JP7068654B2 - センサシステム - Google Patents

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Description

本開示は、センサシステムに関する。
従来、ラインに沿って複数のセンサを配置して、ライン上を搬送されるワークの有無を測定することがある。複数のセンサにより測定されたデータは、複数のスレーブユニットにより取得されてマスタユニットに転送され、マスタユニットに接続されたPLC(Programmable Logic Controller)等の制御装置に集約されることがある。
下記特許文献1には、複数のセンサユニットと、各々のセンサユニットから受信した情報を制御装置に向けて送信する通信装置とを備えるセンサシステムが記載されている。各センサユニットは、いずれかのセンサユニットから発信される同期信号を起点として、センサユニット毎に定められる待機時間が経過してから、センシングデータ等の検出情報を通信装置に送信する。ここで、各センサユニットの待機時間は、他のセンサユニットの待機時間とは異なるように定められている。特許文献1に記載の技術によって、複数のセンサにより測定したデータを制御装置に集約する場合に、制御装置からのコマンドを待たずにデータを送信することができ、通信速度を向上させることができる。
特開2014-96036号公報
近年、複数のセンサにより測定されたデータを学習モデルの機械学習に用いて学習済みモデルを生成し、学習済みモデルによってより高度な判定を行うセンサシステムを構築する研究が行われている。
センサシステムにより収集したデータに基づき教師有り機械学習に用いる学習用データを生成するため、本発明者らは、複数台のスレーブユニットにより取得されたデータをマスタユニットに転送し、マスタユニットからPLC等の制御装置にデータを集約して、集約したデータに対して制御装置によってラベル付け等を行って学習用データを生成することを検討した。しかしながら、本発明者らは、学習用データの生成処理を制御装置で行うこととすると、制御装置により従来行っていた処理に加えて、学習用データの生成処理を行うこととなり、制御装置の処理負荷が増大してしまうことを見出した。
そこで、本発明は、制御機器の処理負荷を増やさずに教師有り機械学習の学習用データを蓄積することができるセンサシステムを提供する。
本開示の一態様に係るセンサシステムは、複数のセンサと、複数のセンサそれぞれに接続され、複数のセンサにより測定されるデータを取得する複数のスレーブユニットと、複数のスレーブユニット及び制御装置と接続されているマスタユニットと、を備え、マスタユニットは、複数のスレーブユニットのうち一部のスレーブユニットにより取得されたデータを入力データとして設定する第1設定部と、複数のスレーブユニットのうち他の一部のスレーブユニットにより取得されたデータを、入力データの性質を表すラベルデータとして設定する第2設定部と、入力データ及びラベルデータを含み、学習モデルの機械学習に用いる学習用データを生成する生成部と、を有する。
この態様によれば、複数のスレーブユニットのうち一部のスレーブユニットにより取得されたデータを学習モデルの入力データとして設定し、複数のスレーブユニットのうち他の一部のスレーブユニットにより取得されたデータを学習モデルの教師有り学習で用いるラベルデータとして設定して学習用データを生成することで、制御機器の処理負荷を増やさずに機械学習の学習用データを蓄積することができる。
上記態様において、マスタユニットは、複数のスレーブユニットのうちいずれかのスレーブユニットにより取得されたデータに基づいて、入力データ及びラベルデータを学習用データに含めるか否かを決定する決定部をさらに有してもよい。
この態様によれば、適切な入力データ及びラベルデータが学習用データに含まれることとなり、学習済みモデルの予測精度を向上させることができる。
上記態様において、マスタユニットは、外部からラベルデータの入力を受け付ける入力部をさらに有してもよい。
この態様によれば、学習モデルの教師有り学習で用いるラベルデータを外部から受け付けることで、学習用データの生成をより柔軟に行うことができ、制御機器の処理負荷を増やさずに多様な学習用データを蓄積することができる。
上記態様において、マスタユニットは、入力データ及びラベルデータを学習用データに含めるか否かの指定を外部から受け付ける入力部をさらに有してもよい。
この態様によれば、適切な入力データ及びラベルデータが学習用データに含まれるように外部から入力を受け付けることができ、学習済みモデルの予測精度を向上させることができる。
上記態様において、マスタユニットは、学習用データを用いて学習モデルの機械学習を実行し、学習済みモデルを生成する学習部をさらに有してもよい。
この態様によれば、蓄積した学習用データを用いて学習モデルの機械学習を実行することで、制御機器の処理負荷を増やさずに学習済みモデルを生成することができる。
上記態様において、マスタユニットは、複数のスレーブユニットのうち少なくともいずれかにより取得されたデータを学習済みモデルに入力し、学習済みモデルにより予測値を出力させる予測部をさらに有してもよい。
この態様によれば、学習済みモデルにより予測値を出力させることで、制御機器の処理負荷を増やさずに学習済みモデルによる予測を行うことができる。
本発明によれば、制御機器の処理負荷を増やさずに教師有り機械学習の学習用データを蓄積することができるセンサシステムが提供される。
本発明の実施形態に係るセンサシステムの概要を示す図である。 本実施形態に係るマスタユニットの機能ブロックを示す図である。 本実施形態に係るセンサシステムの物理的構成を示す図である。 本実施形態に係るマスタユニットにより実行される学習用データ収集処理のフローチャートである。 本実施形態に係るマスタユニットにより実行される予測処理のフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」と表記する。)を、図面に基づいて説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一又は同様の構成を有する。
図1は、本発明の実施形態に係るセンサシステム1の概要を示す図である。センサシステム1は、マスタユニット10、第1スレーブユニット20a、第2スレーブユニット20b、第3スレーブユニット20c、第1センサ30a、第2センサ30b、第3センサ30c及びPLC40を備える。ここで、第1センサ30a、第2センサ30b及び第3センサ30cは、複数のセンサに相当し、ラインLに沿って配置され、ラインL上を搬送されるワークの通過状況を示すデータを測定する。また、第1スレーブユニット20a、第2スレーブユニット20b、第3スレーブユニット20cは、複数のセンサそれぞれに接続され、複数のセンサにより測定されるデータを取得する複数のスレーブユニットに相当する。より具体的には、第1スレーブユニット20aは第1センサ30aに接続され、第2スレーブユニット20bは第2センサ30bに接続され、第3スレーブユニット20cは第3センサ30cに接続されている。PLC40は、制御装置に相当する。そして、マスタユニット10は、複数のスレーブユニット及び制御装置と接続されているマスタユニットに相当する。本明細書では、第1スレーブユニット20a、第2スレーブユニット20b、第3スレーブユニット20cをスレーブユニット20と総称し、第1センサ30a、第2センサ30b、第3センサ30cをセンサ30と総称する。
なお、本実施形態に係るセンサシステム1の構成は一例であり、センサシステム1が備える複数のセンサの数、複数のスレーブユニットの数は任意である。また、制御装置は、必ずしもPLC40でなくてもよい。
マスタユニット10は、LAN(Local Area Network)等の通信ネットワークを介してPLC40に接続されてよい。スレーブユニット20は、マスタユニット10に物理的かつ電気的に接続される。本実施形態において、マスタユニット10は、スレーブユニット20から受信した情報を記憶部に記憶し、記憶された情報をPLC40に送信する。従って、スレーブユニット20により取得されたデータは、マスタユニット10によって一元化されてPLC40に伝送される。
一例として、スレーブユニット20からマスタユニット10には、判定信号及び検出情報が伝送される。判定信号とは、センサ30により測定されたデータに基づき、スレーブユニット20によって判定された、ワークに関する判定結果を示す信号である。例えばセンサ30が光電センサである場合、判定信号は、センサ30により測定された受光量と閾値とを、スレーブユニット20によって比較して得られるオン信号又はオフ信号であってよい。検出情報は、スレーブユニット20の検出動作によって得られる検出値である。例えばセンサ30が光電センサである場合、検出動作は、投光及び受光の動作であり、検出情報は、受光量であってよい。
スレーブユニット20は、マスタユニット10の側面に取り付けられてよい。マスタユニット10とスレーブユニット20との通信には、パラレル通信又はシリアル通信が用いられてよい。すなわち、マスタユニット10と、スレーブユニット20とがシリアル伝送路及びパラレル伝送路で物理的に接続されてよい。例えば、パラレル伝送路上でスレーブユニット20からマスタユニット10に判定信号が送信され、シリアル伝送路上で、スレーブユニット20からマスタユニット10に検出情報が送信されてよい。なお、マスタユニット10とスレーブユニット20とを、シリアル伝送路及びパラレル伝送路のうちのいずれか一方で接続してもよい。
図2は、本実施形態に係るマスタユニット10の機能ブロックを示す図である。マスタユニット10は、取得部11、第1設定部12a、第2設定部12b、決定部13、生成部14、記憶部15、入力部16、学習部17、予測部18及び通信部19を備える。
取得部11は、複数のスレーブユニット20からデータを取得する。取得部11は、パラレル伝送路によってスレーブユニット20からワークの通過を示す判定信号を取得したり、シリアル伝送路によってスレーブユニット20から複数のセンサ30により測定された検出情報を取得したりしてよい。
第1設定部12aは、複数のスレーブユニット20のうち一部のスレーブユニットにより取得されたデータを入力データとして設定する。ここで、入力データとは、学習モデルの機械学習の際に、学習モデルに入力するデータである。入力データは、数値データであってよいが、その他の形式のデータであってもよい。
第2設定部12bは、複数のスレーブユニット20のうち他の一部のスレーブユニットにより取得されたデータを、入力データの性質を表すラベルデータとして設定する。ここで、入力データの性質とは、入力データから予測される性質であり、例えば、ラインLに関する異常の有無であったり、ラインLを搬送されるワークの種類であったりしてよい。ラベルデータは、学習モデルの機械学習の際に、学習モデルが出力すべきデータであり、学習の目標とされるデータである。ラベルデータは、数値データであってよいが、その他の形式のデータであってもよい。
決定部13は、複数のスレーブユニット20のうちいずれかのスレーブユニットにより取得されたデータに基づいて、入力データ及びラベルデータを学習用データに含めるか否かを決定する。例えば、決定部13は、特定のスレーブユニットからオン信号が送信されている期間にわたって入力データ及びラベルデータを学習用データに含め、特定のスレーブユニットからオフ信号が送信されている期間については入力データ及びラベルデータを学習用データに含めないように決定してよい。このように、あるスレーブユニットにより取得されたデータを基準として入力データ及びラベルデータの採否を決定することで、適切な入力データ及びラベルデータが学習用データに含まれることとなり、学習済みモデルの予測精度を向上させることができる。
生成部14は、入力データ及びラベルデータを含み、学習モデルの機械学習に用いる学習用データを生成する。学習用データは、学習モデルの教師有り学習に用いるデータである。本実施形態に係るセンサシステム1は、複数のスレーブユニット20のうち一部のスレーブユニットにより取得されたデータを学習モデルの入力データとして設定し、複数のスレーブユニット20のうち他の一部のスレーブユニットにより取得されたデータを学習モデルの教師有り学習で用いるラベルデータとして設定して学習用データを生成することで、PLC40等の制御機器の処理負荷を増やさずに機械学習の学習用データを蓄積することができる。
記憶部15は、生成部14により生成された学習用データ15aと、学習済みモデル15bとを記憶する。記憶部15は、第1設定部12a及び第2設定部12bによって複数のスレーブユニット20のうちいずれのスレーブユニットから取得したデータを入力データ及びラベルデータとして設定するかを指定する情報を記憶したり、決定部13によって入力データ及びラベルデータを学習用データに含めるか否かを決定するための条件を記憶したりしてよい。
入力部16は、外部からラベルデータの入力を受け付ける。入力部16は、例えば、外部機器から信号の入力を受け付ける外部端子で構成されたり、プッシュボタンで構成されたりしてよく、ワークが不良品の場合にオン信号の入力を受け付け、ワークが良品の場合にオフ信号の入力を受け付けてよい。これにより、ワークの状態を測定する複数のセンサ30の検出信号と、ワークが不良品であるか否かを示す情報とを含む学習用データを生成することができ、ワークの不良を予測する学習済みモデルを生成することができる。入力部16によって、学習モデルの教師有り学習で用いるラベルデータを外部から受け付けることで、学習用データの生成をより柔軟に行うことができ、制御機器の処理負荷を増やさずに多様な学習用データを蓄積することができる。
入力部16は、入力データ及びラベルデータを学習用データに含めるか否かの指定を外部から受け付けてよい。入力部16は、例えば、外部機器から信号の入力を受け付ける外部端子で構成されたり、プッシュボタンで構成されたりしてよく、入力データ及びラベルデータを学習用データに含める場合にオン信号の入力を受け付け、入力データ及びラベルデータを学習用データに含めない場合にオフ信号の入力を受け付けてよい。このようにして、適切な入力データ及びラベルデータが学習用データに含まれるように外部から入力を受け付けることができ、学習済みモデルの予測精度を向上させることができる。
学習部17は、学習用データ15aを用いて学習モデルの機械学習を実行し、学習済みモデル15bを生成する。例えば、学習モデルがニューラルネットワークの場合、学習部17は、学習用データ15aの入力データをニューラルネットワークに入力し、その出力とラベルデータとの差に基づいて、誤差逆伝播法によりニューラルネットワークの重みを更新してよい。なお、学習モデルは、ニューラルネットワークに限られず、回帰モデルであったり、決定木であったりしてよく、学習部17は、任意のアルゴリズムによって学習モデルの機械学習を実行してよい。本実施形態に係るセンサシステム1は、蓄積した学習用データを用いて学習モデルの機械学習を実行することで、制御機器の処理負荷を増やさずに学習済みモデルを生成することができる。
予測部18は、複数のスレーブユニット20のうち少なくともいずれかにより取得されたデータを学習済みモデル15bに入力し、学習済みモデル15bにより予測値を出力させる。なお、予測部18は、学習済みモデル15bの出力をそのまま予測値として用いなくてもよく、任意の後処理を行ってよい。学習済みモデルにより予測値を出力させることで、制御機器の処理負荷を増やさずに学習済みモデルによる予測を行うことができる。
通信部19は、PLC40との通信を行うインターフェースである。通信部19は、PLC40以外の外部機器との通信を行うものであってもよい。
図3は、本実施形態に係るセンサシステム1の物理的構成を示す図である。マスタユニット10は、PLC40との接続に用いられる入力/出力コネクタ101,102と、スレーブユニット20との接続に用いられる接続コネクタ106と、電源入力コネクタとを備える。
また、マスタユニット10は、MPU(Micro Processing Unit)110、通信ASIC(Application Specific Integrated Circuit)112、パラレル通信回路116、シリアル通信回路118、Flash ROM120及び電源回路を備える。
MPU110は、マスタユニット10における全ての処理を統括して実行するように動作する。通信ASIC112は、PLC40との通信を管理する。パラレル通信回路116は、マスタユニット10とスレーブユニット20との間でのパラレル通信に用いられる。同様に、シリアル通信回路118は、マスタユニット10とスレーブユニット20との間でのシリアル通信に用いられる。Flash ROM120は、不揮発メモリであり、学習モデルを記憶する。例えば、学習モデルがニューラルネットワークの場合、Flash ROM120は、ニューラルネットワークの重みパラメータやネットワーク構造を記憶してよい。また、学習モデルが回帰モデルであったり、決定木であったりする場合、Flash ROM120は、回帰パラメータや決定木のハイパーパラメータを記憶してよい。
スレーブユニット20は、両側壁部分に、マスタユニット10又は他のスレーブユニット20との接続コネクタ304,306が設けられている。スレーブユニット20は、マスタユニット10に対して一列に複数接続することが可能である。複数のスレーブユニット20からの信号は、隣り合うスレーブユニット20に伝送され、マスタユニット10に伝送される。
スレーブユニット20の両側面には、赤外線による光通信用の窓が設けられ、接続コネクタ304,306を利用して複数のスレーブユニット20を一つずつ連結して一列に配置すると、互いに対向する光通信用の窓により、隣り合うスレーブユニット20間で赤外線を利用した双方向光通信が可能となる。
スレーブユニット20は、CPU(Central Processing Unit)400によって実現される各種の処理機能と、専用の回路によって実現される各種の処理機能とを有する。
CPU400は、投光制御部403を制御し、発光素子(LED)401から赤外線を放出させる。受光素子(PD)402が受光することによって生じた信号は、増幅回路404を介して増幅された後、A/Dコンバータ405を介してデジタル信号に変換されて、CPU400に取り込まれる。CPU400では、受光データ、すなわち受光量をそのまま検出情報としてマスタユニット10に向けて送信する。また、CPU400では、受光量が予め設定された閾値よりも大きいか否かを判定することによって得られるオン信号又はオフ信号を、判定信号としてマスタユニット10に向けて送信する。
さらにCPU400は、左右の投光回路411,413を制御することにより、左右の通信用発光素子(LED)407,409から隣接するスレーブユニット20に対して赤外線を放出する。隣接する左右のスレーブユニット20から到来する赤外線は左右の受光素子(PD)406,408で受光された後、受光回路410,412を介しCPU400へと到来する。CPU400では、所定のプロトコルに基づいて、送受信信号を制御することにより、左右の隣接するスレーブユニット20との間で光通信を行なう。
受光素子406、通信用発光素子409、受光回路410、投光回路413は、スレーブユニット20間の相互干渉を防止するための同期信号を送受信するために利用される。具体的には、各スレーブユニット20において、受光回路410と投光回路413とは直接結線される。この構成により、受信した同期信号が、CPU400による遅延処理が施されずに速やかに投光回路413を経て通信用発光素子409から隣接する別のスレーブユニット20に送信される。
CPU400は、さらに、表示部414を点灯制御する。また、CPU400は、設定スイッチ415からの信号を処理する。CPU400の動作に必要な各種のデータは、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)416等の記録媒体に記憶される。リセット部417から得られた信号は、CPU400へと送られ、計測制御のリセットが行われる。発振器(OSC)418からCPU400には、基準クロックが入力される。
出力回路419は、受光量を閾値と比較して得られた判定信号の送信処理を行なう。前述したように、本実施の形態において、判定信号はパラレル通信によってマスタユニット10に向けて送信される。
パラレル通信用の伝送路は、マスタユニット10と各スレーブユニット20とが個別に接続された伝送路である。すなわち、複数のスレーブユニット20は、それぞれ、別々のパラレル通信線によって、マスタユニット10に接続される。ただし、マスタユニット10に隣接するスレーブユニット20以外のスレーブユニット20と、マスタユニット10とを接続するパラレル通信線は、他のスレーブユニット20を通過し得る。
シリアル通信ドライバ420は、マスタユニット10から送信されたコマンド等の受信処理、検出情報(受光量)の送信処理を行なう。本実施形態においては、シリアル通信にRS-422プロトコルが用いられる。シリアル通信にRS-485プロトコルを利用してもよい。
シリアル通信用の伝送路は、マスタユニット10及び全てのスレーブユニット20が接続された伝送路である。すなわち、全てのスレーブユニット20は、マスタユニット10に対して、シリアル通信線によってバス形式で信号伝達可能に接続される。
図4は、本実施形態に係るマスタユニット10により実行される学習用データ収集処理のフローチャートである。マスタユニット10は、学習用データを収集する学習用データ収集モードと、学習済みモデルによって予測を行う予測モードとを有する。マスタユニット10は、例えば入力部16によって、学習用データ収集モードと、予測モードとの切り替えを受け付けてよい。
はじめに、マスタユニット10は、現在のモードが学習用データ収集モードであるか否かを判定する(S10)。現在のモードが学習用データ収集モードでない場合(S10:NO)、すなわち現在のモードが予測モードである場合、次図に示す「A」の処理に進む。一方、現在のモードが学習用データ収集モードである場合(S10:YES)、マスタユニット10は、複数のスレーブユニット20から、複数のセンサ30により測定されたデータを取得する(S11)。
その後、マスタユニット10は、学習用データの収集を開始するか否かを判定する(S12)。学習用データの収集を開始するか否かは、入力部16による入力に基づいて決定してもよいし、特定のスレーブユニットにより取得されたデータに基づいて決定してもよいし、所定の時刻が到来したこと等、予め定められた条件を満たすか否かに基づいて決定してもよい。
学習用データの収集を開始する場合(S12:YES)、マスタユニット10は、取得されたデータの一部を入力データとして設定し(S13)、取得されたデータの他の一部をラベルデータとして設定する(S14)。ここで、いずれのスレーブユニットから取得されたデータを入力データ又はラベルデータとして設定するかは、入力部16による入力に基づいて決定してもよい。
その後、マスタユニット10は、学習用データの収集を終了するか否かを判定する(S15)。学習用データの収集を終了しない場合(S15:NO)、取得されたデータの一部を入力データとして設定する処理と(S13)、取得されたデータの他の一部をラベルデータとして設定する処理と(S14)を繰り返す。一方、学習用データの収集を終了する場合(S15:YES)、マスタユニット10は、収取したデータに基づいて、学習用データを生成する(S16)。学習用データの収集を終了するか否かは、入力部16による入力に基づいて決定してもよいし、特定のスレーブユニットにより取得されたデータに基づいて決定してもよいし、所定の時刻が到来したこと等、予め定められた条件を満たすか否かに基づいて決定してもよい。
さらに、マスタユニット10は、生成した学習用データを用いた機械学習により、学習済みモデルを生成する(S17)。なお、学習済みモデルの生成は、必ずしも学習用データの生成の直後に行われなくてもよく、学習用データを生成した後、任意のタイミングで実行されてよい。
最後に、マスタユニット10は、生成した学習用データと、生成した学習済みモデルとをPLC40に送信する(S18)。このようにして、PLC40の処理負荷を増やさずに教師有り機械学習の学習用データを蓄積し、学習済みモデルを生成することができる。
図5は、本実施形態に係るマスタユニット10により実行される予測処理のフローチャートである。はじめに、マスタユニット10は、現在のモードが予測モードであるか否かを判定する(S20)。現在のモードが予測モードでない場合(S20:NO)、すなわち現在のモードが学習用データ収集モードである場合、図4に示す「B」の処理に進む。一方、現在のモードが予測モードである場合(S20:YES)、マスタユニット10は、複数のスレーブユニット20から、複数のセンサ30により測定されたデータを取得する(S21)。
その後、マスタユニット10は、データの蓄積を開始するか否かを判定する(S22)。データの蓄積を開始するか否かは、入力部16による入力に基づいて決定してもよいし、特定のスレーブユニットにより取得されたデータに基づいて決定してもよいし、所定の時刻が到来したこと等、予め定められた条件を満たすか否かに基づいて決定してもよい。
データの蓄積を開始する場合(S22:YES)、マスタユニット10は、取得されたデータを少なくとも一時的に記憶する(S23)。その後、マスタユニット10は、データの蓄積を終了するか否かを判定する(S24)。データの蓄積を終了しない場合(S24:NO)、取得されたデータの記憶(S23)を継続する。一方、データの蓄積を終了する場合(S24:YES)、マスタユニット10は、学習済みモデルに蓄積したデータを入力する(S25)。データの蓄積を終了するか否かは、入力部16による入力に基づいて決定してもよいし、特定のスレーブユニットにより取得されたデータに基づいて決定してもよいし、所定の時刻が到来したこと等、予め定められた条件を満たすか否かに基づいて決定してもよい。
さらに、マスタユニット10は、学習済みモデルから予測値を出力させて、予測値をPLC40に送信する(S26)。このようにして、PLC40の処理負荷を増やさずに学習済みモデルによる予測を行うことができる。
以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。実施形態が備える各要素並びにその配置、材料、条件、形状及びサイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、異なる実施形態で示した構成同士を部分的に置換し又は組み合わせることが可能である。
[附記1]
複数のセンサ(30a,30b,30c)と、
前記複数のセンサ(30a,30b,30c)それぞれに接続され、前記複数のセンサ(30a,30b,30c)により測定されるデータを取得する複数のスレーブユニット(20a,20b,20c)と、
前記複数のスレーブユニット(20a,20b,20c)及び制御装置(40)と接続されているマスタユニット(10)と、を備え、
前記マスタユニット(10)は、
前記複数のスレーブユニット(20a,20b,20c)のうち一部のスレーブユニットにより取得されたデータを入力データとして設定する第1設定部(12a)と、
前記複数のスレーブユニット(20a,20b,20c)のうち他の一部のスレーブユニットにより取得されたデータを、前記入力データの性質を表すラベルデータとして設定する第2設定部(12b)と、
前記入力データ及び前記ラベルデータを含む学習用データを生成する生成部(14)と、を有する、
センサシステム(1)。
1…センサシステム、10…マスタユニット、11…取得部、12a…第1設定部、12b…第2設定部、13…決定部、14…生成部、15…記憶部、15a…学習用データ、15b…学習済みモデル、16…入力部、17…学習部、18…予測部、19…通信部、20a…第1スレーブユニット、20b…第2スレーブユニット、20c…第3スレーブユニット、30a…第1センサ、30b…第2センサ、30c…第3センサ、40…PLC、101,102…入力/出力コネクタ、106…接続コネクタ、110…MPU、112…通信ASIC、116…パラレル通信回路、118…シリアル通信回路、120…Flash ROM、304,306…接続コネクタ、400…CPU、401…発光素子、402,406,408…受光素子、403…投光制御部、404…増幅回路、405…A/Dコンバータ、407,409…通信用発光素子、410,412…受光回路、411,413…投光回路、419…出力回路、420…シリアル通信ドライバ

Claims (6)

  1. 複数のセンサと、
    前記複数のセンサそれぞれに接続され、前記複数のセンサにより測定されるデータを取得する複数のスレーブユニットと、
    前記複数のスレーブユニット及び制御装置と接続されているマスタユニットと、を備え、
    前記マスタユニットは、
    前記複数のスレーブユニットのうち一部のスレーブユニットにより取得されたデータを入力データとして設定する第1設定部と、
    前記複数のスレーブユニットのうち、前記一部のスレーブユニットとは異なる他の一部のスレーブユニットにより取得されたデータを、前記入力データの性質を表すラベルデータとして設定する第2設定部と、
    前記入力データ及び前記ラベルデータを含み、学習モデルの機械学習に用いる学習用データを生成する生成部と、を有する、
    センサシステム。
  2. 前記マスタユニットは、前記複数のスレーブユニットのうちいずれかのスレーブユニットにより取得されたデータに基づいて、前記入力データ及び前記ラベルデータを前記学習用データに含めるか否かを決定する決定部をさらに有する、
    請求項1に記載のセンサシステム。
  3. 前記マスタユニットは、外部から前記ラベルデータの入力を受け付ける入力部をさらに有する、
    請求項1又は2に記載のセンサシステム。
  4. 前記マスタユニットは、前記入力データ及び前記ラベルデータを前記学習用データに含めるか否かの指定を外部から受け付ける入力部をさらに有する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のセンサシステム。
  5. 前記マスタユニットは、前記学習用データを用いて学習モデルの機械学習を実行し、学習済みモデルを生成する学習部をさらに有する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のセンサシステム。
  6. 前記マスタユニットは、前記複数のスレーブユニットのうち少なくともいずれかにより取得されたデータを前記学習済みモデルに入力し、前記学習済みモデルにより予測値を出力させる予測部をさらに有する、
    請求項5に記載のセンサシステム。
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