JP7081388B2 - 無線送電装置及び無線受電装置の設置位置の変更方法 - Google Patents

無線送電装置及び無線受電装置の設置位置の変更方法 Download PDF

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Description

本発明は、ワイヤレスで給電対象に電力を供給する、無線送電装置及び無線電力伝送システムに関する。
近年、非接触の方式により給電対象に電力を供給する無線電力伝送技術が注目されている。このような技術には複数の方式があり、短距離間での給電を対象とするもの(電磁誘導型)、数m以上の比較的長い距離に給電が可能な方式(電波型)などが知られている。
このような技術のうち、特にある程度離れた位置へ給電を行う方式により、大きな電力を送電する場合には、送電エリア内に存在する人や電子機器などへの電波の曝露の影響を考慮する必要がある。この点、指向性のある電波を送信し、送電エリアをある程度絞り込むことで、給電対象以外の電子機器や人が電波に曝露されることをある程度は抑制することができる。しかしながら、例えば、所定の空間に受電装置を設置する際に、受電装置が送電装置からの電波を受信しているか否か、即ち送電装置から電力を伝送できる位置か否かを確認しながら作業を行うような場合には、作業者は送電エリア内での作業を余儀なくされてしまう。
これについて、所定の無線機器が送電エリア内に存在することを検出した場合には、送電を停止したり、送電のための電波強度を弱めたりする技術が提案されている(例えば、特許文献1など)。特許文献1には、電力送信機と電力受信機と無線タグとを含んで構成される無線電力伝送システムにおいて、電力送信機が無線タグの存在を認知した場合に、送信機から発信される電力信号の強度を弱める(強度をゼロにすることを含む)、ことが記載されている。
しかしながら、上記のような方法では、所定の無線機器(無線タグ)がない状態では、送電のための電波を弱くすることができない、という問題があった。このため、例えば、受電装置設置の際に作業者が所定の無線機器を保持していない場合には、電波受信の確認のための電力を伝送しつつ、電波強度を弱めることができない。
特開2012-191268号公報
上記のような実情に鑑みて、本発明は、ワイヤレスで給電対象に電力を供給する無線電力伝送システムにおいて、ユーザーからの入力に基づいて、給電対象に伝送する電力の強度を切り換え可能にすることを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明に係る無線送電装置は、ワイヤレスで給電対象に電力を供給する無線送電装置であって、前記給電対象の主たる機能を発揮するために必要な値以上の電力を連続的に伝送する通常伝送モードと、前記通常伝送モードよりも所定時間あたりの伝送電力の値が低くなるように電力を伝送する抑制伝送モードと、を、ユーザーからの入力に基づいて切り換える伝送状態切換手段を備える。
ここで、「給電対象の主たる機能を発揮するために必要な所定の値以上の電力」とは、給電対象である機器の本来的な機能を発揮するために必要な電力をいう。例えば、給電対象がセンサである場合には、少なくともセンサ素子によるセンシングに必要な電力、給電対象が画像表示装置であるならば画像の表示に必要な電力、給電対象が電灯であるならば光源の発光に必要な電力、などが該当する。また、上記のセンサの例でいえば、当該センサが担うべき機能として、測定値の表示、記録、他の機器との通信等を含む場合には、これらの機能を発揮するために必要な電力も含む。なお、ここでいう「所定時間」については特に限定されないが、例えば6秒間などとすることができる。
上記のような構成の無線送電装置によると、給電対象の機能を発揮させるための電力伝送を行う状態と、これよりも弱い電力を伝送する状態と、をユーザーからの入力に基づいて自由に切り換えることができる。このため、ユーザーは送電エリア内で何らかの作業を行う場合には、給電対象への電力の伝送を維持しつつ、電波強度を弱くして作業を行うことができる。
また、前記抑制伝送モードにおいては、電力が伝送される時間、又は、伝送される電力の値を調整することで、所定時間あたりの伝送電力の値を低くするようにしてもよい。例えば、前記通常伝送モードにおける伝送電力と同じ値の電力を間欠的に伝送することによって、前記通常伝送モード時よりも所定時間あたりの伝送電力の値を低くするようにしてもよいし、前記通常伝送モード時よりも低い値の電力を連続的に伝送するようにしてもよい。いずれの方法によっても、抑制伝送モードにおいては送電エリアの所定時間当たりの電波強度を弱くすることができる。
また、前記抑制伝送モードにおいて伝送される電力は、少なくとも、前記給電対象が通信手段を備える他の機器と通信を行うために必要な値以上の電力としてもよい。このような構成であると、抑制伝送モードにおいて給電対象と無線送電装置とのペアリングなどを行うことができたり、抑制伝送モードにおける給電対象のステータスをユーザーの端末などにリアルタイムに送信したりもできる。
また、本発明に係る無線電力伝送システムは、上記の無線送電装置と、前記無線送電装置から伝送される電力を受電する一以上の無線受電装置とを含む。
また、前記無線受電装置は、前記無線送電装置から電力の供給を受けている場合には、その旨を報知する電力供給報知手段を備えていてもよい。このような構成により、ユーザーは無線受電装置が電力の供給を受けているか否かを容易に確認することができる。
また、前記電力供給報知手段は、前記通常伝送モードと、前記抑制伝送モードとで、報知の態様が異なっていてもよい。このような構成であると、ユーザーは無線受電装置がいずれのモードで電力の供給を受けているのか容易に知ることができる。
また、前記電力供給報知手段は、照明による表示手段であってもよい。例えばLED表示灯などを用いることで、装置の製造・運用コストを抑制することができる。
また、本発明に係る無線送電装置及び無線受電装置の設置方法は、ワイヤレスで給電対象に電力を供給する無線送電装置、及び前記無線送電装置から伝送される電力を受電する無線受電装置の設置方法であって、前記無線送電装置を所望の位置に配置するステップと、前記無線送電装置を起動するステップと、前記無線受電装置の通常時の稼働に必要な所定の値よりも低い値の電力を、前記無線送電装置から前記無線受電装置に伝送するステップと、前記無線送電装置と前記無線受電装置とを対応づけるステップと、前記無線受電装
置を、前記無線送電装置から電力の伝送を受けることが可能な位置に配置するステップと、前記無線送電装置から前記無線受電装置に伝送される電力を、前記無線受電装置の通常運転時に必要な所定の値以上の電力に切り換えるステップと、を有する。
また、本発明に係る無線送電装置及び無線受電装置の設置位置の変更方法は、ワイヤレスで給電対象に電力を供給する無線送電装置及び前記無線送電装置から伝送される電力を受電する無線受電装置の設置位置の変更方法であって、前記無線送電装置から、前記無線受電装置に伝送される電力の値を、前記無線受電装置の通常時の稼働に必要な所定の値以上の値から、前記所定の値よりも低い値に切り換えるステップと、前記無線受電装置を、前記無線送電装置から電力の伝送を受けることが可能な位置に配置するステップと、前記無線送電装置から、前記無線受電装置に伝送される電力の値を、前記所定の値よりも低い値から、前記所定の値以上の値に切り換えるステップと、を有する。
上記のような方法によって、作業者は強い電波にさらされることなく、無線送電装置及び無線受電装置を所望の位置に設置することができる。
なお、上記の各手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
本発明によれば、ワイヤレスで給電対象に電力を供給する無線電力伝送システムにおいて、ユーザーからの入力に基づいて、給電対象に伝送する電力の強度を切り換える事が可能になる。
図1は、適用例に係る無線電力伝送システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、適用例に係る無線送電装置及び無線受電装置の処理の流れを示すフローチャートである。 図3は、実施形態1に係る無線電力伝送システムの構成例を示す概略図である。 図4は、実施形態1に係る無線送電装置及びセンサユニットの概略構成を示すブロック図である。 図5は、実施形態1に係る無線送電装置及びセンサユニットを初めて設置する際の手順を示すフローチャートである。 図6は、実施形態1に係る無線送電装置及びセンサユニットの配置変更を行う際の手順を示すフローチャートである。 図7は、実施形態2に係る無線電力伝送システムの構成例を示す概略図である。 図8は、実施形態2に係る無線送電装置、センサユニット、携帯情報端末の概略構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態の一例について説明する。
<適用例>
(適用例の構成)
本発明は例えば、図1に示すような無線電力伝送システムに適用することができる。図1は本適用例に係る無線電力伝送システム9の構成例を示すブロック図である。図1に示すように、無線電力伝送システム9は、無線送電装置91及び無線受電装置92によって
構成される。なお、無線送電装置91及び無線受電装置92はそれぞれ複数存在していても構わない。
(送電装置)
図1に示すように、無線送電装置91は、電源接続部911と、送信信号処理部912と、送信アンテナ913と、操作部914と、制御部915と、を含んで構成され、取得した電気エネルギー(以下、電力ともいう)を電波に変換して受電装置に向けて放射する。
電源接続部911は、供給する電力の供給元となるコンセントなどの電源と接続し、電力を取得する。送信信号処理部912は、電源接続部911によって取得された電力から、制御部915の制御に基づき、所定の周波数帯域の信号を発生させる。送信アンテナ913は、送信信号処理部912が発生させた信号を電波として無線受電装置92に向けて放射(即ち、送信)する。また、送信アンテナ913は、無線受電装置92との情報通信のための信号も送信する。操作部914は、スイッチなどの入力機構を含み、後述する給電モードの切り換え(以下、選択ともいう)についてのユーザーの操作を受け付ける。制御部915は、無線送電装置91の制御を司る手段であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)などによって構成される。制御部915は、操作部914によって選択された給電モードに対応する電波強度で電波を送信するように、送信信号処理部912を制御して信号を発生させるとともに、如何なる給電モードが選択されているかについての識別情報を送信アンテナ913から無線受電装置92に送信させる。
(受電装置)
図1に示すように、無線受電装置92は、受信アンテナ921と、受電処理部922と、制御部923と、表示部924を含んで構成される。無線受電装置92は、無線送電装置91から放射された電波を受けて電力に変換する。無線受電装置92は、それ自体が何らかの機能を有する電子機器であってもよいし、電子機器の電源部を担うものであってもよい。
受信アンテナ921は、無線送電装置91から送信される電波、及び情報通信のための信号を受ける。受電処理部922は、受信アンテナ921が受けた電波を電力に変換する。制御部923は、無線受電装置92の制御を司る手段であり、例えば、CPUなどによって構成される。制御部923は、受信アンテナ921を介して無線送電装置91の給電モードに関する識別情報を取得し、当該給電モードに応じた動作を行うように無線受電装置92を制御する。表示部924は、例えばLEDランプなどで構成されており、受信アンテナ921が無線送電装置91からの電波を受信し、受電処理部922が当該電波を電力に変換している場合には、その旨がわかるように表示(例えば、点灯)を行う。さらに、制御部923の制御に基づき、無線送電装置91の給電モードに応じた態様で表示を行う。即ち、本適用例においては、表示部924が本発明の電力供給報知手段に該当する。
(給電モード)
無線送電装置91は、無線受電装置92が主たる機能を発揮する通常の稼働を行うために十分な値の電力を伝送する通常伝送モードと、通常伝送モードよりも所定時間あたりの伝送電力の値が低くなるように電力を伝送する抑制伝送モードとを、切り換え可能に選択することができる。なお、本明細書においては、給電モードの語は、通常伝送モードと抑制伝送モードとを総括する意味で用いられ、通常伝送モードと抑制伝送モードとを切り換えることを、給電モードを切り換える、と表現する。抑制伝送モードにおいて、無線送電装置91から送信される電波強度は、例えば、人体が電波に曝されることによって単位質量の組織に単位時間に吸収されるエネルギー量、即ち、SAR(Specific Ab
sorption Rate、比吸収率)が、電波防護指針に定められる基準値以下となるように定められる。
(動作の流れ)
次に、図2を参照して、本適用例に係る無線送電装置91及び無線受電装置92の動作について説明する。図2は、無線送電装置91及び無線受電装置92における処理の流れを示すフローチャートである。図2に示すように、まず、無線送電装置91は、電源から電気エネルギーの供給を受ける(ステップS901)。
次に、無線送電装置91は、給電モードの確認を行い、給電モードが抑制伝送モードであるか否かを判定する(ステップS902)。ステップS902において、給電モードが抑制伝送モードでないと判定された場合には、無線送電装置91は、ステップS905に進み、通常の電波強度で電波を送信する。なお、ここで、通常の電波強度とは、無線受電装置92が主たる機能を発揮するための通常の稼働を行うために十分な値の電力を伝送可能な電波の強度である。
一方、ステップS902で、給電モードが抑制伝送モードであると判定された場合には、無線送電装置91は、無線受電装置92の制御部923及び表示部924の稼働が可能な電力を伝送可能で、かつ人体や他の電子機器への影響が心配ない強度の電波を送信するように、送信電波の低減処理を行う(ステップS903)。また、給電モードが抑制伝送モードであることの識別情報を併せて送信するよう処理を行う(ステップS904)。ここで、給電モードが抑制伝送モードであることの識別情報を送信する処理を行った場合には、抑制フラグがONであるとする。そして、ステップS905に進み、低減処理が行われた電波を送信する。
次に、無線受電装置92は、受信アンテナ921で、無線送電装置91から送信された電波を受信する(ステップS906)。そして、受信した電波を電力に変換し(ステップS907)、抑制フラグがONであるか否かを判定する(ステップS908)。ここで、抑制フラグがONであると判定された場合には、ステップS909に進み、無線受電装置92は、表示部924を抑制伝送モード時の態様(例えばLEDの点滅)で表示させることのみに電力を使用して稼働を継続し、本ルーティンを一旦終了する。
一方ステップS908で、抑制フラグがONではないと判定された場合には、ステップS910に進み、無線受電装置92は、表示部924を通常伝送モード時の態様(例えばLEDの連続点灯)で表示させるとともに、無線受電装置92本来の機能を発揮して稼働を継続し、本ルーティンを一旦終了する。なお、上述のルーティンは、無線電力伝送システム9が機能している間は、随時繰り返し実行される。
以上、説明したような本適用例に係る無線送電装置91によれば、通常の電力伝送を行う状態と、通常時よりも弱い電力を伝送する状態と、をユーザーからの入力に基づいて切り換え可能な無線電力伝送システムを構築することができる。これによって、受電装置を設置する際に、作業者は送電装置を操作して弱い電力を伝送する状態に給電状態を切り換えて電波の影響を抑制しつつ、受電装置において電波を受信できているか否か、を容易に確認することができる。また、給電モードによって表示部924の動作態様が異なるため、受信装置を確認するだけで、現在どの給電モードで電波を受信しているのか、或いはそもそも電波の受信がなされていないのか、を知ることができる。
<実施形態1>
以下に、この発明を実施するための形態の他の一例を、さらに説明する。ただし、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載
がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(システム構成)
図3は本実施形態に係る無線電力伝送システム1の構成例を示す概略図である。図3に示すように、無線電力伝送システム1は、無線送電装置10及び複数のセンサユニット20を含んで構成され、これらはネットワークNによって相互に接続される。ネットワークNには、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採用されてもよい。また、ネットワークNは、携帯電話等の電話通信網、WiFi等の無線通信網を含んでもよい。なお、本実施形態では、各センサユニット20が、無線受電装置に相当する。
(送電装置)
図4は、無線送電装置10及びセンサユニット20の概略構成を示すブロック図である。図4に示すように、無線送電装置10は、電源接続部11と、送信信号処理部12と、送信アンテナ13と、操作部14と、制御部15と、通信部16とを含んで構成され、取得した電力を電波に変換して各センサユニット20に向けて送信する。
電源接続部11は、例えば商用電源などの電源と接続し、各センサユニット20に対して供給するための電気エネルギーを取得する。
送信信号処理部12は、電源接続部11によって取得された電力から、制御部15の制御に基づき、所定の周波数帯域の信号を発生させる。
送信アンテナ13は、送信信号処理部12が発生させた信号を電波として各センサユニット20に向けて送信する。例えば、複数のアンテナを用いて構成されたアレイアンテナ等を採用することができる。
操作部14は、タッチパネルディスプレイなどの入力手段を含む構成であり、ユーザーからの各種操作を受け付ける。ここで、ユーザーとは、無線電力伝送システム1を構築する者、各センサユニット20の設置や配置変更を行う者、などが該当する。ユーザーが行う操作には、無線送電装置10の給電モードを切り換える操作も含まれる。給電モードについては上記適用例の場合と同様であり、通常伝送モードと、抑制伝送モードが存在する。
制御部15は、無線送電装置10の制御を司る手段であり、例えば、CPUなどによって構成される。制御部15は、操作部14を介してユーザーが選択した給電モードに対応する電波強度で電波を送信するように、送信信号処理部12を制御して信号を発生させるとともに、如何なる給電モードが選択されているかについての識別情報を、通信部16を介して各センサユニット20に送信させる。即ち、本実施形態においては、厳密にいうと操作部14及び制御部15が本発明の伝送状態切換手段に該当する。
通信部16は、ネットワークNを介して各センサユニット20や他の電子機器との情報通信のための信号を送受信する。
(センサユニット)
センサユニット20は、設置された周辺環境の物理量を測定するセンサ素子を有する、いわゆる環境センサであり、図4に示すように、センサ部21と、記憶部22と、受信アンテナ23と、受電処理部24と、制御部25と、表示部26と、通信部27と、を含んで構成される。
センサ部21は、一つ以上のセンサ素子を含み、センサユニット20が設置された周辺の環境の物理量を検知する。センサ素子としては、例えば温湿度センサ、照度センサ、UV(Ultraviolet)センサ、気圧センサ、加速度センサ、マイクロフォン、COセンサ、等を適用することができる。
記憶部22は、例えばフラッシュメモリなどの長期記憶媒体を含んで構成され、センサ部21が検知した周辺環境の物理量の値の推移などを蓄積、記憶する。
受信アンテナ23は、無線送電装置10から送信される電波を受ける。送信される電波の周波数に応じて、例えば、パッチアンテナ、モノポールアンテナ、などを用いる事ができる。
受電処理部24は、受信アンテナ23が受けた電波を電力に変換し、これをセンサユニット20の各構成要素に供給する。
制御部25は、センサユニット20の制御を司る手段であり、例えば、CPUなどによって構成される。
表示部26は、液晶ディスプレイなどによって構成され、センサ部21による物理量の計測値、無線送電装置10からの電波の受信状況などを表示する。即ち、本実施形態においては、表示部26が本発明の電力供給報知手段に該当する。なお、電波の受信状況には、電波受信の有無、受信している場合の給電モード、が含まれ、テキストによる情報表示であっても良いし、記号、発光する色などによって、状況を表現するようにしてもよい。
通信部27は、ネットワークNを介して無線送電装置10や他の電子機器との情報通信のための信号を送受信する。ここでの情報通信には、センサ部21で計測された物理量の情報を他の機器に送信することなども含まれる。
なお、通常伝送モードで無線送電装置10から電力の供給を受けている場合には、センサユニット20は、その各構成が機能を発揮し、周辺環境のセンシング及び情報通信が可能な状態となる。一方、抑制伝送モードで電力の供給を受けている場合には、センサユニット20は制御部25、表示部26、及び通信部27が機能の一部分を発揮できるのみであり、センサ部21は稼働することができない。
(送電装置およびセンサユニットの設置)
次に、無線送電装置10及び各センサユニット20を設置して、無線電力伝送システム1を構築する手順について、説明する。図5は無線送電装置10及びセンサユニット20を初めて設置する際の手順を示すフローチャートである。図5に示すように、作業者はまず所望の位置に無線送電装置10を設置する(ステップS101)。次に、作業者は電源接続部11を電源に接続し、無線送電装置10を起動させる(ステップS102)。なお、無線送電装置10は、電源接続部11を電源に接続することで起動するような構成であってもよいし、操作部14に電源ボタンを配置して、これを操作することで起動するようにしてもよい。
ステップS102で起動した無線送電装置10は、制御部15の制御により、自動的に抑制伝送モードで各センサユニット20に電力の伝送を開始(ステップS103)。なお、無線送電装置10の給電モードは、初期設定では、安全のため抑制伝送モードに設定されている。
続けて、作業者は無線送電装置10と、各センサユニット20を対応づけるペアリング
処理を行う(ステップS104)。ここでは、無線送電装置10の通信部16と、センサユニット20の通信部27とを介してペアリングが行われる。
次に、作業者は、各センサユニット20を所望の位置に設置する(ステップS105)。ここでは、作業者はセンサユニット20の表示部26の表示によって、無線送電装置10から電波を受信しているか否か(即ち、電力が伝送されているか否か)を確認しながら、センサユニット20の設置箇所を決めることができる。また、この際、抑制伝送モードで電力が伝送されているため、作業者の身体が強い電波に曝される危険を排除することができる。
各センサユニット20の配置が完了すると、作業者は無線送電装置10の操作部14を操作し、給電モードを通常伝送モードに切り換える(ステップS106)。これにより、各センサユニット20がセンサとしての通常の機能を発揮することができるだけの電力が伝送され、環境情報のセンシングが実行される。
なお、ステップS105において、センサユニット20の位置合わせのみでは、所望の結果を得られない場合には、無線送電装置10の配置場所を変更するようにしてもよい。
(送電装置およびセンサユニットの配置変更)
次に、既に設置済みの無線送電装置10及びセンサユニット20の配置を変更する場合の作業手順について説明する。図6は無線送電装置10及びセンサユニット20の配置変更を行う際の手順を示すフローチャートである。図6に示すように、作業者はまず無線送電装置10の操作部14を操作し、給電モードを通常伝送モードから抑制伝送モードに切り換える(ステップS201)。
次に、作業者は、各センサユニット20の配置を、無線送電装置10から電力の伝送を受けることが可能な所望の位置に変更する(ステップS202)。この際、作業者はセンサユニット20の表示部26の表示によって、無線送電装置10から電波を受信しているか否か(即ち、電力が伝送されているか否か)を確認しながら、センサユニット20の設置箇所を決めることができる。また、ステップS201で、給電モードを抑制伝送モードに切り換えているため、作業者の身体が強い電波に曝される危険を排除することができる。
各センサユニット20の配置が完了すると、作業者は無線送電装置10の操作部14を操作し、給電モードを通常伝送モードに切り換える(ステップS203)。これにより、各センサユニット20がセンサとしての通常の機能を発揮することができるだけの電力が伝送され、環境情報のセンシングが実行される。
なお、ステップS202において、センサユニット20の位置合わせのみでは、所望の結果を得られない場合には、無線送電装置10の配置場所を変更するようにしてもよい。
無線送電装置10とセンサユニット20間の電力伝送の流れ、及び各構成の動作については適用例と基本的には同様であるため、ここでは詳細な説明は省略する。
以上、本実施形態の無線電力伝送システム1によって、環境センサの設置場所を定める際に、電源の位置についての制約を大幅に低減することができる。また、作業を行う際には、無線送電装置10からの電力の伝送を抑制伝送モードに切り換えることで、作業者は安全に、かつ、電波受信の状況を確認しながら環境センサを設置することが可能になる。
<実施形態2>
次に、本発明に係る他の実施形態について説明する。図7は本実施形態に係る無線電力伝送システム2の構成例を示す概略図である。図7に示すように、無線電力伝送システム2は、無線送電装置40と、複数のセンサユニット50と、携帯情報端末30を含んで構成され、これらはネットワークNによって相互に接続される。図8は無線送電装置40、センサユニット50、携帯情報端末30の概略構成を示すブロック図である。
図7及び、図8に示すように、本実施形態は実施形態1の構成と比べて、無線電力伝送システム2の構成に携帯情報端末30を含んでいる点において異なっている他、無線送電装置40に操作部がない点、センサユニット50に表示部がない点が、異なっている。その他の構成は実施形態1と同様であるため、以下では実施形態1と同一の構成、処理については同じ符号を用い、詳細な説明は省略する。
(携帯情報端末)
携帯情報端末30は、例えばユーザーの保持する、スマートフォン、タブットPC、などであり、図8に示すように、制御部31と、入力部32と、出力部33と、通信部34とを含んで構成され、ネットワークNを介して、無線送電装置10、センサユニット20、及びその他の電子機器と情報通信を行う。
制御部31は、携帯情報端末30の制御を司る手段であり、例えば、CPUなどによって構成される。入力部32は、タッチパネル、キーボード、マイクなどの入力手段を含んで構成され、ユーザーからの入力を受け付ける。出力部33は、ディスプレイ、スピーカーなどの出力手段である。なお、タッチパネルディスプレイのように、入力部と出力部とを兼ねる構成となっていてもよい。通信部34は、ネットワークNを介して無線送電装置40、各センサユニット50、他の電子機器等との情報通信のための信号を送受信する。
(給電モードの切り換え)
本実施形態においては、給電モードの切り換え方法が実施形態1と異なる。無線送電装置40には操作部が存在しないため、ユーザーは携帯情報端末30を介して無線送電装置40の給電モードを切り換える操作を行う。具体的には、携帯情報端末30の入力部32から給電モード切り換えの入力を受け付け、通信部34、ネットワークN、通信部16を介して、無線送電装置40の制御部15に給電モードを切り換える処理を実行させる。
これにより、ユーザーは無線送電装置40の設置場所まで行かずに、給電モードの切り換えを行うことが可能になる。なお、本実施形態においては、制御部15及び通信部16が本発明の伝送状態切換手段に相当する。
(電力伝送状態の報知)
また、本実施形態においては、センサユニット50に対する電力の伝送状態の報知方法も、実施形態1と異なっている。センサユニット50には表示部が存在しないため、センサユニット50は、通信部27、ネットワークN、通信部34を介して、携帯情報端末30の出力部33によって電力の伝送状態を報知する。なお、報知の態様は、ディスプレイへの表示であってもよいし、音声によるものであってもよい。
これにより、ユーザーはセンサユニット50の設置場所まで行かずに、電力の伝送状態を確認することができるため、電力伝送状態の監視を容易に行うことが可能になる。なお、本実施形態の場合には、通信部27が本発明の電力供給報知手段に相当する。
<その他>
上記の各例の説明は、本発明を例示的に説明するものに過ぎず、本発明は上記の具体的な形態には限定されない。本発明は、その技術的思想の範囲内で種々の変形及び組み合わ
せが可能である。例えば、無線送電装置及びセンサユニットについて、実施形態1の構成を維持したままで、システムの構成要素として、携帯情報端末を加えるようにしても良い。このようにすれば、ユーザーは携帯情報端末を用いて給電モードの切り換え、電力伝送状態の確認等を行うことができるうえ、何らかの事情で携帯情報端末を利用できない状況となっても不都合を生じることがない。
また、上記の各実施形態において、無線送電装置は外部電源から電力を取得する構成となっていたが、無線送電装置が発電の機能を有するものであってもよい。発電の方法は特に限定されず、太陽光、風力などの再生可能なエネルギーを利用して発電を行い、これを送電するようにしてもよい。また、無線送電装置は蓄電池を備える構成となっていてもよい。
また、上記の各実施形態において、無線送電装置、センサユニットの送受電のためのアンテナが通信部を兼ねる構成となっていてもよい。また、実施形態2における携帯情報端末30は、上記の機器に限らず、無線送電装置10と通信可能なものであればどのようなものであってもよく、専用のリモートコントローラーのようなものであっても構わない。
本発明の一の態様は、ワイヤレスで給電対象に電力を供給する無線送電装置(10)であって、前記給電対象の主たる機能を発揮するために必要な値以上の電力を連続的に伝送する通常伝送モードと、前記通常伝送モードよりも所定時間あたりの伝送電力の値が低くなるように電力を伝送する抑制伝送モードと、を、ユーザーからの入力に基づいて切り換える伝送状態切換手段(14)を備える、無線送電装置である。
また、本発明の他の一態様は、前記の無線送電装置と、前記無線送電装置から伝送される電力を受電する一以上の無線受電装置(20)とを含む、無線電力伝送システム(1)である。
また、本発明の他の一態様はワイヤレスで給電対象に電力を供給する無線送電装置及び前記無線送電装置から伝送される電力を受電する無線受電装置の設置方法であって、前記無線送電装置を所望の位置に配置するステップ(S101)と、前記無線送電装置を起動するステップ(S102)と、前記無線受電装置の通常時の稼働に必要な所定の値よりも低い値の電力を、前記無線送電装置から前記無線受電装置に伝送するステップ(S103)と、前記無線送電装置と前記無線受電装置とを対応づけるステップ(S104)と、前記無線受電装置を、前記無線送電装置から電力の伝送を受けることが可能な位置に配置するステップ(S105)と、前記無線送電装置から前記無線受電装置に伝送される電力を、前記無線受電装置の通常運転時に必要な所定の値以上の電力に切り換えるステップ(S106)と、を有する。
また、本発明の他の一態様は、ワイヤレスで給電対象に電力を供給する無線送電装置及び前記無線送電装置から伝送される電力を受電する無線受電装置の設置位置の変更方法であって、
前記無線送電装置から、前記無線受電装置に伝送される電力の値を、前記無線受電装置の通常時の稼働に必要な所定の値以上の値から、前記所定の値よりも低い値に切り換えるステップ(S201)と、前記無線受電装置を、前記無線送電装置から電力の伝送を受けることが可能な位置に配置するステップ(S202)と、前記無線送電装置から、前記無線受電装置に伝送される電力の値を、前記所定の値よりも低い値から、前記所定の値以上の値に切り換えるステップ(S203)と、を有する。
1、2、9・・・無線電力伝送システム
10、40、91・・・無線送電装置
11、911・・・電源接続部
12、912・・・送信信号処理部
13、913・・・送信アンテナ
14、914・・・操作部
15、915・・・制御部
16・・・通信部
20、50・・・センサユニット
21・・・センサ部
22・・・記憶部
23、921・・・受信アンテナ
24、922・・・受電処理部
25、923・・・制御部
26、924・・・表示部
27・・・通信部
30・・・携帯情報端末
31・・・制御部
32・・・入力部
33・・・出力部
34・・・通信部
N・・・ネットワーク

Claims (1)

  1. ワイヤレスで給電対象に電力を供給する無線送電装置及び前記無線送電装置から伝送される電力を受電する無線受電装置の設置位置の変更方法であって、
    前記無線送電装置から、前記無線受電装置に伝送される電力の値を、前記無線受電装置の通常時の稼働に必要な所定の値以上の値から、前記所定の値よりも低い値に切り換えるステップと、
    前記無線受電装置を、前記無線送電装置から電力の伝送を受けることが可能な位置に配置するステップと、
    前記無線送電装置から、前記無線受電装置に伝送される電力の値を、前記所定の値よりも低い値から、前記所定の値以上の値に切り換えるステップと、
    を有することを特徴とする、無線送電装置及び無線受電装置の設置位置の変更方法。
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