JP7084215B2 - ビーコン送信端末、ビーコン受信端末および無線通信システム - Google Patents
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Description
制御装置は、無線受信部、品質判定部およびビーコン生成部を含む。無線受信部は、複数の周波数チャネルの無線信号を受信可能であり、無線受信部が受信した無線信号の受信状態に基づいて、品質判定部が使用可能な周波数チャネルを判定するとともに、周波数チャネルの使用順序を決定する。
そして、ビーコン生成部が周波数チャネルの使用順序情報を含むビーコンを生成し、ビーコンを端末装置に送信する。ビーコンを受信した端末装置のチャネル設定部が使用順序情報に従って使用する周波数チャネルを設定する(図23(特許文献1の図14)参照)。
また、無線通信を行うことが可能なアクティブ期間と、無線通信を行わない非アクティブ期間からなるスーパーフレーム期間において、アクティブ期間が複数のビーコン送信期間に分割され、ビーコンはビーコン送信期間で周期的に送信される(図20(特許文献1の図4)、図21(特許文献1の図6)、図22(特許文献1の図6)参照)。
なお、無線端末はマッチドフィルタ等を備え、予め記憶している既知系列と同じ信号系列と、受信した信号の先頭の系列の相関値を算出し、送信に使われた周波数帯域を特定するように構成される(図26(特許文献2の図9)参照)。
すなわち、同じチャネルに留まって通信した場合には、そのチャネルが干渉などにより通信状況が悪いと通信できない状況になるが、複数チャネルを切り替えながら通信することで、通信状況の悪いチャネルの影響を回避できる。
そのために、各無線端末の送信タイミングではデータの送信の前に、ビーコンを送信して無線端末間で同期をとっている。そして、ビーコンを送信した直後はビーコンを送信した無線端末に通信の優先割当区間が与えられ、一定時間経過後に、他の無線端末が送信できるようにしている(図27(特許文献3の図3)、図28(特許文献3の図7)参照)。
また、規則的にチャネルを変更するため、端末間で通信チャネルを決定、通知する仕組みが不要になり、動作がシンプルになる(図29(特許文献3の図13)参照)。
そこで、本発明はこのような課題を解決する手段を提供することを目的とする。
すなわち、請求項1に係る発明は、通信チャネルが切り替わるたびに複数の無線端末の1つをあらかじめ定められた順番でビーコン送信端末とし、残りの無線端末をビーコン受信端末とする無線通信システムのビーコン送信端末であって、
開始ビーコンおよび終了ビーコンを生成するビーコン生成部と、
前記開始ビーコン、データ情報および前記終了ビーコンを送受信する通信部と、
前記通信部の通信チャネルの切り替え周期を計時するタイマー部と、
前記通信チャネルの切り替え周期に対応して前記通信部の前記通信チャネルをあらかじめ定められた規則で切り替えるチャネル切り替え部を含み、
前記ビーコン生成部は、前記開始ビーコンに、干渉があった通信チャネルの通信チャネル情報を含む干渉チャネルスキップ情報、および、前記開始ビーコンを受信するビーコン受信端末のタイマー部をリセットさせるリセット情報を含ませ、前記終了ビーコンに、干渉があった通信チャネルの通信チャネル情報を含む干渉チャネルスキップ情報、および、前記通信チャネルを切り替えるタイミングを示すチャネル切り替え情報を含ませ、他のビーコン送信端末から前記終了ビーコンを受信できない場合には、前記干渉チャネルスキップ情報に前記終了ビーコンの通信チャネルの通信チャネル情報を含ませ、
前記開始ビーコンの干渉チャネルスキップ情報には、自無線端末の干渉チャネルスキップ情報と他のビーコン送信端末から受信した干渉チャネルスキップ情報が含まれ、
前記終了ビーコンの干渉チャネルスキップ情報には、開始ビーコンの干渉チャネルスキップ情報と自無線端末の干渉チャネルスキップ情報が含まれ、
前記通信部は、前記データ情報の送受信期間である規定時間の開始前に前記開始ビーコンを送信し、前記規定時間が終了した時点で前記終了ビーコンを送信し、
前記チャネル切り替え部は、前記開始ビーコンの送信を開始するタイミングから前記終了ビーコンの送信が完了するタイミングまでの前記通信チャネルの切り替え周期の終了時点で、前記終了ビーコンに含まれる前記干渉チャネルスキップ情報と前記あらかじめ定められた規則に基づいて前記通信チャネルを切り替えるとともに、前記タイマー部をリセットすることを特徴とする。
また、ビーコン受信端末の伝送フレームのタイミングが所定の期間ずれても、伝送フレームの最初の開始ビーコンに含まれるビーコン受信端末のタイマー部をリセットさせるリセット情報と、伝送フレームの最後の終了ビーコンに含まれるチャネル切り替え情報でビーコン受信端末と再同期を取ることができる。
さらに、ビーコン送信端末の通信チャネルの切り替えタイミングが早まった場合には、早まった切り替えタイミングで送信された終了ビーコンをビーコン受信端末が受信して、ビーコン受信端末が通信チャネルを切り替えることで、ビーコン送信端末はビーコン受信端末と再同期することが可能になる。
前記通信部が受信した前記中間ビーコンに含まれる干渉チャネルスキップ情報を解析するビーコン解析部をさらに含み、
前記ビーコン解析部によって解析された前記干渉チャネルスキップ情報に含まれる干渉があった通信チャネルの通信チャネル情報が前記開始ビーコンの干渉チャネルスキップ情報に含まれていない場合には、前記ビーコン生成部は前記終了ビーコンの干渉チャネルスキップ情報に当該通信チャネル情報を含ませることを特徴とする。
設置場所等により、同一の通信チャネルでもビーコン送信端末が干渉を受けずに、特定のビーコン受信端末が干渉を受ける場合には、当該ビーコン送信端末は当該干渉情報を含んだ終了ビーコンを送信できない。しかし、上記構成によれば、干渉を受けたビーコン受信端末の中間ビーコンによって、次の順番のビーコン送信端末が前の通信チャネルの干渉情報を認識し、当該干渉情報を含んだ終了ビーコンを送信することができるようになる。したがって、無線通信システムに含まれるビーコン送信端末とビーコン受信端末とで干渉チャネルをスキップして同期を取り続けることができる。
ビーコン送信端末の通信チャネルの切り替えタイミングがデータ情報の送受信期間である伝送フレームの長さ以内で遅れてしまった場合には、すでに通信チャネルを切り替えているビーコン受信端末は終了ビーコンを受信できない。したがって、ビーコン送信端末はビーコン受信端末と同期が取れなくなってしまう。しかし、上記構成によれば、ビーコン送信端末は切り替え後の通信チャネルで他のビーコン通信端末から終了ビーコンを受信すると、終了ビーコンの受信終了タイミングで通信チャネルを切り替え、タイマーをリセットする。その結果、ビーコン通信端末は他のビーコン通信端末およびビーコン受信端末と再同期することが可能になる。
上記構成によれば、ビーコン送信端末に送信要求が有る場合のみ、優先処理期間を割り当てるため、ビーコン送信端末に送信要求が無い場合には、他の無線端末が効率良く通信することが可能になる。
上記構成によれば、ビーコン送信端末は、干渉があった通信チャネルを使用する代わりに、干渉があった通信チャネルの前の通信チャネルをもう一度使用した後に、干渉があった通信チャネルの次の順番の通信チャネルに切り替える。したがって、開始ビーコンおよび終了ビーコンを受信できなかった他のビーコン受信端末と早期に再同期を取ることが可能になる。
開始ビーコン、データ情報および終了ビーコンを送受信する通信部と、
前記通信部の通信チャネルの切り替え周期を計時するタイマー部と、
前記通信チャネルの切り替え周期に対応して前記通信部の前記通信チャネルをあらかじめ定められた規則で切り替えるチャネル切り替え部と、
前記通信チャネルの干渉の有無を判定し、干渉があった通信チャネルの通信チャネル情報を前記ビーコン受信端末の干渉チャネルスキップ情報に記録する判定部と、
前記通信部が受信した前記開始ビーコンおよび前記終了ビーコンに含まれる干渉チャネルスキップ情報を解析し、当該干渉チャネルスキップ情報に含まれる通信チャネル情報を前記ビーコン受信端末の干渉チャネルスキップ情報に追加するビーコン解析部を含み、
前記タイマー部は、前記通信部で前記開始ビーコンに含まれるリセット情報の受信を終了する、または、前記チャネル切り替え部が前記通信チャネルを切り替えるとリセットし、前記終了ビーコンに含まれるチャネル切り替え情報の受信が完了するべき時点までの前記通信チャネルの切り替え周期を計時し、
前記チャネル切り替え部は、
前記終了ビーコンを受信する場合には、前記終了ビーコンに含まれるチャネル切り替え情報の受信が完了すると、前記終了ビーコンに含まれる前記干渉チャネルスキップ情報と前記あらかじめ定められた規則に基づいて前記通信チャネルを切り替え、
前記終了ビーコンを受信しない場合には、前記判定部が前記終了ビーコンの通信チャネルの通信チャネル情報を前記ビーコン受信端末の干渉チャネルスキップ情報に記録し、前記タイマー部が前記終了ビーコンに含まれるチャネル切り替え情報の受信が完了するべき時点を示すと、前記ビーコン受信端末の前記干渉チャネルスキップ情報と前記あらかじめ定められた規則に基づいて前記通信チャネルを切り替えることを特徴とする。
また、上記構成によれば、ビーコン受信端末は、干渉がない通信チャネルの終了ビーコンに含まれる干渉チャネルスキップ情報によって、干渉を受けていた通信チャネルをスキップできるので、干渉波による通信遅延時間の増大を防ぐことができる。
さらに、上記構成によれば、ビーコン受信端末が終了ビーコンを受信できなければ、終了ビーコンの通信チャネルを干渉チャネルスキップ情報に加えて、干渉を受けていた通信チャネルをスキップできるので、干渉波による通信遅延時間の増大を防ぐことができる。
さらに、上記構成によれば、データ情報が伝送される伝送フレームの長さ以内で伝送フレームのタイミングがずれても、ビーコン受信端末が伝送フレームの最初の開始ビーコンまたは最後の終了ビーコンを受信することで、ずれたタイミングをリセットできる。したがって、ビーコン送信端末および他のビーコン受信端末と再同期を取ることが可能になる。
設置場所等により、同一の通信チャネルでもビーコン送信端末が干渉を受けずに、特定のビーコン受信端末が干渉を受ける場合には、当該ビーコン送信端末は当該通信チャネルの干渉チャネルスキップ情報を含んだ終了ビーコンを送信できない。しかし、上記構成によれば、開始ビーコンに当該干渉チャネルスキップ情報が含まれていないことを認識したビーコン受信端末が、当該干渉チャネルスキップ情報が含まれた中間ビーコンを送信することによって、ビーコン送信端末が前の通信チャネルの干渉情報を認識し、当該干渉チャネルスキップ情報を含んだ終了ビーコンを送信することができるようになる。したがって、無線通信システムに含まれるビーコン送信端末とビーコン受信端末とで干渉チャネルをスキップして同期を取り続けることができる。
上記構成によれば、ビーコン送信端末に送信要求が有る場合のみ、優先処理期間を割り当てるため、ビーコン送信端末に送信要求が無い場合には、他の無線端末が効率良く通信チャネルを利用することが可能になる。
ビーコン受信端末の計時タイミングが所定時間外にずれてしまったり、通信フレームの変更順番がずれたりした場合には、ビーコン受信端末はビーコン送信端末および他のビーコン受信端末と完全に同期が取れなくなってしまう可能性がある。しかし、上記構成によれば、ビーコン受信端末は前記通信チャネルの切り替え順番の最初に設定された通信チャネルで待機するので、時間が経過すれば、ビーコン送信端末および他のビーコン受信端末と同期が取れるようになる。
上記構成によれば、ビーコン受信端末は、長い干渉波によって特定の通信チャネルが使用できなくとも、通信チャネルを規則的に変更できるので、干渉がない通信チャネルを探すことで、長い干渉波による通信遅延時間の増大および通信不能状態を回避することができる。
本実施例の複数の無線端末で構成された無線ネットワークでは、それぞれの無線端末が2つ以上の通信チャネル(周波数帯)を規則的に切り替えて通信を行うことで、干渉を受けている周波数帯を自立的に避けて通信することができる。各無線端末は予め設定したビーコン送信順番で伝送フレームの最初と最後にビーコンを送信し、他の無線端末との同期を取る。チャネル切り替え周期は予め決まっており、切り替え時間になり次第、それぞれの無線端末が自立的に周波数を切り替える。また、周波数を切り替えるとともに、ビーコン送信順番にしたがってビーコンを送信する無線端末も切り替わる。仮にビーコンによる同期信号を受信できなかったとしても、前述の通りそれぞれの無線端末が自立的に周波数を切り替えることができるため、全無線端末が同じチャネル上で通信ができる。また、干渉が発生した場合にはビーコンの送受信により、干渉チャネルスキップ情報を全無線端末で共有するので、全ての無線端末が干渉の有るチャネルを避けて通信することができる。無線端末の基本動作として、データ送信やAck(Acknowledgement)送信やビーコン送信動作以外の時は、常に受信状態で待機し、受信強度を検出する。また、検出した受信強度からデータ、ビーコン、Ack等であるのか、干渉であるのかを判定する。
なお、中間ビーコンを受信した場合には、中間ビーコンの干渉チャネルスキップ情報に含まれる通信チャネルを、情報記録部250の干渉チャネルスキップ情報に加えて記録する。
次に図13を参照してチャネル切り替え順序の概要について説明する。
次に、図14を参照して、干渉チャネルのスキップ判定基準を説明する。
図14(a)が基本フレームであり、干渉が発生していない状況を示す。図14(a)の基本フレームでは、それぞれの無線端末は開始ビーコンを送受信した後に、Tmsの間、同一チャネルで待機もしくは通信を行い、その後、終了ビーコンを送受信し、チャネルを次のチャネルに切り替える。
次に干渉情報の送受信タイミングについて説明する。
無線端末毎に干渉の発生状況が違うことが考えられるので、無線端末間でチャネル切り替え手順が一致しなくなる恐れがある。そのため、干渉が確認された場合の干渉情報の送受信タイミングについて、以下に説明する。
次に、同期ずれの補正方法について説明する。
各無線端末は、タイマー部236を有しているので、あらかじめ規定されたTmsに開始ビーコンの送受信期間および終了ビーコンの送受信期間を加えた周期で規則的に周波数チャネルを切り替えることができる。しかし、基本的には開始ビーコンおよび終了ビーコンを受信することで同期を取っている。
また、全ての無線端末が規則的に周波数チャネルを変更して通信するため、同じ周波数チャネルで長い時間待機する必要がなく、通信開始前に全周波数帯域をキャリアセンスする必要もない。
さらに、使用する周波数帯が全無線端末で統一されているため、送信に使用した周波数帯域を相関によって推定する必要が無い。
さらに、ビーコン送信端末に送信要求が有る場合のみ、優先処理区間を割り当てるので、ビーコン送信端末に送信要求が無い場合には、他の無線端末が伝送フレームを効率良く利用できる。
さらに、特定の無線端末だけ干渉を受けた場合でも、自動的にチャネルを切り替えるため、チャネル切り替え先のビーコン受信により、干渉情報を受信し、他の無線端末と同期を取ることができる。
さらに、伝送フレームの最初と最後の2回のビーコンで同期を取るため、伝送フレーム長さ内のずれであれば、ビーコンで再同期できる。また、完全に同期が取れなくなった場合でも、初期チャネルで待機するので、他の無線端末との再同期が可能になる。
上述した実施例では、ある特定のチャネルが干渉された場合には、次回のそのチャネルへの切り替えをスキップし、干渉されたチャネルの次のチャネルに切り替え行っている。例えば、CH2が干渉された場合には、通信チャネルはCH1→CH3→CH1→CH2→CH3と切り替わる。しかし、干渉されたチャネルの前のチャネルに切り替えてから、干渉されたチャネルをスキップしても良い。例えばCH2が干渉された場合には、通信チャネルはCH1→CH1→CH3→CH1→CH2→CH3と切り替わる。このような干渉チャネルのスキップ規則をあらかじめ定められた規則として設定することも可能である。
図1では、無線通信ネットワーク内に全ての無線端末が入っているが、図19のように、直接通信できない無線端末同士も存在する場合がある。この場合には中継伝送を用いることで、無線通信ネットワークを組むことができる。
このようにして、中継送信を利用することで、無線通信ネットワーク1901、無線通信ネットワーク1902および無線通信ネットワーク1903で、1つの無線通信ネットワークを組むことができる。
車内で無線通信ネットワークを組む場合に、車内の全ての無線端末に上述した通信制御方式を採用することができる。その結果、車外の他の無線通信システムからの干渉や、同一の車内に持ち込まれた他の無線端末および無線機器からの干渉に対応した無線通信ネットワークを構築することができる。また、車内に関わらず、工場等の無線機器にも同様に上述した通信制御方式を採用することができる。なお、無線通信方式は、CSMA/CA方式以外の方式を採用することができる。
210・・・通信部
211・・・送受信切り替え部
212・・・無線送信部
213・・・無線受信部
220・・・判定部
221・・・受信強度判定部
222・・・干渉判定部
230・・・制御部
231・・・ビーコン生成部
232・・・データ生成部
233・・・ビーコン解析部
234・・・チャネル切り替え部
235・・・データ処理部
236・・・タイマー部
240・・・I/F(インターフェース)部
250・・・情報記録部
Claims (10)
- 通信チャネルが切り替わるたびに複数の無線端末の1つをあらかじめ定められた順番でビーコン送信端末とし、残りの無線端末をビーコン受信端末とする無線通信システムのビーコン送信端末であって、
開始ビーコンおよび終了ビーコンを生成するビーコン生成部と、
前記開始ビーコン、データ情報および前記終了ビーコンを送受信する通信部と、
前記通信部の通信チャネルの切り替え周期を計時するタイマー部と、
前記通信チャネルの切り替え周期に対応して前記通信部の前記通信チャネルをあらかじめ定められた規則で切り替えるチャネル切り替え部を含み、
前記ビーコン生成部は、前記開始ビーコンに、干渉があった通信チャネルの通信チャネル情報を含む干渉チャネルスキップ情報、および、前記開始ビーコンを受信するビーコン受信端末のタイマー部をリセットさせるリセット情報を含ませ、前記終了ビーコンに、干渉があった通信チャネルの通信チャネル情報を含む干渉チャネルスキップ情報、および、前記通信チャネルを切り替えるタイミングを示すチャネル切り替え情報を含ませ、他のビーコン送信端末から前記終了ビーコンを受信できない場合には、前記干渉チャネルスキップ情報に前記終了ビーコンの通信チャネルの通信チャネル情報を含ませ、
前記開始ビーコンの干渉チャネルスキップ情報には、自無線端末の干渉チャネルスキップ情報と他のビーコン送信端末から受信した干渉チャネルスキップ情報が含まれ、
前記終了ビーコンの干渉チャネルスキップ情報には、開始ビーコンの干渉チャネルスキップ情報と自無線端末の干渉チャネルスキップ情報が含まれ、
前記通信部は、前記データ情報の送受信期間である規定時間の開始前に前記開始ビーコンを送信し、前記規定時間が終了した時点で前記終了ビーコンを送信し、
前記チャネル切り替え部は、前記開始ビーコンの送信を開始するタイミングから前記終了ビーコンの送信が完了するタイミングまでの前記通信チャネルの切り替え周期の終了時点で、前記終了ビーコンに含まれる前記干渉チャネルスキップ情報と前記あらかじめ定められた規則に基づいて前記通信チャネルを切り替えるとともに、前記タイマー部をリセットすることを特徴とするビーコン送信端末。 - 前記通信部は、前記開始ビーコンと前記終了ビーコンとの間に前記ビーコン受信端末から送信される中間ビーコンをさらに受信し、
前記通信部が受信した前記中間ビーコンに含まれる干渉チャネルスキップ情報を解析するビーコン解析部をさらに含み、
前記ビーコン解析部によって解析された前記干渉チャネルスキップ情報に含まれる干渉があった通信チャネルの通信チャネル情報が前記開始ビーコンの干渉チャネルスキップ情報に含まれていない場合には、前記ビーコン生成部は前記終了ビーコンの干渉チャネルスキップ情報に当該通信チャネル情報を含ませることを特徴とする請求項1に記載のビーコン送信端末。 - 前記通信部が他のビーコン送信端末が送信した前記終了ビーコンを受信した場合には、前記チャネル切り替え部は、前記終了ビーコンに含まれる前記チャネル切り替え情報の受信終了時点で前記終了ビーコンに含まれる前記干渉チャネルスキップ情報と前記あらかじめ定められた規則に基づいて前記通信チャネルを切り替えるとともに、前記タイマー部をリセットすることを特徴とする請求項1または2に記載のビーコン送信端末。
- 前記開始ビーコンには送信要求情報がさらに含まれ、送信要求情報が活性化されている場合には、前記ビーコン送信端末が前記開始ビーコンの送信後に優先的にデータ情報の送信を行う優先処理期間が設けられ、前記送信要求情報が活性化されていない場合には、前記優先処理期間が設けられずに、前記ビーコン受信端末によるデータ情報の送信が可能になることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のビーコン送信端末。
- 前記干渉チャネルスキップ情報に干渉があった通信チャネルの通信チャネル情報が含まれる場合には、切り替え先の通信チャネルが、前記干渉があった通信チャネルの順番になると、前記干渉があった通信チャネルの前の通信チャネルを維持し、維持した前記通信チャネルが切り替わるタイミングで、前記干渉があった通信チャネルの次の順番の通信チャネルに前記通信チャネルを切り替える規則が前記あらかじめ定められた規則として設定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のビーコン送信端末。
- 通信チャネルが切り替わるたびに複数の無線端末の1つをあらかじめ定められた順番でビーコン送信端末とし、残りの無線端末をビーコン受信端末とする無線通信システムのビーコン受信端末であって、
開始ビーコン、データ情報および終了ビーコンを送受信する通信部と、
前記通信部の通信チャネルの切り替え周期を計時するタイマー部と、
前記通信チャネルの切り替え周期に対応して前記通信部の前記通信チャネルをあらかじめ定められた規則で切り替えるチャネル切り替え部と、
前記通信チャネルの干渉の有無を判定し、干渉があった通信チャネルの通信チャネル情報を前記ビーコン受信端末の干渉チャネルスキップ情報に記録する判定部と、
前記通信部が受信した前記開始ビーコンおよび前記終了ビーコンに含まれる干渉チャネルスキップ情報を解析し、当該干渉チャネルスキップ情報に含まれる通信チャネル情報を前記ビーコン受信端末の干渉チャネルスキップ情報に追加するビーコン解析部を含み、
前記タイマー部は、前記通信部で前記開始ビーコンに含まれるリセット情報の受信を終了する、または、前記チャネル切り替え部が前記通信チャネルを切り替えるとリセットし、前記終了ビーコンに含まれるチャネル切り替え情報の受信が完了するべき時点までの前記通信チャネルの切り替え周期を計時し、
前記チャネル切り替え部は、
前記終了ビーコンを受信する場合には、前記終了ビーコンに含まれるチャネル切り替え情報の受信が完了すると、前記終了ビーコンに含まれる前記干渉チャネルスキップ情報と前記あらかじめ定められた規則に基づいて前記通信チャネルを切り替え、
前記終了ビーコンを受信しない場合には、前記判定部が前記終了ビーコンの通信チャネルの通信チャネル情報を前記ビーコン受信端末の干渉チャネルスキップ情報に記録し、前記タイマー部が前記終了ビーコンに含まれるチャネル切り替え情報の受信が完了するべき時点を示すと、前記ビーコン受信端末の前記干渉チャネルスキップ情報と前記あらかじめ定められた規則に基づいて前記通信チャネルを切り替えることを特徴とするビーコン受信端末。 - 前記開始ビーコンの受信前に、他の無線通信システムから通信チャネルに干渉を受けていたにもかかわらず、前記開始ビーコンに当該通信チャネルの干渉チャネルスキップ情報が含まれない場合には、当該通信チャネルの干渉チャネルスキップ情報を含ませた中間ビーコンを生成するビーコン生成部をさらに含み、前記通信部が前記中間ビーコンを送信することを特徴とする請求項6に記載のビーコン受信端末。
- 前記開始ビーコンには送信要求情報がさらに含まれ、送信要求情報が活性化されている場合には、前記ビーコン送信端末が前記開始ビーコンの送信後に優先的にデータ情報の送信を行う優先処理期間が設けられ、前記送信要求情報が活性化されていない場合には、前記優先処理期間が設けられずに、前記ビーコン受信端末によるデータ情報の送信が可能になることを特徴とする請求項6または7に記載のビーコン受信端末。
- 前記通信部がすべての通信チャネルで連続して、前記開始ビーコンおよび前記終了ビーコンを受信しない場合は、前記チャネル切り替え部は前記通信チャネルの切り替え順番の最初に設定された通信チャネルで、前記開始ビーコンまたは終了ビーコンの受信を待つことを特徴とする請求項6乃至8のいずれかに記載のビーコン受信端末。
- 請求項1乃至5のいずれかのビーコン送信端末と、
請求項6乃至9のいずれかのビーコン受信端末と、を含むことを特徴とする無線通信システム。
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