JP7065620B2 - 水栓 - Google Patents

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Description

本発明は、ガラス面を備えた水栓に関する。
特許文献1には、ガラス面を備えた水栓について記載されている。この水栓は、浴室の壁面に取り付けられる水栓本体上面部に物を載置できるように、フラット状の載置部を水栓本体に一体的に取付けている。そして、載置部の材質として、ガラスを用いることが開示されている。
通常、水栓には、ハンドル等の操作方法を示す表示部が設けられており、印刷にて表示部を設ける方法が一般的に知られている。ガラス面を備える水栓においては、表示部を見やすくするため、そのガラス面に印刷にて表示部が設けられることがある。
特開2002-4354号公報
ガラス面に印刷にて設けられた表示部は、ガラス面が樹脂等の他の材質の表面と比べて平滑であるため、使用による摩擦等にて剥がれやすくなる。また、そもそも印刷という表示方法自体が、摩擦に強くないということがある。そして、表示部が剥がれたり一部摩耗したりすることにより、美観が悪くなり、操作方法も分かりにくくなるという問題があった。本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、美観を損なわず、操作方法を容易に認知することができる水栓を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明では、表面にガラス面を有する水栓において、前記ガラス面に水栓操作のための表示部を備え、前記表示部は、前記ガラス面に形成された凸部であることを特徴とする。
上記構成において、前記ガラス面は、前記水栓の上部に平坦に設けられることが好ましい。
上記構成において、前記表示部に向けて光を照射可能な発光体を備えることが好ましい。
以上のように本発明は、表示部としてガラス面に凸部を形成したことにより、表示部が摩耗したり剥がれたりすることがないため、美観を損なわず、操作方法を容易に認知することができる。
水栓の斜視図。 水栓の平面図。 ガラスプレートにおける、図2のB-B線断面図。 A方向から見た、水栓の内部を示す模式断面図。 ガラスプレートの変更例を示す斜視図。
以下、水栓の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態は、水,湯及び水と湯との混合水を吐水できるようにした、浴室用の湯水混合水栓(以下、単に水栓という)に具体化したものである。
図1及び図2に示すように、水栓10の後部の一対の給水口及び給湯口(ともに図示しない)には、給水ジョイント11及び給湯ジョイント12がそれぞれ接続され、それらの給水ジョイント11及び給湯ジョイント12は、給水源から延びる配管及び給湯源から延びる配管(図示しない)にそれぞれ連結される。水栓10の後部のシャワー吐出口13には、シャワーホース14が接続され、そのシャワーホース14の先端にはシャワーヘッド(図示しない)が接続されている。水栓10の下部にはカラン吐出口15が設けられている。
図1に示すように、水栓10の右端には、吐水量調節ハンドル20が設けられ、水栓10の左端には温度調節ハンドル21が設けられている。
また、水栓10の前部右側には、後述のシャワー側押しボタン22が設けられ、水栓10の前部中央には、後述のカラン側押しボタン23が設けられ、水栓10の前部左側には、後述の点灯スイッチ24が設けられている。なお、シャワー側押しボタン22及びカラン側押しボタン23は、スプリング及びカム(ともに図示しない)の作用によるプッシュオン・プッシュオフタイプであって、1回目のボタン22,23に対する押し込みにより、同ボタン22,23は後退してその位置で保持され、2回目のボタン22,23に対する押し込みにより同ボタン22,23は突出位置に復帰する。
そして、シャワー側押しボタン22及びカラン側押しボタン23の各ボタンが前方への突出状態にあるときには、シャワーヘッド及びカラン吐出口15が止水状態にある。シャワー側押しボタン22が押し込まれたときには、シャワーヘッドからのシャワー吐水が行なわれる。カラン側押しボタン23が押し込まれたときには、カラン吐出口15からの吐水が行われる。これらの吐水の場合、前記吐水量調節ハンドル20を回転操作することにより、吐水量が調節される。また、温度調節ハンドル21を回転操作することにより、吐水の温度が調節される。押しボタン22,23の表面には、それぞれ操作対象を示す、シャワー吐水とカラン吐水を模した図柄が設けられている。
図1~図3に示すように、水栓10の上部には、平坦なガラスプレート30が設けられている。ガラスプレート30は、無色透明であり、その下面は光を一部透過する程度に塗装されている。表示部としての凸部は、ガラスプレート30の上面であるガラス面31に形成されている。
図2に示すように、ガラス面31の右端には、吐水量調節ハンドル20の操作方向を示す、吐水量調節側凸部32が形成されている。ガラス面31の左端には、温度調節ハンドル21の操作方向を示す、温度調節側凸部33が形成されている。図3に示すように、吐水量調節側凸部32は、ガラス材そのものが凸形状になるように形成されている。そして、図2で示す図柄がそのまま、ガラス面31を基準に0.2~1.0mm程度突出するような形状となっている。これは、温度調節側凸部33も同様である。
図2に示すように、吐水量調節側凸部32は平面視において、5つの一の字状の図形が、一定間隔を空けて前後に並ぶように配置されている。そして、各一の字状の図形は、左右方向長さが異なり、右側は整列させ、前側から後側に向かって順に左側へだけ長くなるように配置されている。これは、吐水量調節ハンドル20を前側へ回転操作すると、吐水量が少なくなり、吐水量調節ハンドル20を後側へ回転操作すると、吐水量が多くなることを示すものである。
温度調節側凸部33は、数字の40、前方向三角矢印、後方向三角矢印、アルファベットのC,Hにより構成されており、40を基準に前側に前方向三角矢印、Cの順に配置され、40を基準に後側に後方向三角矢印、Hの順に配置されている。これは、温度調節ハンドル21を、適温位置としての40(℃)位置からC側(前側)へ回転操作すると、吐水温度が下がり、温度調節ハンドル21を、40(℃)位置からH側(後側)へ回転操作すると、吐水温度が上がることを示すものである。
図4に示すように、水栓10の内部には、発光体としてのLEDランプ40を備えた回路41が内蔵されており、LEDランプ40は、点灯時にガラスプレート30の裏側から、凸部32,33を照射する位置にそれぞれ一つずつ設けられている。(凸部33側は図示しない。)なお、LEDランプ40は、LED(発光ダイオード)の他に、回路41に図示されない、LEDの発光に必要な抵抗等を備えたものを示す。
回路41は、導線42によってLEDランプ40、電池43、点灯スイッチ24が直列に接続されている。点灯スイッチ24はプッシュオン・プッシュオフタイプであって、1回目の点灯スイッチ24の押し込みにより、LEDランプ40が点灯し、2回目の点灯スイッチ24の押し込みにより、LEDランプ40が消灯する。
本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)ハンドル20,21の操作方向を示す表示部としての凸部32,33は、ガラス材にて形成されているため、長期の使用によっても、摩耗したり剥がれて消えてしまうことがない。そのため、美観を損なわず、操作方法を容易に認知することができる。
(2)表示部が凸部32,33によって形成されているため、洗髪等で目を閉じた状態でも、手で触ることにより、表示内容を認知することができる。
(3)水栓10の上部に、平坦なガラス面31が設けられているため、清掃性が良い。また、ガラス面31は清掃等の摩擦に対して強いため、美観を長期的に保つことができる。
(4)LEDランプ40が点灯すると、ガラス面31の凸部32,33は、下から照射されて光を乱反射させる。そのため、通常の室内照明だけに照らされる場合より、輝きが増し、さらに美観を向上させる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・ガラスプレート30は、有色の半透明や、鏡状であってもよい。
・凸部32,33が示す表示内容は、ハンドルの操作方向に限定されず、水栓の操作方法を示唆するものであればよい。例えば、押しボタン22,23に設けられた図柄のように、操作対象を示すものであってもよい。
・凸部32,33は、凸形状だけでなく、凹形状であってもよい。凸形状と凹形状の組合せであってもよい。また、凸形状は微小なものでもよく、微小な凸形状が集合した粗面であってもよい。粗面は、例えば、ガラス面にサンドブラストによって設けたものであってもよい。
・凸部32,33を設けるガラス面31は、ガラスプレート30の上面だけに限定されず、例えば図5に示すように側面であってもよいし、下面等であってもよい。さらに、ガラス面31は、別途ガラス部材を設け、水栓10の前面に設けてもよいし、押しボタン22,23やハンドル20,21等に設けてもよい。
・発光体の電源は、発光体を発光させる電力を供給できるものであればよく、電池43の他、外部電源、水流による水栓の自己発電装置でもよい。
・発光体は、光を発するものであればよく、LEDランプ40の他、白熱電球でもよいし、蛍光塗料等の電源を用いないものであってもよい。
・発光体は、様々な色で発光させることができる。
・発光体は、単に点灯させるだけでなく、点滅させてもよいし、ハンドル等の動きと連動して発光させてもよい。
・発光体を配置する位置は、水栓10の内部に限定されず、例えばアーム等によりガラス面31の上側に設けてもよい。
10…水栓、20…吐水量調節ハンドル、21…温度調節ハンドル、24…点灯スイッチ、30…ガラスプレート、31…ガラス面、32…吐水量調節側凸部(表示部)、33…温度調節側凸部(表示部)、40…LEDランプ、41…回路。

Claims (3)

  1. 表面にガラス面を有する水栓において、前記ガラス面は、板状のガラスプレートの上面として構成され、前記ガラスプレートの下面には、光を一部透過する塗装が施されており、前記ガラス面に前記水栓の操作方法を示す表示部を備え、前記表示部は、前記ガラス面に形成された凸部であることを特徴とする水栓。
  2. 前記ガラス面は、前記水栓の上部に平坦に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の水栓。
  3. 前記表示部に向けて光を照射可能な発光体を備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の水栓。

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