JP7073734B2 - シュミットトリガインバータ回路 - Google Patents

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Description

本発明はシュミットトリガインバータ回路に関する。
シュミットトリガインバータ回路の一例が特許文献1に記載されている。
図6に、別の例としてのシュミットトリガインバータ回路SINVを示す。このシュミットトリガインバータ回路は、入力端子INと、出力端子OUTと、外部から電源電圧が入力される電源端子VCCと、グランドレベルに接続される接地端子GNDとを有する。シュミットトリガインバータ回路SINVはさらに、PチャネルMOSFETであるトランジスタMP1と、NチャネルMOSFETであるトランジスタMN1、MN2及びMN3とを備えている。
トランジスタMP1は、ソースが電源端子VCCに接続され、ゲートが入力端子INに接続される。トランジスタMN1は、ドレインがトランジスタMP1のドレインに接続され、ゲートが入力端子INに接続される。トランジスタMP1のドレインとトランジスタMN1のドレインとの接続点は、出力端子OUTに接続される。すなわち、トランジスタMP1及びMN1により、CMOSインバータCIが構成される。CMOSインバータCIの入力(トランジスタMP1のゲートとトランジスタMN1のゲートとの接続点)は入力端子INに接続され、CMOSインバータCIの出力(トランジスタMP1のドレインとトランジスタMN1のドレインとの接続点)は出力端子OUTに接続される。
トランジスタMN2は、ドレインがCMOSインバータCI内のトランジスタMN1のソースに接続され、ソースが接地端子GNDに接続され、ゲートが入力端子INに接続される。
トランジスタMN3は、ドレインが電源端子VCCに接続され、ソースがトランジスタMN1のソースとトランジスタMN2のドレインとの接続点に接続され、ゲートがCMOSインバータCIの出力に接続される。
シュミットトリガインバータ回路SINVにおいて、トランジスタMN3がオンしていると、出力端子OUTの電位VOUTを電源電圧VCC側に引っ張る力が強くなる。そのため、電位VOUTをハイレベルからローレベルへと反転させるためには、トランジスタMN1及びMN2のゲート電圧をより高くして、両トランジスタのオン抵抗をより低くする必要がある。すなわち、シュミットトリガインバータSINVの2つの閾値を第1閾値VT+及び第2閾値VT-(ただし、VT+>VT-)とすると、このシュミットトリガインバータ回路の閾値Vは、トランジスタMN3がオンしている場合は第1閾値VT+であり、同トランジスタがオフしている場合は第2閾値VT-である。
トランジスタMN3のゲート電圧がローレベル(接地端子GNDと同じ電位)であれば、同トランジスタはオフする。しかし、トランジスタMN3のゲート電圧(出力端子OUTの電圧VOUT)がハイレベル(電源端子VCCと同じ電位)であるときの同トランジスタの状態は、以下に述べるようにトランジスタMN2の状態に依存する。
トランジスタMN2がオンしており、トランジスタMN3のソースが接地端子GNDに接続されている状態で、トランジスタMN3のゲート電圧がハイレベルになった場合、トランジスタMN3はオンする。その一方で、トランジスタMN3のゲート電圧がハイレベルであっても、トランジスタMN2がオフに切り替わると、トランジスタMN3が接地端子GNDから切り離され、電源端子VCCからトランジスタMN3に流れる電流により同トランジスタのソース端子に付随する寄生コンデンサが瞬間的に充電される。この充電により、トランジスタMN3のソース端子電圧が急速に上昇し、同トランジスタのゲート・ソース間電圧がゲート閾値以下になると同トランジスタはオフする。このように、トランジスタMN2がオフすると、トランジスタMN3のゲート電圧がハイレベルであっても、同トランジスタは(瞬間的になされる上記充電の間を除いて)オフする。
図7(a)に入力端子INの電圧VINの時間的変化を示し、同図(b)に出力端子OUTの電圧VOUTの時間的変化を示す。さらに、図8(a)に入力端子INの電圧VIN及びシュミットトリガインバータ回路SINVの閾値電圧Vの時間的変化を示し、同図(b)に出力端子OUTの電圧VOUTの時間的変化を示す。なお、トランジスタMN2のゲート閾値VMN2は、シュミットトリガインバータ回路SINVの第2閾値VT-よりも小さい。
時点0から時点tまでは、時間とともに上昇する電圧VINがトランジスタMN2のゲート閾値VMN2を下回るため、トランジスタMN2はオフ状態にある。そのため、上述したようにトランジスタMN3もオフ状態にある。その結果、シュミットトリガインバータ回路SINVの閾値Vは、第2閾値VT-である。電圧VINはこの第2閾値VT-を下回るため、出力端子OUTの電圧VOUTはハイレベルである。なお、トランジスタMP1はオン状態にある。
時点tから時点tまでは、時間とともに上昇する電圧VINがトランジスタMN2の閾値VMN2を上回るため、トランジスタMN2はオン状態にあり、トランジスタMN3のソースは接地端子GNDに接続される。その一方で、トランジスタMP1も引き続きオン状態にある。そのため、トランジスタMN3のゲート電圧はハイレベルであり、同トランジスタはオン状態にある。その結果、シュミットトリガインバータ回路SINVの閾値Vは、第1閾値VT+である。電圧VINは、この第1閾値VT+を下回るため、出力端子OUTの電圧VOUTはハイレベルのままである。
時点tから時点tにおいては、電圧VINは、時間とともに上昇し、最大値に達した後、時間とともに低下する。トランジスタMP1はオフ状態にあり、トランジスタMN3のゲート電圧はローレベルであるため、同トランジスタはオフ状態にある。その結果、シュミットトリガインバータ回路の閾値Vは、第2閾値VT-である。電圧VINがこの第2閾値VT-を上回るため、出力端子OUTの電圧VOUTはローレベルである。
時点tから時点tまでは、時間とともに低下する電圧VINがトランジスタMN2の閾値VMN2を上回るため、トランジスタMN2はオン状態にあり、トランジスタMN3のソースは接地端子GNDに接続されたままである。その一方で、トランジスタMP1はオン状態にある。そのため、トランジスタMN3のゲート電圧はハイレベルであり、同トランジスタはオン状態にある。その結果、シュミットトリガインバータ回路SINVの閾値Vは、第1閾値VT+である。電圧VINはこの第1閾値VT+を下回るため、出力端子OUTの電圧VOUTはハイレベルである。
時点tから時点tまでは、時間とともに低下する電圧VINがトランジスタMN2の閾値VMN2を下回るため、トランジスタMN2はオフ状態にある。そのため、上述したようにトランジスタMN3もオフ状態にある。その結果、シュミットトリガインバータ回路SINVの閾値は、第2閾値VT-である。電圧VINは、この第2閾値VT-を下回るため、出力端子OUTの電圧VOUTは引き続きハイレベルである。
図7(c)に、電源端子VCCからトランジスタMN3及びMN2を経て接地端子GNDへと流れる電流ICCの時間的変化を示す。電圧VINがローレベルからハイレベルに切り替わる時点tの近傍では、トランジスタMN2及びMN3の両方がオン状態にあり、電源端子VCCから両トランジスタを経て接地端子GNDへと貫通電流Iaが流れる。電圧VINがハイレベルからローレベルに切り替わる時点tの近傍でも同様に貫通電流Iaが流れる。電圧VINがハイレベル及びローレベルの一方から他方へと切り替わる時点tの近傍及び時点tの近傍を除けば、電流ICCはゼロである。
図9に、自動車のバッテリなどの電源電圧を検出する電源電圧検出回路VDCと、この電源電圧検出回路に接続されるシュミットトリガインバータ回路SINVとを示す。なお、同図において符号VCCは電源電圧を示す。
電源電圧検出回路VDCは、デプレッション型のNチャネルMOSFETであるトランジスタDEP51及びDEP52と、ツェナーダイオードZD1~ZD3とを備えている。トランジスタDEP51及びDEP52は特性が等しい。トランジスタDEP51のドレインは電源電圧VCCに接続され、同トランジスタのソースはトランジスタDEP52のドレインに接続される。トランジスタDEP52のソースは、電源電圧に対して逆バイアスとなるように直列接続された、例えば3つのツェナーダイオードZD1~ZD3を介してグランドレベルGNDに接続される。トランジスタDEP51及びDEP52の各々は、ゲートがソースに接続される。
トランジスタDEP51のソースとトランジスタDEP52のドレインとの接続点が電源電圧検出回路VDCの出力である。この出力は、電源電圧VCC及び内部グランドGNDに接続されるシュミットトリガインバータ回路SINVに入力される。
図10に、電源電圧検出回路VDCに接続されるシュミットトリガインバータ回路SINVの動作を示す。同図(a)に、電源電圧VCCと電流ICCとの関係を示し、同図(b)に、電源電圧VCCと出力端子OUTの電圧VOUTとの関係を示す。電源電圧VCCがツェナーダイオードZD1~ZD3の降伏電圧以下のとき、ツェナーダイオードが遮断しているので、電圧VIN及びトランジスタDEP52のソース電位は電源電圧VCCに等しくなり、電圧VOUTはローレベルになる。電源電圧VCCがツェナーダイオード3個の降伏電圧以上になると、トランジスタDEP52のソース電位がツェナーダイオードZD1~ZD3の降伏電圧にクランプされるので、電圧VINは電源電圧VCCとツェナーダイオード3個の降伏電圧の中間電圧となり、電源電圧VCCと電圧VINの差は電源電圧VCCが大きいほど大きくなる。電源電圧VCCがツェナーダイオード3個の降伏電圧の近傍の電圧のとき、電圧VOUTはローレベルのままだが、電源電圧VCCがさらに増加すると電圧VINがシュミットトリガインバータ回路SINVの閾値電圧より低くなり、電圧VOUTはハイレベルになる。電圧VOUTがローレベルからハイレベルに切り替わるときに、貫通電流Iaが流れることがわかる。
特開昭61-82532号公報
近年、低消費電流化の動きが進みつつあるので、上記貫通電流による無用な消費電流は問題となる。本発明は、上記従来技術に鑑み、シュミットトリガインバータ回路における貫通電流の発生を抑えることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るシュミットトリガインバータ回路は、入力及び出力がそれぞれ前記シュミットトリガインバータ回路の入力及び出力に接続されるCMOSインバータと、ゲートが前記CMOSインバータの出力に接続される第1トランジスタと、前記第1トランジスタと直列に接続される第1電流制限素子とを備え、前記第1電流制限素子が、ゲートとソースが接続されているデプレッション型のトランジスタである。
一態様によれば、前記シュミットトリガインバータ回路は、ゲートが前記シュミットトリガインバータ回路の入力に接続され、ドレインが前記CMOSインバータ内のNチャネルトランジスタのソースに接続され、ソースが前記シュミットトリガインバータ回路の基準電位に接続される第2トランジスタをさらに備えていてもよい。前記第1トランジスタと前記第1電流制限素子との直列回路が、前記シュミットトリガインバータ回路の電源端子と、前記CMOSインバータ内のNチャネルトランジスタのソースと前記第2トランジスタのドレインとの接続点との間に接続される。
前記シュミットトリガインバータ回路は、ゲートが前記CMOSインバータの出力に接続される第3トランジスタと、前記第3トランジスタと直列に接続される第2電流制限素子と、ゲートが前記シュミットトリガインバータ回路の入力に接続され、ソースが前記シュミットトリガインバータ回路の電源端子に接続され、ドレインが前記CMOSインバータ内のPチャネルトランジスタのソースと前記第3トランジスタのソースとに接続される第4トランジスタとをさらに備えていてもよい。前記第3トランジスタと前記第2電流制限素子との直列回路が、前記シュミットトリガインバータ回路の基準電位と、前記CMOSインバータ内のPチャネルトランジスタのソースと前記第4トランジスタのドレインとの接続点との間に接続される。
前記第2電流制限素子は抵抗又は電流源回路とすることができる。
前記第2電流制限素子は、ゲートとソースが接続されているデプレッション型のトランジスタとすることができる。
別の態様によれば、シュミットトリガインバータ回路は、ゲートが前記シュミットトリガインバータ回路の入力に接続され、ソースが前記シュミットトリガインバータ回路の電源端子に接続され、ドレインが前記CMOSインバータ内のPチャネルトランジスタのソースに接続される第2トランジスタをさらに備えていてもよい。前記第1トランジスタと前記第1電流制限素子との直列回路が、前記シュミットトリガインバータ回路の基準電位と、前記CMOSインバータ内のPチャネルトランジスタのソースと前記第2トランジスタのドレインとの接続点との間に接続される。
本発明によれば、シュミットトリガインバータ回路における貫通電流の発生を抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係るシュミットトリガインバータ回路の説明図である。 本発明の第1実施形態に係るシュミットトリガインバータ回路の動作を示すタイミングチャートである。 電源電圧検出回路に接続された、本発明の第1実施形態に係るシュミットトリガインバータ回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第2実施形態に係るシュミットトリガインバータ回路の説明図である。 本発明の第3実施形態に係るシュミットトリガインバータ回路の説明図である。 従来のシュミットトリガインバータ回路の説明図である。 従来のシュミットトリガインバータ回路の動作を示すタイミングチャートである。 従来のシュミットトリガインバータ回路の動作を示す別のタイミングチャートである。 電源電圧検出回路に接続された従来のシュミットトリガインバータ回路の説明図である。 電源電圧検出回路に接続された従来のシュミットトリガインバータ回路の動作を示すタイミングチャートである。
以下に本発明の実施形態を説明する。ただし、本発明は、以下の実施形態によって限定されるものではない。
[第1実施形態]
図1に、本発明の第1実施形態に係るシュミットトリガインバータ回路SINVaを示す。図6と同じ要素には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。シュミットトリガインバータ回路SINVaは、図6の構成に加えて、デプレッション型のNチャネルMOSFETであるトランジスタDEP1を備えている。トランジスタDEP1は、ドレインが電源端子VCCに接続され、ソースがトランジスタMN3のドレインに接続され、ゲートがソースに接続されている。なお、トランジスタMP1及びMN1~MN3はいずれもエンハンスメント型である。
図2(a)にシュミットトリガインバータ回路SINVaの入力端子INの電圧VINの時間的変化を示し、同図(b)に同シュミットトリガインバータ回路の出力端子OUTの電圧VOUTの時間的変化を示し、同図(c)に電流ICCの時間的変化を示す。
図3に、シュミットトリガインバータ回路SINVaを、図9に示した電源電圧検出回路VDCと組み合わせて用いた場合の同シュミットトリガインバータ回路の動作を示す。同図(a)に電源電圧VCCと電流ICCとの関係を示し、同図(b)に電源電圧VCCと出力端子OUTの電圧VOUTとの関係を示す。
シュミットトリガインバータ回路SINVaによれば、トランジスタDEP1は一種の定電流源であり、電流制限素子としての役割を持つ。具体的には、電源端子VCCからトランジスタMN3及びMN2を経て接地端子GNDへと流れる電流は、トランジスタDEP1のゲート・ソース間電圧がゼロのときのドレイン・ソース間電流以下に制限される。そのため、図2及び図3に示すように、入力電圧VINの切り替わり時における貫通電流Iaの発生を抑えることができる。
[第2実施形態]
図4に、本発明の第2実施形態に係るシュミットトリガインバータ回路SINVabを示す。図1と同じ要素には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。シュミットトリガインバータ回路SINVabは、図1のシュミットトリガインバータ回路の構成に加えて、エンハンスメント型のPチャネルMOSFETであるトランジスタMP2及びMP3と、デプレッション型のNチャネルMOSFETであるトランジスタDEP2とを備えている。
トランジスタMP2は、ソースが電源端子VCCに接続され、ドレインがCMOSインバータCI内のトランジスタMP1のソースに接続され、ゲートは入力端子INに接続される。トランジスタMP3は、ソースがトランジスタMP1のソースとトランジスタMP2のドレインとの接続点に接続され、ゲートがCMOSインバータCIの出力に接続される。トランジスタDEP2は、ドレインがトランジスタMP3のドレインに接続され、ソースが接地端子GNDに接続され、かつゲートがソースに接続されている。
シュミットトリガインバータ回路SINVabによれば、図1のシュミットトリガインバータ回路SINVaよりもヒステリシス電圧(第1閾値VT+と第2閾値VT-との差)を大きくすることができる。同時に、トランジスタDEP2は一種の定電流源であり、電流制限素子としての役割を持つ。具体的には、電源端子VCCからトランジスタMP2及びMP3を経て接地端子GNDへと流れる電流は、トランジスタDEP2のゲート・ソース間電圧がゼロのときのドレイン・ソース間電流以下に制限される。そのため、電源端子VCCからトランジスタMP2及びMP3を経て接地端子GNDへと流れる貫通電流の発生を抑えることができる。電源端子VCCからトランジスタMN3及びMN2を経て接地端子GNDへと流れる貫通電流の発生がトランジスタDEP1により抑えられることは先に述べた通りである。なお、本実施の形態は特許文献1のFig.1に示されるシュミットトリガインバータ回路の貫通電流を対策したものに相当する。
[第3実施形態]
図5に、本発明の第3実施形態に係るシュミットトリガインバータ回路SINVbを示す。図4と同じ要素には同じ符号を付して詳細な説明は省略する。シュミットトリガインバータ回路SINVbは、CMOSインバータCIと、トランジスタMP2、MP3及びDEP2とを備えているが、図4のシュミットトリガインバータ回路SINVabとは異なり、トランジスタMN2、MN3及びDEP1を備えていない。
シュミットトリガインバータ回路SINVabによっても、電源端子VCCからトランジスタMP2及びMP3を経て接地端子GNDへと流れる貫通電流の発生を抑えることができる。
第1から第3の実施形態のいずれにおいても、貫通電流の発生を抑えることができる。その結果として、消費電源電流を低減することができる。
電流源回路であるトランジスタDEP1(図1及び図4)及びトランジスタDEP2(図4及び図5)を、抵抗に置き換えることも可能である。このように、本発明の実施形態における電流制限素子として、電流源回路又は抵抗を用いることができる。
また、トランジスタDEP1とトランジスタMN3の接続順序は入れ換えてもよい。トランジスタMN3とトランジスタDEP1との直列回路が、シュミットトリガインバータ回路の電源端子VCCと、CMOSインバータCI内のNチャネルトランジスタMN1のソースとトランジスタMN2のドレインとの接続点との間に接続されていればよい。
トランジスタDEP2とトランジスタMP3の接続順序を入れ換えることもできる。トランジスタMP3とトランジスタDEP2との直列回路が、シュミットトリガインバータ回路の基準電位と、CMOSインバータ内のPチャネルトランジスタMP1のソースとトランジスタMP2のドレインとの接続点との間に接続されていればよい。
さらに、デプレッション型のトランジスタDEP1,DEP2は、ゲートとソースが接続されているデプレッション型のPチャネルMOSFETであってもよい。
また、シュミットトリガインバータ回路の基準電位は、グランドに限られず、任意に定めることができる。また、複数のトランジスタを区別するために、各々を第nトランジスタと呼ぶことができる。ただし、nは自然数である。
本発明の特定の実施形態について説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の技術的思想に基づく種々の変更は本発明の概念に含まれる。
SINV シュミットトリガインバータ回路
IN 入力端子
OUT 出力端子
VCC 電源端子または電源電圧
GND 接地端子またはグランドレベル
CI CMOSインバータ
MP1 Pチャネルトランジスタ
MN1~MN3 Nチャネルトランジスタ

SINVa シュミットトリガインバータ回路
DEP1 デプレッション型トランジスタ

SINVab シュミットトリガインバータ回路
MP2,MP3 Pチャネルトランジスタ
DEP2 デプレッション型トランジスタ

SINVb シュミットトリガインバータ回路

Claims (6)

  1. シュミットトリガインバータ回路であって、
    入力及び出力がそれぞれ前記シュミットトリガインバータ回路の入力及び出力に接続されるCMOSインバータと、
    ゲートが前記CMOSインバータの出力に接続される第1トランジスタと、
    前記第1トランジスタと直列に接続される第1電流制限素子と
    を備え
    前記第1電流制限素子が、ゲートとソースが接続されているデプレッション型のトランジスタである、
    シュミットトリガインバータ回路。
  2. ゲートが前記シュミットトリガインバータ回路の入力に接続され、ドレインが前記CMOSインバータ内のNチャネルトランジスタのソースに接続され、ソースが前記シュミットトリガインバータ回路の基準電位に接続される第2トランジスタをさらに備え、
    前記第1トランジスタと前記第1電流制限素子との直列回路が、前記シュミットトリガインバータ回路の電源端子と、前記CMOSインバータ内のNチャネルトランジスタのソースと前記第2トランジスタのドレインとの接続点との間に接続される、請求項1に記載のシュミットトリガインバータ回路。
  3. ゲートが前記CMOSインバータの出力に接続される第3トランジスタと、
    前記第3トランジスタと直列に接続される第2電流制限素子と、
    ゲートが前記シュミットトリガインバータ回路の入力に接続され、ソースが前記シュミットトリガインバータ回路の電源端子に接続され、ドレインが前記CMOSインバータ内のPチャネルトランジスタのソースと前記第3トランジスタのソースとに接続される第4トランジスタと
    をさらに備え、
    前記第3トランジスタと前記第2電流制限素子との直列回路が、前記シュミットトリガインバータ回路の基準電位と、前記CMOSインバータ内のPチャネルトランジスタのソースと前記第4トランジスタのドレインとの接続点との間に接続される、請求項に記載のシュミットトリガインバータ回路。
  4. 前記第2電流制限素子が抵抗又は電流源回路である、請求項に記載のシュミットトリガインバータ回路。
  5. 前記第2電流制限素子が、ゲートとソースが接続されているデプレッション型のトランジスタである、請求項に記載にシュミットトリガインバータ回路。
  6. ゲートが前記シュミットトリガインバータ回路の入力に接続され、ソースが前記シュミットトリガインバータ回路の電源端子に接続され、ドレインが前記CMOSインバータ内のPチャネルトランジスタのソースに接続される第2トランジスタをさらに備え、
    前記第1トランジスタと前記第1電流制限素子との直列回路が、前記シュミットトリガインバータ回路の基準電位と、前記CMOSインバータ内のPチャネルトランジスタのソースと前記第2トランジスタのドレインとの接続点との間に接続される、請求項1に記載のシュミットトリガインバータ回路。
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