JP7065641B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

この発明は、照明器具に関するものである。特に、器具本体と光源ユニットとを着脱することができる照明器具に係るものである。
従来から、天井などの被取付部に取り付けられる照明器具であって、空間が形成された凹部を有する器具本体と、LEDを用いた光源ユニットとを備えるものがある。光源ユニットは、凹部に一部が収容され、着脱可能に、器具本体に取り付けられる(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。
特許第5892355号公報 特許第5492344号公報
ここで、上述した特許文献2に記載された照明器具では、光源ユニットが有する樹脂カバーの一部により、凹部開口部分との間にできる隙間を覆って、隙間による暗がりを抑制している。そして、光源ユニットは、凹部の内側に設けられたバネにより、凹部側に引っ張られ、一部が凹部内に収容されるように取り付けられる。このため、樹脂カバーに負荷がかかり、樹脂カバーが変形するおそれがあった。また、光源ユニットは、器具本体と一体的になるように取り付けられるので、人が光源ユニットを掴めるところがなかった。このため、光源ユニットを器具本体から外そうとする場合には、樹脂カバーの一部を引っ張らなくてはならなかった。したがって、樹脂カバーを引っ張ることで、樹脂カバーに意図しない負荷がかかり、樹脂カバーが変形する、変形による隙間(暗がり)ができるなどが生じる可能性があった。
この発明は、上記のような課題を解決するため、光源ユニットと器具本体との安定した取り付けにより、カバーの損傷などを防ぐことができる照明器具を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係る照明器具は、光源となる発光モジュールを有する光源ユニットと、光源ユニットの一部が収容される凹部を有し、光源ユニットが着脱可能に取り付けられる器具本体とを備え、器具本体は、凹部の開口部分の縁に、開口部分側に突出する凸部を有し、光源ユニットは、凹部の開口部分の縁に当接し、縁との当接面とは反対側の面に、発光モジュールが取り付けられ、反対側の面には、発光モジュールを保護するカバーを保持するカバー保持部を有する第一板部と、第一板部と間を空けて対向し、弾性変形によって撓んで第一板部とで凸部を挟む第二板部と、凸部が嵌まる間を空けて第一板部と第二板部とを連結する柱部とを有するフレームをさらに備えるものである。
この発明の照明器具によれば、光源ユニットが有する第一板部が、凹部の開口部分の縁と当接して取り付けられる構成であるので、カバーと凹部とが直接当接することを防ぐことができる。このため、カバーへの負荷を抑制し、損傷などを防ぐことができる。
この発明の実施の形態1に係る照明器具1の構成を示す斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る照明器具1の分解斜視図である。 この発明の実施の形態1に係る器具本体100の構成を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る照明器具1の断面を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る照明器具1を分解したときの断面を示す図である。 この発明の実施の形態1に係るフレーム220とカバー230とを説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る光源ユニット200を器具本体100に取り付ける工程について説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る照明器具1の他の一例を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る照明器具1の構成を説明する図である。 この発明の実施の形態3に係る照明器具1の構成を説明する図である。 この発明の実施の形態4に係る照明器具1の構成を説明する図である。
以下、発明の実施の形態に係る照明器具について、図面などを参照しながら説明する。以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、以下に記載する実施の形態の全文において共通することとする。そして、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、明細書に記載された形態に限定するものではない。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。また、以下の説明において、上下方向に関しては、基本的には、図面における上下関係に基づいて説明する。そして、図面において、各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る照明器具1の構成を示す斜視図である。また、図2は、この発明の実施の形態1に係る照明器具1の分解斜視図である。そして、図3は、この発明の実施の形態1に係る器具本体100の構成を示す図である。図1および図2に示すように、実施の形態1の照明器具1は、長尺の辺と短尺の辺とを有するほぼ直方体の形状をしている。以下、照明器具1における長尺の方向は、長手方向とし、短尺の方向は、短手方向として説明する。照明器具1は、器具本体100および光源ユニット200を有している。器具本体100は、天井、壁などの被取付部に取り付けられる。また、器具本体100は、凹部110を有しており、光源ユニット200は、光源ユニット200の一部が凹部110に収容されるように、器具本体100に取り付けられている。
器具本体100は、後述するように、底部111および側面部112となる壁により、形成される凹部110を有している。また、電源装置120と、電源端子台130と、調光端子台140と、端板150とを有している。ここで、端板150は、器具本体100において、凹部110の長手方向端部に取り付けられている。
凹部110は、長方形の板状の壁により形成される底部111と、底部111の短手方向の両側辺からそれぞれ突設された壁により形成される側面部112とを有している。底部111と対になる側面部112とで内部空間を形成している。底部111には、電源装置120、電源端子台130および調光端子台140が配設されている。また、底部111は、電源穴111aおよび取付穴111bを有している。電源穴111aは、電源端子台130へ接続され、外部の商用電源から電力供給を受けるための電源線を引き込む穴である。また、調光端子台140に接続される信号線を引き込む信号線も電源穴111aを介して引き込んでいる。電源穴111aは、長手方向において、電源装置120、電源端子台130および調光端子台140より外側の位置に設けられている。また、取付穴111bは、器具本体100を、ビス、ボルトなどの固定具で、被取付部に固定するために設けられた穴である。取付穴111bは、長手方向において、電源穴111aより外側の位置に設けられている。ここで、調光端子台140に接続される信号線を引き込む信号線穴を別に設けるようにしてもよい。
図4は、この発明の実施の形態1に係る照明器具1の断面を示す図である。また、図5は、この発明の実施の形態1に係る照明器具1を分解したときの断面を示す図である。図4および図5は、照明器具1の長手方向中央部分の内部構成を示している。凹部110は、底部111に対向し、凹部110の開口部分となる凹部開口113を有している。図5では、凹部開口113を仮想点線で示している。凹部開口113は、底部111と対向している。側面部112の一端が、凹部開口113の縁となる。また、器具本体100の凹部110は、側面部112の凹部開口113側の端部に、光源ユニット200を保持するための凸部114を有している。凸部114は、対に設けられた側面部112の、凹部開口113における端部において、互いに向かい合うように凸状に形成されている。
また、器具本体100が有する電源装置120は、商用電源(図示せず)から供給される電力を変換し、光源ユニット200を点灯させる装置である。電源装置120は、略直方体形状をしたケースと、ケース内に設けられた点灯回路とを有している。また、図示されてないが、電源装置120の出力側には、光源ユニット200の光源側電線213とコネクタなどにより着脱可能に接続する電源側電線が設けられている。
電源装置120は、凹部110において、長手方向の中央部分に配置されているとともに、短手方向においては、一方側の側面部112に寄せて、他方側の側面部112との間に隙間が生じるように配置されている。この隙間には、端子台電線131が配置されている。また、隙間に、調光端子台140と電源装置120とを接続する電線が配置されるようにしてもよい。
電源端子台130は、電源穴111aを介して外部から引き込まれた電源線が接続され、商用電源からの電力を、各部品へ供給する台である。電源端子台130は、凹部110の長手方向において、電源装置120を挟むように2つ配設されており、それぞれに対応して設置された電源穴111aと隣接するように配設されている。2つの電源端子台130は、端子台電線131によって、互いに接続される。また、一方の電源端子台130は、電源装置120の入力部と、電線(図示せず)を介して接続されている。2つの電源端子台130を設けることで、どちらの電源穴111aから電源線が引き込まれても、電源装置120は、商用電源からの電力供給を受けることができる。また、端子台電線131は、器具内配線用の電線である。端子台電線131は、外部から引き込まれた電源線より細い線である。以上のように、電源端子台130を配設することで、凹部110の内側に外部から引き込まれる電源線を配置するスペースを設ける必要がなく、凹部110の内部空間を有効活用することができる。また、凹部110の大型化を抑制することができる。凹部110の内側に外部からの電線が配設されるときは、たとえば、複数の照明器具1を隣接して設置するときなどである。
調光端子台140は、外部から引き込まれる信号電線が挿し込まれるものであり、信号電線を介して送付される制御信号を電源装置120に伝えるものである。前述したように、実施の形態1の器具本体100においては、信号電線は、電源穴111aから引き込んでいる。
端板150は、凹部110の長手方向端部を塞ぐように配設された板である。端板150は、凹部110の底部111および側面部112とそれぞれ係合して固定されており、凹部110の変形を抑制するものである。ここで、端板150は、凸部114が可動できるように、側面部112と係合している。また、端板150との間に切り欠きなどにより間を設けると、凸部114をより可動しやすくなる。
光源ユニット200は、発光モジュール210と、フレーム220と、カバー230と、図1などに示すように、エンドキャップ240とを有している。光源ユニット200は、器具本体100の凹部110に、一部を収容するように着脱可能に取り付けられている。
発光モジュール210は、光源となる複数の発光素子211と、複数の発光素子211が直線状に実装される、矩形状をした基板212と、基板212の長手方向の一端側に設けられた光源側電線213とを有している。
図6は、この発明の実施の形態1に係るフレーム220とカバー230とを説明する図である。フレーム220は、器具本体100に対応して長尺形状をしている。断面が略エの字形状またはH字形状をしている。フレーム220は、たとえば、アルミ材を押出成型して形成してもよく、板金などを一体的に形成してもよい。フレーム220は、発光モジュール210が取り付けられる基板取付面221aを有する第一板部221を有している。また、第一板部221の基板取付面221aと反対側の面から突出する柱部222を有している。そして、柱部222を挟んで、第一板部221と対向するように設けられた第二板部223を有している。
第一板部221は、発光モジュール210が取り付けられる基板取付面221aに、発光モジュール210を保持するモジュール保持部221bと、カバー230を保持するカバー保持部221cとを有している。発光モジュール210およびカバー230は、長手方向の端部から挿し込まれて、取り付けられている。基板取付面221aと反対の面は、凹部開口113の縁と当接する当接面となる。
柱部222は、第一板部221の短手方向中央部分と第二板部223の短手方向中央部分とを接続し、第一板部221と第二板部223とを間を空けて連結している。柱部222は、基板212の背面と第一板部221を介して対向している。柱部222があることで、基板212が発する熱の放熱性を向上させることができる。
第二板部223は、第一板部221と対向するように設けられている。第二板部223は、凹部110内に収容される部分となるため、短手方向における長さが第一板部221より短く形成されている。また、第二板部223は、第二板端部の両方に、爪部223aを有している。爪部223aは、第一板部221方向へ広がるように傾斜した傾斜部223aaと、凸部114と当接する係止部223abとを有している。爪部223aは、第一板部221との間に、器具本体100の凸部114が嵌め込まれ、収納される空間Aが設けられている。また、第二板部223は、収納部223bを有している。収納部223bには、付属部品、補強部品などを収納することができる。付属部品とは、たとえば、落下防止金具などである。ここで、図4などに示すように、凹部110内において、器具本体100の電源装置120は、底部111側に配置され、光源ユニット200のフレーム220は、上部側に配置される。このとき、光源ユニット200は、電源装置120と干渉しないように設置される。したがって、光源ユニット200の下端であるフレーム220の第二板部223と電源装置120の上端とは接触せず、フレーム220により、上下方向に空間を分けることができる。
さらに、光源ユニット200のフレーム220と器具本体100の凹部110の凹部開口113との短手方向における長さの関係について説明する。前述した図5に示すように、凹部110の外寸(対になる側面部112の外側から外側の寸法)をL1とし、内寸(対向する凸部114間の最短寸法)をL2とし、第一板部221の寸法をL3とし、第二板部223の寸法をL4とする。このとき、次のような関係となる。
(1)第一板部221の寸法L3は、第二板部223の寸法L4よりも大きい。
(2)第一板部221の寸法L3は、凹部110の外寸L1よりも大きい。
(3)第二板部223の寸法L4は、凹部110の外寸L1よりも小さく、内寸L2よりも大きい。
また、フレーム220の強度については、次のような特徴がある。
(1)フレーム220の第一板部221および第二板部223は、H鋼のフランジの役割をなし、柱部222は、ウェブの役割をなす。
(2)第一板部221と第二板部223とは、長手方向に曲げようとする力がかかったときに、それぞれで負荷を分担することができる。たとえば、一方が引張の力に対抗し、他方が圧縮の力に対抗する。ここで、曲げようとする力には、荷重による撓み、バネなどによる引っ張る負荷も含まれる。
(3)柱部222は、短手方向へねじろうとする力に対向するものであり、外側の幅寸法に対して、上下方向への長さよりも、ねじれ難くすることができる。このため、柱部222は、第一板部221、第二板部223の板厚より厚くするとよい。
このように、フレーム220を上下方向に長くすることなく、フレーム220の剛性を得ることができる。よって、薄型のフレーム220にすることができる。
カバー230は、発光モジュール210を保護する。また、発光素子211が発光した光を拡散して透過する。カバー230は、透過性の材料から形成されている。カバー230は、たとえば、ポリカーボネートなどの樹脂材料を押し出し成型して形成されている。しかしながら、樹脂材料に限定するものではなく、たとえば、ガラスなどの他の材料により形成してもよい。カバー230は、発光モジュール210を覆うように発光モジュール210と対向する主カバー部231を有している。また、主カバー部231の短手方向の両端側よりフレーム220側へ突設したカバー側面部232を有している。そして、カバー側面部232の端部に設けられフレーム220のカバー保持部221cと係合するカバー爪部233を有している。ここで、対になるカバー側面部232の外側の距離は、凹部110の外寸L1と略同一である。そして、光源ユニット200が器具本体100に取り付けられた状態において、連続的な意匠を形成することができる。
エンドキャップ240は、カバー230の長手方向端部に連続して設けられ、カバー230とフレーム220の第一板部221とで囲まれた空間を塞ぐ。エンドキャップ240は、光源側電線213を基板取付面221a側から第二板部223側に配設できるように、電線用開口(図示せず)を有している。
図7は、この発明の実施の形態1に係る光源ユニット200を器具本体100に取り付ける工程について説明する図である。次に、光源ユニット200の器具本体100への取り付け工程に関して説明を行う。図7(a)は、照明器具1の短手方向に係る断面図を示す。図7(a)は、取り付け前の段階で器具本体100と光源ユニット200とが分かれた状態を示している。
図7(b)は、光源ユニット200が、器具本体100の凹部110内に挿入される途中の状態を示している。光源ユニット200は、爪部223aの傾斜部223aaが凹部110の凸部114に摺動するように当接している状態となる。光源ユニット200を凹部110の内側に押し込んでいくと、側面部112が、傾斜部223aaに押され、凸部114が外側に向かって移動するように側面部112が弾性変形する。このとき、第一板部221のカバー保持部221cを把持して、光源ユニット200を器具本体100に押し込んで取り付けることで、カバー230を汚さずにすむ。
図7(c)は、光源ユニット200が器具本体100に取り付けられた状態を示している。光源ユニット200は、第一板部221の当接面が、凸部114の上側(図5の上側)となる凹部開口113の縁に当接するまで押し込まれる。このとき、傾斜部223aaは摺動を終え、側面部112の弾性変形は解除されて凸部114が第一板部221と第二板部223との間に嵌め込まれるように収納される。そして、光源ユニット200は、側面部112に挟持されるように、器具本体100に取り付けられる。ここで、爪部223aは、係止部223abが凸部114に当接して係止され、器具本体100に取り付けられた光源ユニット200の動きが制限される。
光源ユニット200を器具本体100から取り外すときには、上述した手順の逆の手順を行う。側面部112より外側に突き出している第一板部221を把持部として利用し、第一板部221を把持して、光源ユニット200を引っ張ることで、光源ユニット200が器具本体100から外しやすくなる。
上述した説明では、側面部112が弾性変形するものとした。ただし、これに限定するものではない。たとえば、第二板部223および爪部223aが弾性変形してもよい。また、側面部112並びに第二板部223および爪部223aが弾性変形してもよい。ここで、第二板部223は、柱部222に対して爪部223aまでが片持ち形状になっており、弾性変形しやすくなっている。
以上のように、実施の形態1の照明器具1においては、カバー230への負荷抑制に関して、次に示すような効果を奏する。
(1)凹部110を有する器具本体100に着脱可能に取り付けられる光源ユニット200を備える照明器具1であって、光源ユニット200のフレーム220は、凹部110と当接する第一板部221を有している。そして、第一板部221は、凹部110と当接する面と反対側の面にカバー230を保持するカバー保持部221cを有していることで、カバー230が、凹部110とは直接当接しない構成となる。このため、カバー230に係る負荷を抑制することができる。
(2)また、光源ユニット200のフレーム220における第一板部221は、凹部110の外寸L1より大きく形成されている。このため、凹部110の内側を隠すことができ、凹部110と光源ユニット200との間の隙間を小さくすることができる。このため、暗がりが発生することを抑制することができる。ここで、(1)および(2)の効果だけを満たせばよいのであれば、第一板部221の短手方向における長さL3は、凹部開口113の縁の幅となる、図5に示すL11(凸部114の最上部の距離)と同じ長さでもよい。
(3)また、凹部110の外寸L1より大きい第一板部221を有することで、光源ユニット200を取り外すときに、第一板部221の外縁を把持することができ、取り外しやすくなる。また、着脱時に、カバー230を把持しなくてもよいので、カバー230の汚れを抑制できる。
(4)また、長尺状の照明器具1においては、器具本体100および光源ユニット200ともに、長手方向において撓み、ねじれが発生しやすい。カバー230が樹脂部材の場合には、特に起こりやすくなる。実施の形態1の照明器具1のように、フレーム220を樹脂材料より剛性のある材料で形成することにより、長手方向における撓み、ねじれなどの変形を抑制することができ、凹部開口113を塞ぐことができる。
また、前述した特許文献に記載された照明器具の光源ユニットでは、基板が取り付けられた面と、この面から略垂直方向へ対に突出された側面とを有するコの字形状のフレームを構成し、剛性を得るようにしていた。さらに、コの字の内側に電源装置を収容することができるほど、側面部を長くしていた。しかし、コの字状のフレームを凹部に収容すると、収容凹部に収容されている電源装置、電線などの部材と干渉するおそれがあった。
これに対し、実施の形態1の照明器具1のように、フレーム220を薄型化することで、次に示すような効果を奏する。
(1)実施の形態1の照明器具1において、光源ユニット200は、フレーム220が、発光モジュール210が取り付けられる第一板部221と、第一板部221と対向する第二板部223と、第一板部221と第二板部223を連結する柱部222を有している。このため、剛性を確保することができる。したがって、図4に示すように、フレーム220が、上下方向に大きくならずにすみ、薄型化することができる。
(2)また、実施の形態1の光源ユニット200においては、フレーム220が器具本体100の側面部112により短手方向から挟まれるように保持されている。よって、器具本体100と一体化するように光源ユニット200が取り付けられ、器具本体100が、光源ユニット200に歪みが生じないように補強することができる。したがって、光源ユニット200がねじれ難くなる。
(3)また、実施の形態1の照明器具1においては、光源ユニット200と器具本体100との一体化が長手方向にわたって保持されるようにしたので、光源ユニット200を、器具本体100に、より強固に固定することができる。また、長手方向において、光源ユニット200が撓むことを抑制することができる。
(4)また、実施の形態1の照明器具1において、光源ユニット200のフレーム220を薄型化することができたことで、凹部110の内部空間を有効に活用することができる。光源ユニット200は、凹部110の底部111側に収容された電源装置120などの部品と干渉しないように、器具本体100に取り付けることができる。凹部110は、光源ユニット200が収容される上部側の領域と電源装置120などが収容される底部111側の領域とに、上下方向で分けることができる。また、フレーム220は、第一板部221と第二板部223との間に、フレーム220において、凸部114が嵌まる空間Aを有している。このため、上下に空間を分けることができる。また、薄型化をはかることができる。
(5)上下に空間をわけることができるので、電源装置120を片側に寄せることができ、大型化を抑制して短手方向に器具内電線の収容箇所を設けることができる。また、短手方向に器具内電線を収容することで、光源ユニット200と電源装置120との間などに電線を挟むことを防止することができる。
(6)以上の構成により、実施の形態1における照明器具1を小型化することができる。
さらに、前述した特許文献に記載された照明器具では、光源ユニットを器具本体に取り付ける際、光源ユニットを凹部に押し込んで取り付けるものであった。そして、取り付け態様は、係止部材により光源ユニットを照射方向(下方向)へ引っ掛けるものであった。このため、光源ユニットが上方向(押し込み方向)へ動いてしまい、安定した取り付けを行うことができなかった。また、取り付けの際、光源ユニットを押し込みすぎると、凹部に配設された部材と干渉するおそれがあった。
これに対し、実施の形態1の照明器具1においては、光源ユニット200の安定した取り付けに関して、次に示すような効果を奏する。
(1)実施の形態1の照明器具1では、光源ユニット200において、フレーム220が第一板部221と第二板部223の間に空間Aを有し、器具本体100が側面部112の開口側に凸部114を有している。このため、光源ユニット200を器具本体100の開口側から押し込むことで、側面部112が弾性変形し、凸部114が空間Aに嵌め込まれ、光源ユニット200を器具本体100に容易に固定することができる。
(2)フレーム220の第一板部221が、凸部114の開口側と当接することで、光源ユニット200が、凹部110の内部へ所定以上に入り込むことを抑制し、内部の部品との干渉を防ぐことができる。また、実施の形態1の照明器具1においては、天井側から床側に向けて設置した場合には、光源ユニット200が下側に向き、主にフレーム220の第二板部223が、凸部114に引っ掛かって、光源ユニット200を支える。床側から天井側に向けて設置した場合も、光源ユニット200が上側に向き、主にフレーム220の第一板部221が凸部114に引っ掛かって、光源ユニット200を支える。このため、安定して光源ユニット200を取り付けることができる。
(3)また、実施の形態1の照明器具1においては、フレーム220の第二板部223が凹部110の内寸L2より大きいので、第二板部223および爪部223aがガイドとなり、光源ユニット200を取り付けやすくなる。
また、第二板部223および爪部223aがガイドとなることで、間接照明などとして用いるときに、狭い空間でも容易に取り付けることができる。
(4)光源ユニット200を取り付ける際、側面部112が、傾斜部223aaに押されて弾性変形することで、フレーム220の第二板部223部分を凹部110内に押し込むことができる。このため、バネなどを新たに設ける必要がなくなり、部品数を抑制することができる。また、凹部110内に収容される部品数を減らすことで、内部空間を有効活用することができる。
(5)実施の形態1の照明器具1においては、凸部114を円弧形状としたので、特開2017-135125号公報の照明器具のように、着脱を容易にする冶具を用いなくとも、光源ユニット200の取り外しを行うことができる。ここで、光源ユニットが、器具本体と着脱可能に取り付けられている照明器具において、器具本体の凹部の内側に光源ユニットを引き込むように取り付けをするバネを有しているものがある。バネの力が強いと、長手方向において、光源ユニットの一部がバネの力によって撓み、凹部の内側に引き込まれる可能性があった。実施の形態1の照明器具1では、バネを用いず、フレーム220の短手方向で光源ユニット200を器具本体100に取り付けるようにしたので、光源ユニット200の撓みなどを防ぐことができる。
図8は、この発明の実施の形態1に係る照明器具1の他の一例を示す図である。前述した照明器具1は、カバー230において、主カバー部231を円弧状に形成した例について説明を行った。図8に示すように、カバー230において、主カバー部231を角形状に形成するようにしてもよい。
実施の形態2.
図9は、この発明の実施の形態2に係る照明器具1の構成を説明する図である。図9(a)、図9(b)および図9(c)に示すように、実施の形態2の照明器具1では、フレーム220lが複数の柱部222lを有している。フレーム220lが複数の柱部222lを有するようにしたので、フレーム220lの耐久性を向上させることができる。特に、ねじれに対して強い耐久性を有する。
実施の形態3.
図10は、この発明の実施の形態3に係る照明器具1の構成を説明する図である。実施の形態1および実施の形態2の照明器具1では、爪部223aは第二板部223lと一体形成されていた。図10に示すように、実施の形態3に係る照明器具1では、フレーム220において、第二板部223lとは別に独立した爪部223alを設けたものである。
実施の形態3の照明器具1のように、フレーム220mにおいて、爪部223amを別に設けることで、爪部223amの部材を任意に選択することができる。このため、爪部223amの弾性力を任意に調整することができる。また、長手方向に延びる第二板部223lに対し、複数の爪部223amを、部分的に設けることができる。長尺に形成されている器具本体100および光源ユニット200は、ともに、長手方向において、撓み、ねじれなどが発生しやすい。よって、爪部223amを別部材として部分的に配置することで、撓み、ねじれなどが起こっても、局所的に用いることで、光源ユニット200が取り付けやすくなる。ここで、爪部223amの形状については、特に限定するものではない。第一板部221mとの間で、凸部114とが嵌め込まれる空間を有していれば、異なる形状でもよい。
実施の形態4.
図11は、この発明の実施の形態4に係る照明器具1の構成を説明する図である。図11に示すように、実施の形態4の照明器具1は、フレーム220nの第一板部221nがガイド部223cを有する構成にしたものである。第一板部221nがガイド部223cを有する構成にしたことで、光源ユニット200nを器具本体100に取り付けるときに、位置ずれすることなく取り付けることができる。このため、取り付けが容易になる。また、光源ユニット200nと器具本体100との間に暗がりが生じることを、より抑制することができる。
実施の形態5.
上述した実施の形態1~実施の形態4においては、器具本体100に電源装置120を設けた仕様について説明を行ったが、これに限定するものではない。光源ユニット200が、電源装置120を備える仕様でもよい。
また、実施の形態1~実施の形態4では、天井、壁などに取り付けられるトラス形状の照明器具について説明したが、トラス形状に限るものではない。たとえば、器具本体100が反射部を有する逆富士形の形状でもよい。照明器具であれば、その形状を限定するものではない。
また、実施の形態1~実施の形態4の照明器具1において、光源ユニット200は、レンズなどの配光制御部材を、発光モジュール210とカバー230の間に設けてもよい。配光制御部材を配設することで、光源ユニット200の配光を広角にしてもよく、狭角にしてもよい。また、被取付部側へ配光できるようにしてもよい。
さらに、フレーム220の基板取付面221aに、配光制御部材が取り付けることができるような爪などの係合部を設けてもよい。係合部を設けることで、光学制御部材を容易に取り付けることができ、作業性を向上させることができる。
また、器具本体100において、端板150を凹部110に取り付ける構造は、側面部112に取り付けるための爪などの凹凸を形成しないように取り付けを行う構造でもよい。凹凸を形成しないような構造とは、たとえば、端板150が凸部114に長手方向端部から挿し込まれる挿込片を有している形状であり、凹部110の内側で端板150と接続する構造である。側面部112に凹凸が形成されない構造にすることで、意匠性を向上させることができる。また、光源ユニット200との連続性も向上させることができる。
また、実施の形態1~実施の形態4の構成の照明器具1は、適宜組み合わせることが可能である。また、実施の形態1~実施の形態4の一部を抽出して組み合わせることも可能である。さらに、実施の形態1~実施の形態4に限らず、適宜変更することも可能である。
1 照明器具、100 器具本体、110 凹部、111 底部、111a 電源穴、111b 取付穴、112 側面部、113 凹部開口、114 凸部、120 電源装置、130 電源端子台、131 端子台電線、140 調光端子台、150 端板、200,200n 光源ユニット、210 発光モジュール、211 発光素子、212 基板、213 光源側電線、220,220l,220m,220n フレーム、221,221m,221n 第一板部、221a 基板取付面、221b モジュール保持部、221c カバー保持部、222,222l 柱部、223,223l 第二板部、223a,223al,223am 爪部、223aa 傾斜部、223ab 係止部、223b 収納部、223c ガイド部、230 カバー、231 主カバー部、232 カバー側面部、233 カバー爪部、240 エンドキャップ。

Claims (4)

  1. 光源となる発光モジュールを有する光源ユニットと、
    前記光源ユニットの一部が収容される凹部を有し、前記光源ユニットが着脱可能に取り付けられる器具本体とを備え、
    前記器具本体は、前記凹部の開口部分の縁に、前記開口部分側に突出する凸部を有し、
    前記光源ユニットは、
    前記凹部の前記開口部分の前記縁に当接し、前記縁との当接面とは反対側の面に、前記発光モジュールが取り付けられ、前記反対側の面には、前記発光モジュールを保護するカバーを保持するカバー保持部を有する第一板部と、前記第一板部と間を空けて対向し、弾性変形によって撓んで前記第一板部とで前記凸部を挟む第二板部と、前記凸部が嵌まる間を空けて前記第一板部と前記第二板部とを連結する柱部とを有するフレームをさらに備える照明器具。
  2. 前記第一板部の当接により、前記凹部の開口部分が覆われる請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記第一板部は、前記光源ユニットを把持するための把持部を有する請求項1または請求項2に記載の照明器具。
  4. 前記光源ユニットは、複数の前記柱部を有する請求項1~請求項3のいずれか一項に記載の照明器具。
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