JP7081371B2 - 生体データ測定システム及び情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生体データ測定システム及び情報処理装置に関する。
近年、家庭でも血圧や心電など、様々な生体データを計測する装置が利用されるようになってきている。そのような生体データ測定装置の一つとして、電子血圧計がある。一般的な電子血圧計は、上腕や手首に巻かれるカフと、このカフと一体的に又はチューブで接続された本体と、を備えている。本体内には、カフが備える流体袋に流体(一般的には空気)を送るためのポンプ、流体の圧力変化を検出するための圧力センサ、などを含む機械的な構成物と、ポンプなどの制御や圧力センサ出力に基づく血圧値算出を行う電気回路と、が配置されている。また、本体表面には、電子血圧計の動作を指示するための操作部材と算出した血圧値を表示するための表示部とを含むユーザインタフェースが設けられている。
一方、特許文献1及び2のように、本体から主な操作部材及び表示部などのユーザインタフェースを無くす、或いは、本体に必要最小限のユーザインタフェースを搭載し、スマートホンなどの情報処理装置のアプリケーションプログラムとして提供されたユーザインタフェースを利用する生体データ測定システムも提案されている。
特許第6251239号公報 米国特許出願公開第2014/0159912号明細書
情報処理機器は、様々なアプリケーションプログラムを実行可能であり、その中には、例えばメッセージングアプリケーションプログラムのように、バックグラウンドで常時実行されるアプリケーションプログラムも存在する。例えば、メッセージングアプリケーションプログラムは、メッセージを受信すると、スピーカから着信音や着信メロディを発すると共に、表示画面上部のピクトを変化させたり、表示画面にメッセージ内容をポップアップ表示させたりするようになっている。
従って、特許文献1及び2に示されるような、ユーザインタフェースが情報処理機器となる生体データ測定システムにおいても、情報処理機器では、血圧などの生体データ測定中であっても、バックグラウンドで幾つかのアプリケーションプログラムが実行されている。そのため、生体データ測定中に、そのアプリケーションプログラムによって情報処理装置の表示画面に表示された内容によっては、精神状態に変化が生じて安静状態が崩れ、生体データに悪影響を及ぼす、例えば血圧が上昇する方向に影響する可能性もあり、正確な生体データ測定が行えなくなる恐れがある。
本発明は、上記の事情に着目してなされたものであり、その目的は、情報処理装置をユーザインタフェースとして利用しても正確な生体データ測定を行い得る生体データ測定システム及び情報処理装置を提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために、以下の構成を採用する。
本発明の一態様では、生体データ測定システムは、被測定者の生体データを測定する生体データ測定装置と、前記生体データ測定装置による生体データ測定動作を制御する情報処理装置と、を備える生体データ測定システムであって、前記情報処理装置は、通信ネットワークへ接続する通信部と、各種情報を表示する表示画面を備える表示部と、前記生体データ測定装置と無線または有線により接続する接続部と、前記生体データ測定装置による前記被測定者の生体データ測定動作の開始操作を受け付ける操作部と、前記操作部における前記開始操作の受け付け後に測定開始条件を満たしたとき、前記生体データの測定を開始させる測定開始命令を、前記接続部を介して前記生体データ測定装置へ送信する制御部と、を備え、前記測定開始条件は、前記被測定者が前記表示画面の表示内容を視認できないことを含む。なお、前記制御部は、前記測定開始条件を満たしたとき、更に、前記表示部の表示画面を消画するようにしても良い。
当該構成によれば、被測定者が表示画面の表示内容を視認できなくなったことを条件に、生体データ測定を開始するようにしている。よって、生体データ測定中に、情報処理装置がバックグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムがどのような内容を表示画面に表示させたとしても、被測定者がそれを視認することはないので、生体データ測定に影響を及ぼさない。従って、情報処理装置をユーザインタフェースとして利用しても正確な生体データ測定を行うことが可能になる。また、前記測定開始条件を満たしたとき、更に、前記表示部の表示画面を消画すれば、情報処理装置の消費電力を抑制することが可能となる。
上記一態様において、前記情報処理装置は、前記表示画面の重力方向に対する角度を検出するセンサを更に備え、前記制御部は、前記表示画面の角度が、前記被測定者が前記表示画面を視認できない測定開始角度になったとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備えても良い。例えば、加速度センサやジャイロセンサなどのセンサにより、表示画面の角度、つまり表示画面が向いている方向を検出することができる。判定部は、例えば、表示画面がほぼ地面方向を向いたとき、つまり情報処理装置が机上などで伏せられた状態になったとき、測定開始条件を満たしたと判定して良い。また、情報処理装置を操作する操作者となる被測定者の開始操作は、例えば、表示画面上のアイコンやボタン画像をタッチすることで行われることができ、当然に被測定者は、表示画面を視認できなければならない。机上などに情報処理装置を置いて開始操作を行うのでは無く、被測定者が情報処理装置を手に持って開始操作を行う場合には、表示画面は、被測定者の顔に対し、ほぼ正対しているのが一般的である。よって、前記測定開始角度は、前記被測定者による前記開始操作を受け付けたときの前記表示部の前記表示画面の前記角度に対して±90度の範囲を超える角度であることができる。
当該構成によれば、表示画面の角度を指標とすることで、操作者である被測定者が表示画面の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
上記一態様において、前記情報処理装置は、前記表示画面が覆われたことを検出するセンサを更に備え、前記制御部は、前記表示画面が覆われたとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備えても良い。例えば、情報処理装置が手帳型カバーに入れられている場合、そのカバーを閉じると、表示画面が覆われて、誰も表示画面を視認することができない状態となる。また、情報処理装置が机上などで伏せられると、机の天板によって表示画面が覆われる。例えば、情報処理装置の表示画面が配置された面と同一面に設けられた前面カメラ(サブカメラ)や照度センサなどのセンサによって、表示画面における照度を検出することができる。判定部は、このセンサによって検出した照度に基づいて、表示画面が覆われているか否かを判定することができる。
当該構成によれば、表示画面が覆われているか否かを指標とすることで、被測定者が表示画面の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
上記一態様において、前記情報処理装置は、前記操作部を操作する操作者の視線を検出するセンサを更に備え、前記制御部は、前記表示画面から前記操作者の視線が外れたとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備えても良い。情報処理装置を操作する操作者である被測定者が開始操作を行うとき、被測定者は当然に、表示画面を視認している。そこで、例えば、情報処理装置の表示画面が配置された面と同一面に設けられた前面カメラ(サブカメラ)などのセンサを利用した既知の視線検出手法によって、被測定者の視線を検出し、その検出した視線が表示画面から外れていれば、被測定者が表示画面の表示内容を視認できない状態にあると判定することができる。よって、判定部は、例えば前面カメラなどのセンサが捕らえた画像に基づいて、表示画面から被測定者の視線が外れたか否かを判定することができる。
当該構成によれば、表示画面から被測定者の視線が外れた否かを指標とすることで、被測定者が表示画面の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
上記一態様において、前記情報処理装置は、前記情報処理装置に関して前記表示画面とは反対側に前記生体データ測定装置が存在することを検出するセンサを更に備え、前記情報処理装置は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記情報処理装置に関して前記表示画面とは反対側に前記生体データ測定装置が存在する場合、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備えても良い。情報処理装置を操作する操作者と生体データの被測定者とが異なる場合、被測定者と情報処理装置との位置関係は様々であり、表示画面がどの向きであれば、被測定者が表示画面の表示内容を視認できないかを決めることは難しい。しかし、開始操作がなされたとき、表示画面とは反対側に生体データ測定装置が存在すれば、生体データ測定装置を装着した被測定者は表示画面と反対側にいることは確実である。そこで、これを指標とすることができる。例えば、情報処理装置が一般的に備える背面カメラ(メインカメラ)などのセンサを利用し、画像から生体データ測定装置の製品名のロゴや型番などを抽出して、それが特定の或いは予め設定した生体データ測定装置に対応していれば、判定部は、表示画面とは反対側に生体データ測定装置が存在すると判定することができる。
当該構成によれば、表示画面とは反対側に生体データ測定装置が存在するか否かを指標とすることで、被測定者が表示画面の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
上記一態様において、前記制御部は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記表示画面における表示を前記被測定者が視認できない表示状態に変化させるように、前記表示部を制御し、前記制御部は、前記表示画面における表示内容が前記被測定者が視認できない表示状態に変化したとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備えても良い。例えば、制御部は、表示画面を強制的に暗くして、被測定者が表示画面の表示内容を視認できなくする。但し、いきなり消画すると、故障と間違われたり、被測定者を驚かせたりしてしまうことになり、かえって生体データ測定に悪影響を及ぼす恐れがある。そこで、表示画面における表示を徐々に暗くしていくことが望ましい。或いは、制御部は、強制的にスクリーンセーバを起動するようにしても良い。
当該構成によれば、表示画面における表示が、被測定者がその表示内容を視認できない状態に変化したか否かを指標とすることで、被測定者が表示画面の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
上記一態様において、前記情報処理装置は、音を発生するスピーカと振動を発生する振動部材との少なくとも一方を含む報知部を更に備え、前記制御部は、前記測定開始条件を満たしてから一定時間経過後に、前記報知部により、前記被測定者に測定開始を報知し、前記報知部による前記測定開始の報知後に、前記測定開始命令を前記接続部を介して前記生体データ測定装置へ送信することが望ましい。
当該構成によれば、測定開始条件が満たされたとき、そこから一定時間経過後に、測定開始を報知した上で、測定開始するので、一般的な生体データ測定装置と同様に、被測定者が測定開始を意識して行動することが可能となる。被測定者が表示画面の表示内容を視認できない状態となっている場合の報知であるので、この測定開始の報知は、表示画面への表示ではなく、音や振動で行うようにしている。
上記一態様において、前記制御部は、前記生体データ測定装置による前記生体データの測定中、前記報知部の動作を禁止し、前記接続部を介して前記生体データ測定装置から前記生体データの測定結果を受信したとき、前記報知部により、前記被測定者に測定終了を報知するようにしても良い。
当該構成によれば、生体データ測定中は、メッセージ受信時の受信通知音や通知振動のような被測定者の安静状態を阻害する音や振動が発生しないようにしているので、別アプリケーションプログラムの動作による影響を更に減らすことができる。そして、生体データ測定装置から測定結果を受信したとき、音又は振動で測定終了を報知するので、被測定者に生体データ測定の終了を確実に報知することができる。
上記一態様において、前記制御部は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記測定開始条件を満たすように前記情報処理装置を動かすことを促すガイダンスメッセージを、前記表示画面に表示する操作ガイダンス部を備えても良い。
当該構成によれば、開始操作時に、測定開始条件を満たすように情報処理装置を動かすことを促すガイダンスメッセージを表示及び/又は音声出力することで、被測定者にどのようにすれば実際に測定が開始されるか示すことができる。さらに、このガイダンスメッセージは、音声出力しても良い。
上記一態様において、前記制御部は、予め設定された日時に、前記生体データ測定装置での生体データ測定を促すメッセージを、前記表示画面に表示する報告部を備え、前記制御部は、前記報告部による前記メッセージの出力後、前記表示画面における表示を徐々に暗くしていくようにしても良い。なお、前記制御部は、このように表示を徐々に暗くしていっている際、一定時間内に前記生体データ測定装置と接続されたならば、前記表示画面における表示を元の状態に復帰させた後、前記測定開始条件を満たしたかの判定を開始することが望ましい。さらに、この生体データ測定装置での生体データ測定を促すメッセージは、音声出力しても良い。
当該構成によれば、測定開始日時またはその近くになったならば、生体データ測定装置での生体データ測定を促すメッセージを表示及び/又は音声出力することで、被測定者に予め設定された日時に生体データを測定することを促し、測定忘れを防止することができる。しかも、生体データ測定を促すメッセージの出力後、表示を徐々に暗くしていくことで、被測定者が情報処理装置で何か他のアプリケーションプログラムについての操作をしていたとしても、その操作をし難くし、生体データ測定に向かわせることができる。
上記一態様において、前記生体データ測定装置は、流体袋を内包し且つ前記被測定者の被測定部に巻かれるカフを備え、前記被測定者の血圧を計測する血圧計測部と、前記血圧計測部の前記カフの前記被測定部への巻き状態を検出する検出部と、前記情報処理装置と無線または有線により接続する血圧計接続部と、前記血圧計接続部を介して前記情報処理装置から前記測定開始命令を受信したとき、前記血圧計測部に前記被測定者の前記血圧を測定させ、その測定結果を前記血圧計接続部を介して前記情報処理装置に送信する血圧計制御部と、を備える血圧計を含むことができる。
当該構成によれば、生体データ測定装置である血圧計は、被測定者の情報処理装置に対する操作に応じて血圧の測定を開始することができるので、血圧計から操作部を省くことが可能となる。さらに、血圧計での血圧測定結果を情報処理装置へ送信して情報処理装置側で表示させることができるので、血圧計から表示部を省くことが可能となる。
ここで、前記制御部は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記接続部を介して前記血圧計へ、前記血圧計測部の測定準備が完了しているか否かを問い合わせる問い合わせ部を備え、前記血圧計制御部は、前記情報処理装置から前記問い合わせを受けたとき、前記検出部が検出する前記カフの前記被測定部への巻き状態が、血圧測定可能な状態にあれば、測定準備完了通知を前記血圧計接続部を介して前記情報処理装置へ送信し、前記制御部は、前記測定準備完了通知を受信したとき、前記測定開始条件を満たしたかの判定を開始するようにしても良い。
当該構成によれば、開始操作に応じてまず、血圧計の準備が整っているか確認した上で、測定開始条件を満たしたかの判定を開始するので、被測定者の血圧を測定するのに必要な状態になっていないうちに血圧測定が開始されてしまう恐れを無くすことができる。よって、操作部材を血圧計と別体としても、測定の確実性を図ると共に安全性を確保できる。
また、前記制御部は、前記血圧計に前記測定開始命令を送信した後に、前記測定開始条件を満たさなくなったとき、前記接続部を介して前記血圧計に測定停止命令を送信し、前記血圧計制御部は、前記情報処理装置から前記測定停止命令を受信したとき、前記血圧計測部の前記カフが内包する前記流体袋による圧迫状態が一定時間以上継続している場合には、前記血圧の測定を中止して、前記流体袋内の流体を排出させるようにしても良い。例えば、血圧計の流体供給機構に異常が発生し、流体袋による圧迫状態が続いた場合に備え、緊急排出(停止)のスイッチの意味で、「一定時間を超えて圧迫状態が継続し、かつ、例えば伏せた状態などから急に情報処理装置を動かした場合」は、緊急停止の処理を行うようにすることができる。
当該構成によれば、測定開始条件を満たさなくなったとき、その時点までに、カフの流体袋による圧迫状態が一定時間以上継続している場合には、血圧測定を中止して、流体袋内の流体を排出させるので、操作部材を血圧計と別体としても、安全性を確保できる。
また、前記血圧計は、専用の又は他のボタンと兼用の緊急停止ボタンを更に備え、前記血圧計制御部は、前記緊急停止ボタンの操作に応答して、前記血圧の測定を中止し、前記血圧計測部の前記カフが内包する前記流体袋内の流体を排出させるようにしても良い。
当該構成によれば、血圧計は、それが備える緊急停止ボタンの操作に応答して、血圧測定を中止し、流体袋内の流体を排出させるので、安全性が確保される。
本発明の別の態様では、情報処理装置は、通信ネットワークへ接続する通信部と、各種情報を表示する表示画面を備える表示部と、他の機器と無線または有線により接続する接続部と、ユーザ操作を受け付ける操作部と、前記各部を制御する制御部と、を具備し、前記制御部は、前記操作部により、被測定者の生体データを測定する生体データ測定装置の測定開始操作を受けたとき、測定開始条件を満たしたか否か判定し、前記測定開始条件を満たしたならば、前記接続部を介して前記生体データ測定装置に測定開始命令を送信し、前記測定開始条件は、前記被測定者が前記表示画面の表示内容を視認できないことを含む。なお、前記制御部は、前記測定開始条件を満たしたとき、更に、前記表示部の表示画面を消画するようにしても良い。
当該構成によれば、情報処理装置は、被測定者が表示画面の表示内容を視認できなくなったことを条件に、生体データ測定装置に生体データ測定を開始するように指示する。よって、生体データ測定中に、情報処理装置がバックグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムがどのような内容を表示画面に表示させたとしても、被測定者がそれを視認することはないので、生体データ測定装置による生体データ測定に影響を及ぼさない。従って、情報処理装置をユーザインタフェースとして利用しても正確な生体データ測定を行うことが可能になる。また、前記測定開始条件を満たしたとき、更に、前記表示部の表示画面を消画することで、情報処理装置の消費電力を抑制することが可能となる。
本発明の別の態様では、生体データ測定装置に生体データを測定させる方法は、プロセッサ及びメモリと、通信ネットワークへ接続する通信部と、各種情報を表示する表示画面を備える表示部と、他の機器と無線または有線により接続する接続部と、ユーザ操作を受け付ける操作部と、を有する情報処理装置が実行する生体データ測定装置に生体データを測定させる方法であって、前記プロセッサにより、前記操作部によって前記生体データ測定装置の測定開始操作を受けたとき、測定開始条件を満たしたか否か判定する過程と、前記プロセッサにより、前記測定開始条件を満たしたと判定した場合に、前記接続部を介して前記生体データ測定装置に測定開始命令を送信する過程と、を備え、前記測定開始条件は、前記生体データの被測定者が前記表示画面の表示内容を視認できないことを含む。
当該構成によれば、被測定者が表示画面の表示内容を視認できなくなったことを条件に、情報処理装置から生体データ測定装置に生体データ測定を開始するように指示する。よって、生体データ測定中に、情報処理装置がバックグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムがどのような内容を表示画面に表示させたとしても、被測定者がそれを視認することはないので、生体データ測定装置による生体データ測定に影響を及ぼさない。従って、情報処理装置をユーザインタフェースとして利用しても正確な生体データ測定を行うことが可能になる。
本発明の別の態様では、生体データ測定プログラムは、上記一態様又は別の態様における情報処理装置が具備する前記制御部としてプロセッサを機能させるプログラムであることができる。
当該構成によれば、被測定者が表示画面の表示内容を視認できなくなったことを条件に、生体データ測定プログラムを実行しているプロセッサを有する情報処理装置から生体データ測定装置に生体データ測定を開始するように指示する。よって、生体データ測定中に、情報処理装置がバックグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムがどのような内容を表示画面に表示させたとしても、被測定者がそれを視認することはないので、生体データ測定装置による生体データ測定に影響を及ぼさない。従って、情報処理装置をユーザインタフェースとして利用しても正確な生体データ測定を行うことが可能になる。
本発明によれば、情報処理装置をユーザインタフェースとして利用しても正確な生体データ測定を行い得る技術を提供することができる。
図1は、実施形態に係る生体データ測定システムの一例を模式的に例示する図である。 図2は、実施形態に係る生体データ測定システムにおける血圧計と情報処理装置の構成の一例を模式的に例示するブロック図である。 図3は、第1実施形態に係る生体データ測定システムにおける血圧計の構成の一例を示すブロック図である。 図4は、第1実施形態に係る生体データ測定システムにおける情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 図5は、血圧測定アプリケーションプログラムによる情報処理装置の処理手順の一例を例示するフローチャートである。 図6Aは、血圧計の処理手順の一例を例示するフローチャートの第1の部分を示す図である。 図6Bは、血圧計の処理手順の一例を例示するフローチャートの第2の部分を示す図である。 図7は、図5中の測定開始判定処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。 図8は、第1実施形態の第1変形例における測定開始判定処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。 図9は、第1実施形態の第2変形例における測定開始判定処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。 図10は、第1実施形態の第3変形例における測定開始判定処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。 図11Aは、第1実施形態の第4変形例における測定開始判定処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。 図11Bは、第1実施形態の第4変形例における測定開始判定処理の処理手順の別の一例を例示するフローチャートである。 図12は、第2実施形態に係る生体データ測定システムにおける血圧測定アプリケーションプログラムによる情報処理装置の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
ここでは、生体データ測定装置が、血管を圧迫することで脈波を検出する手法(オシロメトリック法)を用いる電子血圧計である場合を例に説明する。
[適用例]
まず、図1及び図2を参照して、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、実施形態に係る生体データ測定システム1の一例を模式的に例示する。図2は、生体データ測定システム1の構成の一例を模式的に例示する。
[適用例の構成]
図1及び図2の例では、生体データ測定システム1は、被測定者の血圧を測定する血圧計2と、この血圧計2による血圧測定動作を制御する情報処理装置3と、を含む。
血圧計2は、例えば、血圧計本体21と、被測定者の上腕又は手首などの被測定部に巻かれるカフ22と、から構成される電子血圧計である。
カフ22は、被測定者の血圧を測定する血圧計測部23の一部であり、例えば、流体袋24を内包している。血圧計測部23の他の部分は、血圧計本体21内に構成されている。血圧計測部23は、血圧計本体21内に、例えば、圧電ポンプ、圧力センサ、弁などを含むことができる。
血圧計本体21は、上記血圧計測部23の一部に加えて、例えば、検出部25と、血圧計接続部26と、血圧計制御部27と、を含む。また、図示はしていないが、血圧計本体21は、例えば、バッテリと電源ボタンを含む。血圧計本体21は、例えば、緊急停止ボタン28を更に備えていても良い。
検出部25は、被測定者の被測定部である上腕又は手首などへのカフ22の巻き状態を検出する。検出部25は、例えば、カフ22に設けた電気接点の導通状態、カフ22の長手方向に沿って並べられたマークの光学的な検出、カフ22の長手方向に挿通されたファイバセンサなどの形状センサによるカフ22の巻き形状、などを検出することで、カフ22の巻き状態を検出することができる。
血圧計接続部26は、情報処理装置3と無線または有線により接続し、情報処理装置3との間で情報を送受信する通信インタフェースである。血圧計接続部26は、例えば、近距離無線通信インタフェースであることができる。近距離無線通信インタフェースとしては、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線データ通信規格を採用したBLE通信モジュールであることができるが、これに限定されない。血圧計接続部26は、例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブルを介して通信するUSBインタフェースなどの有線通信インタフェースであっても良い。
血圧計制御部27は、図示はしないが、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)などのプロセッサと、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリと、を含み、情報処理に応じて血圧計2の各構成要素の制御を行う。ROMは、例えば、プロセッサが実行するプログラムを記憶する。RAMは、例えば、プロセッサがワークメモリとして使用するメモリである。プロセッサが必要なプログラムを実行することによって、血圧計制御部27は、様々な動作を行うことができる。
緊急停止ボタン28は、例えば、血圧計2の動作を停止させることを血圧計制御部27に指示するためのボタンである。なお、この緊急停止ボタン28は、専用のボタンとして設けることに限らず、電源ボタンなどの別のボタンと兼用するものであっても良い。例えば、電源ボタンと兼用する場合には、例えば、長押しにより電源のオン/オフを指示し、短押しでは緊急停止を指示する、という使い方が想定される。
情報処理装置3は、一般的なスマートホンやタブレット型端末のようなスマートデバイスであって良い。情報処理装置3は、例えば、通信部31、接続部32、操作ボタン33Aを含む操作部33、表示部34、センサ35、報知部36、及び制御部37を備えている。
通信部31は、例えば、Wi-Fi(登録商標)モジュールを含むことができる。通信部31は、例えば、図示しないWi-Fi基地局を経由して、インターネットや電話網などの通信ネットワークNWに接続され、通信ネットワークNWを介して外部装置と通信する。
接続部32、血圧計2の血圧計接続部26と無線または有線により接続し、血圧計2との間で情報を送受信する通信インタフェースである。接続部32は、例えば、近距離無線通信インタフェースであることができる。近距離無線通信インタフェースとしては、例えば、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線データ通信規格を採用したBLE通信モジュールであることができるが、これに限定されない。接続部32は、例えば、USBケーブルを介して通信するUSBインタフェースなどの有線通信インタフェースであっても良い。
操作部33は、例えば、情報処理装置3の前面に設けられた操作ボタン33Aや情報処理装置3の側面に設けられた図示しない操作ボタンなと、各種の操作ボタンを含む。また、操作部33は、例えば、表示部34の表示画面上に配置されたタッチパネルを含むことができる。
表示部34は、例えば、測定に関連した情報を含む各種情報を表示する表示画面38を備える。測定に関連した情報は、例えば、測定開始ガイダンスメッセージ、エラーメッセージ、測定結果、などを含み得る。表示画面38は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機エレクトロルミネッセンスディスプレイであることができる。
センサ35は、例えば、表示画面38の重力方向に対する角度を検出するセンサ、表示画面38が覆われたことを検出するセンサ、表示画面38から前記操作部を操作する操作者の視線が外れたことを検出するセンサ、表示画面38とは反対側に血圧計2が存在することを検出するセンサ、などを含むことができる。
表示画面38の重力方向に対する角度を検出するセンサは、例えば、加速度センサやジャイロセンサを含む。加速度センサは、例えば、情報処理装置3の加速度を検出する。加速度センサは、例えば、X軸、Y軸及びZ軸の各軸方向の加速度を検出するものに限らず、各軸周りの回転方向の加速度を検出しても良い。ジャイロセンサは、情報処理装置3がX軸、Y軸及びZ軸の各軸周りに回転した場合における回転角度を検出する。
表示画面38が覆われたことを検出するセンサは、例えば、情報処理装置3の表示画面38が配置された面(以下、前面と称する。)と同一面に設けられた前面カメラ35Aや照度センサ35Bを含む。前面カメラ35Aは、例えば、情報処理装置3の前面に表示画面38に近接して配置されたカメラであり、情報処理装置3を操作する操作者の顔などを撮影することができる。照度センサ35Bは、例えば、情報処理装置3の前面に、表示画面38に近接して配置され、表示画面38における照度を検出する。
表示画面38から操作部33を操作する操作者の視線が外れたことを検出するセンサは、例えば、上記前面カメラ35Aを含むことができる。
表示画面38とは反対側に血圧計2が存在することを検出するセンサは、例えば、情報処理装置3の上記前面とは反対側の面(以下、背面と称する。)に配置された背面カメラを含む。通常、この背面カメラは、前面カメラ35Aよりも高精細、高機能なカメラが用いられる。よって、背面カメラはメインカメラとも称され、前面カメラ35Aはサブカメラと称されることがある。
報知部36は、スピーカ39と振動部材40を含むことができる。スピーカ39は、音を発生するものであり、図示しないマイクと共に、電話通話のためのユーザインタフェースとして機能する。スピーカ39は、通話音声に加えて、電話、電子メール、メッセージなどの着信音や、音楽など、様々な音を出力することができる。振動部材40は、例えば、電話、電子メール、メッセージの着信時などに情報処理装置3を振動させるバイブレータである。振動部材40は、例えば、情報処理装置3でゲームアプリケーションプログラム実行中に、臨場感を出す目的で使用されることもある。
制御部37は、図示はしないが、例えば、CPUやMPUなどのプロセッサと、RAMやROMなどのメモリと、を含み、情報処理に応じて情報処理装置3の各構成要素の制御を行う。ROMは、例えば、プロセッサが実行するプログラムを記憶する。RAMは、例えば、プロセッサがワークメモリとして使用するメモリである。プロセッサが必要なプログラムを実行することによって、制御部37は、様々な動作を行うことができる。
制御部37は、その動作として、例えば、判定部41、操作ガイダンス部42、報告部43、及び問い合わせ部44の機能を実行することができる。判定部41は、例えば、血圧計2による血圧測定の開始条件を満たしたか否かを判定する。操作ガイダンス部42は、例えば、操作部33が開始操作を受け付けたとき、測定開始条件を満たすように情報処理装置3を動かすことを促すガイダンスメッセージを表示画面38に表示する。報告部43は、例えば、予め設定された日時に、血圧計2での血圧測定を促すメッセージを表示画面38に表示する。問い合わせ部44は、例えば、接続部32を介して、血圧計2に対し、血圧計測部23の測定準備が完了しているか否かの問合せを行う。
[適用例の動作]
次に、生体データ測定システム1の動作の一例について説明する。
被測定者が血圧を測定しようとする場合、被測定者の手のひらを上へ向けた状態で、図1中に矢印Aで示すように、手首をカフ22の中に通して血圧計2を手首に装着する。この装着動作の前後何れかにおいて、被測定者である操作者は、例えば、血圧計2の図示しない電源スイッチを操作して、血圧計2を動作可能な状態にする。また、被測定者は、例えば、予めペアリング済みの情報処理装置3の血圧測定アプリケーションプログラムを起動する。これにより、血圧計2の血圧計接続部26と情報処理装置3の接続部32との間で、通信を確立する動作が行われる。また、情報処理装置3の血圧測定アプリケーションプログラムが起動されると、情報処理装置3の制御部37は、例えば、表示部34の表示画面38に、血圧測定開始を指示するためのアイコン38Aを表示させる。
このような状況において、被測定者である操作者がアイコン38Aをタッチすると、情報処理装置3の操作部33が備える表示画面38上のタッチパネルにおける、そのタッチ位置のタッチセンサ33Bがオンする。操作部33は、例えば、そのタッチ位置を示す座標データを制御部37に出力する。制御部37は、例えば、そのタッチ位置における表示画面38の表示内容から、血圧計2による血圧測定動作の開始操作が有ったことを判別することができる。このようにして、操作部33は、血圧計2による血圧測定動作の開始操作を受け付ける。
制御部37は、操作部33における開始操作の受け付け後、例えば、判定部41により、測定開始条件を満たしたか否かを判定する。この測定開始条件は、例えば、被測定者が表示部34の表示画面38の表示内容を視認できないことを含む。そして、測定開始条件を満たしたとき、制御部37は、例えば、接続部32により、血圧計2に測定開始命令を送信する。また、制御部37は、例えば、この測定開始条件を満たしたとき、更に、表示部34の表示画面38を消画するようにしても良い。表示画面38を消画することで、情報処理装置3の消費電力を抑制することが可能となる。
血圧計2では、例えば、血圧計接続部26と情報処理装置3の接続部32との間での通信確立後、すなわち接続完了後、情報処理装置3からの測定開始命令の受信待ちとなっている。血圧計接続部26により情報処理装置3から測定開始命令を受信すると、血圧計制御部27は、例えば、血圧計測部23に被測定者の血圧を測定させ、その測定結果を血圧計接続部26により情報処理装置3に送信する。
情報処理装置3では、例えば、接続部32により血圧計2に測定開始命令を送信した後、血圧計2からの測定結果の受信待ちとなっている。接続部32により血圧計2から測定結果を受信すると、制御部37は、例えば、受信した測定結果を表示部34の表示画面38に表示する。また、制御部37は、例えば、受信した測定結果を、通信部31により、通信ネットワークNWを介して外部装置、例えば医師の情報端末やサーバ装置へ送信することもできる。
このように、情報処理装置3の制御部37は、例えば、被測定者が表示画面38の表示内容を視認できなくなったことを条件に、血圧計2での血圧測定を開始させることができる。よって、血圧測定中に、情報処理装置3がバックグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムがどのような内容を表示させたとしても、被測定者がそれを視認することはないので、血圧測定に影響を及ぼさないようにすることができる。従って、情報処理装置3を、血圧計2のユーザインタフェースとして利用したとしても、正確な血圧測定を行うことが可能になる。
なお、制御部37は、例えば、血圧計2による測定中、報知部36が備えるスピーカ39及び振動部材40の動作を禁止し、メッセージ受信時の受信通知音や通知振動のような被測定者の安静状態を阻害する音や振動が発生しないように制御する。これにより、電子メールやメッセージの着信があったとしても、表示が見えないだけでなく、着信音も鳴らず振動もしないため、電子メールアプリケーションプログラムやメッセージングアプリケーションプログラムなどの他のアプリケーションプログラムの動作による影響を更に減らすことができる。さらに、制御部37は、例えば、血圧測定中は、被測定者の安静状態維持を援助する音楽などをスピーカ39から鳴らすように制御しても良い。
また、測定開始条件を満たしたとき、直ちに報知部36のスピーカ39や振動部材40の動作を禁止するのではなく、測定開始条件を満たしてから一定時間経過後に、報知部36により測定開始を報知する報知音や報知振動を発するようにしても良い。そしてその報知後に、接続部32により血圧計2に測定開始命令を送信し、報知部36の動作を禁止するようにする。このように、測定開始条件が満たされたとき、そこから一定時間経過後に、測定開始を報知した上で、測定開始することで、一般的な血圧計と同様に、被測定者が測定開始を意識して行動することが可能となる。
そして、接続部32により血圧計2から測定結果を受信したとき、制御部37は、報知部36のスピーカ39による報知音又は振動部材40による振動によって、測定終了を報知するようにしても良い。このように、血圧計2から測定結果を受信したとき、報知音又は振動で測定終了を報知するので、被測定者に血圧測定の終了を確実に報知することができる。
また、制御部37は、操作部33が開始操作を受け付けたとき、上記測定開始条件を満たしたかの判定を直ちに開始するのではなく、例えば、次のようにしても良い。すなわち、制御部37の問い合わせ部44は、例えば、操作部33が開始操作を受け付けたとき、接続部32により血圧計2へ、血圧計測部23の測定準備が完了しているか否かを問い合わせることができる。血圧計制御部27は、例えば、血圧計接続部26により情報処理装置3から問い合わせを受けたとき、血圧計測部23のカフ22の前記被測定部への巻き状態を検出し、血圧測定が可能な巻き状態にあれば測定準備完了通知を血圧計接続部26により情報処理装置3へ送信する。制御部37は、例えば、接続部32により、この測定準備完了通知を受信したとき、上記測定開始条件を満たしたかの判定を開始する。このようにすることで、被測定者の血圧を測定するのに必要な状態になっていないうちに血圧測定が開始されてしまう恐れを無くすことができ、操作部材を血圧計2と別体としても、測定の確実性を図ると共に安全性を確保できるようになる。
また、制御部37の操作ガイダンス部42は、例えば、操作部33が開始操作を受け付けたとき、測定開始条件を満たすように情報処理装置3を動かすことを促すガイダンスメッセージを、表示部34の表示画面38に表示する、又は、スピーカ39により音声出力するようにしても良い。このようにすることで、被測定者にどのようにすれば実際に測定が開始されるか示すことができる。
なお、上記制御部37の判定部41の基準である測定開始条件は、例えば、表示部34の表示画面38の角度が、被測定者が表示画面38を視認できない測定開始角度になったときとすることかできる。例えば、加速度センサやジャイロセンサなどのセンサ35により表示画面38の重力方向に対する角度、つまり表示画面38が向いている方向を検出することができる。そこで、例えば、表示画面38がほぼ地面方向、すなわち重力方向を向く角度になったときは、情報処理装置3が机上などで伏せられた状態になったと判断でき、このときを測定開始角度になったと判定すれば良い。また、操作者の開始操作は、例えば、表示画面38上のアイコンやボタン画像をタッチすることで行われることができ、当然に操作者は、表示画面38を視認できなければならない。机上などに情報処理装置3を置いて開始操作を行うのではなく、操作者が情報処理装置3を手に持って開始操作を行う場合には、表示画面38は、操作者の顔に対し、ほぼ正対しているのが一般的である。よって、測定開始角度は、例えば、操作者が開始操作を行ったときの表示画面38の角度に対して所定の角度、例えば±90度の範囲を超える角度としても良い。このように、表示画面38の角度を指標とすることで、被測定者が表示画面38の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
或いは、上記制御部37の判定部41の基準である測定開始条件は、例えば、表示部34の表示画面38が覆われたときとしても良い。例えば、情報処理装置3が手帳型カバーに入れられている場合、そのカバーを閉じると、表示画面38が覆われて被測定者が表示画面38を視認できない状態となる。また、情報処理装置3が机上などで伏せられると、机の天板によって表示画面38が覆われる。表示部34の表示画面38が覆われたかどうかは、例えば、情報処理装置3の前面に設けられた照度センサ35Bや前面カメラ35Aなどのセンサ35によって表示画面38における照度を検出し、この照度に基づいて判定すれば良い。このように、表示画面38が覆われているか否かを指標とすることで、被測定者が表示画面38の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
また、上記制御部37の判定部41の基準である測定開始条件は、例えば、表示部34の表示画面38から、操作部33を操作する操作者の視線が外れたときとしても良い。操作者が開始操作を行うとき、操作者は、表示画面38を視認している。そこで、例えば、情報処理装置3の前面カメラ35Aなどのセンサ35を利用した既知の視線検出手法によって、操作者の視線を検出し、その検出した視線が表示画面から外れていれば、操作者が表示画面38の表示内容を視認できない状態にあると判定する。よって、例えば、前面カメラ35Aが捕らえた画像に基づいて、表示部34の表示画面38から操作者の視線が外れたかどうか判定することができる。このように、表示画面38から操作者である被測定者の視線が外れた否かを指標とすることで、被測定者が表示画面38の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
また、上記制御部37の判定部41の基準である測定開始条件は、例えば、操作部33が開始操作を受け付けたとき、情報処理装置3に関して表示部34の表示画面38とは反対側である背面に血圧計2が存在する場合としても良い。操作部33を操作する操作者と血圧の被測定者とが異なる場合、被測定者と情報処理装置3との位置関係は様々であり、表示画面38がどの向きであれば、被測定者が表示画面38の表示内容を視認できないかを決めることは難しい。しかし、少なくとも、開始操作がなされたとき、情報処理装置3の背面に血圧計2が存在すれば、血圧計2を装着した被測定者は表示画面38と反対側にいることは確実である。例えば、情報処理装置3の背面カメラなどのセンサ35を利用し、背面カメラによって取得した画像から血圧計2の製品名のロゴや型番などを抽出し、その抽出したロゴや型番が特定の或いは予め設定した血圧計2に対応するかどうかにより、表示画面38とは反対側に血圧計2が存在するか否かを判定することができる。このように、情報処理装置3の背面に血圧計2が存在するか否かを指標とすることで、被測定者が表示画面38の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
或いは、例えば、操作部33が開始操作を受け付けたとき、制御部37が表示部34の表示画面38における表示を被測定者が視認できない表示状態に変化させるものとし、この表示画面38における表示内容が被測定者が視認できない表示状態に変化したときを、上記制御部37の判定部41の基準である測定開始条件を満たしたとするようにしても良い。例えば、表示画面38を強制的に暗くすれば、確実に、被測定者は表示画面38の表示内容を視認できなくなる。但し、いきなり消画すると、故障と間違われたり、被測定者を驚かせたりしてしまうことになり、かえって血圧測定に悪影響を及ぼす恐れがある。そこで、表示画面38における表示を徐々に暗くしていき、或る程度まで暗くなったならば、測定開始条件を満たしたとすることができる。或いは、制御部37は、操作部33が開始操作を受け付けたとき、例えば、強制的にスクリーンセーバを起動するようにしても良い。このように、表示画面38における表示が、被測定者がその表示内容を視認できない状態に変化したか否かを指標とすることで、被測定者が表示画面38の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
なお、制御部37の報告部43は、例えば、予め設定された日時に、あるいはその日時が接近したならば、血圧計2での血圧測定を促すメッセージを、表示部34の表示画面38に表示する、又は、スピーカ39により音声出力するようにしても良い。その後、制御部37は、表示部34の表示画面38における表示を徐々に暗くしていく制御を行う。そして、このように表示を徐々に暗くしていっている際、一定時間内に血圧計2との通信が確立されたならば、すなわち血圧計2と接続されたならば、表示画面38の表示を元の状態に復帰させて、測定開始条件を満たしたかの判定を開始する。このように、測定開始日時またはその近くになったならば、血圧計での血圧測定を促すメッセージを表示又は音声出力することで、被測定者に予め設定された日時に血圧を測定することを促し、測定忘れを防止することができる。しかも、血圧測定を促すメッセージの出力後、表示を徐々に暗くしていくことで、被測定者が情報処理装置3で何か他のアプリケーションプログラムについての操作をしていたとしても、その操作をし難くし、血圧測定に向かわせることができる。
また、制御部37は、例えば、接続部32により血圧計2に測定開始命令を送信した後に、測定開始条件を満たさなくなったとき、接続部32により血圧計2に測定停止命令を送信するようにしても良い。血圧計制御部27は、例えば、この測定停止命令を血圧計接続部26により情報処理装置3から受信したとき、血圧計測部23のカフ22が備える流体袋24による圧迫状態が一定時間以上継続している場合には、血圧の測定を中止して、流体袋24内の流体を排出させる。つまり、例えば、血圧計2の流体供給機構に異常が発生し、流体袋24による圧迫状態が続いた場合に備え、緊急排出(停止)のスイッチの意味で、「一定時間を超えて圧迫状態が継続し、かつ、例えば伏せた状態などから急に情報処理装置3を動かした場合」は、緊急停止の処理を行うようにすることができる。このように、測定開始条件を満たさなくなったとき、その時点までに、カフ22の流体袋24による圧迫状態が一定時間以上継続している場合には、血圧測定を中止して、流体袋24内の流体を排出させるので、操作部材を血圧計2と別体としても、安全性を確保できる。
また、血圧計2が、専用の又は他のボタンと兼用の緊急停止ボタン28を更に備える場合には、血圧計制御部27は、例えば、緊急停止ボタン28の操作に応答して、血圧の測定を中止し、血圧計測部23のカフ22が備える流体袋24内の流体を排出させる。このように、血圧計2は、それが備える緊急停止ボタン28の操作に応答して、血圧測定を中止し、流体袋24内の流体を排出させるので、安全性が確保される。
[適用例の効果]
以上のように、適用例に係る生体データ測定システム1によれば、被測定者が表示部34の表示画面38の表示内容を視認できなくなったことを条件に、血圧計2に血圧測定を開始させるようにしている。よって、血圧計2での血圧測定中に、情報処理装置3がバックグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムがどのような内容を表示部34に表示させたとしても、被測定者がそれを視認することはないので、その表示内容によって被測定者が動揺したり血圧が上がったりすることない。従って、情報処理装置3を血圧計2のユーザインタフェースとして利用しても、正確な血圧測定を行うことが可能になる。
なお、生体データ測定装置が血圧計2である場合を例に適用例を説明したが、生体データ測定装置は血圧計に限定するものではなく、心電を測定する心電測定装置など、他の生体データを測定する装置であっても良いことは言うまでも無い。
以下、実施形態を説明する。なお、以下の実施形態では、適用例と同様に、生体データ測定装置が血圧計である場合を例に説明するが、生体データ測定装置は血圧計に限定するものではなく、他の生体データを測定する装置であっても良い。
<1> 第1実施形態
まず、第1実施形態について説明する。
<1-1>構成
図3及び図4を用いて、第1実施形態に係る生体データ測定システムの構成例について説明する。第1実施形態に係る生体データ測定システムは、上記適用例で説明したように、生体データ測定装置の一例である被測定者の血圧を測定する血圧計200と、この血圧計200による血圧測定動作を制御する情報処理装置300と、を含む。図3は、第1実施形態に係る生体データ測定システムにおける血圧計200の構成の一例を示すブロック図である。図4は、第1実施形態に係る生体データ測定システムにおける情報処理装置300の構成の一例を示すブロック図である。
図3の例では、血圧計200は、例えば、血圧計本体201と、被測定者の上腕又は手首などの被測定部に巻かれるカフ202と、から構成される電子血圧計である。
カフ202は、上記適用例で説明したようなカフ22に対応し、例えば、上記適用例と同様に、上記適用例で説明したような流体袋24に対応する流体袋203を内包している。
血圧計本体201は、上記適用例で説明したような血圧計本体21に対応するものであり、例えば、制御部204と、この制御部204にバスを介して接続された発振回路205、ポンプ駆動回路206、弁駆動回路207、入出力インタフェース208、及び通信インタフェース209を備えている。さらに、血圧計本体201は、例えば、発振回路205に接続された圧力センサ210と、ポンプ駆動回路206に接続された圧電ポンプ211と、弁駆動回路207に接続された弁212と、カフ202に内包された流体袋203と圧力センサ210、圧電ポンプ211及び弁212との間を接続する配管213と、入出力インタフェース208に接続されたカフ巻き状態検出部214と電源スイッチ215と、を備えている。また、特に図示はしていないが、血圧計本体201内の各部に電力を供給する電源部を備えている。なお、図3では、入出力インタフェース及び通信インタフェースをそれぞれ、「入出力I/F」及び「通信I/F」と記載している。
制御部204は、例えば、CPU216、RAM217、ROM218などを含み、情報処理に応じて血圧計200の各構成要素の制御を行う。CPU216の代わりに、MPUなどの他のプロセッサであっても良い。ROM218は、例えば、CPU216が実行するプログラム(例えば、血圧測定プログラム)を記憶する。RAM217は、例えば、CPU216がワークメモリとして使用するメモリである。
CPU216が必要なプログラムを実行することによって、上記適用例で説明したような血圧計制御部27の処理を実行しても良い。CPU216が必要なプログラムを実行する際は、例えば、ROM218に記憶された対象となるプログラムをRAM217に展開する。そして、CPU216は、例えば、RAM217に展開された当該プログラムを解釈及び実行して、各構成要素を制御する。
入出力インタフェース208は、例えば、カフ巻き状態検出部214の検出信号と、電源スイッチ215の操作信号とを、CPU216に入力することができる。
カフ巻き状態検出部214は、上記適用例で説明したような検出部25に対応し、被測定者の被測定部である上腕又は手首などへのカフ202の巻き状態を検出する。カフ巻き状態検出部214は、例えば、カフ202に設けた電気接点の導通状態、カフ202の長手方向に沿って並べられたマークの光学的な検出、カフ202の長手方向に挿通されたファイバセンサなどの形状センサによるカフ202の巻き形状、などを検出することで、カフ202の巻き状態を検出することができる。
電源スイッチ215は、例えば、血圧計本体201の表面に配置された電源ボタンの操作に応じてオン/オフするスイッチであり、電源をオン/オフする指示および血圧測定の緊急停止の指示を受け付ける。電源のオン/オフ指示と、血圧測定緊急停止の指示とは、例えば、電源スイッチ215のオン時間により区別されることができる。例えば、2秒などの所定の時間以上の間のオンつまり電源ボタンの長押しは、電源のオン/オフ指示であり、2秒未満のオンつまり電源ボタンの短押しは、血圧測定緊急停止の指示である、とすることができる。電源スイッチ215のオン/オフ状態を示す操作信号は、例えば、入出力インタフェース208を介して、CPU216に入力される。CPU216は、例えば、この操作信号に基づいて、電源のオン/オフ指示と血圧測定緊急停止の指示とを判別する。よって、電源スイッチ215(電源ボタン)は、上記適用例で説明したような緊急停止ボタン28に対応する。
通信インタフェース209は、上記適用例で説明したような血圧計接続部26に対応するものであり、例えばBLE通信モジュールのような近距離無線通信インタフェースであることができるが、これに限定されない。通信インタフェース209は、例えば、USBケーブルを介して通信するUSBインタフェースなどの有線通信インタフェースであっても良い。
流体袋203を内包するカフ202と、血圧計本体201内の圧力センサ210、圧電ポンプ211、弁212、配管213、発振回路205、ポンプ駆動回路206及び弁駆動回路207とは、上記適用例で説明したような、被測定者の血圧を測定する血圧計測部23を構成することができる。
圧力センサ210は、例えば、ピエゾ抵抗式の圧力センサであることができる。発振回路205は、例えば、圧力センサ210からの出力を周波数に変換する。圧電ポンプ211は、例えば、流体袋203に流体としての空気を供給するポンプである。ポンプ駆動回路206は、例えば、圧電ポンプ211を駆動する。弁212は、例えば、圧電ポンプ211の吐出側の圧力、つまり流体袋203内の圧力(以下、背圧と称する。)を調節するために開閉される弁である。弁駆動回路207は、例えば、弁212を駆動する。配管213は、例えば、圧力センサ210、圧電ポンプ211及び弁212とカフ202に内包された流体袋203とを接続し、圧力センサ210、圧電ポンプ211及び弁212とカフ202に内包された流体袋203との間で、流体としての空気を流通させることができる。
CPU216は、例えば、ROM218に記憶された血圧計200を制御するためのプログラムに従って、通信インタフェース209による情報処理装置300からの測定開始命令の受信に応じて、ポンプ駆動回路206を介して圧電ポンプ211を駆動するとともに、弁駆動回路207を介して弁212を駆動する制御を行う。
圧電ポンプ211は、例えば、カフ202に内包された流体袋203内の圧力(背圧)を加圧するために、流体袋203に流体として空気を供給する。ポンプ駆動回路206は、例えば、圧電ポンプ211をCPU216から与えられる制御信号に基づいて駆動する。弁駆動回路207は、例えば、弁212を、CPU216から与えられる制御信号に基づいて開閉する。弁212は、例えば、流体袋203の空気を排出し、または封入して、背圧を制御するために開閉される。
圧力センサ210及び発振回路205は、例えば、背圧を検出する圧力検出部として動作する。圧力センサ210は、例えば、ピエゾ抵抗式圧力センサであり、配管213を介して、圧電ポンプ211、弁212およびカフ202に内包されている流体袋203に接続されている。この例では、発振回路205は、例えば、圧力センサ210からのピエゾ抵抗効果による電気抵抗の変化に基づく電気信号値に基づき発振して、圧力センサ210の電気信号値に応じた周波数を有する周波数信号をCPU216に出力する。
CPU216は、例えば、発振回路205から入力される周波数信号に基づいて現在の流体袋203の圧力を算出する。CPU216は、例えば、この流体袋203の圧力に基づいて、血圧値を算出し、その算出した血圧値を、通信インタフェース209によって情報処理装置300へ送信する制御を行う。
また、情報処理装置300は、図4の例では、例えば、制御部301と、この制御部301にバスを介して接続された、記憶部302、画像処理回路303、音声処理部304、通信インタフェース305、グラフィックスコントローラ306、タッチパネルコントローラ307、入出力インタフェース308、無線通信インタフェース309、及び時計回路310を備えている。画像処理回路303には、例えば、前面カメラ311と背面カメラ312が接続されている。音声処理部304には、例えば、マイク313とスピーカ314が接続されている。グラフィックスコントローラ306及びタッチパネルコントローラ307には、例えば、表示部315が接続されている。表示部315は、例えば、表示画面316とタッチパネル317を含み、表示画面316は、例えば、グラフィックスコントローラ306に接続され、タッチパネル317は、例えば、タッチパネルコントローラ307に接続される。入出力インタフェース308には、例えば、加速度センサ318、照度センサ319、操作部材320、及びバイブレータ321が接続されている。なお、図4では、入出力インタフェース及び通信インタフェースをそれぞれ、「入出力I/F」及び「通信I/F」と記載している。
制御部301は、例えば、CPU322、RAM323、ROM324などを含み、情報処理に応じて各構成要素の制御を行う。CPU322の代わりに、MPUなどの他のプロセッサであっても良い。ROM324は、例えば、CPU322が実行するオペレーティングシステムや他のプログラムを記憶する。RAM323は、例えば、CPU322がワークメモリとして使用するメモリである。
CPU322が必要なプログラムを実行することによって、上記適用例で説明したような制御部37、例えば判定部41、操作ガイダンス部42、報告部43、問い合わせ部44などの処理を実行しても良い。当該プログラムは、例えば、ROM324ではなく、記憶部302に記憶されていても良い。CPU322が必要なプログラムを実行する際は、例えば、ROM324及び/又は記憶部302に記憶された対象となるプログラムをRAM323に展開する。そして、CPU322は、例えば、RAM323に展開された当該プログラムを解釈及び実行して、各構成要素を制御する。
記憶部302は、例えば、制御部301により実行されるプログラム(例えば、電子メールアプリケーションプログラム、メッセージングアプリケーションプログラム及び血圧測定アプリケーションプログラム)、プログラムを実行するために必要な設定データ(例えば、電子メールのメールサーバやパスワードなどのデータ)、情報処理装置300を使用するユーザの固有情報、などを記憶することができる。記憶部302が備える記憶媒体は、コンピュータや機械などが記録されたプログラムなどの情報を読み取り可能なように、当該プログラムなどの情報を、電気的、磁気的、光学的、機械的又は化学的作用によって蓄積する媒体であれば、どのようなものであっても良い。例えば、記憶部302が備える記憶媒体は、例えば、EEPROM(登録商標)(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などを使用することができる。なお、この記憶部302についても、CPU322がワークメモリとして使用するようにしても良い。
画像処理回路303は、例えば、CPU322の制御の下、前面カメラ311及び背面カメラ312で取得した画像に対して、リサイズ処理、補正処理、フィルタ処理などの所定の画像処理を施す。ここで、前面カメラ311は、上記適用例で説明したような前面カメラ35Aに対応し、背面カメラ312は、上記適用例で説明したような背面カメラに対応する。例えば、カメラ撮影時の構図決めのために表示部315の表示画面316に現在のカメラ画像を表示する際には、画像処理回路303は、前面カメラ311又は背面カメラ312で取得した画像を、表示画面316のサイズ(解像度)に合わせたリサイズを行って、RAM323に記憶する。カメラアプリケーションプログラムによって何らかの画像効果を加える際には、CPU322は、例えば、このRAM323に記憶された画像に対して、その効果に対応する画像加工処理を行って、表示画面316に表示することができる。画像加工処理の機能を、画像処理回路303が持っていても良い。また、画像処理回路303は、例えば、操作者によるレリーズ操作に応じて、前面カメラ311又は背面カメラ312で取得した画像を、設定された解像度の画像に変換して、記憶部302に記憶する。この際、表示画面316に表示する場合と同様に、記憶部302に記憶する画像に対して画像加工を行うことも可能である。
音声処理部304は、例えば、マイク313より入力される音声信号に、デジタル変換、ノイズ除去、エコーキャンセル等の音声処理を施してCPU322に出力する。また、音声処理部304、CPU322の制御の下で、音声合成等の音声処理を施して生成した音声信号をスピーカ314へ出力する。ここで、マイク313は、上記適用例で説明したようなマイクに対応し、スピーカ314は、上記適用例で説明したような報知部36のスピーカ39に対応する。
通信インタフェース305は、上記適用例で説明したような接続部32に対応するもので、例えば、血圧計200の通信インタフェース209との間で近距離無線通信する。例えば、通信インタフェース305は、例えば、BLE通信モジュールであることができるが、これに限定されない。通信インタフェース305は、例えば、USBケーブルを介して通信するUSBインタフェースなどの有線通信インタフェースであっても良い。
グラフィックスコントローラ306は、例えば、表示部315の表示画面316を制御する表示コントローラである。表示部315は、上記適用例で説明したような表示部34に対応する。表示画面316は、上記適用例で説明したような表示画面38に対応し、例えば、液晶ディスプレイ又は有機エレクトロルミネッセンスディスプレイであることができる。
タッチパネルコントローラ307は、例えば表示画面316上に配置された座標検出装置であるタッチパネル317を制御する。タッチパネルコントローラ307は、例えば、操作者によってタッチされた表示画面316上のタッチ位置を示す座標データをタッチパネル317から取得して、CPU322に出力する。
入出力インタフェース308は、例えば、加速度センサ318や照度センサ319などの検出信号、操作部材320の操作信号、などをCPU322に入力することができる。また、入出力インタフェース308は、例えば、CPU322からの振動指令をバイブレータ321に出力することができる。
加速度センサ318は、上記適用例で説明したような加速度センサに対応し、例えば、情報処理装置300の加速度を検出する。加速度センサ318は、例えば、X軸、Y軸及びZ軸の各軸方向の加速度を検出するものに限らず、各軸周りの回転方向の加速度を検出しても良い。加速度センサ318は、それら3軸方向の加速度及び各軸周りの回転方向の加速度を示す加速度信号を、入出力インタフェース308を介して、CPU322に出力する。なお、加速度センサ318の代わりに、或いはそれに加えて、情報処理装置300は、例えば、ジャイロセンサを備えても良い。ジャイロセンサは、上記適用例で説明したようなジャイロセンサに対応し、情報処理装置300がX軸、Y軸及びZ軸の各軸周りに回転した場合における回転角度を検出し、それら各軸周りの回転角度を示す回転角度信号を出力することができる。
照度センサ319は、上記適用例で説明したような照度センサ35Bに対応する。照度センサ319は、例えばフォトダイオードなど、情報処理装置300の周囲の明るさを検出する。本実施形態では、照度センサ319は、情報処理装置300の前面の表示画面316近傍位置に配置され、表示画面316の周囲の明るさを示す明るさ信号を、入出力インタフェース308を介して、CPU322に出力する。一般に、照度センサ319は、周囲の明るさに応じて、表示画面316の明るさ(輝度)を調整するために利用される。
なお、照度センサ319の代わりに、或いはそれに加えて、情報処理装置300は、例えば、近接センサを備えても良い。近接センサは、検出対象の物体が接近したことを非接触で検出するセンサであり、一般に、近接センサは、電話をするときにタッチパネル317が機能しないようにするために利用されている。具体的には、近接センサには、電磁誘導を利用した高周波発振型、磁石を用いた磁気型、及び、検出対象の物体とセンサとの間の静電容量の変化を検出する静電容量型、などが知られている。近接センサは、検出対象の物体が接近したことを検出すると、当該検出対象の物体が接近したことを示す近接信号を出力することができる。
操作部材320は、例えば、上記適用例で説明したような、操作ボタン33Aを含む各種の操作ボタンの操作を検出するスイッチを含む。操作部材320は、操作者による操作ボタンの操作を検出し、その操作内容を示す操作信号を、入出力インタフェース308を介して、CPU322に出力することができる。この操作部材320と、表示画面316上に配置されたタッチパネル317及びその制御を行うタッチパネルコントローラ307とは、上記適用例で説明したような操作部33に対応する。
バイブレータ321は、上記適用例で説明したような報知部36の振動部材40に対応する。バイブレータ321は、入出力インタフェース308を介してCPU322から与えられる振動指令に応じて、振動を発生する。
無線通信インタフェース309は、上記適用例で説明したような通信部31に対応し、例えば、Wi-Fiモジュールを含むことができる。無線通信インタフェース309は、例えば、図示しないWi-Fi基地局を経由して、インターネットや電話網などの通信ネットワークNWに接続され、通信ネットワークNWを介して外部装置と通信することができる。
時計回路310は、例えば、クロックを含み、現在の日時を取得することができる。
<1-2>動作
次に、図5及び図6を用いて、第1実施形態に係る生体データ測定システムの動作例について説明する。
図5は、血圧測定アプリケーションプログラムによる情報処理装置300の処理手順の一例を例示するフローチャートである。この処理手順は、例えば、表示画面316に表示している血圧測定アプリケーションプログラムのアイコンに対応する位置の、タッチパネル317の操作がされて、CPU322が、血圧測定アプリケーションプログラムの起動を指示されたと判断したときに、開始される。また、図6は、血圧計200の処理手順の一例を例示するフローチャートである。この処理手順は、例えば、血圧計本体201の表面に配置された電源ボタンの被測定者操作に応じた電源スイッチ215からの操作信号により、CPU216が、電源オンが指示されたと判断したときに、開始される。
なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
<1-2-1>通信確立動作
[ステップS301]
まず、情報処理装置300のCPU322は、通信インタフェース305により、血圧計200との近距離通信を確立する。
[ステップS201]
血圧計200のCPU216も同様に、通信インタフェース209により、情報処理装置300との近距離通信を確立する。
<1-2-2>測定開始判定動作
[ステップS302]
情報処理装置300のCPU322は、血圧計200との近距離通信確立後、操作者による血圧測定の開始操作待ちとなっている。すなわち、CPU322は、グラフィックスコントローラ306により表示部315の表示画面316に、上記適用例で説明したような血圧測定開始を指示するためのアイコン38Aを含む血圧測定アプリケーションプログラムの初期画面を表示する。そして、CPU322は、タッチパネル317のこのアイコン38Aに対応する位置がタッチされたか否かを、タッチパネルコントローラ307から入力されるタッチ座標により判断する。血圧測定開始操作が行われていないと判断した場合(ステップS302、NO)、CPU322は、このステップS302の処理を繰り返す。血圧測定開始操作が行われたと判断した場合(ステップS302、YES)、CPU322は、処理をステップS303に進める。
[ステップS303]
上記ステップS302において血圧測定開始操作が行われたと判断した場合(ステップS302、YES)、CPU322は、測定開始条件を満たしたときに血圧計200に測定開始を指示する、測定開始判定処理を実行する。図7は、この測定開始判定処理の一例を例示するフローチャートである。
[ステップS303A]
測定開始判定処理においては、CPU322は、まず、表示画面初期角度を取得する。例えば、CPU322は、入出力インタフェース308を介して取得した加速度センサ318の検出信号に基づいて、情報処理装置300すなわち表示画面316の重力方向に対する角度、つまり表示画面316が向いている方向を算出することができる。取得した表示画面初期角度は、RAM323または記憶部302に記憶される。
[ステップS303B]
次に、CPU322は、測定開始条件を満たすように情報処理装置300を動かすことを促す測定開始ガイダンスメッセージを、表示画面316及び/又はスピーカ314により出力する。例えば、CPU322は、グラフィックスコントローラ306により表示画面316に測定開始ガイダンスメッセージ文字を表示させ、音声処理部304によりスピーカ314から測定開始ガイダンスメッセージ音声を発声させることができる。例えば、測定開始ガイダンスメッセージの内容は、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されている。よって、CPU322は、上記適用例で説明したような操作ガイダンス部42の処理を実行することができる。
[ステップS303C]
次に、CPU322は、通信インタフェース305により、血圧計200へ測定準備完了の問い合わせを送信する。よって、CPU322は、上記適用例で説明したような問い合わせ部44の処理を実行することができる。
[ステップS303D]
その後、CPU322は、通信インタフェース305により、血圧計200から測定準備完了通知を受信したか否かを判断する。測定準備完了通知を受信していないと判断した場合(ステップS303D、NO)、CPU322は、処理をステップS303Eに進める。測定準備完了通知を受信したと判断した場合(ステップS303D、YES)、CPU322は、処理をステップS303Hに進める。
[ステップS303E]
上記ステップS303Dにおいて、血圧計200から測定準備完了通知を受信していないと判断した場合(ステップS303D、NO)、CPU322は、測定準備完了の問合せを送信してから例えば5秒などの所定時間が経過したか否かを判断する。この5秒は一例であり、これに限定するものではない。所定時間が経過していないと判断した場合(ステップS303E、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS303Dに戻す。所定時間が経過したと判断した場合(ステップS303E、YES)、CPU322は、処理をステップS303Fに進める。
こうして、ステップS303D及びステップS303Eの処理を繰り返すことで、CPU322は、所定時間の間、測定準備完了通知の受信待ちとなる。
[ステップS202]
血圧計200のCPU216は、情報処理装置300との近距離通信確立後、情報処理装置300からの測定準備完了の問い合わせの受信待ちとなっている。すなわち、CPU216は、通信インタフェース209により、情報処理装置300から測定準備完了の問い合わせを受信したか否かを判断する。測定準備完了の問い合わせを受信していないと判断した場合(ステップS202、NO)、CPU216は、このステップS202の処理を繰り返す。測定準備完了の問い合わせを受信したと判断した場合(ステップS202、YES)、CPU216は、処理をステップS203に進める。
[ステップS203]
上記ステップS202において、情報処理装置300から測定準備完了の問い合わせを受信したと判断した場合(ステップS202、YES)、CPU216は、血圧の測定可能状態となっているか否かを判断する。例えば、CPU216は、入出力インタフェース208を介してカフ巻き状態検出部214から取得した検出信号で示されるカフ202の巻き状態により、この測定可能状態か否かを判断することができる。血圧の測定可能状態となっていないと判断した場合(ステップS203、NO)、CPU216は、処理をステップS204に進める。血圧の測定可能状態になっていると判断した場合(ステップS203、YES)、CPU216は、処理をステップS205に進める。
[ステップS204]
上記ステップS203において、血圧の測定可能状態となっていないと判断した場合(ステップS203、NO)、CPU216は、通信インタフェース209により、情報処理装置300から問い合わせ終了を受信したか否かを判断する。問い合わせ終了を受信していないと判断した場合(ステップS204、NO)、CPU216は、処理を上記ステップS203に戻す。
[ステップS303F]
上記ステップS303Eにおいて、血圧計200から測定準備完了通知を受信しないまま所定時間が経過したと判断した場合(ステップS303E、YES)、CPU322は、エラーメッセージを表示画面316及び/又はスピーカ314により出力する。例えば、CPU322は、グラフィックスコントローラ306により表示画面316にエラーメッセージ文字を表示させ、音声処理部304によりスピーカ314からエラーメッセージ音声を発声させる。例えば、エラーメッセージの内容は、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されている。エラーメッセージの内容としては、血圧計200の準備が整っていないことを示すメッセージや、カフ202を正しく巻き直すような指示メッセージを含むことができる。
[ステップS303G]
その後、CPU322は、通信インタフェース305により、血圧計200へ問い合わせ終了を送信する。そして、この測定開始判定処理を終了して、処理を上記ステップS302に戻す。
[ステップS204]
上記ステップS204において、問い合わせ終了を受信したと判断した場合(ステップS204、YES)、血圧計200のCPU216は、処理を上記ステップS202に戻す。つまり、測定準備完了の問い合わせから所定時間が経過しても準備完了とならないときには、情報処理装置300においてエラーメッセージが出力され、それに応じて被測定者はカフ202を巻き直して、再度情報処理装置300で測定開始操作を行うこととなる。そのため、CPU216は、処理を上記ステップS202に戻して、情報処理装置300からの測定準備完了の問い合わせの受信待ちとなる。
[ステップS205]
これに対して、上記ステップS203において、血圧の測定可能状態になっていると判断した場合(ステップS203、YES)、CPU216は、測定準備完了通知を、通信インタフェース209により情報処理装置300へ送信する。
[ステップS303H]
上記ステップS303Dにおいて、血圧計200から測定準備完了通知を受信したと判断した場合(ステップS303D、YES)、情報処理装置300のCPU322は、表示画面316の現在角度を取得する。例えば、CPU322は、入出力インタフェース308を介して取得した加速度センサ318の検出信号に基づいて、情報処理装置300すなわち表示画面316の重力方向に対する角度、つまり表示画面316が向いている方向を算出する。取得した表示画面現在角度は、RAM323または記憶部302に記憶される。
[ステップS303I]
次に、CPU322は、RAM323または記憶部302に記憶した表示画面316の初期角度と現在角度との差が所定の角度、例えば±90度の範囲外であるか否かを判断する。この±90度は一例であり、これに限定するものではない。所定の角度は、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されている。上記適用例で説明したように、角度差が例えば±90度の範囲を超える角度になったならば、被測定者が表示画面を視認できない測定開始角度になったと判定しても良い。但し、この角度差は、表示画面316の左右方向(短手方向)に対応するx軸、又は、上下方向(長手方向)に対応するy軸のどちらかの軸周りに関してであり、前後方向(奥行き方向)に対応するz軸の何れの軸周りについては、この判断に含めない。角度差が±90度範囲外でないと判断した場合(ステップS303I、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS303Hに戻す。角度差が±90度範囲外であると判断した場合(ステップS303I、YES)、CPU322は、測定開始条件を満たしたとして、この測定開始判定処理を終了し、処理をステップS304に進める。このように、CPU322は、上記適用例で説明したような、表示画面38の角度が被測定者が表示画面38を視認できない測定開始角度になったとき測定開始条件を満たしたと判定する判定部41の処理を実行することができる。
[ステップS304]
以上のようにして、測定開始条件が満たされたならば、CPU322は、一定時間、例えば3秒間、待機する。3秒は一例であり、これに限定しない。
[ステップS305]
その後、CPU322は、測定開始メッセージをスピーカ314により出力する。すなわち、CPU322は、音声処理部304によりスピーカ314から測定開始メッセージ音声を発声させる。例えば、測定開始メッセージの内容は、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されている。なおこの場合、被測定者は表示画面316の表示内容を視認することができないので、CPU322は、測定開始メッセージを、他のメッセージのように表示画面316に表示するようなことは行わない。
[ステップS306]
その後、CPU322は、通信インタフェース305により、血圧計200へ測定開始命令を送信する。
このように、測定開始命令の送信は、測定開始メッセージを血圧計200へ出力した後に直ちに行うのではなく、一定時間待機した後に行うようにしている。よって、被測定者が、一般的な血圧計と同様に、測定開始を意識して行動することが可能となる。
[ステップS307]
また、CPU322は、バックグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムによるスピーカ314及びバイブレータ321の使用を禁止する。例えば、CPU322は、電子メールアプリケーションプログラムやメッセージングアプリケーションプログラムにおける電子メールやメッセージの着信時の着信音(着信メロディ)がスピーカ314から鳴らないようにする。
なお、電話着信時の着信音(着信メロディ)については、スピーカ314の使用を禁止しない。電子メールやメッセージと異なり、電話は緊急性が高い場合に用いられることが多いため、血圧測定よりも優先されるべきものとする。メッセージングアプリケーションプログラムにおいても、インターネットを介した通話機能を備えているものも有り、そのようなアプリケーションプログラムにおける通話に関わる着信音については、電話着信と同様に取り扱うことが望ましい。
[ステップS308]
更に、CPU322は、例えば、図示しない電源部からの表示画面316への給電を停止することで、表示画面316を消画する。表示画面316を消画することで、情報処理装置3の消費電力を抑制することが可能となる。
なお、ステップS307及びステップS308の処理は、上記ステップS306の前に行っても良いし、上記ステップS304の待機中に行っても良い。また、ステップS307の処理とステップS308の処理は、どちらが先で有っても良い。更に、ステップS307及び/又はステップS308の処理は、無くても良い。
[ステップS206]
血圧計200のCPU216は、上記ステップS205において測定準備完了通知を情報処理装置300へ送信した後は、情報処理装置300からの測定開始命令の受信待ちとなっている。すなわち、CPU216は、通信インタフェース209により、情報処理装置300から測定開始命令を受信したか否かを判断する。測定開始命令を受信していないと判断した場合(ステップS206、NO)、CPU216は、このステップS206の処理を繰り返す。測定開始命令を受信したと判断した場合(ステップS206、YES)、CPU216は、処理をステップS207に進める。
<1-2-3>血圧測定動作
[ステップS207]
上記ステップS206において情報処理装置300から測定開始命令を受信したと判断した場合(ステップS206、YES)、CPU216は、カフ202に内包されている流体袋203に流体(空気)を導入して、流体袋203内の圧力(背圧)を加圧する。例えば、CPU216は、まず、弁駆動回路207を介して弁212を閉鎖し、その後、ポンプ駆動回路206を介して圧電ポンプ211を駆動して、流体袋203に空気を送る。これにより、流体袋203を膨張させるとともに背圧を徐々に加圧していく。
[ステップS208]
次に、CPU216は、発振回路205から入力される周波数信号により、圧力センサ210が検出する背圧が、所定の圧力に達したか否かを判断する。所定の圧力とは、被測定者の収縮期血圧よりも十分高い圧力(例えば、収縮期血圧+30mmHg)である。これは、予めROM218又は図示しない他のメモリに記憶されていても良いし、加圧中にCPU216が収縮期血圧を所定の算出式により推定して決定するようにしても良い(例えば、特開2001-70263号公報参照。)。所定の圧力に達していないと判断した場合(ステップS208、NO)、CPU216は、処理をステップS209に進める。所定の圧力に達したと判断した場合(ステップS208、YES)、CPU216は、処理をステップS210に進める。
[ステップS209]
上記ステップS208において、所定の圧力に達していないと判断した場合(ステップS208、NO)、CPU216は、血圧計200における血圧測定緊急停止指示の入力、または、情報処理装置300からの測定停止命令の受信が有るか否かを判断する。例えば、CPU216は、血圧計本体201の表面に配置された電源ボタンの被測定者操作に応じた電源スイッチ215からの操作信号に基づいて、電源ボタンの短押しによる血圧測定緊急停止指示の入力の有無を判断できる。例えば、CPU216は、情報処理装置300と通信する通信インタフェース209による受信結果により、測定停止命令受信の有無を判断できる。血圧測定緊急停止指示の入力または測定停止命令の受信が無いと判断した場合(ステップS209、NO)、CPU216は、処理を上記ステップS207に戻し、加圧を継続する。血圧測定緊急停止指示の入力または測定停止命令の受信が有ったと判断した場合(ステップS209、YES)、CPU216は、処理をステップS218に進める。
[ステップS210]
上記ステップS208において、所定の圧力に達したと判断した場合(ステップS208、YES)、CPU216は、流体袋203を収縮させるとともに、背圧を徐々に減圧していく。例えば、CPU216は、ポンプ駆動回路206を介して圧電ポンプ211を停止し、その後、弁駆動回路207を介して弁212を徐々に開放する制御を行う。この場合の減圧速度については、例えば、カフ202の加圧中に目標となる目標減圧速度を設定し、その目標減圧速度になるようにCPU216が弁212の開口度を制御する。
[ステップS211]
CPU216は、血圧測定緊急停止指示が入力されたか否かを判断する。例えば、CPU216は、血圧計本体201の表面に配置された電源ボタンの被測定者操作に応じた電源スイッチ215からの操作信号に基づいて、電源ボタンの短押しによる血圧測定緊急停止指示の入力の有無を判断できる。血圧測定緊急停止指示が入力されていないと判断した場合(ステップS211、NO)、CPU216は、処理をステップS212に進める。血圧測定緊急停止指示が入力されたと判断した場合(ステップS211、YES)、CPU216は、処理をステップS218に進める。
[ステップS212]
上記ステップS211において、血圧測定緊急停止指示が入力されていないと判断した場合(ステップS211、NO)、CPU216は、情報処理装置300から測定停止命令が受信されたか否かを判断する。例えば、CPU216は、情報処理装置300と通信する通信インタフェース209による受信結果により、測定停止命令受信の有無を判断できる。測定停止命令が受信されていないと判断した場合(ステップS212、NO)、CPU216は、処理をステップS213に進める。測定停止命令が受信されたと判断した場合(ステップS212、YES)、CPU216は、処理をステップS217に進める。
[ステップS213]
上記ステップS212において、測定停止命令が受信されていないと判断した場合(ステップS212、NO)、CPU216は、血圧値を算出する。例えば、上記減圧過程において、カフ202を介して、カフ202の圧力を表す背圧信号を圧力センサ210が検出する。CPU216は、この背圧信号に基づいて、オシロメトリック法により血圧値(収縮期血圧と拡張期血圧)を算出することができる。なお、血圧値の算出は、減圧過程に限らず、加圧過程において行われても良い。
[ステップS214]
CPU216は、血圧値が決定したか否かを判断する。例えば、収縮期血圧と拡張期血圧の両方が算出されたならば、血圧値が決定したと判断することができる。血圧値が決定していないと判断した場合(ステップS214、NO)、CPU216は、処理を上記ステップS210に戻して、減圧を継続する。血圧値が決定したと判断した場合(ステップS214、YES)、CPU216は、処理をステップS215に進める。
[ステップS215]
上記ステップS214において、血圧値が決定したと判断した場合(ステップS214、YES)、CPU216は、算出した血圧値を、通信インタフェース209により情報処理装置300へ送信する。
[ステップS216]
その後、CPU216は、弁駆動回路207を介して弁212を開放し、カフ202の流体袋203内の空気を排気する。
[ステップS309]
情報処理装置300のCPU322は、上記ステップS308において表示画面316を消画した後、測定開始条件の逸脱が生じたか否かを判断する。上述したように、測定開始条件は、例えば、表示画面316の現在の角度が初期角度から所定の角度、例えば±90度の範囲を超え角度となっていることである。よって、このステップS309では、表示画面316の初期角度と現在角度との差が所定の角度、例えば±90度の範囲内となったか否かを判断することになる。測定開始条件の逸脱が生じていないと判断した場合(ステップS309、NO)、CPU322は、処理をステップS310に進める。測定開始条件の逸脱が生じたと判断した場合(ステップS309、YES)、CPU322は、処理をステップS314に進める。
[ステップS310]
上記ステップS309において、測定開始条件の逸脱が生じていないと判断した場合(ステップS309、NO)、CPU322は、通信インタフェース305により血圧計200から血圧値を受信したか否かを判断する。血圧値を受信していないと判断した場合(ステップS310、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS309に戻す。血圧値を受信したと判断した場合(ステップS310、YES)、CPU322は、処理をステップS311に進める。
このステップS309とステップS310を繰り返すことで、CPU322は、血圧計200によって血圧値が測定されるのを待つ。
[ステップS311]
上記ステップS310において、血圧値を受信したと判断した場合(ステップS310、YES)、CPU322は、その受信した血圧値を記憶部302に保存する。
[ステップS312]
その後、CPU322は、測定終了を報知する。例えば、CPU322は、音声処理部304によりスピーカ314から測定終了メッセージ音声を発声させる。例えば、測定終了メッセージの内容は、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されている。この場合、CPU322は、更に、入出力インタフェース308を介してバイブレータ321を振動させても良い。
[ステップS313]
そして、CPU322は、グラフィックスコントローラ306を介して、記憶部302に保存されている測定結果を、表示画面316に表示する。被測定者は、上記ステップS312での測定終了の報知に応じて、情報処理装置300の表示画面316を視認可能な状態にすることで、この表示画面316に表示された測定結果を見ることができる。なお、表示画面316に表示される測定結果は、今回測定された血圧値だけであっても良いし、過去に測定された血圧値と今回の血圧値が一緒に提示されるものであっても良い。更には、血圧値の経時変化や統計値等、加工した情報であっても構わない。どのような測定結果を表示するかは、血圧測定アプリケーションプログラム及び操作者による選択に依存する。
<1-2-4>緊急停止動作
[ステップS209、ステップS211]
血圧計200のCPU216は、上述したように、上記ステップS209及び上記ステップS211において、血圧測定緊急停止指示が入力されたか否かを判断する。例えば、血圧計本体201の表面に配置された電源ボタンの短押しによる電源スイッチ215の短時間オンにより、被測定者から血圧測定緊急停止指示が入力されたと判断すると(ステップS209又はステップS211、YES)、CPU216は、処理をステップS218に進める。
[ステップS218]
上記ステップS209又は上記ステップS211において、被測定者から血圧測定緊急停止指示が入力されたと判断した場合(ステップS209又はステップS211、YES)、CPU216は、弁駆動回路207を介して弁212を開放し、カフ202の流体袋203内の空気を排気する。その後、CPU216は、処理を上記ステップS202に戻す。
血圧計200の緊急停止ボタンとしての機能を持つ電源ボタンが操作されるとき(電源スイッチ215が短時間オンされるとき)とは、一般に、被測定者が直ちに血圧測定を中止したい場合であることが想定される。特に、減圧中の緊急停止ボタンの操作は、圧電ポンプ211に異常が発生して、流体袋203内の圧力が減少しないという緊急事態の恐れがある場合も含まれる。よって、血圧計200は、緊急停止ボタンの操作に応答して、直ちに血圧測定を中止し、流体袋203内の流体を排出させる。従って、血圧測定の安全性を確保することができる。
[ステップS309]
一方、情報処理装置300のCPU322は、上述したように、上記ステップS309において、測定開始条件の逸脱が生じたか否かを判断する。例えば、表示画面316の初期角度と現在角度との差が所定の角度、例えば±90度の範囲内となると、CPU322は、測定開始条件の逸脱が生じたと判断する。このように測定開始条件の逸脱が生じたと判断した場合(ステップS309、YES)、CPU322は、処理をステップS314に進める。
[ステップS314]
上記ステップS309において、測定開始条件の逸脱が生じたと判断した場合(ステップS309、YES)、CPU322は、通信インタフェース305により、血圧計200へ測定停止命令を送信する。
[ステップS315]
その後、CPU322は、一定時間、例えば通常の血圧測定に要する時間の間、待機する。
[ステップS209]
血圧計200のCPU216は、上述したように、上記ステップS209において、情報処理装置300からの測定停止命令の受信が有るか否かを判断する。例えば、情報処理装置300と通信する通信インタフェース209による受信結果により、情報処理装置300からの測定停止命令が受信されたと判断すると(ステップS209、YES)、CPU216は、処理をステップS218に進める。
[ステップS218]
上記ステップS209において、情報処理装置300からの測定停止命令が受信されたと判断した場合(ステップS209、YES)、CPU216は、弁駆動回路207を介して弁212を開放し、カフ202の流体袋203内の空気を排気する。
[ステップS316]
情報処理装置300のCPU322は、上記ステップS315で一定時間待機した後、通信インタフェース305により血圧計200から血圧値を受信したか否かを判断する。血圧値を受信していないと判断した場合(ステップS316、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS302に戻す。
このように、血圧計200において加圧している段階で、情報処理装置300側において測定開始条件の逸脱が生じた際には、未だ流体袋203内の圧力が血圧計200で血圧を測定可能な状態になっていない。そのため、血圧測定を中止する。再度血圧測定を行う場合には、上記ステップS202及び上記ステップS302の処理から繰り返せば良い。
[ステップS212]
また、血圧計200のCPU216は、上述したように、上記ステップS212において、情報処理装置300からの測定停止命令の受信が有るか否かを判断する。例えば、情報処理装置300と通信する通信インタフェース209による受信結果により、情報処理装置300からの測定停止命令が受信されたと判断すると(ステップS212、YES)、CPU216は、処理をステップS217に進める。
[ステップS217]
上記ステップS212において、情報処理装置300からの測定停止命令が受信されたと判断した場合(ステップS212、YES)、CPU216は、一定時間、例えば数秒、上記所定の圧力以上の圧迫が継続しているか否かを判断する。例えば、CPU216は、発振回路205から入力される周波数信号により示される、圧力センサ210が検出する背圧に基づいて、この判断を行う。この数秒は一例であり、これに限定されない。一定時間圧迫が継続していないと判断した場合(ステップS217、NO)、CPU216は、処理を上記ステップS213に進める。一定時間圧迫が継続していると判断した場合(ステップS217、YES)、CPU216は、処理を上記ステップS218に進める。
[ステップS218]
上記ステップS217において、一定時間圧迫が継続していると判断した場合(ステップS217、YES)、CPU216は、弁駆動回路207を介して弁212を開放し、カフ202の流体袋203内の空気を排気する。
このように、情報処理装置300側で測定開始条件の逸脱が生じたとき、血圧計200において一定時間圧迫が継続しているならば、血圧計200のCPU216は、その逸脱行為は、情報処理装置300の操作者である被測定者が意思を持って、血圧計200の緊急停止ボタンの代わりに実施したと判断する。よって、CPU216は、直ちに血圧測定を中止し、流体袋203内の流体を排出させる。従って、血圧測定の安全性を確保することができる。
[ステップS213~ステップS216]
これに対して、上記ステップS217において、一定時間圧迫が継続していないと判断した場合(ステップS217、NO)、CPU216は、処理を上記ステップS213に進め、上記ステップS213~ステップS216の処理を行う。すなわち、血圧値を算出し、血圧値が決定したならば、算出した血圧値を、通信インタフェース209により情報処理装置300へ送信した後、弁駆動回路207を介して弁212を開放し、カフ202の流体袋203内の空気を排気する。
[ステップS316]
情報処理装置300のCPU322は、上記ステップS315において一定時間待機した後、通信インタフェース305により血圧計200から血圧値を受信したか否かを判断する。血圧値を受信していないと判断した場合(ステップS316、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS302に戻す。血圧値を受信したと判断した場合(ステップS316、YES)、CPU322は、処理を上記ステップS311に進める。
[ステップS311~ステップS313]
上記ステップS316において、血圧値を受信したと判断した場合(ステップS316、YES)、CPU322は、処理を上記ステップS311に進め、上記ステップS311~ステップS313の処理を行う。すなわち、受信した血圧値を記憶部302に保存した後、測定終了を報知すると共に、測定結果を表示画面316に表示する。
このように、情報処理装置300側で測定開始条件の逸脱が生じたとき、血圧計200において一定時間圧迫が継続していないならば、血圧計200のCPU216は、その逸脱行為は、情報処理装置300の操作者である被測定者が不用意にしてしまったものであると判断して、血圧測定を継続することができる。
<1-3>効果
上述した第1実施形態によれば、情報処理装置300の操作者である被測定者が表示部315の表示画面316の表示内容を視認できなくなったことを条件に、血圧計200に血圧測定を開始させるようにしている。よって、血圧計200での血圧測定中に、情報処理装置300がバックグラウンドで実行しているアプリケーションプログラムがどのような内容を表示画面316に表示させたとしても、被測定者がそれを視認することはないので、その表示内容によって被測定者が動揺したり血圧が上がったりすることない。従って、情報処理装置300を血圧計200のユーザインタフェースとして利用しても、正確な血圧測定を行うことが可能になる。
なお、第1実施形態では、測定開始条件である、被測定者が表示画面316を視認できない測定開始角度に表示画面316の角度がなったときを、表示画面316の初期角度と現在角度との差により判断している。しかし、測定開始角度となったか否かは、これに限定するものではない。例えば、現在の表示画面316の角度、つまり表示画面316が向いている方向だけで判断するようにしても良い。例えば、被測定者が寝た状態で血圧測定する状況は例外的であり、よって、血圧測定時に表示画面316が重力方向に向くことは少ない。そこで、表示画面316がほぼ重力方向を向く角度になったときを、測定開始角度になったときとしても良い。
<1-4>変形例
以下、測定開始角度以外の測定開始条件を、変形例として説明する。
<1-4-1>
図8は、第1実施形態の第1変形例における測定開始判定処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
[ステップS303B~ステップS303G]
第1変形例においては、測定開始判定処理を開始すると、CPU322は、上記第1実施形態のステップS303Aのような表示画面初期角度の取得は行わずに、上記ステップS303B~ステップS303Gの処理を行う。
[ステップS303J]
上記ステップS303Dにおいて、血圧計200から測定準備完了通知を受信したと判断した場合(ステップS303D、YES)、CPU322は、表示画面316の明るさを検出する。例えば、CPU322は、入出力インタフェース308を介して取得した照度センサ319の検出信号により、情報処理装置300すなわち表示画面316における照度、つまり環境光による明るさを検出する。あるいは、CPU322は、画像処理回路303を介して前面カメラ311の画像を取得し、その画像全体の輝度情報に基づいて、表示画面316における明るさ(照度)を検出することも可能である。検出した明るさは、RAM323または記憶部302に記憶される。
[ステップS303K]
次に、CPU322は、RAM323または記憶部302に記憶した表示画面316の明るさ(照度)が所定の測定開始明るさ(照度)以下であるか否かを判断する。所定の測定開始明るさ(照度)は、表示画面316が覆われた場合の明るさに設定される。この所定の測定開始明るさ(照度)は、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されている。表示画面316の明るさ(照度)が所定の測定開始明るさ(照度)以下ではないと判断した場合(ステップS303K、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS303Jに戻す。表示画面316の明るさ(照度)が所定の測定開始明るさ(照度)以下であると判断した場合(ステップS303K、YES)、CPU322は、測定開始条件を満たしたとして、この測定開始判定処理を終了し、処理を上記ステップS304に進める。よって、CPU322は、上記適用例で説明したような、表示画面38が覆われたとき、測定開始条件を満たしたと判定する判定部41の処理を実行することができる。
このように、測定開始条件は、表示画面316が覆われたときとしても良い。例えば、情報処理装置300が手帳型カバーに入れられている場合、そのカバーを閉じると、表示画面316が覆われて被測定者が表示画面316を視認できない状態となる。また、情報処理装置300が机上などで伏せられると、机の天板によって表示画面316が覆われる。表示画面316が覆われたときを測定開始条件とすることで、被測定者が表示画面316の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
<1-4-2>第2変形例
図9は、第1実施形態の第2変形例における測定開始判定処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
[ステップS303L]
第2変形例においては、測定開始判定処理を開始すると、CPU322は、まず、前面カメラ311により撮影を行い、画像処理回路303を介して撮影した画像をRAM323又は記憶部302に記憶する。
[ステップS303M]
次に、CPU322は、RAM323又は記憶部302に記憶した前面カメラ311の画像に対し、既知の顔検出処理を実施する。顔検出処理のプログラムは、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されていても良いし、例えばカメラのオートフォーカス処理や顔画像の加工処理などのために、別アプリケーションプログラムとして記憶部302に記憶されているものを利用しても良い。
[ステップS303N]
そして、CPU322は、上記ステップS303Mの顔検出処理によって前面カメラ311の画像から顔が検出されたか否かを判断する。顔が検出されたと判断した場合(ステップS303N、YES)、CPU322は、処理を上記ステップS303Bに進める。顔が検出されなかったと判断した場合(ステップS303N、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS303Fに進める。
[ステップS303B~ステップS303G]
これらのステップS303B~ステップS303Gは、上述した第1実施形態で説明した通りである。但し、上記ステップS303Nにおいて顔が検出されなかったと判断して(ステップS303N、NO)、処理が上記ステップS303Fに進められた場合には、上記ステップS303Gの問い合わせ終了の送信はスキップして良い。
[ステップS303O]
上記ステップS303Dにおいて、血圧計200から測定準備完了通知を受信したと判断した場合(ステップS303D、YES)、CPU322は、再度、前面カメラ311により撮影を行う。前面カメラ311からの画像は、画像処理回路303を介して、RAM323又は記憶部302に記憶される。
[ステップS303P]
次に、CPU322は、RAM323又は記憶部302に記憶した前面カメラ311の画像に対し、既知の視線検出処理を実施する。視線検出処理のプログラムは、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されていても良いし、例えばゲームアプリケーションプログラムでのキャラクタ移動やキャラクタ捕捉、視線によるソフトウェアキーボードのキー選択などのために、別アプリケーションプログラムとして記憶部302に記憶されているものを利用しても良い。
[ステップS303Q]
そして、CPU322は、上記ステップS303Pの顔検出処理によって前面カメラ311の画像から視線が表示画面316に向けられているか否かを判断する。ここで、表示画面316に対する前面カメラ311の位置は、予めROM324又は記憶部302に記憶されている。よって、CPU322は、検出した視線の方向が表示画面316を向いているか否かを容易に判定することができる。表示画面316に視線が向けられていると判断した場合(ステップS303Q、YES)、CPU322は、処理を上記ステップS303Oに戻す。視線が表示画面316から外されたと判断した場合(ステップS303Q、NO)、CPU322は、測定開始条件を満たしたとして、この測定開始判定処理を終了し、処理を上記ステップS304に進める。よって、CPU322は、上記適用例で説明したような、表示画面38から操作者の視線が外れたとき測定開始条件を満たしたと判定する判定部41の処理を実行することができる。
このように、測定開始条件は、表示画面316から、被測定者である操作者の視線が外れたときとしても良い。操作者が開始操作を行うとき、操作者は、表示画面316を視認している。そこで、例えば、前面カメラ311を利用した既知の視線検出手法によって、操作者の視線を検出し、その検出した視線が表示画面から外れていれば、操作者が表示画面316の表示内容を視認できない状態にあると判定することができる。よって、第2変形例では、表示画面316から操作者の視線が外れたときを測定開始条件とすることで、被測定者が表示画面316の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
<1-4-3>第3変形例
図10は、第1実施形態の第3変形例における測定開始判定処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
[ステップS303B~ステップS303G]
第3変形例においては、測定開始判定処理を開始すると、CPU322は、上記第1実施形態のステップS303Aのような表示画面初期角度の取得は行わずに、上記ステップS303B~ステップS303Gの処理を行う。
[ステップS303R]
上記ステップS303Dにおいて、血圧計200から測定準備完了通知を受信したと判断した場合(ステップS303D、YES)、CPU322は、背面カメラ312により撮影を行う。背面カメラ312からの画像は、画像処理回路303を介して、RAM323又は記憶部302に記憶される。
[ステップS303S]
次に、CPU322は、RAM323又は記憶部302に記憶した背面カメラ312の画像に対し、既知の特徴検出処理を実施する。特徴検出処理は、例えば、画像に対してエッジ検出などを行い、画像に含まれる物体の形状や、文字検出などを行う処理である。特徴検出処理のプログラムは、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されていても良いし、別アプリケーションプログラムとして記憶部302に記憶されているものを利用しても良い。検出した特徴は、RAM323又は記憶部302に記憶される。
[ステップS303T]
その後、CPU322は、特徴マッチング処理を実施する。これは、RAM323又は記憶部302に記憶された特徴と、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として記憶部302に予め記憶されている血圧計200の形状、製品名のロゴ、型番文字列などの特徴情報とのマッチングをとる処理である。例えば、記憶部302は、複数種類の血圧計200の特徴情報を記憶している。これは、無線通信インタフェース309により、通信ネットワークNW(インターネット)を介してサーバ装置などの外部装置から任意にダウンロード可能となっていても良い。そして、実際にマッチングをとる際には、複数種類の血圧計200の特徴情報内、上記ステップS301で通信確立した血圧計200に対応する特徴情報のみとのマッチングを行うことで、処理時間の短縮化を図っても良い。
[ステップS303U]
そして、CPU322は、上記ステップS303Tの特徴マッチング処理の結果に基づいて、背面カメラ312の画像中に、上記ステップS301で通信確立した血圧計200の画像が存在するか否かを判断する。通信確立した血圧計200の画像が存在しないと判断した場合(ステップS303T、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS303Rに戻す。通信確立した血圧計200の画像が存在すると判断した場合(ステップS303T、YES)、CPU322は、測定開始条件を満たしたとして、この測定開始判定処理を終了し、処理を上記ステップS304に進める。よって、CPU322は、上記適用例で説明したような、操作部33が開始操作を受け付けたとき、情報処理装置3に関して表示画面38とは反対側に血圧計2が存在する場合、測定開始条件を満たしたと判定する判定部41の処理を実行することができる。
このように、測定開始条件は、開始操作を受け付けたとき、表示画面316とは反対側である背面に血圧計200が存在する場合としても良い。情報処理装置300を操作する操作者と血圧の被測定者とが異なる場合、被測定者と情報処理装置300との位置関係は様々であり、表示画面316がどの向きであれば、被測定者が表示画面316の表示内容を視認できないかを決めることは難しい。しかし、少なくとも、開始操作がなされたとき、情報処理装置300の背面側に血圧計200が存在すれば、血圧計200を装着した被測定者は表示画面316と反対側に居る、つまり、表示画面316を視認できないことは確実である。そこで、第3変形例では、背面カメラ312を利用して血圧計200の存在を確認し、血圧計200が存在するときを測定開始条件とすることで、被測定者が表示画面316の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
<1-4-4>第4変形例
図11Aは、第1実施形態の第4変形例における測定開始判定処理の処理手順の一例を例示するフローチャートである。
[ステップS303B~ステップS303G]
第4変形例においては、測定開始判定処理を開始すると、CPU322は、上記第1実施形態のステップS303Aのような表示画面初期角度の取得は行わずに、上記ステップS303B~ステップS303Gの処理を行う。
[ステップS303V]
上記ステップS303Dにおいて、血圧計200から測定準備完了通知を受信したと判断した場合(ステップS303D、YES)、CPU322は、グラフィックスコントローラ306により表示画面316の明るさ(輝度)を減少させる。
[ステップS303W]
そして、CPU322は、表示画面316の明るさ(輝度)を所定の明るさ(輝度)まで減少させたか否かを判断する。所定の明るさ(輝度)は、表示画面316における表示内容が視認不可能な程度の明るさ(輝度)が設定される。例えば、所定の明るさ(輝度)は、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されている。表示画面316を所定の明るさ(輝度)まで減少させていないと判断した場合(ステップS303W、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS303Vに戻す。表示画面316を所定の明るさ(輝度)まで減少させたと判断した場合(ステップS303W、YES)、CPU322は、測定開始条件を満たしたとして、この測定開始判定処理を終了し、処理を上記ステップS304に進める。よって、CPU322は、上記適用例で説明したような、表示画面38における表示内容が視認不可能な程、暗くなったとき、測定開始条件を満たしたと判定する判定部41の処理を実行することができる。
このように、開始操作を受け付けたとき、表示画面316における表示を徐々に暗くしていき、測定開始条件は、視認不可能な程、暗くなったときとしても良い。表示画面316を強制的に暗くすれば、確実に、被測定者は表示画面316の表示内容を視認できなくなる。しかしながら、いきなり消画すると、故障と間違われたり、被測定者を驚かせたりしてしまうことになり、かえって血圧測定に悪影響を及ぼす恐れがある。そこで、第4変形例では、表示画面316における表示を徐々に暗くしていく。そして、表示画面316における表示内容が視認不可能な程、暗くなったときを測定開始条件とすることで、被測定者が表示画面316の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
図11Bは、第1実施形態の第4変形例における測定開始判定処理の処理手順の別の一例を例示するフローチャートである。
[ステップS303B~ステップS303G]
測定開始判定処理を開始すると、CPU322は、上記第1実施形態のステップS303Aのような表示画面初期角度の取得は行わずに、上記ステップS303B~ステップS303Gの処理を行う。
[ステップS303X]
上記ステップS303Dにおいて、血圧計200から測定準備完了通知を受信したと判断した場合(ステップS303D、YES)、CPU322は、グラフィックスコントローラ306により任意のスクリーンセーバを起動し、表示画面316にスクリーンセーバを表示させる。CPU322は、このスクリーンセーバの表示により、測定開始条件を満たしたとして、この測定開始判定処理を終了し、処理を上記ステップS304に進める。よって、CPU322は、上記適用例で説明したような、表示画面38における表示が、被測定者がその表示内容を視認できない状態に変化したとき、測定開始条件を満たしたと判定する判定部41の処理を実行することができる。
このように、開始操作を受け付けたとき、表示画面316における表示をスクリーンセーバに切り替えるようにしても良い。表示画面316の表示をスクリーンセーバにすれば、確実に、被測定者は表示画面316の表示内容を視認できなくなる。このように、表示画面316における表示内容を視認できないスクリーンセーバの状態に表示画面316の表示が変化したときを測定開始条件とすることで、被測定者が表示画面316の表示内容を視認できなくなったことを、容易に判別することができる。
<2>第2実施形態
次に、第2実施形態について説明する。
<2-1>構成及び<2-2>動作
本第2実施形態に係る生体データ測定システムの基本的な構成及び基本的な動作は、上述した第1実施形態に係る生体データ測定システムと同様である。従って、上述した第1実施形態で説明した事項及び上述した第1実施形態から容易に類推可能な事項についての説明は省略する。
本実施形態では、情報処理装置300の処理手順が、上記第1実施形態と異なっている。図12は、第2実施形態に係る生体データ測定システムにおける血圧測定アプリケーションプログラムによる情報処理装置300の処理手順の一例を例示するフローチャートである。例えば、当該情報処理装置300が起動した際に、血圧測定アプリケーションプログラムがバックグラウンド実行されて、この処理手順が開始される。
[ステップS351]
まず、情報処理装置300のCPU322は、時計回路310が計時している現在時刻が、記憶部302に記憶されている測定スケジュールで示される測定開始日時の所定時間前であるか否かを判断する。所定時間は、例えば、3分など、被測定者が血圧計200のカフ202を装着するなどの血圧測定の準備を完了するのに要する時間が設定される。3分は一例であり、これに限定されない。例えば、所定時間は、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されている。測定開始日時の所定時間前ではない、或いは、測定開始日時が設定されていないと判断した場合(ステップS351、NO)、CPU322は、処理をステップS352に進める。測定開始日時の所定時間前であると判断した場合(ステップS351、YES)、CPU322は、処理をステップS358に進める。
[ステップS352]
上記ステップS351において、測定開始日時の所定時間前ではない、或いは、測定開始日時が設定されていないと判断した場合(ステップS351、NO)、CPU322は、操作者によって血圧測定アプリケーションプログラムの初期画面の表示指示操作が有ったか否かを判断する。CPU322は、タッチパネル317のタッチ操作に応じたタッチパネルコントローラ307からの座標データにより、例えば、表示画面316上の血圧測定アプリケーションプログラムの起動アイコン操作や、表示画面316の通知領域などの所定領域における起動中の血圧測定アプリケーションプログラムの指定操作の有無を判断する。初期画面表示指示操作が無いと判断した場合(ステップS352、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS351に戻す。初期画面表示指示操作が有ったと判断した場合(ステップS352、YES)、CPU322は、処理をステップS353に進める。
[ステップS353]
上記ステップS352において、初期画面表示指示操作が有ったと判断した場合(ステップS352、YES)、CPU322は、グラフィックスコントローラ306を介して表示画面316に、血圧測定開始を指示するためのアイコン38Aを含む血圧測定アプリケーションプログラムの初期画面を表示する。
[ステップS354]
その後、CPU322は、操作者による血圧測定の開始操作が行われたか否かを判断する。例えば、CPU322は、タッチパネル317の血圧測定開始を指示するためのアイコン38Aに対応する位置がタッチされたか否かを、タッチパネルコントローラ307から入力されるタッチ座標により判断する。血圧測定開始操作が行われていないと判断した場合(ステップS354、NO)、CPU322は、処理をステップS355に進める。血圧測定開始操作が行われたと判断した場合(ステップS354、YES)、CPU322は、処理をステップS356に進める。
[ステップS355]
上記ステップS354において、血圧測定開始操作が行われていないと判断した場合(ステップS354、NO)、CPU322は、初期画面における他の操作が行われたか否かを判断する。他の操作が行われていないと判断した場合(ステップS355、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS354に戻す。つまり、ステップS354とステップS355で、CPU322は、操作者からの操作待ちとなる。その他の操作が行われたと判断した場合(ステップS355、YES)、CPU322は、処理をステップS357に進める。
[ステップS356]
上記ステップS354において、血圧測定開始操作が行われたと判断した場合(ステップS354、YES)、CPU322は、通信インタフェース305により、血圧計200との近距離通信を確立する。その後、CPU322は、処理を第1実施形態で説明したような上記ステップS303へ進める。
[ステップS357]
上記ステップS355において、その他の操作が行われたと判断した場合(ステップS355、YES)、CPU322は、その操作に応じたその他の処理を実行する。その他の処理としては、例えば、毎日朝7時に血圧を測定するなどの測定スケジュールの設定、初期画面の表示終了の指示、血圧測定アプリケーションプログラムのバックグラウンド実行の終了や禁止の指示、などを含むことができる。その他の処理の終了後、CPU322は、処理を上記ステップS351に戻す。
[ステップS358]
一方、上記ステップS351において、測定開始日時の所定時間前であると判断した場合(ステップS351、YES)、CPU322は、測定開始時間接近メッセージを、表示画面316及び/又はスピーカ314により出力する。例えば、CPU322は、グラフィックスコントローラ306により表示画面316に測定開始時間接近メッセージ文字を表示させ、音声処理部304によりスピーカ314から測定開始時間接近メッセージ音声を発声させる。例えば、測定開始時間接近メッセージの内容は、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されている。なお、情報処理装置300がスリープ状態であっても、すなわち、操作者が情報処理装置300を使用中でない場合であっても、測定開始時間接近メッセージを出力して、被測定者である操作者に、血圧測定日時が接近していることを報知する。よって、CPU322は、上記適用例で説明したような報告部43の処理を実行することができる。
[ステップS359]
その後、CPU322は、グラフィックスコントローラ306により表示画面316の明るさ(輝度)を減少させる。
[ステップS360]
そして、CPU322は、操作者によって何らかの操作が行われたか否かを判断する。操作がされたと判断した場合(ステップS360、YES)、CPU322は、処理を上記ステップS353に進める。何も操作がされていないと判断した場合(ステップS360、NO)、CPU322は、処理をステップS361に進める。
[ステップS361]
上記ステップS360において、何も操作がされていないと判断した場合(ステップS360、NO)、CPU322は、時計回路310が計時している現在時刻が、記憶部302に記憶されている測定スケジュールで示される測定開始日時となった否かを判断する。測定開始日時となったと判断した場合(ステップS361、YES)、CPU322は、処理をステップS362に進める。測定開始日時となっていないと判断した場合(ステップS361、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS359に戻す。こうして、徐々に表示画面316の表示を暗くしていく。
このステップS359~ステップS361の処理により、操作者が血圧測定アプリケーションプログラム以外のアプリケーションプログラムを実行していたとしても、その表示及び操作を阻害させ、血圧測定に誘導する。但し、表示内容が完全に判別できない程に暗くしてしまうと、操作者に情報処理装置300がスリープ状態となっていると誤解させる恐れがある。よって、ある程度は表示内容が判別可能な暗さまでに留め、操作者に血圧測定開始日時が近づいていることを気付かせることが望ましい。そして、操作者が何らかの操作を行ったとき、その操作内容に依らず、上記ステップS353に移行して、血圧測定アプリケーションプログラムの初期画面を表示することができる。
[ステップS362]
上記ステップS361において、測定開始日時となったと判断した場合(ステップS361、YES)、CPU322は、通信インタフェース305により、血圧計200との近距離通信を確立する処理を行う。
[ステップS363]
その後、CPU322は、血圧計200との通信が確立できたか否かを判断する。操作者である被測定者が血圧計200の電源オンまでに時間がかかると、通信が確立することなく、上記ステップS362の通信確立処理が終了する。血圧計200との通信が確立できたと判断した場合(ステップS363、YES)、CPU322は、処理をステップS365に進める。通信が確立できなかったと判断した場合(ステップS363、NO)、CPU322は、処理をステップS364に進める。
[ステップS364]
上記ステップS363において、血圧計200との通信が確立できなかったと判断した場合(ステップS363、NO)、CPU322は、一定時間が経過したか否かを判断する。一定時間は、例えば、1分など、上記ステップS351における所定時間よりも短い時間が設定される。1分は一例であり、これに限定されない。例えば、一定時間は、血圧測定アプリケーションプログラムの一部として、記憶部302に予め記憶されている。一定時間が経過していないと判断した場合(ステップS364、NO)、CPU322は、処理を上記ステップS362に戻す。一定時間が経過したと判断した場合(ステップS364、YES)、CPU322は、処理をステップS366に進める。
[ステップS365]
上記ステップS363において、血圧計200との通信が確立できたと判断した場合(ステップS363、YES)、CPU322は、グラフィックスコントローラ306により表示画面316の明るさ(輝度)を、元の明るさに復帰させる。その後、CPU322は、処理を、第1実施形態で説明したような上記ステップS303へ進める。すなわち、血圧計200との通信が確立できたということは、被測定者が血圧測定する準備を行ったということである。よって、ここでは、測定開始操作の有無を判断することなく、測定開始操作が有った場合と同様の処理を進めていく。
[ステップS366]
上記ステップS364において、血圧計200との通信が確立できずに一定時間が経過したと判断した場合(ステップS364、YES)、CPU322は、情報処理装置300をスリープ状態に移行させる。その後、CPU322は、処理を上記ステップS351に戻す。
<2-3>効果
上述した第2実施形態によれば、上記第1実施形態のような操作者の指示による任意の時点での血圧測定に加えて、予め被測定者が指定した測定スケジュールに従った血圧測定も行い得る。
すなわち、CPU322は、例えば、予め設定された日時が近づいたならば、測定開始時間接近メッセージを出力し、その後、表示画面316における表示を徐々に暗くしていく制御を行う。そして、測定開始日時から一定時間内に血圧計200との通信が確立されたならば、表示を元の状態に復帰させて、測定開始条件を満たしたかの判定を開始する。このように、測定開始日時近くになったことを被測定者に報知することで、被測定者に予め設定された日時に血圧を測定することを促し、測定忘れを防止することができる。しかも、測定開始時間接近メッセージの出力後、表示を徐々に暗くしていくことで、被測定者が情報処理装置300で何か他のアプリケーションプログラムについての操作をしていたとしても、その操作をし難くし、血圧測定に向かわせることができる。
なお、予め設定された日時が近づいたときに測定開始時間接近メッセージを出力するのではなく、予め設定された日時になったときに測定開始時間到来メッセージを出力するようにしても構わない。すなわち、測定開始日時の所定時間前をトリガとするのではなく、測定開始日時をトリガとしても良い。この場合、ステップS361の判断は省略して良い。
以上、実施形態を説明したが、この発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組み合せてもよい。
例えば、上記実施形態は、血管を圧迫することで脈波を検出する手法(オシロメトリック法)を用いる電子血圧計を例に説明した。しかしながら、本発明は、例えば、脈波伝播時間(PTT;Pulse Transmit Time)に基づいて測定者の血圧を連続的に測定する手法、圧脈波に基づいて血圧を連続的に測定する手法(トノメトリ法)、発光素子を用いて脈波を検出する手法、など、どのような手法を用いる血圧計であっても適用可能である。オシロメトリック法を用いない血圧計では、例えば、緊急停止指示が入力されたときや、情報処理装置から測定停止命令を受信したときには、直ちに測定を中止するようにしても良い。また、情報処理装置から血圧計への測定準備が完了しているか否かの問い合わせを省略することができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られるものではない。
(付記1)
被測定者の生体データを測定する生体データ測定装置と、前記生体データ測定装置による生体データ測定動作を制御する情報処理装置と、を備える生体データ測定システムであって、
前記情報処理装置は、
通信ネットワークへ接続する通信部と、
各種情報を表示する表示画面を備える表示部と、
前記生体データ測定装置と無線または有線により接続する接続部と、
前記生体データ測定装置による前記被測定者の生体データ測定動作の開始操作を受け付ける操作部と、
前記操作部における前記開始操作の受け付け後に測定開始条件を満たしたとき、前記生体データの測定を開始させる測定開始命令を、前記接続部を介して前記生体データ測定装置へ送信する制御部と、
を備え、
前記測定開始条件は、前記被測定者が前記表示画面の表示内容を視認できないことを含む、生体データ測定システム。
(付記2)
前記情報処理装置は、前記表示画面の重力方向に対する角度を検出するセンサを更に備え、
前記制御部は、前記表示画面の角度が、前記被測定者が前記表示画面を視認できない測定開始角度になったとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備える、付記1に記載の生体データ測定システム。
(付記3)
前記情報処理装置は、前記表示画面が覆われたことを検出するセンサを更に備え、
前記制御部は、前記表示画面が覆われたとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備える、付記1に記載の生体データ測定システム。
(付記4)
前記情報処理装置は、前記操作部を操作する操作者の視線を検出するセンサを更に備え、
前記制御部は、前記表示画面から前記操作者の視線が外れたとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備える、付記1に記載の生体データ測定システム。
(付記5)
前記情報処理装置は、前記情報処理装置に関して前記表示画面とは反対側に前記生体データ測定装置が存在することを検出するセンサを更に備え、
前記情報処理装置は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記情報処理装置に関して前記表示画面とは反対側に前記生体データ測定装置が存在する場合、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備える、付記1に記載の生体データ測定システム。
(付記6)
前記制御部は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記表示画面における表示を前記被測定者が視認できない表示状態に変化させるように、前記表示部を制御し、
前記制御部は、前記表示画面における表示内容が前記被測定者が視認できない表示状態に変化したとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備える、付記1に記載の生体データ測定システム。
(付記7)
前記情報処理装置は、音を発生するスピーカと振動を発生する振動部材との少なくとも一方を含む報知部を更に備え、
前記制御部は、
前記測定開始条件を満たしてから一定時間経過後に、前記報知部により、前記被測定者に測定開始を報知し、
前記報知部による前記測定開始の報知後に、前記測定開始命令を前記接続部を介して前記生体データ測定装置へ送信する、付記1乃至6の何れかに記載の生体データ測定システム。
(付記8)
前記制御部は、
前記生体データ測定装置による前記生体データの測定中、前記報知部の動作を禁止し、
前記接続部を介して前記生体データ測定装置から前記生体データの測定結果を受信したとき、前記報知部により、前記被測定者に測定終了を報知する、付記7に記載の生体データ測定システム。
(付記9)
前記制御部は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記測定開始条件を満たすように前記情報処理装置を動かすことを促すガイダンスメッセージを、前記表示画面に表示する操作ガイダンス部を備える、付記1乃至8の何れかに記載の生体データ測定システム。
(付記10)
前記制御部は、予め設定された日時に、前記生体データ測定装置での生体データ測定を促すメッセージを、前記表示画面に表示する報告部を備え、
前記制御部は、前記報告部による前記メッセージの出力後、前記表示画面における表示を徐々に暗くしていく、付記1乃至9の何れかに記載の生体データ測定システム。
(付記11)
前記生体データ測定装置は、
流体袋を内包し且つ前記被測定者の被測定部に巻かれるカフを備え、前記被測定者の血圧を計測する血圧計測部と、
前記血圧計測部の前記カフの前記被測定部への巻き状態を検出する検出部と、
前記情報処理装置と無線または有線により接続する血圧計接続部と、
前記血圧計接続部を介して前記情報処理装置から前記測定開始命令を受信したとき、前記血圧計測部に前記被測定者の前記血圧を測定させ、その測定結果を前記血圧計接続部を介して前記情報処理装置に送信する血圧計制御部と、
を備える血圧計を含む、付記1乃至10の何れかに記載の生体データ測定システム。
(付記12)
前記制御部は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記接続部を介して前記血圧計へ、前記血圧計測部の測定準備が完了しているか否かを問い合わせる問い合わせ部を備え、
前記血圧計制御部は、前記情報処理装置から前記問い合わせを受けたとき、前記検出部が検出する前記カフの前記被測定部への巻き状態が、血圧測定可能な状態にあれば、測定準備完了通知を前記血圧計接続部を介して前記情報処理装置へ送信し、
前記制御部は、前記測定準備完了通知を受信したとき、前記測定開始条件を満たしたかの判定を開始する、付記11に記載の生体データ測定システム。
(付記13)
前記制御部は、前記血圧計に前記測定開始命令を送信した後に、前記測定開始条件を満たさなくなったとき、前記接続部を介して前記血圧計に測定停止命令を送信し、
前記血圧計制御部は、前記情報処理装置から前記測定停止命令を受信したとき、前記血圧計測部の前記カフが内包する前記流体袋による圧迫状態が一定時間以上継続している場合には、前記血圧の測定を中止して、前記流体袋内の流体を排出させる、付記11又は12に記載の生体データ測定システム。
(付記14)
前記血圧計は、専用の又は他のボタンと兼用の緊急停止ボタンを更に備え、
前記血圧計制御部は、前記緊急停止ボタンの操作に応答して、前記血圧の測定を中止し、前記血圧計測部の前記カフが内包する前記流体袋内の流体を排出させる、付記11乃至13の何れかに記載の生体データ測定システム。
(付記15)
通信ネットワークへ接続する通信部と、
各種情報を表示する表示画面を備える表示部と、
他の機器と無線または有線により接続する接続部と、
ユーザ操作を受け付ける操作部と、
前記各部を制御する制御部と、
を具備し、
前記制御部は、
前記操作部により、被測定者の生体データを測定する生体データ測定装置の測定開始操作を受けたとき、測定開始条件を満たしたか否か判定し、
前記測定開始条件を満たしたならば、前記接続部を介して前記生体データ測定装置に測定開始命令を送信し、
前記測定開始条件は、前記被測定者が前記表示画面の表示内容を視認できないことを含む、情報処理装置。
(付記16)
プロセッサ及びメモリと、通信ネットワークへ接続する通信部と、各種情報を表示する表示画面を備える表示部と、他の機器と無線または有線により接続する接続部と、ユーザ操作を受け付ける操作部と、を有する情報処理装置が実行する生体データ測定装置に生体データを測定させる方法であって、
前記プロセッサにより、前記操作部によって前記生体データ測定装置の測定開始操作を受けたとき、測定開始条件を満たしたか否か判定する過程と、
前記プロセッサにより、前記測定開始条件を満たしたと判定した場合に、前記接続部を介して前記生体データ測定装置に測定開始命令を送信する過程と、
を備え、
前記測定開始条件は、前記生体データの被測定者が前記表示画面の表示内容を視認できないことを含む、生体データ測定装置に生体データを測定させる方法。
(付記17
前記情報処理装置は、音を発生するスピーカを更に備え、
前記制御部は、前記生体データ測定装置による測定中、前記スピーカにより、前記被測定者の安静状態維持を援助する音楽を出力するように制御する、付記1又は2に記載の生体データ測定システム。
(付記18
前記測定開始角度は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたときの前記表示画面の前記角度に対して±90度の範囲を超える角度である、付記2に記載の生体データ測定システム。
(付記19
前記制御部は、前記表示画面における表示を徐々に暗くしていっている際、一定時間内に前記生体データ測定装置と接続されたならば、前記表示画面における表示を元の状態に復帰させた後、前記測定開始条件を満たしたかの判定を開始する、付記10に記載の生体データ測定システム。
(付記20
前記制御部は、前記測定開始条件を満たしたとき、前記表示画面を消画する、付記1乃至14の何れかに記載の生体データ測定システム。
(付記21
付記1乃至15の何れかに記載の情報処理装置が具備する前記制御部としてプロセッサを機能させる生体データ測定プログラム。
1…生体データ測定システム
2,200…血圧計
3,300…情報処理装置
21,201…血圧計本体
22,202…カフ
23…血圧計測部
24,203…流体袋
25…検出部
26…血圧計接続部
27…血圧計制御部
28…緊急停止ボタン
31…通信部
32…接続部
33…操作部
33A…操作ボタン
33B…タッチセンサ
34,315…表示部
35…センサ
35A,311…前面カメラ
35B,319…照度センサ
36…報知部
37,204,301…制御部
38,316…表示画面
38A…アイコン
39,314…スピーカ
40…振動部材
41…判定部
42…操作ガイダンス部
43…報告部
44…問い合わせ部
205…発振回路
206…ポンプ駆動回路
207…弁駆動回路
208,308…入出力インタフェース
209,305…通信インタフェース
210…圧力センサ
211…圧電ポンプ
212…弁
213…配管
214…カフ巻き状態検出部
215…電源スイッチ
216,322…CPU
217,323…RAM
218,324…ROM
302…記憶部
303…画像処理回路
304…音声処理部
306…グラフィックスコントローラ
307…タッチパネルコントローラ
309…無線通信インタフェース
310…時計回路
312…背面カメラ
313…マイク
317…タッチパネル
318…加速度センサ
320…操作部材
321…バイブレータ

Claims (15)

  1. 被測定者の生体データを測定する生体データ測定装置と、前記生体データ測定装置による生体データ測定動作を制御する情報処理装置と、を備える生体データ測定システムであって、
    前記情報処理装置は、
    通信ネットワークへ接続する通信部と、
    各種情報を表示する表示画面を備える表示部と、
    前記生体データ測定装置と無線または有線により接続する接続部と、
    前記生体データ測定装置による前記被測定者の生体データ測定動作の開始操作を受け付ける操作部と、
    前記操作部における前記開始操作の受け付け後に測定開始条件を満たしたとき、前記生体データの測定を開始させる測定開始命令を、前記接続部を介して前記生体データ測定装置へ送信する制御部と、
    を備え、
    前記測定開始条件は、前記被測定者が前記表示画面の表示内容を視認できないことを含む、生体データ測定システム。
  2. 前記情報処理装置は、前記表示画面の重力方向に対する角度を検出するセンサを更に備え、
    前記制御部は、前記表示画面の角度が、前記被測定者が前記表示画面を視認できない測定開始角度になったとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備える、請求項1に記載の生体データ測定システム。
  3. 前記情報処理装置は、前記表示画面が覆われたことを検出するセンサを更に備え、
    前記制御部は、前記表示画面が覆われたとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備える、請求項1に記載の生体データ測定システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記操作部を操作する操作者の視線を検出するセンサを更に備え、
    前記制御部は、前記表示画面から前記操作者の視線が外れたとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備える、請求項1に記載の生体データ測定システム。
  5. 前記情報処理装置は、前記情報処理装置に関して前記表示画面とは反対側に前記生体データ測定装置が存在することを検出するセンサを更に備え、
    前記情報処理装置は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記情報処理装置に関して前記表示画面とは反対側に前記生体データ測定装置が存在する場合、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備える、請求項1に記載の生体データ測定システム。
  6. 前記制御部は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記表示画面における表示を前記被測定者が視認できない表示状態に変化させるように、前記表示部を制御し、
    前記制御部は、前記表示画面における表示内容が前記被測定者が視認できない表示状態に変化したとき、前記測定開始条件を満たしたと判定する判定部を備える、請求項1に記載の生体データ測定システム。
  7. 前記情報処理装置は、音を発生するスピーカと振動を発生する振動部材との少なくとも一方を含む報知部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記測定開始条件を満たしてから一定時間経過後に、前記報知部により、前記被測定者に測定開始を報知し、
    前記報知部による前記測定開始の報知後に、前記測定開始命令を前記接続部を介して前記生体データ測定装置へ送信する、請求項1乃至6の何れかに記載の生体データ測定システム。
  8. 前記制御部は、
    前記生体データ測定装置による前記生体データの測定中、前記報知部の動作を禁止し、
    前記接続部を介して前記生体データ測定装置から前記生体データの測定結果を受信したとき、前記報知部により、前記被測定者に測定終了を報知する、請求項7に記載の生体データ測定システム。
  9. 前記制御部は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記測定開始条件を満たすように前記情報処理装置を動かすことを促すガイダンスメッセージを、前記表示画面に表示する操作ガイダンス部を備える、請求項1乃至8の何れかに記載の生体データ測定システム。
  10. 前記制御部は、予め設定された日時に、前記生体データ測定装置での生体データ測定を促すメッセージを、前記表示画面に表示する報告部を備え、
    前記制御部は、前記報告部による前記メッセージの出力後、前記表示画面における表示を徐々に暗くしていく、請求項1乃至9の何れかに記載の生体データ測定システム。
  11. 前記生体データ測定装置は、
    流体袋を内包し且つ前記被測定者の被測定部に巻かれるカフを備え、前記被測定者の血圧を計測する血圧計測部と、
    前記血圧計測部の前記カフの前記被測定部への巻き状態を検出する検出部と、
    前記情報処理装置と無線または有線により接続する血圧計接続部と、
    前記血圧計接続部を介して前記情報処理装置から前記測定開始命令を受信したとき、前記血圧計測部に前記被測定者の前記血圧を測定させ、その測定結果を前記血圧計接続部を介して前記情報処理装置に送信する血圧計制御部と、
    を備える血圧計を含む、請求項1乃至10の何れかに記載の生体データ測定システム。
  12. 前記制御部は、前記操作部が前記開始操作を受け付けたとき、前記接続部を介して前記血圧計へ、前記血圧計測部の測定準備が完了しているか否かを問い合わせる問い合わせ部を備え、
    前記血圧計制御部は、前記情報処理装置から前記問い合わせを受けたとき、前記検出部が検出する前記カフの前記被測定部への巻き状態が、血圧測定可能な状態にあれば、測定準備完了通知を前記血圧計接続部を介して前記情報処理装置へ送信し、
    前記制御部は、前記測定準備完了通知を受信したとき、前記測定開始条件を満たしたかの判定を開始する、請求項11に記載の生体データ測定システム。
  13. 前記制御部は、前記血圧計に前記測定開始命令を送信した後に、前記測定開始条件を満たさなくなったとき、前記接続部を介して前記血圧計に測定停止命令を送信し、
    前記血圧計制御部は、前記情報処理装置から前記測定停止命令を受信したとき、前記血圧計測部の前記カフが内包する前記流体袋による圧迫状態が一定時間以上継続している場合には、前記血圧の測定を中止して、前記流体袋内の流体を排出させる、請求項11又は12に記載の生体データ測定システム。
  14. 前記血圧計は、専用の又は他のボタンと兼用の緊急停止ボタンを更に備え、
    前記血圧計制御部は、前記緊急停止ボタンの操作に応答して、前記血圧の測定を中止し、前記血圧計測部の前記カフが内包する前記流体袋内の流体を排出させる、請求項11乃至13の何れかに記載の生体データ測定システム。
  15. 通信ネットワークへ接続する通信部と、
    各種情報を表示する表示画面を備える表示部と、
    他の機器と無線または有線により接続する接続部と、
    ユーザ操作を受け付ける操作部と、
    前記各部を制御する制御部と、
    を具備し、
    前記制御部は、
    前記操作部により、被測定者の生体データを測定する生体データ測定装置の測定開始操作を受けたとき、測定開始条件を満たしたか否か判定し、
    前記測定開始条件を満たしたならば、前記接続部を介して前記生体データ測定装置に測定開始命令を送信し、
    前記測定開始条件は、前記被測定者が前記表示画面の表示内容を視認できないことを含む、情報処理装置。
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