JP7066457B2 - 軸受装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、インナリングとアウタリングとの間に形成された隙間に油が供給され、回転軸が振動し上記隙間が変位するとき、粘性をもった非圧縮性の油が該隙間を流動することで、回転軸の振動を減衰する効果を発揮させるスクイズフィルムダンパが開示されている。
また、インナリングとアウタリングとの間に弾性部を介在させることで、軸受部の剛性を小さくし、減衰効果を高める手段も提案されている。
回転軸を回転自在に支持するための軸受部と、
前記軸受部の外周側に設けられ、少なくとも一つの油膜形成隙間を挟んで互いに対向するインナリング及びアウタリング含むスクイズフィルムダンパと、
前記インナリングと前記アウタリングとを接続するとともに、前記インナリングを前記アウタリングに弾性的に支持するブリッジ部と、
を備え、
前記ブリッジ部の少なくとも一部は、スリットを介して前記インナリング又は前記アウタリングの壁面と対向し、
前記インナリングの最大変位時における、前記ブリッジ部の外表面と前記壁面との最大接触面積をSmaxとしたとき、前記ブリッジ部は、前記インナリングの変位が規定値以上となったとき、前記変位の増加に伴い、前記ブリッジ部の前記外表面と前記壁面との接触面積SがSmax未満の範囲内で増加するように構成される。
前記ブリッジ部は、前記インナリングの変位が規定値以上となったとき、前記変位の増加に伴い、前記接触面積Sが段階的に増加するように構成される。
上記(2)の構成によれば、ブリッジ部は、接触面積Sが段階的に増加するため、ブリッジ部の剛性を段階的に増加させることができる。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
前記スリットは、隙間の大きさが異なる複数の領域を有し、前記複数の領域で前記ブリッジ部の外表面と前記壁面とが段階的に接触するように構成される。
上記(3)の構成によれば、スリットが複数の領域でブリッジ部の外表面とインナリング又はアウタリングの壁面とが段階的に接触するため、ブリッジ部の剛性を段階的に増加させることができる。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
前記スリットは、前記インナリングの壁面と対向する第1スリットと前記アウタリングの壁面と対向する第2スリットとを含み、
前記第1スリットと前記第2スリットとは互いに異なる大きさの隙間を有する領域を含む。
上記(4)の構成によれば、ブリッジ部に荷重が付加された場合、上記領域でスリットを構成する壁面は時間差をもって接触するため、ブリッジ部の剛性を段階的に増加させることができる。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
前記ブリッジ部は、前記変位の増加に伴い、前記接触面積Sが連続的に増加するように構成される。
上記(5)の構成によれば、ブリッジ部は、インナリングの変位の増加に伴い、接触面積Sが連続的に増加するため、ブリッジ部の剛性を連続的に増加させることができる。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
前記ブリッジ部の少なくとも一部において、前記スリットは、隙間の大きさが連続的に異なるように構成され、該隙間において前記ブリッジ部の外表面と前記壁面とが連続的に接触するように構成される。
上記(6)の構成によれば、スリットを構成する壁面が連続的に接触するので、ブリッジ部の剛性を連続的に増加させることができる。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
前記ブリッジ部は、少なくとも一つの曲り部を有する。
上記(7)の構成によれば、ブリッジ部は少なくとも一つの曲り部を有するため、回転軸からインナリングを介してブリッジ部に加わる荷重に対して、ブリッジ部の剛性を小さくができる。また、ブリッジ部が曲り部を有することで、スリットにも曲り部が形成されるので、スリットに段階的に又は連続的に接触可能な領域を形成しやすくなる。
回転軸を回転自在に支持するための軸受部と、
前記軸受部の外周側に設けられ、少なくとも一つの油膜形成隙間を挟んで互いに対向するインナリング及びアウタリング含むスクイズフィルムダンパと、
前記インナリングと前記アウタリングとを接続するとともに、前記インナリングを前記アウタリングに弾性的に支持するブリッジ部と、
を備え、
前記ブリッジ部の少なくとも一部は、スリットを介して前記インナリング又は前記アウタリングの壁面と対向し、
前記ブリッジ部は、前記スリットに開口する少なくとも一つの切欠きを含み、
前記ブリッジ部の外表面と前記壁面との第1接触面積、および、前記切欠きを挟んで互いに対向する前記ブリッジ部の外表面同士の第2接触面積の合計接触面積をS’とし、
前記インナリングの最大変位時における前記合計接触面積をS’maxとしたとき、
前記ブリッジ部は、前記インナリングの変位が規定値以上となったとき、前記変位の増加に伴い、前記合計接触面積S’がS’max未満の範囲内で増加するように構成される。
前記ブリッジ部は、前記変位の増加に伴い、前記接触面積Sが段階的に増加するように構成される。
ブリッジ部は、上記切欠きを有するため、インナリングの変位の増加に伴い、切欠きとスリットの他の部位とで接触時期を異ならせることができる。従って、接触面積Sが段階的に増加するため、ブリッジ部の剛性を急激に増加させない。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
前記切欠きは、インナリングの変位時にブリッジ部の圧縮荷重が加わる部位に形成される。
上記(10)の構成によれば、切欠きは圧縮荷重が加わる部位に形成されるため、切欠きを挟んで互いに対向するブリッジ部の外表面同士が該圧縮荷重によって接触できる。また、切欠きの壁面の接触時期とスリットの他の部位の接触時期とに時間差をもたせるようにすることで、ブリッジ部の剛性を急激に増加させないようにすることができる。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
前記ブリッジ部は、少なくとも一つの曲り部を有し、
前記切欠きは前記曲り部に形成される。
上記(11)の構成によれば、ブリッジ部に圧縮荷重が付加したとき、曲り部に該圧縮荷重が負荷される。切欠きは圧縮荷重が付加される曲り部に形成されるため、切欠きを挟んで互いに対向するブリッジ部の外表面同士が該圧縮荷重によって接触できる。
前記切欠きは、隙間の大きさが異なる複数の切欠きで構成される。
上記(12)の構成によれば、複数の切欠き間で隙間の大きさが異なるために、複数の切欠き間で壁面接触時期に時間差をもたせることで接触面積Sを段階的に増加できる。従って、ブリッジ部の剛性を段階的に増加させることができるので、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
回転軸と、
前記(1)~(12)の何れかの構成を有する軸受装置と、
を備える。
上記(13)の構成によれば、上記構成の軸受装置を備えるため、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
例えば、「ある方向に」、「ある方向に沿って」、「平行」、「直交」、「中心」、「同心」或いは「同軸」等の相対的或いは絶対的な配置を表す表現は、厳密にそのような配置を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の角度や距離をもって相対的に変位している状態も表すものとする。
また例えば、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
一方、一の構成要素を「備える」、「具える」、「具備する」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
図1及び図2において、軸受装置10は、回転軸12の外周側に軸受部14を備え、軸受部14の外周側にスクイズフィルムダンパ16を備える。軸受部14は回転軸12を回転自在に支持する。スクイズフィルムダンパ16は、油膜形成隙間Gを挟んで互いに対向するインナリング18及びアウタリング20を有する。油膜形成隙間Gは、回転軸12の周方向(以下単に「周方向」とも言う。)に1個又は複数個形成される。回転軸12は中心軸Oを中心として回転する。
図1中の矢印b方向は回転軸12の径方向(以下単に「径方向」とも言う。)を指し、図2中の矢印a方向は回転軸12の軸方向(以下単に「軸方向」とも言う。)を指す。
ε=e/c=1-δ0/c
ここで、e:回転軸の偏心量、δ0:回転軸の軸受からの浮上量である。
(1)式から、油膜形成隙間の面積が大きいほど油膜減衰常数Cψが大きくなり、かつ油膜減衰常数Cψは径方向隙間の大きさcの3乗に比例することがわかる。従って、回転軸12から軸受装置に付加される荷重が大きくなり、油膜形成隙間Gが狭くなると、油膜圧が増加し、油膜減衰常数Cψが増加して減衰効果が増す。
図4は、回転軸12から荷重Lを受けてスリットStのうち隙間幅が最も小さい領域RS1を形成する外表面23bと壁面18aとが接触した状態を示す。荷重Lが増加するにつれてスリットStを形成する他の壁面も接触し始まる。
このように、ブリッジ部22に外部衝撃や経年劣化により損傷等が生じた場合、又はブリッジ部22に過大な荷重が負荷された場合でも、接触面積SがSmax未満の範囲内で増加するため、ブリッジ部22の剛性を急激に増加させない。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
この実施形態によれば、ティルティングパッド24の周囲に形成される油膜による焼付き防止効果によって回転軸12を安定して回転できる。
この実施形態によれば、ブリッジ部22は、接触面積Sが段階的に増加するため、ブリッジ部22の剛性を段階的に増加させることができる。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
領域Rs1<領域Rs2<その他の領域 (1)
回転軸12から加わる荷重LがスリットStを構成する壁面の非接触域を超えたとき、まず、領域Rs1の壁面が接触する。荷重Lがさらに増加すると、領域Rs2の壁面が接触する。その後、さらに荷重Lが増加すると、他の領域が接触する。
領域Rs1の壁面が接触したときの剛性をK(後1)とし、領域Rs1及び領域Rs2の壁面が接触したときの剛性をK(後2)とし、スリットStのすべての領域が接触したときの剛性をK(後3)とすると、次の関係が成り立つ。
K(後1)<K(後2)<K(後3) (2)
なお、比較例として、スリットStの隙間の大きさが一律な場合、ブリッジ部22の剛性が急激に増加するため、パッド等で支持する回転軸12の支持位置が急激に変化し、これに伴い、回転軸系にも種々の急激な変化を与える可能性がある。
この実施形態によれば、ブリッジ部22に回転軸12から荷重Lが付加された場合、異なる大きさの隙間を有するスリットSt(St1、St2)を構成する壁面は時間差をもって接触する。従って、ブリッジ部22は接触面積Sが増加する過程で段階的に剛性が増えていくため、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
この実施形態によれば、ブリッジ部22は、インナリング18の変位の増加に伴い、接触面積Sが連続的に増加するため、ブリッジ部22の剛性を連続的に増加させることができる。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
図5に示す実施形態では、アウタリング20の壁面20aとスリットSt(St1)の外表面23aの一部で隙間の大きさが連続的に異なる領域R2が形成される。領域R2では接触開始点d0以降において、スリットStを形成する壁面が時間の経過に伴って連続的に接触するように構成される。
この実施形態によれば、領域R2においてスリットSt(St1)を構成する対向壁面が時間の経過に伴って連続的に接触するので、ブリッジ部22(22b)の剛性が連続的に増加する。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
これによって、接触開始点d0を超えると、領域R2で荷重Lの負荷の増加によってアウタリング20の壁面20aとスリットSt(St1)の外表面23aとが時間の経過に伴って連続的に接触するので、ブリッジ部22(22b)の剛性が連続的に増加する。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
この実施形態においても、ブリッジ部22(22b)の剛性が一気に増加せず、一気に最大接触面積Smaxとならないので、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
この実施形態によれば、ブリッジ部22は少なくとも一つの曲り部Beを有するため、回転軸12からインナリング18を介してブリッジ部22に加わる荷重に対して、ブリッジ部22の剛性を小さくができる。また、ブリッジ部22が曲り部Beを有することで、スリットStにも曲り部Beが形成されるため、スリットStに段階的に又は連続的に接触可能な領域を形成しやすくなる。
一実施形態では、ブリッジ部22は1つ以上、好ましくは複数の曲り部Beを有し径方向に沿って延在する。これによって、ブリッジ部22は、回転軸12から径方向に沿って加わる荷重Lに対して大きな伸縮力を保持できる。従って、ブリッジ部22の剛性を調整可能な範囲を広げることができる。
この実施形態によれば、切欠きNは圧縮荷重が加わる部位に形成されるため、切欠きNを挟んで互いに対向するブリッジ部22(22c)の外表面23a、23b同士が該圧縮荷重によって接触できる。また、切欠きNの壁面の接触時期とスリットStの他の部位の接触時期とに時間差をもたせるようにすることで、ブリッジ部22(22c)の剛性を急激に増加させないようにすることができる。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
この実施形態によれば、回転軸12からインナリング18に負荷される荷重Lによってブリッジ部22に圧縮荷重が付加されたとき、該圧縮荷重は曲り部Beに負荷される。切欠きNは圧縮荷重が付加される曲り部Beに形成されるため、切欠きNを挟んで互いに対向するブリッジ部22(22c)の外表面23a、23b同士が該圧縮荷重によって接触できる。
また、曲り部Beにおいて切欠きNを形成する場合、曲り部Beの曲率半径に対して内側又は外側にある外表面のどちらでもよく、どちらにおいても圧縮荷重を負荷できる。
この実施形態によれば、複数の切欠き間で隙間の大きさが異なるために、壁面接触時期に時間差をもたせることで接触面積Sを段階的に増加できる。例えば、隙間が異なる切欠きが2個ある場合、接触面積Sを3段階で増加できる。
従って、ブリッジ部22(22c)の剛性を段階的に増加させることができるので、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。
この構成によれば、上記構成の軸受装置10を備えるため、ブリッジ部22に外部衝撃や経年劣化により損傷等が生じた場合、又はブリッジ部22に過大な荷重が負荷された場合でも、接触面積SがSmax未満の範囲内で増加するため、ブリッジ部22の剛性を急激に増加させない。これによって、回転軸位置の変化や回転軸系に与える種々の変化をゆるやかなものにすることができる。従って、圧縮機や蒸気タービン等の回転機械に適用できる。
12 回転軸
14 軸受部
16 スクイズフィルムダンパ
18 インナリング
18a 壁面
20 アウタリング
20a 壁面
22(22a、22b、22c) ブリッジ部
23a、23b 外表面
24 ティルティングパッド
25 ピボット
Be 曲り部
G 油膜形成隙間
L 荷重
N(N1、N2) 切欠き
O 中心軸
Rs1、Rs2、R2 領域
S 接触面積
Smax 最大接触面積
S’ 合計接触面積
S’max 合計接触面積
St(St1、St2) スリット
St1 第1スリット
St2 第2スリット
d0 接触開始点
Claims (8)
- 回転軸を回転自在に支持するための軸受部と、
前記軸受部の外周側に設けられ、少なくとも一つの油膜形成隙間を挟んで互いに対向するインナリング及びアウタリング含むスクイズフィルムダンパと、
前記インナリングと前記アウタリングとを接続するとともに、前記インナリングを前記アウタリングに弾性的に支持するブリッジ部と、
を備え、
前記ブリッジ部の少なくとも一部は、スリットを介して前記インナリング又は前記アウタリングの壁面と対向し、
前記インナリングの最大変位時における、前記ブリッジ部の外表面と前記壁面との最大接触面積をSmaxとしたとき、前記ブリッジ部は、前記インナリングの変位が規定値以上となったとき、前記変位の増加に伴い、前記ブリッジ部の前記外表面と前記壁面との接触面積SがSmax未満の範囲内で増加するように構成され、
前記ブリッジ部は、前記変位の増加に伴い、前記接触面積Sが連続的に増加するように構成され、
前記ブリッジ部の少なくとも一部において、前記スリットは、隙間の大きさが連続的に異なるように構成され、該隙間において前記ブリッジ部の外表面と前記壁面とが連続的に接触するように構成された
ことを特徴とする軸受装置。 - 前記ブリッジ部は、少なくとも一つの曲り部を有することを特徴とする請求項1に記載の軸受装置。
- 回転軸を回転自在に支持するための軸受部と、
前記軸受部の外周側に設けられ、少なくとも一つの油膜形成隙間を挟んで互いに対向するインナリング及びアウタリング含むスクイズフィルムダンパと、
前記インナリングと前記アウタリングとを接続するとともに、前記インナリングを前記アウタリングに弾性的に支持するブリッジ部と、
を備え、
前記ブリッジ部の少なくとも一部は、スリットを介して前記インナリング又は前記アウタリングの壁面と対向し、
前記ブリッジ部は、前記スリットに開口する少なくとも一つの切欠きを含み、
前記ブリッジ部の外表面と前記壁面との第1接触面積、および、前記切欠きを挟んで互いに対向する前記ブリッジ部の外表面同士の第2接触面積の合計接触面積をS’とし、
前記インナリングの最大変位時における前記合計接触面積をS’maxとしたとき、
前記ブリッジ部は、前記インナリングの変位が規定値以上となったとき、前記変位の増加に伴い、前記合計接触面積S’がS’max未満の範囲内で増加するように構成されることを特徴とする軸受装置。 - 前記ブリッジ部は、前記変位の増加に伴い、前記合計接触面積S’が段階的に増加するように構成された請求項3に記載の軸受装置。
- 前記切欠きは、前記インナリングの変位時に前記ブリッジ部の圧縮荷重が加わる部位に形成されることを特徴とする請求項3又は4に記載の軸受装置。
- 前記ブリッジ部は、少なくとも一つの曲り部を有し、
前記切欠きは前記曲り部に形成されることを特徴とする請求項5に記載の軸受装置。 - 前記切欠きは、隙間の大きさが異なる複数の切欠きで構成されることを特徴とする請求項3乃至6の何れか一項に記載の軸受装置。
- 回転軸と、
請求項1乃至7の何れか一項に記載の軸受装置と、
を備えることを特徴とする回転機械。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018041405A JP7066457B2 (ja) | 2018-03-08 | 2018-03-08 | 軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018041405A JP7066457B2 (ja) | 2018-03-08 | 2018-03-08 | 軸受装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019157906A JP2019157906A (ja) | 2019-09-19 |
JP7066457B2 true JP7066457B2 (ja) | 2022-05-13 |
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ID=67994759
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018041405A Active JP7066457B2 (ja) | 2018-03-08 | 2018-03-08 | 軸受装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7066457B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5421655A (en) * | 1987-05-29 | 1995-06-06 | Kmc, Inc. | Fluid dampened support having variable stiffness and damping |
-
2018
- 2018-03-08 JP JP2018041405A patent/JP7066457B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019157906A (ja) | 2019-09-19 |
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