JP7077773B2 - モータ - Google Patents
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Description
図1に示すように、電動パワーステアリング装置1は、コラムアシスト型であり、基端部にステアリングホイール2を固定したステアリングシャフト3を有し、そのステアリングシャフト3の先端部は、自在継ぎ手4を介して、インターミディエイト5に連結されている。ステアリングシャフト3は、入力軸3aと出力軸3bからなり、円筒状の入力軸3a内に、出力軸3bの一部が貫挿されている。入力軸3aの基端部には、ステアリングホイール2が固定され、出力軸3bの先端部には、自在継ぎ手4が連結されている。また、入力軸3aと出力軸3bの間には、図示しないトーションバーが設けられ、入力軸3aの回転に追従して出力軸3bを回転させるようになっている。
ロータ24は、一対のボールベアリング28にて回転可能に支持された回転軸31と、該回転軸31に外嵌固定され径方向外側に延びる複数のティース32を有する電機子コア33と、ティース32に重ね巻にて巻装された巻線34と、前記回転軸31に外嵌固定され前記給電用ブラシ27が押圧接触される整流子35とを有する。本実施形態のティース32は周方向に22個形成されている。そして、電機子コア33は、コアシートが1枚毎に所定角ずれながら軸方向一端から軸方向他端に向かって積層したスキュー構造である。電機子コア33のスキュー構造は軸方向一端から軸方向他端に向かって360°/(ティース数である22×2)=8.18°だけずれている。なお、図3では、巻線34の図示を省略している。
今、ステアリングホイール2を操作すると、入力軸3aが回転し、入力軸3aと出力軸3bとの間に設けたトーションバーにねじれが生じる。そして、このトーションバーのねじれ角が図示しないトルクセンサにて検出され、入力軸3aにかかる操舵トルクが検出される。そして、その検出された操舵トルクに基づいて、ステアリング操作する際のアシストトルクが算出されて、モータMが駆動制御される。
(1)永久磁石22の径方向内側の面は、軸方向から見て、周方向中央部に形成された中央円弧部22aと、該中央円弧部の周方向両側に形成された側方円弧部22bと、該側方円弧部22bより側方の端部に形成された面取り部22cとを備える。そして、中央円弧部22aの曲率中心X1は、ロータ24(回転軸31)の軸中心Xより遠くに設定され、側方円弧部22bの曲率中心X2は、前記中央円弧部22aの曲率中心X1より遠くに設定されている。よって、例えば、中央円弧部の曲率中心がロータの軸中心Xと同じとされたものに比べて、中央円弧部22aと側方円弧部22bとの境界付近におけるロータ24とのエアギャップの変化が滑らかとなり、コギングを小さくすることができる。
・上記実施形態では、中央円弧部22aが形成される角度範囲Zは、(360°/前記ティース数)×(前記巻線34の跨ぎティース数-2)=49.1°以下を満たすように設定されるとしたが、これに限定されず、角度範囲Zが(360°/前記ティース数)×(前記巻線34の跨ぎティース数-2)を越えるように設定してもよい。
・上記実施形態では、電動パワーステアリング装置1に用いられるモータMに具体化したが、これに限定されず、他の装置に用いられるモータに具体化してもよい。
(イ)前記中央円弧部が形成される角度範囲(Z)は、(360°/前記ティース数)×(前記巻線の跨ぎティース数-2.5)以上を満たすように設定された請求項1~3のいずれか1項に記載のモータ。
Claims (3)
- ヨークハウジング(21)の内周面に複数の永久磁石(22)が固定されてなるステータ(23)と、
前記永久磁石の内側で回転可能に支持されたロータ(24)と
を備えたモータであって、
前記永久磁石の径方向内側の面は、軸方向から見て、周方向中央部に形成された中央円弧部(22a)と、該中央円弧部の周方向両側に形成された側方円弧部(22b)とを備え、前記中央円弧部の曲率中心(X1)は、前記ロータの軸中心(X)より遠くに設定され、前記側方円弧部の曲率中心(X2)は、前記中央円弧部の曲率中心より遠くに設定されたモータ。 - 前記ロータは、径方向に延びる複数のティース(32)を有する電機子コア(33)と、複数の前記ティースに跨って分布巻される巻線(34)とを含むものであって、
前記中央円弧部が形成される角度範囲(Z)は、(360°/前記ティース数)×(前記巻線の跨ぎティース数-2)以下を満たすように設定された請求項1に記載のモータ。 - 前記中央円弧部の曲率中心から前記側方円弧部の曲率中心までの長さ(A)は、前記ロータの軸中心から前記中央円弧部の曲率中心までの長さ(B)よりも長く設定された請求項1又は2に記載のモータ。
Priority Applications (1)
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JP2018098727A JP7077773B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2018098727A JP7077773B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | モータ |
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JP2019205271A JP2019205271A (ja) | 2019-11-28 |
JP7077773B2 true JP7077773B2 (ja) | 2022-05-31 |
Family
ID=68727554
Family Applications (1)
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JP2018098727A Active JP7077773B2 (ja) | 2018-05-23 | 2018-05-23 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP7077773B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004350499A (ja) | 2004-08-27 | 2004-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置用電動機 |
JP2017022935A (ja) | 2015-07-14 | 2017-01-26 | アスモ株式会社 | モータ |
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2018
- 2018-05-23 JP JP2018098727A patent/JP7077773B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2004350499A (ja) | 2004-08-27 | 2004-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | 電動パワーステアリング装置用電動機 |
JP2017022935A (ja) | 2015-07-14 | 2017-01-26 | アスモ株式会社 | モータ |
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JP2019205271A (ja) | 2019-11-28 |
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