JP7079780B2 - 製氷ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍庫などに載置または搭載される製氷トレイおよび製氷ユニットの技術に関する。
氷を製造するための製氷ユニットが知られている。例えば、特開2010-112676号公報(特許文献1)には、冷蔵庫が開示されている。特許文献1によると、製氷皿と、製氷皿からの水こぼれを阻止する水こぼれ阻止体とを設ける。冷気供給口から水こぼれ阻止体の内側まで冷気を導く冷気ガイドを設ける。冷気ガイドの冷気吹出口から水こぼれ阻止体の内側に冷気を吹き出す。冷気が、水こぼれ阻止体によって遮断されることなく、製氷皿の水を凍らせる。製氷皿と水こぼれ阻止体とを別体に設ける。水こぼれ阻止体を分離させつつ、製氷皿を傾ける。氷が、水こぼれ阻止体で阻害されることなく、製氷皿から取り出される。
特開2010-112676号公報
先行文献に記載の技術では、水こぼれ阻止体は製氷皿とは別体に設けられており、長期間の使用などで製氷皿と水こぼれ阻止体との間に隙間ができ、その隙間から水がこぼれるおそれがある。また、先行文献に記載の技術では、ドアを開閉動作による製氷皿からの水こぼれについては考慮されていない。
そこで、本発明は、より水こぼれを防止し、利便性の高い製氷トレイまたは製氷ユニットを提供することを目的とする。
本発明のある態様に従うと、氷を生成するための製氷皿と、製氷皿の左右の端部のそれぞれから上方へ延設される左右の側壁と、を備える製氷トレイが提供される。左右の側壁の各々の外周は、製氷皿の左右の中央を中心にした円に沿った形状に構成されている。
以上のように、本発明によると、より水こぼれを防止し、利便性の高い製氷トレイまたは製氷ユニットが提供される。
第1の実施の形態にかかる製氷ユニット100を示す斜視図である。 第1の実施の形態にかかる、冷凍庫の扉200に取り付けられた製氷ユニット100の斜視図である。 第1の実施の形態にかかる、冷凍庫の扉200に取り付けられた製氷ユニット100の左側面である。 第1の実施の形態にかかる、冷凍庫の扉200に取り付けられた製氷ユニット100の前面図である。 第1の実施の形態にかかる製氷ユニット100の組立図である。 第1の実施の形態にかかる製氷皿111の斜視図である。 第1の実施の形態にかかる製氷皿111の平面図である。 第1の実施の形態にかかる製氷皿111の前面断面図である。 第1の実施の形態にかかる製氷トレイ110の斜視図である。 第1の実施の形態にかかる製氷トレイ110の平面図である。 第1の実施の形態にかかる製氷トレイ110の前面断面図である。 第1の実施の形態にかかる製氷ユニット100の前面断面図である。 第2の実施の形態にかかる製氷皿111の平面図である。 第3の実施の形態にかかる製氷皿111の平面図である。 第4の実施の形態にかかる製氷皿111の平面図である。 第5の実施の形態にかかる製氷ユニット100の前面断面図である。 第6の実施の形態にかかる製氷ユニット100の前面断面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施形態>
<製氷ユニットの全体構成>
まず、本実施の形態にかかる製氷ユニット100の構成について説明する。図1を参照して、本実施の形態にかかる製氷ユニット100は、複数の氷を作るための製氷トレイ110と、当該製氷トレイ110を収容する製氷ケース120とを含む。
図2と図3と図4を参照して、本実施の形態にかかる製氷ユニット100は、その裏面、たとえば右側面、を冷凍庫の扉200に取り付けることができる。なお、図2は、冷凍庫の扉200に取り付けられた製氷ユニット100の斜視図である。図3は、冷凍庫の扉200に取り付けられた製氷ユニット100の左側面である。図4は、冷凍庫の扉200に取り付けられた製氷ユニット100の前面図である。なお、製氷ユニット100は、冷凍庫の扉200に取り付けられるだけでなく、冷凍庫の棚や床に載置することも可能である。
図5を参照して、本実施の形態にかかる製氷ユニット100は、製氷ケース120に製氷トレイ110が挿入されることによって使用される。製氷ケース120の上面には上カバー123が取り付けられる。上カバー123は中央部が開口されて製氷前の水の投入口となる。製氷ケース120の下部は、左方から貯氷ケース122が装着される。貯氷ケース122には、製氷トレイ110から生成された氷が落下してくる。
製氷ケース120の上部の前面には開口部121Xが形成される。当該開口部121Xに、前方から製氷トレイ110が挿入される。製氷トレイ110は、製氷皿111と、カバー部材112L,112Rと、製氷皿111の回動機構などから構成される。本実施の形態においては、製氷トレイ110が製氷ケース120に取り付けされて、製氷が完了した際に、ユーザが製氷トレイ110に対して回動レバー115と製氷皿111とを回転させて氷を貯氷ケース122に落下させる構成となっている。
次に、図6と図7と図8とを参照して、本実施の形態にかかる製氷皿111について説明する。なお、図6は、本実施の形態にかかる製氷皿111の斜視図である。図7は、本実施の形態にかかる製氷皿111の平面図である。図8は、本実施の形態にかかる製氷皿111の前面断面図である。製氷皿111は、製氷皿111に注入された水を前後方向に仕切るための複数の第1の横仕切1111と複数の第2の横仕切1112とが交互に形成されている。
また、製氷皿111は、製氷皿111に注入された水を左右方向に仕切るための第1の縦仕切1113と第2の縦仕切1114とが形成されている。つまり、本実施の形態においては、複数の第1の横仕切1111と複数の第2の横仕切1112とは、第1の縦仕切1113と第2の縦仕切1114とを挟んで、2列分形成されている。より詳細には、製氷皿111の一番前と一番後とに第1の縦仕切1113が形成され、その間には複数の第2の縦仕切1114,1114・・・が形成されている。
第1の横仕切1111の上部には、製氷皿111の内側よりに溝1111Xが形成される。第2の横仕切1112の上部には、製氷皿111の外側よりに溝1112Xが形成される。第1の縦仕切1113の上部には、溝1113Xが形成される。第2の縦仕切1114の上部には溝が形成されない。
このように、製氷皿111には、溝1111X,1112X,1113Xが形成されているので、いずれかの位置から水を供給しても、当該水が溝1111X,1112X,1113Xを通って素早く全ての仕切内に拡散する。
しかも、本実施の形態においては、対向しあう第1の横仕切1111と第2の横仕切1112は、形成される溝1111X,1112Xの位置が互いに異なるので、たとえば扉200を開閉するときに、扉200の開閉動作によって製氷皿111内の水に遠心力や慣性力がかかっても、によって水が溝1111X,1111X,1111Xを一気に通過することを防止することができる。すなわち、扉200の回動による遠心力などがあっても、溝1111Xを通過した水が第2の横仕切1112の溝1112Xが形成されていない箇所にぶつかって勢いを失い、溝1112Xを通過した水が第1の横仕切1111の溝1111Xが形成されていない箇所にぶつかって勢いを失うので、製氷皿111の前端部または後端部から水が飛び出す可能性を低減することができる。
さらに、製氷皿111の前端部には、水が外にこぼれにくいように、壁面1115が形成される。製氷皿111の後端部にも、水が外にこぼれにくいように、壁面1116が形成される。このような構成によっても、たとえば扉200を開閉するときに遠心力などによって、製氷皿111の前端部または後端部から水が飛び出す可能性を低減することができる。また、製氷皿111の右端部または左端部には、後述するカバー部材が取り付け可能となっている。
次に、図9と図10と図11とを参照して、本実施の形態にかかる製氷トレイ110について説明する。なお、図9は、本実施の形態にかかる製氷トレイ110の斜視図である。図10は、本実施の形態にかかる製氷トレイ110の平面図である。図11は、本実施の形態にかかる製氷トレイ110の前面断面図である。製氷トレイ110は、前部材117と後部材118とが、右部材119Rと左部材119Lとによって連結される。すなわち、前部材117と右部材119Rと後部材118と左部材119Lと長方形の枠体を構成する。製氷トレイ110は、当該枠体の内側に製氷皿111を保持する。
そして、前部材117と後部材118とによって製氷皿111を回動可能に保持する。より詳細には、前部材117内で回動可能に保持される回動レバー115の背面に製氷皿111の前部が連結される。ユーザは、供給された水が複数の氷になった後に、回動レバー115を回動させることによって製氷皿111を回動させて、氷を貯氷ケース122に落下させる。
より詳細には、製氷皿111の後部に当接部材116が取り付けられ、ユーザが製氷皿111を180°回転させると、当接部材116が後部材118にぶつかり、製氷皿111の後部がそれ以上回動しなくなる。このようにして、製氷皿111がねじられて、製氷皿111の氷が製氷皿111から離れて貯氷ケース122に落下する。
特に本実施の形態においては、製氷皿111の右端部の上面には上方に向けてカバー部材112Rが取り付けられる。製氷皿111の左端部の上面にも上方に向けてカバー部材112Lが取り付けられる。当該カバー部材112L、112Rによって、製氷皿111に供給された水が、製氷トレイ110の左右方向に飛び散りにくくなる。
さらに本実施の形態においては、図9から図12に示すように、カバー部材112L、112Rは、製氷皿111が回動される際に製氷ケース120の内部にぶつからないように、カバー部材112L、112Rの外周が、製氷皿111の回転軸を中心Oとし、製氷皿111の右端部または左端部までの距離を半径とした円Cに沿った形状に形成されている。
これによって、製氷ケース120のサイズを大きくすることなく、製氷皿111からの水の飛び散りを低減させることができる。
なお、前後の壁面1115,1116の各々の外周も、円Cに沿った形状としてもよい。このとき、前後の壁面1115,1116の各々の外周は、隣り合うカバー部材112L、112Rの高さと略同じ高さまでは円Cに沿った形状とし、カバー部材112L、112Rの高さより上となる部分は水平に切り取られた形状としてもよい。これにより、製氷皿111からの水の飛び散りを低減させながら、製氷皿111がねじられ難くなることを抑制できる。
なお、本実施の形態においては、カバー部材112L,112Rは、下部材1121L,1121Rと上部材1122L,1122Rとから構成される。そして、上部材1122L,1122Rが製氷皿111よりも柔らかい部材で構成されている。たとえば、製氷皿111がポリプロピレンで形成され、上部材1122L,1122Rがポリスチレンで形成される。あるいは、カバー部材112L、112Rが、製氷皿111よりも薄く形成されるものであってもよい。これによって、氷ができたあとに、製氷皿111とカバー部材112L,112Rとが回転してねじられた際に、当該氷が上部材1122L,1122Rにひっかからずに、スムーズに貯氷ケース122に落下する。
あるいは、下部材1121L,1121Rが製氷皿111よりも柔らかい部材で構成されて、さらに上部材1122L,1122Rが下部材1121L,1121Rよりも柔らかい部材で構成されてもよい。あるいは、下部材1121L,1121Rが製氷皿111よりも薄く形成されて、さらに上部材1122L,1122Rが下部材1121L,1121Rよりも薄く形成されてもよい。これによって、氷ができたあとに製氷皿111とカバー部材112L,112Rとが回転してねじられた際に、当該氷が上部材1122L,1122Rにひっかからずに、スムーズに貯氷ケース122に落下する。
なお、カバー部材112L,112Rは、製氷皿111とは別部品とすることが好ましい。これにより、カバー部材112L,112Rと製氷皿111とのそれぞれに好適な部材を使用することができる。また、長期間の使用によりカバー部材112L,112Rの柔らかく、あるいは薄く形成されている部分などが変形や劣化してしまった場合であっても、カバー部材112L,112Rだけを容易に交換できる。
そして、本実施の形態においては、図12に示すように、製氷ケース120の左側壁の、製氷トレイ110または製氷皿111またはカバー部材112L,112Rの左側方には、左開口部121Lが形成される。これによって、製氷ケース120内への冷気の導入が促進されて製氷皿111が冷却されやすく構成されている。
そして、左開口部121Lの上部には、ケース120の内側かつ斜め下方に向けて、カバー1211Lが形成されている。これによって、製氷皿111に水が供給された際に、当該水が左開口部121Lから外へ飛び出さないように構成されている。
同様に、製氷ケース120の右側壁の、製氷トレイ110または製氷皿111またはカバー部材112L,112Rの右側方には、右開口部121Rが形成される。これによって、製氷皿111が冷却されやすく構成されている。
そして、右開口部121Rの上部には、製氷ケース120の内側かつ斜め下方に向けて、カバー1211Rが形成されている。これによって、製氷皿111に水が供給された際に、当該水が右開口部121Rから外へ飛び出さないように構成されている。
<第2の実施形態>
第1の実施の形態の製氷皿111は、第1の横仕切1111と第2の横仕切1112とが交互に形成され、第2の横仕切1112の全ての上面の外側よりに溝1112Xが形成されるものであった。
しかしながら、図13に示すように、第1の横仕切1111と第2の横仕切1112のうちのいずれかの部分に、溝が形成されない横仕切1110を形成し、当該横仕切1110に隣接する位置に溝1113Xが形成された縦仕切1113を形成してもよい。たとえば、前後方向に、最大3つぐらいまでだけ、2種類の溝1111X,1112Xが交互に形成され、横仕切1110の手前で縦仕切1113の溝1113Xによって左右方向に連通される。
これによって、供給された水の拡散スピードは遅くなるが、たとえば扉200を開閉するときに遠心力などによって水が溝1111X,1111X,1111Xを一気に通過することを防止することができる。すなわち、溝1111Xを通過した水が第2の横仕切1112にぶつかって勢いを失うので、製氷皿111の前端部または後端部から水が飛び出す可能性を低減することができる。
<第3の実施形態>
第1の実施の形態の製氷皿111は、第1の横仕切1111と第2の横仕切1112とが交互に形成されるものであった。
しかしながら、図14に示すように、内側よりに溝1111Xが形成される第1の横仕切1111が複数連続して形成されてもよい。そして、製氷皿111の前後中央部だけに外側よりに溝1112Xが形成される第2の横仕切1112が形成されてもよい。拡散スピードは遅くなるが、たとえば扉200を開閉するときに遠心力などによって溝1111Xを通過した水が第2の横仕切1112にぶつかって勢いを失うので、製氷皿111の前端部または後端部から水が飛び出す可能性を低減することができる。
逆に、外側よりに溝1112Xが形成される第2の横仕切1112が複数連続して形成されてもよい。そして、製氷皿111の前後中央部だけに外側よりに溝1111Xが形成される第1の横仕切1111が形成されてもよい。拡散スピードは遅くなるが、たとえば扉200を開閉するときに遠心力などによって溝1112Xを通過した水が第1の横仕切1111にぶつかって勢いを失うので、製氷皿111の前端部または後端部から水が飛び出す可能性を低減することができる。
<第4の実施形態>
第1の実施の形態の製氷皿111は、溝1113Xが形成される第1の縦仕切1113は、製氷皿111の前部と後部に1個所ずつ形成されるものであった。
しかしながら、図15に示すように、第1の縦仕切1113を3つ以上形成してもよい。そして、左右方向に互いに隣り合う横仕切のいずれかの上部に溝を形成してもよい。換言すれば、製氷皿111の左側に関して、後方から順に、上部に溝1111Xが形成された横仕切1111、上部に溝が形成されない横仕切1110を交互に形成してもよい。そして、製氷皿111の右側に関しては、後方から順に、上部に溝が形成されない横仕切1110、上部に溝1111Xが形成された横仕切1111を交互に形成してもよい。これによって、供給された水の拡散スピードは遅くなるが、たとえば扉200を開閉するときに遠心力などによって溝1111Xを通過した水が横仕切1110にぶつかって勢いを失うので、製氷皿111の前端部または後端部から水が飛び出す可能性を低減することができる。
上記の第1~第4の実施の形態のように、製氷皿111の複数の仕切のうちの、いずれかの対向する仕切同士の溝の位置がオフセットされていれば、あるいは、いずれかの対向する仕切同士のいずれかに溝が形成されていなければ、たとえば扉200を開閉するときに遠心力などによって第1の仕切の第1の溝を通過した水が第2の仕切にぶつかって勢いを失うので、製氷皿111の前端部または後端部から水が飛び出す可能性を低減することができる。
<第5の実施形態>
第1の実施の形態においては、カバー部材112L、112Rが、下部材1121L,1121Rと上部材1122L,1122Rとから構成されるものであった。
しかしながら、図16に示すように、カバー部材112L、112Rが、1つの部材であってもよい。そして、カバー部材112L、112Rが、製氷皿111よりも柔らかい部材で構成されている。たとえば、製氷皿111がポリプロピレンで形成され、カバー部材112L、112Rがポリスチレンで形成される。あるいは、カバー部材112L、112Rが、製氷皿111よりも薄く形成されるものであってもよい。これによって、氷ができたあとに、製氷皿111とカバー部材112L,112Rとが回転してねじられた際に、当該氷がカバー部材112L、112Rにひっかからずに、スムーズに貯氷ケース122に落下する。
<第6の実施形態>
第1の実施の形態においては、製氷ケース120の、製氷トレイ110または製氷皿111またはカバー部材112L,112Rと同じ高さの位置の側壁に、左右の開口部121L,121Rが形成される。しかしながら、図17に示すように、製氷ケース120の右側壁の、製氷トレイ110または製氷皿111またはカバー部材112L,112Rよりも高い位置に、右開口部121Rが形成されてもよい。これによって、第1の実施の形態と同様に製氷ケース120内への冷気の導入が促進されて製氷皿111が冷却されやすく構成されている。さらに、比重の重い冷気が高い位置から製氷皿111中の水に直接降り注ぐことで、製氷皿111中の水をより素早く氷とすることができる。
本実施の形態においては、右開口部121Rの下部に、ケース120の内側かつ斜め上方に向けて、カバー1212Rが形成されている。これによって、製氷皿111に水が供給された際に、製氷皿111から跳ね返った当該水が右開口部121Rから外へ飛び出さないように構成されている。
なお同様に、製氷ケース120の左側壁に関しても、製氷トレイ110または製氷皿111またはカバー部材112L,112Rよりも高い位置に、左開口部121Lが形成されてもよい。これによって、製氷皿111が冷却されやすく、また製氷皿111中の水をより素早く氷とするように構成されている。
そして、左開口部121Lの下部に、製氷ケース120の内側かつ斜め上方に向けて、カバーが形成されてもよい。これによって、製氷皿111に水が供給された際に、製氷皿111から跳ね返った当該水が左開口部121Lから外へ飛び出さないように構成されている。
<まとめ>
上述の第1から第6の実施形態では、氷を生成するための製氷皿111と、製氷皿111の左右の端部のそれぞれから上方へ延設される左右の側壁112L,112Rと、を備える製氷トレイ110が提供される。左右の側壁112L,112Rの各々の外周は、製氷皿111の左右の中央を中心Oにした円Cに沿った形状に構成されている。
好ましくは、製氷皿111と左右の側壁112L,112Rは互いに別部材である。左右の側壁112L,112Rが製氷皿111よりも柔らかく構成されている。
好ましくは、左右の側壁112L,112Rの各々は、上部1122L,1122Rが下部1121L,1121Rよりも柔らかく構成されている。
あるいは、上記の製氷トレイ110と、冷凍庫の扉200に取り付け可能であって、製氷皿111を円Cの中心Oを中心にして回動可能に保持するケース120と、を備える製氷ユニット100が提供される。
好ましくは、製氷トレイ110が、製氷皿111の前後の端部のそれぞれから上方へ延設される前後の壁面1115,1116をさらに備える。
好ましくは、前後の壁面1115,1116の各々の外周は、製氷皿111の左右の中央を中心にした円Cに沿った形状に構成されている。
好ましくは、製氷皿111には、供給された水を回転軸方向に複数箇所に仕切るための複数の仕切り1111,1112,1110が形成される。複数の仕切り1111,1112,1110のうちの第1の仕切り1111(1112)の上部に溝1111X(1112X)が形成される。第1の仕切り1111(1112)に対向する第2の仕切り1112(1111),1110には、溝1111X(1112X)に対向する位置に溝が形成されない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
100 :製氷ユニット
110 :製氷トレイ
111 :製氷皿
112L :カバー部材(側壁)
112R :カバー部材(側壁)
115 :回動レバー
116 :当接部材
117 :前部材
118 :後部材
119L :左部材
119R :右部材
120 :製氷ケース
121L :左開口部
121R :右開口部
121X :開口部
122 :貯氷ケース
123 :上カバー
200 :扉
1110 :横仕切
1111 :第1の横仕切
1111X :溝
1112 :第2の横仕切
1112X :溝
1113 :第1の縦仕切
1113X :溝
1114 :第2の縦仕切
1115 :壁面
1116 :壁面
1121L :下部材
1121R :下部材
1122L :上部材
1122R :上部材
1211L :カバー
1211R :カバー

Claims (7)

  1. 氷を生成するための製氷皿と、前記製氷皿の左右の端部のそれぞれから上方へ延設される左右の側壁と、前記製氷皿を囲んで前記製氷皿を回動可能に支持する枠体と、を備える製氷トレイと、
    冷凍庫の扉に取り付け可能であって、前記製氷トレイを保持するケースと、
    を備える製氷ユニットであって、
    前記製氷皿の前記左右の側壁の各々の外周は、前記製氷皿の左右の中央を中心にした円に沿った形状に構成されており、
    前記枠体には、前部から上方に延設される前部材と後部から上方に延設される後部材が設けられて、前記前部材と前記後部材とが前記製氷皿を前記円の中心を中心にして回動可能に支持している、製氷ユニット。
  2. 前記ケースの前壁には開口部が設けられ、
    前記製氷トレイが前記開口部に後部から挿入されて前記ケースに固定された状態で、前記枠体の前記前部材が前記開口部を塞ぐ、請求項1に記載の製氷ユニット。
  3. 前記前部材には、前記前部材内で回動可能に保持されて前記製氷皿に連結される回動レバーが設けられる、請求項2に記載の製氷ユニット。
  4. 前記製氷皿と前記左右の側壁は互いに別部材であって、前記左右の側壁が前記製氷皿よりも柔らかく構成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の製氷ユニット
  5. 前記左右の側壁の各々は、上部が下部よりも柔らかく構成されている、請求項1から4のいずれか1項に記載の製氷ユニット
  6. 前記製氷トレイが、前記製氷皿の前後の端部のそれぞれから上方へ延設される前後の壁面をさらに備える、請求項1から5のいずれか1項に記載の製氷ユニット。
  7. 前記前後の壁面の各々の外周は、前記製氷皿の左右の中央を中心にした円に沿った形状に構成されている、請求項に記載の製氷ユニット。
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