JP7074265B2 - Rfidタグ、rfidタグ付き物品及びrfidタグ付きケーブルカバー - Google Patents

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Description

本発明は、物品に設けられるRFIDタグ、RFIDタグ付き物品及びRFIDタグ付きケーブルカバーに関する。
特許文献1には、放射素子として作用させる導体に結合するRFICモジュールが示されている。このRFICモジュールは、基板と、この基板に搭載されたRFICチップと、このRFICチップに接続されて構成される複数のコイルによる整合回路とを備える。
国際公開第2016/084658号
特許文献1に記載のRFICモジュールは、様々な物品に貼付することにより、又は物品に内蔵させることにより、RFIDタグ付き物品を構成できる。
しかし、紐状、索状、管状、棒状等の長尺部材にRFIDタグを設ける場合に幾つかの問題が生じることが分かった。まず、これら長尺部材の外面にRFIDタグを貼付した場合、その長尺部材自体に、または他の長尺部材にRFIDタグが干渉しやすく(引っかかりやすく)なるので、長尺部材の取り扱いが煩雑化する。
そこで、本発明の目的は、紐状、索状、管状、棒状等の長尺部材との干渉が回避された、RFIDタグ、RFIDタグ付き物品及びRFIDタグ付きケーブルカバーを提供することにある。
(a)本開示の一例としてのRFIDタグは、柔軟性のある絶縁性材料で構成されて全体的に管状を成す物品に形成された放射素子と、前記放射素子に接続又は結合する状態で前記物品に搭載されたチップ状のRF回路と、を備えた構造である。
上記構造により、長尺部材に対してRFIDタグが直接的に付与されないので、また、全体的に管状を成す物品にRFIDタグが設けられた構造であるので、長尺部材に対するRFIDタグによる干渉が避けられる。
(b)また、本開示の一例としてのRFIDタグ付き物品は、柔軟性のある絶縁性材料で構成されて全体的に管状を成す物品であり、RFIDタグは、柔軟性のある絶縁性材料で構成されて全体的に管状を成す物品に形成された放射素子と、前記放射素子に接続又は結合する状態で前記絶縁性基材に搭載されたチップ状のRF回路と、を備えたことを特徴とする。
上記構造により、RFIDタグ付き物品が長尺部材を被覆する状態で、長尺部材に対してRFIDタグが直接的に付与されないので、また、全体的に管状を成す物品にRFIDタグが設けられた構造であるので、長尺部材に対するRFIDタグによる干渉が避けられる。
(c)また、本開示の一例としてのRFIDタグ付きケーブルカバーは、柔軟性のある絶縁性材料で構成されて全体的に管状を成し、ケーブルの周囲を被覆し、RFIDタグが貼付されたケーブルカバーであり、RFIDタグは、柔軟性のある絶縁性材料で構成されて全体的に管状を成すケーブルカバーに形成された放射素子と、前記放射素子に接続又は結合する状態で前記絶縁性基材に搭載されたチップ状のRF回路と、を備えたことを特徴とする。
上記構造により、ケーブルカバーがケーブルを被覆する状態で、ケーブルに対してRFIDタグが直接的に付与されないので、また、全体的に管状を成すケーブルカバーにRFIDタグが設けられた構造であるので、ケーブルに対するRFIDタグによる干渉が避けられる。
本発明によれば、紐状、索状、管状、棒状等の長尺部材との干渉が回避された、RFIDタグ、RFIDタグ付き物品、及びケーブルとの干渉が回避されたRFIDタグ付きケーブルカバーが得られる。
図1は第1の実施形態に係るRFIDタグ201の平面図である。 図2(A)はRFIDタグ付き螺旋状物品311の斜視図であり、図2(B)はRFIDタグ付き螺旋状物品311で被覆されたケーブル401の様子を示す斜視図である。 図3は、図1に示したRFIDタグ201が備えるRFICモジュール101の搭載部分の拡大平面図である。 図4(A)はRFICモジュール101の断面図である。図4(B)は絶縁性基材60にRFICモジュール101を搭載した状態での断面図であり、図3におけるX-X部分の断面図である。 図5はRFICモジュール101の基板1に形成されている導体パターンを示す平面図である。 図6はRFICモジュール101の回路図である。 図7(A)、図7(B)は、螺旋状物品に貼付された状態での、RFIDタグの等価回路図である。 図8は第2の実施形態に係るRFIDタグ付き螺旋状物品312の螺旋状物品の巻回をほどいて平面状にした状態での平面図である。 図9はRFIDタグ付き螺旋状物品312の斜視図である。 図10は、RFIDタグ付き螺旋状物品312の長尺状態での外観図である。 図11は第3の実施形態に係るRFIDタグ203の平面図及び断面図である。 図12は第4の実施形態に係るRFIDタグ204の平面図である。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。要点の説明又は理解の容易性を考慮して、実施形態を説明の便宜上、複数の実施形態に分けて示すが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換又は組み合わせは可能である。第2の実施形態以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
《第1の実施形態》
図1は第1の実施形態に係るRFIDタグ201の平面図である。
RFIDタグ201は、放射素子6と、この放射素子6に容量結合(電界結合)するRFICモジュール101とを含む。放射素子6は絶縁性基材60に形成された導体パターン61,62で構成される。絶縁性基材60は例えばポリエチレンテレフタレート(PET)のフィルムであり、導体パターン61,62は例えばアルミニウム箔のパターンである。RFICモジュール101は本発明に係る「RF回路」の一例である。
導体パターン61は導体パターン61P,61Cで構成され、導体パターン62は導体パターン62P,62Cで構成される。導体パターン61,62はダイポールアンテナを構成する。導体パターン61P,62PにはRFICモジュール101が搭載される。
放射素子6の導体パターン61C,62CのY方向の幅は、RFICモジュール101のY方向の幅より太い。この例では、放射素子6の導体パターン61C,62CのY方向の幅は約10mmであり、RFICモジュール101のY方向の幅は約3mmである。
図2(A)はRFIDタグ付き螺旋状物品311の斜視図であり、図2(B)はRFIDタグ付き螺旋状物品311で被覆されたケーブル401の様子を示す斜視図である。このRFIDタグ付き螺旋状物品311は、本発明に係る「RFIDタグ付き物品」及び「RFIDタグ付きケーブルカバー」の開示例である。この例では、RFIDタグ付き螺旋状物品311は複数のケーブル401の周囲を被覆している。ケーブル401の各ケーブルはそれぞれ絶縁体で被覆されたケーブルである。
図2(A)に示す螺旋状物品301は、例えば、ポリエチレン、6ナイロン、12ナイロン、フッ素樹脂FEP、フッ素樹脂PFA等の、柔軟性のある絶縁性材料で構成されて全体的に管状を成す螺旋状の物品である。螺旋状物品301の巻回をほどいて平面状にした状態で、この螺旋状物品301の厚みは例えば0.45mmである。RFIDタグ201の絶縁性基材60の下面には粘着層が形成されていて、螺旋状物品301の外面に、図1に示したRFIDタグ201が貼付されている。したがって、RFIDタグ201は、螺旋状物品301の螺旋状と同様の螺旋状である。
本発明において、「螺旋状」とは、管状の周囲を周回する形状で、かつ、管状の延びる方向に、前記周回における進行成分が存在する形状である。そして、この螺旋状の物品は全体的に前記管状を成す。
上記RFIDタグ付き螺旋状物品311は、ケーブル401の周囲を被覆するように巻き付けることによって、図2(B)に示すように、RFIDタグ付き螺旋状物品311で被覆されたケーブル401が構成される。
図3は、図1に示したRFIDタグ201が備えるRFICモジュール101の搭載部分の拡大平面図である。図4(A)はRFICモジュール101の断面図である。図4(B)は絶縁性基材60にRFICモジュール101を搭載した状態での断面図であり、図3におけるX-X部分の断面図である。
RFICモジュール101は、基板1と、この基板1に実装されるRFIC2とを備える。基板1は例えばポリイミド等のフレキシブル基板である。RFIC2が実装された基板1の上面には保護膜3が被覆されている。この保護膜3は例えばポリウレタン等のエラストマーや、エチレン酢酸ビニル(EVA)のようなホットメルト剤である。基板1の下面にはカバーレイフィルム4が設けられている。このカバーレイフィルム4は例えばポリイミドフィルムである。したがって、基板1、保護膜3、カバーレイフィルム4のいずれもが柔らかく、このRFICモジュール101全体が柔らかい。
図4(B)に表れているように、放射素子6の絶縁性基材60に接着剤層5を介してRFICモジュール101が接着されている。この接着剤層5は絶縁性接着材の層であり、例えばアクリル系接着剤である。放射素子側第1端子電極11は接着剤層5を介して放射素子6の導体パターン61Pに対向し、放射素子側第2端子電極12は接着剤層5を介して放射素子6の導体パターン62Pに対向する。この構造により、放射素子側第1端子電極11及び放射素子側第2端子電極12は放射素子6の導体パターン61P,62Pにそれぞれ容量結合(電界結合)する。
図5はRFICモジュール101の基板1に形成されている導体パターンを示す平面図である。図5において上部は基板1の上面に形成されている導体パターンの平面図であり、図5の下部は基板1の下面に形成されている導体パターンの平面図である。
基板1の上面には、RFIC側第1端子電極31、RFIC側第2端子電極32、第1インダクタL1の主要部の導体パターンL11、及び第2インダクタL2の主要部の導体パターンL21が形成されている。RFIC側第1端子電極31は上記導体パターンL11の一方端に繋がっていて、RFIC側第2端子電極32は上記導体パターンL21の一方端に繋がっている。これら導体パターンは例えば銅箔をフォトリソグラフィによってパターンニングしたものである。
基板1の下面には、放射素子6の導体パターン61P,62Pに容量結合される放射素子側第1端子電極11及び放射素子側第2端子電極12が形成されている。また、基板1の下面には、第1インダクタL1の一部の導体パターンL12、第2インダクタL2の一部の導体パターンL22、第3インダクタL3の導体パターン、第4インダクタL4の導体パターン及び第5インダクタL5の導体パターン(二点鎖線で囲む導体パターン)が形成されている。これら導体パターンも例えば銅箔をフォトリソグラフィによってパターンニングしたものである。
上記第1インダクタL1の一部の導体パターンL12の一方端及び第3インダクタL3の導体パターンの一方端は上記放射素子側第1端子電極11に繋がっている。同様に、上記第2インダクタL2の一部の導体パターンL22の一方端及び第4インダクタL4の導体パターンの一方端は上記放射素子側第2端子電極12に繋がっている。第3インダクタL3の導体パターンの他方端と、第4インダクタL4の導体パターンの他方端との間には第5インダクタL5の導体パターンが繋がっている。
第3インダクタL3の導体パターンの他方端と第1インダクタL1の主要部の導体パターンL11の他方端とはビア導体V1を介して接続されている。同様に、第4インダクタL4の導体パターンの他方端と第2インダクタL2の主要部の導体パターンL21の他方端とはビア導体V2を介して接続されている。
上記RFIC側第1端子電極31及びRFIC側第2端子電極32にRFIC2が搭載されている。つまり、RFIC2の端子21がRFIC側第1端子電極31に接続されていて、RFIC2の端子22がRFIC側第2端子電極32に接続されている。
第1インダクタL1及び第3インダクタL3は基板1の異なる層にそれぞれ形成され、且つコイル開口が重なる関係に配置されている。同様に、第2インダクタL2及び第4インダクタL4は基板1の異なる層にそれぞれ形成され、且つコイル開口が重なる関係に配置されている。そして、第2インダクタL2及び第4インダクタL4と、第1インダクタL1及び第3インダクタL3とは、RFIC2の搭載位置を基板1の面に沿って挟む位置関係に配置されている。
さらに、RFIC側第1端子電極31から第3インダクタL3の他端までの巻回方向と、RFIC側第2端子電極32から第4インダクタL4の他端までの巻回方向とは同方向である。図5に示す向きではいずれも右旋方向である。このことは、第1インダクタL1と第3インダクタL3との組と、第2インダクタL2と第4インダクタL4との組とが、RFIC2の搭載位置を挟んで180°回転対称関係にある、と言うこともできる。
図6はRFICモジュール101の回路図である。RFICモジュール101はRFIC2とインピーダンス整合回路7とで構成されている。インピーダンス整合回路7は、RFIC側第1端子電極31、RFIC側第2端子電極32、第1端子電極11及び第2端子電極12に接続される。また、インピーダンス整合回路7は、第1インダクタL1、第2インダクタL2、第3インダクタL3、第4インダクタL4及び第5インダクタL5を含んで構成される。
第1インダクタL1は、図5に示した導体パターンL11,L12で構成され、第2インダクタL2は、図5に示した導体パターンL21,L22で構成される。第1インダクタL1は放射素子側第1端子電極11とRFIC側第1端子電極31との間に接続されている。第2インダクタL2は放射素子側第2端子電極12とRFIC側第2端子電極32との間に接続されている。第3インダクタL3の一端は放射素子側第1端子電極11に接続されていて、第4インダクタL4の一端は放射素子側第2端子電極12に接続されていて、第5インダクタL5は第3インダクタL3の他端と第4インダクタL4の他端との間に接続されている。
放射素子側第1端子電極11は容量C1を介して放射素子の導体パターン61に接続されていて、放射素子側第2端子電極12は容量C2を介して放射素子の導体パターン62に接続されている。
RFIC2には、内部の回路及び寄生容量等による容量が存在する。RFICモジュール101は、RFIC2にインピーダンス整合回路7が接続された状態で2つの共振が生じる。1つ目の共振は、導体パターン61,62、インダクタL3,L4,L5で構成される電流経路に生じる共振であり、2つ目の共振は、インダクタL1~L5及び上記容量で構成される電流経路(電流ループ)に生じる共振である。この2つの共振は、各電流経路に共有されるインダクタL3,L4,L5によって結合され、2つの共振にそれぞれ対応する2つの電流i1,i2は図6に示すように流れる。
上記2つの共振周波数は近接していて、この2つの共振を結合させることで、上記2つの共振周波数に亘る広帯域の共振周波数特性が得られる。
図7(A)、図7(B)は、螺旋状物品に貼付された状態での、RFIDタグの等価回路図である。図7(A)、図7(B)において、実線の矢印は、ある位相(タイミング)での、導体パターン61,62に流れる電流の方向を示し、破線の矢印は、その位相(タイミング)での導体パターン61,62に鎖交する磁束を示す。また、図7(A)、図7(B)中に示す長さLは導体パターン61,62の電流経路に沿った長さである。
図7(B)に示すRFIDタグでは、放射素子を構成する、長さLの導体パターン61,62に分布する電圧又は電流は1/2波長を超える。そのため、導体パターン61,62に生じる磁束の方向は、途中で反転して、導体パターン61,62が全体として発生する磁界が抑制される。一方、図7(A)に示すRFIDタグにおいては、放射素子を構成する長さLの導体パターン61,62に分布する電圧又は電流は1/2波長以下である。そのため、導体パターン61によって生じる磁束と導体パターン62によって生じる磁束とは、全長に亘って同方向となる。そのため、上記磁界の抑制作用が無く、放射素子として高い効率を維持できる。
なお、導体パターン61,62の電流経路に沿った長さLは、絶縁性基材60の誘電率、及び螺旋状の導体パターン61,62の周回におけるピッチ(進行方向成分の大きさ)によって理想値を定めることができるが、実際には、長尺状部材に対するRFIDタグの実装構造によって上記長さLの最適値は変化する。したがって、絶縁性基材60の誘電率、螺旋状の導体パターン61,62の周回におけるピッチ、長尺状部材に対するRFIDタグの実装構造によって上記長さLを適宜定めればよい。
RFIC2は例えばUHF帯(860MHz~960MHz)の周波数帯で無線通信を行う。導体パターン61,62の電流経路に沿った長さLは、無線通信の周波数帯で共振する長さであることが好ましい。
本実施形態によれば、次のような作用効果を奏する。
ケーブルに対してRFIDタグが直接的に付与されないので、RFIDタグによる干渉が避けられる。また、RFIDタグを備える螺旋状物品がケーブルを被覆した状態で、放射素子がケーブルの導電体から離間されるので、ケーブルの導電体による影響を受けにくい。
放射素子として作用する導体パターン61C,62Cが螺旋状に周回する構造であるので、放射の指向性がより無指向性となって、リーダ・ライタとの通信における指向性の制限が無くなる。
また、放射素子として作用する導体パターン61C,62Cが螺旋状に周回する構造であるので、ケーブルの長手方向におけるRFIDタグの占有長が短くなり、限られたスペースにRFIDタグを設けることができる。
また、既に述べたとおり、RFICモジュール101は、インピーダンス整合回路7の作用によって、広帯域特性を有するので、螺旋状物品が軸方向(進行方向)に伸縮しても、RFIDタグとしての電気的特性の変動は少ない。
また、螺旋状物品が軸方向(進行方向)に伸縮しても、そのことにより絶縁性基材60にテンションが殆ど掛からないので、使用中に螺旋状物品が軸方向(進行方向)に伸縮しても、RFICモジュール101及びRFICモジュール101の搭載部に対して掛かる応力は小さい。そのため、RFICモジュール101及びRFICモジュール101の搭載部の構造上の信頼性が高い。
また、放射素子6は、その主要部を構成する導体パターン61C,62Cの線幅がRFICモジュール101の幅より太い線状で延伸する導体パターンであるので、放射素子の抵抗損失が少なく、低損失化が図れる。特に、導体パターン61C,62Cが厚みの薄い導体パターンであっても、また、アルミニウム箔のように導電率の高い導体パターンであっても、低損失の放射素子が構成される。なお、本実施形態では、放射素子6の導体パターン61C,62CのY方向の幅が約10mmであり、RFICモジュール101のY方向の幅が約3mmの例を示したが、放射素子6の導体パターン61C,62CのY方向の幅は6mm~20mm、RFICモジュール101のY方向の幅は2mm~5mmの範囲内であってもよい。
また、放射素子を構成する導体パターン61,62に分布する電圧又は電流を1/2波長以下とすることにより、導体パターン61によって生じる磁束と導体パターン62によって生じる磁束とは、全長に亘って同方向となって、放射素子として高い効率を維持できる。
なお、図2(A)に示した例では、RFIDタグ201を螺旋状物品301の外面に形成したが、RFIDタグ201を螺旋状物品301の内面に設けることも可能である。その場合は、螺旋状物品301の巻回をほどいて平面状にした状態で、後に内面となる側の面にRFIDタグ201を貼付すればよい。
RFIDタグ201を螺旋状物品301の内面に設けると、外面に設ける場合に比較して、ケーブル内の導線や外被のシールド用導体と放射素子との間隔が狭くなる。しかし、それでも、ケーブルの表面にRFIDタグを貼付した場合に比較して、上記間隔はある程度確保される。そのため、ケーブル内の導線や外被のシールド用導体の影響を受け難くできる。
また、RFIDタグ201を螺旋状物品301の内面に設けると、RFIDタグが螺旋状物品で保護される構造となるので、RFIDタグの剥離が軽減される。さらに、RFIDタグが螺旋状物品とケーブルとの間に挟み込まれる構造となるので、外部からの衝撃(力学的な衝撃や湿度や温度などの環境的衝撃)を軽減する効果も得られる。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では、RFIDタグを螺旋状物品に直接的に設けて構成されるRFIDタグ付き螺旋状物品の例を示す。
図8は第2の実施形態に係るRFIDタグ付き螺旋状物品312の螺旋状物品の巻回をほどいて平面状にした状態での平面図である。図9はRFIDタグ付き螺旋状物品312の斜視図である。このRFIDタグ付き螺旋状物品312は、螺旋状物品301の外面にRFIDタグ202が形成された物品である。螺旋状物品301は、柔軟性のある絶縁性材料で構成されて全体的に管状を成す。この螺旋状物品301の構成は第1の実施形態で示したとおりである。
RFIDタグ202は、導体パターン61,62による放射素子と、この放射素子に結合するRFICモジュール101とを含む。導体パターン61,62は螺旋状物品301の表面に形成されている。導体パターン61,62は例えばアルミニウム箔のパターンである。導体パターン61,62は螺旋状物品301の表面に接着層又は粘着層を介して接合する。
導体パターン61は導体パターン61P,61Cで構成され、導体パターン62は導体パターン62P,62Cで構成される。導体パターン61,62はダイポールアンテナを構成する。導体パターン61P,62PにはRFICモジュール101が搭載される。導体パターン61,62及びRFICモジュール101の表面には保護膜8が形成される。この保護膜8は、例えばポリウレタン等のエラストマーや、エチレン酢酸ビニル(EVA)のようなホットメルト剤の塗布膜、または例えばポリイミドフィルムなどのカバーレイフィルムである。
上記導体パターン61,62の形成及びRFICモジュール101の搭載は、図8に示すように、螺旋状物品301の巻回をほどいて平面状にした状態で行う。その後は、図9に示すように、螺旋状物品301は、その弾性によって螺旋状態に戻る。
図10は、RFIDタグ付き螺旋状物品312の長尺状態での外観図である。この例では、螺旋状物品301の所定の複数箇所にRFIDタグ202を設けている。製造時、運搬時、保管時等において、このRFIDタグ付き螺旋状物品312を長尺状態で管理する場合は、多数のRFIDタグ202のうちいずれかと必要な通信を行うことができる。また、RFIDタグ付き螺旋状物品312を所定長に切って使用する場合、その切り取ったRFIDタグ付き螺旋状物品312にRFIDタグ202が1つ以上あれば、その切り取った単位で管理することも可能である。
このように、長尺状態で複数のRFIDタグを設けることは第1の実施形態で示したRFIDタグ付き螺旋状物品についても同様に適用できる。
図9に示した例では、RFIDタグ202を螺旋状物品301の外面に形成したが、RFIDタグ202を螺旋状物品301の内面に形成することも可能である。その場合は、螺旋状物品301の巻回をほどいて平面状にした状態で、後に内面となる側の面に導体パターン61,62の形成及びRFICモジュール101の搭載を行う。
《第3の実施形態》
第3の実施形態では、RFIDタグ付き螺旋状物品が被覆する部材の殆どが導電体で構成されているような場合でも、その導電体の影響をより受けにくくした、RFIDタグ付き螺旋状物品の例を示す。
図11は第3の実施形態に係るRFIDタグ203の平面図及び断面図である。このRFIDタグ203は、絶縁性基材60と、その両面に形成された導体パターンと、RFICモジュール101とで構成されている。絶縁性基材60の上面には導体パターン63,64が形成されていて、絶縁性基材60の下面の全面には導体パターン65が形成されている。
導体パターン63は、導体パターン64の一部の開口内に島状に形成されている。RFICモジュール101の放射素子側第1端子電極(図3に示す放射素子側第1端子電極11)は導体パターン63の端部に対向し、RFICモジュール101の放射素子側第2端子電極(図3に示す放射素子側第2端子電極12)は導体パターン64の開口の縁部に対向する。
このような構成により、導体パターン63,64,65によってマイクロストリップラインによる放射素子が構成される。RFIDタグ203の下面は導体パターン65で覆われているので、上記放射素子は、RFIDタグ付き螺旋状物品が被覆する部材の導電性による悪影響を受けない。例えば、表面に電磁シールド材が設けられたケーブルや、導電性の管、等を被覆する場合にも適用できる。
《第4の実施形態》
第4の実施形態では、放射素子の導体パターンがこれまでに示した例とは異なるRFIDタグについて示す。
図12は第4の実施形態に係るRFIDタグ204の平面図である。このRFIDタグ204は、放射素子6と、この放射素子6に容量結合(電界結合)するRFICモジュール101とを含む。放射素子6は絶縁性基材60と、この絶縁性基材60に形成された導体パターン61,62とで構成される。
導体パターン61は導体パターン61P,61L,61Cで構成され、導体パターン62は導体パターン62P,62L,62Cで構成される。導体パターン61,62はダイポールアンテナを構成する。導体パターン61P,62PにはRFICモジュール101が搭載される。
導体パターン61L,62Lはメアンダライン形状であって、インダクタンス成分の高い領域として作用する。また、導体パターン61C,62Cは平面形状であって、キャパシタンス成分の高い領域として作用する。このことにより、電流強度の高い領域のインダクタンス成分を大きくし、電圧強度の高い領域のキャパシタンス成分を大きくして、アンテナの導体パターン61,62の形成領域を縮小化している。
このように、放射素子6は絶縁性基材60の長手方向に直線状であることに限らず、メアンダライン形状部を含んでいてもよい。本実施形態によれば、絶縁性基材60の長手方向が短縮化できるので、螺旋状物品に対して貼付する部分の線長(螺旋の長さ)が短くなる。そのため、RFIDタグの貼付が容易となる。
最後に、上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形及び変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
例えば、以上に示した実施形態では、長尺部材を被覆するRFIDタグ付き物品が螺旋状であったが、長尺部材を1周又は1周未満だけ被覆する断面C字状であってもよい。
また、以上に示した実施形態では、RFIC2とインピーダンス整合回路7とを有するRFICモジュール101を「RF回路」として例示したが、RFIC2が「RF回路」であってもよい。その場合に、絶縁性基材60にインピーダンス整合回路を形成してもよい。
また、以上に示した実施形態では、RF回路が放射素子6に容量結合する構成を示したが、RF回路が放射素子6に直接的に接続された構成であってもよい。
また、以上に示した実施形態では、束ねられた複数のケーブルをカバーするRFIDタグ付きケーブルカバーを示したが、本発明は単一のケーブルをカバーするケーブルカバーにも同様に適用できる。
また、以上に示した実施形態では、RFIDタグ付き螺旋状物品が被覆する、導電性を有する長尺部材として、電力ケーブル、信号ケーブル、水又は水を含む導電性の液体を通す管等を例示したが、導電性のない長尺部材を被覆するRFIDタグ付き螺旋状物品についても同様に構成でき、同様に適用できる。例えば、上記長尺部材は、絶縁性のホース、チューブ、カテーテル等の管であってもよい。
また、RFIDタグが被覆する長尺部材は、柔軟性のある部材に限らない。例えば、硬質の樹脂製や金属製の管や棒であっても、同様に構成でき、同様に適用できる。
L1…第1インダクタ
L11,L12…第1インダクタの導体パターン
L2…第2インダクタ
L21,L22…第2インダクタの導体パターン
L3…第3インダクタ
L4…第4インダクタ
L5…第5インダクタ
V1,V2…ビア導体
1…基板
2…RFIC
3…保護膜
4…カバーレイフィルム
5…接着剤層
6…放射素子
7…インピーダンス整合回路
8…保護膜
11…放射素子側第1端子電極
12…放射素子側第2端子電極
21,22…RFIC端子
31…RFIC側第1端子電極
32…RFIC側第2端子電極
60…絶縁性基材
61,62…導体パターン
61C,62C…導体パターン
61L,62L…導体パターン
61P,62P…導体パターン
63,64,65…導体パターン
101…RFICモジュール
201,202,203,204…RFIDタグ
301…螺旋状物品
311,312…RFIDタグ付き螺旋状物品
401…ケーブル

Claims (7)

  1. 柔軟性のある絶縁性材料で構成されて全体的に管状を成す物品に形成された放射素子と、
    前記放射素子に接続又は結合する状態で前記物品に搭載されたチップ状のRF回路と、を備え
    前記物品は螺旋状を成し、
    前記放射素子は前記物品に沿って複数回旋回する螺旋状を成し、
    前記放射素子に分布する電圧又は電流は1/2波長以下である、RFIDタグ。
  2. 前記放射素子は前記RF回路の幅より太い線状で延伸する導体パターンである、
    請求項1に記載のRFIDタグ。
  3. 前記RF回路は前記放射素子を介してUHF帯で通信する、請求項1又は2に記載のRFIDタグ。
  4. 柔軟性のある絶縁性材料で構成されて全体的に管状を成し、RFIDタグが貼付された、物品であり、
    前記RFIDタグは請求項1からのいずれかに記載のRFIDタグである、
    RFIDタグ付き物品。
  5. 柔軟性のある絶縁性材料で構成されて全体的に管状を成し、ケーブルの周囲を被覆し、RFIDタグが貼付されたケーブルカバーであり、
    前記RFIDタグは請求項1からのいずれかに記載のRFIDタグである、
    RFIDタグ付きケーブルカバー。
  6. 前記絶縁性材料は、樹脂材料である、
    請求項4に記載のRFIDタグ付き物品。
  7. 前記絶縁性材料は、樹脂材料である、
    請求項5に記載のRFIDタグ付きケーブルカバー。
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