JP7090024B2 - 熱シールド要素 - Google Patents

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Description

本願発明は、ブレーキキャリパ用の熱シールド要素、熱シールド要素を含むディスクブレーキ用のキャリパアセンブリ、およびブレーキキャリパ用の熱シールド要素の製造方法に関する。
ディスクブレーキにおいて、ブレーキキャリパは一般に、軸方向(X-X)を定義する軸を中心に回転するように適合されたブレーキディスクの外周マージンを跨ぐように配置される。ディスクブレーキにおいて、該軸方向(X-X)に実質的に直交するように配置される半径方向(R-R)、および該軸方向(X-X)および該半径方向(R-R)の両方に直交する接線方向又は円周方向(C-C)がさらに定義される。
ブレーキキャリパは、例えば車両サスペンションのスピンドル又は車両の車輪ハブなどの車両に対して固定された支持構造に拘束されている。ブレーキキャリパは通常、ブレーキディスクの対向するブレーキ面に向いた2つの細長い部分および、2つの細長い部分を互いに連結させる少なくとも1つのブリッジを含むキャリパ本体を含む。
車両のディスクブレーキの典型的な構成では、ブレーキディスクの車両を向いたブレーキ面が車両側ディスクブレーキを定義し、ブレーキディスクの車輪を向いた反対側のブレーキ面が車輪側ディスクブレーキを定義する。そして、ブレーキディスクにキャリパが取り付けられたとき、キャリパ本体の第一の細長い部分が車両側に、そしてキャリパ本体の第二の細長い部分が車輪側にある。ブレーキパッドがキャリパ本体のそれぞれの細長い部分の間に配置されてブレーキディスクのブレーキ面を向いて提供される。キャリパ本体の細長い部分の少なくとも1つは、ブレーキパッドをディスクのブレーキ面に押し付ける動作が可能であって、車両のブレーキを作動させる油圧ピストンを収容するように適合されたシリンダを有する。
車両に対するこのブレーキ動作は、車両自身に望むブレーキトルクを発生させるように適合された大きな摩擦力をかけ、ブレーキトルクはここでの意味において全てのケースで車両の運動エネルギを、ディスクおよびパッドに蓄積される熱に変換する。ブレーキ面からの熱はブレーキディスクの全体に伝わり、放射し、それを跨ぐキャリパ本体を加熱、ときにオーバーヒートさせ、ブレーキキャリパが作られている材料の機械的特性などを劣化させることもある。
実際に、車両のばね下重量を可能な限り制限する必要性により、キャリパ本体は可能な限り軽量で強い材料になる。例えば、キャリパ本体は十分に軽量であり同等な特定の機械強度を有するアルミ又はアルミ合金から作られる。近年、キャリパ本体全体又は一部分がアルミ以上に熱ストレスに敏感な複合材料で作られたブレーキキャリパが示唆されている。
したがってキャリパ本体、特にディスクを跨ぐブリッジ部分およびブレーキディスクに面する部分、の保護の必要性が強く認識されている。
特開2015-110985号公報は、ブレーキキャリパの浮体の半径方向部分の熱シールド要素を示す。この公知の解決策は、長い要素を車両側に露出させることがなく、車輪側にはさらにそれ以下しかオーバーヒートしたブレーキディスク面に直接露出させない限定された周方向延伸を有する小さい浮体キャリパに適している。
したがって、それ自身が熱バリヤを形成するブレーキパッドの横に周方向に延びることによりブレーキ面に直接向かい合う細長い部分の一部とともに、長い要素の連結ポイントをオーバーヒートしたブレーキディスクに直接露出させる周方向延伸を有するキャリパ本体の熱保護を提供する必要性が強く認識されている。
そのような必要性は、特に構造上の目的から、車両側および車輪側の細長い部分を端部ブリッジによって強くするために大きい周方向延伸を有する高性能車両に使用されるブレーキキャリパにおいて認識される。そのように周方向に延伸されたブリッジはブレーキキャリパの動作を硬くさせ、車両を急減速させるために必要な急ブレーキの際にかかるものなどの強いストレスに適する。さらに、これらの急減速は、より大きいエネルギの発生を意味し、すなわちブレーキディスクのより大きい熱およびキャリパ本体により大きい機械的ストレスがかかることになる。
したがって、キャリパ本体のブリッジ領域および隣接する細長い部分の保護の必要性が強く認識される。
いずれの場合も、効率を失うことなく構造および組み立てが簡素で迅速な熱保護装置を製造する必要性もまた認識される。
先行技術の欠点を避け、ブレーキキャリパおよび回りの細長い部分の少なくとも1つのブリッジを保護するように適合され、簡単に効果的に製造できる熱シールドを提供する必要性の解決策を提供することが本願発明の目的である。
これらおよびその他の目的が、請求項1に係る熱シールド要素、請求項7に係る要素を含むブレーキキャリパアセンブリ、および請求項9に係る熱シールド要素の製造方法によって達成される。
いくつかの有利な実施形態が、従属請求項の目的である。
特許請求の範囲による熱シールド要素を提供することにより、ブレーキキャリパの細長い部分の少なくとも1つの連結ブリッジ、および同時に、細長い部分の回りの部分の部品が直接ブレーキディスクのブレーキ面に面するかわりに保護する必要性は効果的かつ完全に満たされる。
さらに、提案される解決策により、一体型で製造が容易で、組み立てが容易な熱シールド要素を提供することが可能である。
提案される解決策により、特にブレーキディスクから直接面したキャリパ本体への放射熱を遮断することが可能となる。
実施形態のいくつかによれば、ブレーキディスクからキャリパ本体への放射熱を遮断し、同時に熱シールド要素自身とキャリパ本体との間に巧みに換気を発生させ、熱ストレスをさらに軽減することが可能となる。
熱シールド要素、アセンブリ、および方法の特徴および有利な点は、添付の図面を参照して非限定的な例として示される下記の実施形態の記述により明らかになる。
図1は、一対の板状熱シールドが細長い部分の連結ブリッジを熱から保護するように、および細長い部分自身を保護するように関連するブレーキキャリパアセンブリの放射面に沿った断面図である。 図2は、図1のアセンブリの図1のA-Aに沿った断面図である。 図3は、図1のアセンブリの図1のB-Bに沿った断面図である。 図4は、熱シールド要素の不等角投影図である。 図5は、図4の要素を軸方向から見た側面図である。 図6は、図4の要素を外部径方向に沿って見た図である。 図7は、図4の要素を周方向から見た側面図である。 図8は、別の実施形態に係る熱シールド要素の外周又は外形の平面図であって、まだ平らなシートまたは板から切り離されていない状態である。切断、折り曲げ、型押し、連結等によりキャリパ部品が3次元形状を有する前の状態が見て取れる。 図9は、2つの熱シールド要素を有するキャリパアセンブリを上からみた不等角投影図であって、冷却空気流が矢印FAでハイライトされている。車両、特に車輪の動きによって、熱シールド要素とキャリパ本体の間に冷却空気隙間を作る空気空間を空気流が循環する。 図10は、図9のキャリパの一部の放射面に沿った断面図および空気隙間の拡大図である。拡大図において、冷却空気が矢印FAで示され、キャリパ本体に接触することなくディスクに面する熱シールド要素の側面にディスクから流れる高温空気が矢印HAで示される。 図11は、図9のキャリパアセンブリの内側の不等角投影図である。
一般的な実施形態において、熱シールド要素は図中の部品番号(1)で示される。そのような要素は、ディスクブレーキディスク(8)を挟んで配置され、車両側の細長い部分(11)および反対側の車輪側の細長い部分(12)を有するディスクブレーキのブレーキキャリパ(2)として適している。上記の部分は少なくとも1つのキャリパブリッジ(13)によって互いに連結している。
上記熱シールド要素(1)は、一体型の熱シールド要素本体(3)からなる。
例えば、熱シールド要素は、鉄、スチール、ステンレス、黄銅などの金属板から、又は、樹脂もしくは例えば型成形による樹脂、もしくは高分子材料などの複合材料から作られる。例えば、上記要素は平らな板材(4)を金型で切断および曲げ加工した板である。
上記熱シールド要素(3)は、ブレーキキャリパ(2)の一部にスナップ係合して、熱シールド要素がブレーキキャリパ(2)とディスクブレーキディスク(8)との間に挟まれ、熱シールド要素(1)がブレーキキャリパ(2)と係合するのを補助するように適合された少なくとも2つの対向するスナップ係合する舌状部(7)を含む。
熱シールド要素本体は、周方向(C-C)に沿って延び、要素の内側端(5)から外側端(6)までの曲線をたどる少なくとも1つのアーチ状の背面(9)を含む。
有利なことに、熱シールド要素本体(3)は、放射面(R-R)内で周方向(C-C)に直角に延びる少なくとも2つの互いに対向する横シールド部(10)を含む。
少なくとも2つの横シールド部(10)は、アーチ状の背面(9)とともに、周方向(C-C)を横切って熱シールド要素本体(3)をディスクブレーキディスク(8)を挟むように配置させるよう適合された逆U字部を形成する。
さらに有利なことに、少なくとも2つの対向するスナップ係合する舌状部(7)は、1つがアーチ状の背面(9)の内側端(5)に、もう1つがアーチ状の背面(9)の外側端(6)に配置され、少なくとも1つのキャリパブリッジ(13)を取り囲んで係合する。それによって、少なくとも1つのキャリパブリッジ(13)とディスクブレーキディスク(8)との間にアーチ状の背面(9)が配置され、細長い部分(11、12)の一部とディスクブレーキディスク(8)との間にブレーキキャリパ(2)の熱保護のための少なくとも2つの横シールド部(10)のそれぞれが配置される。
1つの実施形態によれば、熱シールド要素本体(3)は、ブレーキキャリパ(2)への唯一の支え手段である、スペーサなどのキャリパ支え要素(14)、又はスペーサ(14)を含む。
1つの実施形態によれば、スペーサ(14)は、ブレーキキャリパ(2)の上に載り、板状本体(3)とブレーキキャリパ(2)との間に空気隙間(15)ができるように適合される。
1つの実施形態によれば、スペーサ(14)は、熱シールド要素(1)とブレーキキャリパ(2)との間に、望ましくは点状の非常に狭い接触面積での当接が得られ、熱シールド要素(1)とブレーキキャリパ(2)との間の熱伝達が制限されるように半球形を有する。
1つの実施形態によれば、スペーサ(14)の数は、熱シールド要素(1)とブレーキキャリパ(2)との間の接触面積が制限されるように、アーチ状の背面(9)に2個または4個に、及び/又は、少なくとも1つのまたは1組の横シールド部(10)に1個または2個に制限される。
1つの実施形態によれば、スペーサ(14)は、ブレーキキャリパ(2)の方に突き出す膨らみを形成するように板状の熱シールド要素本体(3)を成形して得られる。
1つの実施形態によれば、板状本体(3)は、平らな板状態から曲げて、熱シールド要素(1)の上記の少なくとも2つのスナップ係合する舌状部(7)、上記の少なくとも1つのアーチ状の背面(9)、および上記の少なくとも2つの対向する横シールド部(10)を形成するように適合された金型打ち抜きによる形または外周(16)を有する。
1つの実施形態によれば、上記の少なくとも2つの横シールド部(10)それぞれは、上記のアーチ状の背面(9)から直角に片持ちで突き出る。
1つの実施形態によれば、上記の横シールド部(10)それぞれは、ブレーキキャリパ(2)の扇型のように延びた細長い部分(11、12)の保護として互いに横並びに配置された複数の横シールド部(10)である。
1つの実施形態によれば、上記の互いに横並びに配置された複数の横シールド部(10)は、片方が係合座部(20)を、もう片方が上記係合座部(20)と連結するように適合された係合部(19)を有し、上記横シールド部の動きおよび振動を制限する切れ目のない横面(17、18)を含む。
1つの実施形態によれば、上記のアーチ状の背面(9)および上記の互いに横並びに配置された複数の対向する横シールド部(10)は、ブレーキディスク(8)に面するブレーキキャリパ(2)の内側面(21)の径方向(R-R)および軸方向(X-X)の熱保護部品を形成するように適合された一体化した甲殻のようなものである。
1つの実施形態によれば、熱シールド要素本体(3)は、少なくとも1つのキャリパブリッジ(13)と係合するとき、ブレーキキャリパ(2)のアンダーカットとして接触し、熱シールド要素(1)のスナップ係合に予備負荷を与えるように適合された少なくとも1つの径方向サポート(22)を含む。
1つの実施形態によれば、上記の少なくとも1つの径方向サポート(22)は、2つの対向する横シールド部(10)を横切って片持ちで配置される一対の対向する径方向サポート(22)によって形成される。
1つの実施形態によれば、スナップ係合する舌状部(7)はそれぞれ片持ちで突き出たグリップ部(28)を含む。
1つの実施形態によれば、片持ちで突き出たグリップ部(28)は、部分的に横向きに及び/又は熱除去用のラジエータのようにブレーキキャリパ(2)の外部頂上に突き出る。
少なくとも1つの熱シールド要素を含むキャリパアセンブリの説明をする。
ディスクブレーキのキャリパアセンブリ(23)は、キャリパ本体(24)を含む。キャリパ本体(24)は、ブレーキディスク(8)を跨ぐように適合される。ブレーキディスク(8)は、第一のブレーキ面(25)または車両側ブレーキ面、および、第一のブレーキ面(25)の反対側に第二のブレーキ面(26)または車輪側ブレーキ面(26)を含む。
キャリパ本体(24)は、上記の第一のブレーキ面(25)に面するように適合された第一の細長い部分(11)または車両側の細長い部分(11)、および上記の第一のブレーキ面(25)の反対側に第二のブレーキ面(26)に面するように適合した第二の細長い部分(12)または車輪側の細長い部分(12)を含む。
キャリパ本体(24)は、キャリパ本体(24)がブレーキディスク(8)に組み立てられたとき、第一の細長い部分(11)を第二の細長い部分(12)にブレーキディスク(8)をまたぐように連結させる少なくとも1つのキャリパブリッジ(13)を含む。
有利なことに、上記のいずれかの実施形態による少なくとも1つの熱シールド要素(1)は、上記の少なくとも1つのキャリパブリッジ(13)にスナップ係合される。
1つの実施形態によれば、キャリパ本体(24)は、反対側の細長い部分(11、12)に収納されたブレーキパッド用の逆押し付け手段(27)を有する固定タイプのキャリパ本体である。
1つの実施形態によれば、キャリパ本体(24)は、細長い部分(11)の1つのブレーキパッド用の押し付け手段(27)を有する浮遊タイプのキャリパ本体である。
1つの実施形態によれば、図8に示されるとおり、熱シールド要素は平らな板材を切ることにより得られる。別の実施形態に係る熱シールド要素(1)の、例えば切断により平らな板材(4)からスクラップ部を取り除いて分離されるまえの平面図の外周(16)または外形は、この図に示されている。この図には、切断、折り曲げ、型押し、連結等によりキャリパ部品の3次元形状を有する前の状態の熱シールドの様々な要素部分が示されている。
図9から図11は、2つの熱シールド要素板材(1)を含むキャリパアセンブリ(23)を示し、車両、特に車輪の動きによって、熱シールド要素とキャリパ本体の間に冷却空気隙間を作る空気空間を循環する冷却空気流が矢印FAでハイライトされている。特に図10は、図9のキャリパの一部の放射面に沿った断面図および空気隙間の拡大図であって、冷却空気が矢印FAで示され、キャリパ本体に接触することなくディスクに面する熱シールド要素の側面にディスクから流れる高温空気が矢印HAで示される。一方、図11は、図9のキャリパアセンブリの内側の不等角投影図であり、ブリッジ(13)の径方向部分およびディスクブレーキディスク(8)に面するキャリパの細長い部分(11、12)に要素(1)が提供できるシールド効果が見て取れる。

熱シールド要素の製造方法を下に示す。
熱シールド要素の製造方法は、
平らな板材(4)を提供するステップと、
前記平らな板材(4)を切断するステップと、
アーチ状の背面(9)を成形するステップと、
続いて又は同時に少なくとも2つの対向するスナップ係合の舌状部(7)を成形するステップと、
続いて又は同時に少なくとも2つの対向する横シールド部(10)を前記アーチ状の背面(9)に直角に成形するステップを含む。
上記方法の1つの実施形態によれば、上記平らな板材(4)を切断するステップはせん断工程である。
上記方法の1つの実施形態によれば、要素(1)がキャリパ(2)に接触する面積を制限するように適合されたスペーサ(14)は、アーチ状の背面(9)の成形の後又はそれと同時のいずれかで成形される。
上記方法の1つの実施形態によれば、せん断による成形は複数の横シールド部(10)のせん断を含み、および、互いに横並びに切れ目なく配置された横シールド部を係合させるステップを含む。
上記方法の1つの実施形態によれば、上記熱シールド要素(1)はキャリパブリッジ(13)とスナップ係合し、ブレーキディスク(8)の放射熱をシールドする。
上記方法の1つの実施形態によれば、上記熱シールド要素(1)はキャリパブリッジ(13)とスナップ係合し、上記熱シールド要素(1)と上記ブレーキキャリパ(2)との間の空気流を可能にする。
当業者であれば、下記の請求項の範囲から逸脱することなく、特殊な要求を充たすために上述の実施形態の変更、応用が可能であり、又は要素を機能的に同等な他のものと交換してもよい。
1 熱シールド要素 heat shield element
2 ブレーキキャリパ brake caliper
3 熱シールド要素本体 heat shield element body
4 平らな板 flat sheet
5 内側端 inner end
6 外側端 outer end
7 スナップ係合する舌状部 snap engagement tongues
8 ディスクブレーキディスク disc brake disc
9 アーチ状の背面 arched back
10 横シールド部 side shield portion
11 車両側細細長い部分 vehicle-side elongated portion
12 反対側の車輪側細細長い部分 opposite wheel-side elongated portion
13 キャリパブリッジ caliper bridge
14 ブレーキキャリパ支え要素 brake caliper resting elements or spacers
15 空気隙間 air space
16 形または外周 shape or outer perimeter
17 切れ目のない横シールド部横面 contiguous side-shield portion sides
18 切れ目のない横シールド部横面 contiguous side-shield portion sides
19 係合部 engagement portions
20 係合座部 engagement seats
21 ブレーキキャリパの内側面 inner surface portion of a brake caliper
22 熱シールド要素の径方向サポート radial support of an element body of a heat shield
23 キャリパアセンブリ caliper assembly
24 キャリパ本体 caliper body
25 車両側ブレーキ面 vehicle-side braking surface
26 車輪側ブレーキ面 wheel-side braking surface
27 ブレーキパッド押し付け手段 thrust means for brake pads
28 要素グリップ部 element grip portions
X-X 軸方向 axial direction
R-R 径方向 radial direction
C-C 周方向 circumferential direction
A-A 第一断面 First section of the assembly according to figure 2
B-B 第二断面 Second section of the assembly according to figure 3

Claims (10)

  1. ディスクブレーキのブレーキディスク(8)を跨ぎ、キャリパブリッジ(13)によって互いに連結する車両側の細長い部分(11)および反対側の車輪側の細長い部分(12)を有するディスクブレーキのブレーキキャリパ(2)用の熱シールド要素(1)であって、
    前記熱シールド要素(1)は、熱シールド要素本体(3)を含み、
    前記熱シールド要素本体は、
    前記ブレーキキャリパ(2)の一部にスナップ係合して、前記熱シールド要素本体(3)が前記ブレーキキャリパ(2)と前記ブレーキディスク(8)との間に挟まれ、熱シールド要素(1)がブレーキキャリパ(2)と係合するのを補助するように適した少なくとも2つの対向するスナップ係合する舌状部(7)と、
    内側端(5)から外側端(6)までの曲線をたどって周方向(C-C)に沿って延びる少なくとも1つのアーチ状の背面(9)を含み、
    前記熱シールド要素本体(3)は、
    それぞれが放射面(R-R)内で前記周方向(C-C)に直角に延び、互いに対向する少なくとも2つの横シールド部(10)を含み、
    前記少なくとも2つの横シールド部(10)が、前記アーチ状の背面(9)とともに、前記周方向(C-C)を横切って熱シールド要素本体(3)を前記ブレーキディスク(8)を跨いで配置させるよう適した逆U字部を形成し、
    前記少なくとも2つの対向するスナップ係合する舌状部(7)は、1つが前記アーチ状の背面(9)の前記内側端(5)に、もう1つが前記アーチ状の背面(9)の前記外側端(6)に配置され、前記キャリパブリッジ(13)を共同で取り囲んで係合し、前記キャリパブリッジ(13)と前記ブレーキディスク(8)との間に前記アーチ状の背面(9)が配置され、前記細長い部分(11、12)の一部と前記ブレーキディスク(8)のディスクとの間に前記ブレーキキャリパ(2)の熱保護のための前記少なくとも2つの横シールド部(10)のそれぞれが配置され、
    前記少なくとも1つのアーチ状の背面、及び前記少なくとも2つの横シールド部の両方を備える前記熱シールド要素本体は、前記熱シールド要素本体にとって、前記ブレーキキャリパに接触する唯一の要素であるキャリパのスペーサ(14)を含み、

    前記スペーサ(14)は、前記ブレーキキャリパに接触し、前記熱シールド要素本体と前記ブレーキキャリパの間に空気隙間を生じさせるように適合され、
    前記スペーサ(14)は、前記熱シールド要素と前記ブレーキキャリパとの間の熱伝導を制限するように、点状の接触面積を前記熱シールド要素と前記ブレーキキャリパとの間に有し、
    前記スペーサ(14)の数は、前記熱シールド要素(1)と前記ブレーキキャリパ(2)との間の接触面積が制限されるように、前記アーチ状の背面(9)に2個または4個に、及び、前記少なくとも2つの横シールド部(10)それぞれに1個または2個に制限される、
    熱シールド要素(1)。
  2. 前記スペーサ(14)は、前記熱シールド要素(1)と前記ブレーキキャリパ(2)との間に、点状の接触面積での当接が得られ、前記熱シールド要素(1)と前記ブレーキキャリパ(2)との間の熱伝達が制限されるように半球形を有し、
    及び/又は、
    前記スペーサ(14)は、前記ブレーキキャリパ(2)の方に突き出す膨らみを形成するように板状の熱シールド要素本体(3)を成形して得られる、
    請求項1に記載の熱シールド要素(1)。
  3. 前記熱シールド要素本体(3)は、一体の部品で作られ、
    及び/又は、
    前記熱シールド要素本体(3)は、平らな板(4)状態から切り取られ、曲げられて、作られる板状であり、
    及び/又は、
    前記熱シールド要素本体(3)は、平らな板状態から前記熱シールド要素(1)の前記少なくとも2つのスナップ係合する舌状部(7)、前記少なくとも1つのアーチ状の背面(9)、および前記少なくとも2つの対向する横シールド部(10)を曲げ加工で形成するように適した金型打ち抜きによる形または外周(16)を有する、
    請求項1に記載の熱シールド要素(1)。
  4. 前記少なくとも2つの横シールド部(10)それぞれは、前記アーチ状の背面(9)から直角に片持ちで突き出ており、
    及び/又は、
    前記横シールド部(10)それぞれは、ブレーキキャリパ(2)の扇型のように延びた細長い部分(11、12)の保護として互いに横並びに配置された複数の横シールド部(10)であり、
    及び/又は、
    前記互いに横並びに配置された複数の横シールド部(10)は、片方が係合座部(20)を、もう片方が前記係合座部(20)と連結するように適合された係合部(19)を有し、前記横シールド部の動きおよび振動を制限する切れ目のない横面(17、18)を含み、
    及び/又は、
    前記アーチ状の背面(9)および前記横並びに配置された複数の対向する横シールド部(10)は、前記ブレーキディスク(8)に面する前記ブレーキキャリパ(2)の内側面(21)の径方向および軸方向の熱保護部品を形成するように適した一体化した甲殻のようなものである、
    請求項1に記載の熱シールド要素(1)。
  5. 前記熱シールド要素本体(3)は、前記キャリパブリッジ(13)と係合するとき、前記ブレーキキャリパ(2)のアンダーカットとして接触し、前記熱シールド要素(1)のスナップ係合に予備負荷を与えるように適した少なくとも1つの径方向サポート(22)を含み、
    及び/又は、
    前記少なくとも1つの径方向サポート(22)は、前記2つの対向する横シールド部(10)を横切って片持ちで配置される一対の対向する径方向サポート(22)である、
    請求項1に記載の熱シールド要素(1)。
  6. スナップ係合する舌状部(7)はそれぞれ片持ちで突き出たグリップ部(28)を含み、
    及び/又は、
    前記片持ちで突き出たグリップ部(28)は、熱除去用のラジエータのようにブレーキキャリパ(2)の外部頂上に突き出る、
    請求項1に記載の熱シールド要素(1)。
  7. キャリパ本体(24)を含むディスクブレーキキャリパのアセンブリ(23)であって、
    前記キャリパ本体(24)は、
    ブレーキディスク(8)を跨ぐように適しており、
    前記ブレーキディスク(8)は、第一のブレーキ面(25)または車両側ブレーキ面、および、前記第一のブレーキ面(25)の反対側に第二のブレーキ面(26)または車輪側ブレーキ面(26)を含み、
    前記キャリパ本体(24)は、前記第一のブレーキ面(25)に面するように適合した第一の細長い部分(11)または車両側の細長い部分(11)、および前記第一のブレーキ面(25)の反対側に第二のブレーキ面(26)に面するように適合した第二の細長い部分(12)または車輪側の細長い部分(12)を含み、
    前記キャリパ本体(24)は、前記キャリパ本体(24)が前記ブレーキディスク(8)に組み立てられたとき、前記ブレーキディスク(8)をまたぐように前記第一の細長い部分(11)を前記第二の細長い部分(12)と連結させる少なくとも1つのキャリパブリッジ(13)を含み、
    請求項1に記載の少なくとも1つの熱シールド要素(1)は、前記キャリパブリッジ(13)にスナップ係合され
    前記熱シールド要素(1)は、少なくとも2つの横シールド部を含み、前記横シールド部はそれぞれ、ブレーキキャリパに接触する唯一の要素であるキャリパのスペーサ(14)を1個または2個含むことを特徴とする、
    アセンブリ(23)。
  8. 前記キャリパ本体(24)は、対向する細長い部分(11、12)に収納されたブレーキパッド用の逆押し付け手段(27)を有する固定タイプのキャリパ本体であり、
    又は、
    前記キャリパ本体(24)は、前記細長い部分(11)の1つのブレーキパッド用の押し付け手段(27)を有する浮遊タイプのキャリパ本体である、
    請求項7に記載のアセンブリ(23)。
  9. ディスクブレーキのブレーキキャリパ(2)用の熱シールド要素の製造方法であって、
    成形型を準備するステップと、
    熱シールド要素本体(3)を成形するステップと、
    アーチ状の背面(9)を成形するステップと、
    続いて又は同時に少なくとも2つの対向するスナップ係合の舌状部(7)を成形するステップと、
    続いて又は同時に少なくとも2つの対向する横シールド部(10)を前記アーチ状の背面(9)に直角に成形するステップを含み、
    前記少なくとも1つのアーチ状の背面、及び前記少なくとも2つの横シールド部の両方を備える前記熱シールド要素本体は、前記熱シールド要素本体にとって、前記ブレーキキャリパに接触する唯一の要素であるキャリパのスペーサを含み、
    前記スペーサ(14)は、前記ブレーキキャリパに接触し、前記熱シールド要素本体と前記ブレーキキャリパの間に空気隙間を生じさせるように適合され、
    前記スペーサ(14)は、前記熱シールド要素と前記ブレーキキャリパとの間の熱伝導を制限するように、点状の接触面積を前記熱シールド要素と前記ブレーキキャリパとの間に有し、
    前記スペーサ(14)の数は、前記アーチ状の背面(9)に2個または4個に、及び、前記少なくとも2つの横シールド部(10)それぞれに1個または2個に制限される、
    熱シールド要素の製造方法。
  10. 平らな板材(4)を提供するステップと、
    前記平らな板材(4)を切断するステップと、
    前記アーチ状の背面(9)を型成形するステップと、
    続いて又は同時に前記少なくとも2つの対向するスナップ係合の舌状部(7)を型成形するステップと、
    続いて又は同時に前記少なくとも2つの対向する横シールド部(10)を前記アーチ状の背面(9)に直角に型成形するステップを含み、
    及び/又は、
    前記平らな板材(4)を切断するステップはせん断工程であり、
    及び/又は、
    前記アーチ状の背面(9)の型成形の後又はそれと同時のいずれかで、要素(1)がキャリパ(2)に接触する面積を制限するように適した前記スペーサ(14)は型成形され、
    及び/又は、
    せん断による成形は、複数の横シールド部(10)のせん断を含み、および、互いに横並びに切れ目なく配置された横シールド部を係合させるステップを含み、
    及び/又は、
    熱シールド要素(1)はキャリパブリッジ(13)とスナップ係合し、ブレーキディスクの放射熱をシールドし、
    及び/又は、
    前記熱シールド要素(1)はキャリパブリッジ(13)とスナップ係合し、前記熱シールド要素(1)と前記ブレーキキャリパ(2)との間の空気流を可能にする、
    請求項9に記載の熱シールド要素の製造方法。
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