JP2018074456A - アンテナ装置および人工衛星 - Google Patents

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恭介 望月
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昂大 三浦
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Hideo Sumiyoshi
秀夫 住吉
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Abstract

【課題】各アンテナのビーム範囲を絞らなくても、位相特性が異なる複数の受信信号が合成されないようにする。【解決手段】人工衛星に搭載されるアンテナ装置200は、複数のアンテナ201と複数の受信経路203と計算機210とスイッチ220とを備える。複数のアンテナ201は異なる箇所に設けられている。複数の受信経路203は複数のアンテナ201に対応している。計算機210は、信号を受信する受信時刻に基づいて複数のアンテナ201から受信アンテナを選択する。スイッチ220は、受信アンテナに対応する受信経路203を受信時刻に受信回路230に接続する。【選択図】図4

Description

本発明は、人工衛星に搭載されるアンテナ装置に関するものである。
従来の人工衛星において、相手の人工衛星との位相特性に基づいて相手の人工衛星との距離を計測する場合、相手の人工衛星から到来する信号を複数のアンテナで受信してしまうと、位相特性が異なる複数の受信信号が合成されるため、正確な位相特性が得られなかった。位相特性とは、信号が送信されてから到来するまでの時間、すなわち、遅延時間を意味する。
各アンテナのビーム範囲を絞れば複数のアンテナで同一の信号を受信しないようにすることが可能であるが、複数のアンテナは信号の送信にも使用されるため、各アンテナのビーム範囲を絞ってしまうと送信特性に影響を及ぼしてしまう。
特許文献1には、複数の人工衛星に関連付けられた複数の受信機を備える衛星位置決定システムが開示されている。
特許文献2には、クロスリンクを利用して人工衛星の姿勢を決定するための方法および装置が開示されている。
特許文献3には、低軌道衛星を利用した測位システムが開示されている。
米国特許第6778886号公報 米国特許第7877173号公報 米国特許第8296051号公報
本発明は、各アンテナのビーム範囲を絞らなくても、位相特性が異なる複数の受信信号が合成されないようにすることを目的とする。
本発明のアンテナ装置は人工衛星に搭載される。
前記アンテナ装置は、
異なる方向に向けて異なる箇所に設けられる複数のアンテナと、
前記複数のアンテナに対応する複数の受信経路と
信号を受信する受信時刻に基づいて前記複数のアンテナから受信アンテナを選択する計算機と、
前記受信アンテナに対応する受信経路を前記受信時刻に受信回路に接続するスイッチとを備える。
本発明によれば、受信時刻に基づいて受信アンテナが選択されるため、各アンテナのビーム範囲を絞る必要がない。さらに、位相特性が異なる複数の受信信号が合成されることがない。
実施の形態1における衛星システム100の構成図。 実施の形態1における準天頂衛星の軌跡を示す図。 実施の形態1における人工衛星110の構成図。 実施の形態1におけるアンテナ装置200の構成図。 実施の形態1における送信信号の経路を示す図。 実施の形態1における受信信号の経路を示す図。 実施の形態1における受信経路切り替え方法のフローチャート。 実施の形態1における第1の衛星位置データ213を示す図。 実施の形態1における第2の衛星位置データ214を示す図。 実施の形態1における受信アンテナを示す図。 実施の形態2における受信経路切り替え方法のフローチャート。 実施の形態2における受信アンテナデータ215を示す図。
実施の形態および図面において、同じ要素または互いに相当する要素には同じ符号を付している。同じ符号が付された要素の説明は適宜に省略または簡略化する。
実施の形態1.
人工衛星に搭載されるアンテナ装置について、図1から図10に基づいて説明する。
***構成の説明***
図1に基づいて、衛星システム100の構成を説明する。
衛星システム100は、複数の人工衛星(110A〜110D)を備えるシステムである。人工衛星(110A〜110D)を区別しない場合、それぞれを人工衛星110という。
人工衛星110A、人工衛星110Bおよび人工衛星110Cは、それぞれ軌道Z、軌道Zおよび軌道Zを周回する準天頂衛星である。準天頂衛星は、図2に示すように、日本とオーストラリアとを含んだ地域の上空を8の字に飛行する。準天頂衛星の軌道(Z、Z、Z)を準天頂軌道という。
人工衛星110Dは、赤道上空を通る軌道Eを周回する静止衛星である。静止衛星の軌道(E)を静止軌道という。
準天頂軌道(Z、Z、Z)は、静止軌道(E)に対して45度の角度を成している。
衛星システム100において、人工衛星110は、地球101に設けられた地上局と通信を行う。さらに、人工衛星110は、他の人工衛星110と通信を行う。
図3に基づいて、人工衛星110のアンテナ構成を説明する。
人工衛星110は、地上局との通信で使用されるアンテナ209を備える。
人工衛星110は、さらに、他の人工衛星110との通信で使用される複数のアンテナ(201A〜201D)を備える。
複数のアンテナ(201A〜201D)は、異なる方向に向けて異なる箇所に設けられている。つまり、複数のアンテナは、互いに異なる方向へ信号を送信し、互いに異なる方向から信号を受信する。
アンテナ(201A〜201D)を区別しない場合、それぞれをアンテナ201という。
図4に基づいて、人工衛星110に搭載されるアンテナ装置200の構成を説明する。
アンテナ装置200は、複数のアンテナ(201A〜201D)を備える。
アンテナ装置200は、さらに、複数のアンテナに対応する複数のサーキュレータ(202A〜202D)と複数の受信経路(203A〜203D)と複数の送信経路(204A〜204D)とを備える。
サーキュレータ202A、受信経路203Aおよび送信経路204Aは、アンテナ201Aに対応している。つまり、アンテナ201Aは、サーキュレータ202Aを介して、受信経路203Aと送信経路204Aとに接続されている。
サーキュレータ202B、受信経路203Bおよび送信経路204Bは、アンテナ201Bに対応している。つまり、アンテナ201Bは、サーキュレータ202Bを介して、受信経路203Bと送信経路204Bとに接続されている。
サーキュレータ202C、受信経路203Cおよび送信経路204Cは、アンテナ201Cに対応している。つまり、アンテナ201Cは、サーキュレータ202Cを介して、受信経路203Cと送信経路204Cとに接続されている。
サーキュレータ202D、受信経路203Dおよび送信経路204Dは、アンテナ201Dに対応している。つまり、アンテナ201Dは、サーキュレータ202Dを介して、受信経路203Dと送信経路204Dとに接続されている。
サーキュレータ(202A〜202D)を区別しない場合、それぞれをサーキュレータ202という。
受信経路(203A〜203D)を区別しない場合、それぞれを受信経路203という。
送信経路(204A〜204D)を区別しない場合、それぞれを送信経路204という。
アンテナ装置200は、さらに、計算機210とスイッチ220と受信回路230とを備える。
計算機210は、プロセッサ211とメモリ212とを備えるコンピュータである。例えば、プロセッサ211はCPU(Central Processing Unit)であり、メモリ212はEPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)である。
スイッチ220は、受信回路230に接続する受信経路203を切り替える回路である。つまり、スイッチ220は、いずれかの受信経路203を受信回路230に接続する回路である。具体的には、スイッチ220は高周波スイッチである。
受信回路230は受信信号を復号する回路である。受信信号はアンテナ201によって受信される信号である。
計算機210、スイッチ220および受信回路230は、信号線を介して互いに接続されている。
***動作の説明***
アンテナ装置200の動作は通信方法に相当する。また、通信方法の手順は衛星通信プログラムの手順に相当する。通信方法は送信方法と受信方法とを含む。送信方法は信号を送信する方法であり、受信方法は信号を受信する方法である。
図5に基づいて、送信方法を説明する。
図5において、太線は送信信号が流れる信号線を示している。送信信号はアンテナ201から送信される信号である。
送信信号は全ての送信経路204を流れる。そして、それぞれのサーキュレータ202は、対応する送信経路204から入力される送信信号を、対応するアンテナ201へ出力する。その結果、送信信号は全てのアンテナ201から送信される。
図6に基づいて、受信信号がアンテナ201Aに到来する場合の受信方法を説明する。図6において、太線は受信信号が流れる信号線を示している。
受信信号がアンテナ201Aに到来する場合、スイッチ220は、受信経路203Aを受信回路230に接続する。そして、サーキュレータ202Aは、アンテナ201Aから入力される受信信号を受信経路203Aに出力する。その結果、受信信号は受信回路230に入力される。
受信信号がアンテナ201B、アンテナ201Cまたはアンテナ201Cに到来する場合も同様である。
つまり、受信信号がアンテナ201Bに到来する場合、スイッチ220は受信経路203Bを受信回路230に接続し、サーキュレータ202Bはアンテナ201Bから入力される受信信号を受信経路203Bに出力し、受信信号は受信回路230に入力される。
また、受信信号がアンテナ201Cに到来する場合、スイッチ220は受信経路203Cを受信回路230に接続し、サーキュレータ202Cはアンテナ201Cから入力される受信信号を受信経路203Cに出力し、受信信号は受信回路230に入力される。
また、受信信号がアンテナ201Dに到来する場合、スイッチ220は受信経路203Dを受信回路230に接続し、サーキュレータ202Dはアンテナ201Dから入力される受信信号を受信経路203Dに出力し、受信信号は受信回路230に入力される。
受信回路230は、入力された受信信号を復号する。具体的には、受信回路230は、受信信号に対してダウンコンバートおよびアナログデジタル変換を行う。これにより、受信信号に含まれる情報が得られる。
受信信号から得られた受信情報は、計算機210によって処理される。
例えば、受信情報の内容および計算機210の処理は以下の通りである。
受信情報は送信時刻、送信元位置および送信元姿勢である。送信時刻とは、受信信号が送信された時刻である。送信元位置とは送信元衛星の位置であり、送信元姿勢とは送信元衛星の姿勢である。送信元衛星とは、受信信号を送信した人工衛星110である。つまり、図6における送信元衛星は、他の人工衛星110である。
計算機210は衛星間測距を行う。衛星間測距とは、衛星間距離を算出する処理である。衛星間距離とは、送信元衛星と受信衛星との距離である。受信衛星とは、受信信号を受信した人工衛星110である。つまり、図6における受信衛星は、自己の人工衛星110である。
具体的には、計算機210は、送信時刻から受信時刻までの遅延時間を算出し、算出された遅延時間に電波の速度を乗じて衛星間距離を算出する。受信時刻とは、受信信号が受信される時刻である。
さらに、計算機210は、他の人工衛星毎の衛星間距離を用いて、自己の人工衛星110の位置を算出する。
以下に、受信経路切り替え方法を説明する。
受信経路切り替え方法とは、受信経路203を切り替える方法である。
受信経路切り替え方法において、計算機210は、信号を受信する受信時刻に基づいて複数のアンテナ201から受信アンテナを選択する。そして、スイッチ220は、受信アンテナに対応する受信経路203を受信時刻に受信回路230に接続する。
受信アンテナとは、送信元衛星から送信される信号を受信することが可能なアンテナ201である。つまり、受信アンテナは、信号が到来する方向をビーム範囲に含む。ビーム範囲とは、信号の送受信が可能な角度の範囲である。
図7に基づいて、受信経路切り替え方法の手順を説明する。
例えば、図7の手順は定期的に実行される。
自己の人工衛星110を自己衛星という。
ステップS110において、計算機210は、受信時刻および送信元衛星を決定する。
例えば、計算機210は、前回の受信時刻から所定時間後の時刻を今回の受信時刻として算出する。
例えば、他の人工衛星110の順番が予め決められており、計算機210は、前回の送信元衛星の次の人工衛星110を今回の送信元衛星として選択する。
ステップS120において、計算機210は、受信時刻における自己衛星の位置と姿勢とを第1の衛星位置データ213から取得する。
第1の衛星位置データ213は、自己衛星の時刻毎の位置と姿勢とを示すデータであり、メモリ212に予め記憶されている。
例えば、第1の衛星位置データ213は、図8に示すように時刻と位置と姿勢とが互いに対応付けられたデータである。計算機210は、第1の衛星位置データ213から、受信時刻に対応付けられた位置と姿勢とを取得する。
ステップS130において、計算機210は、他の人工衛星110毎の第2の衛星位置データ214から、送信元衛星の第2の衛星位置データ214を選択する。
そして、計算機210は、受信時刻における送信元衛星の位置と姿勢とを送信元衛星の第2の衛星位置データ214から取得する。
第2の衛星位置データ214は、他の人工衛星110の時刻毎の位置と姿勢とを示すデータであり、メモリ212に予め記憶されている。
例えば、第2の衛星位置データ214は、図9に示すように時刻と位置と姿勢とが互いに対応付けられたデータである。計算機210は、送信元衛星の第2の衛星位置データ214から、受信時刻に対応付けられた位置と姿勢とを取得する。
ステップS140において、計算機210は、ステップS120で取得された自己衛星の位置と姿勢と、ステップS130で取得された送信元衛星の位置と姿勢とに基づいて、受信アンテナを選択する。
例えば、計算機210は、自己衛星の位置と送信元衛星の位置とを用いて送信元衛星から信号が到来する到来方向を算出する。そして、計算機210は、自己衛星の姿勢を用いて、到来方向をビーム範囲に含むアンテナ201を受信アンテナとして選択する。受信アンテナを選択する際、計算機210はアンテナ情報データを参照する。アンテナ情報データは、自己衛星に設けられたアンテナ201毎にアンテナ201が設けられている箇所とアンテナ201のビーム範囲とを示すデータであり、メモリ212に予め記憶されている。
自己衛星の位置と姿勢と送信元衛星の位置と姿勢とが図10に示すような関係である場合、計算機210は、自己衛星のアンテナ201Bを受信アンテナとして選択する。
ステップS150において、スイッチ220は、受信アンテナに対応する受信経路203を受信回路230に接続する。
***実施の形態1の効果***
実施の形態1によれば、受信時刻に基づいて受信アンテナが選択されるため、複数のアンテナ201で信号を受信しないように各アンテナ201のビーム範囲を絞る必要がない。したがって、複数のアンテナ201の送信特性に影響が及ばない。
さらに、位相特性が異なる複数の受信信号が合成されることがない。すなわち、受信アンテナと他のアンテナ201との位相特性が合成されない。そのため、それぞれの受信経路203の位相特性を把握していれば、自己衛星と送信元衛星との距離の計測精度が向上する。
また、受信信号は送信経路204のような合成分配回路を経由しないため、受信信号は不要な分配によって減衰することがない。したがって、受信信号を増幅するための増幅器が不要となる。
***他の構成***
第1の衛星位置データ213および第2の衛星位置データ214は更新されてもよい。
具体的には、地上局から人工衛星110に更新データが送信される。更新データは、新たな第1の衛星位置データ213の内容を示すデータと、新たな第2の衛星位置データ214の内容を示すデータとを含む。例えば、更新データは、新たな第1の衛星位置データ213と新たな第2の衛星位置データ214である。人工衛星110の計算機210は、メモリ212に記憶されている第1の衛星位置データ213と第2の衛星位置データ214とを更新データに基づいて更新する。
第1の衛星位置データ213および第2の衛星位置データ214は、テーブル形式のデータでなくてもよい。例えば、第1の衛星位置データ213および第2の衛星位置データ214は、時刻に対応する位置および姿勢を算出するための計算式であってもよい。計算機210は、計算式を計算することによって、時刻に対応する位置および姿勢を算出する。
実施の形態2.
実施の形態1とは異なる手順で受信経路203を切り替える形態について、主に実施の形態1と異なる点を、図11および図12に基づいて説明する。
***構成の説明***
衛星システム100、人工衛星110およびアンテナ装置200の構成は、実施の形態1と同じである。
***動作の説明***
アンテナ装置200の動作は、受信経路203を切り替える手順を除いて、実施の形態1と同じである。
図11に基づいて、受信経路切り替え方法の手順を説明する。
例えば、図11の手順は定期的に実行される。
ステップS120において、計算機210は受信時刻を決定する。
例えば、計算機210は、前回の受信時刻から所定時間後の時刻を今回の受信時刻として算出する。
ステップS220において、計算機210は、受信アンテナデータ215を用いて、受信時刻に対応する受信アンテナを選択する。
受信アンテナデータ215は、複数のアンテナ201のうちのいずれかのアンテナ201を時刻毎に示すデータであり、メモリ212に予め記憶されている。
例えば、受信アンテナデータ215は、図12に示すように時刻とアンテナ識別子とが互いに対応付けられたデータである。計算機210は、受信アンテナデータ215から、受信時刻に対応付けられたアンテナ識別子を取得する。取得されたアンテナ識別子で識別されるアンテナ201が受信アンテナとなる。
ステップS230において、スイッチ220は、受信アンテナに対応する受信経路203を受信回路230に接続する。
***実施の形態2の効果***
受信アンテナデータ215を用いることにより、実施の形態1と比べて、受信経路203を切り替える手順を少なくすることができる。つまり、計算機210の負荷を軽減することができる。
なお、受信アンテナデータ215は、実施の形態1における図7のステップS120からステップS140までの処理を時刻毎に予め実行することによって、生成することができる。受信アンテナデータ215は、地上局で生成されてもよいし、人工衛星110の計算機210によって生成されてもよい。
***他の構成***
受信アンテナデータ215は更新されてもよい。
具体的には、地上局から人工衛星110に更新データが送信される。更新データは、新たな受信アンテナデータ215の内容を示すデータである。例えば、更新データは、新たな受信アンテナデータ215である。人工衛星110の計算機210は、メモリ212に記憶されている受信アンテナデータ215を更新データに基づいて更新する。
受信アンテナデータ215は、テーブル形式のデータでなくてもよい。例えば、受信アンテナデータ215は、時刻に対応するアンテナを選択するための関数であってもよい。計算機210は、関数を演算することによって、時刻に対応するアンテナを選択する。
***実施の形態の補足***
実施の形態は、好ましい形態の例示であり、本発明の技術的範囲を制限することを意図するものではない。実施の形態は、部分的に実施してもよいし、他の形態と組み合わせて実施してもよい。フローチャート等を用いて説明した手順は、適宜に変更してもよい。
100 衛星システム、101 地球、110 人工衛星、200 アンテナ装置、201 アンテナ、202 サーキュレータ、203 受信経路、204 送信経路、209 アンテナ、210 計算機、211 プロセッサ、212 メモリ、213 第1の衛星位置データ、214 第2の衛星位置データ、215 受信アンテナデータ、220 スイッチ、230 受信回路。

Claims (7)

  1. 人工衛星に搭載されるアンテナ装置であって、
    異なる箇所に設けられた複数のアンテナと、
    前記複数のアンテナに対応する複数の受信経路と
    信号を受信する受信時刻に基づいて前記複数のアンテナから受信アンテナを選択する計算機と、
    前記受信アンテナに対応する受信経路を前記受信時刻に受信回路に接続するスイッチと
    を備えるアンテナ装置。
  2. 前記複数のアンテナに対応する複数の送信経路と、
    前記複数のアンテナと前記複数の送信経路と前記複数の受信経路とに対応する複数のサーキュレータとを備え、
    それぞれのサーキュレータは、対応する送信経路から入力される信号を対応するアンテナへ出力し、対応するアンテナから入力される信号を対応する受信経路へ出力する
    請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記計算機は、前記人工衛星の時刻毎の位置と姿勢とを示す第1の衛星位置データから前記受信時刻における前記人工衛星の位置と姿勢とを取得し、信号を送信する送信元衛星の時刻毎の位置を示す第2の衛星位置データから前記受信時刻における前記送信元衛星の位置を取得し、前記人工衛星の位置と姿勢と前記送信元衛星の位置とに基づいて、前記送信元衛星から送信される信号を受信することが可能なアンテナを前記受信アンテナとして選択する
    請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記計算機は、地上局から送信される更新データに基づいて前記第1の衛星位置データと前記第2の衛星位置データとを更新する
    請求項3に記載のアンテナ装置。
  5. 前記計算機は、前記複数のアンテナのうちのいずれかのアンテナを時刻毎に示す受信アンテナデータを用いて、前記受信時刻に対応するアンテナを前記受信アンテナとして選択する
    請求項1または請求項2に記載のアンテナ装置。
  6. 前記計算機は、地上局から送信される更新データに基づいて前記受信アンテナデータを更新する
    請求項5に記載のアンテナ装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のアンテナ装置が搭載された人工衛星。
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