JP7090761B2 - 同軸無線周波コネクタ、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー、及び通信デバイス - Google Patents

同軸無線周波コネクタ、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー、及び通信デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP7090761B2
JP7090761B2 JP2021019790A JP2021019790A JP7090761B2 JP 7090761 B2 JP7090761 B2 JP 7090761B2 JP 2021019790 A JP2021019790 A JP 2021019790A JP 2021019790 A JP2021019790 A JP 2021019790A JP 7090761 B2 JP7090761 B2 JP 7090761B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner tube
washer
radio frequency
frequency connector
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021019790A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021180172A (ja
Inventor
則閔 王
勇欽 陳
Original Assignee
▲啓▼碁科技股▲ふん▼有限公司
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ▲啓▼碁科技股▲ふん▼有限公司 filed Critical ▲啓▼碁科技股▲ふん▼有限公司
Publication of JP2021180172A publication Critical patent/JP2021180172A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7090761B2 publication Critical patent/JP7090761B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

本発明はコネクタに関し、特に、同軸無線周波コネクタ、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー、及び通信デバイスに関する。
従来の同軸無線周波コネクタは、主にメガヘルツ領域の無線周波数信号の伝送に使用されている。しかしながら、従来の同軸無線周波コネクタは、高周波信号伝送に使用した場合、信号損失が比較的大きくなる傾向があり、また、挿脱のクランプ力が不十分であるという問題があった。
そこで、既存の同軸無線周波コネクタをRFの特性に適合させつつ、比較的信号損失が少なく、かつ十分な挿脱のクランプ力を有するように構造設計をいかに改善するかが、本事業で解決すべき重要な課題の一つとなっている。
本発明が解決しようとする課題は、既存技術の不足に対して、ワッシャ組立体、導電性端子及び金属製シェルを備える同軸無線周波コネクタを提供することである。
ワッシャ組立体は、インナーワッシャー及びアウターワッシャーを含む。インナーワッシャーは、後部ベース、及び前記後部ベースから挿脱方向に延在するインナチューブを含み、かつ、前記インナチューブは、端子用スロットを取り囲むように端子用スロットを定義する。なかでも、前記後部ベースには、前記端子用スロットに連通する貫通孔が形成され、かつ、前記インナチューブには、その外側面から内方へ凹設しながら前記端子用スロットに連通する少なくとも1つの通し穴が配置され、かつ、前記インナチューブの中心軸線を中心にして、少なくとも1つの前記通し穴は、5度~320度第1の中心角に対応する。前記アウターワッシャーは、前記挿脱方向に沿って前記インナーワッシャーに嵌着し、かつ、前記アウターワッシャーは、前部ベース、及び前記前部ベースから前記挿脱方向に延在するアウタチューブを含む。前記アウタチューブの末端部は、前記後部ベースに当接する。なかでも、前記前部ベースには、前記挿脱方向においての位置が前記端子用スロットに対応する差込口が形成され、かつ、前記アウタチューブには、前記末端部から前記挿脱方向に沿って、少なくとも1つの溝部が凹設される。前記導電性端子は、前記ワッシャ組立体に取り付けられて、前記インナーワッシャーの前記端子用スロットと前記貫通孔に貫設して固定される。前記金属製シェルは、前記ワッシャ組立体の外周に周設され、かつ、前記金属製のシェルは、ケーブルを分離可能にねじ込むためのねじ付き外面を有する。
上記の技術的課題を解決するために、本発明が採用する他の技術的手段としては、通信デバイスを提供することである。通信デバイスは、通信装置、及び前記通信装置に取り付けられる少なくとも1つの同軸無線周波コネクタを含む。なかでも、少なくとも1つの前記同軸無線周波コネクタは、ワッシャ組立体、導電性端子及び金属製シェルを含む。ワッシャ組立体はインナーワッシャー及びアウターワッシャーを含む。インナーワッシャーは、後部ベース、及び前記後部ベースから挿脱方向に延在するインナチューブを含む。かつ、前記インナチューブが端子用スロットを囲むことで前記端子用スロットを定義する。なかでも、前記後部ベースに、前記端子用スロットに連通する貫通孔が形成され、かつ、前記インナチューブには、その外側面から内方へ凹設しながら前記端子用スロットに連通する少なくとも1つの通し穴が形成される。なお、前記インナチューブの中心軸線を中心にして、少なくとも1つの前記通し穴は、5度~320度となる第1の中心角に対応する。前記アウターワッシャーは、前記挿脱方向に沿って前記インナーワッシャーに嵌着され、かつ、前記アウターワッシャーは、前部ベース、及び前記前部ベースから前記挿脱方向に延在するアウタチューブを含む。前記アウタチューブの末端部が前記後部ベースに当接する。なかでも、前記前部ベースには、前記挿脱方向においての位置が前記端子用スロットに対応する差込口が形成され、かつ、前記アウタチューブには、前記末端部から前記挿脱方向に沿って、少なくとも1つの溝部が凹設される。前記導電性端子は、前記ワッシャ組立体に取り付けられると共に、前記インナーワッシャーの前記端子用スロットと前記貫通孔に貫設して固定される。なかでも、前記導電性端子の後端部が前記インナーワッシャーから伸び出して、前記通信装置に連接する。金属製シェルは、前記ワッシャ組立体の外周を周設して、前記通信装置に連接する。
上記の技術的課題を解決するために、本発明が採用する他の技術的手段としては、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャーを提供する。同軸無線周波コネクタのインナーワッシャーは、貫通孔が形成された後部ベースと、前記後部ベースから挿脱方向に沿って延在するインナチューブとを含む。かつ、前記インナチューブには、端子用スロットを囲むことで、前記貫通孔に連通する端子用スロットを定義する。なかでも、前記インナチューブには、その外側面から内方へ凹設しながら前記端子用スロットに連通する少なくとも1つの通し穴が形成される。なかでも、前記インナチューブの中心軸線を中心にして、少なくとも1つの前記通し穴は、5度~320度の中心角に対応する。
本発明に係る有益な効果の1つとしては、本発明が提供する同軸無線周波コネクタ、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー、及び通信デバイスは、「前記後部ベースに前記貫通孔が形成され」、及び「前記インナチューブには、その外側面から内方へ凹設しながら前記端子用スロットに連通する少なくとも1つの前記通し穴が形成される」という技術的手段によって、前記同軸無線周波コネクタの信号損失を改善し、前記同軸無線周波コネクタの挿脱する場合のクランプ力を増加させて、前記導電性端子の位置決めをさらに強化する。
本発明の第1の実施形態に係る同軸無線周波コネクタを示す斜視模式図である。 本発明の第1の実施形態に係る同軸無線周波コネクタを示す分解模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るワッシャ組立体を示す斜視模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るワッシャ組立体を示す分解模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るワッシャ組立体を示す断面分解斜視模式図である。 図3のVI-VI断面を示す断面模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るインナーワッシャーを示す斜視模式図である。 本発明の第1の実施形態に係るインナーワッシャーを示す他の斜視模式図である。 図3のIX-IX断面を示す断面模式図である。 図3のIX-IX断面を示す断面模式図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信デバイスを示すブロック図である。
発明の特徴及び技術内容がより一層分かるように、以下本発明に関する詳細な説明と添付図面を参照する。しかし、提供される添付図面は参考と説明のために提供するものに過ぎず、本発明の特許請求の範囲を制限するためのものではない。
下記より、具体的な実施例で本発明が開示する「同軸無線周波コネクタ、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー、及び通信デバイス」に係る実施形態を説明する。当業者は本明細書の公開内容により本発明のメリット及び効果を理解し得る。本発明は他の異なる実施形態により実行又は応用できる。本明細書における各細節も様々な観点又は応用に基づいて、本発明の精神逸脱しない限りに、均等の変形と変更を行うことができる。また、本発明の図面は簡単で模式的に説明するためのものであり、実際的な寸法を示すものではない。以下の実施形態において、さらに本発明に係る技術事項を説明するが、公開された内容は本発明を限定するものではない。
なお、本明細書において「第1」、「第2」、「第3」等の用語で各種の部品又は信号を説明する可能性があるが、これらの部品又は信号はこれらの用語によって制限されるものではない。これらの用語は、主として一つの部品と別の部品、又は一つの信号と別の信号を区分するためのものであることが理解されたい。また、本明細書に用いられる「又は」という用語は、実際の状況に応じて、関連する項目中の何れか一つ又は複数の組合せを含み得る。
[第1の実施形態]
図1~図10を参照されたい。図1~図10は、本発明の第1の実施形態を示している。本実施形態が対応する図面、及び本実施形態に言い及ばれた数量と形状は、本願発明の内容をよりはっきりにして、具体的に本発明の実施形態を説明の便宜上のものに過ぎない、本発明の範囲を制限する意図はないことは留意されたい。
図1及び図2を参照されたい。本実施形態は、ワッシャ組立体1と、前記ワッシャ組立体1に取り付けられる導電性端子2と、前記ワッシャ組立体1の外周に周設する金属製シェル3とを備える、同軸無線周波コネクタ100を開示する。なかでも、前記金属製シェル3は、ケーブルを分離可能にねじ込むためのねじ付き外面を有する。前記導電性端子2では、一部分が前記ワッシャ組立体1に貫設し固定するように取り付けられており、他部分が、外部電子装置(図示されない、例えば、通信装置)と連接するために、前記ワッシャ組立体1と前記金属製シェル3との外部に位置することは、留意されたい。
また、前記同軸無線周波コネクタ100は、本実施形態では、Oリング4をさらに含んでもよい。前記Oリング4は、前記同軸無線周波コネクタ100と前記外部電子装置と連接する際の隙間を減少するために用いられてもよいが、本発明はこの例に制限されない。例えば、前記同軸無線周波コネクタ100に前記Oリング4が含まれなくてもよい。
図2に示すように、前記ワッシャ組立体1は、インナーワッシャー11、及び挿脱方向Sに沿って前記インナーワッシャー11に嵌着するアウターワッシャー12を含む。なかでも、前記インナーワッシャー11と前記アウターワッシャー12とは、スリーブのような形状をしている。具体的に、前記アウターワッシャー12が、前記インナーワッシャー11環装して嵌着している。ところで、前記インナーワッシャー11は、本実施形態では、上記アウターワッシャー12と組む場合について説明したが、本発明における図示されない別の実施形態において、前記インナーワッシャー11を独立的に使用(例えば、販売)、又は別の素子と組んで使用してもよい。
図3~図8に示すように、前記インナーワッシャー11は、後部ベース111、及び前記後部ベース111から前記挿脱方向Sに延在するインナチューブ112を含む。なかでも、前記インナーワッシャー11は、本実施形態において、一体成型のワンピース構成に形成されるが、本発明はこの例に制限されない。例えば、本発明に係る図示されない別の実施形態において、前記後部ベース111と前記インナチューブ112とを組み合わせる形式で連接してもよい。
図3及び図4に示すように、前記インナチューブ112が端子用スロット113を取り囲むように端子用スロット113を定義している。かつ、前記端子用スロット113は、一部の前記導電性端子2が貫設して固定されるために、開放的な空間に形成される。また、前記後部ベース111は2つの凸部1112を有しており、2つの前記凸部1112の位置又は形状は互いに対称的であり、かつ、2つの前記凸部1112の形状は、前記導電性端子2に対応するように形成される。そのように、前記導電性端子2が前記端子用スロット113に貫設して固定される時、一部の前記導電性端子2は2つの前記凸部1112にぴったりと当接させることができる。
図3、図7及び図8に示すように、前記後部ベース111は、本実施形態において、外面が階段状に形成された環状構成であり、前記後部ベース111の内縁に前記端子用スロット113に連通した貫通孔1111が形成される。なかでも、前記貫通孔1111は、前記導電性端子2に固定し得る端子用口11111と、前記端子用口11111に連通する少なくとも1つの離型用開口部11112とを含み、かつ、少なくとも1つの前記離型用開口部11112の数について、本実施形態では2つを例として挙げられたが、本発明はこの例に制限されない。
詳しくは、前記端子用口11111、及び2つの前記離型用開口部11112は、前記後部ベース111における前記インナチューブ112から離れる表面(例えば、図4において、後部ベース111の上面)から前記インナチューブ112に向かう方向に延伸する。なかでも、前記端子用口11111が前記後部ベース111における2つの前記凸部1112同士の間に位置し、かつ、前記端子用口11111と前記端子用スロット113は互いに連通している。
図3、図4及び図7に示すように、前記後部ベース111における前記インナチューブ112の中心軸線Cと垂直になる断面において、前記貫通孔1111は蝶形な開口部として呈している。前記端子用口11111は、前記貫通孔1111の中央に位置し、2つの前記離型用開口部11112はそれぞれ前記貫通孔1111に対して反対側にミラー対称に配置されるが、本発明はこの例に制限されない。例えば、本発明に係る図示されない別の実施形態において、2つの前記離型用開口部11112がミラー対称に形成されなくても構わない。
さらに、前記貫通孔1111における前記中心軸線Cに垂直となる断面において、前記離型用開口部11112のそれぞれの内面にアーク面11113が配置され、前記端子用口11111から離れる、前記離型用開口部11112のそれぞれの前記の内面は、本実施形態では、前記アーク面11113として定義される。かつ、2つの前記離型用開口部11112における前記アーク面11113の円の中心は互いに重なり前記端子用口11111に位置する。なかでも、2つの前記離型用開口部11112における前記アーク面11113は、前記挿脱方向Sに沿って前記インナチューブ112の外面と揃えるのが好ましい。
図3、図4及び図7に示すように、前記インナチューブ112には、前記インナチューブ112の外面から内方に凹設するように前記端子用スロット113と連通する少なくとも1つの通し穴1121が形成される。即ち、前記後部ベース111の前記貫通孔1111は、前記端子用スロット113を介して少なくとも1つの前記通し穴1121に連通し得る。かつ、少なくとも1つの前記通し穴1121の数は、本実施形態では2つとなり、かつ、2つの前記通し穴1121の位置は、前記中心軸線Cに対して対称的に形成されるが、本発明はこの例に制限されない。例えば、本発明に係る図示されない別の実施形態において、前記通し穴1121と前記離型用開口部11112は、位置が互いに対応するそれぞれ1つがあってもよい。なお、前記通し穴1121は、1つ以上があってもよいが、原則的に4つを超えないのが好ましい。
ところで、前記インナーワッシャー11は、本実施形態では、前記通し穴1121によって形成されてもよい。そのように、前記インナチューブ112の媒質の種類を抑えることができるため、前記同軸無線周波コネクタ100の電圧定在波比を改善しながら、さらに前記同軸無線周波コネクタ100においての電子信号の反射損失を抑えることができる。
図7に示すように、各前記離型用開口部11112における一部の前記内壁面が前記挿脱方向Sに沿って、前記離型用開口部11112に対応する前記通し穴1121の前記内壁面と揃えっていることは留意されたい。前記後部ベース111における、各前記通し穴1121の内壁面が前記挿脱方向Sに沿って、前記後部ベース111に向かって正投影して形成した投影エリアPは、前記離型用開口部11112と対応する内壁面の内側に位置する。さらに言えば、任意の前記投影エリアPは、前記離型用開口部11112の内壁面に対応する前記アーク面11113と隣り合っている。
図5及び図8に示すように、前記インナチューブ112には、前記後部ベース111から離れる前記インナチューブ112の一方端から前記挿脱方向Sに沿って延在するようにスリット1122が凹設される。スリット1122は前記インナチューブ112の周方向に互いに等間隔で配置され。より詳しく、スリット1122が周方向に互いに等間隔で4つが配置された場合、何れか2つの隣り合った前記スリット1122同士の間の間隔の長さは、前記インナチューブ112の前記断面の円周の長さの1/4となり、かつ、前記インナチューブ112は、4つの前記スリット1122によって、前記導電性端子2を挟持する。
2つの前記スリット1122のそれぞれは、前記挿脱方向Sに沿って、2つの前記通し穴1121の位置と対応しており、かつ、各前記通し穴1121と、それに対応した前記スリット1122は互いに離れて配置されることは留意されたい。即ち、各前記通し穴1121と、それに対応した前記スリット1122との間にある距離が設けられてもよいが、本発明はこの例に制限されない。例えば、本発明に係る図示されない別の実施形態において、前記スリット1122は、2つがあってもよいが、多くとも8つ以上を超えないと共に、少なくとも1つの前記スリット1122が前記挿脱方向Sに沿って、いずれかの前記通し穴1121にも対応しないのが好ましい。
本実施形態において、前記挿脱方向Sに沿って、何れか1つの前記スリット1122の長さL1122は、前記インナチューブ112の長さL112の10%~100%であり、何れか1つの前記通し穴1121の長さL1121が前記インナチューブ112の前記長さL112の10%~100%であることは留意されたい。即ち、何れか1つの前記スリット1122における前記長さL1122は、何れか1つの前記通し穴1121の前記長さL1121の10%~100%である。
図9に示すように、前記中心軸線Cを中心にする場合、前記中心軸線Cに垂直となる断面において、インナチューブ11の外周における通し穴1121の縁部に接する2つの点を2つの頂点とした中心角が定義される。インナチューブ11における2つの通し穴1121がそれぞれ定義した中心角の総和は、第1の中心角αと定義される。なかでも、前記中心軸線Cを中心にして、一方の前記通し穴1121に対応する中心角はα1と定義され、他方の前記通し穴1121に対応する中心角はα2と定義されるため、前記第1の中心角αはα1+α2となる。さらに、前記インナチューブ112の前記中心軸線Cを中心にして、2つの前記通し穴1121は、5度~320度となる前記第1の中心角αを有している。なかでも、前記第1の中心角αはさらに90度~200度と限定されるのが好ましい。
換言すれば、図9に示すように、前記中心軸線Cに垂直となった前記インナチューブ112の断面において、前記インナーワッシャー11の前記インナチューブ112は円形を呈し、かつ、2つの前記通し穴1121はそれぞれ前記インナチューブ112の円周と揃えっている。その中、前記中心軸線Cを中心にして、一方の前記通し穴1121が前記インナチューブ112の円周に占めた比率は、前記第1の中心角α1として変換し得ており、他方の前記通し穴1121が前記インナチューブ112の円周を占めた比率は、前記第1の中心角α2として変更し得る。なお、前記第1の中心角αはα1+α2である。
図10に示すように、前記中心軸線Cに垂直となると共に4つの前記スリット1122を貫通した前記インナチューブ112の断面では、4つの前記スリット1122は実質的に長方形と呈し、かつ、前記中心軸線Cと、前記スリット1122の内縁の両端部が連接され形成した2つの直線のいずれか1つとなす角度は、前記中心軸線Cを中心にする、前記スリット1122に対応する前記中心角σ1と定義される。なお、前記中心軸線Cを中心にして、他の3つの前記スリット1122に対応する前記中心角はそれぞれσ2、σ3、及びσ4と定義される。詳しくは、4つの前記スリット1122の前記中心角σ1、σ2、σ3、σ4の総和は、中心角σを定義し得る。その中心角σは20度~320度である。
図4、図5、及び図6に示すように、前記アウターワッシャー12は、前部ベース121、及び前記前部ベース121から前記挿脱方向Sに延在するアウタチューブ122を含む。前記アウタチューブ122の末端部1221は、前記後部ベース111に当接するように構成される。詳しくは、前記前部ベース121は、前記アウタチューブ122における前記末端部1221に対する他端部に位置し、前記アウタチューブ122は、前記前部ベース121と前記アウタチューブ122の前記末端部1221との間に位置する。前記アウタチューブ122の前記末端部1221は、前記後部ベース111における前記インナチューブ112に近接する側に当接されることによって、前記インナチューブ112が前記アウタチューブ122に配置された時、前記インナチューブ112は懸架された状態となる。
前記前部ベース121は、前記挿脱方向Sに沿って前記端子用スロット113に対応する位置に配置された差込口1211を有しており、かつ、前記アウタチューブ122は、前記末端部1221から前記挿脱方向Sに沿って凹設して形成した少なくとも1つの溝部1222を有している。なかでも、前記挿脱方向Sに沿って、少なくとも1つの前記溝部1222の幅は、不変であり、かつ、少なくとも1つの前記溝部1222は、本実施形態では、2つがあるが、本発明はこの例に制限されない。例えば、本発明に係る図示されない別の実施形態において、前記溝部1222は1つ以上があってもよいが、多くとも4つ以上を超えないのが好ましい。また、前記溝部1222の幅が前記挿脱方向Sに沿って徐々に小さくなってもよい。
なお、前記差込口1211と、前記インナチューブ112における前記後部ベース111から離れる端部との間には所定の距離が設けられ、かつ、少なくとも1つの前記溝部1222の長さは、前記インナチューブ112の長さL112よりも大きい。即ち、前記溝部1222の外側からは、前記インナチューブ112の全体をはっきりと見ることができる。
図9に示すように、前記中心軸線Cを中心にする場合、前記中心軸線Cに垂直となる断面において、アウターワッシャー12の外周における溝部1222の縁部に接する2つの点を2つの頂点とした中心角が定義される。アウターワッシャー12における2つの溝部1222がそれぞれ定義した中心角の総和は、第2の中心角βと定義される。なかでも、前記中心軸線Cを中心にして、一方の前記溝部1222に対応する中心角がβ1と定義され、他方の前記溝部1222に対応する中心角がβ2定義され、前記第2の中心角βがβ1+β2となる。さらに、2つの前記溝部1222は、前記中心軸線Cを中心にして、5度~320度となる前記第2の中心角βを有しており、かつ、前記第2の中心角βは4つの前記スリット1122に対応する中心角σの総和よりも大きいのが好ましいが、本発明はこの例に制限されない。例えば、本発明に係る図示されない別の実施形態において、前記第2の中心角βは、4つの前記スリット1122に対応した中心角σの総和よりも小さいであってもよい。
詳しくは、前記中心軸線Cに垂直となる前記アウターワッシャー12の断面において(例えば、図9に示すように)、前記アウターワッシャー12が環状に形成され、前記アウタチューブ122は、位置が互いに対応して形状がミラー対称になる2つのC字形状平面に形成されると共に、それぞれが前記後部ベース111の外側に位置する。2つの前記溝部1222は、C字形状平面である2つの前記アウタチューブ122の間に位置し、前記中心軸線Cと、前記溝部1222の両端同士が連接してなる2つの直線と成す角度は、本実施形態では、前記第2の中心角βと定義される。
図6に示すように、前記導電性端子2は、前記インナーワッシャー11の前記端子用スロット113及び前記貫通孔1111に貫設して固定される。なかでも、前記導電性端子2は、前記インナーワッシャー11から伸び出す前端部21、及び前記前端部21に対応する後端部22を有する。なかでも、前記前端部21は、その位置が前記差込口1211に対応すると共に、前記アウターワッシャー12に掴持され、前記後端部22が前記貫通孔1111を貫通して、前記ワッシャ組立体1から露出する。
[第2の実施形態]
図11を参照されたい。図11は、本発明の第2の実施形態を示している。本実施形態における、上記第1の実施形態と同様であるため、2つの実施形態の同じところについては、繰り返さない(例えば、前記同軸無線周波コネクタ100)。また、本実施形態に対応する図面に言い及ばされた数量と形状は、本発明の内容を分かりやすいように、本発明の実施形態を具体的に説明するためのものに過ぎなく、本発明の範囲を制限する意図はないことは留意されたい。
本実施形態は、通信装置200、及び前記通信装置200に取り付けられる少なくとも1つの同軸無線周波コネクタ100を含む通信デバイス10を開示する。なかでも、前記通信装置200は、衛星アンテナセッター(LNB)、増幅器(booster)、デジタルビデオコンバータ(STB)、スプリッター(splitter)、およびコンバイナー(combiner)のうちの1つである前記通信装置200は、2224MHz~3224MHzの周波数範囲に適用され、少なくとも1つの前記同軸無線周波コネクタ100は17dB以下の反射損失。
少なくとも1つの前記同軸無線周波コネクタ100の数は、本実施形態では1つで説明したが、本本発明に係る図示されない別の実施形態において、少なくとも1つの前記同軸無線周波コネクタ100は複数を有してもよい。さらに、前記同軸無線周波コネクタ100の構成について、本実施形態では、第1の実施形態に示すように構成されているため、本実施形態において、前記同軸無線周波コネクタ100に関する構成は、第1の実施形態を参照になる。
少なくとも1つの前記同軸無線周波コネクタ100は、前記ワッシャ組立体1、前記ワッシャ組立体1に取り付けられる前記導電性端子2、及び前記ワッシャ組立体1の外周面に周設され前記通信装置200に連接する前記金属製シェル3を含む。なかでも、前記導電性端子2は、前記インナーワッシャー11の前記端子用スロット113及び前記貫通孔1111に貫設して固定される。かつ、前記導電性端子2の後端部22は前記インナーワッシャー11から伸び出し前記通信装置200に連接する。
[実施形態による有益な効果]
本発明に係る有益な効果の1つとしては、本発明が提供する同軸無線周波コネクタ、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー、及び通信デバイスは、「前記後部ベースに前記貫通孔が形成される」及び「前記インナチューブの外側面に前記端子用スロットに連通する少なくとも1つの前記通し穴が凹設される」という技術的手段によって、前記同軸無線周波コネクタの信号損失を改善して前記同軸無線周波コネクタの挿脱際の挟持力を高めることにより、前記導電性端子の位置決め機能を高めて、使用する際、前記導電性端子が回転したり又は歪んだりする課題から避けることができる。
以上に開示された内容は本発明の好ましい実施形態に過ぎず、これにより本発明の特許請求の範囲を制限するものではない。そのため、本発明の明細書及び添付図面の内容に基づき為された等価の技術変形は、全て本発明の特許請求の範囲に含まれるものとする。
10:通信デバイス
100:同軸無線周波コネクタ
1:ワッシャ組立体
11:インナーワッシャー
111:後部ベース
1111:貫通孔
11111:端子用口
11112:離型用開口部
11113:アーク面
1112:凸部
112:インナチューブ
1121:通し穴
1122:スリット
113:端子用スロット
12:アウターワッシャー
121:前部ベース
1211:差込口
122:アウタチューブ
1221:末端部
1222:溝部
2:導電性端子
21:前端部
22:後端部
3:金属製シェル
4:Oリング
S:挿脱方向
P:投影エリア
C:中心軸線
L1121:長さ
L1122:長さ
L112:長さ
α:第1の中心角
α1:中心角
α2:中心角
β:第2の中心角
β1:中心角
β2:中心角
σ:中心角
σ1:中心角
σ2:中心角
σ3:中心角
σ4:中心角
200:通信装置

Claims (17)

  1. インナーワッシャー及びアウターワッシャーを含むワッシャ組立体と、導電性端子と、金属製シェルとを備える同軸無線周波コネクタであって、
    前記インナーワッシャーは、後部ベース、及び前記後部ベースから挿脱方向に延在するインナチューブを含み、前記インナチューブが端子用スロットを囲むことで前記端子用スロットを定義し、
    前記後部ベースには、前記端子用スロットに連通する貫通孔が形成され、前記インナチューブには、前記インナチューブの外側面から凹設するように前記端子用スロットに連通する少なくとも1つの通し穴が形成され、前記インナチューブの中心軸線に垂直となる断面において、前記インナチューブの前記中心軸線を中心にして、前記インナチューブの外周における前記通し穴の縁部に接する2つの点を2つの頂点とした中心角が定義され、かつ、前記インナチューブの外周にわたって全ての前記中心角の角度総和は、5度~320度となる第1の中心角と定義され
    前記アウターワッシャーは、前記挿脱方向に沿って前記インナーワッシャーに嵌着し、かつ、前記アウターワッシャーは、前部ベース、及び前記前部ベースから前記挿脱方向に延在するアウタチューブを有し、前記アウタチューブの末端部は、前記後部ベースに当接し、前記前部ベースには、前記端子用スロットの位置と対応して前記挿脱方向に形成される差込口が形成され、かつ、前記アウタチューブは、前記末端部から前記挿脱方向に沿って、少なくとも1つの溝部が凹設され、
    前記導電性端子は、前記ワッシャ組立体に取り付けられると共に、前記インナーワッシャーの前記端子用スロット及び前記貫通孔に貫設して固定され、
    前記金属製シェルは、前記ワッシャ組立体の外周面に周設され、前記金属製シェルは、ケーブルを分離可能にねじ込むためのねじ付き外面を有する、ことを特徴とする同軸無線周波コネクタ。
  2. 少なくとも1つの前記通し穴の前記第1の中心角はさらに90度~200度と限定される、請求項1に記載の同軸無線周波コネクタ。
  3. 前記中心軸線に垂直となる断面において、前記中心軸線を中心にして、前記アウタチューブの外周における前記溝部の縁部に接する2つの点を2つの頂点とした中心角が定義され、かつ、前記アウタチューブの外周にわたって全ての前記中心角の角度総和は、5度~320度である第2の中心角と定義される、請求項1に記載の同軸無線周波コネクタ。
  4. 前記貫通孔は、端子用口、及び前記端子用口に連通する少なくとも1つの離型用開口部を含み、かつ、前記導電性端子は前記端子用口に固定され、前記後部ベースにおける、少なくとも1つの前記通し穴の内壁面が前記挿脱方向に沿って正投影して形成した投影エリアは、少なくとも1つの前記離型用開口部の内壁面内側に位置する、請求項1に記載の同軸無線周波コネクタ。
  5. 少なくとも1つの前記離型用開口部における一部の前記内壁面は、前記挿脱方向に沿って、少なくとも1つの前記通し穴の前記内壁面に揃えている、請求項4に記載の同軸無線周波コネクタ。
  6. 少なくとも1つの前記通し穴は2つがあり、前記中心軸線を中心にして、2つの前記通し穴に対応する中心角の総和は、前記第1の中心角と定義され、前記貫通孔は、端子用口、及び前記端子用口に連通する2つの離型用開口部を含み、かつ、前記導電性端子は前記端子用口に固定され、前記後部ベースにおける、2つの前記通し穴の内壁面が前記挿脱方向に沿って正投影して形成した2つの投影エリアはそれぞれ、2つの前記離型用開口部の内壁面の内側に位置する、請求項1に記載の同軸無線周波コネクタ。
  7. 前記中心軸線に垂直となる前記貫通孔の断面において、各前記離型用開口部の前記内壁面はアーク面を有し、かつ、2つの前記離型用開口部における前記アーク面の円の中心は
    、互いに重なり合って、前記端子用口に位置する、請求項6に記載の同軸無線周波コネクタ。
  8. 各前記離型用開口部の前記内壁面はアーク面を有し、かつ、2つの前記離型用開口部の前記アーク面は、前記挿脱方向に沿って、前記インナチューブの前記外側面に揃えている、請求項6に記載の同軸無線周波コネクタ。
  9. 少なくとも1つの前記溝部の幅は、前記挿脱方向にわたって一致している、請求項1に記載の同軸無線周波コネクタ。
  10. 前記インナチューブには、前記後部ベースから離れる端縁から前記挿脱方向に沿って延在した4つのスリットが凹設され、前記4つのスリットが前記インナチューブの周方向に互いに等間隔で配置され、前記インナチューブは、4つの前記スリットによって前記導電性端子を挟持する、請求項1に記載の同軸無線周波コネクタ。
  11. 少なくとも1つの前記通し穴は2つがあり、かつ、2つの前記通し穴は、前記挿脱方向に沿って2つの前記スリットとそれぞれ対応するように位置し、かつ、各前記通し穴は、それに対応した前記スリットと互いに離れて配置される、請求項10に記載の同軸無線周波コネクタ。
  12. 前記挿脱方向に沿って、いずれか1つの前記スリットの長さは、前記インナチューブの長さの10%~100%であり、何れか1つの前記通し穴の長さは、前記インナチューブの前記長さの10%~100%である、請求項10に記載の同軸無線周波コネクタ。
  13. 前記中心軸線に垂直となる断面において、前記中心軸線を中心にして、前記インナチューブの内周における前記スリットの縁部に接する2つの点を2つの頂点とした中心角が定義され、4つの前記スリットのそれぞれに対応する中心角の総和は、20度~320度となる、請求項10に記載の同軸無線周波コネクタ。
  14. 通信装置、及び前記通信装置に取り付けられる少なくとも1つの同軸無線周波コネクタを備える通信デバイスであって、
    少なくとも1つの前記同軸無線周波コネクタは、インナーワッシャー及びアウターワッシャーを含むワッシャ組立体と、導電性端子と、金属製シェルとを備え、
    前記インナーワッシャーは、後部ベース、及び前記後部ベースから挿脱方向に延在するインナチューブを含み、前記インナチューブが端子用スロットを囲むことで前記端子用スロットを定義し、
    前記後部ベースには、前記端子用スロットに連通する貫通孔が形成され、前記インナチューブには、前記インナチューブの外側面から凹設するように前記端子用スロットに連通する少なくとも1つの通し穴が形成され、前記インナチューブの中心軸線に垂直となる断面において、前記インナチューブの前記中心軸線を中心にして、前記インナチューブの外周における前記通し穴の縁部に接する2つの点を2つの頂点とした中心角が定義され、かつ、前記インナチューブの外周にわたって全ての前記中心角の角度総和は、5度~320度となる第1の中心角と定義され、
    前記アウターワッシャーは、前記挿脱方向に沿って前記インナーワッシャーに嵌着し、かつ、前記アウターワッシャーは、前部ベース、及び前記前部ベースから前記挿脱方向に延在するアウタチューブを有し、前記アウタチューブの末端部は、前記後部ベースに当接し、前記前部ベースには、前記端子用スロットの位置と対応して前記挿脱方向に形成される差込口が形成され、かつ、前記アウタチューブは、前記末端部から前記挿脱方向に沿って、少なくとも1つの溝部が凹設され、
    前記導電性端子は、前記ワッシャ組立体に取り付けられ、前記インナーワッシャーの前記端子用スロット及び前記貫通孔に貫設して固定されると共に、前記導電性端子の後端部が前記インナーワッシャーから伸び出し、前記通信装置と接続され、
    前記金属製シェルは、前記ワッシャ組立体の外周面に周設され、前記通信装置に接続する、ことを特徴とする通信デバイス。
  15. 貫通孔が形成した後部ベースと、
    前記後部ベースから挿脱方向に沿って延在し、前記貫通孔に連通する端子用スロットを囲むことで前記端子用スロットを定義するインナチューブと、
    を備える、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャーであって、
    前記インナチューブには、その外側面から内方へ凹設するように、前記端子用スロットに連通する少なくとも1つの通し穴が配置され、
    前記インナチューブの中心軸線に垂直となる断面において、前記インナチューブの前記中心軸線を中心にして、前記インナチューブの外周における前記通し穴の縁部に接する2つの点を2つの頂点とした中心角が定義され、かつ、前記インナチューブの外周にわたって全ての前記中心角の角度総和は、5度~320度となる第1の中心角と定義される、ことを特徴とする同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー。
  16. 前記貫通孔は端子用口、及び前記端子用口に連通する少なくとも1つの離型用開口部を備え、前記後部ベースにおける少なくとも1つの前記通し穴の内壁面が前記挿脱方向に沿って正投影して形成した投影エリアは、少なくとも1つの前記離型用開口部の内壁面内側に位置する、請求項15に記載の同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー。
  17. 前記中心軸線に垂直となる前記貫通孔の断面において、少なくとも1つの前記離型用開口部の前記内壁面はアーク面を有し、かつ、前記アーク面の円の中心は前記端子用口に位置すると共に、前記挿脱方向に沿って、前記インナチューブの前記外側面に揃えている、請求項16に記載の同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー。
JP2021019790A 2020-05-12 2021-02-10 同軸無線周波コネクタ、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー、及び通信デバイス Active JP7090761B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
TW109115682A TWI759740B (zh) 2020-05-12 2020-05-12 同軸射頻連接器、同軸射頻連接器的內華司、及通訊設備
TW109115682 2020-05-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021180172A JP2021180172A (ja) 2021-11-18
JP7090761B2 true JP7090761B2 (ja) 2022-06-24

Family

ID=78510434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021019790A Active JP7090761B2 (ja) 2020-05-12 2021-02-10 同軸無線周波コネクタ、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー、及び通信デバイス

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP7090761B2 (ja)
TW (1) TWI759740B (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000173724A (ja) 1998-12-10 2000-06-23 Maspro Denkoh Corp 同軸ケーブル接続端子の絶縁体
US20070155231A1 (en) 2006-01-04 2007-07-05 Tang Neil H Coaxial cable connector
US20130252462A1 (en) 2012-03-21 2013-09-26 Neil H. Tang Ground maintaining auto seizing coaxial cable connector

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0138868Y2 (ja) * 1985-07-30 1989-11-20
JPH0341431Y2 (ja) * 1987-07-07 1991-08-30
JP3072634B2 (ja) * 1997-03-14 2000-07-31 日本アンテナ株式会社 同軸コネクター
TW364681U (en) * 1998-02-27 1999-07-11 Molex Taiwan Co Ltd Structure of frequency connector
US6015315A (en) * 1998-11-16 2000-01-18 Itt Manufacturing Enterprises, Inc. Impedance improved coax connector
CN202042771U (zh) * 2011-03-31 2011-11-16 东莞宇球电子有限公司 射频同轴连接器及其中心导体
US9899764B1 (en) * 2017-03-17 2018-02-20 Yung-Ping Lin Cable connector

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000173724A (ja) 1998-12-10 2000-06-23 Maspro Denkoh Corp 同軸ケーブル接続端子の絶縁体
US20070155231A1 (en) 2006-01-04 2007-07-05 Tang Neil H Coaxial cable connector
US20130252462A1 (en) 2012-03-21 2013-09-26 Neil H. Tang Ground maintaining auto seizing coaxial cable connector

Also Published As

Publication number Publication date
JP2021180172A (ja) 2021-11-18
TW202143569A (zh) 2021-11-16
TWI759740B (zh) 2022-04-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5906511A (en) Multi-position coaxial cable connector
US5482475A (en) Coaxial cable connector
EP3379659B1 (en) L-type inner terminal, t-type coaxial connector including the l-type inner terminal, and method for producing the l-type coaxial connector
US8029324B1 (en) RF connector assembly
US4897046A (en) Shielded connector system for coaxial cables
US8475204B2 (en) Electrical connector having shaped dielectric insert for controlling impedance
US7824230B1 (en) Audio plug
KR20160099490A (ko) 밀봉 커넥터
US4713024A (en) Connector for television distribution equipment
US20220123509A1 (en) Cable connector with improved shielding performance
US20130157505A1 (en) Coaxial connector
JP7090761B2 (ja) 同軸無線周波コネクタ、同軸無線周波コネクタのインナーワッシャー、及び通信デバイス
KR20160030136A (ko) 삽입형 커넥터
US7909645B2 (en) Coaxial cable connector housing
CN111403972A (zh) 一种Fakra连接器
US5346403A (en) Connector grounding arrangement
EP0327571A1 (en) Shielded and grounded connector system for coaxial cables
US8545257B2 (en) Integrated banding connector
WO2024094173A1 (zh) 一种连接组件
US20170040756A1 (en) Radio frequency coaxial connector and connection terminal thereof
US7997928B2 (en) Multi-position coaxial connector system
CN113725650A (zh) 同轴射频连接器、同轴射频连接器的内华司、及通信设备
US11817668B2 (en) Passive two-piece inner conductor for compression connector
US6120314A (en) Plug connector
CN215732186U (zh) 宽频双极化十字形振子及天线

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220318

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220530

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220614

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7090761

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150