JP7077690B2 - 白内障抑制剤 - Google Patents
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Description
即ち、本願発明の概要は以下の通りである。
1. ヒト骨髄間葉系幹細胞の培養上清から抽出されたエキソソームを含む、白内障の抑制剤または治療剤。
2. 点眼剤または眼軟膏剤である、1に記載の白内障の抑制剤または治療剤。
3. 以下の[a]から[e]の工程を含む、1または2に記載の白内障の抑制剤または治療剤の製造方法。
[a]中空糸膜の内表面にヒト骨髄間葉系幹細胞を接着させる工程
[b]前記中空糸膜の内腔および外腔に細胞培養液を灌流し、前記ヒト骨髄間葉系幹細胞を培養する工程
[c]前記ヒト骨髄間葉系幹細胞を培養して得られた培養上清を回収する工程
[d]前記培養上清よりエキソソームを抽出する工程
[e]前記エキソソームをリン酸緩衝生理食塩水に懸濁する工程
本発明において、間葉系幹細胞は、特に限定されるものではないが、骨髄間葉系幹細胞、脂肪組織由来間葉系幹細胞などが好適である。また、プライマリー細胞に限らず、遺伝子改変等によって株化/不死化された間葉系幹細胞も用いることが出来る。動物種も特に限定されず、ヒト、マウス、ラット等のいずれの動物由来のものも使用できる。
本発明において、間葉系幹細胞の培養上清とは、細胞を一定期間(数時間から数日)培養した際に、細胞に直接または半透膜などを介して間接に接触していた培養液を細胞と分離して得られるものを言う。培養液馴化培地、コンディションドメディウム(Conditionedmedium)などと同意である。
本発明において、培養上清の製造に用いる培養液の組成等は、特に限定されない。例えば、Dulbecco’s Modified Eagle Medium(DMEM)、Minimum Essential Medium Eagle, Alpha Modification(αMEM)、Roswell Park Memorial Institute media(RPMI)1640などを基礎培地とし、これに適宜、細胞増殖因子、ホルモン、動物血清などを添加することにより調製されたものが使用できる。
本発明において、培養基材として用いる半透膜は、細胞を半透膜表面に保持でき、溶液や低分子の物質を透過させるような構造を有するものが好ましい。より詳しくは、培養上清成分は半透膜を透過しないが、培養液成分は半透膜を透過する構造(細孔径)を有するものが好ましい。具体的には、培養上清中の特にエキソソーム(およそ30nm~150nm)は膜透過せず、培養液成分であるγ-グロブリン(およそ8.4nm)は膜透過する特性を有する半透膜が好ましい。そうすると、半透膜は、5nm~20nm程度の細孔半径を有する限外ろ過膜を用いるのが好ましい。
本発明において、間葉系幹細胞の培養上清の製造に用いる細胞培養容器は、4つの開口部を有する筒状容器に数本~数万本の中空糸膜を収納し、中空糸膜の両端を筒状容器に液密に接着固定することにより作製することができる。このような細胞培養容器は、単位容積あたりの培養面積を非常に大きくすることができ、また培養操作を簡便化することができるため、効率よく細胞培養を実施することが出来る。
図2は、中空糸膜型細胞培養容器を用いる細胞培養装置の一例を示している。細胞培養容器1の中空糸膜内腔5に連通するエンドポート6aには、導入口40から間葉系幹細胞を含む細胞懸濁液を導入、送液するための流路および培養液貯留容器9から細胞培養液を送液するための流路が接続されている。また、細胞懸濁液と細胞培養液の流路を切替えられるように流路の途中にバルブ20が設けられている。また、前記細胞培養容器1の中空糸膜内腔5に連通するエンドポート6bには、培養後の培養上清を排出するための流路が接続されており、流路の途中には流量調整用のバルブ21および送液ポンプ31、培養上清回収容器11または排出口50への流路を切替えるためのバルブ22が設けられている。一方、細胞培養容器1の中空糸膜外腔4に連通するサイドポート7aには、培養液貯留容器8から中空糸膜外腔4に培養液を送液するための流路が接続されている。また、中空糸膜外腔4に連通するサイドポート7bには、培養液を排出するための流路が接続されており、流路の途中には送液ポンプ30が設けられており、排出された培養液を回収するための回収容器10に接続されている。なお、本発明において、少なくとも培養液貯留容器8、9および流路、細胞培養容器1はCO2インキュベーター内に設置されていることが好ましい。
間葉系幹細胞を培養する場合、細胞培養容器の中空糸膜内腔に細胞懸濁液を導入して間葉系幹細胞を中空糸膜表面に播種した後、中空糸膜内腔と外腔の両方に細胞培養液を流すことにより培養環境を整えながら間葉系幹細胞を培養する。すると、間葉系幹細胞は、培養液中に種々の分泌物(タンパク質、サイトカイン、エキソソーム)を放出するので、細胞培養液とともにこれらの分泌物を回収する。
純水で充分に湿潤状態にした中空糸膜数十本を約5mmにカットし、ろ紙で余分な水分を取り除き、密閉パンにつめ、DSC(示差走査熱量計 Perkin-Elmer社製DSC-7)で融解曲線を測定する。測定は、-45℃~15℃の範囲を昇温速度2.5℃/minで実施する。細孔に存在する水は基材の影響を受けて凝固点降下し、自由水(0℃付近で融解)とは異なるところ(自由水よりも低い温度領域)でピークを示す。凝固点降下している部分のピークとベースラインとで囲まれる領域の融解熱量(ΔHp)を求め、水の単位重量あたりの融解熱量(ΔHm)から細孔水量(Wp)を算出する。DSC測定したサンプルを絶乾し、蒸発した水分の重量(全水分量 Wt)を求める。これらの値からVp(細孔体積空孔率)を次式によって算出する。
Wp=ΔHp/ΔHm
Vp(%)=Wp/(Wt+Mp/ρp)×100
Mp:ポリマー重量
ρp:ポリマー比重
上記のようにして得られた融解曲線から、凝固点降下した方のピークのピークトップを読み取り、細孔中の水の毛管凝縮による凝固点(氷点)降下度から次式を用いて簡易的に細孔半径(r)を算出することができる。
r(nm)=氷点降下度(℃)/164×10
3mmφの孔を空けた2mm厚のSUS小板を用い、孔に適量の湿潤中空糸膜を詰めてカットすることで、中空糸膜の断面を露出させたサンプルホルダーを作成した。これをNikon製顕微鏡(ECLIPSE LV100)のステージに設置した後、Nikon製 画像処理装置(DIGITAL SIGHT DS-U2)およびCCDカメラ(DS-Ri1)を起動させた。画像解析ソフトとしてNIS Element D3.00 SP6を用い、画面に映る中空糸膜断面の外径および内径を、該解析ソフトの計測機能を用いて測定することで中空糸膜の外径および内径を算出した。
ポリエーテルスルホン(BASF社製Ultrason(登録商標)6020P)26.5wt%、ビニルピロリドン/酢酸ビニル共重合体(BASF社製Luvitec(登録商標)VA64)1wt%、N-メチル-2-ピロリドン(NMP、三菱化学社製)39.9wt%、トリエチレングリコール(TEG、三井化学社製)32.6wt%を55℃で混合、溶解し均一な溶液を得た。得られた製膜溶液を二重管ノズルの環状部から、中心部から芯液としてNMP42.75wt%、TEG52.25wt%、RO水5wt%の混合液を吐出し、エアギャップを経て、NMP27wt%、TEG33wt%、RO水40wt%の混合液からなる外部凝固液を満たした凝固浴に導いた。この際、ノズル温度は50℃、外部凝固液の温度は30℃に設定した。凝固浴から引き出した後に55℃の水洗槽を走行させて洗浄を実施し、巻取り機で巻き取った。巻き取った中空糸膜は、本数100本、長さ30cmの中空糸膜束とし、85℃のRO水に直立状態で浸漬して洗浄処理を行った。その後、40℃の温水を入れた高圧蒸気滅菌機に水没させ、140℃×20minの条件で高圧熱水処理を行った。その後、庫内温度35℃でマイクロ波乾燥を行った。前記高圧熱水処理及びマイクロ波乾燥を3回繰り返し、中空糸膜1を作製した。得られた中空糸膜1の内径は230μm、外径は310μm、膜厚は40μmであった。また、平均細孔半径は5nmであった。
セルローストリアセテート(ダイセル化学社製)18wt%、NMP57.4wt%、TEG24.6wt%を混合、溶解し製膜溶液を得た。得られた製膜溶液を二重管ノズルの環状部から、芯液として流動パラフィンを中心部から吐出し、エアギャップを経て、NMP14wt%、TEG6wt%、RO水80wt%の混合液からなる外部凝固液を満たした凝固浴に導いた。この際、ノズル温度は105℃、外部凝固液の温度は40℃に設定した。凝固浴から引き出した後に30℃の水洗槽を走行させて洗浄を実施し、50℃、60wt%のグリセリン浴を通過させ、乾燥して巻取り機に巻き取った。得られた中空糸膜2の内径は240μm、外径は276μm、膜厚は18μmであった。また、平均細孔径は18nmであった。
セルローストリアセテート(ダイセル化学社製)19.5wt%、NMP57.75wt%、TEG24.75wt%を混合、溶解し製膜溶液を得た。得られた製膜溶液を二重管ノズルの環状部から、芯液として流動パラフィンを中心部から吐出し、エアギャップを経て、NMP14wt%、TEG6wt%、RO水80wt%の混合液からなる外部凝固液を満たした凝固浴に導いた。この際、ノズル温度は105℃、外部凝固液の温度は40℃に設定した。凝固浴から引き出した後に30℃の水洗槽を走行させて洗浄を実施し、50℃、60wt%のグリセリン浴を通過させ、乾燥して巻取り機に巻き取った。得られた中空糸膜3の内径は250μm、外径は300μm、膜厚は25μmであった。また、平均細孔径は11nmであった。
内表面に予めコラーゲン(新田ゼラチン)をコートした中空糸膜1を用いて図1に示す細胞培養容器を作製した。また、得られた細胞培養容器を用いて図2に示す細胞培養装置を構成し、CO2インキュベーター内に設置し、本実験を行った。ヒト骨髄間葉系幹細胞(CELL APPLICATIONS Inc.)を培養液に懸濁した溶液を中空糸膜内腔に注入(播種細胞数は、5.0×10^5cells/モジュール)した。このとき、細胞培養容器内の総培養面積(中空糸膜の内径基準の膜面積)は108cm2であることから細胞播種密度は、約4630cells/cm2と計算された。培養液は、培養開始(細胞播種)から96時間後までは、10%ウシ胎児血清(ライフテクノロジーズ)を添加したDMEMGlutaMAX(ライフテクノロジーズ)を用い、培養上清を採取する96時間以降は、MF-medium(間葉系幹細胞増殖培地、東洋紡)を用いた。
中空糸膜2を用いた以外は、実施例1と同様にして細胞培養実験を行った。なお、細胞培養容器内の総培養面積(中空糸膜の内径基準の膜面積)は113cm2であることから、細胞播種密度は約4425cells/cm2と計算された。
培養から168時間後に細胞をトリプシンで消化、剥離回収し、細胞数をカウントした結果、1.1×10^7個の細胞が回収され、増殖率は22倍であった。
中空糸膜3を用いた以外は、実施例1と同様にして細胞培養実験を行った。なお、細胞培養容器内の総培養面積(中空糸膜の内径基準の膜面積)は118cm2であることから、細胞播種密度は約4237cells/cm2と計算された。
培養から168時間後に細胞をトリプシンで消化、剥離回収し、細胞数をカウントした結果、1.5×10^7個の細胞が回収され、増殖率は30倍であった。
4枚のコラーゲンコートシャーレ(培養面積55cm2、旭テクノガラス)にヒト骨髄間葉系幹細胞(CELLAPPLICATIONS Inc.)を細胞播種密度が約5100cells/cm2となるよう播種した。培養液は、実施例1と同様に、細胞を播種してから96時間までは、10%ウシ胎児血清(ライフテクノロジーズ)を添加したDMEMGlutaMAX(ライフテクノロジーズ)を用い、96時間以降はMF-medium(間葉系幹細胞増殖培地、東洋紡)に培地を交換して培養した。
(白内障モデルラットの準備)
2型糖尿病で白内障を発症するモデルラット、SDJ/Jclラット(日本クレア)のオスを15週齢で入手し、馴化の後、20週齢より実験に供した。実験は、各群5匹とし、計3群で実施した。
各実施例にて回収した培養上清および細胞に接触していない新しい培養液(MF-medium、東洋紡)を、それぞれSDJ/Jclラットの両眼へ点眼投与した(各群5匹)。即ち、各培養上清および培養液を、マイクロピペットを使用してラットの片目あたり10μLずつ点眼(投与)した。点眼は1日1回実施し、ラットが20週齢から40週齢になるまでの20週間、毎日実施した。
(培養上清からのエキソソーム抽出)
実施例で得られた各培養上清からエキソソームを抽出した。エキソソームの抽出には、MagCapture TMExosome IsolationKit PS(和光純薬工業、型番:293-77601)を用いた。それぞれ、得られたエキソソームは、元の培養上清と等量のリン酸緩衝生理食塩水(PBS)に懸濁して用いた。また、細胞と接触させていない新しい培養液(MF-medium、東洋紡)からも同様にエキソソームの抽出操作を行ったものを対照群への投与用として準備した。
前記調製したエキソソームを含むPBS(対照群を含む3種類)溶液を、マイクロピペットを使用してラットの片目あたり10μLずつ点眼(投与)した。点眼は1日1回、ラットが20週齢から40週齢になるまでの20週間、毎日実施した。
(水晶体濁度の観察およびスコア化)
前記実験1および2において、培養上清またはエキソソームの投与中、週に1回、ラットの両眼に1%硫酸アトロピンを点眼して散瞳させた状態で水晶体の観察を行った。観察時には、ジエチルエーテルで吸入麻酔をかけ、検眼鏡(ウェルチ・アレン製)等で濁度や濁りの発生部位等を詳細に観察し、表1に示す分類の通りスコア化した。
2 容器
3 半透膜(中空糸膜)
4 中空糸膜外腔
5 中空糸膜内腔
6a、6b エンドポート
7a、7b サイドポート
8、9 培養液貯留容器
10 回収容器
11 培養上清回収容器
20、21、22 バルブ
30、31 送液ポンプ
40 導入口
50 排出口
Claims (3)
- ヒト骨髄間葉系幹細胞の培養上清から抽出されたエキソソームを含む、白内障の抑制剤または治療剤。
- 点眼剤または眼軟膏剤である、請求項1に記載の白内障の抑制剤または治療剤。
- 以下の[a]から[e]の工程を含む、請求項1または2に記載の白内障の抑制剤または治療剤の製造方法。
[a]中空糸膜の内表面にヒト骨髄間葉系幹細胞を接着させる工程
[b]前記中空糸膜の内腔および外腔に細胞培養液を灌流し、前記ヒト骨髄間葉系幹細胞を培養する工程
[c]前記ヒト骨髄間葉系幹細胞を培養して得られた培養上清を回収する工程
[d]前記培養上清よりエキソソームを抽出する工程
[e]前記エキソソームをリン酸緩衝生理食塩水に懸濁する工程
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