JP7065981B2 - 引出しガイド、レール同期化装置および連行体から成るアセンブリ - Google Patents

引出しガイド、レール同期化装置および連行体から成るアセンブリ Download PDF

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Description

本発明は、第1のレールおよび該第1のレールにおいて可動に支承された第2のレールを有する、家具に取付け可能な引出しガイドと、第1のレールに結合可能なラック、該ラックに噛み合う歯車および第2のレールに結合された支承ブラケットを有するレール同期化装置であって、歯車が支承ブラケット内に回転可能に支承されているレール同期化装置と、引出し用駆動装置のための連行体とから成るアセンブリに関する。さらに本発明は、このようなアセンブリを備えた家具に関する。
レール同期化装置は、大抵の場合、家具において互いに反対の側に配置された2つのレールシステムの運動を互いに対して同期化するために使用される。これによって、引出し可能な引出しの正確な平行ガイドが可能になる。家具本体に対して相対的なこの平行ガイドは、特に、極めて狭幅の引出しまたは極めて広幅の引出しを運動させたい場合に有利である。平行ガイドにより、引出しの側方の引っかかりは十分に阻止される。このようなシステムは、当業者には側面安定化のためのシステムとしても知られている。これに関する例は、欧州特許出願公開第1036526号明細書および欧州特許第2515710号明細書から明らかである。
何年も前から、引出し用駆動装置も公知である。この引出し用駆動装置により、引出しは、押し出されるかまたは引き込まれる。このような引出し用駆動装置は、直接に引出しに作用することができる。しかし大抵の場合、いわゆる連行体が引出しまたは家具本体に対応配置されている。この連行体は引出し用駆動装置と係合可能である。このような駆動装置に関する例は、国際公開第2015/192153号から明らかである。
側面安定化システムと、引出し用駆動装置のための連行体とを有する家具では、必要となる多数の構成要素に基づいて、スペース需要が比較的高い。さらに組込みは極めて複雑になってしまう。
したがって本発明の課題は、先行技術に対して改善されたアセンブリを提供することにある。特に、スペース需要ができるだけ小さいことが望ましい。さらにできるだけ少ない構成要素および材料しか消費しないことが望ましい。
この課題は、請求項1に記載の特徴を備えるアセンブリにより解決される。したがって、本発明によれば、レール同期化装置のラックが連行体に結合されていることが規定されている。したがって、ラックはもはや第1のレール(だけ)に結合されているのではなく、存在する連行体がレール同期化装置のラック用の結合可能性として使用される。
本発明の好適な実施例は、特に従属請求項に記載されている。
レール同期化装置の構成要素の一般的な配置に関する第1の実施形態は、第1のレールが、引出しに取付け可能な荷重レールとして形成されていて、第2のレールが、家具本体に取付け可能な本体レールとして形成されていることを規定する。この場合、支承ブラケットは本体レールに対応配置されていて、したがって家具本体に対して相対的に位置固定されているのに対して、ラックは荷重レールと一緒に運動可能である。連行体は、この実施形態では、荷重レールに対応配置されているか、または直接に引出しに対応配置されている。
レール同期化装置の構成要素の配置に関する代替的な第2の実施形態では、機械的な反転が規定されている。これは、後に説明する図面にも図示されている。したがって、第1のレールが、家具本体に取付け可能な本体レールとして形成されていて、第2のレールが、引出しに取付け可能な荷重レールとして形成されている。連行体は、この実施形態では、本体レールに対応配置されているか、または直接に家具本体に対応配置されている。
引出しにとって部分引出しでは、レールシステムが単に第1のレールおよび第2のレールを有していれば、十分である。引出しを完全に引き出すためには、第1のレールと第2のレールとの間に配置されている中間レールがさらに設けられていてもよい。
概して、アセンブリは、家具本体の互いに反対の側において取付け可能な(それぞれ1つの第1のレールおよび第2のレールを備えた)2つの引出しガイドと、それぞれ1つのレール同期化装置と、それぞれ1つの連行体とを有していることが規定されていてよい。好適には、このアセンブリの構成要素は互いに対して鏡像対称的に両側に配置され、かつ形成されていることが規定されている。
好適な実施例によれば、レール同期化装置は、歯車に結合されて一緒に回転する同期化ロッドを有していることが規定されている。この同期ロッドは、家具本体の互いに反対の側に配置された歯車を接続しかつ同期化する。
概して、ラックが、単に好適には一体的な1つの歯枠部の形で形成されていることが可能である。簡単な取付けのためには、好適には、ラックが、好適には引出しガイドの長手方向に方向付けされた細長い歯枠部と、好適にはプラスチックから成る第1の保持要素とを有していることが規定されている。特に好適には、歯枠部が第1の保持要素を介して連行体上に(間接的に)載着することが規定されている。
簡単な組付けのためには、好適には、第1の保持要素内に歯枠部のためのガイド溝が形成されていることが規定されている。
できるだけ安定的な結合を保証するために、好適には、歯枠部が、長手方向で第1の保持要素において位置固定されていることが規定されている。このためには、たとえば位置固定突起が第1の保持要素において形成されていてよい。
さらに確実な組付けのためには、好適には、ラックが、好適にはプラスチックから成る第2の保持要素を有していることが規定されている。さらに好適には、歯枠部が、第2の保持要素を介して第1のレールに(間接的に)結合されていることが規定されていてよい。この第2の保持要素は、好適には、第1のレールの形材内に押し込むことができるように、形成されている。好適には、歯枠部は第2の保持要素において長手方向で移動可能にガイドされていることが規定されている。これにより、歪みおよび反りが阻止される。
簡単な組付けのためには、好適には、支承ブラケットが、好適にはレバー形のロック要素を介して、第2のレールに着脱可能に結合されていることが規定されている。結合は、たとえばクランプにより、楔止めにより、またはスナップインにより行うことができる。
連行体は、この連行体が引出し用駆動装置に係合可能であるように構成されていることが望ましい。簡単な製造および組付けのために、好適には、連行体が、第1のレールに結合可能な連行プレートと、連行プレートに配置された連行ピンとを有していることが規定されている。代替的には、連行プレートは、家具本体に直接に結合可能であるか、または機械的に反転して、引出しに直接に結合可能であってよい。
ラックの良好な保持のために、好適には、ラックが、好適には第1の保持要素を介して間接的に、連行体の連行プレート上に載着していることが規定されている。
本発明に係るアセンブリの供給範囲において、引出し用駆動装置は、まだ強制的に存在していなくてもよい。しかし連行体は、連行体が組込み状態において本来必要でない場合でさえ、既にアセンブリの一部である。連行体と引出しガイドとのこの結合は、最終的に引出し用駆動装置が全く使用されない場合でも、特に保管コストを減じるために存在している。しかし、あまり多くの変化形を貯蔵しないことにより、小さな保管手間を有するために、連行体は常にアセンブリの部分である。
好適には、アセンブリが、連行体に、好適には連行体の連行ピンに係合可能である引出し用駆動装置も有していることが規定されている。
特に好適には、2つの引出し用駆動装置が、家具本体の互いに反対の側に配置されていることが規定されている。このためには好適には、これらの両方の引出し用駆動装置が、レール同期化装置とは別個の駆動装置同期化装置により同期化可能であることが規定されていてよい。
形態に応じて、引出し用駆動装置は、引出しに対応配置されているか、または家具本体に対応配置されていてよい。対応して、連行体はそれぞれ対向部材に対応配置されている。
好適な実施例によれば、引出し用駆動装置が、第2のレールに、好適には着脱可能に結合されていることが規定されている。
好適にはさらに、引出し用駆動装置が、引出しを閉鎖位置から開放位置へと押し出すための押出装置として構成されていることが規定されている。代替的には、引出し用駆動装置が、好適には、引出しを開放位置から閉鎖位置へと引き込むための緩衝された引込み装置として構成されていることが規定されていてもよい。
さらに、好適には、押出装置が、好適には、第2のレールに取り付けられた支持体と、支持体に対して可動な押出要素と、一方では支持体に、他方では押出要素に取り付けられた押出蓄力器とを有していることが規定されていてよい。
押出装置の簡単な作動のためには、好適には、押出装置が、引出しを閉鎖方向で押し込むことによりロック解除可能なロック装置を有していることが規定されている。ロック装置は、たとえば、係止溝を備えたカージオイド形のロック軌道を有している。この係止溝内に押出要素が制御ピンを介してロック可能である。
家具本体と、少なくとも1つの引出しと、本発明に係るアセンブリとを備えた家具のためにも保護が要求される。
本発明の別の詳細および利点は、図面に図示した実施例に関する図面の説明につき以下に詳細に説明する。
引出しおよび引出しガイドを備えた家具をレール同期化装置と一緒に示す斜視図である。 レール同期化装置、引出しガイド、連行体および引出し用駆動装置から成るアセンブリを示す分解斜視図である。 図2に示すアセンブリを組立て状態で示す図である。 装置の組付け経過を示す斜視図である。 装置の組付け経過を示す斜視図である。 装置の組付け経過を示す斜視図である。 装置の組付け経過を示す斜視図である。 装置の組付け経過を示す斜視図である。 装置の組付け経過を示す斜視図である。 装置の組付け経過を詳細図と一緒に示す斜視図である。 装置の組付け経過を詳細図と一緒に示す斜視図である。 装置の組付け経過を詳細図と一緒に示す斜視図である。 装置の組付け経過を詳細図と一緒に示す斜視図である。 装置の組付け経過を詳細図と一緒に示す斜視図である。 装置の組付け経過を詳細図と一緒に示す斜視図である。 装置の組付け経過を詳細図と一緒に示す斜視図である。 レール同期化装置を示す斜視図である。
図1は、棚形の家具本体11を備えた家具10の斜視図を示している。引出し12は、引出しガイド、つまり、引出しを引き出すためのガイド3(レールシステムとも呼ばれる)を介して、家具本体11に対して相対的に走行可能に支承されている。下側に図示された2つの引出し12は、それぞれ閉鎖位置SSに位置している。上側の図示されていない引出し12では、引出しガイド3の第2のレール2(荷重レール)が、それぞれ引き出された位置に位置していて、これは、引出し12の開放位置OSに対応する。引出し12の各側に、引出しガイド3が位置している。両引出しガイド3は、家具本体11の互いに反対に位置する側壁に取り付けることができる。引出しガイド3の長手方向Lに対して直交する横方向に延びる同期ロッド44が確認可能である。好適には、この同期ロッド44は、トーションシャフトの形で形成されている。同期ロッド44により、両引出しガイド3の運動が互いに対して相対的に同期化可能である。これにより、家具本体11に対して相対的な、引出し12の正確な平行ガイドを引き起こすこともできる。両引出しガイド3は、家具本体11において取り付けるべき(好適には金属製の)それぞれ1つの第1のレール(本体レール)ならびに第1のレール1に対して相対的に走行可能もしくは第1のレール1において可動に支承された(好適には金属製の)少なくとも1つの第2のレール2(荷重レール)を有している。同期ロッド44の目的は、左右の荷重レール2の運動を互いに対して相対的に同期化し、これにより引出し12を側方での引っかかりなしに家具本体11から引き出し、かつ家具本体11内に押し込むことができるようにすることにある。同期ロッド44は、両側で支承ブラケット43内に回転可能に支承されている。支承ブラケット43は、第2のレール2に、好適には着脱可能に、結合されている。同期ロッド44は、端部領域においてそれぞれ1つの歯車42を備えている。歯車42は、ラック41と噛み合う。当然ながら、機構的な反転構成も可能であり、ラック41を引出し12または第2のレール2において支承し、対応する歯車42を支承ブラケット43および同期ロッド44と一緒に第1のレール1または家具本体11において支承することも可能である。ラック41、歯車42、支承ブラケット43および同期ロッド44は、一緒にレール同期化装置4を形成する。
図2には、分解斜視図でアセンブリ100が図示されている。このアセンブリ100は、レール同期化装置4、引出しガイド3および連行体5から構成される。この場合、アセンブリ100は、引出し用駆動装置、つまり引出しを駆動するための駆動装置6をさらに有している。レール同期化装置4は、単に部分的にしか図示されていない同期化ロッド44、支承ブラケット43、歯車42およびラック41を有している。さらに、支承ブラケット43に可動に支承されたロック要素49が確認可能である。さらに、第2の保持要素48が良好に確認可能である。引出しガイド3は、第1のレール1および第2のレール2から構成されている。連行体5は、好適には金属製の連行プレート51および連行ピン52を有している。連行ピン52は、連行プレート51と一体的に形成されていてよい。好適には、連行ピン52は、好適にはプラスチックから成る被せ嵌め部材の一部であり、被せ嵌め部材は連行プレート51に結合されていることが規定されている。この場合、押出装置として構成されている引出し用駆動装置6のうち、主に支持体61が確認可能である。さらに、この引出し用駆動装置6は、レール同期化装置4とは別個の同期ロッド62を有している。
図3には、アセンブリ100が組み立てられた状態で図示されている。レール同期化装置4は、支承ブラケット43を介して第2のレール2の後方領域に取り付けられている。歯車42は、(まだ短縮されていない)ラック41に噛み合っている。引出し用駆動装置6は、支持体61を介して引出しガイド3(特に第2のレール2の容器レールに)、好適には着脱可能に、結合されている。
以下の図面では、アセンブリ100の可能な組付け経過がステップ毎に図示されている。
図4では、まず、第1のレール1が2つのアングル形の組付け要素7と、レール形のガイド部材8とを有していることが、確認可能である。これらの要素は、互いに結合されていて、好適には溶接またはリベット止めされている。第2のレール2は、図示されていないローラを介して、第1のレール1のガイド部材8において可動に支承されている。連行プレート51は、引出しガイド3からまだ離間している。
図5では、連行体5のガイド要素53が、第1のレール1内に形成された切欠き9内に押し込まれている。さらに、連行ピン52を有する被せ嵌め部材が連行プレート51に取り付けられていることが確認可能である。
図6は、連行体5が引出しガイド3に対して相対的に旋回させられた後の位置を示している。これにより、連行体5は、引出しガイド3の第1のレール1において、好適には締付け(Verklemmen)により取り付けられている。
図7には、図6の配置が斜め上方から図示されている。連行体5の連行ピン52が良好に確認可能である。
図8には、付加的に、レール同期化装置4の、好適にはプラスチックから成る第1の保持要素46が図示されている。
図9は、第1の保持要素46が、連行体5の領域において、第1のレール1および連行体5に取り付けられている、好適にはスナップインされているか、またはクリップ固定されている場合の位置を示している。これにより第1の保持要素46は直接に連行体5上に載着している。
図10には、第2の保持要素48も図示されている。この第2の保持要素48は、この位置では第2のレール2を取り囲んでいる。左下側に図示された詳細図では、この第2の保持要素48は、斜め下方から図示されている。
図11によれば、第2の保持要素48は、長手方向Lで閉鎖方向SRとは反対方向に移動させられている。これにより、第2の保持要素48は、一方では第2のレール2を取り囲み、他方では第1のレール1の端部領域において保持されている、好適にはスナップインされている。これは、左下の詳細図において、さらに斜め下側からの図面においても可視化されている。
図12では、支承ブラケット43が引出しガイド3の後方領域において当て付けられている。ロック要素49は、(左下の詳細図においても確認可能であるように)まだ解除位置に位置している。
図13によれば、ロック要素49が旋回させられている。これにより、レール同期化装置4の支承ブラケット43が第2のレール2に固定的に結合されている、好適にはこの第2のレール2に固定的にクランプされている。これは、左下の詳細図においても、同様に詳細に確認可能であり、同期ロッド44および(同期ロッドに相対回動不能に結合された)歯車42も比較的大きく図示されている。この詳細図では、支承ブラケット43の下側領域における側方のガイド凹部40も良好に確認可能である。
図14によれば、ラック41の歯枠部(Zahnleiste)45が、ガイド凹部40を介して支承ブラケット43内に押し込まれている。これにより、歯枠部45の個別の歯は、歯車42に噛み合う。歯枠部45は、第2の保持要素48内の対応するガイド凹部に既に接触している。
図15では、歯枠部45が完全に押し込まれていて、第1の保持要素46にも載着している。したがって、図15では、アセンブリ100は、組み立てられた状態で図示されている。歯枠部45は、第1の保持要素46と一緒にラック41を形成する。この位置では、レール同期化装置4のラック41は、連行体5に結合されている。好適には、ラック41は、連行体5の連行プレート51に載着している。これにより、引出しガイド3とラック41との比較的複雑な結合部を形成する必要がなく、いずれにせよ存在している連行体5が、レール同期化装置4のラック41の簡単な組付けを可能にするために使用される。したがって、アセンブリ100がさらに引出し用駆動装置6も有している場合に、連行体5は二重機能を有している。
図16と、図16に所属する詳細図では、さらに、歯枠部45が、第2の保持要素48の領域において、長手方向で移動可能にガイドされている(右上の詳細図を参照)一方で、歯枠部45がラック41の第1の保持要素46において、長手方向Lへの運動に対して位置固定されている(左下の詳細図を参照)ことがさらに確認可能である。特に、このためには、歯枠部45内に係止溝13が形成されていて、第1の保持要素46内に、対応する係止突起14が形成されている。場合によっては、これは反転されて形成されていてもよい。
図17には、最終的にさらにレール同期化装置4が引出しガイド3なしで図示されている。両側に配置されたラック41および支承ブラケット43ならびに同期ロッド44が図示されている。このレール同期化装置4により、第2のレール2(荷重レール)の平行ガイドが2つの引出しガイド3により可能となる。これは、しばしば側面安定化とも呼ばれる。
1 第1のレール
2 第2のレール
3 引出しガイド
4 レール同期化装置
5 連行体
6 引出し用駆動装置
7 組付け要素
8 ガイド部材
9 切欠き
10 家具
11 家具本体
12 引出し
13 係止溝
14 係止突起
40 ガイド凹部
41 ラック
42 歯車
43 支承ブラケット
44 同期化ロッド
45 歯枠部
46 第1の保持要素
47 ガイド溝
48 第2の保持要素
49 ロック要素
51 連行プレート
52 連行ピン
53 ガイド要素
61 支持体
62 同期ロッド
100 アセンブリ
L 長手方向
SS 閉鎖位置
OS 開放位置
SR 閉鎖方向

Claims (15)

  1. -第1のレール(1)および該第1のレール(1)において可動に支承された第2のレール(2)を有する、家具(10)の家具本体(11)の側壁に取付け可能な引出しガイド(3)と、
    -前記第1のレール(1)に結合されたラック(41)、該ラック(41)に噛み合う歯車(42)および前記第2のレール(2)に結合された支承ブラケット(43)を有するレール同期化装置(4)であって、前記歯車(42)が前記支承ブラケット(43)内に回転可能に支承されている、レール同期化装置(4)と、
    -引出し用駆動装置(6)のための連行体(5)と
    を備えたアセンブリ(100)であって、
    前記レール同期化装置(4)の前記ラック(41)が、前記連行体(5)に結合されており、
    前記第1のレール(1)が、前記家具本体(11)に取付け可能な本体レールとして、または引出し(12)に取付け可能な荷重レールとして形成されていて、前記第2のレール(2)が、前記引出し(12)に取付け可能な荷重レールとして、または前記家具本体(11)に取付け可能な本体レールとして形成されており、
    前記ラック(41)が、細長い歯枠部(45)と、第1の保持要素(46)とを有していて、前記歯枠部(45)が、前記第1の保持要素(46)を介して前記連行体(5)上に配置されており、
    前記連行体(5)が、前記第1のレール(1)に結合可能な連行プレート(51)と、該連行プレート(51)に配置された連行ピン(52)とを有しており、
    前記連行体(5)に、前記連行体(5)の前記連行ピン(52)に係合可能である引出し用駆動装置(6)が設けられており、
    前記引出し用駆動装置(6)が、前記第2のレール(2)に結合されている、
    ことを特徴とする、アセンブリ(100)。
  2. 前記レール同期化装置(4)が、前記歯車(42)に結合されて一緒に回転する同期化ロッド(44)を有している、請求項記載のアセンブリ(100)
  3. 前記第1の保持要素(46)がプラスチックから成る、請求項1または2記載のアセンブリ(100)。
  4. 前記第1の保持要素(46)内に、前記歯枠部(45)を組付けるためのガイド溝(47)が形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載のアセンブリ(100)
  5. 前記歯枠部(45)が、長手方向(L)で前記第1の保持要素(46)において位置固定されている、請求項1から4までのいずれか1項記載のアセンブリ(100)
  6. 前記ラック(41)が、第2の保持要素(48)を有していて、前記歯枠部(45)が、前記第2の保持要素(48)を介して前記第1のレール(1)に結合されている、請求項1から5までのいずれか1項記載のアセンブリ(100)
  7. 前記第2の保持要素(48)がプラスチックから成る、請求項6記載のアセンブリ(100)。
  8. 前記支承ブラケット(43)が、ロック要素(49)を介して前記第2のレール(2)に着脱可能に結合されている、請求項1から7までのいずれか1項記載のアセンブリ(100)
  9. 前記ロック要素(49)がレバー形である、請求項8記載のアセンブリ(100)。
  10. 前記引出し用駆動装置(6)が、前記第2のレール(2)に結合されている、請求項1から9までのいずれか1項記載のアセンブリ(100)
  11. 前記引出し用駆動装置(6)が、前記第2のレール(2)に着脱可能に結合されている、請求項10記載のアセンブリ(100)。
  12. 前記引出し用駆動装置(6)が、前記引出し(12)を閉鎖位置(SS)から開放位置(OS)へと押し出すための押出装置として構成されている、請求項1から11までのいずれか1項記載のアセンブリ(100)
  13. 前記押出装置は、前記引出し(12)を閉鎖方向(SR)に押し込むことによりロック解除可能なロック装置を有している、請求項12記載のアセンブリ(100)
  14. 前記押出装置は、前記第2のレール(2)に取り付けられた支持体(61)と、該支持体(61)に対して相対的に可動な押出要素と、一方では前記支持体(61)に、他方では前記押出要素に取り付けられた押出蓄力器とを有している、請求項12または13記載のアセンブリ(100)
  15. 家具本体(11)と、少なくとも1つの引出し(12)と、請求項1から14までのいずれか1項記載のアセンブリ(100)とを備えた家具(10)。
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