JP7070269B2 - 制御システム - Google Patents

制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP7070269B2
JP7070269B2 JP2018173862A JP2018173862A JP7070269B2 JP 7070269 B2 JP7070269 B2 JP 7070269B2 JP 2018173862 A JP2018173862 A JP 2018173862A JP 2018173862 A JP2018173862 A JP 2018173862A JP 7070269 B2 JP7070269 B2 JP 7070269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
charging
vehicle
signal line
charger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018173862A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020048288A (ja
Inventor
智員 益田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2018173862A priority Critical patent/JP7070269B2/ja
Publication of JP2020048288A publication Critical patent/JP2020048288A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7070269B2 publication Critical patent/JP7070269B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/70Energy storage systems for electromobility, e.g. batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
    • Y02T90/14Plug-in electric vehicles

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

本開示は、車両外部の充電器から供給される電力を用いた車載の蓄電装置の充電を制御する制御システムに関する。
特開2016-201915号公報(特許文献1)には、車両外部の電源から充電ケーブルを介して供給される電力を受けて車載の蓄電装置を充電可能な車両の制御システムが開示されている。この制御システムは、車両のインレットと充電ケーブルに設けられた充電コネクタとの接続を検出するための接続信号線から取得した信号に基づいて、インレットと充電コネクタとの接続の状態を検出する。
特開2016-201915号公報
近年、車両外部のDC(直流)電源に接続可能に構成され、DC電源から直流電力の供給を受けて車載の蓄電装置を充電する処理(以下「DC充電」ともいう)が実行可能に構成された車両が普及してきている。DC充電に関しては、異なった複数の充電規格が存在する。
上記複数の充電規格のなかには、DC充電時において、車両側の接地線が接続されているインレットの接地端子(以下「車両側接地端子」ともいう)と、DC電源側の接地線が接続されている充電コネクタの接地端子(以下「電源側接地端子」ともいう)との接続が断絶したことを車両側で検出するように規定されている充電規格(以下「所定の充電規格」ともいう)がある。
ここで、本発明者は、DC充電時において車両側接地端子と電源側接地端子との接続が断絶した状態(以下「断絶状態」ともいう)において検出される接続信号線の電圧は、DC充電時においてインレットと充電コネクタとが正常に接続されている状態(以下「正常状態」ともいう)において検出される接続信号線の電圧よりも高くなることに着目した。さらに、本発明者は、接続信号線に電力を供給する車両側の電源電圧が高いほど、正常状態における接続信号線の電圧と断絶状態における接続信号線の電圧との差が大きくなることに着目した。
上記の着目点に鑑みると、車両において、接続信号線の電圧に基づいて、正常状態と断絶状態とを検出することが考えられる。しかしながら、所定の充電規格においては、車両側の接続信号線に電力を供給するための電源電圧が例示されている(たとえば、12V)。当該例示された電源電圧は、比較的低い電圧であるため、正常状態および断絶状態の両者の状態における接続信号線の電圧差が微小なものとなり得る。そのため、各種センサなどの検出誤差を考慮すると、両者の取り得る値同士に重なりが生じ得る。ゆえに、接続信号線の電圧に基づいて両者の状態を適切に判別することができない可能性がある。
ここで、DC充電可能な車両には、車載の蓄電装置の電力を変圧して車両の補機負荷に電力を供給する電圧変換装置が備えられるものがある。当該電圧変換装置を用いて上記の電源電圧を昇圧させる、つまり、電圧変換装置の出力電圧を高めることも考えられる。しかしながら、常に電圧変換装置の出力電圧を高めるようにすると、たとえば、車両の走行時などにおいて消費電力を増加させてしまう可能性がある。
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電力の損失を抑制しつつ、車両側接地端子と電源側接地端子との接続が断絶した状態を適切に検出することである。
本開示に係る制御システムは、車両外部の充電器から充電ケーブルを介して供給される直流電力を用いた車載の蓄電装置の直流充電を制御する。制御システムは、充電ケーブルの充電コネクタが接続されるインレットと、充電コネクタとインレットとの接続を検出するための第1信号線と、充電器から送信される起動信号を検出するための第2信号線と、車両の補機負荷に蓄電装置の電力を変圧して供給する電圧変換装置と、電圧変換装置の出力電圧を制御する制御装置とを備える。第1信号線および第2信号線は、充電コネクタとインレットとが接続されると、充電器側の対応する配線にそれぞれ接続される。制御装置は、第1信号線の電圧に基づいて、インレットの接地端子と充電コネクタの接地端子とが断絶した断絶状態を検出する。断絶状態における第1信号線の電圧は、断絶状態でない場合における第1信号線の電圧よりも高く、かつ、電圧変換装置の出力電圧が高くなるほど断絶状態でない場合における第1信号線の電圧との差分が大きくなる。制御装置は、第2信号線の電圧に基づいて起動信号を検出した場合、電圧変換装置の出力電圧を、予め定められている基準電圧よりも高い電圧にする。
本開示は、上述した、(1)断絶状態において検出される第1信号線(接続信号線)の電圧は、正常状態において検出される第1信号線の電圧よりも高くなる、(2)第1信号線に電圧を供給する車両側の電源電圧が高いほど、正常状態における第1信号線の電圧と断絶状態における第1信号線の電圧との差分が大きくなる、という点を鑑みる。上記構成によれば、DC充電時においては、基準電圧よりも高い電圧を出力するように電圧変換装置が制御される。基準電圧は、たとえば、所定の規格において例示されている電源電圧である。これによって、正常状態における第1信号線の電圧と、断絶状態における第1信号線の電圧との差分が大きくなる。そのため、各種センサなどの検出誤差に起因して、正常状態および断絶状態において検出される第1信号線の電圧が取り得る値同士に重なりが生じることを防ぐことができる。ゆえに、制御システムを用いれば、DC充電時において、検出される第1信号線の電圧に基づいて、車両側接地端子と電源側接地端子との接続が断絶された状態を適切に検出することができる。
また、上記のように、DC充電時に限り、電圧変換装置の出力電圧が基準電圧よりも高くなるように制御される。換言すると、たとえば、車両の走行時においては、上記のような制御は行なわれない。つまり、電圧変換装置の出力電圧を高めることが不要な場合にまで、電圧変換装置の出力電圧を高める制御を行なうことを抑制する。ゆえに、常に電圧変換装置の出力電圧が高められる場合と比べて、消費電力を抑制することができる。
本開示によれば、電力の損失を抑制しつつ、車両側接地端子と電源側接地端子との接続が断絶された状態を適切に検出することができる。
実施の形態に係る制御システムが搭載された車両の全体構成を概略的に示す図である。 DC充電時における車両およびDC充電器を説明するための概略図である。 DC充電器の制御装置および車両のECUで実行されるDC充電を開始するための処理の手順を示すフローチャートである。 正常状態および断絶状態において検出ポイントP2の電圧を検出した結果を示す図である。 実施の形態に係るDC/DCコンバータの出力電圧の制御を説明するための図である。 DC充電開始時においてECUで実行される処理の手順を示すフローチャートである。 DC充電時においてECUで実行される処理の手順を示すフローチャートである。 断絶状態を説明するための図である。 変形例に係るDC/DCコンバータの出力電圧の制御を説明するための図である。
以下、本実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
<全体構成>
図1は、本実施の形態に係る制御システムが搭載された車両1の全体構成を概略的に示す図である。本実施の形態においては、車両1は電気自動車である例について説明する。車両1は、DC充電器200およびAC充電器500に接続可能に構成される。車両1は、DC充電器200から直流電力の供給を受けて車載の蓄電装置を充電する「DC充電」を実行可能に構成される。また、車両1は、AC充電器500から交流電力の供給を受けて車載の蓄電装置を充電する「AC充電」を実行可能に構成される。なお、車両1は、外部の電源によって蓄電装置を充電可能な車両であればよく、たとえば、プラグインハイブリッド自動車および燃料電池自動車などであってもよい。また、車両1は、少なくともDC充電を実行可能な車両であればよく、AC充電が実行可能でない車両であってもよい。
車両1は、蓄電装置10と、メインリレー装置20と、パワーコントロールユニット(以下「PCU(Power Control Unit)」ともいう)40と、モータジェネレータ50と、駆動輪60と、ECU(Electronic Control Unit)100とを備える。
蓄電装置10は、積層された複数の電池を含んで構成される。電池は、たとえば、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池である。また、電池は、正極と負極との間に液体電解質を有する電池であってもよいし、固体電解質を有する電池(全固体電池)であってもよい。
メインリレー装置20は、メインリレー21およびメインリレー22を含む。メインリレー21は、電力線PLと蓄電装置10の正極との間に接続される。メインリレー22は、電力線NLと蓄電装置10の負極との間に接続される。メインリレー21,22が閉状態であると、蓄電装置10からPCU40に電力が供給される。メインリレー21,22が開状態であると、蓄電装置10からPCU40に電力が供給されない。
PCU40は、蓄電装置10から電力を受けてモータジェネレータ50を駆動するための電力変換装置を総括して示したものである。たとえば、PCU40は、モータジェネレータ50を駆動するためのインバータや、蓄電装置10から出力される電力を昇圧してインバータへ供給するコンバータなどを含む。
モータジェネレータ(Motor Generator:MG)50は、交流回転電機であり、たとえば、永久磁石が埋設されたロータを備える永久磁石型同期電動機である。モータジェネレータ50のロータは、動力伝達ギア(図示せず)を介して駆動輪60に機械的に接続される。モータジェネレータ50は、車両1の回生制動動作時には、駆動輪60の回転力によって発電することができ、その発電された電力をPCU40へ出力する。
さらに、車両1は、DC/DCコンバータ81と補機電池80とを備える。補機電池80は、車両1に搭載される複数の補機負荷(図示せず)を作動するための電力を蓄える。補機電池は80は、たとえば、鉛蓄電池を含んで構成される。補機電池80の電圧は、蓄電装置10の電圧よりも低く、たとえば、12V程度である。補機負荷は、たとえば、照明装置、ワイパー装置、オーディオ装置、ナビゲーションシステム、メータパネル、ヘッドライト、EPS、各種ECUなどの電気負荷である。
DC/DCコンバータ81は、電力線PL,NLに電気的に接続され、電力線PL,NLから供給される電力を降圧して電力線ELに供給する。すなわち、DC/DCコンバータ81は、蓄電装置10の出力電圧を降圧して、補機電池80および補機負荷への供給電力を生成する。DC/DCコンバータ81は、ECU100によって制御される。
ECU100は、CPU(Central Processing Unit)100aと、メモリ(ROM(Read Only Memory)およびRAM(Random Access Memory))100bと、各種信号が入出力される入出力ポート(図示せず)とを含んで構成される。ECU100は、各センサなどからの信号の入力および各機器への制御信号の出力を行なうとともに、各機器の制御を行なう。なお、これらの制御については、ソフトウェアによる処理に限られず、専用のハードウェア(電子回路)で構築して処理することも可能である。
さらに、車両1は、DC充電を行なうための構成として、DC充電リレー装置30と、DCインレット90とを備える。また、車両1は、AC充電を行なうための構成として、AC充電リレー装置35、車両充電器38およびACインレット95とを備える。
DCインレット90は、車両1に直流電力を供給するためのDC充電器200の充電ケーブルの先端に設けられた充電コネクタ300と接続可能に構成される。DCインレット90は、DC充電が行なわれない場合には、図示しないDC充電リッドに覆われている。DC充電が行なわれる場合には、DC充電リッドが開かれてDCインレット90に充電コネクタ300が接続される。そして、DCインレット90は、DC充電器200から供給される直流電力を受ける。
DC充電リレー装置30は、DC充電リレー31およびDC充電リレー32を含む。DC充電リレー31の一端は、DCインレット90と電気的に接続され、他端は、電力線PLを介して蓄電装置10の正極と電気的に接続される。DC充電リレー32の一端は、DCインレット90と電気的に接続され、他端は、電力線NLを介して蓄電装置10の負極と電気的に接続される。DC充電リレー装置30は、ECU100からの制御信号に従って開閉状態が切り替えられる。
ACインレット95は、車両1に交流電力を供給するためのAC充電器500の充電ケーブルの先端に設けられた充電コネクタ350と接続可能に構成される。ACインレット95は、AC充電が行なわれない場合には、図示しないAC充電リッドに覆われている。AC充電が行なわれる場合には、AC充電リッドが開かれてACインレット95に充電コネクタ350が接続される。そして、ACインレット95は、AC充電器500から供給される交流電力を受ける。
車両充電器38は、ACインレット95が受けた交流電力を蓄電装置10に充電可能な直流電力に変換して蓄電装置10に出力する。
AC充電リレー装置35は、AC充電リレー36およびAC充電リレー37を含む。AC充電リレー36の一端は、車両充電器38と電気的に接続され、他端は、電力線PLを介して蓄電装置10の正極と電気的に接続される。AC充電リレー37の一端は、車両充電器38と電気的に接続され、他端は、電力線NLを介して蓄電装置10の負極と電気的に接続される。AC充電リレー装置35は、ECU100からの制御信号に従って開閉状態が切り替えられる。
<<DC充電器>>
図2は、DC充電時における車両1およびDC充電器200を説明するための概略図である。DC充電器200は、充電コネクタ300と、直流供給回路210と、第1リレー装置230と、補助電源240と、第2リレー装置250と、制御装置260とを含む。
充電コネクタ300は、充電ケーブルの先端に取り付けられている。充電コネクタ300は、充電ケーブルに収容された各ライン(電力線L21,L22、通信信号線L23,L24、第1接続信号線L25、補助電源信号線L26,L27、接地線L28、および第2接続信号線L29)の端子を備えている。具体的には、電力線L21,L22がそれぞれ接続されているDC+端子,DC-端子と、通信信号線L23,L24がそれぞれ接続されているS+端子,S-端子と、第1接続信号線L25が接続されているCC1端子と、補助電源信号線L26,L27がそれぞれ接続されているA+端子,A-端子と、接地線L28が接続されているPE端子と、第2接続信号線L29が接続されているCC2端子とを備える。なお、上記の各端子に対応する車両1のDCインレット90の各端子(後述)についても、同様の端子名を付する。
電力線L21,L22は、DC充電器200と車両1との間で電力の授受するための電力線である。通信信号線L23,L24は、車両1と通信を行なうための通信線である。第1接続信号線L25は、充電コネクタ300がDCインレット90に接続されたことを検出するための信号線である。補助電源信号線L26,L27は、車両1のECU100に補助電源240から電圧を供給し、DC充電器200による充電が開始されること、および、充電が継続されていることを示す起動信号を車両1に出力するための信号線である。接地線L28は、接地G1に接続される接地線である。
充電コネクタ300には、抵抗R2,R3およびスイッチSWが内蔵されている。抵抗R2の一端は第1接続信号線L25に接続され、他端はスイッチSWを介して接地線L28に接続される。スイッチSWは、たとえば、ノーマリークローズ型のスイッチであり、充電コネクタ300に設けられた押しボタン(図示せず)のプッシュ操作に連動して開閉するように構成される。押しボタンは、充電コネクタ300をDCインレット90に接続する際、および、充電コネクタ300をDCインレット90から抜き出す際にユーザによってプッシュ操作される。すなわち、スイッチSWは、プッシュ操作されているときには開状態となり、プッシュ操作されていないときには閉状態となる。DC充電時においては、スイッチSWは閉状態となる。
第1接続信号線L25は、DC充電器200において、DCインレット90に充電コネクタ300が接続されたことを検出するための信号線である。第1接続信号線L25には、プルアップ抵抗R1を介して補助電源240から電源電圧U1(たとえば12V)が供給される。
第2接続信号線L29は、車両1において、DCインレット90に充電コネクタ300が接続されたことを検出するための信号線である。第2接続信号線L29は、充電コネクタ300内部において、抵抗R3を介して接地線L28に接続される。
直流供給回路210は、商用電源400から供給される交流電力を直流電力に変換する。たとえば、直流供給回路210は、AC/DCコンバータ、トランスおよびDC/DCコンバータなどを含む絶縁型のAC/DCコンバータである。
第1リレー装置230は、リレー231およびリレー232を含む。リレー231は、直流供給回路210と電力線L21との間に接続される。リレー232は、直流供給回路210と電力線L22との間に接続される。第1リレー装置230は、蓄電装置10のDC充電が行なわれる場合に閉状態にされ、蓄電装置10のDC充電が行なわれない場合には開状態にされる。第1リレー装置230は、制御装置260によって開閉状態が制御される。
電圧計270は、充電コネクタ300がDCインレット90に接続されたときに、蓄電装置10の電圧を検出し、検出した電圧を制御装置260に出力する。
第2リレー装置250は、リレー251およびリレー252を含む。リレー251は、補助電源240と補助電源信号線L26との間に接続される。リレー252は、補助電源240と補助電源信号線L27との間に接続される。第2リレー装置250は、制御装置260によって開閉状態が制御される。
制御装置260は、CPUと、メモリ(ROMおよびRAM)と、各種信号が入出力される入出力ポートとを含んで構成される(いずれも図示せず)。制御装置260は、CAN(Controller Area Network)の通信プロトコルに従い、通信信号線L23,L24を介して車両1と通信を行なう。また、制御装置260は、車両1から通信信号線L23,L24を介して受信した信号、および、図示しないDC充電器200の充電開始ボタンのユーザ操作などに基づいて、第1リレー装置230、第2リレー装置250および直流供給回路210などを制御する。
制御装置260は、検出ポイントP1における電圧を監視し、検出ポイントP1の電圧に基づいて、DCインレット90と充電コネクタ300との接続状態を判定する。
<<車両>>
DCインレット90は、電力線PL,NLがそれぞれ接続されているDC+端子,DC-端子と、通信信号線L13,L14がそれぞれ接続されているS+端子,S-端子と、第1接続信号線L15が接続されているCC1端子と、補助電源信号線L16,L17がそれぞれ接続されているA+端子,A-端子と、接地線L18が接続されているPE端子と、第2接続信号線L19が接続されているCC2端子とを備える。
DCインレット90に充電コネクタ300が接続されると、DC充電器200側の電力線L21,L22、通信信号線L23,L24、第1接続信号線L25、補助電源信号線L26,L27、接地線L28、および第2接続信号線L29が、それぞれ、車両1側の電力線PL,NL、通信信号線L13,L14、第1接続信号線L15、補助電源信号線L16,L17、接地線L18、および第2接続信号線L19と電気的に接続される。
通信信号線L13,L14は、DC充電器200と通信を行なうための通信線である。補助電源信号線L16,L17は、DC充電器200による充電が開始されること、および、充電が継続されていることを示す起動信号を受信するための信号線である。接地線L18は、接地G2(車体アース)に接続される接地線である。第2接続信号線L19は、DCインレット90に充電コネクタ300が接続されたことを検出するための信号線である。第1接続信号線L15は、DC充電器200において、DCインレット90に充電コネクタ300が接続されたことを検出するための信号線である。第1接続信号線L15は、DCインレット90内部において、抵抗R4を介して接地線L18に接続される。
通信信号線L13,L14、補助電源信号線L16,L17、および第2接続信号線L19の信号は、ECU100(CPU100a)に入力される。第2接続信号線L19には、ECU100の内部において、プルアップ抵抗R5を介して電力線ELから電源電圧U2(たとえば12V)が供給される。具体的には、たとえば、電源電圧U2は、DC/DCコンバータ81の出力電圧、あるいは、補機電池80の出力電圧である。ECU100のCPU100aは、検出ポイントP2における電圧を監視し、検出ポイントP2の電圧に基づいて、DCインレット90と充電コネクタ300との接続状態を判定する。なお、第2接続信号線L19は、本開示に係る「第1信号線」に相当する。また、補助電源信号線L16,L17は、本開示に係る「第2信号線」に相当する。
<DC充電における制御タイミング>
DC充電を開始するためには、まず、DCインレット90に充電コネクタ300が接続される。充電コネクタ300をDCインレット90に接続するために、ユーザは、充電コネクタ300に設けられた押しボタンをプッシュ操作する。当該プッシュ操作に連動して、スイッチSWが開状態となる。そして、プッシュ操作を継続したまま(スイッチSWを開状態に維持したまま)、充電コネクタ300をDCインレット90に接続し、プッシュ操作を終了する。これによって、充電コネクタ300がDCインレット90に接続されるとともに、スイッチSWが閉状態となる。
DCインレット90に充電コネクタ300が接続されるときの充電コネクタ300とDCインレット90との接続状態、および、スイッチSWの開閉状態は、以下の(i)~(iv)のフェーズに分けられる。具体的には、(i)充電コネクタ300とDCインレット90とが未接続、かつ、スイッチSWが閉状態、(ii)充電コネクタ300とDCインレット90とが未接続、かつ、スイッチSWが開状態、(iii)充電コネクタ300とDCインレット90とが接続、かつ、スイッチSWが開状態、(iv)充電コネクタ300とDCインレット90とが接続、かつ、スイッチSWが閉状態、の各フェーズである。なお、上記(iv)のフェーズ、つまり、充電コネクタ300とDCインレット90とが接続、かつ、スイッチSWが閉状態となっている状態を、DCインレット90と充電コネクタ300とが「完全に接続された状態」と定義する。
ここで、(i)~(iv)の各フェーズにおいて、検出ポイントP1および検出ポイントP2でそれぞれ検出される電圧を考える。
検出ポイントP1で検出される電圧V1は、それぞれ、(i)V1=U1×(R2/(R1+R2))、(ii)V1=U1、(iii)V1=U1×(R4/(R1+R4))、(iv)V1=U1×((1/(R2+R4))/(R1+(1/(R2+R4))))の式により算出される電圧となる。
具体的に、一例として、U1=U2=12V、R1=R2=R3=R4=R5=1kΩの場合、充電コネクタ300がDCインレット90に接続される過程における検出ポイントP1の電圧は、(i)6V→(ii)12V→(iii)6V→(iv)4Vで遷移する。
検出ポイントP2で検出される電圧V2は、それぞれ、(i)V2=U2、(ii)V2=U2、(iii)V2=U2×(R3/(R3+R5))、(iv)V2=U2×(R3/(R3+R5))の式により算出される電圧となる。
具体的に、上記の例と同様に、U1=U2=12V、R1=R2=R3=R4=R5=1kΩの場合、充電コネクタ300がDCインレット90に接続される過程における検出ポイントP1の電圧は、(i)12V→(ii)12V→(iii)6V→(iv)6Vで遷移する。
図3は、DC充電器200の制御装置260および車両1のECU100で実行されるDC充電を開始するための処理の手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される各ステップは、所定の制御周期毎にメインルーチンから呼び出されて実行される。図3に示すフローチャートの各ステップは、制御装置260およびECU100によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部が制御装置260およびECU100内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。
DC充電器200の制御装置260は、検出ポイントP1の電圧を検出する(ステップ201、以下ステップを「S」と略す)。DC充電器200の制御装置260は、充電コネクタ300とDCインレット90とが完全に接続された状態か否かを判定する(S203)。具体的には、DC充電器200の制御装置260は、検出ポイントP1で検出される電圧V1が上記(iv)のフェーズに相当するV1=U1×((1/(R2+R4))/(R1+(1/(R2+R4)))の式により算出される値であった場合、充電コネクタ300とDCインレット90とが完全に接続された状態であると判定する。
DC充電器200の制御装置260は、充電コネクタ300とDCインレット90とが完全に接続された状態でないと判定すると(S203においてNO)、以降の処理をスキップして、処理を終了する。DC充電器200の制御装置260は、充電コネクタ300とDCインレット90とが完全に接続された状態であると判定すると(S203においてYES)、第2リレー装置250を閉状態にして、補助電源240の電圧(起動信号)を車両1のECU100に供給する(S205)。
DC充電器200の制御装置260は、通信信号線L23,L24を介して、車両1へハンドシェイクメッセージを送信する(S207)。なお、図3には、1回のみ車両1へハンドシェイクメッセージを送信することを記載しているが、DC充電器200の制御装置260は、所定の周期毎に車両1へハンドシェイクメッセージを送信する。後述する車両1のECU100からDC充電器200へ送信されるハンドシェイクメッセージについても同様である。
DC充電器200の制御装置260は、車両1からハンドシェイクメッセージを受信するのを待ち(S208においてNO)、車両1からハンドシェイクメッセージを受信すると(S208においてYES)、通信信号線L23,L24を介して、所定の周期毎に車両1へ通信メッセージを送信する(S209)。DC充電器200から送信する通信メッセージには、供給電圧や供給電流などの情報が含まれる。
DC充電器200の制御装置260は、車両1から通信メッセージを取得すると(S210においてYES)、電圧計270を用いて蓄電装置10の電圧を監視する。車両1から取得する通信メッセージには、たとえば、蓄電装置10の電圧などの情報が含まれる。DC充電器200の制御装置260は、通信により車両1から取得した蓄電装置10の電圧と、電圧計270により検出した蓄電装置10の電圧との差が所定の誤差範囲に収まっているか否かを判定する(S211)。また、DC充電器200の制御装置260は、通信により車両1から取得した蓄電装置10の電圧が、DC充電器200の最小出力電圧以上、かつ、最大出力電圧以下であるか否かを判定する(S211)。S211の双方の条件が満たされる場合(S211においてYES)、DC充電器200の制御装置260は、第1リレー装置230を閉状態にして、直流供給回路210を車両1に導通させる(S213)。これにより、DC充電が開始される。なお、図3には、1回のみ車両1へ通信メッセージを送信することを記載しているが、DC充電器200の制御装置260は、所定の周期毎に車両1へ通信メッセージを送信する。車両1のECU100からDC充電器200へ送信される通信メッセージについても同様である。2回目以降に車両1から受信する通信メッセージには、たとえば、要求充電電圧や要求充電電流などの情報が含まれる。
一方、車両1のECU100は、補助電源信号線L16,L17を介して、DC充電器200から補助電源240の電圧(起動信号)が供給されると(S100においてYES)、検出ポイントP2の電圧を検出する(S101)。なお、本実施の形態においては、起動信号の供給をトリガにS101が開始される例について説明するが、起動信号をトリガにしてS101が開始されることに限られるものではない。たとえば、S103までは、DC充電器200の処理に関わらず処理を進め、S104以降の処理については、S104においてDC充電器200からハンドシェイクメッセージを受信するのを待ってもよい。ただし、ECU100が、DC充電器200の補助電源240の電力供給を受けて駆動する場合には、補助電源240から電力供給を受けた後(S205の後)にS101が実行される。
車両1のECU100は、充電コネクタ300とDCインレット90とが完全に接続されたか否かを判定する(S103)。具体的には、車両1のECU100は、検出ポイントP2で検出される電圧V2が上記(iv)のフェーズに相当するV2=U2×(R3/(R3+R5))の式により算出される値であった場合、充電コネクタ300とDCインレット90とが完全に接続されたと判定する(S103においてYES)。
車両1のECU100は、充電コネクタ300とDCインレット90とが完全に接続されていないと判定すると(S103においてNO)、以降の処理をスキップして、処理を終了する。車両1のECU100は、充電コネクタ300とDCインレット90とが完全に接続されたと判定すると(S103においてYES)、DC充電器200からハンドシェイクメッセージを受信するのを待つ(S104においてNO)。
車両1のECU100は、通信信号線L13,L14を介してハンドシェイクメッセージを受信すると(S104においてYES)、その後、所定の周期毎にDC充電器200にハンドシェイクメッセージを送信する(S105)。また、車両1のECU100は、通信信号線L13,L14を介して通信メッセージを受信すると(S106においてYES)、その後、所定の周期毎にDC充電器200に通信メッセージを送信する(S107)。通信メッセージには、上述のとおり、要求充電電圧や要求充電電流などの情報が含まれる。
そして、車両1のECU100は、充電リレー装置30を閉状態にして、充電経路を導通させる(S109)。なお、車両1のECU100は、DC充電開始後には、補助電源信号線L16,L17を介して、DC充電器200から補助電源240の電圧(起動信号)に基づいて、DC充電中、および、DC充電の終了を判定する。具体的には、車両1のECU100は、補助電源240の電圧が供給されていることを検出した場合には、DC充電中(DC充電が継続されている)と判定し、補助電源240の電圧が供給されていないことを検出した場合には、DC充電が終了したと判定する。
<DC充電時における車両側接地端子と電源側接地端子との接続の断絶の検出>
DC充電に関しては、異なった複数の充電規格が存在している。複数の充電規格のなかには、DC充電時において、車両1側の接地線L18が接続されているDCインレット90のPE端子(車両側接地端子)と、DC充電器200側の接地線L28が接続されている充電コネクタ300のPE端子(電源側接地端子)との接続が断絶したことを車両1側で検出するように規定されている充電規格(所定の充電規格)がある。所定の充電規格においては、車両1側の第2接続信号線L19に電圧を供給するための電源電圧U2が例示されている。以下、所定の充電規格において例示されている上記の電源電圧を「基準電圧」ともいう。また、所定の充電規格においては、DC充電器200の電源電圧U1は、車両1側の電源電圧U2と同様の値が例示されている。つまり、所定の充電規格に対応するDC充電器200においては、電源電圧U1は、電源電圧U2と同様の値が用いられる。
本実施の形態に係る車両1は、所定の充電規格に対応するために、DC充電時においてDCインレット90と充電コネクタ300とが正常に接続されている状態(正常状態)と、車両側接地端子と電源側接地端子との接続が断絶した状態(断絶状態)とを車両1側で検出する。具体的には、車両1のECU100は、ECU100のCPU100aに入力される第2接続信号線L19の信号レベル、つまり、検出ポイントP2の電圧V2に基づいて、DCインレット90と充電コネクタ300とが正常状態であるか断絶状態であるかを検出する。
図4は、正常状態および断絶状態において検出ポイントP2の電圧V2を検出した結果を示す図である。図4の横軸には、電源電圧U2が示され、縦軸には、ECU100で検出される検出ポイントP2の電圧V2が示されている。実線L1は、正常状態における電源電圧U2と検出ポイントP2の電圧V2との関係を示す。実線L2は、断絶状態における電源電圧U2と検出ポイントP2の電圧V2との関係を示す。電源電圧U2は、たとえば、DC/DCコンバータ81の出力電圧を示している。電圧Vrefは、基準電圧を示す電圧である。
ここで、図4に示されるように、(1)断絶状態における検出ポイントP2の電圧V2は、正常状態における検出ポイントP2の電圧V2よりも高くなるという結果が得られた。また、(2)電源電圧U2が大きくなるほど、断絶状態における検出ポイントP2の電圧V2と正常状態における検出ポイントP2の電圧V2との差分(L2とL1との差分)の大きさが大きくなるという結果が得られた。これらの結果に基づけば、検出ポイントP2の電圧V2を監視することによって、車両側接地端子と電源側接地端子との接続の状態を判別することができる。
しかしながら、検出ポイントP2の電圧V2の監視に用いられる各種のセンサなどには検出誤差が存在し得る。実線L1および実線L2に示されているそれぞれの矢印AR1,AR2の大きさは、各種のセンサの検出誤差などに起因する検出ばらつきを表わしている。矢印AR1と矢印AR2とに重なりが生じてしまうような場合、検出された検出ポイントP2の電圧V2が、正常状態および断絶状態のどちらの値を示すかが適切に判別できない可能性がある。なお、図4においては、視認容易化のために、電圧Va,Vbがそれぞれの取り得る範囲(検出誤差)を示す矢印同士が重ならないようにずらせて示している。電圧Va1,Vb1についても同様である。
たとえば、電源電圧U2が基準電圧Vrefである場合、正常状態における検出ポイントP2の電圧V2はVaであり、断絶状態における検出ポイントP2の電圧V2はVbである。図4から認識し得るように、電圧Vbが取り得る下限は、電圧Vaが取り得る上限よりも高い値である。このような場合には、検出誤差を考慮しても両者の値に重なりが生じないので、検出された検出ポイントP2の電圧V2が正常状態および断絶状態のどちらの値を示すかを判別することができる。ゆえに、検出された検出ポイントP2の電圧V2に基づいて、正常状態および断絶状態を適切に検出することができる。
一方、電源電圧U2が基準電圧Vrefよりも低い電圧Vp(<Vref)である場合、正常状態における検出ポイントP2の電圧V2はVa1であり、断絶状態における検出ポイントP2の電圧V2はVb1である。図4から認識し得るように、電圧Vb1の取り得る下限より電圧Va1の取り得る上限が高くなっている。換言すると、電圧Vb1と電圧Va1の取り得る値に重なりが生じている。このような場合、検出された検出ポイントP2の電圧V2が、正常状態および断絶状態のどちらの状態を示すか適切に判別できない可能性がある。そのため、検出される検出ポイントP2の電圧V2に基づいて、正常状態と断絶状態とを適切に判別することができない可能性がある。
ここで、所定の充電規格に対応させて、DC/DCコンバータ81の出力電圧(電源電圧U2)が基準電圧となるように制御される場合には、検出される検出ポイントP2の電圧V2に基づいて、正常状態と断絶状態とを適切に検出することができる。
しかしながら、たとえば、DC/DCコンバータ81の出力異常が生じた場合、あるいは、車両1の補機負荷の消費電力が増大したような場合には、電源電圧U2が低下し得る。電源電圧U2が、正常状態と断絶状態とを判別できない領域(たとえば、上述の電圧Vp)まで低下したような場合には、検出した検出ポイントP2の電圧V2に基づいて、正常状態と断絶状態とを適切に判別することができない。
そこで、電源電圧U2が大きくなるほど断絶状態と正常状態とにおける検出ポイントP2の電圧V2の差分が大きくなる、という結果を鑑みると、電源電圧U1に対する電源電圧U2の大きさによって、断絶状態と正常状態とにおける検出ポイントP2の電圧V2の差分の大きさも変化すると考えられる。すなわち、DC充電器200側の電源電圧U1に対して車両1側の電源電圧U2を大きくするほど、断絶状態と正常状態とにおける検出ポイントP2の電圧V2の差分が大きくなる。ゆえに、電源電圧U2を大きくすれば、断絶状態における検出ポイントP2の電圧V2が取り得る値と、正常状態における検出ポイントP2の電圧V2が取り得る値に重なりが生じることを防ぐことができるので、検出される検出ポイントP2の電圧V2に基づいて、正常状態と断絶状態とを適切に判別することができるようになる。そこで、たとえば、DC/DCコンバータ81の出力電圧を基準電圧Vrefよりも高くなるように制御することによって、DC充電器200側の電源電圧(U1)に対して車両1側の電源電圧を大きくすることができる。これによって、車両1の補機負荷の消費電力が増大したような場合などであっても、検出ポイントP2の電圧V2に基づいて、正常状態と断絶状態とを適切に判別することができる。
ただし、常にDC/DCコンバータ81の出力電圧を高めるようにすると、たとえば、車両1の走行時において消費電力を増加させてしまったり、AC充電時においてAC充電効率を低下させてしまう可能性がある。
図5は、本実施の形態に係るDC/DCコンバータ81の出力電圧の制御を説明するための図である。図5の縦軸には、DC/DCコンバータ81の出力電圧が示されている。本実施の形態に係るECU100は、DC充電時である場合には、出力電圧が基準電圧Vrefよりも高くなるようにDC/DCコンバータ81を制御し、DC充電時でない場合(AC充電時または車両1の走行時)には、出力電圧が基準電圧VrefとなるようにDC/DCコンバータ81を制御する。具体的には、ECU100は、DC充電時である場合には、出力電圧が基準電圧Vrefよりも高い電圧Vh(>Vref)となるようにDC/DCコンバータ81を制御する。
<DC充電時、AC充電時および車両走行時の検出>
車両1が、DC充電時、AC充電時および走行時のいずれの状態であるかの検出は、たとえば、以下のようにして行なわれる。
DC充電について、ECU100は、DC充電器200から送信される起動信号を検出すると、車両1のDC充電が開始されると判定する。また、ECU100は、DC充電器200から送信される起動信号を検出している間は、車両1がDC充電中であると判定する。具体的には、再び図2を参照して、DCインレット90に充電コネクタ300が完全に接続されると、DC充電器200は、第2リレー装置250を閉状態にして、補助電源240の電圧(起動信号)を車両1のECU100に供給する。ECU100は、起動信号を検出すると、車両1のDC充電が行なわれることを検出する。そして、ECU100は、DC充電が開始された以降において、補助電源240の電圧の供給が継続されている間、すなわち、起動信号を検出している間は、車両1のDC充電が継続されていると判定する。
AC充電について、種々の公知の方法を適用すればよい。たとえば、ECU100は、たとえば、ACインレット90に充電コネクタ350が接続された際にAC充電器500から送信される接続信号PISWを検出すると、車両1のAC充電が開始されると判定する。また、ECU100は、AC充電器500から送信されるパイロット信号CPLTに含まれる情報に基づいて、車両1がAC充電中であることを判定する。
走行について、ECU100は、車両1がREADY-OFF状態からREADY-ON状態に移行した場合に、車両1の走行が開始されると判定する。READY-OFF状態とは、車両1が走行不能な状態をいい、たとえば、メインリレー装置20が開状態であり、蓄電装置10からPCU40に電力を供給できない状態である。READY-ON状態とは、車両1が走行可能な状態をいい、たとえば、メインリレー装置20が閉状態であり、蓄電装置10からPCU40に電力を供給可能な状態である。
<DC充電開始時およびDC充電時にECUで実行される処理>
図6は、DC充電開始時においてECU100で実行される処理の手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される各ステップは、車両がREADY-OFF状態において、所定の制御周期毎にメインルーチンから呼び出されて実行される。図6および後述する図7に示すフローチャートの各ステップは、ECU100によるソフトウェア処理によって実現される場合について説明するが、その一部あるいは全部がECU100内に作製されたハードウェア(電気回路)によって実現されてもよい。
ECU100は、車両1の走行が開始されるか否かを判定する(S10)。具体的には、車両1がREADY-OFF状態からREADY-ON状態に移行したか否かを判定する。ECU100は、車両1の走行が開始されないと判定すると(S10においてNO)、処理をS20に進める。
S20において、ECU100は、車両1のAC充電が開始されるか否かを判定する(S20)。具体的には、ECU100は、AC充電器500から接続信号PISWを受信したか否かを判定する。ECU100は、車両1のAC充電が開始されないと判定すると(S20においてNO)、処理をS30に進める。
S30において、ECU100は、車両1のDC充電が開始されるか否かを判定する(S30)。具体的には、ECU100は、DC充電器200から起動信号を受信したか否かを判定する。ECU100は、車両1のDC充電が開始されないと判定すると(S30においてNO)、処理を終了する。
ECU100は、車両1のDC充電が開始されると判定すると(S30においてYES)、DC/DCコンバータ81の出力電圧が基準電圧Vrefよりも高い電圧Vhになるように制御する(S50)。
ECU100は、車両1の走行が開始されると判定した場合(S10においてYES)、および、車両1のAC充電が開始されると判定した場合(S20においてYES)、DC/DCコンバータ81の出力電圧が基準電圧Vrefになるように制御する(S40)。
上記のように、ECU100は、起動信号を検出すると、DC充電が開始されると判定する。そして、ECU100は、DC/DCコンバータ81の出力電圧を電圧Vrefから電圧Vhに上昇させて、DC充電時における断絶状態を検出できるようにする。ECU100は、DC充電が開始されると、検出ポイントP2の電圧を監視する。そして、ECU100は、図7に示す処理を実行して、検出された検出ポイントP2の電圧に基づいて、DC充電を継続するか否かを判定する。
図7は、DC充電時においてECU100で実行される処理の手順を示すフローチャートである。このフローチャートに示される各ステップは、DC充電が開始されると、所定の周期毎に所定の制御周期毎にメインルーチンから呼び出されて繰り返し実行される。
DC充電が開始されると、ECU100は、検出ポイントP2で検出される電圧V2が、閾電圧Vthよりも小さいか否かを判定する(S3)。閾電圧Vthは、検出ポイントP2で検出される電圧に基づいて、電源電圧U2が正常状態と断絶状態とを判別できない領域にあるか否かを判定するための閾値である。閾電圧Vthは、電源電圧U2および第2接続信号線L19との間に設けられるプルアップ抵抗R5の抵抗値などを考慮して、予め適切に定められる。
ECU100は、検出ポイントP2の電圧V2が閾電圧Vth以上である場合(S3においてNO)、DC充電を継続する(S5)。この場合には、DC充電時において、検出ポイントP2で検出される電圧V2に基づいて、断絶状態を適切に検出することができるためである。
一方、ECU100は、検出ポイントP2の電圧V2が閾電圧Vthよりも小さい場合(S3においてYES)、DC充電を停止する(S8)。この場合には、DC充電時において、検出ポイントP2で検出される電圧V2に基づいて、断絶状態を適切に検出することができないためである。
このように、正常状態と断絶状態とを判別することができる場合に限りDC充電を継続させる。ゆえに、DC/DCコンバータ81の出力異常や車両1の補機負荷の消費電力の増大によって、電源電圧U2が低下した場合には、DC充電を停止させることができる。
図8は、断絶状態を説明するための図である。図8を用いて、上述の結果(1),(2)について説明する。
(1)断絶状態における検出ポイントP2の電圧V2が、正常状態における検出ポイントP2の電圧V2よりも高くなることについて、車両側接地端子と電源側接地端子との接続が断絶すると、車両1側に閉回路(電源電圧U2→プルアップ抵抗R5→抵抗R3→抵抗R2→抵抗R4→接地G2)が形成されると考えられる。電源電圧U2からの電流の多くは正常状態における電流経路と同様の経路(電源電圧U2→プルアップ抵抗R5→抵抗R3→接地G1(あるいは接地G2))を流れるが(図7中のI1a)、配線抵抗などの影響によって一部の電流I1bが上記閉回路を流れると考えられる。そのため、電源電圧U2が同じである場合において、断絶状態における検出ポイントP2の電圧V2は、正常状態における検出ポイントP2の電圧V2よりも高くなる。
(2)電源電圧U2が大きくなるほど、実線L2と実線L1との差分の大きさが大きくなるのは、電源電圧U2が大きくなるにつれて断絶状態における電流I1が大きくなり、閉回路に流れる電流I1bも大きくなるためである。抵抗R2には、電流I1bと逆方向にDC充電器200側の電源電圧U1から接地G1に流れる電流も流れる。この電源電圧U1からの電流の影響を小さくすれば、断絶状態における検出ポイントP2の電圧V2は、正常状態における検出ポイントP2の電圧V2よりもさらに高くなる。ゆえに、電源電圧U1に対して電源電圧U2を大きくするほど、断絶状態における検出ポイントP2の電圧V2が、正常状態における検出ポイントP2の電圧V2よりも高くなる。
以上のように、本実施の形態に係る制御システムを備えた車両1は、DC/DCコンバータ81の出力電圧(電源電圧U2)が基準電圧Vrefよりも高くなるように制御する。電源電圧U2を基準電圧Vrefよりも大きくすることによって、断絶状態と正常状態とにおける検出ポイントP2の電圧V2の差分が大きくなる。これによって、断絶状態における検出ポイントP2の電圧V2が取り得る値と、正常状態における検出ポイントP2の電圧V2が取り得る値に重なりが生じることを防ぐことができるので、検出される検出ポイントP2の電圧V2に基づいて、正常状態と断絶状態とを適切に判別することができる。
また、DC充電時に限り、DC/DCコンバータ81の出力電圧が基準電圧Vrefよりも高くなるように制御される。換言すると、たとえば、車両の走行時およびAC充電時においては、上記のような制御は行なわれない。これによって、不必要にDC/DCコンバータ81の出力電圧を高めることを抑制することができる。ゆえに、常にDC/DCコンバータ81の出力電圧が高められる場合と比べて、消費電力を抑制することができる。
(変形例)
実施の形態においては、DC/DCコンバータ81の出力電圧は、DC充電時においては、基準電圧よりも高いVhになるように制御され、AC充電時および走行時には、基準電圧Vrefとなるように制御された。しかしながら、DC充電時である場合にDC/DCコンバータ81の出力電圧が基準電圧Vrefよりも高くなるように制御されればよい。たとえば、DC充電時、AC充電時および走行時のそれぞれにおいて、DC/DCコンバータ81の出力電圧が異なるように制御されてもよい。
図9は、変形例に係るDC/DCコンバータ81の出力電圧の制御を説明するための図である。変形例に係るECU100は、AC充電時である場合には、出力電圧が基準電圧VrefとなるようにDC/DCコンバータ81を制御する。また、ECU100は、走行時である場合には、出力電圧が基準電圧Vrefよりも高い電圧Vh1(>Vref)となるようにDC/DCコンバータ81を制御する。また、ECU100は、DC充電時である場合には、出力電圧が電圧Vh1よりも高いVh2(>Vh1)となるようにDC/DCコンバータ81を制御する。
上記のような制御によっても、DC充電時におけるDC/DCコンバータ81の出力電圧を基準電圧Vrefよりも高くすることができるため、実施の形態と同様に、DC充電時において、検出ポイントP2の電圧V2に基づいて正常状態と断絶状態とを適切に判別することができる。
なお、AC充電時に比べて走行時のDC/DCコンバータ81の出力電圧が高くなるように制御するのは、充電効率を高めるためである。走行時には、ヘッドライトやEPSなどの補機負荷が作動するのに対して、AC充電時に作動する補機負荷は少ない。そのため、AC充電時には、DC/DCコンバータ81の出力電圧を高める必要性が乏しい。そこで、AC充電時には、DC/DCコンバータ81の出力電圧が基準電圧Vrefになるように制御することで、AC充電の効率を高めることができる。
また、たとえば、他の例としては、ECU100は、AC充電時である場合には、出力電圧が基準電圧VrefとなるようにDC/DCコンバータ81を制御し、かつ、走行時およびDC充電時である場合には、出力電圧が電圧VhとなるようにDC/DCコンバータ81を制御してもよい。
さらに、ECU100は、AC充電時である場合には、出力電圧が基準電圧VrefとなるようにDC/DCコンバータ81を制御し、かつ、DC充電時である場合には、出力電圧が電圧Vh1となるようにDC/DCコンバータ81を制御し、走行時である場合には、出力電圧が電圧Vh2となるようにDC/DCコンバータ81を制御してもよい。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本開示の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 車両、10 蓄電装置、20 メインリレー装置、21,22 メインリレー、30 DC充電リレー装置、31,32 DC充電リレー、35 AC充電リレー装置、36,37 AC充電リレー、38 車両充電器、50 モータジェネレータ、60 駆動輪、80 補機電池、81 DC/DCコンバータ、90 DCインレット、95 ACインレット、100 ECU、100a CPU、100b メモリ、200 DC充電器、210 直流供給回路、230 第1リレー装置、231,232 リレー、240 補助電源、250 第2リレー装置、251,252 リレー、260 制御装置、270 電圧計、300 充電コネクタ、350 充電コネクタ、400 商用電源、500 AC充電器、EL 電力線、G1,G2 接地、L13,L14 通信信号線、L15 第1接続信号線、L16,L17 補助電源信号線、L18 接地線、L19 第2接続信号線、L21,L22 電力線、L23,L24 通信信号線、L25 第1接続信号線、L26,L27 補助電源信号線、L28 接地線、L29 第2接続信号線、NL,PL 電力線、P1,P2 検出ポイント、R1,R2,R3,R4,R5 抵抗、SW スイッチ、U1,U2 電源電圧。

Claims (1)

  1. 車両外部の充電器から充電ケーブルを介して供給される直流電力を用いた車載の蓄電装置の直流充電を制御する制御システムであって、
    前記充電ケーブルの充電コネクタが接続されるインレットと、
    前記充電コネクタと前記インレットとの接続を検出するための第1信号線と、
    前記充電器から送信される起動信号を検出するための第2信号線と、
    前記車両の補機負荷に前記蓄電装置の電力を変圧して供給する電圧変換装置と、
    前記電圧変換装置の出力電圧を制御する制御装置とを備え、
    前記第1信号線および前記第2信号線は、前記充電コネクタと前記インレットとが接続されると、前記充電器側の対応する配線にそれぞれ接続され、
    前記制御装置は、前記第1信号線の電圧に基づいて、前記インレットの接地端子と前記充電コネクタの接地端子とが断絶した断絶状態を検出し、
    前記断絶状態における前記第1信号線の電圧は、前記断絶状態でない場合における前記第1信号線の電圧よりも高く、かつ、前記電圧変換装置の出力電圧が高くなるほど前記断絶状態でない場合における前記第1信号線の電圧との差分が大きくなり、
    前記制御装置は、前記第2信号線の電圧に基づいて前記起動信号を検出した場合、前記電圧変換装置の出力電圧を、予め定められている基準電圧よりも高い電圧にする、制御システム。
JP2018173862A 2018-09-18 2018-09-18 制御システム Active JP7070269B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018173862A JP7070269B2 (ja) 2018-09-18 2018-09-18 制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018173862A JP7070269B2 (ja) 2018-09-18 2018-09-18 制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020048288A JP2020048288A (ja) 2020-03-26
JP7070269B2 true JP7070269B2 (ja) 2022-05-18

Family

ID=69900016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018173862A Active JP7070269B2 (ja) 2018-09-18 2018-09-18 制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7070269B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024317A (ja) 2009-07-15 2011-02-03 Fujitsu Ten Ltd 制御装置及び制御方法
JP2012253993A (ja) 2011-06-07 2012-12-20 Toyota Motor Corp 車両および車両の制御方法
JP2013090423A (ja) 2011-10-17 2013-05-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 充電システム及び充電制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011024317A (ja) 2009-07-15 2011-02-03 Fujitsu Ten Ltd 制御装置及び制御方法
JP2012253993A (ja) 2011-06-07 2012-12-20 Toyota Motor Corp 車両および車両の制御方法
JP2013090423A (ja) 2011-10-17 2013-05-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 充電システム及び充電制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020048288A (ja) 2020-03-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9614379B2 (en) Adapter, and vehicle and method for performing power feeding using adapter
JP6156484B2 (ja) 車両
US8768533B2 (en) Vehicle, communication system, and communication device
US9434257B2 (en) Power supply connector, vehicle and control method for vehicle
US8648571B2 (en) Electric-powered vehicle, method for estimating state of charge, and computer-readable storage medium having program stored therein for causing computer to execute method for estimating state of charge
JP5601385B2 (ja) アダプタおよびそれを備える車両、ならびに車両の制御方法
KR101021251B1 (ko) 차량 및 그 제어방법 및 차량의 제어방법을 컴퓨터에 실행시키기 위한 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한 기록매체
US9114715B2 (en) Electronic control unit
US8772961B2 (en) Communication device, communication system, and vehicle
US9428064B2 (en) Power supply system and power receiving facility
EP2309617A1 (en) Charge/discharge system and electric vehicle
WO2008156212A1 (ja) 車両用電源装置および車両用電源装置における蓄電装置の充電状態推定方法
JP2013219873A (ja) 電源制御システムの異常診断装置
JP5206388B2 (ja) プラグイン車両用充電システム及び充電制御装置
US10974611B2 (en) Motor-driven vehicle
WO2011155014A1 (ja) 車両の電力制御装置および車両の電力制御方法
JP7070266B2 (ja) 制御装置
JP5958361B2 (ja) 車両の電源装置およびそれを備える車両
JP2020127342A (ja) 車両および溶着診断方法
JP6780354B2 (ja) 電動車両
JP7070269B2 (ja) 制御システム
JP5436611B2 (ja) 電動車両の充電制御装置
JP7306529B2 (ja) 制御装置
US12012013B2 (en) Vehicle, vehicle control device, and charging system
JP2014187771A (ja) 車両

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220405

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220418

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7070269

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151