JP7076523B2 - 粒状物処理装置および粒状物処理方法 - Google Patents
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図1は、本発明に係る粒状物処理装置の一例である錠剤印刷装置1の側面図である。図2は、錠剤印刷装置1の上面図である。図3は、錠剤印刷装置1の下面図である。
続いて、上記の錠剤印刷装置1を用いた印刷処理の流れについて、説明する。以下では、ある1つの錠剤9に対して行われる処理について、順に説明する。ただし、この錠剤印刷装置1では、複数の錠剤9が順次に搬送されつつ処理され、錠剤印刷装置1の内部には、同時に複数の錠剤9が存在する。
以上、本発明の主たる実施形態について説明したが、本発明は、上記の実施形態に限定されるものではない。
上記の実施形態では、反転機構70が、錠剤9の表裏を反転させるとともに、錠剤9の幅方向の位置を移動させていた。しかしながら、反転機構70は、錠剤9の幅方向の位置を移動させることなく、錠剤9の表裏を反転させるものであってもよい。図12は、そのような反転機構70を備えた錠剤印刷装置1の側面図である。図12の例では、乾燥機構60よりも搬送経路の下流側、かつ、排出シュート81よりも搬送経路の上流側の反転位置に、第1ブロー機構25および反転機構70が設けられている。
上記の実施形態の第1傾斜ドラム71および第2傾斜ドラム72は、複数の小孔である吸着孔711,721を有していた。しかしながら、図13に示すように、第1傾斜ドラム71は、第1側面710に、第1軸C1を中心とする円環状の吸着スリット712を有していてもよい。また、第2傾斜ドラム72は、第2側面720に、第2軸C2を中心とする円環状の吸着スリット722を有していてもよい。そして、これらの吸着スリット712,722に、複数の錠剤9を吸着保持してもよい。このようにすれば、吸着スリット712,722の任意の位置において、錠剤9を吸着保持できる。したがって、錠剤9の受け渡しの際に、錠剤9に多少の位置ずれがあったとしても、錠剤9を吸着保持できる。
上記の実施形態では、搬送方向に見たときの、第1傾斜ドラム71の頂角と、第2傾斜ドラム72の頂角とは、いずれも90°であった。しかしながら、第1傾斜ドラム71の頂角および第2傾斜ドラム72の頂角は、必ずしも90°でなくてもよい。ただし、同一の保持面220において、錠剤9を反転させつつ移動させたい場合には、搬送方向に見たときの第1傾斜ドラム71の頂角と第2傾斜ドラム72の頂角との和を、180°とすることが好ましい。例えば、搬送方向に見たときの第1傾斜ドラム71の頂角を60°とし、搬送方向に見たときの第2傾斜ドラム72の頂角を120°としてもよい。
上記の実施形態では、第1傾斜ドラム71の第1側面710は、第1軸C1を中心とする円錐状の面であった。また、第2傾斜ドラム72の第2側面720は、第2軸C2を中心とする円錐状の面であった。しかしながら、第1側面710および第2側面720は、四角錐、六角錐、八角錐などの多角錐状の面であってもよい。
上記の実施形態では、搬送ベルト22の保持面220が、幅方向の中央を境として、第1領域A1と第2領域A2とに2分割されていた。しかしながら、第1領域A1および第2領域A2の位置関係は、必ずしも上記の通りでなくてもよい。例えば、図14のように、搬送ベルト22の保持面220に、複数の第1領域A1と、複数の第2領域A2とが設けられていてもよい。そして、第1領域A1と第2領域A2とが、幅方向に交互に配列されていてもよい。この場合、第1領域A1から第2領域A2へ錠剤9を反転させつつ移動させる反転機構が、複数設けられていてもよい。
また、上記の実施形態の反転機構70は、第1傾斜ドラム71と第2傾斜ドラム72とを有するものであった。しかしながら、反転機構70は、他の機構により、錠剤9の表裏の反転と幅方向の移動とを実現するものであってもよい。例えば、錠剤9を搬送ベルト22から他の2つの搬送ベルトに順次に移載して、再び搬送ベルト22へ移載することによって、錠剤9の表裏を反転させつつ、錠剤9の幅方向の位置を移動させてもよい。
9 錠剤
10 搬入機構
20 環状搬送機構
22 搬送ベルト
30 印刷部
31 ヘッド
40 第1カメラ
50 第2カメラ
60 乾燥機構
70 反転機構
71 第1傾斜ドラム
72 第2傾斜ドラム
73 第1モータ
74 第2モータ
80 搬出機構
90 制御部
220 保持面
221 吸着孔
710 第1側面
711 吸着孔
712 吸着スリット
720 第2側面
721 吸着孔
722 吸着スリット
A1 第1領域
A2 第2領域
C1 第1軸
C2 第2軸
Claims (11)
- 互いに反対側を向く面である第1面と第2面とを有する粒状物の表面に所定の処理を行う粒状物処理装置であって、
前記粒状物を搬送方向に等間隔に吸着保持しつつ、環状の搬送経路に沿って前記粒状物を搬送する環状搬送機構と、
前記環状搬送機構の前記搬送経路上の処理位置において、前記粒状物の前記第1面と、前記第2面とに、前記所定の処理を行う処理部と、
前記環状搬送機構の前記搬送経路上の反転位置において、前記環状搬送機構から前記粒状物の第1面を吸着して受け取り、更に前記粒状物の第2面を吸着して持ち替えた上で、前記粒状物の第1面を前記環状搬送機構へ吸着保持し直させる反転機構を備え、
前記反転機構は、
所定の方向に対して傾斜した第1軸を中心とする円錐状または角錐状の第1側面を有する第1傾斜ドラムと、
前記第1傾斜ドラムと前記所定の方向に隣接し、前記所定の方向に対して傾斜した第2軸を中心とする円錐状または角錐状の第2側面を有する第2傾斜ドラムと、
を有し、
前記第1傾斜ドラムは、前記環状搬送機構から受け渡される粒状物を、前記第1側面に吸着保持しつつ回転して、前記第2傾斜ドラムへ粒状物を受け渡し、
前記第2傾斜ドラムは、前記第1傾斜ドラムから受け渡される粒状物を、前記第2側面に吸着保持しつつ回転して、前記環状搬送機構へ粒状物を受け渡す、粒状物処理装置。 - 請求項1に記載の粒状物処理装置であって、
前記環状搬送機構は、粒状物を吸着保持する吸着孔が幅方向に複数配列された保持面を、前記搬送経路に沿って回動させ、
前記保持面は、前記幅方向に隣接する第1領域および第2領域を有し、
前記反転機構は、前記第1領域の吸着孔に保持された粒状物を、前記第2領域の吸着孔へ移動させ、
前記環状搬送機構は、前記反転機構により反転される前の前記粒状物と、前記反転機構により反転された後の前記粒状物とを、同時に保持しつつ搬送する、粒状物処理装置。 - 請求項1または請求項2に記載の粒状物処理装置であって、
前記環状搬送機構の搬送方向に見たときの、前記第1傾斜ドラムの頂角と前記第2傾斜ドラムの頂角との和は、180°である、粒状物処理装置。 - 請求項3に記載の粒状物処理装置であって、
前記環状搬送機構の搬送方向に見たときの、前記第1傾斜ドラムの頂角および前記第2傾斜ドラムの頂角は、いずれも90°である、粒状物処理装置。 - 請求項4に記載の粒状物処理装置であって、
前記第1傾斜ドラムと前記第2傾斜ドラムとは、同一の形状および大きさを有する、粒状物処理装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の粒状物処理装置であって、
前記第1傾斜ドラムは、前記第1側面に、前記第1軸を中心として円環状に配列された複数の吸着孔を有し、
前記第2傾斜ドラムは、前記第2側面に、前記第2軸を中心として円環状に配列された複数の吸着孔を有し、
前記複数の吸着孔に、粒状物が1つずつ吸着保持される、粒状物処理装置。 - 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の粒状物処理装置であって、
前記第1傾斜ドラムは、前記第1側面に、前記第1軸を中心とする円環状の吸着スリットを有し、
前記第2傾斜ドラムは、前記第2側面に、前記第2軸を中心とする円環状の吸着スリットを有し、
前記吸着スリットに、複数の粒状物が吸着保持される、粒状物処理装置。 - 請求項1から請求項7までのいずれか1項に記載の粒状物処理装置であって、
前記第2側面における粒状物の吸着力は、前記第1側面における粒状物の吸着力よりも大きい、粒状物処理装置。 - 請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の粒状物処理装置であって、
前記処理部は、
粒状物の表面にインクジェット方式で印刷を行う印刷部
を含む、粒状物処理装置。 - 請求項1から請求項9までのいずれか1項に記載の粒状物処理装置であって、
前記処理部は、
粒状物の表面を撮影するカメラ
を含む、粒状物処理装置。 - 請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の粒状物処理装置であって、
前記粒状物は錠剤である、粒状物処理装置。
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