JP7081956B2 - 建具 - Google Patents
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Description
屋内側から見て前述のように障子の各框が開口枠の屋外側に隠れた状態で障子の面材のみが開口部において屋内側から見える状態になることから、障子における全閉状態による意匠性を向上することができる。
ここで、図6及び図7に示す符号Wは内装材を示し、図8及び図9に示す符号T、Fはそれぞれ天井材、床材を示している。内装材Wは建物の開口部2Aを形成していて、開口枠20は開口部2Aに沿って設けられている。
左右の縦枠23、24同士の間の左右方向X2の中間部分には、図6及び図7に示すように方立25が設けられている。方立25は、上枠21と下枠22とのそれぞれの左右方向X2の中間部分に連結されている。
第1縦枠23における第2縦枠24を向く面の内側には、全閉状態P1の障子3を開放方向に向けて押し出す押出し機構4(図1参照)が設けられている。
第1フランジ231の屋外側の外面231aには、障子3の戸先框33のパッキン33c(後述する)が接触される。
縦枠カバー26には、屋外側角部において屋外側に突出し、上下方向X3の全体にわたって延在する第1ヒレ部材261が設けられている。第1ヒレ部材261は、障子3の戸先框33の屋内側の面に接触可能に設けられている。
屋外側上枠部21Aにおける第1突起レール部212の屋内側には、後述するダンパー装置6を収納可能な上枠レール間カバー12Eが配置されるとともに左右方向X2に延びる上枠凹部213が設けられている。
上枠カバー21Cには、屋外側角部において屋外側に斜め上向きに突出し、左右方向X2の全体にわたって延在するヒレ部材215が設けられている。ヒレ部材215は、障子3の上框31の屋内側面31bに接触可能に設けられている。
屋外側下枠部22Aにおける第2突起レール部222の屋内側には、下枠レール間カバー22Eが配置されるとともに左右方向X2に延びる下枠凹部223が設けられている。
第2突起レール部222の上端縁には、障子3の下框32に設けられる戸車36が屋内外方向X1への移動が規制された状態で走行可能に載置されている。
下枠カバー22Cは、屋外側角部において屋外側に斜め下向きに突出し、左右方向X2の全体にわたって延在するヒレ部材225が設けられている。ヒレ部材225は、障子3の下框32の屋内側面32bに接触可能に設けられている。
方立形材25Aは、板面が屋内側を向く内板部251と、屋外側端部に形成され障子3の閉方向の移動を規制する第2ストッパー252と、内板部251の第1縦枠23側の端部に設けられるカバー係止部253と、を有している。
方立カバー25Bには、屋外側角部において屋外側に斜めに突出し、上下方向X3の全体にわたって延在するヒレ部材254が設けられている。ヒレ部材254は、障子3の召合框34の屋内側面に接触可能に設けられている。
上下左右の各框31~34には、それぞれガラス35を支持するための断面略コの字状の溝(図6及び図9に示すガラス保持溝G)が形成されている。各框31~34の内周側端部(本実施形態ではガラス保持溝G)を形成する形の先端部が、屋内側から見て開口部2Aの屋外側に隠れるように構成されている。
また、障子3は、全開した状態(全開状態P2)において、戸先框33が屋内側から見て開口枠20の屋外側に隠れるように構成されている。第1領域R1において全開状態P2の障子3が引き込まれる際の引き込み代は、障子3の左右方向X2の寸法と同等以上に設定されている。
戸先框33は、屋外側に設けられアルミニウムを材料として形成された屋外側形材33Aと、屋外側形材33Aの屋内側に設けられ樹脂を材料として形成された屋内側形材33Bと、を有している。屋外側形材33Aおよび屋内側形材33Bは、上下方向X3に延在しているとともに、互いに係合し、ガラス35を係止している。
屋外側形材33Aには、屋外側に突出した状態で上下方向X3に延在するパッキン33cが設けられている。パッキン33cは、ゴム製の弾性部材から形成され、障子3が全閉状態P1において、第1縦枠23の第1フランジ231の外面231aに対して気密に接触している。
屋外側形材33Aと屋内側形材33Bとの召合框34側には、ガラス35を支持するための上述したガラス保持溝Gが形成されている。
召合框34は、アルミニウムを材料として形成された本体形材34Aを有している。本体形材34Aは、上下方向X3に延在してガラス35を係止している。
本体形材34Aにおける第2縦枠24側の屋内側角部には、屋内側に向けて突出するとともに上下方向の全体にわたって延びる気密パッキン343が設けられている。気密パッキン343は、ゴム製の弾性部材から形成され、障子3が全閉状態P1において、方立形材25Aの外面に対して気密に接触している。
本体形材34Aの戸先框33側には、ガラス35を支持するための上述したガラス保持溝Gが形成されている。
また、屋外側形材31Aの上部には、上枠21の第1突起レール部212に左右方向X2にスライド可能なスライド係止部317が設けられている。
屋内側形材31Bは、ダンパー装置6のダンパー6Aの下方に位置し、上面31cにはダンパー6Aに対して左右方向X2に摺動自在なラッチ6Bが設けられている。
屋外側形材31Aと屋内側形材31Bとの下框32側には、ガラス35を支持するための上述したガラス保持溝Gが形成されている。
また、屋外側形材32Aの下部には、下枠22の第2突起レール部222に沿って左右方向X2に走行可能な戸車36が設けられている。
屋外側形材32Aと屋内側形材32Bとの上框31側には、ガラス35を支持するための上述したガラス保持溝Gが形成されている。
押出し機構4は、図10及び図11に示すように、左右方向X2で縦枠に対して離間する方向に障子3を押し出す蹴出し部材40と、蹴出し部材40を連動させるとともに回動可能なハンドル部材41と、ハンドル部材41を回転可能に駆動する駆動機構42と、を有している。押出し機構4は、第1縦枠23の上下方向X3の中央部分に配置されている(図1参照)。この上下方向X3の位置は、障子3を開閉する人が手でハンドル部材41を把持して操作し易い適宜な位置に配置される。
蹴出し部材40は、収納位置Q1において、ハンドル部材41を回動操作することで、ハンドル部材41とともに回動し、全閉の障子3の戸先框33の端部(戸先端)に当接し、押出し位置Q2で障子3が開放方向に押し出されるように構成されている。なお、駆動機構42は、押出し位置Q2で障子3が押し出された後のハンドル部材41を元の位置(収納位置Q1)に戻るように構成されている。
本実施形態では、図4及び図5に示すように、障子3の全閉時において、屋内側から見て障子3の上下左右の4辺に位置する各框31~34のガラス保持溝Gが開口部2Aを形成する開口枠20の屋外側に隠れた状態となる。すなわち、障子3上框31、下框32、戸先框33、及び召合框34が少なくとも屋内側から見て開口部2Aに露出しない構成となるので、これらの框31~34から屋内への熱の伝達が抑制され、断熱性能を高めることができる。
2 枠体
2A 開口部
3 障子(サッシ障子)
4 押出し機構
5 網戸(障子)
5a 内周側端部
20 開口枠
21 上枠
22 下枠
23 第1縦枠
24 第2縦枠
31 上框
32 下框
33 戸先框
34 召合框
31a、32a、33a、34a 溝先端部
35 ガラス(面材)
50 網(面材)
51~54 網戸框
G ガラス保持溝(内周側端部)
P1 全閉状態
P2 全開状態
X1 屋内外方向
X2 左右方向
X3 上下方向
Claims (5)
- 上枠、下枠および左右の縦枠を枠組みして構成される枠体と、前記枠体内で左右方向にスライド可能に配置される障子と、を備え、前記枠体の屋内側に屋内外方向に連通する開口部の四周に沿って設けられた開口枠が形成された外付け構造の片引き戸であって、
前記障子の全閉状態において、上下左右框の面材を支持する内周側端部を形成する框の先端部は、屋内側から見て前記開口枠に隠れていると共に、前記面材のみが屋内側から見えることを特徴とする建具。 - 前記障子は、全開状態において、戸先框が屋内側から見て前記開口枠に隠れている請求項1に記載の建具。
- 前記枠体における全開状態の前記障子が引き込まれる際の引き込み代は、前記障子の左右方向の寸法と同等以上である請求項1に記載の建具。
- 前記障子は、前記面材が網であり、前記内周側端部で前記網を支持する網戸框を有する網戸であり、
前記網戸の全閉状態において、前記網戸框の先端部が屋内側から見て前記開口枠に隠れている請求項1乃至3のいずれか1項に記載の建具。 - 前記障子は、前記面材がガラスであり、前記内周側端部で前記ガラスを支持するサッシ框を有するサッシ障子と、前記網戸と、を備え、
前記サッシ障子及び前記網戸の全閉状態又は全開状態において、前記網戸框は、屋内側から見て前記サッシ框及び前記開口枠に隠れている請求項4に記載の建具。
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