JP7065325B2 - 照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、照明器具に関する。
従来、フラット薄形構造のランプ装置(照明器具)がある(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、基板に発光素子が実装された発光モジュールと、発光モジュールに電源を供給する電源回路と、発光モジュール及び電源回路を収容する筐体と、を備え、GX53形等の口金構造を有している照明器具が開示されている。
特開2017-174601号公報
照明器具が備える電源回路には、電解コンデンサが実装されている場合がある。電解コンデンサは、熱に弱いため、電解コンデンサには、温度上昇が抑制されることが求められる。
本発明は、電解コンデンサの温度上昇が抑制された照明器具を提供する。
本発明の一態様に係る照明器具は、光源と、前記光源に電力を供給する電源回路であって、電解コンデンサ及び前記電解コンデンサ以外の電子部品を有する電源回路が配置された回路基板と、前記電解コンデンサ及び前記電子部品の間に配置される板状の壁部と、を備える。
本発明の一態様に係る照明器具によれば、電解コンデンサの温度上昇が抑制される。
図1Aは、実施の形態に係る照明器具の下方側から見た場合の外観斜視図である。 図1Bは、実施の形態に係る照明器具の上方側から見た場合の外観斜視図である。 図2は、実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。 図3は、実施の形態に係る照明器具における、筐体と、反射板及び透光カバーの配置を説明するための分解斜視図である。 図4は、図1AのIV-IV線における、実施の形態に係る照明器具の断面図である。 図5は、実施の形態に係る照明器具の内部を説明するための斜視図である。 図6は、実施の形態に係る照明器具の内部を説明するための下面図である。 図7は、実施の形態に係る照明器具が備える回路基板を示す下面図である。 図8は、実施の形態に係る照明器具の内部を説明するための部分断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的又は具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。なお、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化される場合がある。
また、以下の実施の形態の図面においては、Y軸方向は、例えば上下方向(鉛直方向)であり、Y軸正方向側は、下方側と記載される場合がある。また、Y軸負方向側は、上方側又は天井側と記載される場合がある。また、X軸方向及びZ軸方向は、Y軸に垂直な平面(水平面)上において、互いに直交する方向である。
また、本明細書において、「略」とは、製造又は配置の際に生じる誤差を含むことを意味する。例えば、「略直交」とは、完全に直交であることを意味するだけでなく、数%程度の誤差を含むことを意味する。
(実施の形態)
[照明器具の構成]
図1A~図8を参照して、実施の形態に係る照明器具100の構成について詳細に説明する。
図1Aは、実施の形態に係る照明器具100の下方側から見た場合の外観斜視図である。図1Bは、実施の形態に係る照明器具100の上方側から見た場合の外観斜視図である。図2は、実施の形態に係る照明器具100の分解斜視図である。図3は、実施の形態に係る照明器具100における、筐体60と、反射板20及び透光カバー10の配置を説明するための分解斜視図である。図4は、図1AのIV-IV線における、実施の形態に係る照明器具100の断面図である。
図1A~図4に示す照明器具100は、透光カバー10と、反射板20と、光源30と、ヒートシンク40と、カバー部材50と、筐体60と、回路部200と、を備える。回路部200の回路基板210には、電源回路220が実装されており、電源回路220は、ランプピン240と配線241とを介して外部商用電源と電気的に接続される。
照明器具100は、照明光を出射する照明器具である。照明器具100は、例えば、筐体60の底部67側が天井等の造営材に取り付けられる。照明器具100は、ランプピン240と電気的に接続された金属等によって形成された配線241が外部商用電源に接続される。外部商用電源から供給された電力は、回路部200を介して、光源30へ供給される。光源30は、供給された電力を光(照明光)に変換して、Y軸正方向側に照明光を出射する。本実施の形態においては、照明器具100として、GX53-1a口金の構造を有している照明器具を例示している。
透光カバー10は、筐体60に配置され、且つ、光源30が出射した照明光を透過するカバー部材である。透光カバー10は、光源30を覆うように、筐体60に取り付けられている。透光カバー10は、例えば、白色又は乳白色であり、光拡散性(光散乱性)及び透光性を有する。
透光カバー10は、光源30からの照明光が出射される側に配置され、筐体60に取り付けられる。具体的には、図3に示すように、透光カバー10は、爪部11を有し、爪部11が筐体60の内面に形成されている溝である溝部64のうちの第1溝部65に係合することで、筐体60に取り付けられる。
また、透光カバー10の周縁には、T字状の切り欠きである切り欠き部12が形成されている。透光カバー10と筐体60とは、樹脂等の接着剤によって接着される。透光カバー10と筐体60とを接着させる接着剤は、半固体状(ゲル状)の状態で透光カバー10及び筐体60に塗られ、その後で固化される。具体的には、接着剤は、透光カバー10と近接ずる筐体60との円周面全体に塗布される。これにより、透光カバー10と筐体60とは、接着されることで、外れにくくなる。さらには、透光カバー10に切り欠き部12を設けることにより、透光カバー10と筐体60とは、半固体状の接着剤が切り欠き部12に位置した状態で固化することで、より外れにくくなる。
なお、切り欠き部12の形状は、T字状に限定されるものではないが、例えば、L字状等、透光カバー10を筐体60に係合させる方向(本実施の形態においては、Y軸方向)に交差する方向に切り欠きが設けられた構造であるとよい。
透光カバー10は、例えば、ガラスによって形成されるが、シリコーン樹脂、アクリル樹脂、又は、ポリカーボネート樹脂によって形成されてもよい。また、透光カバー10は、表面にシルク印刷が行われることによって光拡散性を有してもよい。また、透光カバー10は、シリカ又は炭酸カルシウムなどの光拡散材(微粒子)を含有することにより光拡散性を有してもよい。また、透光カバー10の表面(内面又は外面)に光拡散材等を含む乳白色の光拡散膜を形成することで、透光カバー10は光拡散性を有してもよい。また、光拡散材を用いるのではなくシボ加工処理等によって透光カバー10の表面に微小凹凸を形成したり、透光カバー10の表面にドットパターンを印刷したりすることで、透光カバー10は光拡散性を有してもよい。また、上述した光拡散性を持たせる材料、形状等を組み合わせることで、透光カバー10は光拡散性を有してもよい。
反射板20は、光源30からの照明光を透光カバー10側へ反射する反射部材である。反射板20は、透光カバー10側から光源30側へ向かうにつれて縮径したろうと形状となっている。反射板20は、筐体60に取り付けられている。具体的には、図3に示すように、反射板20は、爪部21を有し、爪部21が筐体60の内面に形成されている溝である溝部64のうちの第2溝部66に係合することで、筐体60に取り付けられる。なお、透光カバー10が反射板20の爪部21と係合する溝等の係合部を有し、反射板20は、透光カバー10の当該係合部と爪部21とが係合することで、透光カバー10に取り付けられていてもよい。
また、平面視した場合に、反射板20の中央部には、開口が形成されており、当該開口に、光源30における照明光を出射する部材が配置される。例えば、光源30が照明光を出射する部材として、LED(Light Emitting Diode)を備える場合、当該LEDが反射板20の開口に配置される。
なお、「平面視」とは、回路基板210の主面210aの法線方向から見た場合を示す。本実施の形態において、「平面視」は、Y軸方向から照明器具100を見た場合を示す。
光源30は、照明光を出射する光源である。光源30は、例えば、白色光を照明光として出射する。本実施の形態においては、光源30として、基板と、当該基板に実装されているLEDとを備える発光モジュールを例示している。光源30は、筐体60に収容されている。
なお、光源30は、照明光を出射できればよく、構成は特に限定されない。光源30は、例えば、基板にいわゆるSMD(Surface Mount Device)型のLEDデバイスが実装された発光モジュールでもよい。また、光源30は、例えば、青色光を発するLEDベアチップが基板上に直接実装され、且つ、青色光を励起光として黄色蛍光を発する蛍光体を含む封止樹脂によってLEDベアチップを封止した、いわゆるCOB(Chip On Board)モジュールでもよい。光源30は、LEDベアチップが発する青色光と、蛍光体が発する黄色蛍光とが混合されて生成される白色光を出射する。
ヒートシンク40は、光源30で発生した熱を放熱するための放熱部材である。ヒートシンク40は、例えば、シート状であり、カバー部材50と光源30との間であって、光源30及び筐体60と接触して、筐体60内に配置されている。ヒートシンク40は、光源30で発生した熱を、筐体60へ逃がす。ヒートシンク40の材料は、特に限定されないが、例えば、アルミ等の金属である。
カバー部材50は、光源30と回路部200とが意図しない箇所で電気的に導通することを防ぐための電気的な絶縁性を有する絶縁部材である。カバー部材50は、例えば、平板状であり、光源30と回路部200(回路基板210)との間であって、筐体60内に配置される。カバー部材50は、例えば、樹脂によって形成されるが、光源30と回路部200とを電気的に絶縁できればよく、限定されない。
ランプピン240は、カバー部材50及び筐体60によって一部が挟持されることで、カバー部材50及び筐体60に支持されている。具体的には、ランプピン240は、カバー部材50を平面視した場合にカバー部材50の外方に一部が突出した突起部51と筐体60とに挟みこまれることにより、筐体60に支持されている。ランプピン240は、少なくとも一部が筐体60から露出し、且つ、電源回路220と配線241を介して電気的に接続されている。ランプピン240は、例えば、導電性を有する金属材料によって形成される。
ヒートシンク40及びカバー部材50には、それぞれ孔が形成されており、それぞれの当該孔に光源30及び回路部200を電気的に接続する図示しない金属配線は配置される。なお、光源30と回路部200とを電気的に接続する金属配線の配置は、特に限定されるものではなく、例えば、ヒートシンク40及びカバー部材50のそれぞれの外周面(周縁)に切り欠き溝を設け、当該切り欠き溝に金属配線を配置してもよい。
筐体60は、回路基板210、電源回路220等を備える回路部200、及び、光源30等を収容する筐体である。筐体60は、有底筒状となっており、回路部200が備える回路基板210の主面210aと、底部67とが接触せずに略平行となるように、回路部200を収容している。
筐体60には、ランプピン240を照明器具100の外部に露出させるための孔であるランプピン孔部63がランプピン240の数だけ形成されている。本実施の形態においては、照明器具100が、ランプピン240及びランプピン孔部63をそれぞれ2つずつ有する場合について示している。ランプピン240は、ランプピン孔部63に配置される。
筐体60の材料は、特に限定されないが、例えば、ガラス繊維が内包されたPBT(Polybutylene terephthalate)等の樹脂材料である。
また、筐体60の内部には、筐体60の内部空間を2つに仕切る壁部61が形成されている。
図5は、実施の形態に係る照明器具100の内部を説明するための斜視図である。図6は、実施の形態に係る照明器具100の内部を説明するための下面図である。図7は、実施の形態に係る照明器具100が備える回路基板210を示す下面図である。図8は、実施の形態に係る照明器具100の内部を説明するための部分断面図である。なお、図8においては、説明のため、電子部品222等の構成要素の図示を一部省略している。
壁部61は、底部67からY軸正方向に立設された、電源回路220等の照明器具100が備える電子部品と電気的に接続されていない板状の壁である。具体的には、壁部61は、回路基板210の主面210aの法線に略平行な方向に筐体60の底部67から延設されている。
筐体60の壁部61によって仕切られた一方の空間に、電源回路220が備える電解コンデンサ221が配置され、他方の空間に、電源回路220が備える電解コンデンサ221以外の通電時に発熱する電子部品222が配置される。言い換えると、壁部61は、電解コンデンサ221及び電子部品222の間に配置される。
なお、壁部61には、底部67からY軸正方向に立設される方向と略平行な方向に形成されたスリット61aが設けられていてもよい。本実施の形態においては、壁部61が底部67から立設している方向に略平行な方向に1つスリット61aが設けられている。なお、壁部61に形成されるスリット61aの数は、特に限定されるものではなく、2以上でもよい。
また、筐体60の底部67には、筐体60の内部と外部とを連通させる孔である孔部62が形成されている。具体的には、筐体60の底部67であって、筐体60の壁部61によって仕切られた電解コンデンサ221が配置される空間側の底部67には、孔部62が形成されている。言い換えると、壁部61から見て、電解コンデンサ221側の筐体60の一部には、筐体60の内部と照明器具100の外部とを連通する孔部62が形成されている。こうすることで、例えば、電解コンデンサ221が故障した際に電解コンデンサ221の本体部221aに内包されている液体が漏れ出た場合に、当該液体が気化することで発生した気体を筐体60の外部へ逃がすことができる。
なお、本実施の形態においては、底部67に孔部62が2つ形成されているが、孔部62の数は特に限定されず、1つでもよいし、3以上でもよい。
回路部200が、外部商用電源から供給された電力を光源30へ供給するための回路である。回路部200は、回路基板210と、電源回路220と、ランプピン240とを有する。
回路基板210は、電源回路220を構成する電子部品が実装され、図示しない金属配線等を有する基板である。具体的には、回路基板210は、光源30に電力を供給する電源回路220であって、電解コンデンサ221及び電解コンデンサ221以外の電子部品222を有する電源回路220が配置された回路基板である。
電源回路220は、光源30に電力を供給するための回路である。具体的には、電源回路220は、ランプピン240及び配線241を介して外部商用電源から供給された電力を変換して光源30へ供給する電源回路である。電源回路220は、図示しない金属配線を介して光源30と電気的に接続されている。電源回路220を構成する部品には、例えば、電解コンデンサ221と、電解コンデンサ221以外の電子部品であって、通電時に発熱するチョークコイル等の電子部品222が含まれる。
図7に示すように、電解コンデンサ221は、筒状の本体部221a及び本体部221aに接続されたリード線221bを有するラジアルリード型の電解コンデンサである。具体的には、電解コンデンサ221は、電解コンデンサ221の本体部221aの軸方向の一方の面側にのみリード線221bが存在する構造となっている。本実施の形態において、電解コンデンサ221の本体部221aは円筒状であり、電解コンデンサ221の本体部221aの軸方向は、X軸方向に平行な方向である。筒状の本体部221aの内側には、コンデンサとして機能する部材が配置されている。
リード線221bは、図8に示すように、本体部221aの軸方向と回路基板210の主面210aとが略平行となるように、屈曲して回路基板210に接続されている。
なお、本実施の形態においては、回路基板210には、回路基板210の主面210a側に電源回路220を構成する部品が実装されているが、主面210aとは反対側の面に電子部品が実装されていてもよい。
また、回路基板210は、図7に示すように、電子部品222が配置される第1実装部211と、回路基板210を平面視した場合に、第1実装部211の端縁から突出して形成され、且つ、電解コンデンサ221が配置される第2実装部212とを有する。また、回路基板210を平面視した場合に、第2実装部212が第1実装部211から突出する方向と、本体部221aの軸方向とは、略直交する。本実施の形態においては、回路基板210を平面視した場合に、第2実装部212の面積は、第1実装部211の面積よりも小さくなっている。第2実装部212には、金属配線が配置され、且つ、電解コンデンサ221のリード線221bの一端が接続される以外には、電子部品222が配置されないため、平面視した場合に、第2実装部212の面積を、第1実装部211の面積よりも小さくすることができる。
また、回路基板210を平面視した場合に、本体部221aは、回路基板210とは重ならないように、配置されている。
また、例えば、回路基板210を平面視した場合に、本体部221aと第1実装部211との間には、隙間230が形成されている。壁部61は、隙間230に位置するように、筐体60の底部67に形成されている。
なお、壁部61の高さは、特に限定されるものではないが、例えば、電解コンデンサ221の少なくとも半分以上の高さがあるとよい。本実施の形態において、壁部61の高さとは、Y軸方向の幅である。
図8に示すように、本実施の形態においては、壁部61の高さが電解コンデンサ221の本体部221aの高さの略半分に位置する場合について例示している。
また、スリット61aの深さは、特に限定されるものではないが、図8に示すように底部67まで形成されていてもよい。
また、図8には、回路基板210の主面210aと、電解コンデンサ221の本体部221aの上側(Y軸負方向側)とが面一となる場合について例示しているが、主面210aと本体部221aとの位置関係は、これに限定されない。例えば、回路基板210の主面210aに平行な方向から見た場合に、本体部221aは、回路基板210と一部が重なるように、配置されてもよい。つまり、本体部221aがより底部67側に位置するように、リード線221bの屈曲率、長さ等が調整されてもよい。
[効果等]
以上説明したように、照明器具100は、光源30と、光源30に電力を供給する電源回路220であって、電解コンデンサ221及び電解コンデンサ221以外の電子部品222を有する電源回路220が配置された回路基板210と、電解コンデンサ221及び電子部品222の間に配置される板状の壁部61と、を備える。
このような構成によれば、壁部61によって、電子部品222で発生した熱が電解コンデンサ221へ到達しにくくなる。そのため、照明器具100によれば、電解コンデンサ221の温度上昇が抑制される。
例えば、電解コンデンサ221は、筒状の本体部221a及び本体部221aに接続されたリード線221bを有するラジアルリード型の電解コンデンサでもよい。この場合、リード線221bは、本体部221aの軸方向と回路基板210の主面210aとが略平行となるように、屈曲して回路基板210に接続されていてもよい。
照明器具100が壁部61を有することによって、本体部221aを回路基板210側へ近づけるようにリード線221bを屈曲させても、電子部品222で発生した熱は、電解コンデンサ221へ到達しにくい。そのため、リード線221bを屈曲させて本体部221aを回路基板210側へ近づけることで、電解コンデンサ221の温度上昇を抑制しつつ、且つ、回路部200の高さを低減させることができる。
また、例えば、回路基板210は、電子部品222が配置される第1実装部211と、回路基板210を平面視した場合に、第1実装部211の端縁から突出して形成され、且つ、電解コンデンサ221が配置される第2実装部212と、を有してもよい。回路基板210を平面視した場合に、第2実装部212が第1実装部211から突出する方向と、本体部221aの軸方向とは、略直交してもよい。
このような構成によれば、回路部200を平面視した場合に、回路部200の外接円の面積を小さくすることができる。そのため、照明器具100を小型化することができる。
また、例えば、回路基板210を平面視した場合に、本体部221aは、回路基板210とは重ならなくてもよい。
このような構成によれば、回路基板210の熱が、電解コンデンサ221の本体部221aにより到達しにくくなる。そのため、電解コンデンサ221の温度上昇は、より抑制される。
また、例えば、回路基板210の主面210aに平行な方向から見た場合に、本体部221aは、回路基板210と一部が重なっていてもよい。
このような構成によれば、回路部200は、より低背化される。
また、例えば、回路基板210を平面視した場合に、本体部221aと第1実装部211との間には、隙間230が形成されており、壁部61は、隙間230に位置してもよい。
例えば、回路基板210上に壁部61が形成されることも考えられるが、壁部61を隙間230に配置する構成とすることにより、電子部品222で発生した熱が、壁部61へ到達しにくくなる。そのため、電解コンデンサ221の温度上昇は、より抑制される。
また、例えば、壁部61には、回路基板210の主面210aの法線に平行な方向に延在するスリット61aが形成されていてもよい。
このような構成によれば、壁部61は、スリット61aが形成されない場合と比較して強いばね性を有するため、壁部61を割れにくくすることができる。
また、例えば、照明器具100は、さらに、壁部61が形成され、且つ、回路基板210を収容する筐体60を備えてもよい。
このような構成によれば、壁部61を照明器具100に簡便に形成することができる。
また、例えば、筐体60は、有底筒状でもよく、回路基板210は、回路基板210の主面210aが筐体60の底部67と略平行となるように、筐体60に配置されていてもよい。この場合、壁部61は、回路基板210の主面210aの法線に平行な方向に筐体60の底部67から延設されていてもよい。
壁部61を回路基板210の主面210aの法線に平行な方向に筐体60の底部から延設させることで、筐体60に回路部200を配置する際に、電解コンデンサ221と電子部品222との間に、壁部61を簡便に位置させることができる。そのため、このような構成によれば、照明器具100の組み立てが容易になる。
また、例えば、照明器具100は、さらに、回路基板210と光源30との間に位置し、且つ、絶縁性を有するカバー部材50と、カバー部材50及び筐体60によって支持されたランプピン240であって、当該ランプピン240の少なくとも一部が筐体60から露出し、且つ、電源回路220と電気的に接続されたランプピン240と、を備えてもよい。
このような構成によれば、ランプピン240を筐体60に簡便に取り付けることができる。特に、このような構成によれば、ランプピン240を筐体60に支持させるための部材を用いることなく、ランプピン240を筐体60に取り付けることができる。
また、例えば、照明器具100は、さらに、カバー部材50と光源30との間にシート状のヒートシンク40を備えてもよい。
このような構成によれば、光源30で発生した熱は、電解コンデンサ221側に到達しにくくなる。そのため、電解コンデンサ221の温度上昇は、より抑制される。
また、例えば、壁部61から見て、電解コンデンサ221側の筐体60の一部には、筐体60の内部と照明器具の外部とを連通する孔部62が形成されていてもよい。
このような構成によれば、電解コンデンサ221が故障した場合において、爆発等の危険性を低減することができる。
また、例えば、照明器具100は、さらに、光源30を覆い、且つ、筐体60に取り付けられる透光カバー10と、筐体60と透光カバー10とを接着する接着剤と、を備えてもよい。また、透光カバー10の端縁には、接着剤が配置される切り欠き状の切り欠き部12が形成されていてもよい。
このような構成によれば、透光カバー10は、筐体60からより外れにくくなる。
また、例えば、筐体60は、ガラス繊維を内包する樹脂で形成されていてもよい。
ダウンライト等の照明器具の筐体には、アルミダイカスト等の金属材料が採用されることがある。こうすることで、照明器具の内部に位置する光源、電源回路を構成する発熱する電子部品から発せられる熱を筐体60へ逃がしやすくすることができる。これにより、熱により故障し易い電解コンデンサ等の部品の故障を抑制することができる。
一方、PBT等の樹脂材料は、金属材料と比較して、軽量であるが、放熱しにくい。しかしながら、照明器具100のように壁部61を形成することで、電解コンデンサ221が熱の影響を受けにくくなるため、筐体60に樹脂材料を採用しても、電解コンデンサ221が故障しにくい。そのため、照明器具100によれば、筐体60に樹脂材料を採用することで、電解コンデンサ221の温度上昇が抑制され、且つ、軽量化することができる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る照明器具について説明したが、本発明は、このような実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態で説明された照明器具の形状は、一例である。例えば、上記実施の形態では、照明器具の平面視形状は、円形であったが、照明器具の平面視形状は、矩形等の多角形であってもよい。
また、上記実施の形態では、光源として、LEDを有する発光モジュールが用いられたが、光源の態様は特に限定されるものではない。例えば、光源には、LEDを用いた発光モジュールに代えて、蛍光灯、メタルハライドランプ、ナトリウムランプ、ハロゲンランプ、キセノンランプ、又は、ネオンランプ等が用いられてもよい。また、光源には、無機エレクトロルミネッセンス、有機エレクトロルミネッセンス、ケミルミネッセンス(化学発光)、又は、半導体レーザー等が用いられてもよい。
また、回路基板の第1実装部に実装される電子部品には、電解コンデンサが含まれていてもよい。つまり、本実施の形態に係る照明器具の回路基板に実装されている少なくとも一つの電解コンデンサが、第2実装部に実装(配置)されていればよい。
以上、一つ又は複数の態様に係る照明器具について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つ又は複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
10 透光カバー
11、21 爪部
12 切り欠き部
20 反射板
30 光源
40 ヒートシンク
50 カバー部材
51 突起部
60 筐体
61 壁部
61a スリット
62 孔部
63 ランプピン孔部
67 底部
100 照明器具
210 回路基板
210a 主面
211 第1実装部
212 第2実装部
220 電源回路
221 電解コンデンサ
221a 本体部
221b リード線
222 電子部品
230 隙間
240 ランプピン
241 配線

Claims (12)

  1. 光源と、
    前記光源に電力を供給する電源回路であって、電解コンデンサ及び前記電解コンデンサ以外の電子部品を有する電源回路が配置された回路基板と、
    前記電解コンデンサ及び前記電子部品の間に配置される板状の壁部と、を備え
    前記電解コンデンサは、筒状の本体部及び前記本体部に接続されたリード線を有するラジアルリード型の電解コンデンサであり、
    前記リード線は、前記本体部の軸方向と前記回路基板の主面とが略平行となるように、屈曲して前記回路基板に接続されており、
    前記回路基板は、
    前記電子部品が配置される第1実装部と、
    前記回路基板を平面視した場合に、前記第1実装部の端縁から突出して形成され、且つ、前記電解コンデンサが配置される第2実装部と、を有し、
    前記回路基板を平面視した場合に、前記第2実装部が前記第1実装部から突出する方向と、前記軸方向とは、略直交する
    照明器具。
  2. 前記回路基板を平面視した場合に、
    前記本体部は、前記回路基板とは重ならない
    請求項に記載の照明器具。
  3. 前記回路基板の主面に平行な方向から見た場合に、
    前記本体部は、前記回路基板と一部が重なる
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記回路基板を平面視した場合に、
    前記本体部と前記第1実装部との間には、隙間が形成されており、
    前記壁部は、前記隙間に位置する
    請求項1~3のいずれか1項に記載の照明器具。
  5. 前記壁部には、前記回路基板の主面の法線に平行な方向に延在するスリットが形成されている
    請求項1~4のいずれか1項に記載の照明器具。
  6. さらに、前記壁部が形成され、且つ、前記回路基板を収容する筐体を備える
    請求項1~5のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記筐体は、有底筒状であり、
    前記回路基板は、前記回路基板の主面が前記筐体の底部と略平行となるように、前記筐体に配置されており、
    前記壁部は、前記回路基板の主面の法線に平行な方向に前記筐体の底部から延設されている
    請求項に記載の照明器具。
  8. さらに、
    前記回路基板と前記光源との間に位置し、且つ、絶縁性を有するカバー部材と、
    前記カバー部材及び前記筐体によって支持されたランプピンであって、当該ランプピンの少なくとも一部が前記筐体から露出し、且つ、前記電源回路と電気的に接続されたランプピンと、を備える
    請求項6又は7に記載の照明器具。
  9. さらに、前記カバー部材と前記光源との間にシート状のヒートシンクを備える
    請求項に記載の照明器具。
  10. 前記壁部から見て、前記電解コンデンサ側の前記筐体の一部には、前記筐体の内部と前記照明器具の外部とを連通する孔部が形成されている
    請求項6~9のいずれか1項に記載の照明器具。
  11. さらに、
    前記光源を覆い、且つ、前記筐体に取り付けられる透光カバーと、
    前記筐体と前記透光カバーとを接着する接着剤と、を備え、
    前記透光カバーの端縁には、前記接着剤が配置される切り欠き状の切り欠き部が形成されている
    請求項6~10のいずれか1項に記載の照明器具。
  12. 前記筐体は、ガラス繊維を内包する樹脂で形成されている
    請求項6~11のいずれか1項に記載の照明器具。
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