JP7089226B2 - リモート走行システム - Google Patents

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本発明は、携帯可能な操作端末により車両を遠隔で自動走行させるリモート走行システムに関する。
車両を自動走行により移動させるリモート走行制御を行うリモート走行システムが知られている(例えば、特許文献1を参照。)。特許文献1に記載されたリモート走行システム(以下、「従来のリモート走行システム」と称呼する。)は、自宅内に設置されたスマートキー置き場からスマートキーが取り上げられたことを検知した場合、以下の処理を経た後、リモート走行制御により車両を移動させるようになっている。
即ち、従来のリモート走行システムは、スマートキー置き場からスマートキーが取り上げられたことを検知したときに、車両に搭載されたカメラを起動し、そのカメラが撮影した画像を利用して車両に近づいてくる人の顔認証を行い、その人が車両の利用者として登録されている人であることが確認され且つその人が特定のジェスチャーを行った場合、リモート走行制御により車両を移動させるようになっている。
又、スマートフォン等の携帯可能な操作端末を用いてリモート走行制御を行わせるリモート走行システムも知られている。
特開2017-126133号公報
従来のリモート走行システムによると、スマートキーを持った人がカメラに撮影されない場合(即ち、その人が車両に乗る意思がないものと推定される場合)、カメラの作動を停止する。これによると、スマートキーをスマートキー置き場から取り上げた人が車両に乗る意思を持っていない場合にも、カメラに電力が供給されるので、カメラに供給された電力が無駄になってしまう。
又、携帯可能な操作端末を用いてリモート走行制御を行わせるリモート走行システムにおいては、リモート走行制御を行わせるためのアプリケーションソフトを起動させ、そのアプリケーションソフトにより携帯端末のディスプレイに表示された画面を利用者が操作することにより、リモート走行制御が開始される。
このとき、利用可能なリモート走行制御が複数種類ある場合、利用者は、それらリモート走行制御の中から所望のリモート走行制御を選択する必要がある。このため、リモート走行制御を選択する負荷を利用者にかけることになる。
本発明は、上述した課題に対処するためになされたものである。即ち、本発明の目的の1つは、リモート走行制御により車両を移動させる意思が利用者にあることが確実であるときに車両の走行に必要な車両走行機器を作動させると共に、リモート走行制御の選択を簡便に行わせることができるリモート走行システムを提供することにある。
本発明に係るリモート走行システムは、車両(200)を自動走行させて目標の場所まで移動させる複数種類のリモート走行制御のうちの所定の1つを、制御実行指令を受けたときに実行する(図15のステップ1580の処理を参照。)ように構成された前記車両の制御手段(290)と、前記制御実行指令を発信するためのアプリケーションソフトがインストールされた操作端末(100)と、を含む。
前記操作端末(100)は、前記アプリケーションソフトの作動中、該操作端末の利用者が該操作端末に対して所定の操作を行ったとき(図14のステップ1430での「Yes」との判定を参照。)に前記制御実行指令を前記制御手段(290)に発信する(図14のステップ1440の処理を参照。)ように構成されている。
前記制御手段(290)は、前記アプリケーションソフトが起動された場合(図15のステップ1510での「Yes」との判定を参照。)、前記車両(200)の走行に必要な前記車両の機器(277、210、221、222)を作動させる(図15のステップ1520の処理を参照。)ように構成されている。
更に、前記操作端末(100)は、前記アプリケーションソフトを起動したとき(図13のステップ1320の処理を参照。)に前記リモート走行制御のうち前記利用者が前記制御手段(290)に行わせる制御として推奨される制御を表示する(図13のステップ1330の処理を参照。)ように構成されている。
利用者がアプリケーションソフトを起動させる操作を操作端末にて行った場合、リモート走行制御により車両を自動走行させる意思が利用者にあることは確実である。本発明に係るリモート走行システムによれば、アプリケーションソフトを起動させる操作が操作端末にて行われたときに車両の走行に必要な同車両の機器が作動される。従って、リモート走行制御により車両を自動走行させる意思が利用者にあることが確実である場合に上記車両の機器の作動を行うことができる。
又、本発明に係るリモート走行システムによれば、リモート走行制御により車両を自動走行させる意思が利用者にあることが確実である場合に上記車両の機器の作動を行うので、上記車両の機器の作動が無駄になる可能性は極めて低い。
そして、アプリケーションソフトを起動させる操作が操作端末にて行われたときに推奨されるリモート走行制御が操作端末に表示される。このため、利用者は、制御手段に行わせるリモート走行制御を簡便に選択することができる。
上記説明においては、発明の理解を助けるために、実施形態に対応する発明の構成に対して、実施形態で用いた符号を括弧書きで添えているが、発明の各構成要素は、前記符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。本発明の他の目的、他の特徴及び付随する利点は、以下の図面を参照しつつ記述される本発明の実施形態についての説明から容易に理解されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係るリモート走行システムを示した図である。 図2は、図1に示したリモート走行システムに含まれる操作端末のECU等を示した図である。 図3は、図1に示したリモート走行システムに含まれる車両のECU等を示した図である。 図4は、本発明の実施形態に係るリモート走行システムが適用される車両を示した図である。 図5は、本発明の実施形態に係るリモート走行システムが実行可能な制御を説明するための図である。 図6は、初期画面画像をディスプレイに表示している操作端末を示した図である。 図7は、その他制御選択画像をディスプレイに表示している操作端末を示した図である。 図8は、駐車スペース選択画像をディスプレイに表示している操作端末を示した図である。 図9は、タッチ操作画像をディスプレイに表示している操作端末を示した図である。 図10は、タッチ操作画像をディスプレイに表示している操作端末を示した図である。 図11は、タッチ操作画像をディスプレイに表示している操作端末を示した図である。 図12は、タッチ操作画像をディスプレイに表示している操作端末を示した図である。 図13は、図1に示した操作端末のECUのCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図14は、図1に示した操作端末ECUのCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図15は、図1に示した操作端末のECUのCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態に係るリモート走行システムについて説明する。以下の説明において、「出庫」とは、駐車スペースに駐車されている車両を駐車スペースの外に出すことを意味する。
図1に示したように、本発明の実施形態に係るリモート走行システム10(以下、「本走行システム10」と称呼する。)は、操作端末100及び車両200(特に、車両200のECU290)を含む。
本例において、操作端末100は、携帯可能な電話機の1つであるスマートフォンであるが、人が指で触れたことを感知する機能を有するディスプレイを備えたスマートキー及び専用の端末等の装置でもよい。又、人が指で触れたことを感知する機能を有する部分は、必ずしも、ディスプレイでなくてもよい。
<操作端末>
図2に示したように、操作端末100は、ディスプレイ110、端末無線受発信機130及びECU190(以下、「端末ECU190」と称呼する。)を備えている。
ディスプレイ110は、後述する各種の画像を表示する。ディスプレイ110は、端末ECU190に電気的に接続されている。ディスプレイ110に表示される画像は、端末ECU190により制御される。
端末無線受発信機130は、端末ECU190に電気的に接続されている。端末無線受発信機130は、端末ECU190が発信した各種信号を操作端末100の外部に発信する。更に、端末無線受発信機130は、後述する車両200のECU290が車両無線受発信機279を介して車両200の外部に発信した各種信号を受信して端末ECU190に送信する。
端末ECU190は、マイクロコンピュータを主要部として備える。マイクロコンピュータは、CPU191、ROM、RAM、不揮発性メモリ及びインターフェース等を含む。CPU191は、ROMに格納されたインストラクション(プログラム、ルーチン)を実行することにより各種機能を実現するようになっている。
端末ECU190には、後に詳述するリモート走行制御を車両ECU290に行わせるためのリモート走行アプリケーションソフト(以下、「リモート走行アプリ」と称呼する。)がインストールされている。
<車両の構成>
図3に示したように、車両200には、ECU290(以下、「車両ECU290」と称呼する。)が搭載されている。ECUは、エレクトロニックコントロールユニットの略称である。車両ECU290は、マイクロコンピュータを主要部として備える。マイクロコンピュータは、CPU291、ROM、RAM、不揮発性メモリ及びインターフェース等を含む。CPU291は、ROMに格納されたインストラクション(プログラム、ルーチン)を実行することにより各種機能を実現するようになっている。
車両200は、内燃機関210、第1モータジェネレータ221、第2モータジェネレータ222、パワーコントロールユニット223、バッテリ224、ブレーキ装置230、パワーステアリング装置240及びドアロック機構250を備える。
本例において、車両200は、内燃機関210、第1モータジェネレータ221及び第2モータジェネレータ222の少なくとも何れかから出力される動力を駆動力として走行すると共にバッテリ224に外部電源から電力を充電可能ないわゆるプラグインハイブリッド車両(PHV)である。
しかしながら、本走行システム10は、車両200を走行させるための駆動力を車両200に供給する駆動力源として、内燃機関のみを備えた車両にも適用可能である。又、本走行システム10は、内燃機関とモータとを駆動力源として備えたいわゆるハイブリッド車両(HV)、及び、内燃機関を備えずにモータのみを駆動力源として備えたいわゆる電気車両(EV)にも適用可能である。
又、本走行システム10は、モータを駆動力源として備えた車両であって、燃料電池により発電させた電力をモータの駆動に用いるいわゆる燃料電池車両(FCV)にも適用可能である。又、本走行システム10は、モータを駆動力源として備えた車両であって、モータを車輪毎に配置し、各車輪をそれぞれに対応して配置されたモータによって回転駆動させるいわゆるインホイールモータ式の車両にも適用可能である。
<内燃機関>
内燃機関210は、車両200を走行させるための駆動力を車両200に提供する駆動力源であり、本例においては、周知の圧縮着火式の多気筒内燃機関(いわゆるディーゼルエンジン)である。尚、内燃機関210は、周知の火花点火式の多気筒内燃機関(いわゆるガソリンエンジン)であってもよい。
内燃機関210は、複数の燃焼室(図示略)、それら燃焼室それぞれに燃料を噴射する燃料噴射弁211、及び、燃料噴射弁211の作動を制御する燃料噴射弁アクチュエータ212等を備えている。
燃料噴射弁アクチュエータ212は、車両ECU290に電気的に接続されている。車両ECU290は、燃料噴射弁アクチュエータ212の作動を制御することにより、燃料噴射弁211から噴射される燃料の量(以下、「燃料噴射量」と称呼する。)を制御し、その結果、内燃機関210が発生するトルク(以下、「機関トルク」と称呼する。)を制御することができる。燃料噴射量が大きいほど、機関トルクが大きくなる。機関トルクは、トランスミッション(図示略)及びドライブシャフト(図示略)を介して車両200の駆動輪に伝達される。
内燃機関210の動力出力軸は、動力分割機構(図示略)に接続されている。内燃機関210が発生する動力は、動力分割機構に入力される。
<モータジェネレータ等>
第1モータジェネレータ221及び第2モータジェネレータ222は、それぞれ、永久磁石式同期電動機であり、パワーコントロールユニット223を介してバッテリ224と電気的に接続されている。
パワーコントロールユニット223(以下、「PCU223」と称呼する。)は、インバータ、昇圧コンバータ及びDC/DCコンバータ等を含んでいる。
第1モータジェネレータ221(以下、「第1MG221」と称呼する。)の回転軸は、動力分割機構(図示略)に接続されている。第1MG221は、主に、発電機(ジェネレータ)として用いられる。第1MG221が発電機として用いられる場合、車両200の走行エネルギー又は内燃機関210が出力する動力等の外力によってその回転軸が回転され、電力を生成する。生成された電力は、PCU223を介してバッテリ224に充電される。尚、第1MG221は、電動機(モータ)としても用いられる。第1MG221が電動機として用いられる場合、第1MG221は、PCU223を介してバッテリ224から供給される電力によって駆動される。
第2モータジェネレータ222(以下、「第2MG222」と称呼する。)の回転軸も、動力分割機構(図示略)に接続されている。第2MG222は、主に、電動機(モータ)として用いられる。第2MG222が電動機として用いられる場合、第2MG222は、PCU223を介してバッテリ224から供給される電力によって駆動される。尚、第2MG222は、発電機(ジェネレータ)としても用いられる。第2MG222が発電機として用いられる場合、第2MG222は、上記外力によってその回転軸が回転され、電力を生成する。生成された電力は、PCU223を介してバッテリ224に充電される。
動力分割機構は、例えば、遊星歯車機構である。第1MG221が発電機として用いられ且つ第2MG222が電動機として用いられる場合、動力分割機構は、内燃機関210から動力分割機構に入力される動力を所定の割合で分割して車両200を走行させるための動力として車両200の駆動輪に伝達すると共に第1MG221を発電機として駆動するさめの動力ととして第1MG221に伝達する。更に、動力分割機構は、第2MG222から動力分割機構に入力される動力を車両200の駆動輪に伝達する。動力分割機構自体は公知である(例えば、特開2013-177026号公報等を参照。)。
PCU223は、車両ECU290に電気的に接続されている。PCU223の作動は、車両ECU290によって制御される。車両ECU290は、PCU223の作動を制御することにより、第1MG221の駆動及び第2MG222の駆動を制御する。
<ブレーキ装置>
ブレーキ装置230は、車両200の各車輪にそれぞれ対応して設けられた摩擦ブレーキ機構231、各摩擦ブレーキ機構231にそれぞれ対応して設けられた摩擦ブレーキアクチュエータ232、及び、各摩擦ブレーキアクチュエータ232にそれぞれ対応して設けられた作動油通路(図示略)等を備えている。
各摩擦ブレーキアクチュエータ232は、それぞれ対応する摩擦ブレーキ機構231のブレーキキャリパ(図示略)にそれぞれ対応する作動油通路を介して接続されている。各摩擦ブレーキアクチュエータ232は、マスタシリンダ(図示略)によって加圧された作動油を、それぞれ対応する作動油通路を介してそれぞれ対応する摩擦ブレーキ機構231(本例においては、特に、それぞれ対応する摩擦ブレーキ機構231のブレーキキャリパ)に供給できるように構成されている。
各摩擦ブレーキ機構231に作動油が供給されると、各摩擦ブレーキ機構231のブレーキキャリパのブレーキパッド(図示略)がブレーキディスク(図示略)に押し付けられる。これにより、各車輪に制動力が付加される。
各摩擦ブレーキアクチュエータ232は、車両ECU290に電気的に接続されている。車両ECU290は、各摩擦ブレーキアクチュエータ232の作動を制御することにより、各摩擦ブレーキ機構231に供給される作動油の圧力(以下、「ブレーキ油圧」と称呼する。)を制御することができる。各摩擦ブレーキ機構231に付加されるブレーキ油圧が大きいほど、各車輪に付加される制動力が大きくなる。
ブレーキ装置230は、パーキングブレーキ233及びパーキングブレーキアクチュエータ234を更に備える。
パーキングブレーキアクチュエータ234は、パーキングブレーキ233に接続されている。パーキングブレーキアクチュエータ234がパーキングブレーキ233を作動させると、車両200の各車輪がロックされる。
パーキングブレーキアクチュエータ234は、車両ECU290に電気的に接続されている。車両ECU290は、パーキングブレーキアクチュエータ234の作動を制御することにより、パーキングブレーキ233の作動を制御することができる。
<パワーステアリング装置>
パワーステアリング装置240は、転舵モータ241及びモータドライバ242等を備える。モータドライバ242は、転舵モータ241に接続されている。転舵モータ241は、モータドライバ242から供給される電力によってトルクを発生し、このトルクをステアリングシャフト243に付加することができる。
モータドライバ242は、車両ECU290に電気的に接続されている。車両ECU290は、モータドライバ242の作動を制御する。車両ECU290は、モータドライバ242の作動を制御することにより、転舵モータ241からステアリングシャフト243に付加されるトルクを制御することができる。
ドアロック機構250は、車両200の各ドアをロックするための機構である。ドアロック機構250は、車両ECU290に電気的に接続されている。車両ECU290は、ドアロック機構250の作動を制御する。車両ECU290がドアロック機構250を作動させた場合、ドアロック機構250は、車両200の各ドアをロックする。一方、車両ECU290がドアロック機構250の作動を解除させた場合、ドアロック機構250は、各ドアのロックを解除する。
<センサ等>
更に、車両200は、アクセルペダル操作量センサ271、ブレーキペダル操作量センサ272、操舵角センサ273、操舵トルクセンサ274、車輪速センサ275、レーダセンサ276、4個のカメラ277、12個のクリアランスソナー278及び車両無線受発信機279を備える。
アクセルペダル操作量センサ271は、車両ECU290に電気的に接続されている。アクセルペダル操作量センサ271は、アクセルペダル281の操作量を検出し、検出した操作量を表す信号を車両ECU290に送信する。車両ECU290は、その信号に基づいてアクセルペダル281の操作量を「アクセルペダル操作量AP」として取得する。
ブレーキペダル操作量センサ272は、車両ECU290に電気的に接続されている。ブレーキペダル操作量センサ272は、ブレーキペダル282の操作量を検出し、検出した操作量を表す信号を車両ECU290に送信する。車両ECU290は、その信号に基づいてブレーキペダル282の操作量を「ブレーキペダル操作量BP」として取得する。
操舵角センサ273は、車両ECU290に接続されている。操舵角センサ273は、車両200の操舵輪である左右の前輪の操舵角を検出し、検出した操舵角を表す信号を車両ECU290に送信する。車両ECU290は、その信号に基づいて車両200の左右の前輪の操舵角を「操舵角θst」として取得する。
操舵トルクセンサ274は、車両ECU290に電気的に接続されている。操舵トルクセンサ274は、運転者によるステアリングハンドル244の操作によりステアリングシャフト243に加わるトルクを検出し、検出したトルクを表す信号を車両ECU290に送信する。車両ECU290は、その信号に基づいてステアリングシャフト243に加わるトルクを「ドライバ操舵トルクTQdriver」として取得する。
車輪速センサ275は、車両ECU290に電気的に接続されている。車輪速センサ275は、車両200の各車輪に対応して配設されており、各車輪の回転速度を検出し、検出した回転速度を表す信号を車両ECU290に送信する。車両ECU290は、それら信号に基づいて各車輪の回転速度をとして取得し、これら取得した回転速度に基づいて車両200の速度SPDを取得する。
図4に示したように、4個のカメラ277のうちの1つは、車両200の前方の風景を撮影できるように車両200の幅方向中央ラインLx上の車両200の最前部200Fに取り付けられている。4個のカメラ277のうちの別の1つは、車両200の後方の風景を撮影できるように幅方向中央ラインLx上の車両200の最後部200Rに取り付けられている。
4個のカメラ277のうちの更に別の1つは、車両200の左側の風景を撮影できるように車両200の前後方向中央ラインLyの前方であって車両200の左側サイドミラー200ML付近に取り付けられている。4個のカメラ277のうちの更に別の1つは、車両200の右側の風景を撮影できるように車両200の前後方向中央ラインLyの前方であって車両200の右側サイドミラー200MR付近に取り付けられている。
カメラ277は、車両ECU290に電気的に接続されている。カメラ277は、車両200周辺の風景を撮影して取得した画像データを車両ECU290に送信する。車両ECU290は、その画像データに基づいて車両200周辺に存在する物標(例えば、他の車両、柱及び歩行者等)の有無及び車両200と物標との相対関係等を認識(取得)する。
更に、12個のクリアランスソナー278のうちの4個は、車両200の最前部200Fに取り付けられている。12個のクリアランスソナー278のうちの別の4個は、車両200の最後部200Rに取り付けられている。12個のクリアランスソナー278のうちの更に別の2個は、車両200の左側部200SLに取り付けられている。12個のクリアランスソナー278のうちの残りの2個は、車両200の右側部200SRに取り付けられている。
車両200の最前部200Fに取り付けられた4個のクリアランスソナー278のうちの1つは、車両200の幅方向中央ラインLxの左側であって幅方向中央ラインLxの近くに取り付けられている。別の1つのクリアランスソナー278は、車両200の幅方向中央ラインLxの左側であって幅方向中央ラインLxから離れた車両200の最前部200Fの左端付近に取り付けられている。更に別のクリアランスソナー278は、車両200の幅方向中央ラインLxの右側であって幅方向中央ラインLxの近くに取り付けられている。更に別のクリアランスソナー278は、車両200の幅方向中央ラインLxの右側であって幅方向中央ラインLxから離れた車両200の最前部200Fの右端付近に取り付けられている。
車両200の最後部200Rに取り付けられた4個のクリアランスソナー278のうちの1つは、車両200の幅方向中央ラインLxの左側であって幅方向中央ラインLxの近くに取り付けられ、別の1つのクリアランスソナー278は、車両200の幅方向中央ラインLxの左側であって幅方向中央ラインLxから離れた車両200の最後部200Rの左端付近に取り付けられている。更に別の1つのクリアランスソナー278は、車両200の幅方向中央ラインLxの右側であって幅方向中央ラインLxの近くに取り付けられている。更に別の1つのクリアランスソナー278は、車両200の幅方向中央ラインLxの右側であって幅方向中央ラインLxから離れた車両200の最後部200Rの右端付近に取り付けられている。
車両200の左側部200SLに取り付けられた2個のクリアランスソナー278のうちの1つは、車両200の前後方向中央ラインLyの前方であって前後方向中央ラインLyから比較的離れた左側部200SLに取り付けられている。残りの1つのクリアランスソナー278は、車両200の前後方向中央ラインLyの後方であって前後方向中央ラインLyから比較的離れた左側部200SLに取り付けられている。
車両200の右側部200SRに取り付けられた2個のクリアランスソナー278のうちの1つは、車両200の前後方向中央ラインLyの前方であって前後方向中央ラインLyから比較的離れた右側部200SRに取り付けられている。残りの1つのクリアランスソナー278は、車両200の前後方向中央ラインLyの後方であって前後方向中央ラインLyから比較的離れた右側部200SRに取り付けられている。
クリアランスソナー278は、車両ECU290に電気的に接続されている。クリアランスソナー278は、超音波を放射し、物標によって反射された超音波(即ち、反射波)を受信する。クリアランスソナー278は、超音波を放射してから反射波をクリアランスソナー278が検知するまでの時間を表す信号を車両ECU290に送信する。車両ECU290は、その信号に基づいて各クリアランスソナー278が取り付けられている車両200の箇所から物標までの距離を取得する。
本例においては、12個のクリアランスソナー278は、それらクリアランスソナー278が放射する超音波により車両200の周囲全体にわたり物標を検知することができるように各クリアランスソナー278が超音波を放射する方向が調整されて車両200に取り付けられている。
車両無線受発信機279は、車両ECU290に電気的に接続されている。車両無線受発信機279は、車両ECU290が発信した各種信号を車両200の外部に発信する。更に、車両無線受発信機279は、端末ECU190が端末無線受発信機130を介して操作端末100の外部に発信した各種信号を受信して車両ECU290に送信する。
<システム起動スイッチ>
システム起動スイッチ280は、車両200の運転者によって操作されるスイッチである。システム起動スイッチ280は、車両ECU290に電気的に接続されている。
システム起動スイッチ280が運転者によってオン位置に設定されると、車両ECU290は、カメラ277等への電力供給を開始すると共に内燃機関210を始動させる準備並びに第1MG221及び第2MG222を駆動させる準備を行う。即ち、システム起動スイッチ280が運転者によってオン位置に設定されると、車両200の走行に必要なカメラ277、内燃機関210、第1MG221及び第2MG222等の車両走行機器を作動させ或いは同車両走行機器を作動させる準備を行って車両200を走行準備状態とする。
一方、システム起動スイッチ280が運転者によってオフ位置に設定されると、車両ECU290は、カメラ277等への電力供給、内燃機関210の運転並びに第1MG221及び第2MG222の駆動を停止する。即ち、システム起動スイッチ280が運転者によってオフ位置に設定されると、車両200の走行に必要なカメラ277、内燃機関210、第1MG221及び第2MG222等の車両走行機器の作動を停止する。
<本システムの作動の概要>
次に、本走行システム10の作動の概要について説明する。本走行システム10は、車両200の外にいる人(特に、車両200の運転者)が車両200をそれが停止している場所から所定の場所まで操作端末100を用いて遠隔で自動走行させて移動させるリモート走行制御を行うシステムである。リモート走行制御には、リモート並列駐車制御、リモート縦列駐車制御、及び、リモート出庫制御が含まれる。
リモート並列駐車制御は、操作端末を用いて遠隔操作で車両200を図5の(A)に示したように駐車スペースに駐車されている他の車両と横並びに駐車スペースに駐車させるいわゆる並列駐車を行う制御である。
リモート縦列駐車制御は、操作端末を用いて遠隔操作で車両200を図5の(B)に示したように駐車スペースに駐車されている他の車両と縦並びに駐車スペースに駐車させるいわゆる縦列駐車を行う制御である。
リモート出庫制御は、操作端末を用いて遠隔操作で車両200を図5の(C)に示したように並列駐車された車両200を駐車スペースから出庫させる制御、及び、操作端末を用いて遠隔操作で車両200を図5の(D)に示したように縦列駐車された車両200を駐車スペースから出庫させる制御である。
操作端末100の利用者は、上記リモート走行制御の何れかを本走行システム10に行わせることにより、ステアリングハンドル244、アクセルペダル281及びブレーキペダル282等を操作することなく、車両200の外から遠隔で車両200をそれが停止している場所から所定の場所まで移動させることができる。
以下では、利用者が車両200の外で操作端末100を操作してリモート走行制御を本走行システム10に行わせる場合を例に本走行システム10の作動を説明するが、利用者は、車両200の中で操作端末100を操作してリモート走行制御を本走行システム10に行わせることもできる。
又、本走行システム10は、上述したリモート走行制御以外にも、利用者が操作端末100を操作して車両200をそれが停止している場所から所定の場所まで移動させる制御を行うように構成され得る。
尚、以下の説明において、「タッチ操作」は、操作端末100の利用者が操作端末100のディスプレイ110を指で触れる操作である。
利用者がリモート走行アプリを起動させる操作を操作端末100にて行った場合、端末ECU190は、リモート走行アプリを起動すると共に、アプリ起動信号S10を外部に発信する。アプリ起動信号S10は、操作端末100を識別するためのID等の情報を表す信号等を含む信号である。
車両ECU290は、アプリ起動信号S10を受信すると、そのアプリ起動信号S10が表す情報に基づいて操作端末100が登録操作端末であるか否かを判定する。登録操作端末は、車両ECU290にリモート走行制御を行わせる操作端末として車両ECU290に登録された操作端末である。
操作端末100は、登録操作端末であるので、車両ECU290は、アプリ起動信号S10を受信した場合、操作端末100が登録操作端末であると判定する。
車両ECU290は、操作端末100が登録操作端末であると判定した場合、カメラ277、内燃機関210、第1MG221及び第2MG222等の車両走行機器を作動させ或いは同車両走行機器を作動させる準備を行う。
更に、車両ECU290は、カメラ277からの画像データに基づいて現在の車両200の位置及び車両200周囲の状況から、リモート並列駐車制御、リモート縦列駐車制御、及び、リモート出庫制御の何れの制御を行うのが推奨されるかを判断する。車両ECU290は、その判断結果を示す信号S11(以下、「推奨制御信号S11」と称呼する。)を外部に発信する。
以下、推奨されるリモート走行制御がリモート並列駐車制御である場合を例に本走行システム10の作動を説明する。
端末ECU190は、推奨制御信号S11を受信すると、図6に示したように初期画面画像G10をディスプレイ110に表示するリモート走行画面表示制御を行う。
初期画面画像G10には、推奨制御選択画像G11、その他制御表示画像G12、及び、終了ボタン画像G15が含まれている。推奨制御選択画像G11は、推奨制御信号S11が示すリモート走行制御として推奨されるリモート並列駐車制御を表す「並列駐車」との文字及びその文字を囲む線を表示する画像である。その他制御表示画像G12は、「その他」との文字及びその文字を囲む線を表示する画像である。終了ボタン画像G15は、「終了」との文字及びその文字を囲む線を表示する画像である。
利用者が推奨制御選択部分P11を指で触れるタッチ操作を行った場合、端末ECU190は、制御選択信号S12を外部に発信する。推奨制御選択部分P11は、推奨制御選択画像G11に対応するディスプレイ110の部分である。制御選択信号S12は、利用者が推奨制御選択部分P11を指で触れるタッチ操作を行ったことを表す信号である。
一方、利用者がその他制御表示部分P12を指で触れるタッチ操作を行った場合、端末ECU190は、図7に示したように、その他制御選択画像G20をディスプレイ110に表示するリモート走行画面表示制御を行う。その他制御表示部分P12は、その他制御表示画像G12に対応するディスプレイ110の部分である。
その他制御選択画像G20には、縦列駐車選択画像G21、出庫選択画像G22、終了ボタン画像G25、及び、初期画面ボタン画像G26が含まれている。縦列駐車選択画像G21は、推奨されるリモート走行制御以外のリモート走行制御であるリモート縦列駐車制御を表す「縦列駐車」との文字及びその文字を囲む線を表示する画像である。出庫選択画像G22は、推奨されるリモート走行制御以外のリモート走行制御であるリモート出庫制御を表す「出庫」との文字及びその文字を囲む線を表示する画像である。終了ボタン画像G25は、上述した終了ボタン画像G15と同じ画像である。初期画面ボタン画像G26は、「初期画面」との文字及びその文字を囲む線を表示する画像である。
利用者が縦列駐車選択部分P21を指で触れるタッチ操作を行った場合、端末ECU190は、利用者が縦列駐車選択部分P21を指で触れるタッチ操作を行ったことを表す制御選択信号S12を外部に発信する。縦列駐車選択部分P21は、縦列駐車選択画像G21に対応するディスプレイ110の部分である。
一方、利用者が出庫選択部分P22を指で触れるタッチ操作を行った場合、端末ECU190は、利用者が出庫選択部分P22を指で触れるタッチ操作を行ったことを表す制御選択信号S12を外部に発信する。出庫選択部分P22は、出庫選択画像G22に対応するディスプレイ110の部分である。
車両ECU290は、利用者が推奨制御選択部分P11を指で触れるタッチ操作を行ったことを表す制御選択信号S12を受信すると、駐車スペース情報信号S13及び車両位置情報信号S14を外部に発信する。駐車スペース情報信号S13は、カメラ277から送信される画像データに基づいて車両200を並列駐車させることができるスペースに関する情報を表す信号である。車両位置情報信号S14は、車両200を並列駐車させることができるスペースに対する車両200の位置等の情報を表す信号である。
端末ECU190は、利用者が推奨制御選択部分P11を指で触れるタッチ操作を行った場合、駐車スペース情報信号S13及び車両位置情報信号S14に基づいて、図8に示したように、駐車スペース選択画像G30をディスプレイ110に表示するリモート走行画面表示制御を行う。駐車スペース選択画像G30は、利用者が車両200を並列駐車させるスペースとして希望するスペースを選択させるための画像である。
駐車スペース選択画像G30には、候補駐車スペース画像G31、車両画像G32、終了ボタン画像G35、及び、初期画面ボタン画像G36が含まれている。候補駐車スペース画像G31は、「P」との文字及び車両200を駐車できるスペースを区画した線を表示する画像である。車両画像G32は、車両200自体を表示する画像である。終了ボタン画像G35は、上述した終了ボタン画像G25と同じ画像である。初期画面ボタン画像G36は、上述した初期画面ボタン画像G26と同じ画像である。
利用者が候補駐車スペース画像部分P31の何れかを指で触れるタッチ操作を行った場合、端末ECU190は、駐車スペース信号S15を外部に発信する。候補駐車スペース画像部分P31は、それぞれ、候補駐車スペース画像G31に対応するディスプレイ110の部分である。駐車スペース信号S15は、利用者が指で触れた候補駐車スペース画像部分P31を表す信号である。
車両ECU290は、駐車スペース信号S15を受信すると、駐車スペース信号S15が表す駐車スペース(即ち、目標移動地点Ptgt)に車両200を移動させるために車両200を走行させるルート(以下、「移動ルート」と称呼する。)を計算する。
車両ECU290は、移動ルートの計算を完了すると、車両200の現在位置から目標移動地点Ptgtまでの距離を表す信号S16(以下、「残距離信号S16」と称呼する。)を外部に発信する。車両ECU290は、カメラ277から送信される画像データを用いた演算により車両200の現在位置から目標移動地点Ptgtまでの距離を取得する。
一方、端末ECU190は、利用者が候補駐車スペース画像部分P31の何れかを指で触れるタッチ操作を行った場合、図9に示したように、タッチ操作画像G40をディスプレイ110に表示するリモート走行画面表示制御を行う。タッチ操作画像G40は、目標移動地点Ptgtまで車両200を移動させる制御を車両ECU290に行わせるタッチ操作を利用者が行うための画像である。
タッチ操作画像G40には、目標移動地点画像G41、車両画像G42、残距離画像G43、タッチ操作画像G44、終了ボタン画像G45、及び、初期画面ボタン画像G46が含まれている。目標移動地点画像G41は、目標移動地点Ptgtを表示する画像である。車両画像G42は、上述した車両画像G32と同じ画像である。残距離画像G43は、車両200の現在位置から目標移動地点Ptgtまでの距離を表す文字及びその文字を囲む線を表示する画像である。タッチ操作画像G44は、ディスプレイ110の所定面積の領域を区画する画像である。終了ボタン画像G45は、上述した終了ボタン画像G35と同じ画像である。初期画面ボタン画像G46は、上述した初期画面ボタン画像G36と同じ画像である。
端末ECU190は、車両ECU290が発信した残距離信号S16に基づいて車両200の現在位置から目標移動地点Ptgtまでの距離を取得し、その距離を残距離画像G43により表示する。
そして、図10に線Ltで示したように、利用者が所定のタッチ操作条件Ctouchを満たすように指をタッチ操作部分P44上で動かすと、端末ECU190は、制御実行指令信号S17)を外部に発信する。タッチ操作部分P44は、タッチ操作画像G44に対応するディスプレイ110の部分である。制御実行指令信号S17は、タッチ操作条件Ctouchを満たすタッチ操作が行われたことを表す信号である。
車両ECU290は、移動ルートの計算の完了後、制御実行指令信号S17を受信している間、車両200が移動ルートに沿って目標移動地点Ptgtまで移動するように燃料噴射弁アクチュエータ212、摩擦ブレーキアクチュエータ232及びモータドライバ242の作動を制御するリモート並列駐車制御を行う。
更に、車両ECU290は、リモート並列駐車制御の実行中、車両位置情報信号S14、残距離信号S16及び車両200の進行方向を表す信号S18(以下、「進行方向信号S18」と称呼する。)を外部に発信し続ける。
端末ECU190は、車両ECU290が発信した車両位置情報信号S14を受信し、その車両位置情報信号S14に基づいて図11に示したように車両画像G42の表示位置が車両位置情報信号S14が表す目標移動地点Ptgtに対する車両200の位置に対応するように車両画像G42の表示位置を変更する。
更に、端末ECU190は、車両ECU290が発信した残距離信号S16を受信し、その残距離信号S16が表す距離を残距離画像G43により表示する。
更に、端末ECU190は、車両ECU290が発信した進行方向信号S18を受信し、進行方向画像G47を車両画像G42近くのディスプレイ110の部分に表示する。進行方向画像G47は、進行方向信号S18が表す車両200の進行方向を表す画像である。
一方、利用者がタッチ操作部分P44から指を離す等して上記タッチ操作条件Ctouchが満たされなくなると、端末ECU190は、制御実行指令信号S17の外部への発信を停止する。
車両ECU290は、制御実行指令信号S17を受信しなくなると、摩擦ブレーキ機構231により車両200を制動して停止させる。
車両ECU290は、目標移動地点Ptgtへの車両200の移動が完了した場合、パーキングブレーキ233により車両200の各車輪をロックし、ドアロック機構250により車両200のドアをロックし、車両200の走行に必要なカメラ277、内燃機関210、第1MG221及び第2MG222等の車両走行機器の作動を停止し、これにより、リモート走行制御を終了する。
更に、車両ECU290は、目標移動地点Ptgtへの車両200の移動が完了した場合、移動完了信号S19を外部に発信する。移動完了信号S19は、目標移動地点Ptgtへの車両200の移動が完了したことを表す信号である。
端末ECU190は、車両ECU290が発信した移動完了信号S19を受信すると、図12に示したように、移動完了画像G49をディスプレイ110に表示する。移動完了画像G49は、目標移動地点Ptgtへの車両200の移動が完了したことを表す画像である。
尚、利用者が縦列駐車選択部分P21を指で触れるタッチ操作を行った場合、端末ECU190は、リモート縦列駐車制御を車両ECU290に行わせるために利用者がタッチ操作を行う画像をディスプレイ110に表示するリモート走行画面表示制御を行う。縦列駐車選択部分P21は、縦列駐車選択画像G21に対応するディスプレイ110の部分P21である。このとき、端末ECU190は、車両ECU290が発信した車両200及びその周囲状況等の情報を表す信号を用いてリモート走行画面表示制御を行う。
一方、利用者が出庫選択部分P22を指で触れるタッチ操作を行った場合、端末ECU190は、リモート出庫制御を車両ECU290に行わせるために利用者がタッチ操作を行う画像をディスプレイ110に表示するリモート走行画面表示制御を行う。出庫選択部分P22は、出庫選択画像G22に対応するディスプレイ110の部分である。このときにも、端末ECU190は、車両ECU290が発信した車両200及びその周囲状況等の情報を表す信号を用いてリモート走行画面表示制御を行う。
<アプリ終了等>
利用者が終了ボタン部分P15等を指で触れるタッチ操作を行った場合、端末ECU190は、リモート走行アプリを終了する。終了ボタン部分P15等は、終了ボタン画像G15、G25、G35及びG45に対応するディスプレイ110の部分P15、P25、P35及びP45である。
又、利用者が初期画面ボタン部分P26等を指で触れるタッチ操作を行った場合、端末ECU190は、初期画面画像G10をディスプレイ110に表示する。初期画面ボタン部分P26等は、初期画面ボタン画像G26、G36及びG46に対応するディスプレイ110の部分P26、P36及びP46である。
更に、利用者が終了ボタン部分P15等を指で触れるタッチ操作を行った場合、端末ECU190は、制御終了指令信号S20を外部に発信する。制御終了指令信号S20は、リモート走行制御を終了させるための信号である。更に、利用者が初期画面ボタン部分P26等を指で触れるタッチ操作を行った場合も、端末ECU190は、制御終了指令信号S20を外部に発信する。
車両ECU290は、制御終了指令信号S20を受信した場合、摩擦ブレーキ機構231により車両200を制動して停止させた後、パーキングブレーキ233により車両200の車輪をロックすると共に車両200の走行に必要なカメラ277、内燃機関210、第1MG221及び第2MG222等の車両機器の作動を停止し、リモート走行制御を終了する。
利用者がリモート走行アプリを起動させる操作を操作端末100にて行った場合、リモート走行制御により車両200を自動走行させる意思が利用者にあることは確実である。本走行システム10によれば、リモート走行アプリを起動させる操作が操作端末100にて行われたときにカメラ277、内燃機関210、第1MG221及び第2MG222等の車両走行機器が作動され或いは同車両走行機器を作動させる準備が行われる。従って、リモート走行制御により車両200を自動走行させる意思が利用者にあることが確実である場合に上記車両走行機器の作動又は同車両走行機器の作動の準備を行うことができる。
又、本走行システム10によれば、リモート走行制御により車両200を自動走行させる意思が利用者にあることが確実である場合に上記車両走行機器の作動又は同車両走行機器の作動の準備を行うので、例えば、車両走行機器の作動の1つであるカメラ277への電力供給を行っても、その電力供給が無駄になる可能性は極めて低い。
そして、リモート走行アプリを起動させる操作が操作端末100にて行われたときに推奨されるリモート走行制御が操作端末100のディスプレイ110に表示される。このため、利用者は、車両ECU290に行わせるリモート走行制御を簡便に選択することができる。
<本走行システムの具体的な作動>
次に、本走行システム10の具体的な作動について説明する。本走行システム10の操作端末100の端末ECU190のCPU191(以下、「端末CPU191」と称呼する。)は、図13にフローチャートにより示したルーチンを所定時間の経過毎に実行するようになっている。
従って、所定のタイミングになると、端末CPU191は、図13のステップ1300から処理を開始してステップ1310に進み、第1アプリ起動操作フラグX10の値が「1」であるか否かを判定する。第1アプリ起動操作フラグX10の値は、リモート走行アプリを起動させる操作が行われたときに「1」に設定され、後述するステップ1320の処理が行われたときに「0」に設定される。
第1アプリ起動操作フラグX10の値が「1」である場合、端末CPU191は、ステップ1310にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ1320及びステップ1330の処理を順に行う。その後、端末CPU191は、ステップ1340に進む。
ステップ1320:端末CPU191は、リモート走行アプリを起動させる。
ステップ1330:端末CPU191は、先に述べたリモート走行画面表示制御を開始する。
一方、第1アプリ起動操作フラグX10の値が「0」である場合、端末CPU191は、ステップ1310にて「No」と判定してステップ1340に直接進む。
端末CPU191は、ステップ1340に進むと、リモート走行アプリが作動中であるか否かを判定する。リモート走行アプリが作動中である場合、端末CPU191は、ステップ1340にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ1350の処理を行う。その後、端末CPU191は、ステップ1360に進む。
ステップ1350:端末CPU191は、先に述べたリモート走行画面表示制御を実行する。
一方、リモート走行アプリが作動中ではない場合、端末CPU191は、ステップ1340にて「No」と判定してステップ1360に直接進む。
端末CPU191は、ステップ1360に進むと、第1アプリ終了操作フラグX11の値が「1」であるか否かを判定する。第1アプリ終了操作フラグX11の値は、リモート走行アプリを終了させる操作が行われたときに「1」に設定され、後述するステップ1380の処理が行われたときに「0」に設定される。
第1アプリ終了操作フラグX11の値が「1」である場合、端末CPU191は、ステップ1360にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ1370及びステップ1380の処理を順に行う。その後、端末CPU191は、ステップ1395に進み、本ルーチンを一旦終了する。
ステップ1370:端末CPU191は、リモート走行画面表示制御を終了する。
ステップ1380:端末CPU191は、リモート走行アプリを終了させる。
一方、第1アプリ終了操作フラグX11の値が「0」である場合、端末CPU191は、ステップ1360にて「No」と判定してステップ1395に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
更に、端末CPU191は、図14にフローチャートにより示したルーチンを所定時間の経過毎に実行するようになっている。従って、所定のタイミングになると、端末CPU191は、図14のステップ1400から処理を開始してステップ1410に進み、第2アプリ起動操作フラグX12の値が「1」であるか否かを判定する。第2アプリ起動操作フラグX12の値は、リモート走行アプリを起動させる操作が行われたときに「1」に設定され、後述するステップ1420の処理が行われたときに「0」に設定される。
第2アプリ起動操作フラグX12の値が「1」である場合、端末CPU191は、ステップ1410にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ1420の処理を行う。その後、端末CPU191は、ステップ1430に進む。
ステップ1420:端末CPU191は、アプリ起動信号S10を外部に発信する。
一方、第2アプリ起動操作フラグX12の値が「0」である場合、端末CPU191は、ステップ1410にて「No」と判定してステップ1430に直接進む。
端末CPU191は、ステップ1430に進むと、タッチ操作条件Ctouchを満たすタッチ操作(以下、「所定タッチ操作」と称呼する。)が行われたか否かを判定する。所定タッチ操作が行われた場合、端末CPU191は、ステップ1430にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ1440の処理を行う。その後、端末CPU191は、ステップ1450に進む。
ステップ1440:端末CPU191は、制御実行指令信号S17を外部に発信する。
一方、所定タッチ操作が行われていない場合、端末CPU191は、ステップ1430にて「No」と判定してステップ1450に直接進む。この場合、制御実行指令信号S17は発信されない。
端末CPU191は、ステップ1450に進むと、第2アプリ終了操作フラグX13の値及び初期画面操作フラグX14の値の少なくとも一方が「1」であるか否かを判定する。第2アプリ終了操作フラグX13の値は、リモート走行アプリを終了させる操作が行われたときに「1」に設定され、後述するステップ1460の処理が行われたときに「0」に設定される。初期画面操作フラグX14の値は、初期画面ボタン部分P26等に対するタッチ操作が行われたときに「1」に設定され、後述するステップ1460の処理が行われたときに「0」に設定される。
第2アプリ終了操作フラグX13の値及び初期画面操作フラグX14の値の少なくとも一方が「1」である場合、端末CPU191は、ステップ1450にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ1460の処理を行う。その後、端末CPU191は、ステップ1495に進み、本ルーチンを一旦終了する。
ステップ1460:端末CPU191は、制御終了指令信号S20を外部に発信する。
一方、第2アプリ終了操作フラグX13の値及び初期画面操作フラグX14の値の両方が「0」である場合、端末CPU191は、ステップ1450にて「No」と判定してステップ1495に進み、本ルーチンを一旦終了する。この場合、制御終了指令信号S20は発信されない。
一方、車両ECU290のCPU291(以下、「車両CPU291」と称呼する。)は、図15にフローチャートにより示したルーチンを所定時間の経過毎に実行するようになっている。従って、所定のタイミングになると、車両CPU291は、図15のステップ1500から処理を開始してステップ1510に進み、アプリ起動信号フラグX15の値が「1」であるか否かを判定する。アプリ起動信号フラグX15の値は、車両CPU291がアプリ起動信号S10を受信したときに「1」に設定され、後述するステップ1520の処理が行われたときに「0」に設定される。
アプリ起動信号フラグX15の値が「1」である場合、車両CPU291は、ステップ1510にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ1520の処理を行う。その後、車両CPU291は、ステップ1530に進む。
ステップ1520:車両CPU291は、カメラ277、内燃機関210、第1MG221及び第2MG222等の車両走行機器を作動させ或いは同車両走行機器を作動させる準備を行う。
一方、アプリ起動信号フラグX15の値が「0」である場合、車両CPU291は、ステップ1510にて「No」と判定してステップ1530に直接進む。
車両CPU291は、ステップ1530に進むと、制御終了指令信号フラグX16の値が「1」であるか否かを判定する。制御終了指令信号フラグX16の値は、車両CPU291が制御終了指令信号S20を受信したときに「1」に設定され、後述するステップ1560の処理が行われたときに「0」に設定される。
制御終了指令信号フラグX16の値が「1」である場合、車両CPU291は、ステップ1530にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ1540乃至ステップ1560の処理を順に行う。その後、車両CPU291は、ステップ1570に進む。
ステップ1540:車両CPU291は、摩擦ブレーキ機構231等により車両200を制動して停止させる。
ステップ1550:車両CPU291は、カメラ277、内燃機関210、第1MG221及び第2MG222等の車両走行機器の作動を停止させる。
ステップ1560:車両CPU291は、リモート走行制御を終了する。
一方、制御終了指令信号フラグX16の値が「0」である場合、車両CPU291は、ステップ1530にて「No」と判定してステップ1570に直接進む。
車両CPU291は、ステップ1570に進むと、リモート走行画面表示制御の実行中であるか否かを判定する。リモート走行画面表示制御の実行中である場合、車両CPU291は、ステップ1570にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ1580の処理を行う。その後、車両CPU291は、ステップ1595に進み、本ルーチンを一旦終了する。
ステップ1595:車両CPU291は、先に述べたようにリモート走行制御を実行する。
一方、リモート走行画面表示制御の実行中ではない場合、車両CPU291は、ステップ1570にて「No」と判定してステップ1595に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
以上が本走行システム10の具体的な作動である。図13乃至図15に示したルーチンが実行された場合、リモート走行アプリを起動させる操作が操作端末100にて行われたときにカメラ277、内燃機関210、第1MG221及び第2MG222等の車両走行機器が作動され或いは同車両走行機器を作動させる準備が行われる。従って、リモート走行制御により車両200を自動走行させる意思が利用者にあることが確実である場合に上記車両走行機器の作動又は同車両走行機器の作動の準備を行うことができる。
又、リモート走行アプリを起動させる操作が操作端末100にて行われたときに車両走行機器を作動させる処理の1つとしてカメラ277への電力供給が行われるが、このとき、リモート走行制御により車両200を自動走行させる意思が利用者にあることが確実であるので、カメラ277への電力供給が無駄になる可能性は極めて低い。
そして、リモート走行アプリを起動させる操作が操作端末100にて行われたときに推奨されるリモート走行制御が操作端末100のディスプレイ110に表示される。このため、利用者は、車両ECU290に行わせるリモート走行制御を簡便に選択することができる。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。
10…リモート走行システム、100…操作端末、110…ディスプレイ、190…端末ECU、200…車両、290…車両ECU、G34…タッチ操作領域画像、

Claims (1)

  1. 車両を自動走行させて目標の場所まで移動させる複数種類のリモート走行制御のうちの所定の1つを、制御実行指令を受けたときに実行するように構成された前記車両の制御手段と、前記制御実行指令を発信するためのアプリケーションソフトがインストールされた操作端末と、を含み、
    前記操作端末は、前記アプリケーションソフトの作動中、該操作端末の利用者が該操作端末に対して所定の操作を行ったときに前記制御実行指令を前記制御手段に発信するように構成されている、
    リモート走行システムにおいて、
    前記制御手段は、前記アプリケーションソフトが起動された場合、前記車両の走行に必要な前記車両の機器を作動させるように構成されており、
    前記操作端末は、前記アプリケーションソフトを起動したときに前記リモート走行制御のうち前記利用者が前記制御手段に行わせる制御として推奨される制御を表示するように構成されている、
    リモート走行システム。
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