JP7076573B2 - チェックバルブ付き気液分離装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内の燃料の外部流出を防ぐ燃料遮断装置と、燃料タンク外に配設されたキャニスタとを連通する通路に配置されて、燃料蒸気と一緒に流通する液体燃料が、キャニスタ側へ流れるのを防止するための、チェックバルブ付き気液分離装置に関する。
例えば、自動車の燃料タンクには、自動車が旋回したり傾いたりしたときに、燃料タンク内の液体燃料を、燃料タンクの外部に漏れるのを防止するカットバルブが取付けられている。このカットバルブは、開口を有するケースと該ケース内に配置されたフロート弁とを備え、燃料タンク内の液体燃料が傾いたり揺動したりしてフロート弁に浸漬すると、フロート弁が上昇して、ケース開口を閉塞することで、燃料の外部漏出が防止される。
しかし、液体燃料の傾きや揺動の程度によっては、カットバルブのフロート弁が上昇してケース開口を閉塞する前に、開口から液体燃料が浸入し、燃料タンク外のキャニスタへ流入する場合がある。
このような事態を防止するため、燃料タンク内と燃料タンク外のキャニスタとを連通させる通路には、液体燃料のキャニスタへの流入を阻止すると共に、燃料蒸気のキャニスタへの流入を許容する気液分離装置が配設されている。
従来のこの種の気液分離装置として、下記特許文献1には、下側ケーシングと上側ケーシングとを接合してなり、内部に気液分離室を形成するケーシング本体と、下側ケーシングに設けられ、燃料タンク内に連通する配管に接続される入口パイプと、上側ケーシングに設けられ、キャニスタに連通する配管に接続される出口パイプと、入口パイプから流入する液体燃料を、出口パイプの気液分離室内の開口に流入するのを防止する第1障壁とを備えた、気液分離装置が記載されている。なお、上側ケーシングは、天壁と、その周縁から垂設した周壁とを有する箱状をなしており、前記周壁から出口パイプが延設されている。
特開2013-177063号公報
自動車等の燃料装置においては、例えば事故等によって、車両が横転したり反転したりした場合についても考慮する必要がある。この点、例えば上記特許文献1に示されるような従来の気液分離装置では、上側ケースの天壁に液体燃料が溜まり、この液体燃料が、出口パイプを通じて、キャニスタに連通する配管に流入して溜ってしまい、車両が横転や反転から回復しても、液体燃料が気液分離室内に戻りにくくなる可能性があった。
したがって、本発明の目的は、キャニスタ側に液体燃料が流入しても、気液分離室内に戻しやすい、チェックバルブ付き気液分離装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、燃料タンク内の燃料の外部流出を防ぐ燃料遮断装置と、燃料タンク外に配設されたキャニスタとを連通する通路に配置されて、燃料蒸気と一緒に流通する液体燃料が、キャニスタ側へ流れるのを防止するための、チェックバルブ付き気液分離装置であって、内部に気液分離室が形成されたケーシングと、前記燃料タンク内の圧力を調整するチェックバルブとを有しており、該ケーシングは、前記燃料遮断装置と前記気液分離室とを連通するタンク側開口部、及び、前記キャニスタと前記気液分離室とを連通するキャニスタ側開口部を有しており、前記チェックバルブは、前記キャニスタ側開口部に直接接続されて、前記通路の一部を構成する接続管部を有していることを特徴とする。
本発明によれば、チェックバルブは、ケーシングのキャニスタ側開口部に、直接接続されて、気液分離室とキャニスタとを連通させる通路の一部を構成する接続管部を有しているので、気液分離装置とチェックバルブとを連結する配管が不要となると共に、該配管内に液体燃料が溜まることを防止して、チェックバルブ側に流出した液体燃料を気液分離室内に戻しやすくすることができる。
本発明に係るチェックバルブ付き気液分離装置の、一実施形態を示す分解斜視図である。 同気液分離装置を適用した燃料タンクの概略構成図である。 同気液分離装置を構成するチェックバルブの斜視図である。 同気液分離装置において、ケーシングのキャニスタ側開口部に、チェックバルブを接続した状態の拡大斜視図である。 同気液分離装置の断面図である。 同気液分離装置を構成するケーシング本体に、チェックバルブを接続する際の状態を示す断面図である。 同気液分離装置において、タンク内圧が増大したときの、チェックバルブの動作を示す断面図である。 同気液分離装置において、タンク内圧が低下したときの、チェックバルブの動作を示す断面図である。 同気液分離装置において、車両が傾いた状態での断面図である。 同気液分離装置において、車両が反転した状態での断面図である。 本発明に係るチェックバルブ付き気液分離装置の、他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係るチェックバルブ付き気液分離装置の、更に他の実施形態を示す分解斜視図である。 同気液分離装置を構成するケーシング本体を示しており、(a)はその断面図、(b)は(a)のA-A矢示線における断面図である。 図13(b)のB矢示線における断面図である。 同気液分離装置を構成するキャップの斜視図である。 同気液分離装置において、ケーシング側の支持壁にチェックバルブの弁ケースを載置した状態を示しており、(a)はその説明図、(b)は平面図である。 図16に示す状態から、ケーシングのキャニスタ側開口部に、チェックバルブを差し込んだ状態の説明図である。 図17に示す状態から、ケーシングの開口部にキャップを装着して、キャニスタ側開口部に、チェックバルブを接続した状態の説明図である。
以下、図1~10を参照して、本発明に係るチェックバルブ付き気液分離装置の、一実施形態について説明する。
図2に示すように、このチェックバルブ付き気液分離装置10は、燃料タンク1内の燃料の外部流出を防ぐ燃料遮断装置2と、燃料タンク1外に配設されたキャニスタ3とを連通する通路5に配置されて、燃料蒸気と一緒に流通する液体燃料が、キャニスタ3側へ流れるのを防止するためのものである。また、この実施形態における通路5は、気液分離装置10と燃料遮断装置2とを接続する配管5a、及び、気液分離措置10とキャニスタ3とを接続する配管5bとから構成されている。なお、燃料遮断装置2は、いわゆるカットバルブであり、特に図示はしないが、開口部が形成されたケースと、該ケース内に昇降可能に配置されたフロート弁とを備えている。
図1や図5に示すように、この実施形態におけるチェックバルブ付き気液分離装置10(以下、単に「気液分離装置10」ともいう)は、内部に気液分離室Rが形成されたケーシング15と、該ケーシング15に取付けられて、燃料タンク1内の圧力を調整するチェックバルブ50とを有する、チェックバルブ付き気液分離装置となっている。
図1を参照すると、この実施形態のケーシング15は、上方が開口した有底円筒状をなしたケーシング本体20と、このケーシング本体20の開口部25に装着されて、ケーシング本体20との間で気液分離室Rを画成するキャップ40とから構成されている。
また、ケーシング本体20は、略円板状の底壁21と、その周縁から立設した略円筒状をなした周壁23とから構成されている。前記周壁23の立設方向の上端部には、外径方向に広がる環状をなした拡径部24が設けられている。この拡径部24の内側が、キャップ40が装着される開口部25をなしている。また、前記拡径部24の内周には、テーパ面24aが形成されている。
一方、前記キャップ40は、前記拡径部24に適合する外径で形成された、略円板状をなした基部41と、該基部41の裏面側(ケーシング本体20に向く面側)であって、その外周縁部よりもやや内側から突設した、円環状をなした環状突部43とを有している。キャップ40は、前記環状突部43を、ケーシング本体20の拡径部24のテーパ面24aに当接させて、接着剤による接着や、超音波溶着、スピン溶着、熱板溶着、振動溶着等の溶着などの手段で、前記拡径部24の内周のテーパ面24aに固着することができる。そして、図5に示すように、ケーシング本体20の開口部25にキャップ40を固着することより、ケーシング15内に気液分離室Rが画成されるようになっている。
再び、ケーシング本体20の説明に戻ると、図6に示すように、周壁23の底壁21側であって、その周方向一箇所には、円形状をなしたタンク側通口27aが、気液分離室Rに連通して形成されている。また、周壁23の開口部25寄りの位置であって、上記タンク側通口27aに対して周方向に整合する箇所には、円形状をなしたキャニスタ側通口30aが、気液分離室Rに連通して形成されている。
そして、周壁23のタンク側通口27aの表側周縁から、略円筒状をなしたタンク側接続管27が、ケーシング本体20の外方に向けて延出していると共に、同周壁23のキャニスタ側通口30aの表側周縁から、略円筒状をなしたキャニスタ側接続管30が、ケーシング本体20の外方に向けて延出している(図6参照)。また、両接続管27,30は互いに平行となるように、周壁23の表側から水平方向(ケーシング本体20の軸方向に直交する方向)に延びている。なお、キャニスタ側接続管30は、その内径がタンク側接続管27の内径よりも大きく、かつ、延出長さがタンク側接続管27より短く形成されている。
そして、図5に示すように、前記タンク側接続管27の外周には、燃料遮断装置2に連通する配管5aの一端部が装着され、この配管5aと、タンク側接続管27とが互いに連通するようになっている。すなわち、タンク側接続管27の内部空間が、燃料遮断装置2と気液分離室Rとを連通する、タンク側開口部28をなしている。
一方、図5に示すように、キャニスタ側接続管30の延出方向先端側の開口の外側から、キャニスタ3に連通する配管5bが接続されたチェックバルブ50の、後述する接続管部60が挿入されて、同接続管部60がキャニスタ側開口部31に直接接続されるようになっている(この態様については以下の説明で詳述する)。その結果、キャニスタ3に連通する配管5bと、キャニスタ側接続管30とが、チェックバルブ50を介して互いに連通することとなる。すなわち、キャニスタ側接続管30の内部空間が、キャニスタ3と気液分離室Rとを連通する、キャニスタ側開口部31をなしている。
また、上記キャニスタ側接続管30の外周には、キャニスタ側開口部31に挿入されて接続された接続管部60が、同キャニスタ側開口部31から抜け外れないようにするための、抜け止めブラケット32が設けられている。図1に示すように、この抜け止めブラケット32は、キャニスタ側接続管30の先端外周から立設した壁部32aと、該壁部32aの先端から、ケーシング外方に向けて二股状に延出した挟持片32b,32bと、各挟持片32bの先端内側から突設した係合部32c,32cとからなる。
なお、この実施形態における上記ケーシング本体20は、上方が開口した有底円筒状をなしているが、ケーシング本体としては、平面的に見たときに、例えば、略四角形状や、略楕円形状、略小判状等をなした、箱形形状としてもよく(この場合、キャップは、略四角板状や、略楕円板状、略小判状をなすこととなる)、特に限定はされない。また、キャップは、ケーシング本体に必ずしも装着しなくともよい。更に、ケーシングを、上下に2分割した2つ割り状の、箱型の下側ケーシングと上側ケーシングとから構成してもよい。また、この実施形態では、タンク側接続管27及びキャニスタ側接続管30は、同一向きでケーシング外方に向けて延設されているが、両接続管はケーシングの周方向に異なる向きで延設されていてもよい。また、両接続管は、ケーシングの軸方向に対して斜めに延出されていてもよく、更に、両接続管を、ケーシングに対して複数個延設してもよい。
一方、ケーシング15に取付けられるチェックバルブ50は、この実施形態の場合、図1や図5に示すように、略円筒状をなした弁ケース51と、その内部にスライド可能に収容され、燃料タンク1内の圧力が所定値より上昇したときに、燃料蒸気をタンク外に排出する、正圧弁70とから、主として構成されている。なお、この実施形態では、正圧弁70は、燃料タンク1内が負圧になったときに開いて、外気を燃料タンク1内に導入する負圧弁75が内部に配置された、二重構造の弁となっている。前記弁ケース51は、一端に壁部を有し他端が開口した略円筒状をなした第1ケース53と、該第1ケース53の他端開口に固着される蓋状をなした第2ケース55とからなる。
図5に示すように、前記第1ケース53は、その一端側に配置された略円板状をなした壁部53aと、該壁部53aの周縁から延設した、段階的に拡径した略円筒状をなした周壁53bとを有する、略円筒カップ状をなしている。また、前記壁部53aの中央には、弁ケース51内に連通する第1通気口53cが形成されており、この第1通気口53cの外側周縁から、略円筒状をなした接続管部60が延出している。
更に図3や図5に示すように、接続管部60の延出方向の先端部61は、その外周が接続管部60の最先端に向かって次第に縮径した形状をなしている。この先端部61の外周の上面側(ケーシング15にチェックバルブ50を接続した際に、ケーシング本体20の開口部25に向く側)に、接続管部60の内部空間に連通する通気部63が形成されている。図3に示すように、この実施形態の通気部63は、接続管部60の軸方向に沿って細長い溝状に切欠かれて、接続管部60の最先端に至るまで形成されており、接続管部60の内径側及び外径側が開口すると共に、接続管部60の軸方向先端側も開口したスリット状をなしている。なお、通気部としては、溝状ではなくとも、孔状や切欠き状をなしていてもよく、接続管部60の内外を連通可能であればよい。また、接続管部60の基端部側外周には、シールリング装着溝62が形成されており、環状のシールリング80が装着されるようになっている。
そして、図6に示すように、チェックバルブ50は、上記接続管部60を、ケーシング15の外側からキャニスタ側開口部31に挿入され、キャニスタ側接続管30を通過させて、その先端部61がキャニスタ側通口30aから気液分離室R内に突出するように押し込まれる。更に、接続管部60の基端部側がキャニスタ側接続管30内に入り込み、その外周に装着されたシールリング80が、キャニスタ側接続管30の内周に押圧されて、キャニスタ側接続管30の内周と接続管部60の外周との隙間がシールされることにより、接続管部60がキャニスタ側開口部31に直接接続されている(図5参照)。こうして、キャニスタ側開口部31に直接接続された接続管部60は、前記通路5の一部を構成するようになっている。すなわち、この実施形態においては、上記接続管部60が、本発明における「キャニスタ側開口部に直接接続されて、通路の一部を構成する接続管部」をなしている。
なお、本発明において、接続管部が「キャニスタ側開口部に直接接続され」とは、チェックバルブの接続管部が、配管を介して間接的に、キャニスタ側開口部に接続される態様を除くことを意味している。また、この実施形態においては、接続管部60外周に装着されたシールリング80が、キャニスタ側開口部31と接続管部60の外周とにそれぞれ圧接して、いわばシールリング80を介して、接続管部60がキャニスタ側開口部31に直接接続されるようになっているが、この態様に限定されるものではない。例えば、キャニスタ側開口部の内周を、接続管部の挿入方向先端側に向けて次第に縮径したような形状とし、接続管部の外周を先端側に向けて次第に縮径するテーパ状として、キャニスタ側開口部の内周に、接続管部の外周を圧接した状態て溶着することで、接続管部をキャニスタ側開口部に直接接続したり、或いは、接続管部の外周とキャニスタ側開口部との間に接着剤を塗布して、接着剤を介して、接続管部をキャニスタ側開口部に直接接続したりしてもよく、接続管部がキャニスタ側開口部に直接接続される態様は、特に限定されるものではない。
また、第1ケース53の外周には、抜け止め部57が突設されている。図3や図5に示すように、この抜け止め部57は、前記抜け止めブラケット32の一対の挟持片32b,32b内に挟持されると共に、係合部32c,32cに係合する首部57aと、該首部57aに連設され、挟持片32b,32bの表側に係合する、長板状の押え板部57bとからなる。そして、上述したように、接続管部60をキャニスタ側開口部31の外側から挿入する際に、前記抜け止め部57を、ケーシング本体20の抜け止めブラケット32に整合させ、チェックバルブ50を押し込んでいくことで、図4や図5に示すように、抜け止め部57の首部57aが、抜け止めブラケット32の一対の挟持片32b,32bを押し広げて挿入され、係合部32c,32cに係合すると共に、押え板部57bが一対の挟持片32b,32bの表側に係合して、キャニスタ側開口部31から接続管部60が抜け外れないように、抜け止め保持されるようになっている。なお、抜け止めブラケット32に抜け止め部57が係合した状態では、抜け止めブラケット32の一対の挟持片32b,32bの間に、抜け止め部57の首部57aが配置されるので、ケーシング15に対してチェックバルブ50が回り止めされることにもなる。
また、この実施形態においては、図6に示すように、前記接続管部60の軸方向に沿った長さL1(第1ケース53の前記壁部53aの表面から、接続管部60の先端に至るまでの長さ)は、キャニスタ側接続管30の長さL2(キャニスタ側通口30aからキャニスタ側開口部31の先端開口までの長さ)よりも長く形成されている。その結果、図5に示すように、接続管部60を、ケーシング15の外側からキャニスタ側開口部31に挿入して、チェックバルブ50の第1ケース53の壁部53aが、キャニスタ側開口部31の表側周縁に当接するまで、チェックバルブ50を押し込んだ状態では、接続管部60の延出方向の先端部61が、気液分離室R内に突出するようになっている。なお、この状態では、接続管部60の先端部61は、ケーシング本体20の径方向中央をやや超えた位置に配置され、また、接続管部60の先端部61に形成した通気部63が、キャップ40側に向けて配置されるようになっている。
また、接続管部60の基端側には、チェックバルブ50の内部に連通する弁座64が設けられている(図5参照)。この実施形態では、接続管部60の基端側が連結した第1ケース53の壁部53aの、第1通気口53cの内側(チェックバルブ内方に向く側)周縁から、環状の弁座64が突設されている。
一方、図5に示すように、前記第2ケース55は、前記第1ケース53の周壁53bの開口側を閉塞するように配置される、蓋状をなした壁部55aを有している。この壁部55aの中央には、弁ケース51内に連通する第2通気口55cが形成されており、この第2通気口55cの外側周縁から、略円筒状をなした接続管部65が延出している。図5に示すように、この接続管部65の外周には、キャニスタ3に連通する配管5bの一端部が接続されて、同配管5bとチェックバルブ50の内部空間とが互いに連通するようになっている。
チェックバルブ50の内部空間にスライド可能に収容される正圧弁70は、この実施形態の場合、先端が縮径した略円筒状の支持部71と、該支持部71の基端開口部に固着される略円筒状の保持部73とで構成されている。支持部71の先端中央及び保持部73の基端中央には、開口71a,73aがそれぞれ形成されている(図5参照)。
また、前記正圧弁70と、前記第2ケース55の壁部55aとの間には、第1付勢バネS1が介装されており、それによって、正圧弁70の支持部71の先端側が、前記弁座64に向けて常時付勢され、弁座64が閉塞されるようになっている(図5参照)。
そして、燃料タンク1の内圧が所定値より上昇すると、燃料蒸気が、タンク側接続管27等を通って気液分離室R内に流入すると共に、接続管部60を通過して正圧弁70を押圧する。すると、図7に示すように、第1付勢バネS1の付勢力に抗して、正圧弁70全体が弁座64から離反する方向にスライドするので、弁座64が開き、接続管部60等を通じて、燃料蒸気を燃料タンク外に排出するようになっている。その結果、燃料タンク1の内圧を低下させることができる。
更にこの実施形態では、燃料タンク1の内圧が所定値より低い負圧になったときに、外気をタンク内に導入する負圧弁75を有している。この負圧弁75は、前記正圧弁70内にスライド可能に配置され、その先端面が、保持部73の開口73aに内方から接離するようになっている。また、この負圧弁75は、第2付勢バネS2により、保持部73の開口73aに当接するように常時付勢されている(図5参照)。
そして、燃料タンク内が外気圧に対して負圧となると、図8に示すように、負圧弁75が外気圧によって押圧されて、第1付勢バネS1の付勢力に抗して、弁座64に近接する方向にスライドするので、それによって保持部73の開口73aが開口する。すると、外気が、正圧弁70内や接続管部60等を通過して、気液分離室R内に流入し、更にタンク側接続管27等を通って、燃料タンク内に導入されるようになっている。その結果、燃料タンク1の内圧を上昇させることができる。
次に、上記構成からなる本発明の気液分離装置10の作用効果について説明する。
まず、ケーシング15に対するチェックバルブ50の接続方法について説明する。すなわち、図6に示すように、開口部25にキャップ40が装着されたケーシング本体20の、キャニスタ側開口部31にチェックバルブ50の接続管部60を位置合わせすると共に、抜け止めブラケット32にチェックバルブ50の抜け止め部57を位置合わせし、その状態で、ケーシング15に対してチェックバルブ50を押し込んでいく。すると、キャニスタ側開口部31の外側から、接続管部60が、その先端部61から挿入されて、同接続管部60がキャニスタ側接続管30内を通過し、先端部61が、キャニスタ側通口30aから挿出してケーシング15の気液分離室R内に突出する。
更に、弁ケース51を構成する第1ケース53の壁部53aが、キャニスタ側接続管30の先端(すなわち、キャニスタ側開口部31の周縁部)に当接するまで、チェックバルブ50が押し込まれると、接続管部60の基端部側がキャニスタ側接続管30内に入り込んで、シールリング80がキャニスタ側接続管30の内周に押圧され、接続管部60がキャニスタ側接続管30に圧入されていく。それと共に、抜け止め部57の首部57aが、抜け止めブラケット32の係合部32c,32cを内側から押圧して、一対の挟持片32b,32bを押し広げて撓み変形させながら、それらの間に入り込んでいき、首部57aが係合部32c,32cを通過すると、一対の挟持片32b,32bが弾性復帰して、首部57aが係合部32c,32cに係合し、かつ、押え板部57bが一対の挟持片32b,32bの表側に係合する。
その結果、図5に示すように、キャニスタ側開口部31から接続管部60が抜け外れないように抜け止め保持され、かつ、ケーシング15に対してチェックバルブ50が回り止めされた状態で、キャニスタ側開口部31に接続管部60を直接接続することができる。なお、キャニスタ側接続管30の内周と接続管部60の外周との隙間は、シールリング80により気密的にシールされる。
そして、車両の傾きや急な加減速、旋回等によって、燃料タンク1内の液体燃料が傾いたり揺動したりした場合には、通常は、燃料遮断装置2の図示しないフロート弁が開口部を閉塞して、キャニスタ3側への流入が阻止されるが、フロート弁が開口部を閉塞する前に、配管5aを通じて液体燃料が燃料蒸気と一緒になって、タンク側接続管27のタンク側通口27aを通過して気液分離室R内に流入することがある。この際、気液分離室R内に流入した液体燃料は、例えば、ケーシング本体20の周壁23の内周に衝突することによって、燃料蒸気と液体燃料とが気液分離されるが、それが間に合わずに液体燃料がキャニスタ側へ流出することもある。
この際、この気液分離装置10においては、チェックバルブ50は、ケーシング15のキャニスタ側開口部31に直接接続されて、気液分離室Rとキャニスタ3とを連通させる通路5の一部を構成する接続管部60を有しているので、気液分離装置10とチェックバルブ50とを連結する配管を不要とすることができ、配管内に気液分離室R内に流入した液体燃料が溜まることを防止することができる。そのため、上述したように、気液分離室R内に流入した液体燃料が、接続管部60を通じて、チェックバルブ50側に流出したとしても、上記のような配管がそもそも存在しないため、液体燃料を気液分離室R内に戻しやすくすることができる。
また、図10に示すように、車両が反転した場合には、下向きとなったキャップ40と、ケーシング本体20の開口部25側の周壁23とによって、気液分離室R内に液体燃料が溜まり、同液体燃料が、接続管部60の先端開口からチェックバルブ50内に液体燃料が入り込んでしまうことがある。この場合も、上述したように、気液分離装置10とチェックバルブ50とを連結する配管が存在しないので、液体燃料を気液分離室R内に戻しやすくすることができる。
更に、この実施形態においては、図5に示すように、接続管部60がケーシング15の外側からキャニスタ側開口部31に挿入されて接続された状態で、接続管部60の基端側には、チェックバルブ50の弁体(ここではチェックバルブ50に内蔵された正圧弁70)が接離する弁座64が設けられている。そのため、図5の矢印に示すように、液体燃料が、接続管部60内に流入しても、接続管部60の基端側に設けられた弁座64や、それに当接する弁体によって、チェックバルブ50内への侵入が阻止されるため、液体燃料を気液分離室R内に戻しやすくすることができる。
また、この実施形態においては、図5に示すように、キャニスタ側開口部31に挿入された接続管部60の先端部61が、気液分離室R内に突出している。そのため、車両の傾きや旋回等によって、燃料タンク1内の液体燃料が傾いたり揺動したりして、タンク側開口部28から気液分離室R内に流入しても、接続管部60の先端部61の開口が、液体燃料に埋没しにくくすることができ、チェックバルブ50内への液体燃料の流入を抑制することができる。また、上述したように、燃料の揺動等によって、燃料タンク内の液体燃料が、タンク側開口部28から気液分離室R内に流入しても、接続管部60の先端部61に液体燃料を衝突させやすくして、その進路を変更させたり分散させたりすることができるので、気液分離装置10による気液分離性能を高めることができると共に、チェックバルブ50内に液体燃料を流入しにくくすることができる。
更に、この実施形態においては、図4や図5に示すように、接続管部60の先端部61の外周上面側には、接続管部60内に連通する通気部63が形成されている。そのため、例えば、図9に示すように、車両が傾斜する等して、気液分離装置10が傾いて、接続管部60の先端部61の開口が液体燃料に埋没しても、接続管部60の内外の通気を確保しやすくなり、気液分離室R内の圧力によって、液体燃料が接続管部60内に吸い上げられることを抑制することができる。すなわち、図9の矢印に示すように、気液分離室Rの圧力が、通気部63を介して液体燃料の液面を押すので、液体燃料の、接続管部60内への吸い上げが抑制される。
図11には、本発明に係るチェックバルブ付き気液分離装置の、他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態におけるチェックバルブ付き気液分離装置10A(以下、単に「気液分離装置10A」ともいう)は、チェックバルブ50Aの形状が前記実施形態と異なっている。すなわち、図11に示すように、このチェックバルブ50Aは、第1ケース53の接続管部60Aが、前記実施形態の接続管部60よりも短く形成されている。より具体的には、接続管部60Aをケーシング15の外側からキャニスタ側開口部31に挿入して、第1ケース53の壁部53aが、キャニスタ側開口部31の表側周縁に当接するまで、チェックバルブ50Aを押し込んだ状態で、接続管部60Aの延出方向の先端部61が、気液分離室R内に突出せず、キャニスタ側通口30aよりもケーシング外方に引き込まれた位置となるように形成されている。
そして、この気液分離装置10Aにおいても、前記実施形態の気液分離装置10と同様に、チェックバルブ50Aは、ケーシング15のキャニスタ側開口部31に直接接続されて、気液分離室Rとキャニスタ3とを連通させる通路5の一部を構成する接続管部60Aを有しているので、気液分離装置10Aとチェックバルブ50Aとを連結する配管を不要として、配管内に気液分離室R内に流入した液体燃料が溜まることを防止でき、液体燃料を気液分離室R内に戻しやすくすることができる。
図12~18には、本発明に係るチェックバルブ付き気液分離装置の、更に他の実施形態が示されている。なお、前記実施形態と実質的に同一部分には同符号を付してその説明を省略する。
この実施形態におけるチェックバルブ付き気液分離装置10B(以下、単に「気液分離装置10B」ともいう)は、チェックバルブ50B全体が、ケーシング15A内の気液分離室R内に収容配置される点で、前記実施形態の気液分離装置10,10Aと異なっている。
この実施形態のケーシング15Bは、内部に気液分離室Rを有すると共に、チェックバルブ50Bを収容可能とするチェックバルブ収容開口部25a(以下、単に「収容開口部25a」ともいう)を有するケーシング本体20Bと、前記収容開口部25aに装着されるキャップ40Bとを有している。
一方、この実施形態におけるチェックバルブ50Bは、前記実施形態のチェックバルブ50とは異なり、図18に示すように、第1ケース53の壁部53aの第1通気口53cの外側周縁からは、接続管部60が延設しておらず、環状突部64aが突設している。また、第2ケース55の壁部55aの、第2通気口55cの外側周縁から延設した接続管部65Bは、その先端部66側の外周にシールリング装着溝67が形成され、環状のシールリング80が装着されている。
そして、上記接続管部65Bが、ケーシング15Bの内側から、キャニスタ側開口部31に挿入されて、シールリング80を介してキャニスタ側接続管30に圧入されて、それによって接続管部65Bがキャニスタ側開口部31に直接接続されるようになっている。すなわち、この実施形態においては、上記接続管部65Bが、本発明における「キャニスタ側開口部に直接接続されて、通路の一部を構成する接続管部」をなしている。
また、図12や図18に示すように、チェックバルブ50Bの弁ケース51を構成する、第1ケース53の、段階的に拡径する略円筒状をなした周壁53bは、弁座64側に位置する最も縮径した縮径部分53dと、第2ケース55側に位置する最も拡径した拡径部分53eと、それらの間に配置され、縮径部分53dよりも拡径し且つ拡径部分53eよりも縮径した中間部分53fとからなる。なお、中間部分53fは、縮径部分53dの先端から、段部53gを介して軸方向に連設されている。
また、ケーシング本体20Bの気液分離室R内には、収容開口部25aを通じて、チェックバルブ50Bを収容可能となっている。この実施形態では、図16(a),(b)に示すように、チェックバルブ50Bの全体の軸方向長さL3(第1ケース53の環状突部64aの先端から第2ケース55の接続管部65Bの先端までの長さ)は、ケーシング本体20Bの内径Dと適合しており、チェックバルブ50Bを収容開口部25aからケーシング本体20B内に収容可能となっている。更に図16(b)の二点鎖線で示すように、ケーシング本体20Bの気液分離室R内にチェックバルブ50Bを、その接続管部65Bをキャニスタ側開口部31に向けて収容した状態では、接続管部65Bがキャニスタ側開口部31に挿入される方向に、弁ケース51を押込み可能となっている。このように気液分離室R内で弁ケース51を押込み可能であることから、気液分離室R内で弁ケース51が移動可能となっている。
また、ケーシング本体20Bの、収容開口部25aとは反対側に位置する底壁21の内側からは、ケーシング本体20B内に収容されたチェックバルブ50Bの弁ケース51を支持するための、支持壁が立設されている。図12や図13に示すように、この実施形態では、底壁21の内側(気液分離室Rに向く側)であって、前記タンク側開口部28の開口方向に沿った延長線E上に位置するように、第1支持壁35と第2支持壁37とが立設されている。
より具体的には、第1支持壁35は、タンク側開口部28に対して、ケーシング本体20Bの周壁23の周方向に対向し、かつ、同周壁23よりもやや内径側の位置から立設され、タンク側開口部28の前記延長線E(図13(a)参照)に直交する方向に配置された、所定幅の板状をなしている。また、この第1支持壁35の幅は、前記タンク側開口部28の内径よりも大きく形成されており、タンク側開口部28を覆うことが可能となっている。
更に、第1支持壁35の立設方向の先端部35aには、チェックバルブ50Bの弁ケース51を構成する第1ケース53の外周を保持する、円弧状をなした切欠き36が形成されている。図17に示すように、円弧状の切欠き36は、チェックバルブ50Bの第1ケース53の、周壁53bの縮径部分53dに適合する曲率で形成されている。また、前記第1支持壁35は、図13(b)の矢示線Bで示すように、気液分離室Rをキャニスタ側開口部31の軸方向から見たとき(より具体的には、気液分離室Rを、ケーシング本体20Bのキャニスタ側開口部31とは反対側の内周部分から、キャニスタ側開口部31の軸方向に向けて見たとき)、図14に示すように、切欠36きを形成する円弧Kの中心C1と、キャニスタ側開口部31の中心C2とが、同軸上となるように設けられている。なお、図13(b)に示すように、前記第1支持壁35は、収容開口部25aの開口方向(図13(a)の矢視線Y参照)から気液分離室Rを見たとき、切欠き36を形成する円弧の中心C1と、キャニスタ側開口部31の中心C2とが同軸上となるように設けられているともいえる。また、キャニスタ側開口部31の中心C2とは、キャニスタ側開口部31の径方向中心(ここではキャニスタ側接続管30の軸方向の中心)を意味する。
一方、図13(b)に示すように、前記第2支持壁37は、前記タンク側開口部28と、前記第1支持壁35との間であって、タンク側開口部28の開口方向に沿った延長線E上に沿って延び、かつ、前記第1支持壁35に対して直交するように配置された板状をなしている。この第2支持壁37の立設方向の先端部37aが、図16(a)に示すように、チェックバルブ50Bの第1ケース53の拡径部分53eを支持するようになっている。
また、上記の第1支持壁35及び第2支持壁37の高さ(各壁35,37の、底壁21の内側からの立設長さ)は、これらの第1支持壁35や第2支持壁37によって第1ケース53を支持した状態で、図16(a)に示すように、チェックバルブ50Bの軸心C3と、キャニスタ側開口部31の中心C2とが一致するように(同軸上となるように)設定されている。
次にキャップ40Bについて説明する。図15に示すように、この実施形態のキャップ40Bは、ケーシング内側からキャニスタ側開口部31に挿入されて直接続された接続管部65Bがキャニスタ側開口部31から抜けないように、気液分離室R内での弁ケース51の動きを規制する規制部が設けられている。この規制部は、キャップ40Bの裏側からそれぞれ突設した、第1規制部45と、一対の第2規制部47,47とから構成されている。
より具体的には、キャップ40Bの基部41の裏面側であって、その径方向のほぼ中心位置に、所定幅で延びる第1規制部45が突設されている。この第1規制部45の、突出方向の先端部には、第1ケース53の外周を押さえ込んで保持する、円弧状をなした切欠き45aが形成されている。この円弧状の切欠き45aは、第1ケース53の周壁53bの縮径部分53dに適合する曲率で形成されている。また、この第1規制部45は、図18に示すように、気液分離室R内に弁ケース51が収容配置され、ケーシング本体20Bの収容開口部25aにキャップ40Bを装着した状態で、弁ケース51を構成する第1ケース53の周壁53bの段部53gに対向して配置されるようなっており、それによって気液分離室R内での弁ケース51の動きを規制する。
更にキャップ40Bの基部41の裏面側であって、前記第1規制部45と前記環状突部43との間であって、略角柱状をなした一対の第2規制部47,47が、所定間隔を互いに平行に突設されている。各第2規制部47の、突出方向の先端部であって、前記第1規制部45側の面には、第2規制部47の突出方向最先端に向けて、次第に肉薄となるように傾斜し、ケーシング本体20Bの収容開口部25aへのキャップ40Bの装着作業に伴って、弁ケース51を押込み可能とする、押込み面47aが形成されている。また、各規制部47の基部側であって、前記押込み面47aと同じ向きの一側面は、弁ケース51の動きを規制する規制面47bをなしている。
また、第2規制部47は、第1規制部45よりも長く突出しており、ケーシング本体20Bの収容開口部25aにキャップ40Bを装着するときに、第1規制部45よりも先に、第2規制部47の先端部が弁ケース51に当接するようになっている。また、一対の第2規制部47,47は、気液分離室R内に弁ケース51が収容配置され、ケーシング本体20Bの収容開口部25aにキャップ40Bを装着した状態で(図17参照)、弁ケース51の第1ケース53の環状突部64aの両側に配置されるようになっている。
そして、前記一対の第2規制部47,47は、図17の矢印F1に示すように、ケーシング本体20Bの収容開口部25aにキャップ40Bを装着するときに、前記押込み面47a,47aが、弁ケース51の第1ケース53の壁部53aの外周縁部を押圧して、図17の矢印F2に示すように、接続管部65Bがキャニスタ側開口部31に挿入される方向に押し込むようになっている。すなわち、前記押込み面47aは、キャップ40Bによる矢印F1方向の押込み力を、矢印F2で示される弁ケース51の押込み力に変換する役割をなしている。また、図17に示すように、気液分離室R内に弁ケース51が収容配置され、ケーシング本体20Bの収容開口部25aにキャップ40Bを装着した状態では、一対の第2規制部47,47の、前記規制面47b,47bは、弁ケース51の第1ケース53の壁部53aの外側に対向して配置されるようなっており、気液分離室R内での弁ケース51の動きを規制する。すなわち、上記第2規制部47が、本発明における、チェックバルブ収容開口部にキャップを装着するときに、接続管部がキャニスタ側開口部に挿入される方向に、弁ケースを押込み可能とする「規制部」をなしている。
次に、上記構成からなる気液分離装置10Bの作用効果について説明する。
まず、ケーシング本体20Bの上方において、チェックバルブ50Bの接続管部65Bを、キャニスタ側接続管30側に向けると共に、弁ケース51の第1ケース53を、第1支持壁35の円弧状の切欠き36に概ね整合するように位置合わせして、ケーシング本体20Bの上方から、収容開口部25aを通じて気液分離室R内にチェックバルブ50Bを収容していく。すると、図16に示すように、第1支持壁35の切欠き36に、第1ケース53の周壁53bの縮径部分53dが載置されて支持されると共に、第2支持壁37の先端部37aに、第1ケース53の周壁53bの拡径部分53eが載置されて支持される。その結果、図16(a)に示すように、チェックバルブ50Bの軸心C3と、キャニスタ側開口部31の中心C2とが同軸上となるように、気液分離室R内に弁ケース51が収容配置される。
その後、弁ケース51を移動させて、その接続管部65Bをキャニスタ側開口部31に、少し差し込んでおく。すなわち、図16(b)の矢印F2に示す方向に、弁ケース51を所定距離だけ移動させて、図17に示すように、接続管部65Bの先端部66を、キャニスタ側通口30aを通過させて、キャニスタ側開口部31に所定長さだけ挿入しておく。
上記状態で、図17に示すように、キャップ40Bの第1規制部45の切欠き45aを、弁ケース51の第1ケース53の周壁53b側に向けると共に、一対の第2規制部47,47を、第1ケース53の壁部53aの外側に位置するように、ケーシング本体20Bの上方にキャップ40Bを概ね位置合わせして、ケーシング本体20の収容開口部25aに対してキャップ40Bを押し込んで装着していく。すると、一対の第2規制部47,47の押込み面47a,47aが、第1ケース53の壁部53aの外周縁部を押圧して、図17の矢印F2に示すように、接続管部65Bがキャニスタ側開口部31の奥側に更に挿入される方向に押し込まれて、同接続管部65Bが、シールリング80を介してキャニスタ側接続管30に圧入されて、図18に示すように、キャニスタ側開口部31に直接接続することができる。
その後、キャップ40Bの環状突部43を、ケーシング本体20Bの拡径部24内周のテーパ面24aに固着することで、ケーシング本体20Bの収容開口部25aにキャップ40が装着される。なお、この状態では、図18に示すように、キャップ40Bの第1規制部45の円弧状の切欠き45aが、第1ケース53の周壁53bの縮径部分53dに当接して、弁ケース51を上方から押さえ込むと共に、第1規制部45の先端部45aが、第1ケース53の周壁53bの段部53gに対向して配置され、かつ、一対の第2規制部47,47の規制面47b,47bが、第1ケース53の壁部53aの外側に対向して配置されて、気液分離室R内での弁ケース51の動きが規制されることとなる。
なお、この実施形態では、図17に示すように、支持壁35,37で弁ケース51を支持した後、接続管部65Bをキャニスタ側開口部31に少し差し込んでおいてから、ケーシング本体20Bの収容開口部25aにキャップ40Bを装着して、第2規制部47を介して弁ケース51を押し込むようにしているが、支持壁35,37で弁ケース51を支持した後、接続管部65Bをキャニスタ側開口部31に差し込まずに、キャップ40Bの装着時における、第2規制部47による弁ケース51の押込み力のみによって、接続管部65Bをキャニスタ側開口部31に挿入する構成としてもよい。
そして、上記構成からなる気液分離装置10Bにおいては、図18に示すように、チェックバルブ50Bの弁ケース51が、気液分離室R内に配置されるので、燃料の揺動等によって、燃料タンク内の液体燃料がタンク側開口部28から気液分離室内に流入しても、弁ケース51に液体燃料が衝突して、進路変更させたり分散させたりすることができるため、気液分離装置10Bによる気液分離性能を高めて、チェックバルブ50B内に液体燃料を流入しにくくすることができると共に、弁ケース51内に収容された正圧弁70や負圧弁75の作動時の音を、抑制することができる。
また、この実施形態においては、ケーシング本体20Bは、チェックバルブ50Bを収容可能とする収容開口部25aを有している。そのため、キャップ40Bの装着前に、収容開口部25aを通じて気液分離室R内に、チェックバルブ50Bを容易に収容することができる。更に、キャップ40Bには、接続管部65Bがキャニスタ側開口部31から抜けないように、気液分離室R内での弁ケース51の動きを規制する規制部(ここでは第1規制部45及び第2規制部47)が設けられている。そのため、収容開口部25aにキャップ40Bを装着した状態で、規制部によって弁ケース51の動きを規制して、接続管部65Bがキャニスタ側開口部31から抜けないように、確実に抜け止め保持することができる。
また、この実施形態では、ケーシング本体20Bの底壁21から支持壁(ここでは第1支持壁35及び第2支持壁37)が立設されており、この支持壁の先端部によって、弁ケース51を支持するようになっている。そのため、気液分離室R内に配置される弁ケース51をしっかりと支持することができると共に、燃料の揺動等によって、燃料タンク内の液体燃料がタンク側開口部28から気液分離室R内に流入した場合に、液体燃料が支持壁に衝突して、進路変更させたり分散させたりすることができるため、チェックバルブ50B内に液体燃料を流入しにくくすることができる。
更に、この実施形態においては、弁ケース51の外周は、円形状をなしており(ここでは弁ケース51を構成する第1ケース53の周壁53bが円形状をなしている)、支持壁(ここでは第1支持壁35)の先端部35aには、弁ケースの外周を保持する、円弧状の切欠き36が形成されており、図14に示すように、気液分離室Rをキャニスタ側開口部31の軸方向から見たとき、切欠36きを形成する円弧の中心C1と、キャニスタ側開口部31の中心C2とが、同軸上となるように設けられている。そのため、ケーシング本体20Bの収容開口部25aを通じて、弁ケース51を第1支持壁35の先端部35aの切欠き36に載置して支持させることで、接続管部65Bをキャニスタ側開口部31に位置合わせした状態で、気液分離室R内にチェックバルブ50Bを収容することができ、その後の、キャニスタ側開口部31への、接続管部65Bの挿入作業を容易にして、キャニスタ側開口部31に対する接続管部65Bの接続作業性を向上させることができる。
また、この実施形態においては、キャップ40Bの規制部(ここでは第2規制部47)は、収容開口部25aにキャップ40Bを装着するときに、接続管部65Bがキャニスタ側開口部31に挿入される方向に、弁ケース51を押込み可能に構成されている。すなわち、ケーシング本体20Bの収容開口部25aへのキャップ40Bの装着作業に伴って、第2規制部47によって弁ケース51が押し込まれて、キャニスタ側開口部31に接続管部65Bが挿入されるため、キャップ40Bの装着前において、接続管部65Bをキャニスタ側開口部31に挿入する必要性を少なくすることができ、又は、挿入する必要をなくすことができ、キャニスタ側開口部31に対する接続管部65Bの、接続作業性を更に向上させることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で、各種の変形実施形態が可能であり、そのような実施形態も本発明の範囲に含まれる。
1 燃料タンク
2 燃料遮断装置
3 キャニスタ
5 通路
10,10A,10B 気液分離装置
15,15A,15B ケーシング
20,20B ケーシング本体
25 開口部
25a チェックバルブ収容開口部
28 タンク側開口部
31 キャニスタ側開口部
35 第1支持壁
37 第2支持壁
40,40B キャップ
45 第1規制部
47 第2規制部
50,50A,50B チェックバルブ
51 弁ケース
53 第1ケース
55 第2ケース
60,60A 接続管部
63 通気部
65,65B 接続管部
70 正圧弁
75 負圧弁
80 シールリング
R 気液分離室

Claims (5)

  1. 燃料タンク内の燃料の外部流出を防ぐ燃料遮断装置と、燃料タンク外に配設されたキャニスタとを連通する通路に配置されて、燃料蒸気と一緒に流通する液体燃料が、キャニスタ側へ流れるのを防止するための、チェックバルブ付き気液分離装置であって、
    内部に気液分離室が形成されたケーシングと、前記燃料タンク内の圧力を調整するチェックバルブとを有しており、
    該ケーシングは、前記燃料遮断装置と前記気液分離室とを連通するタンク側開口部、及び、前記キャニスタと前記気液分離室とを連通するキャニスタ側開口部を有しており、
    前記チェックバルブは、前記キャニスタ側開口部に直接接続されて、前記通路の一部を構成する接続管部を有しており、
    前記チェックバルブは、前記ケーシングの外側から前記接続管部を前記キャニスタ側開口部に挿入されて接続され、前記接続管部の基端側には前記チェックバルブの内部に連通する弁座が設けられており、この弁座に前記チェックバルブの弁体が接離するように構成されており、
    前記キャニスタ側開口部に挿入された前記接続管部の先端部が、前記気液分離室内に突出しており、
    前記接続管部の先端部の外周上面側には、前記接続管部内に連通する通気部が形成されていることを特徴とするチェックバルブ付き気液分離装置。
  2. 燃料タンク内の燃料の外部流出を防ぐ燃料遮断装置と、燃料タンク外に配設されたキャニスタとを連通する通路に配置されて、燃料蒸気と一緒に流通する液体燃料が、キャニスタ側へ流れるのを防止するための、チェックバルブ付き気液分離装置であって、
    内部に気液分離室が形成されたケーシングと、前記燃料タンク内の圧力を調整するチェックバルブとを有しており、
    該ケーシングは、前記燃料遮断装置と前記気液分離室とを連通するタンク側開口部、及び、前記キャニスタと前記気液分離室とを連通するキャニスタ側開口部を有しており、
    前記チェックバルブは、前記キャニスタ側開口部に直接接続されて、前記通路の一部を構成する接続管部を有しており、
    前記チェックバルブは、弁体が収容された弁ケースと、該弁ケースに設けられた前記接続管部とを有しており、前記弁ケースが前記気液分離室内に配置されて、前記接続管部が、前記ケーシングの内側から前記キャニスタ側開口部に挿入されており、
    前記ケーシングは、内部に前記気液分離室を有すると共に、前記チェックバルブを収容可能とするチェックバルブ収容開口部を有するケーシング本体と、前記チェックバルブ収容開口部に装着されるキャップとを有しており、
    前記キャップには、前記接続管部が前記キャニスタ側開口部から抜けないように、前記気液分離室内での前記弁ケースの動きを規制する規制部が設けられていることを特徴とするチェックバルブ付き気液分離装置。
  3. 前記ケーシング本体は、前記チェックバルブ収容開口部とは反対側に位置する底壁を有しており、この底壁から支持壁が立設されており、この支持壁の、立設方向の先端部によって、前記弁ケースが支持されている、請求項2記載のチェックバルブ付き気液分離装置。
  4. 前記弁ケースの外周は、円形状をなしており、前記支持壁の先端部には、前記弁ケースの外周を保持する、円弧状の切欠きが形成されており、
    前記気液分離室を前記キャニスタ側開口部の軸方向から見たとき、前記切欠きを形成する円弧の中心と、前記キャニスタ側開口部の中心とが、同軸上となるように、前記支持壁が設けられている請求項3記載のチェックバルブ付き気液分離装置。
  5. 前記キャップの規制部は、前記チェックバルブ収容開口部に前記キャップを装着するときに、前記接続管部が前記キャニスタ側開口部に挿入される方向に、前記弁ケースを押込み可能に構成されている、請求項2~4のいずれか1つに記載のチェックバルブ付き気液分離装置。
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