONALメッセージであり得る。このメッセージは、所定の数(たとえば、37)に設定された交換タイプ値によって、または、私的な使用のために確保され得る所定の範囲(たとえば、240から255の間の値)の間に設定された交換タイプ値により識別される新しい再構成シグナリング接続メッセージによって、識別され得る。いくつかの例では、NSSAI要求、シグナリング経路再構成を示す原因コード、もしくはGUTI、またはこれらの組合せが、ベンダーIDペイロードを示すために所定の数(たとえば、43)に設定されたペイロードタイプを伴う汎用ペイロードに含まれ得る。
ネットワークは、UEからRRC再構成要求メッセージを受信し得る。この時点において、ネットワークは、RRC再構成要求メッセージに含まれるNSSAI要求に基づいて、サービングAMFを選択し得る。一技法によれば、ネットワークは、NSSAI要求と関連付けられる現在の許可ネットワークスライスの考慮事項を評価し得る。いくつかの場合、ネットワークはUEのためのNSSAIの変更を決定し得る。ネットワークは、PCF指示またはネットワークスライスのサブスクリプションの変更を指定する指示に基づいて、現在の許可NSSAIを修正し得る。いくつかの例では、この修正は、単独で、またはNSSAI要求のネットワークスライスに加えて、UEのためにサポートされる新規の許可ネットワークスライスを識別することを含み得る。ネットワークは、新規の許可NSSAIと関連付けられるネットワークスライスにサービスするために新しいAMFを選択し、AMF再配置を開始し得る。言い換えれば、許可ネットワークスライスのセットの変更は、サービングAMFの変更を伴い得る。一態様では、現在のAMFが新しいAMFに連絡しようとすることがある。ネットワークは、サービングAMFとのN2シグナリング接続を確立し、UEから受信されたNASメッセージを送信し得る。加えて、または代わりに、ネットワークは、N2シグナリング接続を解放するための要求を以前のAMFに送信し得る。ネットワークがサービングAMFに登録すると、ネットワークは、UEのための新しいGUTIをサービングAMFから受信し得る。結果として、ネットワークは新しいGUTIをUEに送信し得る。いくつかの例では、ネットワークはUEと同じメッセージを送信し得る。たとえば、ネットワークは、ベンダーIDペイロードと関連付けられるペイロードタイプを伴う汎用ペイロードにおいて新しいGUTIを送信し得る。
本開示の態様は、最初にワイヤレス通信システムの文脈で説明される。次いで、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更に基づくAMF再配置のための例示的なUE、基地局(たとえば、eNB、gNB)、システム、およびプロセスフローが説明される。本開示の態様はさらに、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることに関する装置図、システム図、およびフローチャートによって示され、それらを参照して説明される。
図1は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするワイヤレス通信システム100の例を示す。ワイヤレス通信システム100は、基地局105(たとえば、gNodeB(gNB)、および/または無線ヘッド(RH))と、UE115と、コアネットワーク130とを含む。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、Long Term Evolution(LTE)、LTE Advanced(LTE-A)ネットワーク、またはNRネットワークであり得る。いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、拡張ブロードバンド通信、超高信頼(すなわち、ミッションクリティカル)通信、低レイテンシ通信、および低コストで低複雑度のデバイスとの通信をサポートし得る。
UE115は、複数のネットワークスライスのための複数のPDUセッションを確立し得る。いくつかの場合、UE115は、アプリケーションまたはサブスクリプションサービスに基づいて、ネットワークスライスを選択し得る。異なるアプリケーションまたはサブスクリプションなどを異なるネットワークスライスにサービスさせることによって、UE115は、ワイヤレス通信システム100におけるリソース利用率を改善しながら、UE115の個々のアプリケーションの性能要件を維持することもできる。いくつかの場合、UE115によって使用されるネットワークスライスは、基地局105もしくはネットワーク130、またはこれらの両方と関連付けられるAMFによってサービスされ得る。加えて、ネットワークスライスのセッション管理は、SMFによって実行され得る。
いくつかの場合、ネットワーク(たとえば、RAN)は、UE115のために許可ネットワークスライスのセットの変更を決定し得る。この変更は、たとえば、以前に許可されていたネットワークスライスを新規の許可ネットワークスライスと比較することによって、決定され得る。いくつかの場合、AMFは、NSSAIまたはS-NSSAIをUE115に提供し得る。NSSAIは、情報の中でもとりわけ、使用すべき、UE115のための許可ネットワークスライスを示す情報を含み得る。いくつかの場合、AMFは、UE115のためのネットワークスライスのセットを変更し得る。たとえば、新規の許可ネットワークスライスのセットにおいて新しいネットワークスライスが識別される場合、UE115のサービングAMFは、サービングAMFが新しいネットワークスライスをサービスするための能力を有しないことを決定し得る。結果として、新しいネットワークスライスをサービスすることができるAMFが識別され得る。言い換えれば、許可ネットワークスライスのセットの変更は、サービングAMFの変更を伴い得る。
ネットワークスライスのセットをネットワークが変更する場合、サービングAMFはNSSAIの新しいセットをUE115に送信し得る。UE115は、NSSAIの新しいセットを受信し得る。いくつかの場合、UE115は、UE115が接続する必要があり得る新しいS-NSSAIをNSSAIの新しいセットが含むことを識別し得る。UE115は、UE115が登録されている現在のS-NSSAIと新しいS-NSSAIのうちの1つまたは複数とを含む、要求されたNSSAIに再登録し得る。新しい要求されたNSSAIにより、異なるAMFがUE115のために必要とされることをサービングAMFが決定する場合、サービングAMFは新しいAMFを識別して選択し得る。結果として、ワイヤレス通信システム100は、ネットワークスライスへの、ネットワークによりトリガされる変更をサポートすることが可能である。
基地局105は、1つまたは複数の基地局アンテナを介してUE115とワイヤレスに通信し得る。各基地局105は、それぞれの地理的カバレッジエリア110に通信カバレッジを提供し得る。ワイヤレス通信システム100に示される通信リンク125は、UE115から基地局105へのアップリンク(UL)送信、または基地局105からUE115へのダウンリンク(DL)送信を含み得る。制御情報およびデータは、様々な技法に従ってアップリンクチャネルまたはダウンリンク上で多重化され得る。制御情報およびデータは、たとえば、時分割多重化(TDM)技法、周波数分割多重化(FDM)技法、またはハイブリッドTDM-FDM技法を使用して、ダウンリンクチャネル上で多重化され得る。いくつかの例では、ダウンリンクチャネルの送信時間間隔(TTI)の間に送信される制御情報は、異なる制御領域の間で(たとえば、共通制御領域と1つまたは複数のUE固有制御領域との間で)カスケード方式で分散され得る。
UE115は、ワイヤレス通信システム100の全体にわたって分散されることがあり、各UE115は、固定式または移動式であり得る。UE115は、移動局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、または何らかの他の好適な用語で呼ばれることもある。UE115はまた、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレスモデム、ワイヤレス通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、パーソナル電子デバイス、ハンドヘルドデバイス、パーソナルコンピュータ、ワイヤレスローカルループ(WLL)局、Internet of Things (IoT)デバイス、IoEデバイス、マシンタイプ通信(MTC)デバイス、機器、自動車などであり得る。
いくつかの場合、UE115はまた、(たとえば、ピアツーピア(P2P)またはデバイスツーデバイス(D2D)プロトコルを使用して)他のUEと直接通信することが可能であり得る。D2D通信を利用するUE115のグループのうちの1つまたは複数が、セルの地理的カバレッジエリア110内にあり得る。そのようなグループ内の他のUE115は、セルの地理的カバレッジエリア110の外にあるか、または別様に基地局105からの送信を受信できないことがある。いくつかの場合、D2D通信を介して通信するUE115のグループは、各UE115がグループの中の1つ1つの他のUE115に送信する1対多(1:M)システムを利用し得る。いくつかの場合、基地局105は、D2D通信のためのリソースのスケジューリングを容易にする。他の場合には、D2D通信は、基地局105とは無関係に実行される。
MTCまたはIoTデバイスなどのいくつかのUE115は、低コストまたは低複雑度のデバイスであってよく、機械間の自動化された通信、すなわち、マシンツーマシン(M2M)通信を提供し得る。M2MまたはMTCは、人が介在することなく、デバイスが互いとまたは基地局と通信することを可能するデータ通信技術を指し得る。たとえば、M2MまたはMTCは、センサまたはメータを組み込んで情報を測定または捕捉し、その情報を利用することができる中央サーバまたはアプリケーションプログラムにその情報を中継するか、またはプログラムもしくはアプリケーションと対話する人間に情報を提示する、デバイスからの通信を指し得る。いくつかのUE115は、情報を収集するように、または機械の自動化された動作を可能にするように、設計され得る。MTCデバイスの用途の例には、スマートメータリング、在庫モニタリング、水位モニタリング、機器モニタリング、医療モニタリング、野生生物モニタリング、天候および地質学的事象モニタリング、船団管理および追跡、リモートセキュリティ検知、物理的アクセス制御、ならびに取引ベースのビジネス課金がある。
基地局105は、コアネットワーク130と通信し、互いと通信し得る。たとえば、基地局105は、バックホールリンク132(たとえば、S1など)を通じてコアネットワーク130とインターフェースし得る。基地局105は、バックホールリンク134(たとえば、X2など)を介して、直接または間接的に(たとえば、コアネットワーク130を通じて)のいずれかで互いと通信し得る。UE115は、通信リンク135を介してコアネットワーク130と通信し得る。基地局105は、UE115との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行することがあり、または基地局コントローラ(図示せず)の制御下で動作することがある。いくつかの例では、基地局105は、マクロセル、スモールセル、ホットスポットなどであり得る。基地局105は、evolved NodeB(eNB)105と呼ばれることもある。
基地局105は、S1インターフェースによってコアネットワーク130に接続され得る。コアネットワークはevolved packet core (EPC)であってよく、EPCは、少なくとも1つのモビリティ管理エンティティ(MME)と、少なくとも1つのサービングゲートウェイ(S-GW)と、少なくとも1つのパケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(P-GW)とを含むことがある。MMEは、UE115とEPCとの間のシグナリングを処理する制御ノードであり得る。すべてのユーザIPパケットは、それ自体がP-GWに接続されることがあるS-GWを通じて転送され得る。P-GWは、IPアドレス割振りならびに他の機能を提供し得る。P-GWは、ネットワーク事業者のIPサービスに接続され得る。事業者のIPサービスは、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、およびパケット交換(PS)ストリーミングサービスを含み得る。
コアネットワーク130は、ユーザ認証、アクセス許可、トラッキング、IP接続、および他のアクセス機能、ルーティング機能、またはモビリティ機能を提供し得る。基地局105(たとえば、eNodeB(eNB、ネットワークアクセスデバイス、gNB)105-a、gNB、またはアクセスノードコントローラ(ANC))のうちの少なくともいくつかは、バックホールリンク132(たとえば、S1、S2など)を通じてコアネットワーク130とインターフェースすることがあり、UE115との通信のための無線構成およびスケジューリングを実行することがある。いくつかの構成では、各アクセスネットワークエンティティまたは基地局105の様々な機能が、様々なネットワークデバイス(たとえば、ラジオヘッドおよびアクセスネットワークコントローラ)にわたって分散されることがあり、または単一のネットワークデバイス(たとえば、基地局105)に統合されることがある。
ネットワークデバイス105のうちの1つまたは複数は、ネットワークスライスマネージャ101を含むことがあり、ネットワークスライスマネージャ101は、ネットワークトリガを受信し、受信されたネットワークトリガに基づいてUE115によって使用される現在の許可NSSAIと関連付けられる現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し、この決定に基づいてUE115のための新規の許可NSSAIを識別し、新規の許可NSSAIに基づいてターゲットAMFを選択することがあり、ターゲットAMFはソースAMFによってアクセス可能である。ネットワークスライスマネージャ101は代わりに、ソースAMFによって現在サービスされているUE115に対するAMF再配置要求を受信することがあり、AMF再配置要求は、新規の許可NSSAIおよびUEコンテキスト情報を含むことがある。ネットワークスライスマネージャ101は、AMF再配置要求に基づいてUE115のための更新されたNR GUTIを割り振り、更新されたNR GUTI、既存のUE PDUセッションの更新されたステータス、もしくは新規の許可NSSAI、またはこれらの組合せを含む構成要求メッセージをUE115に送信し得る。
いくつかの場合、ネットワークスライスマネージャ101は、ソースAMFによってサービスされるUE115からネットワークトリガを受信し、受信されたネットワークトリガに基づいてUE115によって使用される現在の許可S-NSSAIと関連付けられる現在の許可NSSAIを修正することを決定し、UE115のための新規の許可NSSAIを識別し、新規の許可NSSAIと関連付けられるターゲットAMFがソースAMFによってアクセス不可能であることを決定し得る。代わりに、いくつかの場合、ネットワークスライスマネージャ101は、NSSAIを含むRRC接続要求をUE115から受信し、NSSAIに基づいてUE115にサービスするためにターゲットAMFを選択し、選択されたAMFとのN2シグナリング接続を確立し、UE115から受信されたNASメッセージを選択されたAMFへN2シグナリング接続を使用して送信し得る。
UE115は、ネットワークスライスマネージャ102を含むことがあり、ネットワークスライスマネージャ102は、ネットワークデバイス105から、新規の許可ネットワークスライス、ターゲットAMFと関連付けられるNR GUTI、UE115の既存の有効なUE PDUセッションのステータス、もしくは新規の許可NSSAI、またはこれらの組合せと関連付けられる1つまたは複数の新しいネットワークスライスを登録するための要求を示す構成メッセージを受信し、新規の許可NSSAIおよびNR GUTIを記憶し、構成メッセージに含まれる既存の有効なUE PDUセッション情報のステータスに基づいて有効なUE PDUセッションを識別し、識別される有効なUE PDUセッションが新規の許可NSSAIにおいてサポートされず、識別される有効なUE PDUセッションを解放することがある。加えて、または代わりに、ネットワークスライスマネージャ101は、UE115にサービスしているAMFからの受信された登録解除要求に基づいて、新規の許可NSSAIと関連付けられるネットワークスライスのセットを登録するための要求を示す、再登録要求および符号を識別し、受信された登録解除要求に基づいて新規の許可NSSAIを識別し、上記の符号に基づいてネットワークスライスのセットを登録するためのNSSAI要求を生成し得る。
いくつかの例では、1つまたは複数のネットワークスライスインスタンスを介してデータネットワークへのユーザプレーンの接続を確立することは、1つまたは複数のネットワークスライスをサポートするAMFを選択するためにリソース管理手順を実行することを含み得る。加えて、または代わりに、管理手順は、ネットワークスライスインスタンスを介してデータネットワークへのPDUセッションを確立することを含み得る。UE115はネットワーク(たとえば、PLMN、LTE、NR)に登録し得る。UE115がネットワークに登録するとき、UE115は構成されたNSSAIまたは許可NSSAIを決定し得る。UE115は、構成されたNSSAIまたは許可NSSAIを決定したことに基づいて、RRCおよびNASレイヤを使用するネットワークにNSSAI要求を提供し得る。NSSAI要求は、UE115が登録することを要求しているネットワークスライスと関連付けられるS-NSSAIを含み得る。加えて、NSSAI要求は、UE115に割り当てられる一時識別子(たとえば、GUTI)を含み得る。
NSSAI要求は、UE115が許可されないNSSAIを有する場合、または許可NSSAIを有しない場合、構成されたNSSAIまたは構成されたNSSAIのサブセットを含み得る。いくつかの場合、NSSAI要求は、許可NSSAI、または許可NSSAIのサブセットを含むことがあり、1つまたは複数のS-NSSAIは、対応するS-NSSAIが許可NSSAIにおいてサポートされずネットワークによって以前にサポートされなかった、構成されたNSSAIと関連付けられる。許可NSSAIのサブセットは、いくつかの例では、ネットワークのための以前に許可されていたNSSAIと関連付けられるS-NSSAIを含み得る。
UE115は、UE115が現在の登録エリアの中のネットワークに前もって提供した構成されたNSSAIからのS-NSSAIを、NSSAI要求において提供し得る。NSSAI要求はまた、RRC接続確立メッセージに、もしくはNASメッセージに、または両方に含まれ得る。ネットワーク(たとえば、RAN)は、RRC接続確立の間に得られる要求されたNSSAIを使用して選択されるAMFとUE115との間のNASシグナリングをルーティングし得る。ネットワーク(たとえば、RAN)が要求されたNSSAIに基づいてAMFを選択することが不可能である場合、ネットワークは、デフォルトのAMFのセットからのあるAMFにNASシグナリングをルーティングし得る。
いくつかの場合、登録すると、UE115はサービングAMFによって一時識別子を与えられ得る。一時識別子は、UE115と適切なAMFとの間のNASシグナリングをネットワーク(たとえば、RAN)がルーティングすることを可能にするために、後続の初期アクセスの間の1つまたは複数のRRC接続確立メッセージに含まれ得る。ネットワークはまた、許可されるネットワークスライスを識別する新規の許可NSSAIを返し得る。UE115は、新規の許可NSSAIを記憶し、ネットワークのためのあらゆる以前に記憶された許可NSSAIを無効にし得る。
ネットワークはまた、破棄原因コードを用いて、要求されるNSSAIにおいてUE115によって提供されるS-NSSAIを破棄し得る。いくつかの例では、ネットワークは、破棄されるS-NSSAIが恒久的である(たとえば、S-NSSAIが少なくとも現在の登録エリアの中のネットワークによってサポートされないことがある)か、または一時的である(たとえば、S-NSSAIと関連付けられるネットワークスライスが一時的に利用不可能であることがある)かを識別する指示を送信し得る。いくつかの場合、RRCメッセージにおいてNSSAI要求および一時識別子をUE115から受信するとき、ネットワーク(たとえば、RAN)が一時識別子と関連付けられるAMFに連絡するための能力を決定する場合、ネットワークは要求をAMFに転送し得る。代わりに、ネットワークは、UE115によって提供されるNSSAI要求に基づいて適切なAMFを選択し、要求を選択されたAMFに転送し得る。いくつかの場合、ネットワークがNSSAI要求に基づいてAMFを選択することが不可能である場合、要求はデフォルトのAMFに送信され得る。
いくつかの場合、UE115がネットワークに登録するとき、UEが構成されるNSSAIまたは許可NSSAIを有しない場合、ネットワーク(たとえば、RAN)は、UE115からの、およびUE115への一部のまたはすべてのNASシグナリングをデフォルトのAMFにルーティングし得る。UE115はまた、UE115が対応するネットワークのための構成されるNSSAIまたは許可NSSAIを有しない限り、RRC接続確立または初期NASメッセージにおいてNSSAIの指示を送信することがある。いくつかの場合、登録すると、UE115はAMFによって一時識別子を受信し得る。加えて、UE115は、UE115のためにネットワークによって許可されるネットワークスライスを識別する許可NSSAIを受信し得る。ネットワークスライスは、UE115のサブスクライブされたデフォルトのS-NSSAIの一部であり得る。UE115はまた、UE115と適切なAMFとの間のNASシグナリングをネットワークがルーティングすることを可能にするために、後続の初期アクセスの間のRRC接続確立メッセージに一時識別子を含め得る。
いくつかの例では、ワイヤレス通信システム100は、UE115のためのネットワークスライスに修正を提供し得る。加えて、ワイヤレス通信システム100は、UE115のためのネットワークスライスのセットに修正を提供し得る。UE115のためのネットワークスライスのセットは、ネットワークとの登録の間およびその後の、1つまたは複数の時間インスタンスの間に変化し得る。加えて、ネットワークスライスのセットに対する変更は、1つまたは複数の条件に基づいてネットワークまたはUE115によって開始され得る。ネットワークは、UE115が登録されるネットワークスライスのセットを、ローカルポリシー、たとえばサブスクリプション変更もしくはUEのモビリティ、または両方に基づいて変更し得る。
いくつかの場合、ネットワークは、登録手順の間にネットワークスライスのセットへの変更をトリガし得る。たとえば、ネットワークのアクセスノード(AN)は、NSSAIを含むRRC接続要求をUE115から受信し、登録手順のソースAMFによって使用される現在の許可NSSAIのネットワークスライスの考慮事項の変化を決定し得る。ANは、ローカルポリシーのネットワークトリガに基づいて現在の許可NSSAIを修正することを決定し、UE115のためにサポートされる新規の許可ネットワークスライスを含む新規の許可NSSAIを識別し得る。他の場合、ネットワークのANは、ネットワーク接続の現在の許可ネットワークスライスのセットと関連付けられるソースAMFからの再配置に対する、UEにより開始される要求を受信し得る。ANは、ソースAMFによって使用される現在の許可NSSAIのネットワークスライスの考慮事項の変化を決定し、ネットワークのローカルポリシーおよび再配置要求に基づいて現在の許可NSSAIを修正することを決定し得る。
ネットワークはまた、新規の許可NSSAIに基づいて新しいAMFを選択し得る。いくつかの場合、ネットワークは、現在のAMFと新しい選択されるAMFとの間でのリダイレクトが可能であることを決定し得る。結果として、ネットワークは新しいAMFへのAMF再配置をトリガすることができ、現在のAMFは新規の許可NSSAIを新しい選択されるAMFに送信することができる。現在のAMFはまた、新規の許可NSSAIによってサポートされないS-NSSAIに対するPDUセッションの解放をトリガし得る。現在のAMFは、ネットワークによるリダイレクトまたはAMF間の直接シグナリングに従って、新しいAMFと通信し得る。代わりに、ネットワークは、新規の許可NSSAIをサポートする新しいAMFへの再配置が可能ではないことを決定し得る。結果として、現在のAMFは、ネットワークにより開始される登録解除手順を使用して、新規の許可NSSAIをUE115に送信し得る。登録解除手順は、更新された新しいS-NSSAIとの登録手順を開始するための、および再登録の原因がサポートされるネットワークスライスの変更によるものであることの、UE115に対する指示を含み得る。結果として、UE115は、新規の許可NSSAIに基づくNSSAI要求を含む登録手順を開始し、UE115の現在の一時識別子を提供することを控え得る。
データネットワークはS-NSSAIと関連付けられ得る。いくつかの場合、ネットワーク事業者は、ネットワークスライス選択ポリシー(NSSP)をUE115に提供し得る。NSSPは1つまたは複数のNSSP規則を含むことがあり、NSSP規則の各々1つがあるアプリケーションをあるS-NSSAIと関連付ける。いくつかの場合、デフォルトの規則がすべてのアプリケーションをあるS-NSSAIと一致させ得る。いくつかの場合、S-NSSAIと関連付けられるUE115アプリケーションが、データ送信を要求し得る。UE115が、確立されておりS-NSSAIと関連付けられている1つまたは複数のPDUセッションを有する場合、UE115は、UE115における他の条件がこれらのPDUセッションの使用を許可しない限り、これらのPDUセッションのうちの1つにおいてこのアプリケーションのユーザデータをルーティングし得る。加えて、UE115アプリケーションがDNNを提供する場合、UE115はどのPDUセッションを使用するかを決定し得る。いくつかの場合、UE115が、確立されておりS-NSSAIと関連付けられているPDUセッションを有しない場合、UE115は、S-NSSAIと関連付けられ、アプリケーションによって提供され得るDNNと関連付けられる、新しいPDUセッションを要求し得る。RANにおけるネットワークスライシングをサポートするための適切なリソースをネットワークが選択するために、RANはUE115によって使用されるネットワークスライスを認識している必要がある。UEがPDUセッションの確立をトリガするとき、AMFは、S-NSSAI、DNN、および他の情報、たとえばUEサブスクリプションおよびローカル事業者ポリシーに基づいて、ネットワークスライスインスタンスにおいてSMFを選択し得る。選択されたSMFは、S-NSSAIおよびDNNに基づいてPDUセッションを確立する。
ワイヤレス通信システム100は、700MHzから2600MHz(2.6GHz)までの周波数帯域を使用する極高周波(UHF)周波数領域の中で動作し得るが、いくつかのネットワーク(たとえば、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN))は、4GHz程度の高い周波数を使用し得る。この領域は、波長が約1デシメートルから1メートルの長さに及ぶので、デシメートル帯域と知られていることもある。UHF波は、主に見通し線によって伝搬することがあり、建物および環境的な特徴物によって遮蔽されることがある。しかしながら、この波は、屋内に位置するUE115にサービスを提供するのに十分な程度に壁を貫通することがある。UHF波の送信は、スペクトルの高周波(HF)または超高周波(VHF)部分のより低い周波数(および、より長い波)を使用する送信と比較して、より小型のアンテナおよびより短い距離(たとえば、100km未満)によって特徴付けられる。いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100はまた、スペクトルの極高周波(EHF)部分(たとえば、30GHzから300GHzまで)を利用し得る。この領域は、波長がほぼ1ミリメートルから1センチメートルの長さにわたるので、ミリメートル帯域と知られていることもある。したがって、EHFアンテナは、UHFアンテナよりもさらに小型であり、より間隔が密であり得る。いくつかの場合、これは、UE115内の(たとえば、指向性ビームフォーミングのための)アンテナアレイの使用を容易にし得る。しかしながら、EHF送信は、UHF送信よりもさらに大きい大気減衰およびより短い距離に制約されることがある。
したがって、ワイヤレス通信システム100は、UE115と基地局105との間のミリ波(mmW)通信をサポートし得る。mmW帯域またはEHF帯域において動作するデバイスは、ビームフォーミングを可能にするために複数のアンテナを有し得る。すなわち、基地局105は、UE115との指向性通信のためのビームフォーミング動作を行うために、複数のアンテナまたはアンテナアレイを使用し得る。ビームフォーミング(空間フィルタリングまたは指向性送信と呼ばれることもある)とは、ターゲット受信機(たとえば、UE115)の方向にアンテナビーム全体を整形および/またはステアリングするために、送信機(たとえば、基地局105)において使用され得る信号処理技法である。これは、特定の角度における送信信号が、強め合う干渉を受ける一方、他の角度における送信信号が、弱め合う干渉を受けるような方法で、アンテナアレイにおける要素を組み合わせることによって達成され得る。
多入力多出力(MIMO)ワイヤレスシステムは、送信機と受信機の両方が複数のアンテナを装備する送信方式を、送信機(たとえば、基地局105)と受信機(たとえば、UE115)との間で使用する。ワイヤレス通信システム100のいくつかの部分は、ビームフォーミングを使用し得る。たとえば、基地局105は、基地局105がUE115とのその通信においてビームフォーミングのために使用し得るアンテナポートのいくつかの行および列を有するアンテナアレイを有し得る。信号は、異なる方向において複数回送信され得る(たとえば、各送信は、異なるようにビームフォーミングされ得る)。mmW受信機(たとえば、UE115)は、同期信号を受信しながら複数のビーム(たとえば、アンテナサブアレイ)を試行し得る。
いくつかの場合、基地局105またはUE115のアンテナは、ビームフォーミングまたはMIMO動作をサポートすることがある1つまたは複数のアンテナアレイ内に位置し得る。1つまたは複数の基地局アンテナまたはアンテナアレイは、アンテナタワーなどのアンテナアセンブリにおいて併置され得る。いくつかの場合、基地局105と関連付けられるアンテナまたはアンテナアレイは、多様な地理的位置に位置し得る。基地局105は、UE115との指向性通信のためのビームフォーミング動作を行うために、複数のアンテナまたはアンテナアレイを使用し得る。
いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、階層化プロトコルスタックに従って動作するパケットベースネットワークであり得る。ユーザプレーンでは、ベアラまたはパケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP)レイヤにおける通信は、IPベースであり得る。無線リンク制御(RLC)レイヤは、いくつかの場合、論理チャネルを介して通信するために、パケットのセグメント化および再アセンブリを実行し得る。媒体アクセス制御(MAC)レイヤは、優先処理、およびトランスポートチャネルへの論理チャネルの多重化を実行し得る。MACレイヤはまた、MACレイヤにおける再送信を行ってリンク効率を改善するために、ハイブリッドARQ(HARQ)を使用し得る。制御プレーンでは、無線リソース制御(RRC)プロトコルレイヤは、ユーザプレーンデータのための無線ベアラをサポートする、UE115とネットワークデバイス105-c、ネットワークデバイス105-b、またはコアネットワーク130との間のRRC接続の確立、構成、および保守を行い得る。物理(PHY)レイヤにおいて、トランスポートチャネルが物理チャネルにマッピングされ得る。
ワイヤレス通信システム100は、複数のセルまたはキャリア上での動作、すなわち、キャリアアグリゲーション(CA)またはマルチキャリア動作と呼ばれることがある機能をサポートし得る。キャリアはまた、コンポーネントキャリア(CC)、レイヤ、チャネルなどとも呼ばれることがある。「キャリア」、「コンポーネントキャリア」、「セル」、および「チャネル」という用語は、本明細書で互換的に使用されることがある。UE115は、キャリアアグリゲーションのために、複数のダウンリンクCCと1つまたは複数のアップリンクCCとで構成され得る。キャリアアグリゲーションは、FDDコンポーネントキャリアとTDDコンポーネントキャリアの両方を用いて使用され得る。
いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、拡張コンポーネントキャリア(eCC)を利用し得る。eCCは、より広い帯域幅、より短いシンボル持続時間、より短いTTI、および修正された制御チャネル構成を含む、1つまたは複数の機能によって特徴付けられ得る。いくつかの場合、eCCは、(たとえば、複数のサービングセルが準最適なまたは非理想的なバックホールリンクを有するとき)キャリアアグリゲーション構成またはデュアル接続構成と関連付けられ得る。eCCはまた、(2つ以上の事業者がスペクトルを使用することを許可された場合)免許不要スペクトルまたは共有スペクトルにおいて使用するために構成され得る。広い帯域幅によって特徴付けられるeCCは、全帯域幅を監視することが可能でないか、または(たとえば、電力を節約するために)限られた帯域幅を使用することを選好する、UE115によって利用され得る1つまたは複数のセグメントを含み得る。
NR共有スペクトルシステムでは、共有無線周波数スペクトル帯域が利用され得る。たとえば、NR共有スペクトルは、とりわけ、免許スペクトル、共有スペクトル、および免許不要スペクトルのあらゆる組合せを利用し得る。eCCシンボル持続時間およびサブキャリア間隔の柔軟性は、複数のスペクトルにわたるeCCの使用を可能にし得る。いくつかの例では、特にリソースの動的な垂直方向(たとえば、周波数にわたる)および水平方向(たとえば、時間にわたる)の共有によって、NR共有スペクトルは、スペクトル利用率およびスペクトル効率を高め得る。
いくつかの場合、ワイヤレス通信システム100は、免許無線周波数スペクトル帯域と免許不要無線周波数スペクトル帯域の両方を利用し得る。たとえば、ワイヤレス通信システム100は、5Ghz Industrial, Scientific, and Medical (ISM)バンドなどの免許不要帯域の中で、LTE License Assisted Access (LTE-LAA)もしくはLTE Unlicensed (LTE U)無線アクセス技術またはNR技術を利用し得る。免許不要無線周波数スペクトル帯域において動作するとき、基地局105およびUE115などのワイヤレスデバイスは、データを送信する前にチャネルがクリアであることを保証するためにlisten-before-talk(LBT)手順を利用し得る。いくつかの場合、免許不要帯域における動作は、免許帯域において動作するCCと連携したCA構成に基づき得る。免許不要スペクトルにおける動作は、ダウンリンク送信、アップリンク送信、または両方を含み得る。免許不要スペクトルにおける複信は、周波数分割複信(FDD)、時分割複信(TDD)、または両方の組合せに基づき得る。
図2は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするワイヤレス通信システム200を示す。いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200は、ワイヤレス通信システム100の態様を実装し得る。ワイヤレス通信システム200は、ネットワークスライシングをサポートし得る。いくつかの場合、ネットワークスライシングへのアクセスは、サブスクリプションおよびネットワーク展開の選択肢に基づくことがあり、たとえば、一部のAMFはUEによって要求されるすべてのネットワークスライスをサポートするとは限らないことがある。加えて、他のネットワークスライスをサポートせず、同じネットワークスライスをサポートする他のAMFによって連絡され得る、一部のネットワークスライスのための隔離されたAMFがあり得る。ワイヤレス通信システム200は、隔離されたネットワークスライスに対する再登録を用いて登録解除を実行し、適切なAMFの選択を可能にするためにパラメータを割り当て得る。加えて、隔離されていないネットワークスライスに対して、新しいAMFへのAMF再配置手順が現在のAMFによってトリガされ得る。
ワイヤレス通信システム200は、図1を参照して説明されたようなUE115の例であり得るUE215を含み得る。ワイヤレス通信システム200はまた、AMF構成要素205、AMF構成要素210、RAN構成要素220、およびSMF構成要素230を含み得る。AMF構成要素205、AMF構成要素210、およびRAN構成要素220は、ローカルに位置していることがあり、または、図1を参照して説明されたように、基地局105もしくはコアネットワーク130などの基地局もしくはコアネットワークから離れていることがある。
UE215は、1つまたは複数のネットワークスライス(図示せず)とのセッションを確立し得る。いくつかの例では、セッションは、複数のネットワークスライスと関連付けられる複数のPDUセッションを含み得る。PDUセッションは、UE215と、PDU接続サービスを提供するデータネットワーク(たとえば、AMF構成要素205またはAMF構成要素210)との関連付けであり得る。いくつかの場合、この関連付けは、IP、イーサネット(登録商標)、または非構造化タイプであり得る。PDU接続サービスは、UE215とデータネットワーク(たとえば、RAN構成要素220)との間でPDUを交換するサービスであり得る。ワイヤレス通信システム200に示される通信リンク260は、UE215から1つもしくは複数のネットワークエンティティ(たとえば、AMF構成要素205、AMF構成要素210、RAN構成要素220、およびSMF構成要素230)へのUL送信、またはネットワークエンティティのうちの1つもしくは複数(たとえば、AMF構成要素205、AMF構成要素210、RAN構成要素220、およびSMF構成要素230)からUE215へのDL送信を含み得る。
AMF構成要素205は、UE215によって使用されるネットワークスライスにサービスする現在のAMFであり得る。これらのネットワークスライスは、現在の許可NSSAIと関連付けられ得る。NSSAIは、UE215によって使用されるネットワークスライスインスタンスのためのRANおよびコアネットワークの選択を支援するための、パラメータを含み得る。いくつかの場合、単一のNSSAIは複数のネットワークスライスと関連付けられ得る。いくつかの場合、ネットワークはまた、UE215の能力およびサブスクリプション情報に基づいて、RANおよびコアネットワークを選択し得る。加えて、NSSAIはセッション管理NSSAIを含み得る。セッション管理NSSAIは、ネットワークスライスサービスタイプもしくはネットワークスライス識別子(ID)、または両方を含み得る。ネットワークスライスサービスタイプは、ネットワークスライスによってサポートされる特徴およびサービスを識別し得る。
ネットワークは、現在の許可NSSAIに対する変更をトリガし得る。たとえば、ネットワークは、ネットワークスライスの能力と関連付けられるパラメータを変更し得る。すなわち、ネットワークスライスは、サブスクリプションをサービスするための能力を変更し得る。いくつかの場合、ネットワークスライスの変更により、UE215は、現在のAMFへの登録を解除し、新しいAMFに登録する。他の場合、ネットワークスライスの変更により、ネットワークは、サービングAMFを通じたネットワーク接続のリダイレクトを開始し得る。
第1の技法によれば、AMF構成要素205はAMF再配置をトリガし得る。AMF再配置は、新しいAMFをUE215が変更することをトリガすることを含み得る。いくつかの場合、AMF構成要素205は、現在の許可NSSAIに対する変更に基づいて、新規の許可NSSAIを受信し得る。たとえば、AMF構成要素205は、少なくともPCF指示またはサブスクリプション変更を含むネットワークトリガに基づいて、UE215のための現在の許可NSSAIが修正を必要とし得ることを決定し得る。AMF構成要素205は、新規の許可NSSAIに基づいてUE215によって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し得る。したがって、AMF構成要素205は、UE215によって使用される現在の許可NSSAIを修正し得る。
AMF構成要素205は、新規の許可NSSAIに基づいて新しいAMFを選択し得る。たとえば、AMF構成要素205は、新しいAMFとしてAMF構成要素210を選択し得る。いくつかの場合、AMF構成要素205はまた、現在の許可S-NSSAIのNSSAIと関連付けられる有効なネットワークスライスインスタンス(NSI)をUE215が有することを決定し得る。いくつかの場合、AMF構成要素205は、現在の許可NSSAIに属しており新規の許可NSSAIの中にないS-NSSAIのいずれかに対して有効である1つまたは複数のNSIをUE215が有するかどうかを決定し得る。すなわち、AMF構成要素205は、UE215と関連付けられる現在の許可NSSAIにおいてサポートされる有効なNSIが新規の許可NSSAIにおいてサポートされることを識別し得る。AMF構成要素205はステータス報告を生成し得る。いくつかの場合には、ステータス報告はUEコンテキストであり得る。UEコンテキストは、有効なNSIと関連付けられるすべての既存のUE PDUセッションのステータスを含み得る。AMF構成要素は、ステータス報告をAMF構成要素210に送信し得る。
いくつかの場合、AMF構成要素205は、受信された新規の許可NSSAIの中のサポートされるNSSAIの変更が原因のAMF再配置をトリガし得る。AMF構成要素205は、通信リンク260を介して、AMF再配置要求をAMF構成要素210に送信し得る。AMF再配置要求は、新しい許可NSSAIおよびステータス報告を含み得る。この場合、ステータス報告は、新規の許可NSSAIの中のS-NSSAIに対応するすべてのUEセッションのUE PDUステータスを含み得る。加えて、または代わりに、ステータス報告は現在のNR GUTIを含み得る。いくつかの場合、AMF構成要素205は解放手順をトリガし得る。解放手順は、UE215への直接シグナリングに基づいてトリガされ得る。解放手順は、新規の許可NSSAIにおいてサポートされない各有効なPDUセッションのためのPDU解放手順であり得る。同様に、AMF構成要素205は、通信リンク260を介して、AMF構成要素210に対する解放手順をトリガし得る。
第2の技法によれば、RAN構成要素220は、UE215のためのNSSAIの変更を決定し、AMF再配置をトリガし得る。RAN構成要素220は、現在の許可NSSAIに対する変更に基づいて、新規の許可NSSAIを決定し得る。たとえば、RAN構成要素220は、少なくともPCF指示またはネットワークスライスのサブスクリプションの変更を指定する指示を含むネットワークトリガに基づいて、UE215のための現在の許可NSSAIが修正を必要とし得ることを決定し得る。RAN構成要素220は、新規の許可NSSAIに基づいてUE215によって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し得る。したがって、RAN構成要素220は、UE215によって使用される現在の許可NSSAIを修正し得る。
RAN構成要素220は、新規の許可NSSAIに基づいて新しいAMFを選択し得る。たとえば、RAN構成要素220は、新しいAMFとしてAMF構成要素210を選択し得る。RAN構成要素220は次いで、受信された新規の許可NSSAIの中のサポートされるNSSAIの変更が原因のAMF再配置をトリガし得る。RAN構成要素220は、通信リンク260を介して、AMF再配置要求をAMF構成要素210に送信し得る。AMF再配置要求は、新しい許可NSSAIおよびステータス報告を含み得る。この場合、ステータス報告は、新規の許可NSSAIの中のS-NSSAIに対応するすべてのUEセッションのUE PDUステータスを含み得る。加えて、または代わりに、ステータス報告は現在のNR GUTIを含み得る。AMF構成要素210は、ステータス報告を受信し、UE215のための更新されるNR GUTIを含む応答を提供し得る。
AMF構成要素210およびRAN構成要素220のうちの少なくとも1つは、新規の許可NSSAIと関連付けられるネットワークスライスのためのAMFの変更(たとえば、AMF構成要素205からAMF構成要素210への変更)を識別する指示をSMF構成要素230に送信し得る。これらのネットワークスライスは、有効なPDUセッションと関連付けられ得る。いくつかの例では、ネットワークスライスは、同じまたは異なるSMF構成要素230と関連付けられ得る。結果として、AMF構成要素210は、複数のSMF構成要素(図示せず)への指示を送信し得る。いくつかの場合、AMF構成要素210は、UE215のためのNR(たとえば、または他の5Gネットワーク識別子)GUTIを決定して割り振り得る。UE215は、メッセージにおいて、たとえば通信リンク260を介したUE構成要求メッセージにおいて、AMF構成要素210からNR GUTIを受信し得る。メッセージはまた、AMF構成要素205によって提供されるUE PDUセッションステータス報告(たとえば、UEコンテキストと関連付けられる)、もしくは新規の許可NSSAI、または両方を含み得る。
代わりに、メッセージはIKEv2 INFORMATIONALメッセージであり得る。このメッセージは、所定の数(たとえば、37)に設定された交換タイプ値によって、または、私的な使用のために確保され得る所定の範囲(たとえば、240から255の間の値)の間に設定された交換タイプ値により識別される新しい再構成シグナリング接続メッセージによって、識別され得る。いくつかの例では、NSSAI要求、シグナリング経路再構成を示す原因コード、もしくはGUTI、またはこれらの組合せが、ベンダーIDペイロードを示すために所定の数(たとえば、43)に設定されたペイロードタイプを伴う汎用ペイロードに含まれ得る。
AMF構成要素210からメッセージを受信すると、UE215は、新規の許可NSSAI、新しいNR GUTIを記憶することができ、UE PDUセッションステータス報告の中にない有効なPDUセッションを解放する。いくつかの場合、UE215は、新規の許可NSSAIに含まれるネットワークスライスに加えて、ある数の追加のネットワークスライスが必要とされることを決定し得る。言い換えれば、その数の追加のネットワークスライスは、以前に許可されていたNSSAIにおいてはサポートされていない可能性がある。UE215は、追加のネットワークスライスが割り当てられることを決定したことに基づいて、ネットワーク(たとえば、基地局)に再登録し得る。たとえば、以前に許可されたNSSAIにおいて、UE215はネットワークスライス1、2、および3を割り当てられていた可能性があるが、新規の許可NSSAIでは、UEはネットワークスライス1、4、および5を割り当てられ得る。したがって、UEは、ネットワークスライス4および5が新しくサポートされることを決定し得る。ネットワークに再登録することの一部として、UE215は、NSSAI要求を送信し得る。NSSAI要求は、追加のネットワークスライス(たとえば、ネットワークスライス4および5)および現在登録されているネットワークスライスを含み得る。したがって、UEは、ネットワークスライス4が登録される必要があることを決定し得る。ネットワークに再登録することの一部として、UEはNSSAI要求を送信し得る。
いくつかの例では、ワイヤレス通信システム200における登録手順の間、RAN構成要素220は、新規の許可NSSAIにおいて識別されるネットワークスライスに基づいて、UE215が異なるAMF(たとえば、AMF構成要素205ではなくAMF構成要素210)によってサービスされるべきであることを決定し得る。いくつかの場合、AMF構成要素205は、RAN構成要素220からの登録要求を受信し得る。新規の許可NSSAIにおいて識別されるネットワークスライスの態様がAMF構成要素210によってサービスされるべきであることをRAN構成要素220が決定する場合、RAN構成要素220は、新規の許可NSSAIに一部基づいてAMF再配置をトリガし得る。RAN構成要素220は、登録要求をAMF構成要素210にリダイレクトするようにAMF構成要素205にシグナリングし得る。AMF構成要素205からの要求をリダイレクトすることは、リダイレクトメッセージを送信することを含むことがあり、この送信は、RAN構成要素220を介したものであることがあり、または、AMF構成要素205とAMF構成要素210との間の直接のシグナリングを介した(たとえば、通信リンク260を介した)ものであることがある。いくつかの場合、RAN構成要素220を介してAMF構成要素205によって送信されるリダイレクトメッセージは、UE215にサービスすべき新しいAMFの選択のための情報を含み得る。
第2の技法によれば、ネットワークは登録解除手順をトリガし得る。いくつかの場合、第2の技法は、許可ネットワークスライスの新しいセットが許可ネットワークスライスの以前のセットと重複しないときに適用され得る。同様に、AMF構成要素205は、UE215によって使用されるネットワークスライスにサービスする現在のAMFであり得る。これらのネットワークスライスは、現在の許可NSSAIと関連付けられ得る。AMF構成要素205は、現在の許可NSSAIに対する変更に基づいて、新規の許可NSSAIを受信し得る。いくつかの場合、AMF構成要素205は、新規の許可NSSAIに基づいてUE215によって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し得る。したがって、AMF構成要素205は、UE215によって使用される現在の許可NSSAIを修正し得る。
AMF構成要素205は、新規の許可NSSAIに基づいて新しいAMFを選択し得る。いくつかの場合、AMF構成要素205は、新しいAMFを選択できないこと、または新しいAMFがAMF構成要素205によって連絡可能ではないことを決定し得る。この場合、AMF構成要素205(すなわち、現在のAMF)は、登録解除要求をUE215に送信し得る。登録解除要求は、再登録手順を実行するための指示、新規の許可NSSAI、もしくは、登録解除が新規の許可NSSAIの中のサポートされるネットワークスライスの変更に応答したものであることを示す符号、またはこれらの組合せを含み得る。
AMF構成要素205は、AMF構成要素205がRAN構成要素220から要求を受信するまで、N2シグナリング接続を解放するのを控え得る。いくつかの場合、RAN構成要素220は、通信リンク260を介したN2シグナリング接続を解放するための要求をAMF構成要素205に送信し得る。RAN構成要素220からの要求を受信したことに応答して、AMF構成要素205は解放手順をトリガし得る。解放手順は、新規の許可NSSAIにおいてサポートされないS-NSSAIと関連付けられる各有効なPDUセッションのためのPDU解放手順であり得る。いくつかの例では、すべての有効なPDUセッションが解放されるとき、AMF構成要素205はAMF構成要素210にUEコンテキストを解放し得る。
AMF構成要素205が登録解除要求をUE215に送信する場合に戻ると、UE215は、要求がAMF構成要素205によって提供されることと、登録解除要求が新規の許可NSSAIにおけるサポートされるネットワークスライスの変更に応答したものであることを示す符号を要求が含むこととを決定し得る。加えて、UE215は、受信される登録解除要求に基づいて、新規の許可NSSAIを識別し得る。いくつかの場合、UE215は、ローカルもしくはリモートで、または両方で、新規の許可NSSAIを記憶し得る。UE215はまた、受信された新規の許可NSSAIの中のどのネットワークスライスに接続すべきかを決定し得る。どのネットワークスライスに接続すべきかを決定したことに基づいて、UE215は、ネットワークスライスを識別するNSSAI要求を生成し得る。UE215は、NSSAI要求をAMF構成要素205もしくはAMF構成要素210または両方に送信し得る。
UE215はまた、登録解除要求を伴う受信された符号に基づいて動作を実行し得る。UE215は、受信された符号に基づいて現在のNR GUTIを除去し得る。加えて、または代わりに、UE215の上位レイヤは、RAN構成要素220との接続を解放して接続を再確立するための指示、もしくはNSSAI要求、もしくはNR GUTIを提供することを控えるための指示、またはこれらの組合せを、UE215の下位レイヤに送信し得る。いくつかの例では、上位レイヤはNASレイヤであることがあり、下位レイヤはASレイヤであることがある。いくつかの場合、UE215は、接続を再確立するための指示に基づいて接続を再確立するための要求を送信することがあり、この要求はNSSAI要求を含む。いくつかの例では、接続はRRC接続であり得る。この場合、UE215は、RAN構成要素220との接続を解放して接続を再確立するための指示に基づいて、RRC接続解放手順もしくはRRC接続確立手順、または両方を実行し得る。代わりに、接続はIPセキュリティ(IPsec)トンネル接続であり得る。この場合、UE215は、RANとの接続を解放して接続を再確立するための指示に基づいて、IPsecトンネル解放手順もしくはIPsecトンネル確立手順、または両方を実行し得る。
いくつかの場合、UE215の上位レイヤは、RAN構成要素220との接続を修正し、NSSAI要求を提供するために、UE215の下位レイヤに送信し得る。UE215は、NSSAI要求を含む新しいRRC再構成要求メッセージ、シグナリング経路構成を示す符号、もしくは現在のNR GUTI、またはこれらの組合せを含む、新しいRRC再構成要求メッセージを送信し得る。代わりに、UE215は、NSSAI要求、もしくはシグナリング経路構成を示す符号、もしくは現在のNR GUTI、もしくはこれらの組合せを含む、Nwuメッセージを送信し得る。いくつかの例では、UE215は、RRCメッセージにNAS登録要求メッセージを含めて、NSSAI要求を提供することがある。
RAN構成要素220は、UE215からNSSAI要求を含むRRC要求メッセージを受信し得る。一技法によれば、RAN構成要素220は、RRC要求メッセージにおいて受信されるNSSAIに基づいて、UE215にサービスするためにターゲットAMFとしてAMF構成要素210を選択し得る。RAN構成要素220とAMF構成要素210との間の接続は、UE215にサービスするためにAMF構成要素210を選択することに基づいて確立され得る。たとえば、RAN構成要素220およびAMF構成要素210は、通信リンク260を介して接続を確立し得る。いくつかの例では、AMF構成要素210との接続を確立することの一部として、RAN構成要素220は、受信されたNASメッセージをUE215からAMF構成要素210に送信し得る。加えて、AMF構成要素210とRAN構成要素220との間の確立された接続は、N2シグナリング接続であり得る。
別の技法によれば、RAN構成要素220は、RRC要求メッセージにおいて受信されるNSSAIに基づいて、UE215にサービスするためにターゲットAMFとしてAMF構成要素210を選択し、通信リンク260を介してAMF構成要素210との接続を確立し得る。いくつかの場合、RAN構成要素220は、接続、たとえば、AMF構成要素205とRAN構成要素220もしくはUE215との、または両方との間のN2シグナリング接続を解放するための要求を、AMF構成要素205(たとえば、今では以前のAMF)に送信し得る。いくつかの場合、RAN構成要素220は、AMF構成要素210から、UE215のための更新されたNR GUTIを受信し、以前のNR GUTIをUE215のための受信された更新されたNR GUTIで置き換え得る。RAN構成要素220は、AMF構成要素210への登録のフィードバック(たとえば、結果)をUE215に送信し得る。たとえば、フィードバックは、更新されたNR GUTIと、新しく割り振られるNSSAIと関連付けられるネットワークスライスに対して、AMF構成要素210がUE215のための新しいサービングAMFであることの指示とを含み得る。
図3は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするプロセスフロー300の例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー300は、ワイヤレス通信システム100および200の態様を実装し得る。UE305は、図1または図2を参照して説明されたUE115のそれぞれ1つの態様の例であり得る。AMF構成要素310およびAMF構成要素315は、図2を参照して説明されたAMF構成要素のそれぞれ1つの態様の例であり得る。
プロセスフロー300の以下の説明では、UE305、AMF構成要素310、もしくはAMF構成要素315の間の動作は、示される例示的な順序とは異なる順序で送信されることがあり、または、UE305、AMF構成要素310、もしくはAMF構成要素315によって実行される動作は、異なる順序で、もしくは異なる時間に実行されることがある。いくつかの動作がプロセスフロー300からなくされることもあり、または他の動作がプロセスフロー300に追加されることがある。
320において、AMF構成要素310は、ネットワークトリガに基づいてUE305によってサポートされる現在の許可ネットワークスライスを修正するための要求を識別し得る。325において、AMF構成要素310は、UE305のための新規の許可ネットワークスライスを識別し得る。330において、AMF構成要素310はターゲットAMFを選択し得る。いくつかの例では、AMF構成要素310は、新規の許可ネットワークスライスに基づいてターゲットAMFを選択することができ、ターゲットAMFはソースAMFによってアクセス可能である。いくつかの場合、AMF構成要素310は、UE305が現在の許可S-NSSAIのうちの少なくとも1つのNSSAIと関連付けられるNSIを有することを決定し、有効なNSIが新規の許可ネットワークスライスにおいてサポートされることを識別し得る。335において、AMF構成要素310はAMF再配置をトリガし得る。いくつかの例では、AMF構成要素310は、ターゲットAMFを選択したことに基づいてAMF再配置をトリガし得る。AMF構成要素310は、340において、AMF再配置要求をAMF構成要素315に送信し得る。
345において、AMF構成要素315はNR GUTIを割り振り得る。たとえば、AMF構成要素315は、トリガされるAMF再配置に基づいて、UE305のためのNR GUTIを割り振り得る。350において、AMF構成要素315は、UE305に構成要求メッセージを送信し得る。構成要求メッセージは、NR GUTI、既存のUE PDUセッション(または複数の既存のUE PDUセッション)の更新されたステータス、もしくは新規の許可ネットワークスライス、またはこれらの組合せを含み得る。いくつかの場合、NR GUTIは、UE305に割り当てられる以前のNR GUTIの修正されたバージョンであり得る。
360において、UE305はPDUセッションを解放し得る。いくつかの場合、UE305は、AMF構成要素310から、AMF構成要素315と関連付けられるNR GUTI、UE305の既存の有効なPDUセッションのステータス、もしくは新規の許可ネットワークスライス、またはこれらの組合せを含む、構成メッセージを受信し得る。UE305は、新規の許可ネットワークスライスおよびNR GUTIと関連付けられる情報を記憶し得る。UE305はまた、構成メッセージに含まれる既存の有効なPDUセッション情報のステータスに基づいて有効なPDUセッションを識別することがあり、識別された有効なPDUセッションは、新規の許可ネットワークスライスによってサポートされないことがある。結果として、UE305は識別されたPDUセッションをローカルに解放し得る。いくつかの場合、UE305は、1つまたは複数の有効なPDUセッションのためのローカルのUE PDUセッションステータスを識別し得る。加えて、UE305は、UE PDUセッションと関連付けられる更新されたステータスを受信し得る。UE305は、ローカルのUE PDUセッションステータスにおいてはサポートされたが受信された更新されたステータスにおいてはサポートされない、PDUセッションを解放し得る。たとえば、UE305は、ローカルのUE PDUセッションステータスを受信された更新されたステータスと比較し得る。この比較に基づいて、UE305はUE PDUセッションの変化を識別し得る。すなわち、UE305は、ローカルのUE PDUセッションステータスと関連付けられる一部またはすべてのPDUセッションが受信された更新されたステータスにおいてもはやサポートされないことを識別し得る。この場合、UE305は、もはやサポートされないPDUセッションを解放し得る。加えて、もはやサポートされないPDUセッションはすでに、ネットワークによって解放されている可能性がある。
図4は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするプロセスフロー400の例を示す。いくつかの例では、プロセスフロー400は、ワイヤレス通信システム100および200の態様を実装し得る。UE405は、図1~図3を参照して説明されたUE115のそれぞれ1つの態様の例であり得る。AMF構成要素410、およびRAN構成要素415は、図2を参照して説明されたAMF構成要素およびRAN構成要素のそれぞれ1つの態様の例であり得る。
プロセスフロー400の以下の説明では、UE405、AMF構成要素410、もしくはRAN構成要素415の間の動作は、示される例示的な順序とは異なる順序で送信されることがあり、または、UE405、AMF構成要素410、もしくはRAN構成要素415によって実行される動作は、異なる順序で、もしくは異なる時間に実行されることがある。いくつかの動作がプロセスフロー400からなくされることもあり、または他の動作がプロセスフロー400に追加されることがある。
420において、AMF構成要素410は、ネットワークトリガに基づいてUE405によって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを識別し得る。425において、AMF構成要素410は、UE405のための新規の許可ネットワークスライスを識別し得る。430において、AMF構成要素410は、新規の許可ネットワークスライスに基づいてターゲットAMFを識別し得る。いくつかの場合、AMF構成要素410は、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられるターゲットAMFがAMF構成要素410によってアクセス不可能であることを決定し得る。代わりに、AMF構成要素410は、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられるターゲットAMFがAMF構成要素410によってアクセス可能であることを決定し得る。加えて、AMF構成要素は、新しいAMFを選択できないことを決定し得る。435において、AMF構成要素410は、登録解除要求をUE405に送信し得る。いくつかの場合、AMF構成要素410は、AMF構成要素410によってターゲットAMFがアクセス不可能であること、またはターゲットAMFを選択できないことを決定したことに基づいて、登録解除要求をUE405に送信し得る。登録解除要求は、再登録手順を実行するための指示、識別される新規の許可ネットワークスライス、もしくは、登録解除要求がサポートされるネットワークスライスの変更に応答したものであることを示す符号、またはこれらの組合せを含み得る。
440において、UE405は、新規の許可ネットワークスライスを識別し得る。いくつかの場合、UE405は、受信される登録解除要求に基づいて、新規の許可ネットワークスライスを識別し得る。445において、UE405はネットワークスライスのセットを登録するための要求を生成し得る。UE405は、いくつかの場合、符号に基づいてネットワークスライスのセットを登録するための要求を生成し得る。450において、UE405は登録要求を送信する。UE405は、新規の許可ネットワークスライスをRAN構成要素415に登録するための登録要求を送信し得る。いくつかの例では、この符号に基づいて、UE405は、GUTIをRAN構成要素415に提供することなく要求を送信し得る。455において、RAN構成要素415はUE405にサービスするためにターゲットAMFを選択し得る。いくつかの場合、RAN構成要素415は、登録要求に基づいてUE405にサービスするためにターゲットAMFを選択し得る。
図5は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするワイヤレスデバイス505のブロック図500を示す。ワイヤレスデバイス505は、本明細書で説明されたようなネットワークエンティティAMFの態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス505は、受信機510と、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515と、送信機520とを含み得る。ワイヤレスデバイス505はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していることがある。
受信機510は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることに関する情報など)と関連付けられる制御情報などの情報を受信し得る。情報は、デバイスの他の構成要素に渡され得る。受信機510は、図8を参照して説明されるトランシーバ835の態様の例であり得る。受信機510は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515は、図8を参照して説明されるネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ815の態様の例であり得る。
ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)もしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本開示において説明される機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって実行され得る。
ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、機能の一部が1つまたは複数の物理デバイスによって異なる物理的位置に実装されるように分散されることを含めて、様々な場所に物理的に位置し得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様による別個の異なる構成要素であり得る。他の例では、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、限定はされないが、I/O構成要素、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明される1つもしくは複数の他の構成要素、または本開示の様々な態様によるそれらの組合せを含む、1つまたは複数の他のハードウェア構成要素と結合され得る。
ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515は、ネットワークトリガに基づいてUEによって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し、この決定に基づいてUEのための新規の許可ネットワークスライスを識別し、新規の許可ネットワークスライスに基づいてターゲットAMFを選択し、ターゲットAMFがソースAMFによってアクセス可能であり、この選択に基づいてAMF再配置をトリガし得る。ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515はまた、ソースAMFから、ソースAMFによって現在サービスされているUEのためのAMF再配置要求を受信し得る。AMF再配置要求は、新しい許可ネットワークスライスおよびUEコンテキスト情報を含み得る。ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515は、AMF再配置要求に基づいてUEのための更新されたGUTIを割り振り、更新されたNR GUTI、既存のPDUセッションの更新されたステータス、もしくは新規の許可NSSAI、またはこれらの組合せを含む構成要求メッセージをUEに送信し得る。
ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515はまた、受信されたネットワークトリガに基づいてUEによって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し、この決定に基づいてUEのための新規の許可ネットワークスライスを識別し、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられるターゲットAMFがソースAMFによってアクセス不可能であることを決定し得る。ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515はまた、NSSAIを含むRRC接続要求をUEから受信し、RRC接続要求において受信されるNSSAIに基づいてUEにサービスするためにターゲットAMFを選択し、選択されたAMFとのN2シグナリング接続を確立し、UEから受信されたNASメッセージを選択されたAMFへN2シグナリング接続を使用して送信し得る。
送信機520は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機520は、トランシーバモジュールの中の受信機510と併置され得る。たとえば、送信機520は、図8を参照して説明されるトランシーバ835の態様の例であり得る。送信機520は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
上で説明された方法は、可能な実装形態を説明しており、動作およびブロックは、再構成されるか、または別様に修正されることがあり、他の実装形態が可能であることに留意されたい。さらに、方法のうちの2つ以上からの態様が組み合わされてよい。
図6は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするワイヤレスデバイス605のブロック図600を示す。ワイヤレスデバイス605は、図5を参照して説明されたようなワイヤレスデバイス505またはAMFの態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス605は、受信機610と、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ615と、送信機620とを含み得る。ワイヤレスデバイス605はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していることがある。
受信機610は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることに関する情報など)と関連付けられる制御情報などの情報を受信し得る。情報は、デバイスの他の構成要素に渡され得る。受信機610は、図8を参照して説明されるトランシーバ835の態様の例であり得る。受信機610は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ615は、図8を参照して説明されるネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ815の態様の例であり得る。ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ615はまた、ネットワークスライス修正構成要素625、ネットワークスライス識別構成要素630、AMF決定構成要素635、AMF再配置トリガ構成要素640、要求構成要素645、割振り構成要素650、および接続構成要素655を含み得る。
ネットワークスライス修正構成要素625は、ネットワークトリガに基づいてUEによって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し、受信されたネットワークトリガに基づいてUEによって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し得る。ネットワークスライス識別構成要素630は、この決定に基づいてUEのための新規の許可ネットワークスライスを識別し、少なくとも1つのネットワーク選択支援情報(NSSAI)と関連付けられる有効なネットワークスライスインスタンス(NSI)をUEが有することを決定し、有効なNSIが新規の許可ネットワークスライスによってサポートされることを識別し得る。
AMF決定構成要素635は、新規の許可ネットワークスライスに基づいてターゲットAMFを選択することができ、ターゲットAMFはソースAMFによってアクセス可能である。AMF決定構成要素635は、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられるターゲットAMFがソースAMFによってアクセス不可能であることを決定し、ターゲットAMFがソースAMFによってアクセス不可能であることを決定したことに基づいて、登録解除要求をUEに送信し得る。AMF決定構成要素635は、RRC接続要求において受信されるNSSAIに基づいて、UEにサービスするためにターゲットAMFを選択し得る。AMF決定構成要素635は、選択されたAMFから、UEのための更新されたNR GUTIを受信し、以前のNR GUTIをUEのための受信された更新されたNR GUTIで置き換え得る。いくつかの場合、登録解除要求は、再登録手順を実行するための指示、識別される新規の許可ネットワークスライス、もしくは、登録解除要求がサポートされるネットワークスライスの変更に応答したものであることを示す符号、またはこれらの組合せを含む。
AMF再配置トリガ構成要素640は、この選択に基づいてAMF再配置をトリガし、新規の許可NSSAIに基づいてAMF再配置要求をターゲットAMFに送信することができ、AMF再配置要求は、サポートされ有効である、有効なNSIと関連付けられるすべての既存のPDUセッションのステータス、またはNRグローバル一意一時識別子(GUTI)、または両方を含む。
要求構成要素645は、ソースAMFから、ソースAMFによって現在サービスされているUEのためのAMF再配置要求を受信することができ、AMF再配置要求は新規の許可ネットワークスライスおよびUEコンテキスト情報を含む。要求構成要素645は、更新されたNR GUTI、既存のPDUセッションの更新されたステータス、もしくは新規の許可NSSAI、またはこれらの組合せを含む構成要求メッセージをUEに送信し、NSSAIを含むRRC接続要求をUEから受信し得る。いくつかの場合、UEコンテキスト情報は、有効なNSIと関連付けられる既存のPDUセッションのステータス、もしくは現在のNR GUTI、またはこれらの組合せを含む。割振り構成要素650は、AMF再配置要求に基づいてUEのための更新されたNR GUTIを割り振り得る。
接続構成要素655は、選択されたAMFとのN2シグナリング接続を確立し、N2シグナリング接続を使用して、UEから受信されたNASメッセージを選択されたAMFに送信し、UEの以前のサービングAMFに、N2シグナリング接続を解放するための要求を送信し得る。
送信機620は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機620は、トランシーバモジュールの中の受信機610と併置され得る。たとえば、送信機620は、図8を参照して説明されるトランシーバ835の態様の例であり得る。送信機620は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図7は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ715のブロック図700を示す。ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ715は、図5、図6、および図8を参照して説明される、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ515、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ615、またはネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ815の態様の例であり得る。ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ715は、ネットワークスライス修正構成要素720、ネットワークスライス識別構成要素725、AMF決定構成要素730、AMF再配置トリガ構成要素735、要求構成要素740、割振り構成要素745、接続構成要素750、報告構成要素755、および解放構成要素760を含み得る。これらのモジュールの各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと直接または間接的に通信し得る。
ネットワークスライス修正構成要素720は、ネットワークトリガに基づいてUEによって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し、受信されたネットワークトリガに基づいてUEによって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し得る。
ネットワークスライス識別構成要素725は、この決定に基づいてUEのための新規の許可ネットワークスライスを識別し、少なくとも1つのネットワーク選択支援情報(NSSAI)と関連付けられる有効なネットワークスライスインスタンス(NSI)をUEが有することを決定し、新規の許可ネットワークスライスによって有効なNSIがサポートされることを識別し得る。
AMF決定構成要素730は、新規の許可ネットワークスライスに基づいてターゲットAMFを選択し、ターゲットAMFがソースAMFによってアクセス可能であり、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられるターゲットAMFがソースAMFによってアクセス不可能であることを決定し、ターゲットAMFがソースAMFによってアクセス不可能であることを決定したことに基づいて、登録解除要求をUEに送信することができる。AMF決定構成要素730は、RRC接続要求において受信されるNSSAIに基づいて、UEにサービスするためにターゲットAMFを選択し得る。AMF決定構成要素730は、選択されたAMFから、UEのための更新されたNR GUTIを受信し、以前のNR GUTIをUEのための受信された更新されたNR GUTIで置き換え得る。いくつかの場合、登録解除要求は、再登録手順を実行するための指示、識別される新規の許可ネットワークスライス、もしくは、登録解除要求がサポートされるネットワークスライスの変更に応答したものであることを示す符号、またはこれらの組合せを含む。
AMF再配置トリガ構成要素735は、この選択に基づいてAMF再配置をトリガし、新規の許可NSSAIに基づいてAMF再配置要求をターゲットAMFに送信することができ、AMF再配置要求は、サポートされ有効である、有効なNSIと関連付けられるすべての既存のPDUセッションのステータス、もしくはNR GUTI、または両方を含む。
要求構成要素740は、ソースAMFから、ソースAMFによって現在サービスされているUEに対するAMF再配置要求を受信し、AMF再配置要求が新規の許可ネットワークスライスおよびUEコンテキスト情報を含み、更新されたNR GUTI、既存のPDUセッションの更新されたステータス、もしくは新規の許可NSSAI、またはこれらの組合せを含む、構成要求メッセージをUEに送信し得る。要求構成要素740は、NSSAIを含むRRC接続要求をUEから受信し得る。いくつかの場合、UEコンテキスト情報は、有効なNSIと関連付けられる既存のPDUセッションのステータス、もしくは現在のNR GUTI、またはこれらの組合せを含む。
割振り構成要素745は、AMF再配置要求に基づいてUEのための更新されたNR GUTIを割り振り得る。接続構成要素750は、選択されたAMFとのN2シグナリング接続を確立し、N2シグナリング接続を使用して、UEから受信されたNASメッセージを選択されたAMFに送信し、UEの以前のサービングAMFに、N2シグナリング接続を解放するための要求を送信し得る。報告構成要素755は、有効なNSIと関連付けられるすべての既存のPDUセッションのステータスを示すステータス報告を生成し得る。
解放構成要素760は、有効なPDUセッションが新規の許可ネットワークスライスによってサポートされないことを識別したことに基づいて、現在の許可ネットワークスライスと関連付けられる有効なPDUセッションの解放手順をトリガし、新規の許可ネットワークスライスによってサポートされない現在の許可ネットワークスライスと関連付けられる有効なPDUセッションの解放手順をトリガし、このトリガに基づいて、有効なPDUセッションのステータス報告もしくはNR GUTI、または両方を含むUEコンテキストを解放し得る。いくつかの場合、解放手順をトリガすることは、UEへの直接シグナリングに基づく。
図8は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするデバイス805を含むシステム800の図を示す。デバイス805は、たとえば、図5および図6を参照して上で説明されたような、ワイヤレスデバイス505、ワイヤレスデバイス605、またはAMFの構成要素の例であるか、またはそれらを含むことがある。デバイス805は、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向の音声およびデータ通信のための構成要素を含むことがあり、これらの構成要素は、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャ815と、プロセッサ820と、メモリ825と、ソフトウェア830と、トランシーバ835と、I/Oコントローラ840とを含む。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス810)を介して電子通信し得る。
プロセッサ820は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、中央処理装置(CPU)、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合、プロセッサ820は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他の場合、メモリコントローラは、プロセッサ820に統合され得る。プロセッサ820は、様々な機能(たとえば、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートする機能またはタスク)を実行するためにメモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
メモリ825は、ランダムアクセスメモリ(RAM)および読取り専用メモリ(ROM)を含み得る。メモリ825は、実行されると、本明細書で説明された様々な機能をプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェア830を記憶することができる。いくつかの場合、メモリ825は、特に、周辺構成要素もしくはデバイスとの相互作用などの、基本的なハードウェアまたはソフトウェア動作を制御し得る基本入出力システム(BIOS)を含み得る。ソフトウェア830は、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするための符号を含む、本開示の態様を実装するための符号を含み得る。ソフトウェア830は、システムメモリまたは他のメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかの場合、ソフトウェア830は、プロセッサによって直接実行可能ではないことがあるが、(たとえば、コンパイルおよび実行されると)本明細書で説明された機能をコンピュータに実行させることがある。
トランシーバ835は、上で説明された1つもしくは複数のアンテナ、有線リンク、またはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ835はワイヤレストランシーバを表すことがあり、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信することがある。トランシーバ835はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためのアンテナに供給し、アンテナから受信されたパケットを復調するモデムを含み得る。
I/Oコントローラ840は、デバイス805のための入力信号および出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ840はまた、デバイス805に統合されていない周辺装置を管理し得る。いくつかの場合、I/Oコントローラ840は、外部周辺装置への物理的接続またはポートを表し得る。いくつかの場合、I/Oコントローラ840は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなどの、オペレーティングシステムを利用し得る。他の場合には、I/Oコントローラ840は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表すか、あるいはそれと対話し得る。いくつかの場合、I/Oコントローラ840は、プロセッサの一部として実装され得る。いくつかの場合、ユーザは、I/Oコントローラ840を介して、またはI/Oコントローラ840によって制御されるハードウェア構成要素を介して、デバイス805と対話し得る。
図9は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするワイヤレスデバイス905のブロック図900を示す。ワイヤレスデバイス905は、本明細書で説明されたようなUE115の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス905は、受信機910と、UEネットワークスライスマネージャ915と、送信機920とを含み得る。ワイヤレスデバイス905はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していることがある。
受信機910は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることに関する情報など)と関連付けられる制御情報などの情報を受信し得る。情報は、デバイスの他の構成要素に渡され得る。受信機910は、図12を参照して説明されるトランシーバ1235の態様の例であり得る。受信機910は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。UEネットワークスライスマネージャ915は、図12を参照して説明されるUEネットワークスライスマネージャ1215の態様の例であり得る。
UEネットワークスライスマネージャ915および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せで実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアで実装される場合、UEネットワークスライスマネージャ915および/またはその様々な副構成要素の少なくともいくつかの機能は、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本開示において説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せによって実行され得る。
UEネットワークスライスマネージャ915および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、機能の一部が1つまたは複数の物理デバイスによって異なる物理的位置に実装されるように分散されることを含めて、様々な場所に物理的に位置し得る。いくつかの例では、UEネットワークスライスマネージャ915および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、本開示の様々な態様による別個の異なる構成要素であり得る。他の例では、UEネットワークスライスマネージャ915および/またはその様々な副構成要素のうちの少なくともいくつかは、限定はされないが、I/O構成要素、トランシーバ、ネットワークサーバ、別のコンピューティングデバイス、本開示で説明された1つもしくは複数の他の構成要素、または本開示の様々な態様によるそれらの組合せを含む、1つまたは複数の他のハードウェア構成要素と結合され得る。
UEネットワークスライスマネージャ915は、ソースAMFから、ターゲットAMFと関連付けられるNR GUTIを含む構成メッセージ、UEの既存の有効なPDUセッションのステータス、もしくは新規の許可ネットワークスライス、またはこれらの組合せを受信し、新規の許可ネットワークスライスおよびNR GUTIと関連付けられる情報を記憶し、構成メッセージに含まれる既存の有効なPDUセッション情報のステータスに基づいて有効なPDUセッションを識別し、識別された有効なPDUセッションが新規の許可ネットワークスライスによってサポートされず、識別された有効なPDUセッションをローカルに解放し得る。UEネットワークスライスマネージャ915はまた、UEにサービスしているソースAMFからの受信された登録解除要求に基づいて、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられるネットワークスライスのセットを登録するための要求を示す、再登録要求および符号を識別し、受信された登録解除要求に基づいて新規の許可ネットワークスライスを識別し、上記の符号に基づいてネットワークスライスのセットを登録するための要求を生成し得る。
送信機920は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。いくつかの例では、送信機920は、トランシーバモジュールの中の受信機910と併置され得る。たとえば、送信機920は、図12を参照して説明されるトランシーバ1235の態様の例であり得る。送信機920は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図10は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするワイヤレスデバイス1005のブロック図1000を示す。ワイヤレスデバイス1005は、図9を参照して説明されたようなワイヤレスデバイス905またはUE115の態様の例であり得る。ワイヤレスデバイス1005は、受信機1010と、UEネットワークスライスマネージャ1015と、送信機1020とを含み得る。ワイヤレスデバイス1005はまた、プロセッサを含み得る。これらの構成要素の各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いに通信していることがある。
受信機1010は、パケット、ユーザデータ、または様々な情報チャネル(たとえば、制御チャネル、データチャネル、およびネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることに関する情報など)と関連付けられる制御情報などの情報を受信し得る。情報は、デバイスの他の構成要素に渡され得る。受信機1010は、図12を参照して説明されるトランシーバ1235の態様の例であり得る。受信機1010は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
UEネットワークスライスマネージャ1015は、図12を参照して説明されるUEネットワークスライスマネージャ1215の態様の例であり得る。UEネットワークスライスマネージャ1015はまた、構成構成要素1025、セッション構成要素1030、解放構成要素1035、要求構成要素1040、およびネットワークスライス識別構成要素1045を含み得る。
構成構成要素1025は、ソースAMFから、ターゲットAMFと関連付けられるNR GUTI、UEの既存の有効なPDUセッションのステータス、もしくは新規の許可ネットワークスライス、またはこれらの組合せを含む構成メッセージを受信し、新規の許可ネットワークスライスおよびNR GUTIと関連付けられる情報を記憶し得る。セッション構成要素1030は、構成メッセージに含まれる既存の有効なPDUセッション情報のステータスに基づいて有効なPDUセッションを識別することがあり、識別された有効なPDUセッションは、新規の許可ネットワークスライスによってサポートされない。
解放構成要素1035は、識別された有効なPDUセッションをローカルに解放し得る。要求構成要素1040は、UEにサービスしているソースAMFからの受信された登録解除要求に基づいて、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられるネットワークスライスのセットを登録するための要求を示す、再登録要求および符号を識別し、上記の符号に基づいてネットワークスライスのセットを登録するための要求を生成し得る。
ネットワークスライス識別構成要素1045は、受信された登録解除要求に基づいて新規の許可ネットワークスライスを識別し、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられる情報を記憶し、この情報がNSSAIを含み、上記の符号に基づいて現在のNR GUTIを除去し得る。
送信機1020は、デバイスの他の構成要素によって生成された信号を送信し得る。くつかの例では、送信機1020は、トランシーバモジュールの中の受信機1010と併置され得る。たとえば、送信機1020は、図12を参照して説明されるトランシーバ1235の態様の例であり得る。送信機1020は、単一のアンテナまたはアンテナのセットを利用し得る。
図11は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするUEネットワークスライスマネージャ1115のブロック図1100を示す。UEネットワークスライスマネージャ1115は、図9、図10、および図12を参照して説明されるUEネットワークスライスマネージャ1215の態様の例であり得る。UEネットワークスライスマネージャ1115は、構成構成要素1120、セッション構成要素1125、解放構成要素1130、要求構成要素1135、ネットワークスライス識別構成要素1140、および接続構成要素1145を含み得る。これらのモジュールの各々は、(たとえば、1つまたは複数のバスを介して)互いと直接または間接的に通信し得る。
構成構成要素1120は、ソースAMFから、ターゲットAMFと関連付けられるNR GUTI、UEの既存の有効なPDUセッションのステータス、もしくは新規の許可ネットワークスライス、またはこれらの組合せを含む構成メッセージを受信し、新規の許可ネットワークスライスおよびNR GUTIと関連付けられる情報を記憶し得る。セッション構成要素1125は、構成メッセージに含まれる既存の有効なPDUセッション情報のステータスに基づいて有効なPDUセッションを識別することがあり、識別された有効なPDUセッションは、新規の許可ネットワークスライスによってサポートされない。解放構成要素1130は、識別された有効なPDUセッションをローカルに解放し得る。
要求構成要素1135は、UEにサービスしているソースアクセスおよび管理機能(AMF)からの受信された登録解除要求に基づいて、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられるネットワークスライスのセットを登録するための要求を示す、再登録要求および符号を識別し、上記の符号に基づいてネットワークスライスのセットを登録するための要求を生成し得る。ネットワークスライス識別構成要素1140は、受信された登録解除要求に基づいて新規の許可ネットワークスライスを識別し、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられる情報を記憶し、この情報がNSSAIを含み、上記の符号に基づいて現在のNR GUTIを除去し得る。
接続構成要素1145は、接続を再確立するための指示に基づいて接続を再確立するための要求を送信し、この要求がNSSAI要求を含み、NSSAI要求、もしくはシグナリング経路構成を示す符号、もしくは現在のNR GUTI、またはこれらの組合せを含む新しいRRC再構成要求メッセージを送信し得る。接続構成要素1145は、NSSAI要求、もしくはシグナリング経路構成を示す符号、もしくは現在のNR GUTI、またはこれらの組合せを含む、Nwuメッセージを送信し得る。いくつかの場合、UEの上位レイヤは、RANとの接続を解放して接続を再確立するための指示、もしくはNSSAI要求、もしくはNR GUTIを提供することを控えるための指示、またはこれらの組合せを、UEの下位レイヤに送信する。いくつかの場合、上位レイヤはNASレイヤを含み、下位レイヤはASレイヤを含む。いくつかの場合、接続はRRC接続を含む。いくつかの場合、UEは、RANとの接続を解放して接続を再確立するための指示に基づいて、RRC接続解放手順もしくはRRC接続確立手順、または両方を実行する。いくつかの場合、接続は(IPsec)トンネル接続を含む。いくつかの場合、UEは、RANとの接続を解放して接続を再確立するための指示に基づいて、IPsecトンネル解放手順もしくはIPsecトンネル確立手順、または両方を実行する。いくつかの場合、Nwuメッセージは、IKEv2 INFORMATIONALメッセージ、もしくは再構成シグナリング接続メッセージ、または両方を含む。
図12は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするデバイス1205を含むシステム1200の図を示す。デバイス1205は、たとえば、図1を参照して上で説明されたようなUE115の構成要素の例であり得るか、またはそれを含み得る。デバイス1205は、UEネットワークスライスマネージャ1215と、プロセッサ1220と、メモリ1225と、ソフトウェア1230と、トランシーバ1235と、アンテナ1240と、I/Oコントローラ1245とを含む、通信を送信および受信するための構成要素を含む、双方向音声およびデータ通信のための構成要素を含み得る。これらの構成要素は、1つまたは複数のバス(たとえば、バス1210)を介して電子通信し得る。デバイス1205は、1つまたは複数の基地局105とワイヤレスに通信し得る。
プロセッサ1220は、インテリジェントハードウェアデバイス(たとえば、汎用プロセッサ、DSP、CPU、マイクロコントローラ、ASIC、FPGA、プログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理構成要素、個別ハードウェア構成要素、またはそれらの任意の組合せ)を含み得る。いくつかの場合、プロセッサ1220は、メモリコントローラを使用してメモリアレイを動作させるように構成され得る。他の場合、メモリコントローラは、プロセッサ1220に統合され得る。プロセッサ1220は、様々な機能(たとえば、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートする機能またはタスク)を実行するためにメモリに記憶されたコンピュータ可読命令を実行するように構成され得る。
メモリ1225は、RAMおよびROMを含み得る。メモリ1225は、実行されると、本明細書で説明された様々な機能をプロセッサに実行させる命令を含む、コンピュータ可読のコンピュータ実行可能ソフトウェア1230を記憶することができる。いくつかの場合、メモリ1225は、特に、周辺構成要素またはデバイスとの相互作用などの、基本的なハードウェアまたはソフトウェア動作を制御することができるBIOSを含み得る。
ソフトウェア1230は、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にすることをサポートするための符号を含む、本開示の態様を実装するための符号を含み得る。ソフトウェア1230は、システムメモリまたは他のメモリなどの非一時的コンピュータ可読媒体に記憶され得る。いくつかの場合、ソフトウェア1230は、プロセッサによって直接実行可能ではないことがあるが、(たとえば、コンパイルおよび実行されると)本明細書で説明された機能をコンピュータに実行させることがある。
トランシーバ1235は、上で説明された1つまたは複数のアンテナ、有線リンク、またはワイヤレスリンクを介して双方向に通信し得る。たとえば、トランシーバ1235はワイヤレストランシーバを表すことがあり、別のワイヤレストランシーバと双方向に通信することがある。トランシーバ1235はまた、パケットを変調し、変調されたパケットを送信のためのアンテナに供給し、アンテナから受信されたパケットを復調するモデムを含み得る。いくつかの場合、ワイヤレスデバイスは単一のアンテナ1240を含み得る。しかしながら、いくつかの場合、デバイスは、複数のワイヤレス送信を同時に送信または受信することが可能であり得る2つ以上のアンテナ1240を有し得る。
I/Oコントローラ1245は、デバイス1205のための入力信号および出力信号を管理し得る。I/Oコントローラ1245はまた、デバイス1205に統合されていない周辺装置を管理し得る。いくつかの場合、I/Oコントローラ1245は、外部周辺装置への物理的接続またはポートを表し得る。いくつかの場合、I/Oコントローラ1245は、iOS(登録商標)、ANDROID(登録商標)、MS-DOS(登録商標)、MS-WINDOWS(登録商標)、OS/2(登録商標)、UNIX(登録商標)、LINUX(登録商標)、または別の知られているオペレーティングシステムなどの、オペレーティングシステムを利用し得る。他の場合には、I/Oコントローラ1245は、モデム、キーボード、マウス、タッチスクリーン、または同様のデバイスを表すか、あるいはそれと対話し得る。いくつかの場合、I/Oコントローラ1245は、プロセッサの一部として実装され得る。いくつかの場合、ユーザは、I/Oコントローラ1245を介して、またはI/Oコントローラ1245によって制御されるハードウェア構成要素を介して、デバイス1205と対話し得る。
図13は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にするための方法1300を示すフローチャートを示す。方法1300の動作は、本明細書で説明されるように、AMFまたはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1300の動作は、図5~図8を参照して説明されたような、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行し得る。加えて、または代わりに、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
1305において、ネットワークエンティティは、ネットワークトリガに基づいてUEによって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し得る。1305の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1305の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたようなネットワークスライス修正構成要素によって実行され得る。
1310において、ネットワークエンティティは、この決定に基づいてUEのための新規の許可ネットワークスライスを識別し得る。1310の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1310の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたようなネットワークスライス識別構成要素によって実行され得る。
1315において、ネットワークエンティティは、新規の許可ネットワークスライスに基づいてターゲットAMFを選択することができ、ターゲットAMFはソースAMFによってアクセス可能である。1315の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1315の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたようなAMF決定構成要素によって実行され得る。
1320において、ネットワークエンティティは、この選択に基づいてAMF再配置をトリガし得る。1320の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1320の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたようなAMF再配置トリガ構成要素によって実行され得る。
図14は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にするための方法1400を示すフローチャートを示す。方法1400の動作は、本明細書で説明されるようなネットワークエンティティ、たとえばAMFまたはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1400の動作は、図5~図8を参照して説明されたような、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行し得る。加えて、または代わりに、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
1405において、ネットワークエンティティは、ソースAMFから、ソースAMFによって現在サービスされているUEのためのAMF再配置要求を受信することができ、AMF再配置要求は新規の許可ネットワークスライスおよびUEコンテキスト情報を含む。1405の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1405の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたような要求構成要素によって実行され得る。
1410において、ネットワークエンティティは、AMF再配置要求に基づいてUEのために更新されたNR GUTIを割り振り得る。1410の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1410の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたような割振り構成要素によって実行され得る。
1415において、ネットワークエンティティは、更新されたNR GUTI、既存のPDUセッションの更新されたステータス、もしくは新規の許可NSSAI、またはこれらの組合せを含む、構成要求メッセージをUEに送信し得る。1415の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1415の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたような要求構成要素によって実行され得る。
図15は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にするための方法1500を示すフローチャートを示す。方法1500の動作は、本明細書で説明されるように、UE115またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1500の動作は、図9~図12を参照して説明されたような、UEネットワークスライスマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行し得る。加えて、または代わりに、UE115は、以下で説明される機能の態様を、専用ハードウェアを使用して実行し得る。
1505において、UE115は、ソースAMFから、ターゲットAMFと関連付けられるNR GUTI、UE115の既存の有効なPDUセッションのステータス、もしくは新規の許可ネットワークスライス、またはこれらの組合せを含む、構成メッセージを受信し得る。1505の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1505の動作の態様は、図9~図12を参照して説明されたような構成構成要素によって実行され得る。
1510において、UE115は、新規の許可ネットワークスライスおよびNR GUTIと関連付けられる情報を記憶し得る。1510の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1510の動作の態様は、図9~図12を参照して説明されたような構成構成要素によって実行され得る。
1515において、UE115は、構成メッセージに含まれる既存の有効なPDUセッション情報のステータスに基づいて有効なPDUセッションを識別することがあり、識別された有効なPDUセッションは、新規の許可ネットワークスライスによってサポートされない。1515の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1515の動作の態様は、図9~図12を参照して説明されたようなセッション構成要素によって実行され得る。
1520において、UE115は、識別された有効なPDUセッションをローカルに解放し得る。1520の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1520の動作の態様は、図9~図12を参照して説明されたような解放構成要素によって実行され得る。
図16は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にするための方法1600を示すフローチャートを示す。方法1600の動作は、本明細書で説明されるようなネットワークエンティティ、たとえばAMFまたはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1600の動作は、図5~図8を参照して説明されたような、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行し得る。加えて、または代わりに、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
1605において、ネットワークエンティティは、受信されたネットワークトリガに基づいてUEによって使用される現在の許可ネットワークスライスを修正することを決定し得る。1605の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1605の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたようなネットワークスライス修正構成要素によって実行され得る。
1610において、ネットワークエンティティは、この決定に基づいてUEのための新規の許可ネットワークスライスを識別し得る。1610の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1610の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたようなネットワークスライス識別構成要素によって実行され得る。
1615において、ネットワークエンティティは、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられるターゲットAMFがソースAMFによってアクセス不可能であることを決定し得る。1615の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1615の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたようなAMF決定構成要素によって実行され得る。
1620において、ネットワークエンティティは、UEにサービスしているソースAMFからの受信された登録解除要求に基づいて、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられるネットワークスライスのセットを登録するための要求を示す、再登録要求および符号を識別し得る。1620の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1620の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたような要求構成要素によって実行され得る。
1625において、ネットワークエンティティは、受信される登録解除要求に基づいて、新規の許可ネットワークスライスを識別し得る。1625の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1625の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたようなネットワークスライス識別構成要素によって実行され得る。
1630において、ネットワークエンティティは、その符号に基づいてネットワークスライスのセットを登録するための要求を生成し得る。1630の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1630の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたような要求構成要素によって実行され得る。
図17は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にするための方法1700を示すフローチャートを示す。方法1700の動作は、本明細書で説明されるように、UE115またはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1700の動作は、図9~図12を参照して説明されたような、UEネットワークスライスマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、UE115は、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するためのコードのセットを実行し得る。加えて、または代わりに、UE115は、以下で説明される機能の態様を、専用ハードウェアを使用して実行し得る。
1705において、UE115は、ソースAMFから登録解除要求を受信し得る。いくつかの場合、UE115は、UE115にサービスしているソースAMFからの受信された登録解除要求に基づいて、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられる1つまたは複数の新しいネットワークスライスを登録するための要求を示す、再登録要求および符号を識別し得る。1705の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1705の動作の態様は、図9~図12を参照して説明されたような要求構成要素によって実行され得る。
1710において、UE115は、ある符号(たとえば、新規の許可ネットワークスライスと関連付けられる1つまたは複数の新しいネットワークスライスを登録するための要求を示す)に基づいて1つまたは複数のネットワークスライスを登録するための要求を生成することができ、UEの上位レイヤは、RANとの接続を解放して接続を再確立するための指示、もしくはNSSAI要求、もしくはNR GUTIを提供することを控えるための指示、またはこれらの組合せを、UEの下位レイヤに送信する。加えて、いくつかの例では、再登録するための指示もしくは原因コードまたは両方を含む登録解除要求をUE115が受信すると、UE115の上位レイヤは、既存のGUTIを削除することをUE115の下位レイヤに示し得る。加えて、上位レイヤは、1つまたは複数の新しいネットワークスライスへの登録要求を送信することを下位レイヤに示し得る。いくつかの場合、上位レイヤはNASレイヤであり、下位レイヤはASレイヤである。1710の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1710の動作の態様は、図9~図12を参照して説明されたような接続構成要素によって実行され得る。
1715において、UE115は、接続を再確立するための指示に基づいて接続を再確立するための要求を送信し得る。いくつかの場合、要求はNSSAI要求を含み得る。いくつかの場合、接続はRRC接続でもあり得る。この場合、UE115は、RANとの接続を解放して接続を再確立するための指示に基づいて、RRC接続解放手順もしくはRRC接続確立手順、または両方を実行し得る。代わりに、接続はIPsecトンネル接続であり得る。この場合、UE115は、RANとの接続を解放して接続を再確立するための指示に基づいて、IPsecトンネル解放手順もしくはIPsecトンネル確立手順、または両方を実行し得る。1715の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1715の動作の態様は、図9~図12を参照して説明されたような接続構成要素によって実行され得る。
図18は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にするための方法1800を示すフローチャートを示す。方法1800の動作は、本明細書で説明されるようなネットワークエンティティ、たとえばRANまたはその構成要素によって実施され得る。たとえば、方法1800の動作は、図5~図8を参照して説明されたような、ネットワークエンティティネットワークスライスマネージャによって実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行し得る。加えて、または代わりに、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
1805において、ネットワークエンティティは、新規の許可ネットワークスライスNSSAIと関連付けられる1つまたは複数の新しいネットワークスライスを登録するための要求を示すRRC接続要求をUEから受信し得る。1805の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1805の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたような要求構成要素によって実行され得る。
1810において、ネットワークエンティティは、RRC接続要求において受信されるNSSAIに基づいて、UEにサービスするためにターゲットAMFを選択し得る。1810の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1810の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたようなAMF決定構成要素によって実行され得る。
1815において、ネットワークエンティティは、選択されたAMFとのN2シグナリング接続を確立し得る。1815の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1815の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたような接続構成要素によって実行され得る。
1820において、ネットワークエンティティは、N2シグナリング接続を使用して、UEから受信されたNASメッセージを選択されたAMFに送信し得る。1820の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、1820の動作の態様は、図5~図8を参照して説明されたような接続構成要素によって実行され得る。
図19は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にするための方法1900を示すフローチャートを示す。方法1900の動作は、本明細書で説明されるようなネットワークエンティティ、たとえばRANまたはその構成要素によって実施され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行し得る。加えて、または代わりに、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
1905において、ネットワークエンティティは、NSSAIを含むRRC接続要求をUEから受信し得る。1905の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
1910において、ネットワークエンティティは、NSSAIに基づいてUEの現在の許可ネットワークスライスと関連付けられるソースAMFを識別し得る。1910の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
1915において、ネットワークエンティティは、トリガ指示に基づいてNSSAIを修正することを決定し得る。1915の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
1920において、ネットワークエンティティは、この決定に基づいてUEのためにサポートされる新規の許可ネットワークスライスを識別し得る。1920の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
1925において、ネットワークエンティティは、新規の許可ネットワークスライスに基づいてUEにサービスするためにターゲットAMFを選択し得る。1925の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
1930において、ネットワークエンティティは、この選択に基づいてAMF再配置をトリガすることができ、AMF再配置は、ターゲットAMFにRRC接続要求をリダイレクトするようにソースAMFにシグナリングすることを含む。1925の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
図20は、本開示の1つまたは複数の態様による、ネットワークスライスのネットワークトリガ変更を可能にするための方法2000を示すフローチャートを示す。方法2000の動作は、本明細書で説明されるようなネットワークエンティティ、たとえばRANまたはその構成要素によって実施され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、以下で説明される機能を実行するようにデバイスの機能要素を制御するための符号のセットを実行し得る。加えて、または代わりに、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
2005において、ネットワークエンティティは、UEから、NSSAIに基づいてUEの現在の許可ネットワークスライスと関連付けられるソースAMFからの再配置に対する要求を受信し得る。2005の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
2010において、ネットワークエンティティは、トリガ指示に基づいてNSSAIを修正することを決定し得る。2010の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
2015において、ネットワークエンティティは、この決定に基づいてUEのためにサポートされる新規の許可ネットワークスライスを識別し得る。2015の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
2020において、ネットワークエンティティは、新規の許可ネットワークスライスに基づいてUEにサービスするためにターゲットAMFを選択し得る。2020の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
2025において、ネットワークエンティティは、この選択に基づいてAMF再配置をトリガすることができ、AMF再配置は、ソースAMFからターゲットAMFへのUEのリダイレクトを開始することを含む。2025の動作は、本明細書で説明される方法に従って実行され得る。いくつかの例では、ネットワークエンティティは、専用ハードウェアを使用して、以下で説明される機能の態様を実行し得る。
本明細書で説明される技法は、符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)、および他のシステムなどの、様々なワイヤレス通信システムのために使用され得る。「システム」および「ネットワーク」という用語は、しばしば、互換的に使用される。符号分割多元接続(CDMA)システムは、CDMA2000、Universal Terrestrial Radio Access(UTRA)などの無線技術を実装し得る。CDMA2000は、IS-2000規格、IS-95規格、およびIS-856規格をカバーする。IS-2000リリースは、通常、CDMA2000 1X、1Xなどと呼ばれることがある。IS-856(TIA-856)は、通常、CDMA2000 1xEV-DO、High Rate Packet Data(HRPD)などと呼ばれる。UTRAは、Wideband CDMA(WCDMA(登録商標))、およびCDMAの他の変形を含む。TDMAシステムは、Global System for Mobile communications (GSM(登録商標))などの無線技術を実装し得る。
OFDMAシステムは、Ultra Mobile Broadband(UMB)、Evolved UTRA(E-UTRA)、米国電気電子技術者協会(IEEE)802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、Flash-OFDMなどの無線技術を実装し得る。UTRAおよびE-UTRAは、Universal Mobile Telecommunications System(UMTS)の一部である。LTEおよびLTE-Aは、E-UTRAを使用するUMTSのリリースである。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、NR、およびGSM(登録商標)は、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)と称する団体からの文書に記載されている。CDMA2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)と称する団体からの文書に記載されている。本明細書で説明される技法は、上述のシステムおよび無線技術ならびに他のシステムおよび無線技術のために使用され得る。LTEまたはNRシステムの態様が例として説明されることがあり、説明の大部分においてLTEまたはNR用語が使用されることがあるが、本明細書で説明される技法はLTEまたはNR適用例以外に適用可能である。
本明細書で説明されるそのようなネットワークを含むLTE/LTE-Aネットワークでは、evolved node B (eNB)という用語は、一般に、基地局を表すために使用され得る。本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプのeNBが様々な地理的領域にカバレッジを提供する異種LTE/LTE-AまたはNRネットワークを含み得る。たとえば、各eNB、次世代NodeB(gNB)、または基地局は、マクロセル、スモールセル、または他のタイプのセルに通信カバレッジを提供し得る。「セル」という用語は、文脈に応じて、基地局、基地局と関連付けられるキャリアもしくはコンポーネントキャリア、またはキャリアもしくは基地局のカバレッジエリア(たとえば、セクタなど)を表すために使用され得る。
基地局は、基地トランシーバ局、無線基地局、アクセスポイント、無線トランシーバ、NodeB、eNodeB(eNB)、gNB、Home NodeB、Home eNodeB、または何らかの他の好適な用語を含むことがあり、またはそのように当業者によって呼ばれることがある。基地局のための地理的カバレッジエリアは、カバレッジエリアの一部分のみを構成するセクタに分割されてもよい。本明細書で説明される1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、異なるタイプの基地局(たとえば、マクロ基地局またはスモールセル基地局)を含み得る。本明細書で説明されるUEは、マクロeNB、スモールセルeNB、gNB、リレー基地局などを含む、様々なタイプの基地局およびネットワーク機器と通信することが可能であり得る。異なる技術のための地理的カバレッジエリアが重複することがある。
マクロセルは、一般に、比較的大きい地理的エリア(たとえば、半径数キロメートル)をカバーし、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にし得る。スモールセルは、マクロセルと比較して、同じまたは異なる(たとえば、免許、免許不要などの)周波数帯域内でマクロセルとして動作することがある低電力基地局である。スモールセルは、様々な例によれば、ピコセル、フェムトセル、およびマイクロセルを含み得る。ピコセルは、たとえば、小さい地理的エリアをカバーすることがあり、ネットワークプロバイダのサービスに加入しているUEによる無制限アクセスを可能にすることがある。フェムトセルも、小さい地理的エリア(たとえば、自宅)をカバーすることがあり、フェムトセルとの関連付けを有するUE(たとえば、限定加入者グループ(CSG)の中のUE、自宅の中のユーザのUEなど)による制限付きアクセスを提供することがある。マクロセルのためのeNBは、マクロeNBと呼ばれ得る。スモールセルのためのeNBは、スモールセルeNB、ピコeNB、フェムトeNB、またはホームeNBと呼ばれ得る。eNBは、1つまたは複数の(たとえば、2つ、3つ、4つなどの)セル(たとえば、コンポーネントキャリア)をサポートすることがある。
本明細書で説明された1つまたは複数のワイヤレス通信システムは、同期動作または非同期動作をサポートし得る。同期動作の場合、基地局は、類似のフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局からの送信は、時間的にほぼ整合されることがある。非同期動作の場合、基地局は、異なるフレームタイミングを有することがあり、異なる基地局からの送信は、時間的に整合されないことがある。本明細書で説明された技法は、同期動作または非同期動作のいずれかに使用されてもよい。
本明細書で説明されるダウンリンク送信は順方向リンク送信と呼ばれることもあり、アップリンク送信は逆方向リンク送信と呼ばれることもある。たとえば、図1および図2のワイヤレス通信システム100および200を含む、本明細書で説明される各通信リンクは、1つまたは複数のキャリアを含むことがあり、各キャリアは、複数のサブキャリア(たとえば、異なる周波数の波形信号)から構成される信号であることがある。
添付の図面に関して本明細書に記載された説明は、例示的な構成を説明しており、実装され得るまたは特許請求の範囲の範囲内に入るすべての例を表すとは限らない。本明細書で使用する「例示的」という用語は、「例、事例、または例示として役立つ」ことを意味し、「好ましい」または「他の例よりも有利な」を意味するものではない。詳細な説明は、説明された技法を理解することを目的とした具体的な詳細を含む。しかしながら、これらの技法は、これらの具体的な詳細を伴うことなく実践されて得る。いくつかの事例では、説明された例の概念を不明瞭にすることを回避するために、よく知られている構造およびデバイスがブロック図の形態で示されている。
添付の図面において、類似の構成要素または特徴は、同じ参照ラベルを有することがある。さらに、同じタイプの様々な構成要素は、類似の構成要素を区別するダッシュおよび第2のラベルを参照ラベルに続けることによって区別され得る。本明細書において第1の参照ラベルのみが使用される場合、説明は、第2の参照ラベルにかかわらず、同じ第1の参照ラベルを有する同様の構成要素のいずれか1つに適用可能である。
本明細書で説明される情報および信号は、多種多様な技術および技法のいずれかを使用して表され得る。たとえば、上記の説明全体にわたって言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場もしくは磁性粒子、光場もしくは光学粒子、またはそれらの任意の組合せによって表され得る。
本明細書の本開示に関して説明される様々な例示的なブロックおよびモジュールは、汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGAもしくは他のプログラマブル論理デバイス、個別ゲートもしくはトランジスタ論理、個別ハードウェア構成要素、または本明細書で説明された機能を実行するように設計されたそれらの任意の組合せを用いて実装または実行されることがある。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであり得るが、代替として、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組合せ(たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1つもしくは複数のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成)としても実装され得る。
本明細書で説明された機能は、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組合せとして実装され得る。プロセッサによって実行されるソフトウェアに実装される場合、機能は、1つまたは複数の命令または符号として、コンピュータ可読媒体上に記憶されるか、またはコンピュータ可読媒体を介して送信され得る。他の例および実装形態は、本開示および添付の特許請求の範囲の範囲内に入る。たとえば、ソフトウェアの性質に起因して、上で説明された機能は、プロセッサ、ハードウェア、ファームウェア、ハードワイヤリング、またはこれらのうちのいずれかの組合せによって実行されるソフトウェアを使用して実装され得る。機能を実装する特徴はまた、様々な物理的位置に機能の一部が実装されるように分散されることを含めて、様々な位置に物理的に配置されてもよい。また、特許請求の範囲内を含めて本明細書で使用する、項目のリスト(たとえば、「のうちの少なくとも1つ」または「のうちの1つまたは複数」などの句が後置される項目のリスト)において使用される「または」は、たとえば、A、B、またはCのうちの少なくとも1つのリストが、AまたはBまたはCまたはABまたはACまたはBCまたはABC(すなわち、AおよびBおよびC)を意味するような包括的リストを示す。また、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、条件の閉集合を指すものと解釈されるべきではない。たとえば、「条件Aに基づいて」と説明された例示的なブロックは、本開示の範囲から逸脱することなく、条件Aと条件Bの両方に基づくことがある。言い換えれば、本明細書で使用される「に基づいて」という句は、「に少なくとも一部基づいて」という句と同様に解釈されるべきである。
コンピュータ可読媒体は、非一時的コンピュータ記憶媒体と、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体の両方を含む。非一時的記憶媒体は、汎用コンピュータまたは専用コンピュータによってアクセスされ得る任意の利用可能な媒体であり得る。限定ではなく例として、非一時的コンピュータ可読媒体は、RAM、ROM、電気的消去可能プログラマブル読取り専用メモリ(EEPROM)、コンパクトディスク(CD)ROMもしくは他の光ディスクストレージ、磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイス、または、命令もしくはデータ構造の形態の所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用され、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータまたは汎用プロセッサもしくは専用プロセッサによってアクセスされ得る任意の他の非一時的媒体を備え得る。また、任意の接続が、適正にコンピュータ可読媒体と呼ばれる。たとえば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、無線、およびマイクロ波などのワイヤレス技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用するディスク(disk)およびディスク(disc)は、CD、レーザーディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピーディスク(disk)およびBlu-ray(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は通常、データを磁気的に再生し、ディスク(disc)は、レーザーを用いてデータを光学的に再生する。上記のもの組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれる。
本明細書の説明は、当業者が本開示を作成または使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な修正は、当業者に容易に明らかになり、本明細書で定義された一般原理は、本開示の範囲から逸脱することなく他の変形形態に適用され得る。したがって、本開示は、本明細書で説明される例および設計に限定されず、本明細書で開示された原理および新規の特徴と一致する最も広い範囲を与えられるべきである。