JP7086277B2 - 電動送風機、電気掃除機およびハンドドライヤー - Google Patents

電動送風機、電気掃除機およびハンドドライヤー Download PDF

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Description

本発明は、単相モータを備える電動送風機、電気掃除機およびハンドドライヤーに関する。
従来、電動送風機を備える電気機器の一例として、電気掃除機、ハンドドライヤーなどが知られている。このような電気機器は、持ち運びの容易性、使用時の操作性などを高めるため、小型化が図られている。例えば、特許文献1には、電気機器としての電気掃除機の小型化を図るとともに、電動送風機を制御する制御部を効率的に冷却するため、電動送風機内の気流の流通路に制御部の基板を配置する技術が開示されている。
特開2002-21794号公報
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、回路部の発熱部品は効率良く冷却できることが示されているが、製品を構成する他の部品の冷却については言及されておらず、冷却効果も得られない。
また、スティック型の電気掃除機などに搭載される電動送風機は、ユーザーの使い勝手を向上させるために小型軽量化が進んでいる。小型化するために、電動送風機を駆動するインバータは、スイッチング素子を低減した単相インバータの構成が適している。また、電動送風機は、単相インバータに合わせて、単相の永久磁石モータを使うことが好適である。一方で、電動送風機を小型化した場合、電動送風機に搭載されている羽根の径が小さくなることで、電動送風機の出力が低減してしまう。そこで、一般的には羽根の径を小さくした分、羽根を高速回転させる制御方法が取られる。このような制御方法としては、ロータ磁極位置を判断するための位置センサを用いて、ロータ磁極位置に応じて制御する方法が用いられる。
この場合、位置センサは、磁石磁束を拾うことで磁極位置を検出するため、ロータ磁石が位置センサと近接していなければならず、位置センサを搭載した基板をモータに取り付ける必要がある。そのため、電動送風機は、基板がモータと一体となることで基板によって風路が塞がれ、製品の圧力損失を増大させ空力出力を低下させてしまう、という問題があった。また、電動送風機は、風路上、基板の後段に取り付けられた部品の冷却性能を低下させてしまう、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、小型化した場合において発熱部品を効率的に冷却しつつ、単相モータの駆動を制御可能な電動送風機を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電動送風機は、羽根と羽根がロータに取り付けられる単相モータとを有するブロワモータ部と、単相モータに交流電力を出力するインバータを有して単相モータの駆動を制御するモータ制御装置が実装された基板と、ブロワモータ部および基板が設置される筐体と、を備える。基板は、筐体の外側において、基板の面がブロワモータ部で発生する風の向きと平行な向きであって、実装される発熱部品が直接的または間接的に筐体に接するように、支持部を介してブロワモータ部で発生する風によって間接的に冷却される位置に設置される
本発明に係る電動送風機は、小型化した場合において発熱部品を効率的に冷却しつつ、単相モータの駆動を制御できる、という効果を奏する。
実施の形態1に係る電動送風機の外観を示す図 実施の形態1に係る電動送風機の第1の例の断面図 実施の形態1に係る電動送風機の第1の例の側面図 実施の形態1に係る基板に実装されるモータ制御装置の回路構成を示す図 実施の形態1に係るモータ制御装置が備えるインバータの回路構成を示す図 実施の形態1に係る電動送風機の第2の例の断面図 実施の形態1に係る電動送風機の第2の例の側面図 実施の形態1に係る電動送風機の第3の例の断面図 実施の形態1に係る電動送風機の第4の例の断面図 実施の形態1に係る電動送風機の第4の例の側面図 実施の形態2に係る電動送風機の第1の例の断面図 実施の形態2に係る電動送風機の第1の例の側面図 実施の形態2に係る電動送風機の第2の例の断面図 実施の形態2に係る電動送風機の第2の例の側面図 実施の形態2に係る電動送風機の第3の例の断面図 実施の形態3に係る電動送風機を備える電気掃除機の構成例を示す図 実施の形態3に係る電動送風機を備えるハンドドライヤーの構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係る電動送風機、電気掃除機およびハンドドライヤーを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る電動送風機100の外観を示す図である。図1は、便宜的に上面と定めた方向から電動送風機100を見た図である。電動送風機100は、実際に使用される場合において向きの制限は無く、例えば、図示しない下面を上にして使用することも可能である。電動送風機100は、筒状の筐体200を備える。また、電動送風機100は、筒状の筐体200の内側に、図示しないブロワモータ部と、ブロワモータ部が有する単相モータの駆動を制御するモータ制御装置が実装された基板と、を備える。以降では、具体的に、電動送風機100を図1に示すA-A方向から見た断面図、および図1に示す上面を上方向にして右側面から見た側面図を用いて、電動送風機100の内部構成を説明する。
図2は、実施の形態1に係る電動送風機100の第1の例の断面図である。また、図3は、実施の形態1に係る電動送風機100の第1の例の側面図である。前述のように、電動送風機100は、筒状の筐体200の内側に、ブロワモータ部240と、基板210と、を備える。ブロワモータ部240は、羽根230と、羽根230がロータ221に取り付けられる単相モータ220とを有する。基板210には、単相モータ220に交流電力を出力するインバータを有し、単相モータ220の駆動を制御するモータ制御装置が実装されている。単相モータ220と、基板210すなわちモータ制御装置10とは、リード線211,212によって接続されている。基板210は、支持部213によって筒状の筐体200に設置される。また、単相モータ220は、支持部214によって筒状の筐体200に設置される。支持部213,214は、筒状の筐体200と一体成型されたものであってもよいし、筒状の筐体200とは異なるものであってもよい。また、支持部213,214の形状は、棒のような形状であってもよいし、面のような形状であってもよい。以降の支持部についても同様とする。なお、基板210の向きについては特に限定されないが、基板210については、発熱部品が実装された面が図示しないヒートシンクを介して筒状の筐体200に接するように設置されてもよい。すなわち、筒状の筐体200をヒートシンクとして利用することも可能である。
図4は、実施の形態1に係る基板210に実装されるモータ制御装置10の回路構成を示す図である。図5は、実施の形態1に係るモータ制御装置10が備えるインバータ11の回路構成を示す図である。図4に示すように、モータ制御装置10は、バッテリ202、および単相モータ220に接続されている。バッテリ202は、電動送風機100を駆動するための直流電力を基板210、すなわちモータ制御装置10に供給する。モータ制御装置10は、単相モータ220の動作を制御することで、ロータ221および羽根230を回転させる。モータ制御装置10は、インバータ11と、電流検出部20と、電圧検出部21と、アナログディジタル変換器30と、プロセッサ31と、駆動信号生成部32と、を備える。
インバータ11は、スイッチング素子51~54を有し、バッテリ202から供給される直流電力を交流電力に変換し、交流電力を単相モータ220に出力して、単相モータ220を駆動する。電流検出部20は、単相モータ220に流れる電流を検出する。電圧検出部21は、単相モータ220に印加される交流電力の電圧を検出する。アナログディジタル変換器30は、電流検出部20で検出された電流値および電圧検出部21で検出された電圧値のアナログ信号をディジタル信号に変換する。
プロセッサ31は、アナログディジタル変換器30から取得した電流値および電圧値のディジタル信号を用いて、単相モータ220のロータ221の位置を推定するなどの演算処理を行って、単相モータ220の動作を制御するためのPWM(Pulse Width Modulation)信号を生成する。プロセッサ31における制御方法としては、一般的な任意の制御方法を採用できる。プロセッサ31は、例えば、制御方法として位置センサレスベクトル制御、電流制御、電力制御などを用いることができる。このような制御方法で制御されることにより、電動送風機100は、単相モータ220を100000rpm程度の回転速度で動作させることができる。駆動信号生成部32は、プロセッサ31で生成されたPWM信号に基づいて、インバータ11のスイッチング素子51~54をオンオフさせるための駆動信号を生成し、インバータ11に出力する。
電動送風機100は、モータ制御装置10の制御によって、筒状の筺体200の吸い込み口から空気を吸い込み、排気口に向かって空気を流すように羽根230を回転させる。図2に示す矢印が、風の向き、すなわち空気の流れを示している。図2では、左方向から右方向に風が流れることを示している。以降の図においても同様とする。このように、筒状の筺体200の内側が、電動送風機100の風路となる。
一般的に、位置センサを用いて単相モータのロータの位置を検出し、単相モータの動作を制御するモータ制御装置では、位置センサを単相モータのロータの近くに配置しなければならない。図2の例で説明すると、基板210を単相モータ220の風下側でロータ221の近くに配置する必要がある。この場合、基板210によって、筒状の筐体200の内側の風路が塞がれてしまう。
これに対して、本実施の形態のモータ制御装置10は、単相モータ220のロータ221の位置を検出するための位置センサを備えていない。そのため、電動送風機100では、モータ制御装置10が実装された基板210を、筒状の筐体200の風路、すなわち図2に示す矢印の向きに対して平行に、筒状の筐体200に設置することが可能である。電動送風機100は、モータ制御装置10が実装された基板210が図2に示すように設置されることで、基板210が風路を遮断しないことから風路の圧力損失を抑制し、吸い込み仕事率を向上することができるため、製品の吸引力を向上させることが可能となる。すなわち、電動送風機100は、基板210を風路に添わせることで、風路の圧力損失を低減でき、高効率化できる。また、電動送風機100は、基板210に実装された発熱部品などを効率良く冷却できる。
このように、基板210は、筒状の筐体200の内側において、ブロワモータ部240で発生する風によって直接的に冷却される位置に設置される。基板210は、筒状の筐体200の内側において、基板210の面がブロワモータ部240で発生する風の向きと平行な向きに設置される。
また、モータ制御装置が位置センサを備えていて風路を塞ぐように基板を配置すると、電動送風機が吸引した空気に水分が多く含まれている場合、基板に直接衝突する水分量が多くなり、基板に電圧を印加した際、電極間をイオン化した金属が移動し短絡が生じるイオンマイグレーションの発生が懸念される。さらに、塵、埃などが堆積することでの短絡も懸念される。そのため、位置センサを備える場合には、対策として、防湿剤を基板に塗布すること、基板を風路から隔離する方法などがとられるが、いずれも製造コストの増大を招く。
これに対して、本実施の形態のモータ制御装置10は、基板210に直接衝突する水分量も減少するため、イオンマイグレーションの発生を抑制し、防湿剤の量を低減できる。また、モータ制御装置10は、塵、埃、湿気などが溜まりにくく、パターン間の短絡を防止できる。また、モータ制御装置10は、位置センサを備える場合と比較して、基板配置自由度が増加するため、後述するように基板210を筒状の筺体200の外側に配置することで、基板210の品質を向上させることも可能である。
さらに、本実施の形態のモータ制御装置10は、位置センサを備えないことで、位置センサを取り付ける製造工程および位置センサ取り付けばらつきに応じた調整工程を排除することが可能となるため、製造コストを大幅に削減することが可能となる。加えて、モータ制御装置10は、位置センサの経年変化による影響が発生しないため、製品の品質を向上させることが可能となる。
図2および図3では、電動送風機100においてバッテリ202を示していなかったが、筒状の筐体200の内側にバッテリ202を設置することも可能である。図6は、実施の形態1に係る電動送風機100の第2の例の断面図である。また、図7は、実施の形態1に係る電動送風機100の第2の例の側面図である。電動送風機100は、さらに、直流電力を基板210、すなわちモータ制御装置10に供給するバッテリ202を備える。バッテリ202は、筒状の筐体200の内側において、基板210よりも風路の下流、かつブロワモータ部240で発生する風の向きと平行な向きに設置される。バッテリ202と、基板210すなわちモータ制御装置10とは、リード線215,216を介して接続されている。また、バッテリ202は、支持部217によって筒状の筐体200に設置される。支持部217は、筒状の筐体200と一体成型されたものであってもよいし、筒状の筐体200とは異なるものであってもよい。バッテリ202は、図示しないヒートシンクを介して筒状の筐体200に接するように設置されてもよい。例えば、ヒートシンクの筒状の筐体200側の形状を曲面にすることで、バッテリ202を筒状の筐体200により密着させることができる。
一般的に、バッテリ202を備えた製品の出力、例えば、後述する電気掃除機の吸い込み仕事率は、バッテリ202の容量に大きく依存する。そのため、製品の出力を最大限得るためには、バッテリ202の容量を最大限引き出すことが必要となる。バッテリ202から出力される電圧は電池容量に応じておおよそ決まっているため、出力を大きくするためには電流を多く流すことが必要となる。しかしながら、バッテリ202の内部には内部インピーダンスが存在している。バッテリ202では、電流を流すことによって発熱(IR)が生じ、製品出力を大きくするとバッテリ202の発熱も大きくなる。そのため、製品出力を大きくする場合には、バッテリ202を放熱する手段が必要である。
さらに、バッテリ202は、電気機器を構成する他の発熱部品と比較して発熱源の体積が相対的に大きい。そのため、バッテリ202は、他の発熱部品と比較して放熱するのに時間がかかる。他の発熱部品として、例えば、基板210に実装されるモータ制御装置10のインバータ11のスイッチング素子51~54が発熱源として挙げられる。例えば、スイッチング素子51~54としてPQFN(Power Quad Flat No-lead)パッケージの5mm×6mmというサイズのパワー半導体を使用した場合、スイッチング素子51~54の各スイッチング素子の占める体積は5mm×6mm×1mm=30mmとなる。一方、バッテリ202として、例えば、直径18mm、長さ65mmの円柱状のリチウムイオン2次電池を6本用いた場合、バッテリ202の体積は約100000mmとなる。このように、バッテリ202は、他の発熱部品と比較して大きな体積を占めるため、放熱に要する時間も他の発熱部品より長くなる。
また、バッテリ202によって発生する熱が、電気機器の他の構成要素に悪影響を与える可能性が考えられる。そこで、バッテリ202以外の構成要素へバッテリ202から熱が移動しないように、断熱部材を配置することが考えられる。例えば、断熱部材としては繊維系断熱材、発泡系断熱材、エアロゲル、真空断熱材などが挙げられる。これらの断熱部材をバッテリ202と他の構成要素との間に配置すると、製造コストの増大、電気機器の質量が増加する、などのデメリットがある。
そのため、図6および図7に示すように、電動送風機100では、筒状の筐体200の内側において、空気が流れる下流にバッテリ202を配置し、基板210、ブロワモータ部240などの熱に弱い構成要素を上流に配置する。これにより、電動送風機100では、バッテリ202の熱が他の構成要素に悪影響を与えるといった問題の発生を抑制できることに加え、バッテリ202そのものの冷却も同時に行うことができる。電動送風機100は、バッテリ202を効率良く冷却できる。
なお、図6および図7では、バッテリ202および基板210がリード線215,216によって接続されているが、バッテリ202および基板210を直接接続させてもよい。図8は、実施の形態1に係る電動送風機100の第3の例の断面図である。実施の形態1に係る電動送風機100の第3の例に対応する側面図は、図7と同様である。実施の形態1に係る電動送風機100の第3の例では、バッテリ202と基板210とを端子、コネクタなどを用いて直接接続する。
これにより、電動送風機100は、バッテリ202と基板210間のリード線215,216を削減できるため、リード線215,216のコストを削減できる。また、電動送風機100は、リード線215,216の分の損失を低減でき、高効率化できる。また、電動送風機100は、バッテリ202と基板210間の配線インピーダンスを低減できるため、電源の電圧リプル、電流リプルなどを低減でき、バッテリ202の長寿命化が可能となる。また、電動送風機100は、基板210に図示しないヒートシンクを設ける場合、ヒートシンクをバッテリ202と共用化することで、ヒートシンクのコストを低減できる。
さらに、電動送風機100は、単相モータ220と基板210との間のリード線211,212を削減することも可能である。図9は、実施の形態1に係る電動送風機100の第4の例の断面図である。また、図10は、実施の形態1に係る電動送風機100の第4の例の側面図である。実施の形態1に係る電動送風機100の第4の例では、単相モータ220と基板210とを端子、コネクタなどを用いて直接接続する。
これにより、電動送風機100は、単相モータ220と基板210間のリード線211,212を削減できるため、損失を低減でき、高効率化できる。また、電動送風機100は、リード線211,212による風路の圧力損失を低減できる。
電動送風機100をスティック型の電気掃除機に搭載した場合の動作について説明する。電動送風機100は、ブロワモータ部240を駆動させると吸引力が発生し、吸込部から空気と共に塵埃等が吸い込まれる。吸い込まれた塵埃は、集塵部内に蓄積される。ブロワモータ部240の単相モータ220は、インバータ11によって高速回転できるので、ブロワモータ部240の羽根230が小径であっても送風効率を向上させることができる。その結果、ブロワモータ部240では、大風量を得ることができる。電動送風機100は、ブロワモータ部240のサイズが相対的に小さくても、高い吸引性能を得ることができる。
なお、電動送風機100において、インバータ11を効率的に駆動するための上限のキャリア周波数は、例えば、30kHz程度である。一方、ブロワモータ部240の単相モータ220の回転周波数が30kHzと同等になるにつれ、制御的に不安定になることも考えられる。このような場合、電動送風機100では、単相モータ220の極数を4極以下とすることで、このような問題を回避することができる。
また、スティック型の電気掃除機では、操作性を向上させるため、小型軽量化することが求められている。しかしながら、ブロワモータ部240の羽根230を小型化してしまうと、本来、電気掃除機として使用するために必要な仕事量を得ることが難しくなる。従って、電動送風機100は、スティック型の電気掃除機、すなわち電気機器の小型軽量化を達成するため、羽根230をなるべく小さくするとともに、羽根230をより高速で回転させることで、必要な仕事量を確保することが考えられる。ただし、電動送風機100は、羽根230をより高速で回転させるため、単相モータ220でより大きなトルクを発生させる必要がある。
単相モータ220が回転する際に発生するトルクTは、下記の式(1)に示すように、トルク定数Ktとモータ電流Iaとの積により決定される。
T=Kt×Ia …(1)
電動送風機100では、トルクTを大きくするため、単相モータ220をより大きなトルク定数Ktを得ることが可能なモータ構造とすること、モータ電流Iaを大きくすることなどが考えられる。ここで、トルク定数Ktを大きくするためには、単相モータ220においてモータ巻線の巻き数を増加させる、より強い磁石を利用する、ステータの積み厚を大きくする、などといった対応が考えられる。しかしながら、このような対応は、いずれも製造コストの増大、単相モータ220の質量の増加、単相モータ220のサイズの増加に繋がるというデメリットがある。
従って、電動送風機100では、トルクTを大きくするため、モータ電流Iaを大きくするという対応が考えられる。このようにモータ電流Iaを大きくすることで、電動送風機100は、上記のように単相モータ220の構成を変更する場合の製造コストの増大、質量の増加、サイズの増加というデメリットの発生を抑制しつつ、より大きなトルクを得ることが可能となる。
ただし、電動送風機100では、モータ電流Iaを大きくすることで、電流が流れる部分の発熱量の増加などが考えられる。そのため、電動送風機100では、モータ電流Iaがある一定の値以上になる場合には、発熱による機器の破損を防止するため、例えば、単相モータ220、バッテリ202、基板210などに隣接する材料として、耐熱性材料または難燃性材料を用いるといった対応が考えられる。このような構成とすることで、電動送風機100は、機器の信頼性を向上させることができる。また、上記のように単相モータ220、バッテリ202、基板210などに隣接する材料として、金属などの熱伝達率が高い材料を使用することで、バッテリ202といった発熱部品の放熱性を向上させることができる。
また、ブロワモータ部240の単相モータ220は永久磁石を使用したロータ221を備える。これにより、単相モータ220は、駆動効率が良く、省エネ効果を得ることができる。また、モータ制御装置10は、単相モータ220の制御に用いられる電流検出部20、電圧検出部21を備えることにより、インバータ11に対して高精度な制御を行うことができる。
さらに、インバータ11のスイッチング素子51~54をワイドバンドギャップ半導体で形成することで、低損失な半導体素子の使用となり、スイッチング損失及び導通損失を低減することが可能となる。損失を低減することで、省エネ効果を得る事ができ、より長時間の運転を実現することができる。
さらに、インバータ11のスイッチング素子51~54は、シリコン系材料により形成されたMOSFETに限定されず、炭化珪素、窒化ガリウム系材料、またはダイヤモンドといったワイドバンドギャップ半導体により形成されたMOSFETでもよい。スイッチング素子51~54のうちの少なくとも1つがワイドバンドギャップ半導体で形成されてもよい。
一般的に、ワイドバンドギャップ半導体は、シリコン半導体に比べて耐電圧及び耐熱性が高い。そのため、複数のスイッチング素子51~54にワイドバンドギャップ半導体を用いることにより、スイッチング素子の耐電圧性及び許容電流密度が高くなり、スイッチング素子を組み込んだ半導体モジュールを小型化できる。また、ワイドバンドギャップ半導体は、耐熱性も高いため、半導体モジュールで発生した熱を放熱するための放熱部の小型化が可能であり、また、半導体モジュールで発生した熱を放熱する放熱構造の簡素化が可能である。また、ワイドバンドギャップ半導体は、低損失であることからスイッチング損失および導通損失を低減することができ、損失を低減することで省エネ効果が得られ、より長時間の運転を実現することができる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、電動送風機100は、筒状の筐体200の内側に、ブロワモータ部240、およびモータ制御装置10が実装された基板210を備え、基板210は、ブロワモータ部240で発生する風によって冷却される位置に設置されることとした。これにより、電動送風機100は、小型化した場合において発熱部品を効率的に冷却しつつ、単相モータ220の駆動を制御できる。
また、電動送風機100は、単相モータ220を用いることで、三相モータを用いる場合と比較して、単相モータ220と基板210との間のリード線211,212の数を3本から2本に削減できる。電動送風機100は、三相モータを用いる場合と比較して、リード線を削減できることで、リード線コストを削減し、リード線による損失を低減し、基板端子接続部の低減により基板210の面積を削減することができる。なお、モータ巻線が並列になっている場合、単相モータ220と基板210とは偶数本のリード線で接続される。さらに、単相モータ220と基板210とが直接接続される場合、単相モータ220と基板210とは偶数個の端子で接続される。
なお、本実施の形態では、ブロワモータ部240および基板210を備える筐体として、筐体の長手方向の断面が円形になる筒状の筐体200を例に説明したが、筐体の形状はこれに限定されない。ブロワモータ部240および基板210を備える筐体については、筐体の長手方向の断面が六角形、八角形などの多角形になる形状の筐体を用いてもよい。以降の実施の形態についても同様とする。
実施の形態2.
実施の形態1では、基板210を筒状の筐体200の内側に設置していた。実施の形態2では、基板210を筒状の筐体200の外側に設置する場合について説明する。
図11は、実施の形態2に係る電動送風機100aの第1の例の断面図である。また、図12は、実施の形態2に係る電動送風機100aの第1の例の側面図である。電動送風機100aは、筒状の筐体200の内側にブロワモータ部240を備え、筒状の筐体200の外側に基板210を備える。単相モータ220と、基板210すなわちモータ制御装置10とは、リード線211,212によって接続されている。基板210は、発熱部品218が筒状の筐体200に接するように設置される。発熱部品218は、例えば、前述のインバータ11で使用されるPQFNパッケージのパワー半導体である。発熱部品218は、図示しないヒートシンクを介して筒状の筐体200に接するように設置されてもよい。例えば、ヒートシンクの筒状の筐体200側の形状を曲面にすることで、発熱部品218を筒状の筐体200により密着させることができる。また、基板210は、支持部219によって筒状の筐体200に設置される。支持部219は、筒状の筐体200と一体成型されたものであってもよいし、筒状の筐体200とは異なるものであってもよい。
電動送風機100aでは、筒状の筐体200が、発熱部品218のヒートシンクとして使用される。筒状の筐体200は、発熱部品218の熱によって温度が上昇しても、内側でブロワモータ部240からの風を受けているため、温度を低減することができる。
電動送風機100aは、基板210を筒状の筐体200の外側に設置することによって、筒状の筐体200の内側の風路の圧力損失を低減でき、高効率化できる。また、電動送風機100aは、基板210において塵、埃、湿気などが溜まりにくくなり、パターン間の短絡を防止できる。また、電動送風機100aは、発熱部品218を効率的に冷却することができる。基板210は、筒状の筐体200の外側において、ブロワモータ部240で発生する風によって間接的に冷却される位置に設置される。基板210は、筒状の筐体200の外側において、実装される発熱部品218が直接的または間接的に筒状の筐体200に接するように設置される。
図11および図12では、電動送風機100aにおいてバッテリ202を示していなかったが、筒状の筐体200の外側にバッテリ202を設置することも可能である。図13は、実施の形態2に係る電動送風機100aの第2の例の断面図である。また、図14は、実施の形態2に係る電動送風機100aの第2の例の側面図である。電動送風機100aは、さらに、直流電力を基板210、すなわちモータ制御装置10に供給するバッテリ202を備える。バッテリ202は、筒状の筐体200の外側において、基板210よりも風路に対して下流、かつ直接的または間接的に筒状の筐体200に接するように設置される。バッテリ202と、基板210すなわちモータ制御装置10とは、リード線215,216を介して接続されている。また、バッテリ202は、支持部222によって筒状の筐体200に設置される。支持部222は、筒状の筐体200と一体成型されたものであってもよいし、筒状の筐体200とは異なるものであってもよい。バッテリ202は、図示しないヒートシンクを介して筒状の筐体200に接するように設置されてもよい。例えば、ヒートシンクの筒状の筐体200側の形状を曲面にすることで、バッテリ202を筒状の筐体200により密着させることができる。
電動送風機100aでは、筒状の筐体200が、バッテリ202のヒートシンクとして使用される。筒状の筐体200は、バッテリ202の熱によって温度が上昇しても、内側でブロワモータ部240からの風を受けているため、温度を低減することができる。
電動送風機100aは、バッテリ202を筒状の筐体200の外側に設置することによって、バッテリ202を効率良く冷却できる。また、電動送風機100aは、風路の圧力損失を低減でき、高効率化できる。
なお、図13および図14では、バッテリ202および基板210がリード線215,216によって接続されているが、バッテリ202および基板210を直接接続させてもよい。図15は、実施の形態2に係る電動送風機100aの第3の例の断面図である。実施の形態2に係る電動送風機100aの第3の例に対応する側面図は、図14と同様である。実施の形態2に係る電動送風機100aの第3の例では、バッテリ202と基板210とを端子、コネクタなどを用いて直接接続する。これにより、電動送風機100aは、バッテリ202と基板210間のリード線215,216を削減できるため、リード線215,216のコストを削減できる。また、電動送風機100aは、リード線215,216の分の損失を低減でき、高効率化できる。また、電動送風機100aは、バッテリ202と基板210間の配線インピーダンスを低減できるため、電源の電圧リプル、電流リプルなどを低減でき、バッテリ202の長寿命化が可能となる。また、電動送風機100aは、基板210に図示しないヒートシンクを設ける場合、ヒートシンクをバッテリ202と共用化することで、ヒートシンクのコストを低減できる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、電動送風機100aは、筒状の筐体200の内側にブロワモータ部240を備え、筒状の筐体200の外側にモータ制御装置10が実装された基板210を備え、基板210は、ブロワモータ部240で発生する風によって冷却される位置に設置されることとした。これにより、電動送風機100aは、小型化した場合において発熱部品を効率的に冷却しつつ、単相モータ220の駆動を制御できる。
実施の形態3.
実施の形態3では、実施の形態1の電動送風機100の適用例について説明する。なお、実施の形態1の電動送風機100を例にして説明するが、実施の形態2の電動送風機100aについても適用可能である。
図16は、実施の形態3に係る電動送風機100を備える電気掃除機61の構成例を示す図である。電気掃除機61は、電動送風機100と、集塵室65と、吸込口体63と、延長管62と、操作部66とを備える。電気掃除機61は、操作部66を使用者が持ち使用される。使用者が図示しない電源スイッチをオンすることで、バッテリ202から基板210のモータ制御装置10を介してブロワモータ部240に電力が供給される。電気掃除機61は、ブロワモータ部240が駆動し、吸込口体63から吸込みを行い、延長管62を介して集塵室65へごみを吸引する。
電気掃除機61では小型軽量化が進み、単位体積当たりの出力を意味する出力密度が大きくなっている。このような製品構成では、電動送風機100の構成はより好適であり、より効率的に発熱部を冷却することができるため、さらなる小型化を実現した製品を提供することが可能となる。
図17は、実施の形態3に係る電動送風機100を備えるハンドドライヤー90の構成例を示す図である。ハンドドライヤー90は、ケーシング91と、手検知センサ92と、水受け部93と、ドレン容器94と、カバー96と、センサ97と、吸気口98と、電動送風機100と、を備える。ここで、センサ97は、ジャイロセンサ及び人感センサの何れかである。ハンドドライヤー90では、水受け部93の上部にある手挿入部99に手が挿入されることにより、電動送風機100による送風で水が吹き飛ばされ、吹き飛ばされた水は、水受け部93で集められた後、ドレン容器94に溜められる。
ハンドドライヤー90も、設置場所の制限などで薄型化の要求が高まっている。また、一般家庭への普及も視野にいれ、より小型で設置しやすい製品が求められている。従って、より小型化するために発熱部を効率的に冷却することが重要となる。このような製品構成では、電動送風機100の構成はより好適であり、より効率的に発熱部を冷却することができるため、さらなる小型化を実現した製品を提供することが可能となる。
以上の説明の通り、本実施の形態では、電気掃除機61及びハンドドライヤー90に電動送風機100を適用した構成例を説明したが、電動送風機100は、モータが搭載された電気機器に適用することができる。モータが搭載された電気機器は、キャニスター型の電気掃除機、焼却炉、粉砕機、乾燥機、集塵機、印刷機械、クリーニング機械、製菓機械、製茶機械、木工機械、プラスチック押出機、ダンボール機械、包装機械、熱風発生機、OA機器、電動送風機などである。電動送風機は、物体輸送用、吸塵用、または一般送排風用の送風手段である。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
10 モータ制御装置、11 インバータ、20 電流検出部、21 電圧検出部、30 アナログディジタル変換器、31 プロセッサ、32 駆動信号生成部、51~54 スイッチング素子、61 電気掃除機、62 延長管、63 吸込口体、65 集塵室、66 操作部、90 ハンドドライヤー、91 ケーシング、92 手検知センサ、93 水受け部、94 ドレン容器、96 カバー、97 センサ、98 吸気口、99 手挿入部、100,100a 電動送風機、200 筒状の筺体、202 バッテリ、210 基板、211,212,215,216 リード線、213,214,217,219,222 支持部、218 発熱部品、220 単相モータ、221 ロータ、230 羽根、240 ブロワモータ部。

Claims (7)

  1. 羽根と前記羽根がロータに取り付けられる単相モータとを有するブロワモータ部と、
    前記単相モータに交流電力を出力するインバータを有して前記単相モータの駆動を制御するモータ制御装置が実装された基板と、
    前記ブロワモータ部および前記基板が設置される筐体と、
    を備え、
    前記基板は、前記筐体の外側において、前記基板の面が前記ブロワモータ部で発生する風の向きと平行な向きであって、実装される発熱部品が直接的または間接的に前記筐体に接するように、支持部を介して前記ブロワモータ部で発生する風によって間接的に冷却される位置に設置される電動送風機。
  2. さらに、
    前記筐体の外側において、前記基板よりも風路に対して下流、かつ直接的または間接的に前記筐体に接するように設置され、前記モータ制御装置に直流電力を供給するバッテリ、
    を備える請求項に記載の電動送風機。
  3. 前記バッテリは、前記基板と直接またはリード線を介して接続される、
    請求項に記載の電動送風機。
  4. 前記インバータが有する複数のスイッチング素子のうちの少なくとも1つはワイドバンドギャップ半導体で形成されている請求項1からのいずれか1つに記載の電動送風機。
  5. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、炭化珪素、窒化ガリウム、またはダイヤモンドである請求項に記載の電動送風機。
  6. 請求項1からのいずれか1つに記載の電動送風機を備える電気掃除機。
  7. 請求項1からのいずれか1つに記載の電動送風機を備えるハンドドライヤー。
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