JP7068686B2 - 調色led照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば舞台などにおいて使用される調色LED照明装置に関する。
劇場などの舞台照明として、照明光の色や明るさを調光可能な照明装置が用いられている。従来はカラーフィルターを切り替えることにより照明光の色を変えていたが(例えば、特許文献1参照)、近年はソフトウェアによる制御により照明光の色や明るさを調光可能なLEDを用いた照明装置が現れている(例えば、特許文献2参照)。
特開平6-124787号公報 特開2011-60740号公報
多色LED光源でスポット照明を行うために充分な光量を得るためには、RGB色のLEDチップをマトリクス状に配置し、面状光源を構成することが必要である。しかしながら、スポットライトのように凸レンズを取り付けた照明装置においては、スポット照明の外周部の色(すなわち、面状光源の外周に配置されたLEDチップの色)が強調されるなどの色ムラが発生するという問題があった。
そこで本発明は、上記課題を解決することのできる調色LED照明装置を提供することを目的とする。
本発明の調色LED照明装置は、基板と、基板上の同一平面に実装された多数個のLEDチップにより構成された発光面と、調色コントローラとを備える調色LED照明装置であって、前記多数個のLEDチップが、複数個の赤色LEDチップ、複数個の緑色LEDチップおよび複数個の青色LEDチップを含んで構成され、前記発光面の外縁に沿って配置されたLEDチップが、複数個の赤色LEDチップ、複数個の緑色LEDチップおよび複数個の青色LEDチップを含み、前記発光面の外縁に沿って配置された複数個の赤色LEDチップが、隣接配置された複数個の赤色LEDチップを含まないこと、前記発光面の外縁に沿って配置された複数個の緑色LEDチップが、隣接配置された複数個の緑色LEDチップを含まないことを特徴とする。
上記調色LED照明装置において、前記発光面の外縁に沿って配置されたLEDチップの内側にある赤色LEDチップが、前記発光面の外縁に沿って配置された赤色LEDチップと隣接配置されていないこと、前記発光面の外縁に沿って配置されたLEDチップの内側にある緑色LEDチップが、前記発光面の外縁に沿って配置された緑色LEDチップと隣接配置されていないことを特徴としてもよい。
上記調色LED照明装置において、前記多数個のLEDチップが、前記発光面の中心に対し点対称になるように配置されていることを特徴としてもよい。
上記調色LED照明装置において、前記多数個のLEDチップが、前記発光面の中心線に対し線対称になるように配置されていることを特徴としてもよい。
上記調色LED照明装置において、前記多数個のLEDチップが、複数個の赤色LEDチップ、複数個の緑色LEDチップ、複数個の青色LEDチップおよび複数個の白色LEDチップのみから構成されることを特徴としてもよい。
上記調色LED照明装置において、前記発光面に多数個のLEDチップの全部において、隣接するLEDチップの色が異なる配置関係にあることを特徴としてもよい。
上記調色LED照明装置において、前記発光面が、実質的に円形であることを特徴としてもよい。
本発明のスポットライトは、上記に記載の調色LED照明装置と、前記調色LED照明装置が配置されたヒートシンクと、前記調色LED照明装置および前記ヒートシンクを収納する光源筐体と、前記光源筐体からの光を集光して外部に出射する集光レンズと、前記ヒートシンクと前記集光レンズとの相対距離を可変とする位置調整機構とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、色ムラの問題が解決された調色LED照明装置を提供することができる。
比較例1に係る調色LED照明装置の構成図である。 第1実施形態に係る調色LED照明装置の構成図である。 第1実施形態に係る調色LED照明装置の点灯写真と色座標を示す図である。 第1実施形態に係る調色LED照明装置の変形例である。 第1実施形態に係るスポットライト照明装置の構成図である。 比較例2に係る調色LED照明装置の構成図である。 第2実施形態に係る調色LED照明装置の構成図である。 第3実施形態に係る調色LED照明装置の構成図である。 第4実施形態に係る調色LED照明装置の構成図である。 第5実施形態に係る調色LED照明装置の構成図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。
[比較例1]
図1は、比較例1に係る調色LED照明装置100の構成図である。
比較例1に係る調色LED照明装置100は、基板101と、絶縁層102と、発光領域103と、配線部104と、アノード電極接続部105と、カソード電極接続部106と、ダム材107と、LEDチップ111~113とを備えている。
基板101は、熱伝導性および電気特性に優れる材料であり、例えば、銅板またはアルミ板により構成される。基板101の表面には、絶縁層102が設けられている。絶縁層102は、樹脂(例えばガラスエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂)などにより構成されている。絶縁層102の上面には、発光領域103を囲む配線部104と、配線部104の少なくとも一部を覆うダム材107とが形成されている。配線部104の表面には、ソルダーレジストが形成されており、このソルダーレジストの上にダム材107が形成される。
発光領域103には、30個の赤色LEDチップ111と、30個の緑色LEDチップ112と、30個の青色LEDチップ113とがマトリクス状に配置されており、面状光源を構成している。赤色LEDチップ111は、ワイヤで直列接続された10個の赤色LEDチップからなる赤色単位モジュールを3つ備え、各赤色単位モジュールは、配線部104で並列に接続されている。緑色LEDチップ112は、ワイヤで直列接続された10個の緑色LEDチップからなる緑色単位モジュールを3つ備え、各緑色単位モジュールは、配線部104で並列に接続されている。青色LEDチップ113は、ワイヤで直列接続された10個の青色LEDチップからなる青色単位モジュールを3つ備え、各青色単位モジュールは、配線部104で並列に接続されている。
発光領域103に配置された90個のLEDチップ111~113は、5重の同心円上に略等間隔に配置することで、発光面の色ムラの問題を解消しようとしている。しかしながら、比較例1では、同色のLEDチップが10個連続する基本構成を備えることから色の配合が均一でなく色ムラの問題があり、特にレンズで絞ってスポット照明を行う時に外周部で色ムラが目立つという問題がある。換言すれば、スポット照明においては明暗の境界部の色ムラが目立つところ、明暗の境界部の色ムラを解決する必要があった。
[第1実施形態]
図2は、第1実施形態に係る調色LED照明装置10の構成図である。
第1実施形態に係る調色LED照明装置10は、基板11と、絶縁層12と、発光領域13と、配線部14と、アノード電極接続部15と、カソード電極接続部16と、微細配線部17と、ダム材18と、LEDチップ21~23とを備えている。
基板11は、熱伝導性および電気特性に優れる材料からなる板であり、例えば、銅板またはアルミ板により構成される。基板11は、水冷構造(例えば、複数の微小開口を持つ薄銅板を積層し、上下を銅板で密閉した液室内で毛細管現象による環流が生じるヒートパイプを有するもの、或いは、水冷構造を有する放熱部材を積層したものにより構成してもよい。
基板11の表面には、絶縁層12が設けられている。絶縁層12は、樹脂(例えばガラスエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂)などにより構成されている。絶縁層12の上面には、発光領域13を囲む配線部14と、発光領域13内に形成された微細配線部17と、配線部14の少なくとも一部を覆うダム材18とが形成されている。配線部14の表面には、ソルダーレジストが形成されており、このソルダーレジストの上にダム材18が形成される。ソルダーレジストは、反射材としての機能も有する白色絶縁層により構成することが好ましく、無機材からなる白色無機絶縁層により構成することがより好ましい。
第1実施形態で発光領域13を八角形に構成したのは、従来のスポットライトのように円形に近い発光面(すなわち、実質的に円形の発光面)を実現するためである。ただし、発光領域13の形状は実質的に円形であれば八角形に限定されず、六角形、十角形などの偶数角を有する多角形としてもよいし、長軸半径と短軸半径の比率が1:1.2以下の楕円形としてもよい。なお、発光面を実質的に円形としないのでよければ、四角形や五角形などの奇数角を有する多角形の発光面とすることもできる。
平面である発光領域13には、30個の赤色LEDチップ21と、30個の緑色LEDチップ22と、30個の青色LEDチップ23とが約2mmのピッチでマトリクス状に配置されており、面状光源を構成している。LEDチップ21~23は、例えば窒化ガリウム系(GaN、AlGaN、InGaN)、リン化ガリウム系(GaP、GaAsP)、ヒ素化ガリウム系(GaAs、AlGaAs、AlGaInP)、酸化亜鉛系(ZnO)の中から発光色に応じて選択される。赤色LEDチップ21、緑色LEDチップ22および青色LEDチップ23の数は同数でなくともよく、最も個数の多い色と最も個数が少ない色の差が1~3割または2割以下に収まる構成も本発明の技術思想の範囲に含まれる。
赤色LEDチップ21は、ワイヤで直列接続された10個の赤色LEDチップからなる3つの赤色単位モジュール(21~21)を備え、各赤色単位モジュールは、配線部14で並列に接続されている。緑色LEDチップ22は、ワイヤで直列接続された10個の緑色LEDチップからなる3つの緑色単位モジュール(22~22)を備え、各緑色単位モジュールは、配線部14で並列に接続されている。青色LEDチップ23は、ワイヤで直列接続された10個の青色LEDチップからなる3つの青色単位モジュール(23~23)を備え、各青色単位モジュールは、配線部14で並列に接続されている。
第1実施形態では、発光領域13の中心点に対し、点対称となるようにLEDチップ21~23が配置されている。かかる配置パターンにより、発光領域の全体的な色ムラの問題を解決することを可能としている。
また、発光領域13の外縁に沿って配置された3色のLEDチップが、同じ色が連続しないように配置されている。かかる配置パターンにより、発光領域の外縁に生じる色ムラ(すなわち、明暗の境界部の色ムラ)の問題を解決することを可能としている。
さらに、発明者が種々の配置パターンで試行錯誤した結果、青色LEDチップを連続隣接配置しても色ムラは生じにくい反面、赤色または緑色のLEDチップを連続隣接配置すると色ムラの問題が生じることが判明した。そこで、第1実施形態では、赤色LEDチップ21および緑色LEDチップ22が連続隣接配置されないような配置パターンを採用している。例えば、赤色単位モジュールを構成する赤色LEDチップ21a1および赤色LEDチップ21a2の間には、青色LEDチップ23a1および青色LEDチップ23a2が配置されるようにしている。他方で、青色LEDチップ23については、連続隣接配置しても色ムラが生じにくいことから、3つの青色単位モジュール(23~23)は青色LEDチップ23を連続隣接配置することにより構成している。
配線部14および微細配線部17は、絶縁層12の上面に形成した金属層(銅箔)の上にレジストを塗布し、パターンを露光および現像してさらにエッチングを行い、レジストを除去して形成された配線パターンである。配線部14は、銅ペースト等の金属ペースト材料を印刷(スクリーン印刷或いはフレキソ印刷)またはディスペンサーにより塗布し、焼成することにより形成してもよい。
配線部14の上面には、少なくとも表面に光反射性が付与されたダム材18が形成され、ダム材18の内側には透光性樹脂が充填される。ダム材18は、製造時において封止樹脂の流動を防ぐもので、樹脂や金属材料などで構成する。
調色LED照明装置10は、図示しない調色コントローラおよび電源装置に接続されており、30個の赤色LEDチップ21、30個の緑色LEDチップ22および30個の青色LEDチップ23に通電する電流値を制御することにより、所望の相関色温度を実現することが可能である。
図3は、5つのサンプルパターンで点灯した調色LED照明装置10の写真と色座標を示す図である。サンプル1は30個の赤色LEDチップ21のみを点灯した場合の写真、サンプル2は30個の緑色LEDチップ22のみを点灯した場合の写真、サンプル3は30個の青色LEDチップ23のみを点灯した場合の写真、サンプル4は30個の赤色LEDチップ21と30個の緑色LEDチップ22を点灯した場合の写真、サンプル4は90個のLEDチップ21~23を点灯した場合の写真である。図3右下に示す色座標は、調色LED照明装置10が調色可能な範囲を示している。
図4は、第1実施形態に係る調色LED照明装置10の変形例である。この変形例においても、発光領域13の中心点に対し、点対称となるようにLEDチップ21~23が配置されており、かかる配置パターンにより、発光領域の全体的な色ムラの問題を解決することを可能としている。この変形例では、30個の赤色LEDチップ21、30個の緑色LEDチップ22および20個の青色LEDチップ23を用いて発光面を構成している。
なお、発光領域13に配置するLEDチップの個数は、例示の個数に限定されないが、光量の観点からは数十個以上のLEDチップを配置することが好ましい。
図5は、第1実施形態に係るスポットライト照明装置30の構成図である。
光源となる調色LED照明装置10は、ヒートシンク31の中心部に配置されている。光源筐体34の側面に設けられた開口には調色LED照明装置10からの照射光を絞る第1の集光レンズ32が配設されている。集光レンズ32は、例えば光源側がフロスト加工された集光レンズであり、集光レンズ32の手前にある仮想焦点Fよりも集光レンズに近い位置に配置された調色LED照明装置10からの照射光を拡大して被照射物に向けて照射する。
ヒートシンク31は、位置調整機構35に搭載されており、集光レンズ32との距離を調整することが可能になっている。例えば位置調整機構35により集光レンズ32との距離を短くすれば広角配光が可能となり、位置調整機構35により集光レンズ32との距離を長くすれば狭角配光が可能となる。調色LED照明装置10の照射光の色や強度等は、光源筐体34の下方に配置された制御部33により制御される。
第1実施形態のスポットライト照明装置30では、調色LED照明装置10の発光領域13が拡大された被照射物に照射される。そのため、発光領域13におけるLEDチップの配置パターンを工夫しないと、被照射物への照射光がまばらな多色光になるという問題が生じる。この点、第1実施形態では、発光領域13におけるLEDチップを数mm以下の高密度実装とし、上述の配置パターンを採用することにより均一な多色光を照射できるように工夫している。
以上に説明した第1実施形態のスポットライト照明装置30によれば、白熱電球を光源とする従来のスポットライト照明装置と同様の照射光を得ることができるので、舞台、スタジオ、展示会場、宴会場などの演出空間において有効に用いることができる。
[比較例2]
図6は、比較例2に係る調色LED照明装置120の構成図である。
比較例1に係る調色LED照明装置120は、基板101と、絶縁層102と、発光領域103と、配線部104と、アノード電極接続部105と、カソード電極接続部106と、LEDチップ111~114とを備えている。
比較例1と同じ符号を付した構成要素については、比較例1と同一であるので説明を割愛する。白色LEDチップ114は、例えば青色LEDにより、黄色蛍光体または赤・緑色蛍光体を光らせることで白色光を発光するLEDチップである
調色LED照明装置120は、図6の上下方向に延びる基板101の中心線に対し線対称となるようなLEDチップの配置パターンを有している。かかる配置パターンによると、図6中「R」で示す赤色LEDチップ111が2個隣接する箇所、同図中「G」で示す緑色LEDチップ112が2個隣接する箇所ができるので、色ムラの問題が生じる。なお、同図中「B」で示すのは青色LEDチップである。また、発光領域103の外縁に沿って隣接配置された2個の緑色LEDチップ112が存在することから、スポット照明においては明暗の境界部の色ムラが目立つという問題がある。
[第2実施形態]
図7は、第2実施形態に係る調色LED照明装置40の構成図である。
第2実施形態に係る調色LED照明装置40は、基板11と、絶縁層12と、発光領域13と、配線部14と、アノード電極接続部15と、カソード電極接続部16と、微細配線部17と、ダム材18と、LEDチップ21~24とを備えている。
第1実施形態と同じ符号を付した構成要素については、第1実施形態と同一であるので説明を割愛する。
図7において「R」で示すのは赤色LEDチップ21、同図中「G」で示す緑色LEDチップ22、同図中「B」で示すのは青色LEDチップ23である。白色LEDチップ24は、例えば青色LEDにより、黄色蛍光体または赤・緑色蛍光体を光らせることで白色光を発光する窒化ガリウム系LEDチップである。本発明にいう白色LEDチップ24には、アンバー色または琥珀色の光を発光するLEDチップも含まれる。
第2実施形態では、発光領域13の中心点に対し、点対称となるように、28個の赤色LEDチップ21、28個の緑色LEDチップ22、24個の青色LEDチップ23および24個の白色LEDチップ24が配置されている。かかる配置パターンにより、発光領域の全体的な色ムラの問題を解決することを可能としている。
また、発光領域13の外縁に沿って配置された4色のLEDチップが、同じ色が連続しないように配置されている。かかる配置パターンにより、発光領域の外縁に生じる色ムラ(すなわち、明暗の境界部の色ムラ)の問題を解決することを可能としている。
さらに、第2実施形態では、同じ色のLEDチップが連続隣接配置される場所がない(すなわち、青色LEDチップ23が連続隣接配置される場所もない)ので、第1実施形態と比べ高いレベルで色ムラの問題を解消することが可能である。
第2実施形態の配置パターンは、左または右から数えた奇数列では白と青が交互に連続する配列となっており、偶数列では緑と赤が交互に連続する配列となっている。調色LED照明装置40は、90°転回して用いられることもあり、この場合は、上または下から数えた奇数行では白と青が交互に連続する配列となっており、偶数行では緑と赤が交互に連続する配列となる。
別の観点からは、発光領域13の外縁から中心に向かって並ぶ複数の列において、隣接する行または列に配置されたLEDチップの数を2個ずつ増やすような配置パターンとなっている。例えば、最も左の列に配置されたLEDチップの数は4個、左から2番目の列に配置されたLEDチップの数は6個、左から3番目の列に配置されたLEDチップの数は8個、左から4番目の列に配置されたLEDチップの数は10個、左から5番目の列に配置されたLEDチップの数は12個である。
以上に説明した調色LED照明装置40は、第1実施形態と同様、スポットライト照明装置30の光源として用いることができる。
[第3実施形態]
図8は、第3実施形態に係る調色LED照明装置50の構成図である。
第3実施形態に係る調色LED照明装置50は、基板11と、絶縁層12と、発光領域13と、配線部14と、アノード電極接続部15と、カソード電極接続部16と、微細配線部17と、ダム材18と、LEDチップ21~24とを備えている。
第1および第2実施形態と同じ符号を付した構成要素については、第1および第2実施形態と同一であるので説明を割愛する。
第3実施形態では、発光領域13の中心点に対し、点対称となるように、28個の赤色LEDチップ21、28個の緑色LEDチップ22、20個の青色LEDチップ23および20個の白色LEDチップ24が配置されている。かかる配置パターンにより、発光領域の全体的な色ムラの問題を解決することを可能としている。
また、発光領域13の外縁に沿って配置された4色のLEDチップが、同じ色が連続しないように配置されている。かかる配置パターンにより、発光領域の外縁に生じる色ムラ(すなわち、明暗の境界部の色ムラ)の問題を解決することを可能としている。
さらに、第3実施形態では、第2実施形態と同様、同じ色のLEDチップが連続隣接配置される場所もないので、第1実施形態と比べ高いレベルで色ムラの問題を解消することが可能である。
第3実施形態の配置パターンは、第2実施形態と同様、左または右から数えた奇数列では白と青が交互に連続する配列となっており、偶数列では緑と赤が交互に連続する配列となっている。
以上に説明した調色LED照明装置50は、第1および第2実施形態と同様、スポットライト照明装置30の光源として用いることができる。
[第4実施形態]
図9は、第4実施形態に係る調色LED照明装置60の構成図である。
第4実施形態に係る調色LED照明装置60は、基板11と、絶縁層12と、発光領域13と、配線部14と、アノード電極接続部15と、カソード電極接続部16と、微細配線部17と、ダム材18と、LEDチップ21~24とを備えている。
第1ないし第3実施形態と同じ符号を付した構成要素については、第1ないし第3実施形態と同一であるので説明を割愛する。
第4実施形態では、発光領域13の上下方向および左右方向に延びる中心線に対し、線対称となるように、26個の赤色LEDチップ21、26個の緑色LEDチップ22、26個の青色LEDチップ23および26個の白色LEDチップ24が配置されている。かかる配置パターンにより、発光領域の全体的な色ムラの問題を解決することを可能としている。
また、発光領域13の外縁に沿って配置された4色のLEDチップが、同じ色が連続しないように配置されている。かかる配置パターンにより、発光領域の外縁に生じる色ムラ(すなわち、明暗の境界部の色ムラ)の問題を解決することを可能としている。
さらに、第4実施形態では、第2および第3実施形態と同様、同じ色のLEDチップが連続隣接配置される場所がないので、第1実施形態と比べ高いレベルで色ムラの問題を解消することが可能である。
第4実施形態の配置パターンは、第2および第3実施形態と同様、左または右から数えた奇数列では白と青が交互に連続する配列となっており、偶数列では緑と赤が交互に連続する配列となっている。なお、第4実施形態の配置パターンでは、発光領域13の中心にはLEDチップが配置されない。
以上に説明した調色LED照明装置60は、第1ないし第3実施形態と同様、スポットライト照明装置30の光源として用いることができる。
[第5実施形態]
図10は、第5実施形態に係る調色LED照明装置70の構成図である。
第5実施形態に係る調色LED照明装置70は、基板11と、絶縁層12と、発光領域13と、配線部14と、アノード電極接続部15と、カソード電極接続部16と、微細配線部17と、ダム材18と、LEDチップ21~24とを備えている。
第1ないし第4実施形態と同じ符号を付した構成要素については、第1ないし第4実施形態と同一であるので説明を割愛する。
第5実施形態では、発光領域13の左右方向に延びる中心線に対し、線対称となるように、24個の赤色LEDチップ21、26個の緑色LEDチップ22、24個の青色LEDチップ23および26個の白色LEDチップ24が配置されている。かかる配置パターンにより、発光領域の全体的な色ムラの問題を解決することを可能としている。
また、発光領域13の外縁に沿って配置された4色のLEDチップが、同じ色が連続しないように配置されている。かかる配置パターンにより、発光領域の外縁に生じる色ムラ(すなわち、明暗の境界部の色ムラ)の問題を解決することを可能としている。
さらに、第5実施形態では、第2ないし第4実施形態と同様、同じ色のLEDチップが連続隣接配置される場所がないので、第1実施形態と比べ高いレベルで色ムラの問題を解消することが可能である。
第5実施形態の配置パターンは、第2ないし第4実施形態と同様、左または右から数えた奇数列では白と青が交互に連続する配列となっており、偶数列では緑と赤が交互に連続する配列となっている。なお、第5実施形態の配置パターンでは、発光領域13の中心にはLEDチップが配置されない。
以上に説明した調色LED照明装置70は、第1ないし第4実施形態と同様、スポットライト照明装置30の光源として用いることができる。
10 調色LED照明装置(第1実施形態)
11 基板
12 絶縁層
13 発光領域(発光面)
14 配線部
15 アノード電極接続部
16 カソード電極接続部
17 微細配線部
18 ダム材
21 赤色LEDチップ
22 緑色LEDチップ
23 青色LEDチップ
24 白色LEDチップ
30 スポットライト照明装置
31 ヒートシンク
32 集光レンズ
33 制御部
34 光源筐体
35 位置調整機構
40 調色LED照明装置(第2実施形態)
50 調色LED照明装置(第3実施形態)
60 調色LED照明装置(第4実施形態)
70 調色LED照明装置(第5実施形態)
100 調色LED照明装置(比較例1)
101 基板
102 絶縁層
103 発光領域
104 配線部
105 アノード電極接続部
106 カソード電極接続部
107 ダム材
111 赤色LEDチップ
112 緑色LEDチップ
113 青色LEDチップ
114 白色LEDチップ
120 調色LED照明装置(比較例2)

Claims (5)

  1. 基板と、基板上の同一平面に実装された多数個のLEDチップにより構成され、樹脂封止された発光領域と、調色コントローラとを備える調色LED照明装置であって、
    前記多数個のLEDチップが、複数個の赤色LEDチップ、複数個の緑色LEDチップ複数個の青色LEDチップおよび複数個の白色LEDチップのみから構成され、
    前記発光領域の外縁に沿って配置されたLEDチップが、複数個の赤色LEDチップ、複数個の緑色LEDチップおよび複数個の青色LEDチップを含み、
    前記発光領域の外縁に沿って配置された複数個の赤色LEDチップが、隣接配置された複数個の赤色LEDチップを含まないこと、
    前記発光領域の外縁に沿って配置された複数個の緑色LEDチップが、隣接配置された複数個の緑色LEDチップを含まないこと
    前記多数個のLEDチップが、前記発光領域の上下方向に延びる中心線および左右方向に延びる中心線に対し線対称になるように配置されていることを特徴とする調色LED照明装置。
  2. 前記発光領域の外縁に沿って配置されたLEDチップの内側にある赤色LEDチップが、前記発光領域の外縁に沿って配置された赤色LEDチップと隣接配置されていないこと、
    前記発光領域の外縁に沿って配置されたLEDチップの内側にある緑色LEDチップが、前記発光領域の外縁に沿って配置された緑色LEDチップと隣接配置されていないことを特徴とする請求項1に記載の調色LED照明装置。
  3. 前記多数個のLEDチップの全部において、隣接するLEDチップの色が異なる配置関係にあることを特徴とする請求項1または2に記載の調色LED照明装置。
  4. 前記発光領域が、実質的に円形であることを特徴とする請求項1ないしのいずれかに記載の調色LED照明装置。
  5. 請求項1ないしのいずれかに記載の調色LED照明装置と、
    前記調色LED照明装置が配置されたヒートシンクと、
    前記調色LED照明装置および前記ヒートシンクを収納する光源筐体と、
    前記光源筐体からの光を集光して外部に出射する集光レンズと、
    前記ヒートシンクと前記集光レンズとの相対距離を可変とする位置調整機構とを備えたことを特徴とするスポットライト。
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