JP7077056B2 - リスク評価装置およびリスク評価方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、リスク評価装置およびリスク評価方法に関する。
患者などの被検体を撮影するモダリティとして、たとえばX線CT(Computed Tomography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置、X線診断装置、核医学診断装置などが知られている。これらのモダリディのそれぞれには、禁忌とされる物がある。
たとえば、MRI装置では、非常に強い磁場中に被検体が載置されるため、被検体に取り付けられた金属などの磁性体は禁忌物とされる。また、X線源を用いて撮影を行なうX線診断装置やX線CT装置では、被検体に金属が取り付けられているとX線画像にアーチファクトが生じてしまい画質が劣化することが知られており、この種のモダリティでは金属は禁忌物とされる。また、造影剤のアレルギーをもつ患者に対して造影剤を用いた検査を行うことは避けることが望ましい。
このため、撮影に際しては、患者に金属などの禁忌物が含まれていないか、造影剤検査は禁忌検査である、などの禁忌に関する情報を、患者ごとに撮影前に確認することが重要である。
しかし、モダリティでの撮影に際して、患者に金属が取り付けられているか否かを確認するために、患者本人や患者の家族に毎回直接問診することは煩雑である。また、患者が救急で病院に搬送され、患者本人の意識がない場合など、撮影に際して患者等に直接問診することができない場合もある。この場合、撮影実行者は、禁忌物によって撮影において生じ得る患者の危険のリスクや画質低下のリスクなどを把握することが難しい。
特開2010-194101号公報
本発明が解決しようとする課題は、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を自動的に取得し、撮影におけるリスクを自動的に評価することができるリスク評価装置およびリスク評価方法を提供することである。
本発明の一実施形態に係るリスク評価装置は、上述した課題を解決するために、被検体の撮影を要求するオーダ情報を取得するオーダ情報取得部と、前記被検体に取り付けられた禁忌物の情報を取得する禁忌物情報取得部と、前記被検体を前記オーダ情報に従って撮影するリスクを前記被検体に取り付けられた前記禁忌物の情報にもとづいて評価する評価部と、前記評価部による評価結果にもとづく情報を出力する出力部と、を備えたものである。
本発明の第1実施形態に係るリスク評価装置を含むリスク評価システムの一例を示すブロック図。 第1実施形態に係る処理回路のプロセッサによる実現機能例を示す概略的なブロック図。 金属情報DBの一例を示す説明図。 オーダ別禁忌情報DBの一例を示す説明図。 第1実施形態に係る処理回路のプロセッサにより、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を自動的に取得し、撮影におけるリスクを自動的に評価する際の手順の一例を示すフローチャート。 図5のステップS20で実行される、金属情報DBを用いた検査リスク評価処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャート。 リスク評価画像の一例を示す説明図。 第2実施形態に係る処理回路のプロセッサによる実現機能例を示す概略的なブロック図。 第2実施形態に係る処理回路のプロセッサにより、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を自動的に取得し、撮影におけるリスクを自動的に評価するとともに、金属情報DBを生成する際の手順の一例を示すフローチャート。 図9のステップS1で実行される、金属情報DBへの登録処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャート。 第3実施形態に係る処理回路のプロセッサにより、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を自動的に取得し、撮影におけるリスクを自動的に評価するとともに、あらかじめ金属情報DBを生成してリスク評価リストを生成する際の手順の一例を示すフローチャート。 図11のステップS40で実行される第2の検査リスク評価処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャート。 リスク評価リストの一例を示す説明図。 図11のステップS60で実行される第2の警告処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャート。
本発明に係るリスク評価装置およびリスク評価方法の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。なお、以下説明する実施形態に係るリスク評価装置は、たとえば放射線科情報システム(RIS:Radiology Information System)によって実現することができる。
(第1の実施形態)
図1は、リスク評価装置11を含むリスク評価システム10の一例を示すブロック図である。
リスク評価システム10は、図1に示すように、RIS等で実現されるリスク評価装置11,12と、医用画像保管通信システム(PACS:Picture Archiving and Communication System)13と、病院情報システム(HIS:Hospital Information System)14とを有する。
リスク評価装置11,12は、たとえば1つずつ病院に設置され、RISによって実現される。なお、リスク評価装置11,12はそれぞれ同等の構成および作用を有するため、以下リスク評価装置11について説明し、リスク評価装置12の説明を省略する。
PACS13は、医用画像の長期保管用の画像サーバを含み、各種モダリティやリスク評価装置11とネットワークを介してデータ送受信可能に接続される。HIS14は、検査のオーダを受け付け、リスク評価装置11に与える。
リスク評価装置11は、入力回路21、ディスプレイ22、記憶回路23、ネットワーク接続回路24、処理回路25、金属情報データベース(以下、金属情報DBという)31、オーダ別禁忌情報データベース(以下、オーダ別禁忌情報DBという)32、および検査情報データベース(検査情報DB)33を有する。
なお、金属情報DB31、オーダ別禁忌情報DB32、検査情報DB33は、リスク評価装置11に備えられずともよい。この場合、金属情報DB31、オーダ別禁忌情報DB32、検査情報DB33は、リスク評価装置11とネットワークを介してデータ送受信可能に接続されるとよい。
入力回路21は、たとえばトラックボール、スイッチボタン、マウス、キーボード、テンキーなどの一般的な入力装置により構成され、ユーザの操作に対応した操作入力信号を処理回路25に出力する。ディスプレイ22は、たとえば液晶ディスプレイやOLED(Organic Light Emitting Diode)ディスプレイなどの一般的な表示出力装置により構成される。
記憶回路23は、磁気的もしくは光学的記録媒体または半導体メモリなどの、プロセッサにより読み取り可能な記録媒体を含んだ構成を有し、たとえば処理回路25が利用するプログラムを記憶する。
ネットワーク接続回路24は、ネットワークの形態に応じた種々の情報通信用プロトコルを実装する。ネットワーク接続回路24は、この各種プロトコルに従ってリスク評価装置11と他の電気機器とを接続する。ここでネットワークとは、電気通信技術を利用した情報通信網全般を意味し、病院基幹LAN(Local Area Network)などの無線/有線LANやインターネット網のほか、電話通信回線網、光ファイバ通信ネットワーク、ケーブル通信ネットワーク、衛星通信ネットワークなどを含む。
また、ネットワーク接続回路24は、他のリスク評価装置12やPACS13、HIS14などの他の機器と、たとえばDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)などの医用画像規格に準拠した通信を行うことができる。この場合、金属情報DB31およびオーダ別禁忌情報DB32は、たとえばAIMとDICOMを組み合わせたAIM DICOM Structured Reporting (DICOM SR)などに準拠した形式で、登録されるデータを保存してもよい。
処理回路25は、記憶回路23に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を自動的に取得し、撮影におけるリスクを自動的に評価するための処理を実行するプロセッサである。
図2は、処理回路25のプロセッサによる実現機能例を示す概略的なブロック図である。図2に示すように、処理回路25のプロセッサは、オーダ情報取得機能41、禁忌物情報取得機能42、リスク評価機能43、警告出力機能44、および追加情報受付機能45を実現する。これらの各機能はそれぞれプログラムの形態で記憶回路23に記憶されている。
なお、本実施形態では、リスク評価装置11の処理回路25により各機能41-45が実現される場合の例について説明するが、RIS等で実現されるリスク評価装置11のこれらの機能41-45の一部は、ネットワークに接続された院内サーバ、クラウドコンソール、ワークステーションなどの、リスク評価装置11とは独立した、プロセッサおよび記憶回路を少なくとも有した外部の装置によって実現されてもよい。
オーダ情報取得機能41は、被検体の撮影を要求するオーダ情報を取得する。具体的には、オーダ情報取得機能41は、たとえばHIS14から検査の予約情報である検査オーダの発行要求を受け付け、受け付けた検査オーダに応じて検査情報DB33を参照して、オーダ情報を取得する。オーダ情報には、撮影対象となる被検体の情報のほか、たとえば撮影するモダリティ、検査プロトコル、撮影部位の情報などが含まれる。
なお、検査情報DB33はHIS14が有してもよく、この場合はHIS14が具体的なオーダ情報を発行し、このオーダ情報をオーダ情報取得機能41が取得してもよい。また、この場合、HIS14の持つオーダ情報の種類とリスク評価装置11の持つオーダ情報の種類とがあらかじめ関連付けられている場合は、HIS14から受けたオーダ情報に応じて、当該オーダ情報に対応するオーダ情報をオーダ情報取得機能41が発行してもよい。
禁忌物情報取得機能42は、金属情報DB31から、被検体に取り付けられた、あらかじめ定められた禁忌物の情報を取得する。
図3は、金属情報DB31の一例を示す説明図である。金属情報DB31は、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を、被検体の情報(たとえば患者ID)とX線画像の画像情報(たとえば画像ID)に関連付けて記憶する。
金属情報DB31に記憶される禁忌物の情報には、被検体に取り付けられた金属の情報が含まれる。金属の情報は、たとえば金属の取り付けられた解剖学的位置、金属のサイズ、形状、金属の製品情報(製品名、製品番号)などを含む。これらの金属の情報は、たとえば、あらかじめ被検体をX線撮像して生成されたX線画像を画像解析することにより得られる。金属情報DB31において禁忌物の情報に関連付けられる画像情報は、当該金属の情報が生成されたX線画像の画像情報である。ここで、X線画像とは、被検体を透過したX線にもとづいて生成された画像をいう。X線画像には、X線TV装置やX線アンギオ装置、乳房X線撮影装置などのX線診断装置による撮像にもとづくX線透視画像やトモシンセシス画像と、X線CT装置による撮像にもとづくX線CT画像とが含まれる。
また、金属情報DB31に記憶される禁忌物の情報に関連付けられる画像情報には、画像解析によって金属が抽出されたX線画像の撮影日時や、X線画像を撮影したモダリティの情報などの、X線画像の付帯情報が含まれてもよい。画像解析によって金属が抽出されたX線画像の撮影日時の情報は、当該金属が被検体に取り付けられた時期を示す情報として利用することができる。
なお、金属情報DB31は、広く禁忌物記憶部として用いられてもよく、この場合、たとえば被検体の造影剤アレルギーの情報などの金属以外の禁忌情報を記憶していてもよい。
リスク評価機能43は、禁忌物情報取得機能42が取得した、被検体に取り付けられた禁忌物の情報にもとづいてオーダ別禁忌情報DB32を検索し、被検体をオーダ情報に従って撮影するリスクを評価する。
図4は、オーダ別禁忌情報DB32の一例を示す説明図である。オーダ別禁忌情報DB32は、被検体によらずにあらかじめ作成されるデータベースである。なお、図4において「*」は任意の文字列を表すワイルドカードを示す。
オーダ別禁忌情報DB32は、オーダ情報と、金属情報(X線高吸収領域の情報)と、リスクに対応するアクションと、を互いに関連付けたリスク評価情報を記憶する。オーダ情報には、モダリティ、検査プロトコル、および撮影部位の情報が含まれる。金属情報は、X線高吸収領域の情報であり、金属情報には、解剖学的位置、対象サイズ下限、金属の製品の情報(対象とする医療機器・治具を特定する情報)、画像解析によって金属が抽出されたX線画像の撮影日時の情報などのX線画像の付帯情報(対象時期)が含まれる。
警告出力機能44は、リスク評価機能43による評価結果にもとづく情報を示すリスク評価画像を生成してディスプレイ22に画像表示し、あるいは図示しないスピーカを介して当該情報を音声出力する。
追加情報受付機能45は、リスク評価画像に含まれた禁忌物がすでに除去されている旨の情報(以下、除去フラグという)、または、リスク評価画像に含まれた禁忌物がオーダ情報に従った撮影においては無視できる旨の情報(以下、無視フラグ)を、ユーザから入力回路21を介して受け付ける。
次に、リスク評価装置11を含むリスク評価システム10の動作の一例について説明する。なお、以下の説明では、金属情報DB31が金属の情報のみを禁忌情報として登録しており、造影剤アレルギーの情報等の金属以外の禁忌情報は登録されていない場合の例を示す。
図5は、処理回路25のプロセッサにより、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を自動的に取得し、撮影におけるリスクを自動的に評価する際の手順の一例を示すフローチャートである。図5において、Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。
まず、ステップS10において、オーダ情報取得機能41は、HIS14から受け付けた検査オーダの発行要求を受け付け、受け付けた検査オーダに応じて検査情報DB33を参照して、オーダ情報を取得する。
次に、ステップS20において、処理回路25の機能42-45は、金属情報DB31およびオーダ別禁忌情報DBを用いてオーダ情報に従って撮影をした場合のリスクを評価し、リスク評価結果に応じた情報を出力する処理(検査リスク評価処理)を実行する。
以上の手順により、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を金属情報DB31から自動的に取得し、オーダ情報に従って撮影をした場合におけるリスクを自動的に評価することができる。
図6は、図5のステップS20の一例を示すサブルーチンフローチャートである。
ステップS10でオーダ情報が取得されると、ステップS21において、禁忌物情報取得機能42は、金属情報DB31から、被検体に取り付けられた、あらかじめ定められた禁忌物としての金属の情報を取得する。
なお、被検体に関連付けられた金属の情報が金属情報DB31に登録されていない場合は、禁忌に係るリスク評価結果に応じた情報を出力する処理(警告処理)を行う必要はなく、一連の手順を終了してもよい。
次に、ステップS22において、リスク評価機能43は、オーダ情報取得機能41が取得したオーダ情報と、オーダ情報に含まれた被検体に関連付けられて金属情報DB31に登録された金属情報と、を用いてオーダ別禁忌情報DB32を検索し、被検体に関連付けられて金属情報DB31に登録された金属情報ごとに、リスクを評価する。図6に示すオーダ別禁忌情報DB32は、リスク評価に対応するアクションを登録しているため、リスク評価機能43は、リスクの評価に相当する動作としてアクションの抽出を行なう。
次に、ステップS23において、警告出力機能44は、リスク評価機能43による評価結果にもとづく情報を示すリスク評価画像を生成してディスプレイ22に画像表示し、あるいは図示しないスピーカを介して当該情報を音声出力する。たとえば、警告出力機能44は、リスク評価機能43が抽出したアクションにもとづいてリスク評価画像を生成してディスプレイに表示する。
図7は、リスク評価画像の一例を示す説明図である。
警告出力機能44は、オーダ情報に含まれた被検体に関連付けられて金属情報DB31に登録された金属情報ごとに、リスク評価機能43によるリスク評価結果をリスト表示する。また、図7に示すように、警告出力機能44は、それぞれの金属が取り付けられた解剖学的位置に対応する人体モデル上の位置に、それぞれの金属のリスク評価結果をマッピングすることにより、リスク評価画像を生成し、ディスプレイ22に表示させる。
次に、ステップS24において、追加情報受付機能45は、金属ごとに、除去フラグ(図7の「除去済み」参照)や無視フラグ(図7の「無視OK」参照)、金属に対するユーザの意見などを含む備考などを、ユーザから入力回路21を介して受け付ける。これらのフラグの情報および備考の情報(以下、追加情報という)は、次回以降のリスク評価において利用することができるように、金属情報DBの金属情報に関連付けられるとよい(ステップS25)。
なお、図7に示すように、同一の被検体に対して複数の金属情報がある場合は、オーダ情報に含まれる撮影部位によらず、すべての金属情報についてのリスク評価を行ってもよい。この場合、警告出力機能44は、オーダ情報に含まれた撮影部位に取り付けられた金属情報に対するリスク評価を他のリスク評価よりも強調するように、リスク評価画像を生成してもよい(図7の「リスク評価結果:撮影禁止」参照)。
また、処理回路25は、金属情報DB31に金属情報が登録されていない場合には、たとえば他の病院に設置されてリスク評価装置11と同等の構成および作用を有する他のリスク評価装置12が備えた金属情報DBを検索して、当該金属情報DBに被検体に関連付けられた金属情報があれば、この金属情報を用いて図6に示す処理を実行してもよい。
本実施形態に係るリスク評価装置11は、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を金属情報DB31から自動的に取得し、オーダ情報に従って撮影をした場合におけるリスクを自動的に評価することができる。このため、禁忌物の情報を取得するために患者本人や患者の家族に直接問診する必要がないため、患者が救急で病院に搬送され、患者本人の意識がない場合など、撮影に際して患者等に直接問診することができない場合であっても、容易かつ迅速に禁忌物の情報を取得することができる。
したがって、本実施形態に係るリスク評価装置11によれば、患者に対して禁忌な検査を実施してしまうリスクを大きく低減することができる。
また、オーダ別禁忌情報DB32の内容は被検体によらない。このため、オーダ別禁忌情報DB32は内容を柔軟に更新可能であり、たとえば最新のモダリティが市場に投入されても容易に追記対応可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係るリスク評価装置11およびリスク評価方法の第2実施形態について説明する。
図8は、第2実施形態に係る処理回路25のプロセッサによる実現機能例を示す概略的なブロック図である。
この第2実施形態に示すリスク評価装置11は、金属情報DB31を作成する機能を持つ点で第1実施形態に示すリスク評価装置11と異なる。他の構成および作用については第1実施形態に係るリスク評価装置11と実質的に異ならないため、同じ構成には同一符号を付して説明を省略する。
換言すれば、上記の第1実施形態においては、金属情報DB31の生成に係る構成は必ずしもリスク評価装置11に設けられずともよく、たとえばPACS13に設けられてもよい。
図8に示すように、処理回路25のプロセッサは、図2に示す機能41-45のほか、画像取得機能51、抽出機能52、位置解析機能53、製品解析機能54、および登録機能55を実現する。これらの各機能はそれぞれプログラムの形態で記憶回路23に記憶されている。
画像取得機能51は、PACS13から被検体のX線画像を取得する。抽出機能52は、被検体のX線画像のX線高吸収領域を、被検体に取り付けられた金属(禁忌物)として抽出する。
位置解析機能53は、被検体のX線画像を画像解析することにより、金属として抽出されたX線高吸収領域の被検体における解剖学的位置(図6の「対象解剖学的位置」参照)を解析する。
製品解析機能54は、被検体のX線画像を画像処理することにより、金属として抽出されたX線高吸収領域のサイズ等を含む形状を推定し、X線高吸収領域に対応する製品(図6の「対象とする医療機器・治具を特定する情報」参照)を解析する。
登録機能55は、禁忌物として抽出された金属の位置解析機能53による解析結果と、製品解析機能54による解析結果とを、X線画像の撮影日時を含む付帯情報とともに被検体の情報に関連付けて、金属情報DB31に登録する。
図9は、第2実施形態に係る処理回路25のプロセッサにより、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を自動的に取得し、撮影におけるリスクを自動的に評価するとともに、金属情報DB31を生成する際の手順の一例を示すフローチャートである。図9において、Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。
ステップS1において、処理回路25の機能51-55は、被検体のX線画像から抽出した金属情報を金属情報DB31へ登録する処理を実行する。
ステップS10およびステップS20における処理は、図5を参照して上述したとおりであるため説明を省略する。
以上の手順により、第1実施形態に係るリスク評価装置11と同様に、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を金属情報DB31から自動的に取得し、オーダ情報に従って撮影をした場合におけるリスクを自動的に評価することができるとともに、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を金属情報DB31にあらかじめ自動的に登録しておくことができる。
図10は、図9のステップS1で実行される、金属情報DB31への登録処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャートである。
まず、ステップS11において、画像取得機能51は、X線画像がPACS13に登録されると、PACS13から被検体のX線画像を取得する。
次に、ステップS12において、抽出機能52は、X線画像のX線高吸収領域を、被検体に取り付けられた金属(禁忌物)として抽出する。
次に、ステップS13において、位置解析機能53は、被検体のX線画像を画像解析することにより、金属として抽出されたX線高吸収領域の被検体における解剖学的位置を解析する。
次に、ステップS14において、製品解析機能54は、被検体のX線画像を画像処理することにより、金属として抽出されたX線高吸収領域のサイズ等を含む形状を推定し、X線高吸収領域に対応する製品を解析する。
次に、ステップS15において、登録機能55は、禁忌物として抽出された金属の位置解析機能53による解析結果と、製品解析機能54による解析結果とを、X線画像の撮影日時を含む付帯情報とともに被検体の情報に関連付けて、金属情報DB31に登録する。この結果、金属情報DB31に登録される金属情報は上述のとおり、解剖学的位置の情報、金属のサイズ等の形状、金属の製品の情報、X線画像の付帯情報を含むことができる。
以上の手順により、X線画像がPACS13に登録されるごとに、被検体の情報に関連付けられた金属情報を金属情報DB31に登録することにより、金属情報DB31を生成することができる。
なお、図10に示す手順は、ステップS10でオーダ情報を受け付けたタイミングで実行されてもよい。すなわち、図9に示す手順のステップS1とステップS10の実行順は逆であってもよい。この場合、画像取得機能51は、オーダ情報に含まれた被検体の情報にもとづいて、被検体のX線画像をPACS13から取得する。そして、機能52-55は、この取得したX線画像に対して図10のステップS12-15に示す処理を実行する。また、図10に示す手順をステップS10でオーダ情報を受け付けたタイミングで実行する場合、画像取得機能51は、被検体のX線画像のうち、金属情報DB31にすでに当該X線画像の画像情報や付帯情報に関連付けられて金属情報が登録されているX線画像については、処理の重複を防ぐために、PACS13からの取得を行わないとよい。
第2実施形態に係るリスク評価装置11によっても、第1実施形態に係るリスク評価装置11と同様の効果を奏する。また、第2実施形態に係るリスク評価装置11によれば、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を、金属情報DB31にあらかじめ自動的に登録しておくことができる。このため、患者等への問診作業を経て手動で金属情報DB31を作成する場合に比べて、非常に容易かつ迅速に金属情報DB31を作成することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係るリスク評価装置11およびリスク評価方法の第3実施形態について説明する。
この第3実施形態に示すリスク評価装置11は、オーダ情報を受け付ける前に、あらかじめ金属情報DB31を生成するとともに、オーダ別禁忌情報DB32を用いて金属情報ごとにリスク評価リストを生成しておく点で、第2実施形態に係るリスク評価装置11と異なる。他の作用については第1実施形態に係るリスク評価装置11と実質的に異ならないため、重複する説明は省略する。
第3実施形態に係るリスク評価リストは、被検体ごとに生成される。一方、第1および第2実施形態で説明したリスク評価DBは、被検体によらないデータベースである。
図11は、第3実施形態に係る処理回路25のプロセッサにより、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を自動的に取得し、撮影におけるリスクを自動的に評価するとともに、あらかじめ金属情報DB31を生成してリスク評価リストを生成する際の手順の一例を示すフローチャートである。図11において、Sに数字を付した符号はフローチャートの各ステップを示す。
ステップS1において図9に示す手順と同様に金属情報DB31への登録処理を実行した後、ステップS40において、リスク評価機能43は、オーダ別禁忌情報DB32を用いてリスク評価リストを生成する処理(第2の検査リスク評価処理)を実行する。
次に、ステップS50において、図5および図9に示す手順のステップS10と同様に、オーダ情報取得機能41は、HIS14から受け付けた検査オーダの発行要求を受け付け、受け付けた検査オーダに応じて検査情報DB33を参照して、オーダ情報を取得する。
次に、ステップS60において、処理回路25の機能42-45は、リスク評価リストを用いて、オーダ情報に従って撮影をした場合のリスクに応じた警告処理(第2の警告処理)を実行する。
図12は、図11のステップS40で実行される第2の検査リスク評価処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャートである。また、図13は、リスク評価リストの一例を示す説明図である。
ステップS1において金属情報DB31に被検体の情報と金属情報とが関連付けられて格納されると、ステップS41において、リスク評価機能43は、金属情報DB31に登録された金属情報にもとづいて、リスク評価リストを生成する(図13参照)。このとき、リスク評価機能43は、オーダ別禁忌情報DB32(図6参照)を用いてもよい。すなわち、リスク評価機能43は、金属情報DB31に登録された金属情報にもとづいてオーダ別禁忌情報DB32を検索し、抽出された情報を用いてリスク評価リストを生成してもよい。図13に示すリスク評価リストの例における条件、リスク評価、およびリスク評価結果(ステータス)は、図4に示すオーダ別禁忌情報DB32の一例におけるX線高吸収領域の情報(金属情報)、オーダ情報、およびアクションに、それぞれ対応する。
次に、ステップS42において、リスク評価機能43は、生成したリスク評価リスト(図13参照)を被検体情報に関連付ける。
以上の手順により、X線画像がPACS13に登録されるごとに、被検体に関連付けられたリスク評価リストを生成することができる。
なお、リスク評価リストの生成にあたってはX線画像から金属情報が取得できればよく、金属情報DB31は必ずしも利用されないため、本実施形態においては、ステップS1で実行される図10に示す手順のうち、ステップS15の手順は実行されずともよい。
図14は、図11のステップS60で実行される第2の警告処理の手順の一例を示すサブルーチンフローチャートである。図6と同等のステップには同一符号を付し、重複する説明を省略する。
ステップS50でオーダ情報が取得されると、ステップS61において、禁忌物情報取得機能42は、オーダ情報の対象となる被検体に関連付けられたリスク評価リストから、被検体に取り付けられた、あらかじめ定められた禁忌物としての金属の情報を取得する。なお、被検体に取り付けられた金属の情報がリスク評価リストに登録されていない場合や、そもそもリスク評価リストが存在しない場合は、禁忌に係る警告処理を行う必要はなく、一連の手順を終了してもよい。
次に、ステップS62において、リスク評価機能43は、オーダ情報(検査プロトコル等)にもとづいてリスク評価リストを検索し、オーダ情報に応じたリスク評価結果を抽出する。
次に、ステップS63において、警告出力機能44は、リスク評価機能43に抽出されたリスク評価結果にもとづく情報を示すリスク評価画像を生成してディスプレイ22に画像表示し、あるいは図示しないスピーカを介して当該情報を音声出力する。
以上の手順により、あらかじめ生成しておいたリスク評価リストを用いてユーザに禁忌に係る警告を行うことができる。
第3実施形態に係るリスク評価装置11によっても、第1実施形態に係るリスク評価装置11と同様の効果を奏する。また、第3実施形態に係るリスク評価装置11によれば、あらかじめ被検体に取り付けられた金属とリスク評価結果とを直接に関連付けた、被検体固有のリスク評価リストを生成することができる。
なお、リスク評価機能43の機能のうちリスク評価リストを生成する機能、すなわち図11のステップS1およびステップS40に係る機能は、たとえばPACS13に設けられてもよい。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、被検体に取り付けられた禁忌物の情報を自動的に取得し、撮影におけるリスクを自動的に評価することができる。
なお、本実施形態における処理回路25のオーダ情報取得機能41、禁忌物情報取得機能42、リスク評価機能43、警告出力機能44、追加情報受付機能45、画像取得機能51、抽出機能52、位置解析機能53、製品解析機能54、および登録機能55は、それぞれ特許請求の範囲におけるオーダ情報取得部、判別部、評価部、出力部、追加情報受付部、画像取得部、抽出部、位置解析部、製品解析部、および登録部の一例である。また、本実施形態における金属情報DB31およびオーダ別禁忌情報DBは、それぞれ特許請求の範囲における禁忌物記憶部および評価情報記憶部の一例である。
なお、上記実施形態において、「プロセッサ」という文言は、たとえば、専用または汎用のCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、または、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(たとえば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、およびFPGA)等の回路を意味するものとする。プロセッサは、記憶媒体に保存されたプログラムを読み出して実行することにより、各種機能を実現する。
また、上記実施形態では処理回路の単一のプロセッサが各機能を実現する場合の例について示したが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路を構成し、各プロセッサが各機能を実現してもよい。また、プロセッサが複数設けられる場合、プログラムを記憶する記憶媒体は、プロセッサごとに個別に設けられてもよいし、1つの記憶媒体が全てのプロセッサの機能に対応するプログラムを一括して記憶してもよい。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…リスク評価システム
11、12…リスク評価装置
21…入力回路
22…ディスプレイ
25…処理回路
31…金属情報DB(禁忌物記憶部)
32…オーダ別禁忌情報DB(評価情報記憶部)
41…オーダ情報取得機能
42…禁忌物情報取得機能
43…リスク評価機能
44…警告出力機能
45…追加情報受付機能
51…画像取得機能
52…抽出機能
53…位置解析機能
54…製品解析機能
55…登録機能

Claims (13)

  1. 被検体の撮影を要求する、前記被検体の撮影部位を含むオーダ情報を取得するオーダ情報取得部と
    記被検体に取り付けられた金属を含む禁忌物の情報を取得する禁忌物情報取得部と、
    前記被検体を前記オーダ情報に従って撮影するリスクを前記被検体の前記撮影部位に取り付けられた前記禁忌物の情報にもとづいて評価する評価部と、
    前記評価部による評価結果にもとづく情報を出力する出力部と、
    を備えたリスク評価装置。
  2. 前記被検体に取り付けられた前記禁忌物の情報を、前記被検体の情報に関連付けて記憶する禁忌物記憶部、
    をさらに備え、
    前記禁忌物情報取得部は、
    前記禁忌物の情報が前記被検体に関連付けられて前記禁忌物記憶部に記憶されていると、当該禁忌物の情報を前記被検体に取り付けられた前記禁忌物の情報として前記禁忌物記憶部から取得する、
    請求項1記載のリスク評価装置。
  3. 前記禁忌物の情報は、
    前記被検体のX線画像に含まれたX線高吸収領域の情報を含む、
    請求項1または2に記載のリスク評価装置。
  4. 前記禁忌物とオーダ情報とリスクとを互いに関連付けたリスク評価情報を記憶する評価情報記憶部、
    をさらに備え、
    前記評価部は、
    前記評価情報記憶部に記憶された前記リスク評価情報を用いて、前記被検体を前記オーダ情報に従って撮影するリスクを評価する、
    請求項1ないしのいずれか1項に記載のリスク評価装置。
  5. 前記被検体に取り付けられた前記禁忌物の情報を、前記被検体の情報に関連付けて記憶する禁忌物記憶部、
    をさらに備え、
    前記被検体のX線画像を取得する画像取得部と、
    前記被検体のX線画像のX線高吸収領域を、前記被検体に取り付けられた前記禁忌物として抽出する抽出部と、
    前記禁忌物として抽出されたX線高吸収領域の情報を、前記被検体の情報に関連付けて前記禁忌物記憶部に登録する登録部と、
    をさらに備えた、
    請求項1ないしのいずれか1項に記載のリスク評価装置。
  6. 前記禁忌物として抽出されたX線高吸収領域の前記被検体における解剖学的位置を解析する位置解析部と、
    前記禁忌物として抽出されたX線高吸収領域の形状にもとづいて、X線高吸収領域に対応する製品を解析する製品解析部と、
    をさらに有し、
    前記登録部は、
    前記X線高吸収領域の情報として、前記解剖学的位置の解析結果と、前記製品の解析結果と、前記X線画像の撮影日時を含む付帯情報とを、前記被検体の情報に関連付けて前記禁忌物記憶部に登録する、
    請求項記載のリスク評価装置。
  7. 前記画像取得部、前記抽出部および前記登録部は、
    前記被検体の前記X線画像が撮影されて画像サーバに格納されたタイミングで、または、前記オーダ情報を受け付けたタイミングで動作する、
    請求項またはに記載のリスク評価装置。
  8. 前記評価部は、
    前記オーダ情報の取得の前に、前記被検体の前記X線画像が撮影されて画像サーバに格納されたタイミングで、あらかじめ前記被検体に取り付けられた前記禁忌物とオーダ情報とリスクとを互いに関連付けたリスク評価情報を生成し、前記オーダ情報取得部によりオーダ情報が取得されると、前記リスク評価情報を用いて前記被検体を前記オーダ情報に従って撮影するリスクを評価する、
    請求項ないしのいずれか1項に記載のリスク評価装置。
  9. 前記出力部は、
    前記被検体に取り付けられた前記禁忌物のリスク評価結果を示すリスク評価画像を生成してディスプレイに表示させる、
    請求項1ないしのいずれか1項に記載のリスク評価装置。
  10. 前記禁忌物は前記被検体に複数取り付けられ、
    前記評価部は、
    前記被検体に取り付けられた前記禁忌物ごとに、前記被検体を前記オーダ情報に従って撮影するリスクを評価し、
    前記出力部は、
    それぞれの前記禁忌物が取り付けられた解剖学的位置に対応する人体モデル上の位置に、それぞれの前記禁忌物のリスク評価結果をマッピングすることにより、前記リスク評価画像を生成する、
    請求項記載のリスク評価装置。
  11. 前記リスク評価画像に含まれた前記禁忌物がすでに除去されている旨の情報、または、前記リスク評価画像に含まれた前記禁忌物が前記オーダ情報に従った撮影においては無視できる旨の情報を、ユーザから入力部を介して受け付ける追加情報受付部、
    をさらに備えた請求項または10に記載のリスク評価装置。
  12. 前記禁忌物情報取得部は、
    さらに、他のリスク評価装置が備えた前記禁忌物記憶部に前記禁忌物の情報が前記被検体に関連付けられて記憶されていると、当該禁忌物の情報を前記被検体に取り付けられた前記禁忌物の情報として前記他のリスク評価装置が備えた前記禁忌物記憶部から取得する、
    請求項2記載のリスク評価装置。
  13. 被検体の撮影を要求する、前記被検体の撮影部位を含むオーダ情報を取得するステップと、
    前記被検体に取り付けられた金属を含む禁忌物の情報を取得するステップと、
    前記被検体を前記オーダ情報に従って撮影するリスクを前記被検体の前記撮影部位に取り付けられた前記禁忌物の情報にもとづいて評価するステップと、
    前記評価の結果にもとづく情報を出力するステップと、
    を備えたリスク評価方法。
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