JP7078289B1 - フロント&リアスポイラー・バイザー - Google Patents

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Abstract

【課題】スポイラーの原理を応用し、風を受けても飛ばされ難いフロント&リアスポイラー・バイザーを提供する。【解決手段】頭部に装着される前立部と、前記前立部の下端周縁に沿って取り付けられる庇部と、を有し、前記庇部は、前記前立部の正面から両側部に延び、前記前立部の下端に所定の角度をもって取り付けられるフロントスポイラー部と、前記フロントスポイラー部の両側部からそれぞれ後方に延び、前記フロントスポイラー部の下側に取り付けられるリアースポイラー部と、前記フロントスポイラー部の両側部と前記リアースポイラー部の先端部との重なり部に設けられ、前記前立部下端から前記庇部の周縁部に延びるスリット部と、を具備する。【選択図】図1

Description

本発明は、フロント&リアスポイラー・バイザーに関し、特に、正面、下部、側面からの風に飛ばされないようにしたフロント&リアスポイラー・バイザーに関する。
バイザーの中には、庇が顔を十分に覆い隠せるように大きく作られたものがあり、このようなバイザーは、正面、下部、側面からの風を受けやすく、飛ばされやすいという問題があった。
従来、この種の問題を解決するために、特許文献1に開示された「帽子」が知られている。この特許文献1に開示された「帽子」は、頭部を覆う本体2、本体2の周囲を覆う風防部3aと、この風防部3aの下端の少なくとも一部から外向きに張り出して風防部3aの下端より下方に端部を配するツバ部3bと、を有する外周部3、及び本体2及び外周部3を間隙4aを設けて結合する結合部材4を備え、ツバ部3bの上側に受ける風61は外周部3を下方に押す力71を発生させ、ツバ部3bの下側に入る風62は本体2及び外周部3の間の間隙4aを通って帽子1の上方に抜けることで、風により飛ばされ難いようにした帽子を提供するものである。
しかし、特許文献1に開示された「帽子」は、本体2と外周部3との間を間隙4aを設けて結合部材4で結合する構成を必須としており、バイザーにそのまま適用することはできなかった。
特開2018-204155号公報
そこで、本発明は、スポイラーの原理を応用し、風を受けても飛ばされ難いフロント&リアスポイラー・バイザーを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1の発明のフロント&リアスポイラー・バイザーは、頭部に装着される前立部と、前記前立部の下端周縁に沿って取り付けられる庇部と、を有し、前記庇部は、前記前立部の正面から両側部に延び、前記前立部の下端に所定の角度をもって取り付けられるフロントスポイラー部と、前記フロントスポイラー部の両側部からそれぞれ後方に延び、前記フロントスポイラー部の下側に取り付けられるリアースポイラー部と、前記フロントスポイラー部の両側部と前記リアースポイラー部の先端部との重なり部に設けられ、前記前立部下端から前記庇部の周縁部に延びるスリット部と、を具備し、前記フロントスポイラー部は、該フロントスポイラー部の上面を流れる空気流により該フロントスポイラー部を下方に押さえる力を生じさせ、前記リアースポイラー部は、前記フロントスポイラー部の下面を流れる空気流が前記スリット部を通って該リアースポイラー部の上面を流れ、該リアースポイラー部を下方に押さえる力を生じさせる、ことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記前立部は、弾性体を芯材とする布製の帯状体からなり、前記フロントスポイラー部は、前記帯状体の下端に、水平から45度以上の角度をもって縫製されることを特徴とする。
本発明によれば、頭部に装着される前立部と、前記前立部の下端周縁に沿って取り付けられる庇部と、を有し、前記庇部は、前記前立部の正面から両側部に延び、前記前立部の下端に所定の角度をもって取り付けられるフロントスポイラー部と、前記フロントスポイラー部の両側部からそれぞれ後方に延び、前記フロントスポイラー部の下側に取り付けられるリアースポイラー部と、前記フロントスポイラー部の両側部と前記リアースポイラー部の先端部との重なり部に設けられ、前記前立部から前記庇部の周縁部に延びるスリット部と、を具備して構成され、前記フロントスポイラー部は、該フロントスポイラー部の上面を流れる空気流により該フロントスポイラー部を下方に押さえる力を生じさせ、前記リアースポイラー部は、前記フロントスポイラー部の下面を流れる空気流が前記スリット部を通って該リアースポイラー部の上面を流れ、該リアースポイラー部を下方に押さえる力を生じさせるので、風を受けても飛ばされ難いフロント&リアスポイラー・バイザーを提供することができるという効果を奏する。
図1は、本発明に係るフロント&リアスポイラー・バイザーの一実施例を示す斜視図である。 図2は、図1に示したフロント&リアスポイラー・バイザーの側面図及び正面図である。 図3は、本発明に係るフロント&リアスポイラー・バイザーの動作を説明する図である。
以下、本発明を実施するための実施例について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係るフロント&リアスポイラー・バイザー100の一実施例を示す斜視図であり、図2は、図1に示したフロント&リアスポイラー・バイザー100の側面図(図2(A))及び正面図(図2(B))であり、図3は、本発明に係るフロント&リアスポイラー・バイザー100の動作を説明する図である。
図1乃至図3において、本発明に係るフロント&リアスポイラー・バイザー100は、頭部に装着される前立部10と、前立部10の下端周縁に沿って取り付けられる庇部20と、を有して構成される。
ここで、前立部10は、弾性体を芯材とする、例えば布製の帯状体からなり、弾性体の弾性力を利用して頭部に装着される。
庇部20は、前立部10の正面から両側部に延び、前立部10の下端に所定の角度θをもって取り付けられるフロントスポイラー部21と、フロントスポイラー部21の両側部からそれぞれ後方に延び、フロントスポイラー部21の下側に取り付けられるリアースポイラー部22a及び図示しない22bと、フロントスポイラー部21の両側部とリアースポイラー部22a、22bの先端部とのそれぞれの重なり部に設けられ、前立部10の下端から庇部20の周縁部に延びるスリット部30a及び図示しないスリット部30bと、を具備して構成される。
庇部20の主要部を構成するフロントスポイラー部21は、例えば心材を布で覆った布製から構成され、前立部10の下端に、例えば水平から45度の角度をもって縫製される。
庇部20を他の部分を構成するリアースポイラー部22a、22bもフロントスポイラー部21と同様に、例えば心材を布で覆った布製から構成され、前立部10の下端であり、かつフロントスポイラー部21の下側に、水平から所定の角度をもって縫製される。
このとき、フロントスポイラー部21の両側部とリアースポイラー部22a、22bの先端部とのそれぞれの重なり部には、フロントスポイラー部21の下面に流れ込んだ空気流をリアースポイラー部22a、22bの上面に導くスリット部30a及び30bが形成されている。
上記構成において、このフロント&リアスポイラー・バイザー100の装着時に、図3(A)に示すように、前方からの空気流FWが生じると、この前方からの空気流FWは、図3(B)に示すように、水平から角度θで取り付けられたフロントスポイラー部21にあたり、フロントスポイラー部21にはこのフロントスポイラー部21を下方に押さえる力F1が加わる。
また、フロントスポイラー部21の下面を流れる空気流UWは、フロントスポイラー部21の両側部とリアースポイラー部22a、22bの先端部とのそれぞれの重なり部に設けられたスリット部30a及び30bを通ってリアースポイラー部22a、22bの上面を流れ、これによりリアースポイラー部22a、22bにはこれらリアースポイラー部22a、22bを下方に押さえる力F2が生じる、
なお、上記実施例では、フロントスポイラー部21の水平から角度θを45度にして縫製したが、この角度θを45度以上にしてもよい。
また、前立部10、フロントスポイラー部21及びリアースポイラー部22a、22bを構成する材質も布製だけではなくプラスチック等の他の材質も用いても同様に構成することができる。
また、リアースポイラー部22a、22bの取り付け角度も任意に設定することができる。
このように、本願発明に係るフロント&リアスポイラー・バイザー100では、庇部20の主要部を構成するフロントスポイラー部21の取り付け角度を通常のバイザーよりも大きい水平から45度以上にしたので正面からの空気流(風)に対しては、上記力F1により下に抑えられ、飛ばされることはない。
また、下部及び側面からの空気流(風)に対しては、スリット部30a及び30b及びリアースポイラー部22a、22bの存在によりバイザー全体が力F2で下方に抑えられ、この場合も飛ばされることはない。
なお、風力実験では、風速27km/hまで飛ばされないことを確認した。リアースポイラー部22a、22bの取り付け角度及び取付方法を選択すると風速30km/hでも飛ばされない。一般の自転車の走行では、概ね10km/hで走るとして、風速15km/hとなっても飛ばされることはない。
以上が本発明の一実施例の説明であるが、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内であれば、当業者の通常の創作能力によって多くの変形が可能である。
10…前立部
20…庇部
21…フロントスポイラー部
22a、22b…リアースポイラー部
30a、30b…スリット部
100…フロント&リアスポイラー・バイザー

Claims (2)

  1. 頭部に装着される前立部と、
    前記前立部の下端周縁に沿って取り付けられる庇部と、
    を有し、
    前記庇部は、
    前記前立部の正面から両側部に延び、前記前立部の下端に所定の角度をもって取り付けられるフロントスポイラー部と、
    前記フロントスポイラー部の両側部からそれぞれ後方に延び、前記フロントスポイラー部の下側に取り付けられるリアースポイラー部と、
    前記フロントスポイラー部の両側部と前記リアースポイラー部の先端部との重なり部に設けられ、前記前立部下端から前記庇部の周縁部に延びるスリット部と、
    を具備し、
    前記フロントスポイラー部は、
    該フロントスポイラー部の上面を流れる空気流により該フロントスポイラー部を下方に押さえる力を生じさせ、
    前記リアースポイラー部は、
    前記フロントスポイラー部の下面を流れる空気流が前記スリット部を通って該リアースポイラー部の上面を流れ、該リアースポイラー部を下方に押さえる力を生じさせる、
    ことを特徴とするフロント&リアスポイラー・バイザー。
  2. 前記前立部は、
    弾性体を芯材とする布製の帯状体からなり、
    前記フロントスポイラー部は、
    前記帯状体の下端に、水平から45度以上の角度をもって縫製される
    ことを特徴とする請求項1に記載のフロント&リアスポイラー・バイザー。
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