JP7070257B2 - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、車両を媒体とした広告提供技術に関する。
近年、車両を媒体として広告を行う技術の検討が進められている。例えば、車両の外部に表示装置を設け、表示する広告を動的に決定することで、周辺の状況に応じて適切な広告を表示することができ、高い広告効果を得ることができる。
特開2004-361661号公報
車両を媒体として掲出した広告の効果を高めるためには、車両の周辺環境にあわせて適切な種類の広告を出力する必要がある。
本発明は上記の課題を考慮してなされたものであり、車両を媒体として出力される広告の効果を高めることを目的とする。
本発明の第一の態様に係る情報処理装置は、
外部に向けてそれぞれ異なる位置に設置された複数の表示装置を介して広告を出力する車両の周辺環境に関する情報を取得することと、前記周辺環境に基づいて、前記複数の表示装置のうち、前記広告を出力する表示装置を決定することと、前記決定した表示装置に対して前記広告を出力することと、を実行する制御部を有することを特徴とする。
また、本発明の第二の態様に係る情報処理方法は、
情報処理装置が、外部に向けてそれぞれ異なる位置に設置された複数の表示装置を介して広告を出力する車両の周辺環境に関する情報を取得することと、前記周辺環境に基づいて、前記複数の表示装置のうち、前記広告を出力する表示装置を決定することと、前記決定した表示装置に対して前記広告を出力することと、を実行することを特徴とする。
また、本発明の第三の態様は、上記の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体である。
本発明によれば、車両を媒体として出力される広告の効果を高めることができる。
実施形態に係る広告配信システムの構成概略図である。 第一の実施形態に係る車両10のシステム構成図である。 車両10が有する表示装置の位置を説明する図である。 第一の実施形態に係るサーバ装置20のシステム構成図である。 データベースに記憶される広告情報テーブルの例である。 データベースに記憶される車両情報テーブルの例である。 データベースに記憶される走行履歴テーブルの例である。 サーバ装置20が行う処理のフローチャートである。 車両10が行う第一の処理のフローチャートである。 車両10が行う第二の処理のフローチャートである。 広告の表示位置を説明する図である。 判定テーブルの例を示した図である。
実施形態に係る広告配信システムは、サーバ装置が複数の車両に広告を配信し、当該複数の車両が、それぞれ、外部に向けて設置された複数の表示装置を用いて広告を掲出するシステムである。システムに含まれる車両は、サーバ装置から受信した広告(静止画または動画)を、走行中において、車体の外部に設けられた表示装置を介して出力する。
ところで、車両に設置された複数の表示装置を用いて広告を掲出する場合、場所によって広告効果が異なる。例えば、車両の側面に設置された表示装置によって表示される広告は、歩行者に対して高い訴求力を有し、車両の後部に設置された表示装置によって表示される広告は、後続車両に対して高い訴求力を有する。すなわち、広告の効果を高めるためには、より適切な表示装置を選択して広告を出力する必要がある。
本発明に係る情報処理装置は、広告を出力する車両の周辺環境に関する情報を取得し、前記周辺環境に基づいて、前記複数の表示装置のうち、前記広告を出力する表示装置を決定する。また、前記決定した表示装置に対して前記広告を出力する。
周辺環境に関する情報とは、広告を視認する消費者の存在に関する情報である。例えば、車両が走行しているエリア、車両の周辺に位置する他車両や歩行者の存在に関する情報であってもよい。周辺環境に関する情報は、例えば、車両から取得したセンサデータに基づいて取得してもよいし、外部サービスを介して取得してもよい。
周辺環境に基づいて広告を出力する表示装置を決定することで、例えば、歩行者が多いエリアにおいては、車両の左側面に広告を掲出し、後続車両がある場合は車両の後部に広告を掲出するといったことが可能になる。
また、前記周辺環境に関する情報は、前記車両が走行しているエリアに関する情報を含むことを特徴としてもよい。
例えば、歩行者が多いエリア、車両の交通量が多いエリアなど、エリアの属性によって、広告を掲出すべき位置が変化しうるためである。
また、前記周辺環境に関する情報は、前記車両の近傍における歩行者の分布状態、前記車両の近傍における他の車両の分布状態、前記車両に後続する車両の有無の少なくともいずれかを含むことを特徴としてもよい。
歩行者(他車両)の分布状態とは、例えば、複数の歩行者(他車両)が、対象車両を中心としてどのように分布しているかを表した情報である。なお、歩行者や他車両は必ずしも複数である必要はない。例えば、特定の歩行者(他車両)の、対象車両に対する相対的な位置を表したものであってもよい。
また、前記周辺環境に関する情報が、前記車両の側方に歩行者が存在することを示している場合に、前記制御部は、前記車両の側方に設けられた前記表示装置に前記広告を出力することを特徴としてもよい。
なお、広告の出力は、進行方向左側に設けられた表示装置によって行ってもよいし、進行方向右側に設けられた表示装置によって行ってもよいが、車両が左側通行である場合、二車線以上ある道路においては、進行方向左側に出力することがより好ましい。
また、前記周辺環境に関する情報が、前記車両の後方に他の車両が存在することを示している場合に、前記制御部は、前記車両の後部に設けられた前記表示装置に前記広告を出力することを特徴としてもよい。
また、前記周辺環境に関する情報が、前記車両の後方に、前記車両よりも車高が高い他の車両が存在することを示している場合に、前記制御部は、前記車両の上部に設けられた前記表示装置に前記広告を出力することを特徴としてもよい。
後続車両がいる場合、車両の後部に設けられた表示装置を選択することが好ましいが、広告を出力する車両よりも大型の車両(車高が高い車両)が後続している場合、車両の上部に設けられた表示装置を選択することで、大型車に特有な効果を得ることができる。
また、前記制御部は、前記他の車両の属性に関する情報をさらに取得し、前記他の車両の属性に関する情報に基づいて、前記広告の内容を決定することを特徴としてもよい。
他の車両の属性に関する情報とは、例えば、当該他の車両のサイズ、車種、ドライバーの嗜好などである。
以下、本発明の具体的な実施形態について図面に基づいて説明する。各実施形態に記載されているハードウェア構成、モジュール構成、機能構成等は、特に記載がない限りは発明の技術的範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(第一の実施形態)
まず、第一の実施形態に係る広告配信システムの構成概略を図1に示す。本実施形態に係る広告配信システムは、複数の車両10と、サーバ装置20と、を含んで構成される。
車両10は、車両の外部に複数の表示装置を備えた自動車であり、サーバ装置20から受信した広告データに基づいて、広告を掲出することができる。なお、本実施形態において、広告の掲出とは、表示装置に画像データを出力し、静止画像または動画像を表示させることを指す。なお、システムに含まれる車両10の数は例示したものに限られず、何台であってもよい。なお、本実施形態において、ユーザとは、車両10によって出力された広告の訴求対象である人を指す。
車両10は、サーバ装置20から広告データを取得し、走行中において、広告を表示装置に出力する。また、車両10は、広告の掲出状況に関する情報(例えば、位置情報と、掲出中の広告を識別する情報等)を、サーバ装置20に周期的に送信する。
サーバ装置20は、複数の車両10と、複数の車両10によって掲出される広告を管理するサーバである。サーバ装置20は、広告に関するデータと、車両に関するデータを保持しており、各車両10に対して配信する広告の決定、各車両10に対する広告の配信、実績の管理(例えば、広告主向けのレポート生成等)などを行う。
複数の車両10の走行位置や走行履歴、各車両10によって掲出された広告の識別子などは、サーバ装置20によって管理される。
また、車両10は、自車両周辺の環境に関する情報を取得し、取得した情報に基づいて、複数の表示装置のうち、広告を出力する表示装置を決定する。これにより、より広告が視認されやすい位置に広告を掲出することが可能になり、高い広告効果を得ることができる。
本実施形態に係る広告配信システムでは、車両10とサーバ装置20が、ネットワークによって相互に接続される。ネットワークには、例えば、インターネット等の世界規模の公衆通信網であるWAN(Wide Area Network)やその他の通信網が採
用されてもよい。また、ネットワークは、携帯電話等の電話通信網、Wi-Fi(登録商標)等の無線通信網を含んでもよい。
次に、車両10の構成について説明する。図2は、車両10のシステム構成を示した図である。
車両10は、表示装置101、制御部102、記憶部103、通信部104、位置情報取得部105、センサ106を有して構成される。
表示装置101は、車両10の外部に設けられた複数の表示装置からなるユニットである。本実施形態では、車両10は、図3に示したように、車両の外部に向けて配置された複数の表示装置(表示装置101A,表示装置101B,…,表示装置101n)を有して構成される(区別する必要がない場合、表示装置101と総称する)。
表示装置101は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ、LEDマトリクス、プロジェクタなどを用いて構成することができる。
表示装置の数は、車両10のタイプないし車種によって異なる。表示装置は、例えば、左側面、右側面、車両後部、車両上部など、複数の位置に配置されていてもよい。例えば、対象車両がトラックである場合、左側面、右側面、車両後部の三箇所に表示装置を配置することができる。また、対象車両がセダンである場合、左側面(前ドア)、左側面(後ドア)、右側面(前ドア)、右側面(後ドア)の四箇所に表示装置を配置することができる。
なお、表示装置101の配置位置は、これ以外であってもよい。例えば、ガラスに映像を投影できる場合、窓ガラス(例えば、サイドウインドウ、リアウインドウ等)に配置してもよい。また、路面やタイヤ、タイヤホイールなどに映像を投影してもよい。
制御部102は、車両10が有する機能のうち、広告を出力する機能を司る演算装置である。制御部102は、CPU(Central Processing Unit)などの演算処理装置によっ
て実現することができる。
制御部102は、広告取得部1021と、広告出力部1022と、通知部1023と、環境情報取得部1024の4つの機能モジュールを有して構成される。各機能モジュールは、後述する記憶部103に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
広告取得部1021は、サーバ装置20から、表示装置101に出力する広告に関するデータ(広告データ)を取得する。広告データの取得は、車両10が走行を開始する直前ないし走行中に行うことが好ましいが、この限りではない。例えば、イグニッションをONにしたタイミング、目的地を設定したタイミング、走行を開始したタイミングなどで行うことができる。広告取得部1021が取得した広告データは、後述する記憶部103に記憶される。
広告出力部1022は、広告データに含まれる画像等を表示装置101に出力する。なお、広告を出力する条件が広告データに設定されている場合、条件が適合した場合にのみ広告の出力を行うようにしてもよい。また、広告データによって、表示装置の位置や大きさが指定されている場合、指定に従って出力を行うようにしてもよい。
通知部1023は、広告の掲出に関する情報をサーバ装置20に通知する。具体的には、車両の現在位置、現在掲出中の広告の識別子、その他、広告に関する情報を収集し、サーバ装置20に送信する。
環境情報取得部1024は、車両10の周辺環境に関する情報(以下、環境情報)を取
得する。環境情報とは、車両10に備えられた複数の表示装置のそれぞれを視認可能なユーザの数に関する情報であって、例えば、車両10の周辺に存在するユーザの分布を推定するための情報である。
例えば、車両10の周辺に歩行者が多い場合、車両側面に設けられた表示装置によって広告を掲出することで、高い広告効果を得ることができる。また、車両10に後続する車両がいる場合、車両後部に設けられた表示装置によって広告を掲出することで、高い広告効果を得ることができる。
環境情報得部1024は、このような、車両10の周辺に存在する歩行者や他の車両、あるいは、それ以外のユーザの存在に関する情報を、環境情報として取得する。環境情報は、後述するセンサ106を利用して取得してもよいし、無線通信を介して取得してもよい。また、記憶された地図データと位置情報に基づいて、歩行者の分布を推定してもよい。環境情報は、広告出力部1022へ送信され、広告の出力制御に用いられる。
各モジュールが行う具体的な処理の内容については後述する。
記憶部103は、主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。主記憶装置は、制御部102によって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開されるメモリである。補助記憶装置は、制御部102において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。補助記憶装置には、プログラムを実行するためのオペレーティングシステムを記憶してもよい。補助記憶装置に記憶されたプログラムが主記憶装置にロードされ、制御部102によって実行されることで、前述した機能が実現される。
通信部104は、車両10をネットワークに接続するための無線通信インタフェースである。通信部104は、例えば、無線LANや3G、LTE等の移動体通信サービスを介して、ネットワークへのアクセスを提供する。
位置情報取得部105は、車両10の位置情報を取得する手段である。位置情報取得部105は、例えば、GPSモジュールを含んで構成され、車両10の位置情報(例えば、緯度と経度)を取得する。
センサ106は、車両10に搭載されたセンサの集合である。センサ106は、広告を視認するユーザの存在に関する情報を取得するものであれば、どのようなものであってもよい。例えば、車両10の周辺におけるユーザの分布を取得する場合、センサ106として、画像を取得する手段と、画像から人物や車両を検出する手段の組み合わせを用いてもよい。このように、センサ106は、物理量を直接センシングするものでなくてもよい。例えば、路車間通信や車々間通信によって、車両や歩行者の存在に関するデータなどを取得してもよい。本実施形態では、このようなデータもセンサデータと称する。
なお、図2に示した構成は一例であり、図示した機能の全部または一部は、専用に設計された回路を用いて実行されてもよい。また、図示した以外の、主記憶装置および補助記憶装置の組み合わせによってプログラムの記憶ないし実行を行ってもよい。
次に、サーバ装置20の構成について説明する。
図4は、サーバ装置20のシステム構成を示した図である。サーバ装置20は、通信部201、記憶部202、制御部203を含んで構成される。
サーバ装置20は、一般的なコンピュータにより構成される。すなわち、サーバ装置20は、CPUやGPU等のプロセッサ、RAMやROM等の主記憶装置、EPROM、ハードディスクドライブ、リムーバブルメディア等の補助記憶装置を有するコンピュータである。なお、リムーバブルメディアは、例えば、USBメモリ、あるいは、CDやDVDのようなディスク記録媒体であってもよい。補助記憶装置には、オペレーティングシステ
ム(OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納され、そこに格納されたプログラムを主記憶装置の作業領域にロードして実行し、プログラムの実行を通じて各構成部等が制御されることによって、後述するような、所定の目的に合致した各機能を実現することができる。ただし、一部または全部の機能はASICやFPGAのようなハードウェア回路によって実現されてもよい。なお、サーバ装置20は、単一のコンピュータで構成されてもよいし、互いに連携する複数台のコンピュータによって構成されてもよい。
通信部201は、サーバ装置20をネットワークに接続するための通信インタフェースである。通信部201は、例えば、ネットワークインタフェースボードや、無線通信のための無線通信回路を含んで構成される。
記憶部202は、主記憶装置と補助記憶装置を含んで構成される。主記憶装置は、制御部203によって実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが展開されるメモリである。補助記憶装置は、制御部203において実行されるプログラムや、当該制御プログラムが利用するデータが記憶される装置である。主記憶装置および補助記憶装置については、記憶部103と同様であるため、詳細な説明は省略する。
さらに、記憶部202は、広告情報データベース202A、車両情報データベース202B、走行履歴データベース202Cを記憶する。
広告情報データベース202Aは、車両10に配信する広告に関するデータを記憶するデータベースである。これらのデータは、広告主によって生成されたものである。
車両情報データベース202Bは、車両10の属性や特徴を記憶するデータベースである。これらのデータは、車両10をシステムに登録する際に生成されたものである。
走行履歴データベース202Cは、車両10の走行履歴を記憶するデータベースである。走行履歴は、例えば、車両10が走行した経路や地点、広告の掲出ステータス、掲出していた広告の識別子などを含む。これらのデータは、車両10から収集した情報に基づいて更新される。
これらのデータベースは、プロセッサによって実行されるデータベース管理システム(DBMS)のプログラムが、記憶装置に記憶されるデータを管理することで構築される。本実施形態において利用されるデータベースは、例えばリレーショナルデータベースである。
ここで、広告情報データベース202Aに格納されるデータについて、図5を参照して説明する。図5は、広告情報データベース202Aに格納される広告情報テーブルの構成の一例を示す図である。図示したように、広告情報テーブルには、広告の識別子(広告ID)、広告の属性に関する情報(符号501)、広告を掲出する条件に関する情報(符号502)、広告を掲出する車両を指定する情報(符号503)、車両が有する表示装置101に出力されるデータ(広告表示データ。符号504)が格納される。
広告表示データは、例えば、静止画像データや連続画像データ、動画像データである。広告情報データベース202Aに格納された個々のデータを広告データと称する。
次に、車両情報データベース202Bに格納されるデータについて、図6を参照して説明する。図6は、車両情報データベース202Bに格納される車両情報のテーブル構成の一例を示す図である。車両情報テーブルには、車両の種別と、表示装置に関する情報が格納される。表示装置に関する情報は、例えば、表示装置の台数、設置位置、表示面積などが含まれるが、これ以外の情報が含まれてもよい。
次に、走行履歴データベース202Cに格納されるデータについて、図7を参照して説
明する。図7は、走行履歴データベース202Cに格納される走行履歴のテーブル構成の一例を示す図である。走行履歴テーブルには、車両の識別子(車両ID)、日付および時刻、車両10の位置情報(例えば、緯度および経度)、広告の掲出ステータス、対応するタイミングで出力していた広告の識別子(広告ID)が格納される。
広告の掲出ステータスは、例えば、「掲出」「非掲出」「駐車中」「運行終了」など、広告の掲出状態を表す情報である。車両10が、広告主によって指定されたエリア外を走行している、指定された時間帯以外を走行しているなど、何らかの理由によって広告の掲出が行われなかった場合、掲出ステータスにその理由を含めてもよい。
データベースに格納されたデータの利用法については後述する。
制御部203は、サーバ装置20が行う制御を司る演算装置である。制御部203は、CPUなどの演算処理装置によって実現することができる。
制御部203は、広告配信部2031と、車両管理部2032と、の2つの機能モジュールを有して構成される。各機能モジュールは、補助記憶手段に記憶されたプログラムをCPUによって実行することで実現してもよい。
広告配信部2031は、特定の車両10に掲出させる広告を決定し、対応する広告データを当該車両10に送信する。
車両管理部2032は、複数の車両10と周期的に通信を行い、車両10の位置情報と、当該車両10によって掲出されている広告の識別子を収集し、走行履歴データベース202Cを更新する。
レポート生成部2033は、走行履歴データベース202Cに記録された実績に基づいて、広告に関するレポートおよび請求データを生成する。
次に、本実施形態に係る広告配信システムによって車両10に広告を配信し、掲出する処理について説明する。図8は、サーバ装置20が実行する処理のフローチャートである。なお、図8に示した処理は、管理サーバ20が管理する対象である複数の車両10のそれぞれについて周期的に(単位時間ごとに)実行される。
まず、ステップS11にて、管理対象である車両10から、ステータス情報を取得する。ステータス情報とは、車両の現在位置、現在掲出中の広告ID、広告の掲出ステータス等を含んだ情報である。本ステップでは、車両管理部2032が、複数の車両10(通知部1023)に対して問い合わせを行い、車両10(通知部1023)が、位置情報取得部105を介して取得した位置情報、掲出中の広告の有無(広告を掲出中である場合はそのID)、広告の掲出ステータスを応答として送信する。なお、車両10が行う処理の詳細については、図10を参照して後ほど説明する。
なお、本例では、サーバ装置20が車両10に対して周期的に問い合わせを行うものとするが、車両10が周期的にサーバ装置20に対して前述した情報をプッシュ送信するように構成してもよい。その場合、ステップS11は、必ずしも図示したタイミングで実行されなくてもよい。
次に、ステップS12で、車両10から取得したステータス情報に基づいて走行履歴テーブルを更新する。具体的には、車両管理部2032が、走行履歴データベース202Cに記憶された走行履歴テーブルに、車両ID、日付、時刻、位置情報、掲出ステータス、掲出広告ID(ある場合)を含んだレコードを追加する。
次に、ステップS13で、対象の車両10に対して新規の広告データを送信可能であるか否かを判定する。ここで、否定判定であった場合、処理はステップS11へ遷移し、次の車両10に処理を移す。
ある車両10に新規の広告データを送信可能であるか否かは、例えば、広告ごとに設定された条件が、車両10の属性に適合するか否かによって判定することができる。例えば、図5の符号503に示すように、車両の種別や表示装置についての条件が指定されていた場合、車両10の属性が条件に適合するか否かによって、広告データを送信可能であるか否かが決定される。
また、ある車両10に広告データを送信可能であるか否かは、車両側の情報を参照することで決定してもよい。例えば、車両情報テーブルに、車両10の所有者の嗜好に関する情報を保持し、当該情報に基づいて配信する広告を決定してもよい。また、車両10が記憶している有効な広告データの数に基づいて送信可否を決定してもよい。
対象の車両10について適合する広告があった場合、当該広告に関する情報が抽出され(ステップS14)、当該車両10に送信される(ステップS15)。
なお、車両10に広告データが送信可能と判定された場合であっても、車両側において条件を充足しない場合、送信が行われない場合もある。例えば、車両10の状況によっては、広告データの受信が拒否される場合もある。
以上に説明した処理は、サーバ装置20の管理下にある全ての車両10について繰り返し実行される。
次に、車両10が行う処理について説明する。
車両10が行う処理は、サーバ装置20との間で広告に関するデータを送受信し、広告の掲出開始または掲出終了を制御する処理と、広告の表示位置を切り替える処理とに分けられる。前者を第一の処理と称し、後者を第二の処理と称する。
図9は、車両10が実行する第一の処理のフローチャートである。図9に示した処理は、サーバ装置20からの問い合わせを受信したタイミングで、車両10によって実行される。
まず、ステップS21で、通知部1023が、以下の情報をサーバ装置20に送信する。
(1)位置情報取得部105を介して取得した位置情報
(2)掲出中の広告の有無(広告を掲出中である場合はそのID)
(3)広告の掲出ステータス
なお、本例では、サーバ装置20からの問い合わせに応答して車両10が情報を送信する例を挙げたが、車両10が所定の周期でサーバ装置20に対して前述した情報をプッシュ送信するように構成してもよい。その場合、ステップS21の処理は、必ずしも図示したタイミングで実行されなくてもよい。
次に、ステップS22で、サーバ装置20から広告データの送信がリクエストされているか否かを判定し、されている場合、当該広告データを受信する。
次に、ステップS23で、広告出力部1022が、サーバ装置20から既に広告データを受信しているか否かを判定する。ここで、否定判定であった場合(一つも広告データを有していない場合)、処理はステップS21へ戻る。肯定判定であった場合、ステップS24へ遷移し、現在の状況と、受信した広告データに設定された条件とを比較して、広告を掲出するか否かを決定する。
例えば、広告データに、所定のエリア内でのみ広告を掲出する旨の指定がなされていた場合、当該エリアに関する条件と、位置情報取得部105を介して取得した位置情報とを比較した結果に基づいて、広告掲出の可否を決定する。また、広告データに、所定の時間
帯でのみ広告を掲出する旨の指定がなされていた場合、当該時間帯に関する条件と、現在日時とを比較した結果に基づいて、広告掲出の可否を決定する。
なお、ここでは、広告の掲出可否を決定する条件としてエリアと時間帯を例示したが、車両10において判定することができれば、その他の条件を用いてもよい。
ステップS24で行った判定の結果、条件に適合する場合(ステップS25-Yes)、処理はステップS26へ遷移し、広告の掲出を開始(既に広告を掲出している場合は継続)する。なお、車両10が複数の広告データを記憶している場合、所定の条件に従って掲出する広告を選択してもよい。
条件に適合しない場合(ステップS25-No)、処理はステップS27へ遷移し、広告の掲出を停止する。
なお、ステップS27では、広告の掲出を終了するか否かを判定してもよい。例えば、ある広告について、総掲出時間が指定されていた場合であって、広告の総掲出時間が指定された時間を超えた場合、当該広告については掲出終了と判定される。また、ある広告を掲出している車両10の運行が終了した場合(例えば、イグニッションがオフになった場合など)、当該広告については掲出終了と判定される。掲出が終了した場合、対応する広告データは削除してもよい。
以上に説明した処理によって、車両10による広告の掲出が行われる。
次に、車両10が実行する第二の処理について、図10を参照して説明する。図10に示した処理は、車両10が走行中に、制御部102によって周期的に実行される。
まず、ステップS31で、広告を掲出中であるか否かを判断する。ここで、広告を掲出していない場合、処理は終了し、次の周期まで待機する。
広告が掲出されている場合、ステップS32にて、環境情報取得部1024が、センサ106から取得した情報に基づいて、環境情報を生成する。環境情報とは、前述したように、複数の表示装置のそれぞれを視認可能なユーザの存在に関する情報である。
環境情報の例として、例えば、以下のようなものが挙げられる。
(1)車両10の周辺に存在する歩行者の数
所定の期間(例えば、1分,3分,5分,10分等)において、車両10の周辺に存在する歩行者数の平均を取得し、環境情報とすることができる。歩行者の数は、例えば、車載カメラが取得した画像から、人物を検出することで計数することができる。この他にも、歩行者が所持する携帯端末から取得した情報に基づいて歩行者の数を計数(ないし推定)してもよい。また、外部サービスを利用して歩行者の数を取得してもよい。歩行者の数が多いほど、車両側面に広告を掲出することが好ましくなる。
(2)車両10の周辺に存在する歩行者の地理的分布
さらに、車両10を中心とする歩行者の分布を取得してもよい。かかる構成によると、複数の表示装置のそれぞれを視認可能な歩行者数を推定することができる。なお、分布は、必ずしも正確なデータでなくてもよい。例えば、二車線以上ある道路を走行している場合、車両の進行右側よりも進行左側により多くの歩行者が分布していると判定してもよい(車両が左側通行である場合)。
(3)車両10の周辺に存在する他車両の地理的分布
例えば、車両10の左右または後方に他の車両が位置している場合、対応する位置にある表示装置を視認可能であることが推定できる。よって、車両10の左方、右方、後方における他車両の存在を取得し、環境情報とすることができる。
なお、この場合、他車両の車種やサイズに関する情報を含ませるようにしてもよい。車
両の属性(運転者の視点位置)によっては、好適に視認ができない表示装置があるためである。例えば、普通乗用車の側面に設けられた表示装置は、並走する大型車からは視認しづらい場合がある。
なお、本ステップで取得される環境情報は、広告の視認に影響を与えるものであれば、ここに挙げたものに限定されない。
次に、ステップS33で、取得した環境情報に基づいて、掲出する広告の表示位置を決定する。本実施形態では、図11に示したように、車両の側面に広告を表示する場合、車両の後部に広告を表示する場合、車両の上部に広告を表示する場合の三つのケースを説明する。
例えば、環境情報が、車両10の周辺に歩行者が多く存在することを示している場合、図11(A)に示したように、車両の側面に広告を表示することが好ましい。なお、車両の進行左側と進行右側にそれぞれ独立した表示装置がある場合、それぞれに対して別々に判定を行ってもよい。例えば、走行中の道路に中央分離帯がある場合、進行右側の表示装置は視認困難であると判定してもよい。
また、環境情報が、車両10の後方に他車両が存在することを示している場合、図11(B)に示したように、車両の後部に広告を表示することが好ましい。
また、環境情報が、車両10の後方に大型車(車両10よりも車高の高い車両)が存在することを示している場合、図11(C)に示したように、車両の上部に広告を表示することが好ましい。
図12は、環境情報が示す内容と、使用する表示装置とを関連付けたテーブル(判定テーブル)の例である。本ステップにおける判定は、このようなテーブル等を用いて行うようにしてもよい。また、複数の条件に該当する場合、同時に複数の表示装置を使用する旨の判定をしてもよい。
次に、ステップS34で、使用すると決定された表示装置を用いて広告の掲出を行う。なお、使用する表示装置が複数である場合、全ての表示装置について同一の広告を掲出してもよいし、異なる広告を掲出してもよい。例えば、(符号503で示した条件等により)特定の位置にある表示装置に掲出が行えない広告があった場合、他の広告を掲出するようにしてもよい。
以上説明したように、第一の実施形態に係る広告配信システムでは、広告の掲出を行う車両10が周辺環境に関する情報を取得し、より視認されやすい位置に広告の掲出を行う制御を行う。これにより、広告の効果を高めることが可能になる。
(第一の実施形態の変形例)
上記の実施形態はあくまでも一例であって、本発明はその要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施しうる。
例えば、実施形態の説明では、複数の表示装置の全てに同じ内容の広告を出力するものとしたが、表示装置ごとに異なる内容の広告を出力してもよい。例えば、同一の広告について、情報量や内容が異なる複数のバージョンを定義し、表示装置ごとに適合する内容を出力するようにしてもよい。
また、広告を視認するユーザの属性が取得可能である場合、当該ユーザの属性に適合する広告を選択するようにしてもよい。例えば、車々間通信や歩車間通信を介して、ユーザ
の性別、年齢層、嗜好などに関するデータを取得し、ステップS34で、適合する広告を選択し出力するようにしてもよい。また、同一の広告について、情報量や内容が異なる複数のバージョンを定義し、ユーザの属性に応じて、適合するバージョンを出力してもよい。例えば、ユーザの年齢層に応じて情報量や文字の大きさ等を決定してもよい。
また、広告を視認するユーザが乗車している車両(以下、ユーザ車両)に関する情報を取得し、適合する広告を選択するようにしてもよい。例えば、車々間通信を介して、ユーザ車両の種別や車種などに関するデータを取得し、ステップS34で、適合する広告を選択し出力するようにしてもよい。また、同一の広告について、情報量や内容が異なる複数のバージョンを定義し、ユーザ車両の状態に応じて、適合するバージョンを出力してもよい。例えば、ユーザ車両の速度が高いほど、広告に含まれる情報量を減らすようにしてもよい。
また、実施形態の説明では、歩行者と他車両の存在に基づいて広告を掲出する位置を決定したが、他の要素に基づいて広告を掲出する位置を決定してもよい。例えば、飛行体が多いエリアや、高層マンションが多いエリアなど、上空より車両10を見下ろしやすい環境(エリア)を走行している場合に、上部に設けられた表示装置に広告を出力するよう制御を行ってもよい。このような判断は、地図情報に基づいて行ってもよいし、飛行体等をセンシングした結果に基づいて行ってもよい。
(その他の変形例)
本開示において説明した処理や手段は、技術的な矛盾が生じない限りにおいて、自由に組み合わせて実施することができる。
例えば、実施形態の説明では、表示装置を選択する処理を車両10が行ったが、図10に示した処理は、サーバ装置20が実行しても構わない。この場合、図9に示した処理に、図10に示した処理を組み込んでもよい。
また、1つの装置が行うものとして説明した処理が、複数の装置によって分担して実行されてもよい。あるいは、異なる装置が行うものとして説明した処理が、1つの装置によって実行されても構わない。コンピュータシステムにおいて、各機能をどのようなハードウェア構成(サーバ構成)によって実現するかは柔軟に変更可能である。
本発明は、上記の実施形態で説明した機能を実装したコンピュータプログラムをコンピュータに供給し、当該コンピュータが有する1つ以上のプロセッサがプログラムを読み出して実行することによっても実現可能である。このようなコンピュータプログラムは、コンピュータのシステムバスに接続可能な非一時的なコンピュータ可読記憶媒体によってコンピュータに提供されてもよいし、ネットワークを介してコンピュータに提供されてもよい。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、例えば、磁気ディスク(フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスクドライブ(HDD)等)、光ディスク(CD-ROM、DVDディスク・ブルーレイディスク等)など任意のタイプのディスク、読み込み専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、EPROM、EEPROM、磁気カード、フラッシュメモリ、光学式カード、電子的命令を格納するために適した任意のタイプの媒体を含む。
10・・・車両
101・・・表示装置
102・・・制御部
103・・・記憶部
104・・・通信部
105・・・位置情報取得部
106・・・センサ
20・・・サーバ装置
201・・・通信部
202・・・記憶部
202A・・・広告情報データベース
202B・・・車両情報データベース
202C・・・走行履歴データベース
203・・・制御部

Claims (8)

  1. 外部に向けてそれぞれ異なる位置に設置された複数の表示装置を介して広告を出力する車両の周辺環境に関する情報を取得することと、
    前記周辺環境に基づいて、前記複数の表示装置のうち、前記広告を出力する表示装置を決定することと、
    前記決定した表示装置に対して前記広告を出力することと、
    を実行する制御部を有
    前記周辺環境に関する情報が、前記車両の後方に他の車両が存在することを示している場合に、
    前記制御部は、前記車両の後部に設けられた前記表示装置に前記広告を出力する、
    情報処理装置。
  2. 前記周辺環境に関する情報は、前記車両が走行しているエリアに関する情報を含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記周辺環境に関する情報は、前記車両の近傍における歩行者の分布状態、前記車両の近傍における他の車両の分布状態、前記車両に後続する車両の有無の少なくともいずれかを含む、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記周辺環境に関する情報が、前記車両の側方に歩行者が存在することを示している場合に、
    前記制御部は、前記車両の側方に設けられた前記表示装置に前記広告を出力する、
    請求項1から3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記周辺環境に関する情報が、前記車両の後方に、前記車両よりも車高が高い他の車両が存在することを示している場合に、
    前記制御部は、前記車両の上部に設けられた前記表示装置に前記広告を出力する、
    請求項1から4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記制御部は、前記他の車両の属性に関する情報をさらに取得し、
    前記他の車両の属性に関する情報に基づいて、前記広告の内容を決定する、
    請求項に記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置が、
    外部に向けてそれぞれ異なる位置に設置された複数の表示装置を介して広告を出力する車両の周辺環境に関する情報を取得することと、
    前記周辺環境に基づいて、前記複数の表示装置のうち、前記広告を出力する表示装置を決定することと、
    前記決定した表示装置に対して前記広告を出力することと、
    を実行
    前記周辺環境に関する情報が、前記車両の後方に他の車両が存在することを示している場合に、
    前記車両の後部に設けられた前記表示装置に前記広告を出力する、
    情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    外部に向けてそれぞれ異なる位置に設置された複数の表示装置を介して広告を出力する車両の周辺環境に関する情報を取得することと、
    前記周辺環境に基づいて、前記複数の表示装置のうち、前記広告を出力する表示装置を決定することと、
    前記決定した表示装置に対して前記広告を出力することと、
    を実行させ
    前記周辺環境に関する情報が、前記車両の後方に他の車両が存在することを示している場合に、
    前記車両の後部に設けられた前記表示装置に前記広告を出力させる、
    ためのプログラム。
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