JP7072306B1 - 指標化システム、指標化方法、及び指標化プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
(2)経時的な回答をする際に、回答値の変動が普段のゆらぎの範囲内に収まる変化(有意な「思い」の変化なし)なのか、揺らぎの範囲におさまらない変化(有意な「思い」の変化)が起きたのかの区別がつかない。
(3)回答者によっては、最も近い特定の1点では「思い」のゆらぎから回答に悩む場合があり、その「思い」をどのように回答してよいのかわからず、また、評価者も、そのような回答者の回答をどこに振り分けるべきかわからなくなる。
図1は、指標化システム100のハードウェア構成の一例を示すシステム構成図である。指標化システム100は、ユーザ端末100A、管理者端末110、評価者端末100Bとからなる。
また、アンケートなどを紙などの媒体で行う場合、管理者端末110に直接、回答者の回答を読み込む機能を備えてもよい。
図2は、管理者端末110をパーソナルコンピュータとした際のハードウェア構成を示す図である。図2に示すように、管理者端末110は、システムバス111を介して制御部112、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等の記憶部113、解析部114、入力制御部115及び通信I/F制御部116が接続される。
管理者端末110は、通信I/F制御部116を介して、ユーザ端末100A、評価者端末100Bとの間で通信を行う。通信は、無線、有線どちらであってもよい。
図3を参照しながら、本発明の、指標化システム100におけるアンケート入力画面10及びその入力の1例について説明する。ここでは、主に、医療現場で使用される場合を例に記載するが、そのようなものに限られず、アンケートなど、複数の回答者から回答を得るものであれば、どのような分野でも使用できる。
新VAS方式欄24には、1例として、図3のVAS方式回答欄30に示されるスケール形状の回答領域31が表示される。新VAS方式回答欄30は、アンケート入力画面10にそのまま表示される形式でもよく、新VAS方式欄24の所定の箇所をクリックするなど所定の操作で新VAS方式回答欄30が別画面として表示されるものであってもよい。高齢者など細かい字が読みづらい、あるいは、所定の箇所の指定操作をしづらい回答者のために、別画面で、拡大して表示するのが好ましい。
また、ここでは、左側を「全く思わない」、右側を「強く思う」としたが、これに限らず、左側を「いいえ」、右側を「はい」など等、二択形式の回答に準じた内容にしてもよい。また、右側を「全く思わない」、左側を「強く思う」などにしてもよい。ただし、回答者が誤解しないように、2択のうちのポジティブ側、ネガティブ側は全ての質問に対し、どちらかの統一するようにした方がよい。
また、タッチパネルなどの機器で説明したが、紙媒体などの手段を用いてもよい。その場合、回答者には、その範囲の場所を筆記具で塗ってもらえばよい。
本発明の新VAS方式欄24で得られた回答者の回答を解析する手法を示す。
回答者の回答は管理者端末110で収集され、処理用プログラムにより解析部114で解析される。
解析部114では、アンケートで収集された回答が解析される。
本発明の新VAS方式欄24での回答は、回答50に示されるように範囲を持ったものであり、従来の手法とは異なる形で解析される。
解析手法は評価者の目的に応じて定める。以下に、代表的な解析手法を記載する。
回答50は、範囲を持っているものの、「思い」の中心は、中央位置である場合が多い。そのため、回答50の上限値及び下限値を求め、その中点の値を回答者の回答として決定し、回答者の当該質問に対する全ポイント(例えば、1)を付与する手法である。この手法では、ブログラムが非常に簡単で、従来通りの手法でアンケートの結果を解析できる利点がある。一方で、回答者の「思い」の揺らぐ範囲の中で、最も強い(ないし最も頻度の多い)考えが範囲の中心にあることを前提にしており、この前提から外れる条件下では回答値が不正確になるリスクがある。また、「思い」の揺らぎの範囲を選ぶことはできても回答者が自身の回答したい特定の範囲を意識的に選ぶことが難しい場合もあり、回答しにくさを感じさせ有効回答率が下がるリスクもあることは留意する必要がある。この手法は、簡易的に回答者の「思い」を収集する目的の場合に有効な手法である。
回答者の回答50の範囲を正確に生かすために、全範囲の回答にポイントを与えるのが好ましい。そのため、この手法では、回答50の上限値及び下限値を求めたうえで、回答者の質問1つあたりの回答ポイントを所定の値に設定する。その所定の値を回答の範囲全体で均等なポイントとして割り振る手法である。ここでは、回答ポイントを1にした場合、回答領域31の左側を0とし、右側を100としたとき、回答50の上限値が45、下限値36であったとき、を例に説明する。この場合、36から45の各点に対し、回答ポイントを範囲で割った値である、0.1のポイントを割り当てる。つまり、回答された範囲のすべてを回答者の回答として尊重し、決定する手法である。この手法は、プログラムもそれほど複雑ではなく、回答者の「思い」を正確に反映することができる手法である。また、複数の回答者からのデータを収集した場合に、集計することも容易で、複数の回答者の「思い」を集計値に範囲を持った形で、正確に反映することができる。
一方、欠点として、それほど回答者の「思い」が強くない箇所も、強いものとして処理されてしまう可能性も考慮する必要がある。
回答50は、範囲を持っているものの、「思い」の中心は、中央位置であり、両側に行くにしたがって、「思い」は薄い場合が多い。範囲均等法は、簡易的に回答者の「思い」を反映できるが、回答者の「思い」の強弱を反映しているとは言えない。この「思い」を反映させる手法が、範囲内推測評点法である。
この手法は、回答50の上限値及び下限値を求めたうえで、回答者の質問1つあたりの回答ポイントを所定の値に設定するまでは範囲均等法と同じである。次に、上限値及び下限値から、中点を求めた上で、中点が最大値となり、上限値、下限値で最小値となる関数を考え、当該関数を用いて、回答50の範囲に全体でポイントが1になるようにポイントを割り付ける手法である。関数は、中点が最大値となればどのようなものでもよく、アンケートに応じて適宜選択すればよい。この手法では、範囲を持つ回答をした回答者の「思い」を実際に近い形で正確に反映することができる一方、プログラム、集計がやや複雑になる欠点がある。また、回答者の「思い」の強い中心が中央位置であり、端に行くにしたがって「思い」が弱いという前提に立っており、回答者の正確な「思い」分布ではない可能性も考慮する必要がある。
この経時的な複数回の結果から得られる、特徴的な揺らぎの範囲(毎回、他の質問では、回答の範囲は狭いにもかかわらず、特定の質問のみ、広い範囲の回答をする等)を有する特定の質問は、回答者が潜在的に気にしているものであることが多い。解析部114で、経時的な所定の範囲の揺らぎの範囲を有する質問を抽出する処理を行わせることで、得られた結果から、回答者に適切なアドバイスを行うことができる。
回答者のアンケート情報は、範囲を持っているため、前回との比較において範囲の違いを比較することで、回答者の回答値の変動が普段のゆらぎの範囲内に収まる変化(有意な変化なし)なのか、揺らぎの範囲におさまらない変化(有意な思いの変化)が起きているのかを検討することができる。具体的には、回答者の回答の範囲内に、前回の回答範囲がどの程度含まれるかを検討する。回答の範囲内には、求めた揺らぎの範囲を反映させてもよい。前回と、今回の結果の一致率が所定の範囲内である場合は、特に有意な変化なしと判定する。一致率が所定の範囲内でない場合、また、回答者の回答の範囲が前回と大きく異なる場合は、有意な変化ありと判定する。
回答者の範囲を持った回答によって得られる回答者の傾向(決断力がある場合、又は、優柔不断である場合)や揺らぎの範囲から、解析データの回答者の質問に対する回答ポイントの割り付け等を補正してもよい。
経時的にアンケートを得ている場合は、当該回答者の過去のアンケートの結果と比較し補正をおこなってもよい。具体的には、回答者の回答の範囲の幅を用いて、回答者のゆらぎの度合いを決定し、補正を行ってもよい。前回の回答での範囲と比較して、回答者の回答の範囲の幅が広い場合は、ゆらぎが大きいとして、誤差範囲値を定めて補正し、補正値に基づいて、判定を行ってもよい。このように、回答者に幅を持つ回答を許容することで、回答者の「思い」に有意な変化が生じているか、いないかを正確にとらえることができる。
解析部114で解析された結果は、種々の目的で使用される。単に、全ての回答を集計して、評価者端末100Bの表示部101Bに表示し、評価者によって、傾向を分析させてもよい。また、回答者端末100Aの表示部101Aに、回答者個人の結果と共に、前回との比較や、全体の傾向との比較などを表示させてもよい。
センサは回答者の生体情報を取得する生体センサや、回答者の活動を測定する活動量センサ、行動を測定する行動センサなど、回答者の質問に対応する情報が得られれば、どのようなセンサであってもよい。
例えば、質問で得た主観データが良いにもかかわらず、センサ等で得た客観データが悪い場合は、回答者の自身の体調の認識と、実際の体調に大きな乖離があり、回答者に思っている以上に体調がよくないことを伝え、生活改善を促す。或いは、質問で得た主観データが悪いにもかかわらず、センサ等で得た客観データが良い場合は、回答者が何かしら大きな不安を抱えている場合があり、それに基づいたケアを行うなどである。
また、回答者の前回の位置と、今回の位置を表示して、回答者の変化を明らかにしてもよい。本発明の指標化システム100では、回答者のゆらぎ範囲も表示することで、回答者の実際の変化であるのか、誤差の範囲の変化であるのかも判断できる。
図6は、一実施形態に係る指標化システム100の動作例を示すシーケンス図である。図6に例示するように、管理者端末110の通信I/F制御部116は、回答者の操作によるユーザ端末100Aの入力部102Aからの開始要求(ステップ1)に応じて、ユーザ端末100Aにアンケート入力画面10を送信する(ステップ2)。
回答者はアンケート入力画面10の質問番号欄20の質問文欄21の内容に沿って、回答形式欄22の新VAS方式欄24に回答を入力する。
回答者は、新VAS方式欄24に回答者の「思い」に基づき、回答を入力する。「思い」にあいまいな範囲がある場合は、上限値、下限値を有する範囲の回答を入力部102Aにより入力する(ステップ3)。
回答者は、全てのアンケート入力画面10の質問番号欄20に回答を済ませると、入力部102Aの操作により、回答結果を管理者端末110に送信する(ステップ4)。
管理者端末110は、通信I/F制御部116を介して、ユーザ端末100Aからの通信を受信し、記憶部113にデータを格納する。
解析部114で解析されたデータは、解析データとして通信I/F制御部116を介して、評価者端末100Bに送信される(ステップ6)。
回答者は回答者端末100Aで受信した、評価指導データを表示部101Aに表示し、回答者で内容を確認し、場合によっては、評価者の指導を受ける。
本発明の提案の回答方式では単に回答者の思う範囲を示す回答だけ示すものに限られない。
回答者の回答は幅を持っていた場合、回答者の「思い」の中心は、中央値であるとは限らない。回答者自身に、どこに「思い」の中心があるのか回答させることができればより回答の精度が高まる。
この例では、回答者の「思い」の強さを表せるように、VAS方式回答欄30Aに、回答者の回答の「思い」の分布を色の強弱で示す形での回答を許容している。
回答者が「思う」範囲があるうちに、その範囲の中でも、回答者自身が一部の箇所が一番該当していると感じる場合がある。
その場合、VAS方式回答欄30Aに示すように、「思い」が弱い箇所は、入力部102Aで、薄い色を指定して、その範囲を指でなぞるように薄い回答51の範囲を指定して(「第一の回答」ともいう)入力する。そして、「思い」が特に強い箇所は、入力部102Aで、濃い色を指定して、指でなぞるように濃い回答52の範囲を指定して(「第二の回答」ともいう)入力する。ここでは、タッチパネルなどで、異なる色を指でなぞる場合について述べたが、入力部102Aで同じ色を用いて2回なぞると、濃い色で回答できるようにしてもよい。また、色の違い、濃淡は2色に限らず、3以上の複数の複数の異なる形式を用いてもよい。これにより、回答者の「思い」の強さを正確に把握することができる。
濃淡などで表したアンケート結果は1例として、以下のように、解析部114で解析される。
まず、色の薄い範囲のうち、最大値と最小値を求める。次に、色の濃い範囲の最大値と最小値を求める。回答者の回答ポイントを1にした場合、それぞれの範囲に色の濃淡に応じてポイントを分散する。例えば、薄い回答範囲が最大値52、最小値18、濃い回答範囲が最大値50、最小値36であったとする。この場合、薄い回答のみの範囲は、0.02ポイントを均等に割り付け、濃い回答の範囲には、0.04ポイントを割り付け、全体でポイントが1になるようにして解析する。つまり、濃い回答に、重みをつけることにより回答者の「思い」を正確に反映させる。解析部114の処理は、ポイントの均等な割り付けに限らず、色の違い等により、重み付けができれば、どのような解析手法でも採用することができる。
回答者自身に、どこに「思い」の中心があるのか回答させる手法は、回答者による、色の強弱などの違いに限らず、別の手法を用いてもよい。具体的な手法として、ユーザ端末100Aに画像取得手段や、赤外線照射手段等と組み合わせたアイトラッキング等の視線検出手段を設け、回答者の視線を検出する。回答者の視線の滞留時間を算出し、滞留時間の長い場所を検出する。回答者の回答の最小値と最大値の間で、回答者の滞留時間の長い場所がないかを調べて、そこを最も「思い」の強い場所とする。解析手法では、最も「思い」の強い場所とした位置を中心にして、ポイントの重み付けをする。この手法は、回答者の見ていた場所を無意識に得ることができるため、回答者に負担が少ない。また、回答者が回答する際に、回答者の「思い」を理性等から意図的に変更しようとすることを防ぐことができる。なお、回答者の回答の最小値と最大値の間に、回答者の滞留時間の長い場所が無い場合は、評価者端末100Bの表示部101Bに情報として表示し、その回答が正確でない可能性があることを知らせるようにしてもよい。
本発明の提案の回答方式では単に回答者の思う範囲を1箇所のみ示す回答だけ示すものに限られない。
回答者によっては、普段は、全く思うことはないが、日によっては、強く思うなど、気分の変動の激しい回答者も存在する。その場合、これまでの、回答では、正確に回答者の「思い」を取得するのは困難で、また、有意な変動であるのか否かの判定もままならなかった。また、同じ質問に連日、複数回答えてもらうことで回答者の「思い」の変動や強い点を推測することは理論的には可能ではあるものの、回答者の負担が大きく、回答者が回答するのが億劫になるため、実際にはアンケート1回の回答のみになることが多い。だが、1回の回答では、個人の特性を推定するのは難しい。本発明の提案の回答方式では、回答に、幅を許容することができるが、その回答範囲は、1箇所の範囲とする必要もない。回答範囲は、離間した、複数の回答範囲を許容してもよい。それによって、回答者に、気分の変動があるかも回答させることができる。
この回答者は、アンケートの質問に対して、普段は全く思うこともないが、日によって強く思う場合がある場合、図7に示すように離間した、複数の回答範囲とする形で、偽りのない回答を回答できる。また、第2実施例と組み合わせて、「思い」の強い箇所を回答者が明示できる形にしてもよい。
この回答に対する解析手法は、実施例1に記載したように、回答者のポイントを均等に割り付ける形で解析することができる。
また、「思い」に重みがあれば、実施例2に記載した手法を用いて、「思い」を取得、解析することができる。
以上のように、本発明の提案する、回答方式は、回答者の「思い」を思いの範囲がある形式での回答を許容する形であるので、回答者の「思い」の自由度を高めつつ、且つ、正確に回答者の「思い」を把握することができる。
以上、本実施形態について詳細に説明したが、当業者にとっては、本実施形態が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。
他の例として、回答者の「思い」の頻度を本実施形態のアンケートを用いて取得することができる。
現在の手法では、1日あたり、どの程度飲酒を行っているかを質問すると、数値で答えるのが一般的であるが、1日あたりを昨日とするのか、この1週間の平均なのか、1か月の傾向なのかで、回答者の回答が異なるという問題があった。
「思い」の頻度の回答欄は、頻度として想定される数値バーで形成してもよい。
20 質問番号欄
21 質問文欄
22 回答形式欄
23 n択回答方式欄
24 新VAS方式欄
30 新VAS方式回答欄
30A 新VAS方式回答欄
30B 新VAS方式回答欄
31 回答領域
32 段階レベル線
50 回答
51 回答
52 思いの強い回答
100 指標化システム
100A ユーザ端末
100B 評価者端末
101A ユーザ端末表示部
101B 評価者端末表示部
102A ユーザ端末入力部
102B 評価者端末入力部
110 管理者端末
111 システムバス
112 制御部
113 記憶部
114 解析部
115 入力制御部
116 通信I/F制御部
Claims (16)
- 回答者のアンケートの回答を入力する入力手段を備え、
前記アンケートは、前記回答者に範囲を有する回答を許容して構成されており、
前記アンケートの前記範囲を有する回答を、前記範囲内に含まれる情報を用いて解析し、前記範囲の広さから、回答の揺らぎ範囲を求める解析部を備える、
指標化システム。 - 前記アンケートはスケール形状であり、前記回答者は、前記スケール形状内の該当する範囲を指定して前記アンケートに回答する
請求項1に記載の指標化システム。 - 前記解析部は、前記範囲の上限値、下限値を求め、前記範囲の中央値に前記回答者の回答ポイントを与える、
請求項1又は請求項2に記載の指標化システム。 - 前記解析部は、前記範囲の上限値、下限値を求め、前記範囲に均等な前記回答者の回答ポイントを与える、
請求項1又は請求項2に記載の指標化システム。 - 前記解析部は、前記範囲の上限値、下限値を求め、前記範囲の中央に最大値となる関数を設定して、前記関数に応じた前記回答者の回答ポイントを与える、
請求項1又は請求項2に記載の指標化システム。 - 前記解析部は、前記アンケートの前記回答者の経時的な複数の回答から得られた前記揺らぎ範囲から、前記アンケートの特徴的な前記揺らぎ範囲を有する質問を抽出する
請求項1~5のいずれか1項に記載の指標化システム。 - 前記解析部は、前記揺らぎ範囲を用いて、解析結果の補正を行う
請求項1~6のいずれか1項に記載の指標化システム。 - 前記アンケートは、前記回答者に範囲を有する第1の回答及び前記第1の回答内に範囲を有する第2の回答を許容して構成されている、
請求項1又は請求項2に記載の指標化システム。 - 前記解析部は、前記第1の回答と、前記第2の回答で異なる前記回答者の回答ポイントを与える、
請求項8に記載の指標化システム。 - 前記回答者の視線を検出する視線検出手段を設け、
前記視線検出手段は、前記回答者の視線の滞留時間を算出し、滞留時間の長い場所を求め、
前記解析部は、前記回答者の前記範囲を有する回答内で前記回答者の前記滞留時間の長い場所を中心にして、ポイントの重み付けをする、
請求項1又は請求項2に記載の指標化システム。 - 前記回答者の入力圧力を検知する入力圧力検知手段を設け、
前記入力圧力検知手段は、前記回答者の前記入力圧力の分布を調べ、
前記解析部は、前記入力圧力の分布に応じて、ポイントの重み付けをする、
請求項1又は請求項2に記載の指標化システム。 - 前記アンケートは、前記回答者に離間する複数の範囲を有する回答を許容して構成されている、
請求項1又は請求項2に記載の指標化システム。 - 前記アンケートは、前記回答者に範囲を有する数量の回答を許容して構成されており、前記数量の頻度に応じて、異なる回答を許容する
請求項1~12のいずれか1項に記載の指標化システム。 - 前記アンケートの質問に対応する前記回答者の情報を取得するセンサを備え、
前記回答者の回答を解析した主観情報と、前記センサで取得した客観情報とを比較して表示する表示部を更に備える、
請求項1~13のいずれか1項に記載の指標化システム。 - 収集した回答者のアンケートの回答を、コンピュータが解析する、指標化システムを用いた指標化方法であって、
前記回答者が前記コンピュータに入力した前記アンケートの範囲を有する回答を、前記コンピュータが、前記範囲内に含まれる情報を用いて解析し、前記範囲の広さから、回答の揺らぎ範囲を求めるステップ、を有する
指標化方法。 - 請求項1~14のいずれか1項に記載の指標化システムをコンピュータに実行させるための指標化プログラム。
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