JP7091197B2 - 無線通信装置及び無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、無線通信装置及び無線通信システムに関する。
従来、複数のアンテナを配列したアンテナアレイによって電波を受信し、電波の到来角度推定を行う無線通信システムがある。無線通信システムは、各アンテナの位置の違いに応じて生じる、受信信号の位相差によって到来角度を推定する。
無線通信システムでは、各アンテナの位置の違いだけでなく、各アンテナに接続される内部の伝搬経路も、受信信号の位相を変化させる。製造誤差又は環境変化等によって位相に誤差が生じると、無線通信システムは、到来角度推定の精度を低下させることがある。
特開2006-325033号公報
実施形態は、より簡便に、アンテナの各々の配置位置のずれによる位相差、及び、アンテナの各々と接続される内部経路の違いによって生じる位相差を校正することができる、無線通信装置及び無線通信システムを提供することを目的とする。
実施形態の無線通信装置は、校正アンテナ及び複数のアンテナを用いて時分割送受信を行う無線通信装置において、前記複数のアンテナからの複数の受信信号を取り込むと共に前記複数のアンテナの1つのアンテナを選択して、選択したアンテナに送信信号を供給するアンテナスイッチと、基準信号を出力する基準発振器と、前記基準信号に基づいて、前記送信信号として用いられる第1発振信号を生成する第1発振器を有する送信部と、前記複数のアンテナのうちの1つから受信信号の入力を受信し、前記基準信号に基づいて生成した第2発振信号を用いて、前記受信信号からベースバンド信号を取得する受信部と、送信時に前記送信信号を前記アンテナスイッチに供給し、校正時に前記送信信号を校正信号として前記校正アンテナに供給するよう制御する制御回路と、前記複数のアンテナが前記校正アンテナから送信された前記校正信号を受信した場合に得られる前記ベースバンド信号に基づいて算出した受信位相と、前記複数のアンテナに対応付けられた理想位相とのずれ量に応じ、前記ベースバンド信号を補正する補正位相を算出する、補正位相算出回路と、前記理想位相と前記補正位相を格納する格納部と、未知の方向からの送信信号を前記複数のアンテナが受信した場合に得られる前記ベースバンド信号の位相を、前記補正位相に基づいて補正する移相器と、前記移相器の出力に基づいて前記送信信号の到来角を推定する到来角推定部と、を具備する。
実施形態に関わる、無線通信システムの構成の一例を示す回路図である。 実施形態に関わる、無線通信システムのアンテナの配置位相差の一例を説明するための説明図である。 実施形態に関わる、無線通信システムの経路位相差の一例を説明するための説明図である。 実施形態に関わる、無線通信システムのアンテナの各々によって校正信号を受信して取得した受信信号の波形を示す波形図である。 実施形態に関わる、無線通信システムの補正位相を説明するための説明図である。 実施形態の変形例に関わる、無線通信システムのアンテナの配置位相差の一例を説明するための説明図である。
以下、図面を参照して実施形態を説明する。
図1は、実施形態に関わる、無線通信システム1の構成の一例を示す回路図である。
無線通信システム1は、校正アンテナC、n+1個のアンテナA0~An、アンテナスイッチSw、無線通信装置2及び制御部60を有する。以下、アンテナA0~Anの全部又は一部を示すとき、アンテナAという。nは、1以上の整数である。
校正アンテナCは、無線通信装置2の外部端子T1と接続される。校正アンテナCは、外部端子T1から入力された校正信号Cxを送信する。
アンテナAの各々は、アンテナスイッチSwのポートPtの各々と接続される。アンテナAの各々は、所定距離dの間隔を空け、校正アンテナCから送信された校正信号Cxを所定到来角θによって受信する位置に配置される。所定到来角θは、校正信号Cxを平面波に近似することによって予め設定される。アンテナAの各々は、校正信号Cxを受信し、受信信号R0~RnをアンテナスイッチSwに出力する。以下、受信信号R0~Rnの全部又は一部を示すとき、受信信号Rという。
アンテナスイッチSwは、無線通信装置2の外部端子T2、T3と接続される。アンテナスイッチSwは、アンテナAの各々と接続する複数のポートPtを有する。アンテナスイッチSwは、外部端子T2から入力された制御信号に応じ、ポートPtのいずれか1つを外部端子T3と接続状態するように、順に切り替える。受信信号Rは時分割され、受信信号Rxとして外部端子T3に出力される。
無線通信装置2は、基準発振器10、送信部20、受信部30、モデム部40及び到来角推定部50を有する。
基準発振器10は、基準周波数を有する基準信号Frを生成し、送信部20及び受信部30に出力する。基準発振器10は、例えば水晶発振器によって構成される。
送信部20は、PLL回路(位相同期ループ回路)21、TXVCO回路(送信用電圧制御発振回路)22、バッファ23、校正スイッチ24、パワーアンプ25、及び、送受信切替えスイッチ26を有する。
PLL回路21は、基準信号Frが入力され、また、TXVCO回路22から帰還した第1発振信号が入力される。PLL回路21では、基準信号Fr及び第1発振信号をフェーズロックして生成した第1PLL信号をTXVCO回路22に出力する。
TXVCO回路22は、第1PLL信号に基づいて、第1発振信号を生成し、PLL回路21に帰還させる。また、TXVCO回路22は、第1発振信号とモデム部40からの送信データTdに基づき、所定第1周波数を有する送信信号Txを生成し、バッファ23に出力する。
バッファ23は、送信信号Txを増幅する。
校正スイッチ24は、外部端子T1と接続される。校正スイッチ24は、制御部60の制御の下、バッファ23と外部端子T1の間を接続状態又は遮断状態のいずれかに切替え可能である。外部端子T1に供給された送信信号Txは、校正信号Cxを構成する。
パワーアンプ25は、バッファ23から入力された送信信号Txを増幅し、送受信切替えスイッチ26に出力する。
送受信切替えスイッチ26は、外部端子T3と接続される。送受信切替えスイッチ26は、制御部60の制御の下、パワーアンプ25と外部端子T3の間を接続状態又は遮断状態のいずれかに切替え可能である。
校正スイッチ24を接続状態、かつ送受信切替えスイッチ26を遮断状態にすると、バッファ23から出力された送信信号Txは、外部端子T1に供給される。一方、校正スイッチ24を遮断状態、かつ送受信切替えスイッチ26を接続状態にすると、バッファ23から出力された送信信号Txは、外部端子T3に供給される。
受信部30は、PLL回路31、RXVCO回路(受信用電圧制御発振回路)32、低ノイズアンプ33、ミキサ34、アンプ35、バンドパスフィルタ36及びAD変換器37を有する。
PLL回路31は、基準信号Frが入力され、また、RXVCO回路32から帰還した第2発振信号が入力される。PLL回路31は、基準信号Frと第2発振信号をフェーズロックして生成した第2PLL信号をRXVCO回路32に出力する。
RXVCO回路32は、第2PLL信号に基づいて、第2発振信号を生成し、ミキサ34に出力する。第2発振信号は、所定第2周波数に設定され、互いに位相が90度異なる、I局発信号及びQ局発信号が含まれる。所定第2周波数は、受信信号Rxをダウンコンバートしてベースバンド信号を取得できる周波数に予め設定される。
低ノイズアンプ33は、外部端子T3及びミキサ34と接続される。低ノイズアンプ33は、利得を変更可能であり、受信信号Rxを予め定められた利得に従って増幅し、ミキサ34に出力する。
ミキサ34は、入力された受信信号Rxを第2発振信号によってダウンコンバートし、ベースバンド信号を生成する。より具体的には、ミキサ34は、受信信号RxにI局発信号を混合してI信号を生成し、また、受信信号RxにQ局発信号を混合してQ信号を生成する。ミキサ34は、I信号及びQ信号を含むベースバンド信号をアンプ35に出力する。
アンプ35は、ベースバンド信号を増幅し、バンドパスフィルタ36に出力する。バンドパスフィルタ36は、アンプ35から入力された帯域外の信号を減衰させ、AD変換器37に出力する。AD変換器37は、基準信号Frに応じ、バンドパスフィルタ36から入力されたベースバンド信号をデジタルに変換してモデム部40に出力する。
モデム部40は、外部端子T2を介し、ポートPtを切り替えるための制御信号をアンテナスイッチSwに出力する。モデム部40には、ポートPtの切替えに応じ、順次、アンテナAによって受信された信号の各々が低ノイズアンプ33乃至AD変換器37を介して入力される。モデム部40は、受信部30から入力され、時分割された信号を所定周期に応じて分割し、アンテナAに対応付けられたベースバンド信号を取得し、ベースバンド信号の位相を補正し、到来角推定部50に出力する。モデム部40は、格納部41、位相補正回路42及び移相器43を有する。
格納部41は、例えば、レジスタによって構成される。格納部41は、位相補正回路42の制御の下、アンテナAの各々と対応付けられた、理想位相θi0~θin及び補正位相θs0~θsnを格納可能である。以下、理想位相θi0~θinの全部又は一部を示すとき、理想位相θiといい、補正位相θs0~θsnの全部又は一部を示すとき、補正位相θsという。
理想位相θiは、アンテナAの各々の理想となる位相である。理想位相θiは、到来角推定部50によって到来角を適正に推定可能に、予め定められる。補正位相θsは、受信位相θrを補正する位相である。
位相補正回路42は、ベースバンド信号から受信位相θr0~θrnを算出し、理想位相θiとの差である補正位相θs0~θsnを算出する。以下、受信位相θr0~θrnの全部又は一部を示すとき、受信位相θrという。また、位相補正回路42は、移相器43に、補正位相θsを出力する。
移相器43は、補正位相θsに応じてベースバンド信号を補正し、到来角推定部50に出力する。
到来角推定部50は、補正されたベースバンド信号に基づいて、例えば、ビームフォーマ法又はMUSIC法等の到来角推定技術を用い、到来角推定を行う。
制御部60は、無線通信装置2内の各部の動作を制御する。制御部60は、ユーザの指示に応じ、校正スイッチ24及び送受信切替えスイッチ26の切替えを行い、校正モード、到来角推定モード、送信モードの切替えを行う。
校正モードでは、制御部60は、校正スイッチ24を接続状態、且つ送受信切替えスイッチ26を遮断状態にする。校正モードでは、校正アンテナCから送信された校正信号CxをアンテナAが受信する。
また、到来角推定モードでは、制御部60は、校正スイッチ24を遮断状態にする。到来角推定モードでは、外部機器によって送信された外部信号をアンテナAが受信し、到来角推定を行う。
また、送信モードでは、制御部60は、校正スイッチ24を遮断状態、且つ送受信切替えスイッチ26を接続状態にする。送信モードでは、アンテナAから外部に送信信号Txを送信する。より具体的には、送信モードでは、移相器44が、位相補正回路42から出力された補正位相θsに応じて送信データTdの位相を補正し、送信信号Txを生成する。パワーアンプ25が、送信信号Txを増幅する。制御信号に応じてポートPtが切り替えられ、アンテナAから送信信号Txを送信する。
すなわち、無線通信装置2は、送信部20、受信部30及びモデム部40を有する。送信部20は、校正アンテナCから送信する校正信号Cxを出力する。受信部30は、校正信号Cxを受信したアンテナAから受信信号Rxが入力され、受信信号Rxからベースバンド信号を取得する。モデム部40は、ベースバンド信号に基づいて算出した受信位相θrと、理想位相θiとのずれ量に応じ、ベースバンド信号を補正する補正位相θsを算出する。
また、受信部30は、受信信号Rxから時分割されたベースバンド信号を取得する。位相補正回路42は、所定周期に応じて分割したベースバンド信号から受信位相θrを算出し、理想位相θiとのずれ量に応じ、補正位相θsを算出する。
また、PLL回路21及びTXVCO回路22は、第1発振器を構成する。PLL回路31及びRXVCO回路32は、第2発振器を構成する。基準発振器10は、第1発振器及び第2発振器に基準信号Frを出力する。第1発振器は、基準信号Frに基づいて、校正信号Cxとして用いられる第1発振信号を生成する。第2発振器は、基準信号Frに基づいて、受信信号Rxからベースバンド信号を取得するための第2発振信号を生成する。
(受信信号Rの位相差について)
続いて、受信信号Rの位相差について、説明をする。図2は、アンテナAの配置位相差の一例を説明するための説明図である。図2は、校正アンテナCからの校正信号CxがアンテナAに到来した例を示す。
アンテナA0、A1は、互いに所定距離d離れており、また、校正信号Cxが所定到来角θによって到来する。なお、図2では、説明のため、アンテナAが1列に配置されているが、アンテナAの配置は、1列に限定されず、どのような配置であってもよい。
配置位相差は、アンテナAの位置の違いによって受信信号Rに生じる位相差である。配置位相差は、校正アンテナCからアンテナAまでの校正信号Cxの伝搬距離の違いに応じて生じる。
例えば、アンテナA1は、校正信号Cxの伝搬距離がアンテナA0よりもdsinθ長く、受信信号R0、R1に配置位相差が生じる。アンテナA0、A1間の配置位相差は、次の数式(1)のとおりである。数式(1)において、αがアンテナA0、A1間の配置位相差を示し、λが波長を示す。
α10=-(2π/λ)×dsinθ・・・(1)
図3は、経路位相差の一例を説明するための説明図である。アンテナA0が配線長d0の配線によってアンテナスイッチSwと接続され、アンテナA1が配線長d1の配線によってアンテナスイッチSwと接続される。配線長d0、d1によって生じる配線長位相差は、次の数式(2)のとおりである。
β10=-(2π/λ)×(d1-d0)・・・(2)
また、アンテナスイッチSwは、IC内部のレイアウトによってスイッチ位相差を生じさせる。スイッチ位相差は、通常、仕様によって定まっていない。配線長位相差とスイッチ位相差は、受信信号Rの伝搬経路長の違いによって生じる経路位相差を構成する。
配置位相差、配線長位相差及びスイッチ位相差を纏めると、アンテナA0、A1間の受信信号Rの位相差合計は、次の数式(3)のとおりである。数式(3)において、τ10は、アンテナA0、A1間のスイッチ位相差を示す。
Ψ10=α10+β10+τ10・・・(3)
理想位相θiは、所定到来角θ及び所定距離dに応じた配置位相差の算出によって決定される。例えば、アンテナA0の理想位相θi0を0度としたとき、アンテナA1の理想位相θi1は、θi1=-(2π/λ)×dsinθ、によって算出される。さらに、アンテナA1、A2間も所定距離d離れているとき、アンテナA0を基準としたアンテナA2の理想位相θi2は、θi2=-(2π/λ)×2dsinθ、によって算出される。
(動作)
続いて、無線通信システム1の動作について、説明をする。図4は、校正モード時にアンテナAでの受信信号Rの波形を示す波形図である。図5は、補正位相θsを説明するための説明図である。図4では、n=3の例を説明する。
ユーザが制御部60に校正処理の開始指示を入力すると、制御部60は、制御信号を出力し、校正スイッチ24を接続状態にし、送受信切替えスイッチ26を遮断状態にする。
基準発振器10は、基準信号FrをPLL回路21に出力する。PLL回路21及びTXVCO回路22は、基準信号Frをフェーズロックし、例えば第1所定周波数である2441MHzの正弦波をバッファ23に出力する。バッファ23は、外部端子T1に、第1発振信号を増幅して得られた正弦波の校正信号Cxを供給する。校正アンテナCは、外部端子T1から入力された校正信号Cxを送信する。
アンテナAは、校正信号Cxを受信する。アンテナA0が受信信号R0を取得し、アンテナA1が受信信号R1を取得し、アンテナA2が受信信号R2を取得し、アンテナA3が受信信号R3を取得する。
アンテナAは、受信信号RをアンテナスイッチSwに出力する。アンテナスイッチSwは、モデム部40から入力された制御信号に応じてポートPtを切替える。接続するポートPtは、所定周期に応じて切り替えられ、時分割された受信信号Rxを外部端子T3に入力する。例えば、アンテナスイッチSwは、外部端子T3に、期間P0においてアンテナA0から入力された受信信号R0を出力し、期間P1においてアンテナA1から入力された受信信号R1を出力し、期間P2においてアンテナA2から入力された受信信号R2を出力し、期間P3においてアンテナA3から入力された受信信号R3を出力する。
基準発振器10は、PLL回路31にも基準信号Frを出力する。PLL回路31及びRXVCO回路32は、I局発信号及びQ局発信号を有する第2発振信号をミキサ34に出力する。
低ノイズアンプ33は、受信信号Rxを増幅し、ミキサ34に出力する。ミキサ34は、I局発信号及びQ局発信号の各々を受信信号Rxと混合し、I信号及びQ信号を含む1MHzのベースバンド信号を取得し、アンプ35に出力する。アンプ35は、ベースバンド信号を増幅する。バンドパスフィルタ36は、ベースバンド信号をフィルタリングする。AD変換器37は、ベースバンド信号を基準信号Frに応じてデジタル化し、位相補正回路42に出力する。
位相補正回路42は、所定周期に応じて分割された受信信号Rのベースバンド信号を取得する。位相補正回路42は、ベースバンド信号の時分割毎の受信位相θrの算出を行う。例えば、位相補正回路42は、次の数式(4)に示す演算によって受信位相θrを算出してもよい。数式(4)において、QがQ信号値、IがI信号値を示す。
θr=arctan(Q/I)・・・(4)
また、位相補正回路42は、理想位相θiを読み込み、例えば、次の数式(5)に示す演算によって補正位相θsを算出する。
θs=θi-θr・・・(5)
位相補正回路42は、算出した補正位相θsをアンテナAの各々に対応付けて格納部41に格納する。
続いて、到来角推定モードの動作について、説明をする。ユーザが制御部60に受信処理の開始指示を入力すると、制御部60は、制御信号を出力し、校正スイッチ24及び送受信切替えスイッチ26を遮断状態にし、無線通信装置2を到来角推定モードにする。
アンテナAは、アンテナスイッチSwに受信信号Rを出力する。アンテナスイッチSwは、制御信号に応じ、接続するアンテナAを所定周期に応じて切り替え、外部端子T3を介して時分割された受信信号Rxを低ノイズアンプ33に出力する。低ノイズアンプ33は、受信信号Rxを増幅し、ミキサ34に出力する。
ミキサ34は、受信信号Rxと第2発振信号を混合し、ベースバンド信号を取得し、アンプ35に出力する。ベースバンド信号は、アンプ35によって増幅され、バンドパスフィルタ36によってフィルタリングされ、AD変換器37によってデジタル化され、移相器43に出力される。
位相補正回路42は、格納部41から補正位相θsを読み込み、移相器43に出力する。移相器43は、補正位相θsによってベースバンド信号の位相を補正し、到来角推定部50に出力する。到来角推定部50は、位相が補正されたベースバンド信号に基づいて、受信信号Rの到来角度を推定する。
例えば、図5では、アンテナA0の受信位相θr0が0度となるように正規化される。より具体的には、図5のIQ平面上において、受信位相θr0は、0度の位相角に示される。また、受信位相θr1、θr2、θrnの各々は、受信位相θr0との位相差に応じた位相角に示される。位相補正回路42は、補正位相θsを移相器43に出力する。移相器43は、受信位相θr1、θr2、θrnを補正位相θs1、θs2、θsnに応じて移相して補正後位相θt1、θt2、θtnにし、到来角推定部50に出力する。
これにより、無線通信装置2は、受信信号Rxの受信位相θrを補正することができ、より高い精度によって到来角の推定を行うことが可能である。
また、無線通信装置2は、校正信号Cxの生成と同じ基準信号Frを用いて受信信号Rxをダウンコンバートするため、ダウンコンバートにおける周波数のずれを抑えることができる。
また、無線通信装置2は、所定距離d及び所定到来角θに基づいて理想位相θiを算出し、理想位相θiと受信位相θrのずれ量に応じた補正位相θsを算出する。無線通信装置2は、補正位相θsを用いることで、アンテナAの配置ずれだけでなく、経路位相差による位相ずれも、補正することができる。
実施形態によれば、無線通信システム1及び無線通信装置2は、より簡便に、アンテナAの各々の配置位置のずれによる位相差、及び、アンテナAの各々と接続される内部経路の違いによって生じる位相差を校正することができる。
(実施形態の変形例)
実施形態では、校正信号Cxが平面波に近似されるが、球面波であってもよい。
図6は、実施形態の変形例に関わるアンテナAの配置位相差の一例を説明するための説明図である。変形例では、実施形態と同じ構成については、説明を省略する。
アンテナAは、校正アンテナCを基準とした座標が予め定められる。図6の例では、アンテナA0が座標(X0,Y0)、アンテナA1が座標(X1,Y1)、アンテナA2が座標(X2,Y2)、アンテナAnが座標(Xn,Yn)に予め定められる。
アンテナA0、A1間の配置位相差は、次の数式(6)のとおりである。
α10=-(2π/λ)×(sqrt(X1^2+Y1^2)-sqrt(X0^2+Y0^2))・・・(6)
したがって、変形例におけるアンテナA1の理想位相θi1は、θi1=α10となる。
実施形態の変形例によれば、無線通信システム1及び無線通信装置2は、校正信号Cxが球面波であっても、アンテナAの座標を予め定めることによって、より簡便に、アンテナAの配置位置のずれによる位相差、及び、アンテナAと接続される内部経路の違いによって生じる位相差を校正することができる。
なお、実施形態及び変形例におけるモデム部40、到来角推定部50及び制御部60の機能の全部又は一部は、回路によって実現されてもよいし、プロセッサがメモリに記憶されたプログラムを実行することによって実現されてもよい。
なお、実施形態及び変形例では、格納部41がレジスタの例を説明したが、これに限定されず、モデム部40の内部又は外部に設けられたフラッシュROM等のメモリであってもよい。
なお、実施形態及び変形例では、所定第2周波数が所定第1周波数よりも低い周波数に設定されるが、同じ周波数に設定してもよい。この場合、送信部20において、校正用の送信データTdを所定第1周波数の第1発振信号によってアップコンバートして校正信号Cxを生成し、受信部30において、所定第2周波数の第2発振信号によってダウンコンバートしてベースバンド信号を取得する。
本発明の実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として示したものであり、本発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規の実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
θ・・・所定到来角、θi・・・理想位相、θr・・・受信位相、θs・・・補正位相、θt1~θtn・・・補正後位相、1・・・無線通信システム、2・・・無線通信装置、10・・・基準発振器、20・・・送信部、21・・・PLL回路、22・・・TXVCO回路、23・・・アンプ、24・・・校正スイッチ、25・・・パワーアンプ、26・・・送受信切替えスイッチ、30・・・受信部、31・・・PLL回路、32・・・RXVCO回路、33・・・低ノイズアンプ、34・・・ミキサ、35・・・アンプ、36・・・バンドパスフィルタ、37・・・AD変換器、40・・・モデム部、41・・・格納部、42・・・位相補正回路、43、44・・・移相器、50・・・到来角推定部、60・・・制御部、A・・・アンテナ、C・・・校正アンテナ、Cx・・・校正信号、Fr・・・基準信号、P0~P3・・・期間、Pt・・・ポート、R、Rx・・・受信信号、Sw・・・アンテナスイッチ、Td・・・送信データ、T1~T3・・・外部端子、Tx・・・送信信号、d・・・所定距離、d0、d1・・・配線長

Claims (9)

  1. 校正アンテナ及び複数のアンテナを用いて時分割送受信を行う無線通信装置において、
    前記複数のアンテナからの複数の受信信号を取り込むと共に前記複数のアンテナの1つのアンテナを選択して、選択したアンテナに送信信号を供給するアンテナスイッチと、
    基準信号を出力する基準発振器と、
    前記基準信号に基づいて、前記送信信号として用いられる第1発振信号を生成する第1発振器を有する送信部と、
    前記複数のアンテナのうちの1つから受信信号の入力を受信し、前記基準信号に基づいて生成した第2発振信号を用いて、前記受信信号からベースバンド信号を取得する受信部と、
    送信時に前記送信信号を前記アンテナスイッチに供給し、校正時に前記送信信号を校正信号として前記校正アンテナに供給するよう制御する制御回路と、
    前記複数のアンテナが前記校正アンテナから送信された前記校正信号を受信した場合に得られる前記ベースバンド信号に基づいて算出した受信位相と、前記複数のアンテナに対応付けられた理想位相とのずれ量に応じ、前記ベースバンド信号を補正する補正位相を算出する、補正位相算出回路と、
    前記理想位相と前記補正位相を格納する格納部と、
    未知の方向からの送信信号を前記複数のアンテナが受信した場合に得られる前記ベースバンド信号の位相を、前記補正位相に基づいて補正する移相器と、
    前記移相器の出力に基づいて前記送信信号の到来角を推定する到来角推定部と、
    を具備する無線通信装置。
  2. 前記アンテナスイッチは、複数のポートを有し、
    前記複数のアンテナのそれぞれは、前記複数のポートのそれぞれに接続され、
    ポート間の切り換えは、制御信号に応じて行われる
    請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記送信部と前記校正アンテナの間に設けられた第1のスイッチと、
    前記送信部と前記アンテナスイッチの間に設けられた第2のスイッチと、を有し、
    前記制御回路は、
    校正モード及び送信モードにおいて、選択的に動作可能であり、
    前記校正モードにおいては、前記第1のスイッチを接続状態に設定して、前記送信部を前記校正アンテナに接続し、前記第2のスイッチを遮断状態に設定して、前記送信部の接続を前記アンテナスイッチから切断し、校正時に前記校正アンテナに前記校正信号が供給されるように制御し、
    前記送信モードにおいては、第1のスイッチを遮断状態に設定して、前記送信部の接続を校正アンテナから切断し、前記第2のスイッチを接続状態に設定して、前記送信部を前記アンテナスイッチに接続し、送信時に前記アンテナスイッチに送信信号が供給されるように制御する
    請求項1に記載の無線通信装置。
  4. 前記補正位相算出回路は、前記受信信号に取り込まれた位相差合計を補正して前記補正位相を求め、前記位相差合計には、前記複数のアンテナの配置に起因する位相差、前記複数のアンテナの各配線長による位相差、及び前記アンテナスイッチにおいて行われるスイッチによる位相差を含む
    請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 前記補正位相算出回路は、前記複数のアンテナのそれぞれについて補正位相を算出する
    請求項4に記載の無線通信装置。
  6. 前記受信位相と前記理想位相とのずれ量は、アンテナの配置、アンテナのそれぞれの配線長、及び前記アンテナスイッチにおいて行われるスイッチのうちの少なくとも1つによる位相差を含む
    請求項1に記載の無線通信装置。
  7. 前記理想位相は、前記校正アンテナからの校正信号がアンテナに到来する所定到来角と、そのアンテナと前記複数のアンテナのうちの隣接するアンテナが離間する所定距離と、に基づき、前記複数のアンテナのそれぞれについて算出される
    請求項6に記載の無線通信装置。
  8. 前記補正位相は、ポートの切り換えによる位相差を補正するものである
    請求項2に記載の無線通信装置。
  9. 請求項1に記載の無線通信装置と、
    前記校正アンテナと、
    前記複数のアンテナと、
    を具備する無線通信装置システム。
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