JP7081558B2 - 半導体ウェーハの品質評価方法、半導体ウェーハの収容容器の評価方法、半導体ウェーハの収容容器の選定方法、半導体ウェーハの輸送ルートの評価方法および半導体ウェーハの輸送ルートの選定方法 - Google Patents
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[1]半導体ウェーハを樹脂製のウェーハ収容容器内に収容し、該ウェーハ収容容器に振動を付与して前記半導体ウェーハの振動の加速度を測定し、測定された加速度の2乗平均平方根と前記ウェーハ収容容器に振動を付与した時間との積を振動負荷として、該振動負荷に基づいて前記半導体ウェーハの外周部に付着する樹脂の付着量を評価することを特徴とする半導体ウェーハの品質評価方法。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。本発明による半導体ウェーハの品質評価方法は、半導体ウェーハを樹脂製のウェーハ収容容器内に収容し(第1工程)、該ウェーハ収容容器に振動を付与して半導体ウェーハの振動の加速度を測定し(第2工程)、測定された加速度の2乗平均平方根とウェーハ収容容器に振動を付与した時間との積を振動負荷として、該振動負荷に基づいて半導体ウェーハの外周部に付着する樹脂の付着量を評価する(第3工程)ことを特徴とする。
まず、半導体ウェーハを樹脂製のウェーハ収容容器内に収容する。半導体ウェーハは、特に限定されず、例えばシリコンウェーハを好適に評価することができる。また、半導体ウェーハの径についても特に限定されず、200mm、300mm、450mmなどの適切な径とすることができる。また、半導体ウェーハの枚数についても、特に限定されないが、複数枚(例えば、25枚)とすることができる。
次に、ウェーハ収容容器に振動を付与して半導体ウェーハの振動の加速度を測定する。上記ウェーハ収容容器への振動の付与は、例えば振動試験機を用いて行うことができる。
続いて、測定された加速度の2乗平均平方根とウェーハ収容容器Cに振動を付与した時間との積を振動負荷として、該振動負荷に基づいて半導体ウェーハWの外周部に付着する樹脂の付着量を評価する。
振動負荷=RMS×振動時間 (1)
次に、本発明による半導体ウェーハの収容容器の評価方法について説明する。本発明による半導体ウェーハの収容容器の評価方法は、特定のウェーハ収容容器を用いて、上述した本発明による半導体ウェーハの品質評価方法によって評価された樹脂の付着量に基づいて、上記特定のウェーハ収容容器の適否を判定することを特徴とする。
続いて、本発明による半導体ウェーハの収容容器の選定方法について説明する。本発明による半導体ウェーハの収容容器の選定方法は、複数のウェーハ収容容器に対して、上述した本発明による半導体ウェーハの品質評価方法によって半導体ウェーハの外周部に付着する樹脂の付着量を評価し、評価された樹脂の付着量に基づいて半導体ウェーハの輸送に用いるウェーハ収容容器を選定することを特徴とする。
次に、本発明による半導体ウェーハの輸送ルートの評価方法について説明する。本発明による半導体ウェーハの輸送ルートの評価方法は、半導体ウェーハの特定の輸送ルートに対してウェーハ収容容器に付与される振動のデータを予め取得しておき、上述した本発明による半導体ウェーハの品質評価方法によって評価された樹脂の付着量に基づいて、上記特定の輸送ルートの適否を判定することを特徴とする。
続いて、本発明による半導体ウェーハの輸送ルートの選定方法について説明する。本発明による半導体ウェーハの輸送ルートの選定方法は、半導体ウェーハの複数の輸送ルートに対して、ウェーハ収容容器に付与される振動のデータを予め取得しておき、上述した本発明による半導体ウェーハの品質評価方法によって評価された樹脂の付着量に基づいて、輸送ルートを選定することを特徴とする。
11 振動発生部
12 制御部
13 振動面
B ベルト
C ウェーハ収容容器
S 加速度センサ
W 半導体ウェーハ
Claims (9)
- 半導体ウェーハを樹脂製のウェーハ収容容器内に収容し、該ウェーハ収容容器に振動を付与して前記半導体ウェーハの振動の加速度を測定し、測定された加速度の2乗平均平方根と前記ウェーハ収容容器に振動を付与した時間との積を振動負荷として、該振動負荷に基づいて前記半導体ウェーハの外周部に付着する樹脂の付着量を評価することを特徴とする半導体ウェーハの品質評価方法。
- 前記加速度の測定は、前記半導体ウェーハの振動のウェーハ厚み方向の成分について行う、請求項1に記載の半導体ウェーハの品質評価方法。
- 前記ウェーハ収容容器に対して、前記振動負荷と前記半導体ウェーハの外周部に付着する樹脂の付着量との関係を予め求めておき、評価された樹脂の付着量が基準値を超えるか否かに基づいて前記半導体ウェーハの品質を評価する、請求項1または2に記載の半導体ウェーハの品質評価方法。
- 前記半導体ウェーハがシリコンウェーハである、請求項1~3のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの品質評価方法。
- 前記ウェーハ収容容器に付与する振動が、前記半導体ウェーハの輸送ルートにおいて前記ウェーハ収容容器に実際に付与される振動である、請求項1~4のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの品質評価方法。
- 特定のウェーハ収容容器を用いて、請求項1~5のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの品質評価方法によって評価された樹脂の付着量に基づいて、前記特定のウェーハ収容容器の適否を判定することを特徴とする半導体ウェーハの収容容器の評価方法。
- 複数のウェーハ収容容器に対して、請求項1~5のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの品質評価方法によって前記半導体ウェーハの外周部に付着する樹脂の付着量を評価し、評価された樹脂の付着量に基づいて前記半導体ウェーハの輸送に用いるウェーハ収容容器を選定することを特徴とする半導体ウェーハの収容容器の選定方法。
- 半導体ウェーハの特定の輸送ルートに対してウェーハ収容容器に付与される振動のデータを予め取得しておき、請求項1~4のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの品質評価方法によって評価された樹脂の付着量に基づいて、前記特定の輸送ルートの適否を判定することを特徴とする半導体ウェーハの輸送ルートの評価方法。
- 半導体ウェーハの複数の輸送ルートに対して、ウェーハ収容容器に付与される振動のデータを予め取得しておき、請求項1~4のいずれか一項に記載の半導体ウェーハの品質評価方法によって評価された樹脂の付着量に基づいて、輸送ルートを選定することを特徴とする半導体ウェーハの輸送ルートの選定方法。
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