JP7064819B2

JP7064819B2 - レンズモジュール

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Publication number: JP7064819B2
Application number: JP2020543360A
Authority: JP
Inventors: 同明徐; ▲後▼▲偉▼ ▲趙▼
Original assignee: エーエーシーオプティックスソリューションズピーティーイーリミテッド
Priority date: 2019-06-01
Filing date: 2019-06-01
Publication date: 2022-05-11
Anticipated expiration: 2039-06-01
Also published as: US20200379209A1; WO2020243853A1; JP2022503311A; CN110261985A; US11372195B2

Description

本発明は、光学結像の技術分野に関し、特に携帯電話などの携帯電子機器内に適用されるレンズモジュールに関する。

近年、結像技術が進歩し、結像機能を有する電子製品が普及するについて、、光学レンズは、各種の電子製品に広く用いられている。一般的に、光線は、直接物体側から入射し、光軸の直線に沿ってレンズアセンブリを通って像側に到達し、レンズアセンブリにより物体を結像する。しかしながら、従来技術では、レンズアセンブリは、いずれもオートフォーカス機能を有し、撮像の際、フォーカス駆動アセンブリは、レンズアセンブリが固定フレームに対して光軸方向に沿って移動して鮮明な画像を撮像するように駆動する。しかしながら、撮像に振れが発生した場合に、レンズアセンブリは、光軸に垂直な平面内でわずかに移動することによって、撮像される画像の鮮明さに大きく影響を与える。

従って、従来のレンズアセンブリでは振れが発生した場合に撮像される画像の鮮明さが劣るという問題を解決するために、レンズモジュールを提供する必要がある。

本発明は、フォーカス及び防振を同時に行うことができるレンズモジュールを提供することを目的とする。

本発明の技術案は以下の通りである。

上記目的を達成するために、本発明は、レンズモジュールを提供し、当該レンズモジュールは、固定フレームと、前記固定フレーム内に設けられるレンズアセンブリと、前記固定フレームと前記レンズアセンブリとの間に接続され、前記レンズアセンブリを前記固定フレーム内に吊り下げるための弾性サスペンションアセンブリと、前記レンズアセンブリに設けられる第１磁性鋼と、前記固定フレームに設けられつつ、前記第１磁性鋼と協働することによって、前記レンズアセンブリを光軸方向である第１方向に沿って移動駆動するためのフォーカスコイルと、前記レンズアセンブリに設けられる第２磁性鋼と、前記固定フレームに設けられつつ、前記第２磁性鋼と協働する防振コイルとを備え、前記防振コイルは、前記レンズアセンブリの前記光軸方向に垂直な方向における振れを補償するように、前記レンズアセンブリを光軸に垂直な第２方向に沿って移動駆動する。

１種の改良として、前記弾性サスペンションアセンブリは、間隔を隔てて設けられる複数の吊り下げ具を備え、それぞれの前記吊り下げ具は、対向設置される頂端及び底端と、前記頂端と前記底端との間に接続される変形部とを備え、前記変形部は、前記第１方向及び前記第２方向に垂直に延在し、前記頂端は、前記固定フレームに接続され、前記底端は、前記レンズアセンブリに接続され、前記レンズアセンブリは、前記変形部と間隔を隔てて設けられ、前記レンズアセンブリは、前記光軸に沿って対向する物体側壁及び像側壁と、前記変形部の延在方向に沿って対向設置される頂壁及び底壁と、前記頂壁から前記底壁に向かって延在する延在壁とを備え、前記延在壁は、前記物体側壁と前記像側壁との間に接続され、前記固定フレームには、前記物体側壁に対応して通光孔が開設されている。

１種の改良として、前記弾性サスペンションアセンブリは、それぞれ前記頂端に設けられつつ、前記固定フレーム内に嵌設される複数の第１固定ブロックと、それぞれ前記底端に設けられつつ、前記レンズアセンブリ内に嵌設される複数の第２固定ブロックとをさらに備え、前記固定フレームには、前記頂端に対応して収容部が開設され、前記頂端は、前記収容部内に收容されつつ、前記第１固定ブロックによって固定される。

１種の改良として、前記吊り下げ具は、４つ設けられ、前記レンズアセンブリの前記頂端から離間する一方側において、前記レンズアセンブリの物体側及び像側に向かう端部には、いずれも２つのラグが凸設され、前記吊り下げ具の底端は、前記ラグ内に嵌設されつつ、前記第２固定ブロックによって固定される。

１種の改良として、前記第１磁性鋼、フォーカスコイル、第２磁性鋼及び防振コイルの数は、いずれも２つであり、２つの前記第１磁性鋼は、それぞれ前記レンズアセンブリの２つの背向する延在壁に取り付けられ、２つの前記第２磁性鋼は、いずれも前記頂壁に取り付けられ、２つの前記フォーカスコイルは、それぞれ前記固定フレームの両側に設けられつつ、２つの前記第１磁性鋼のそれぞれと間隔を隔てて対向設置され、２つの前記防振コイルは、いずれも前記固定フレームに設けられつつ、２つの前記第２磁性鋼のそれぞれと間隔を隔てて対向設置されている。

１種の改良として、前記レンズモジュールは、第１導磁板と、第２導磁板と、前記固定フレームに設けられる回路板とをさらに備え、前記フォーカスコイル及び前記防振コイルは、いずれも前記回路板に接続され、前記第１導磁板は、前記フォーカスコイルの前記第１磁性鋼から離間する一方側に設けられつつ、前記第１磁性鋼とともに磁気回路を形成し、
前記第２導磁板は、前記防振コイルの前記第２磁性鋼から離間する一方側に設けられつつ、前記第２磁性鋼とともに磁気回路を形成する。

１種の改良として、前記第１導磁板は、前記フォーカスコイルと前記回路板との間に設けられ、又は前記回路板の前記フォーカスコイルから離間する一方側に設けられ、
前記第２導磁板は、前記防振コイルと前記回路板との間に設けられ、又は前記回路板の前記防振コイルから離間する一方側に設けられている。

１種の改良として、前記回路板は、前記固定フレーム内に嵌設される第１接続部と、前記第１接続部から折り曲げて延在する第２接続部とを備え、前記第１接続部は、前記延在壁に対向しつつ、前記フォーカスコイルに電気的に接続され、前記第２接続部は、前記頂壁に対向しつつ、前記防振コイルに電気的に接続されている。

１種の改良として、前記回路板は２つ設けられ、且つ２つの前記回路板は、それぞれ前記レンズアセンブリの対向する両側に設けられている。

１種の改良として、少なくとも１つの前記回路板は、前記第１接続部の前記第２接続部から離間する一方側から前記固定フレーム外まで延在する延在板をさらに備え、前記延在板は、外部回路に電気的に接続されている。

１種の改良として、前記第１接続部及び／又は前記第２接続部は、少なくとも一部が前記固定フレームに露設され、前記レンズモジュールは、防護カバーをさらに備え、前記防護カバーは、前記固定フレームに取り付けられ、且つ前記第１接続部及び／又は前記第２接続部を覆う。

本発明の有益な効果は以下の通りである。
本発明では、固定フレームとレンズアセンブリとの間に弾性サスペンションアセンブリを設けることによって、レンズアセンブリが固定フレーム内に吊り下げられ、フォーカスコイルが第１磁性鋼と協働することによって、レンズアセンブリを光軸方向に沿って移動駆動して、レンズアセンブリが固定フレーム内でオートフォーカスすることを図る。振れが発生した場合に、レンズアセンブリは、光軸に垂直な平面内でわずかに移動することになり、防振コイルが第２磁性鋼と協働することによって、レンズアセンブリを光軸に垂直な方向に沿って移動駆動して、レンズアセンブリの固定フレーム内での防振補償を図り、鮮明な結像効果を得ることができる。レンズアセンブリは、フォーカス移動方向と防振補償移動方向において弾性サスペンションアセンブリを共用して固定フレーム内に支持されて吊り下げられることによって、内部空間を節約することができる。

本発明の実施例によるレンズモジュールの斜視図である。図１の分解概略図の１つ目の図である。図１の分解概略図の２つ目の図である。レンズモジュールの防護カバー、回路板及び第１導磁板が取り外された斜視図である。図４の分解概略図である。本発明の実施例に係るレンズモジュールの平面図である。図６に示されるＡ－Ａにおける断面模式図である。図６に示されるＢ－Ｂにおける断面模式図である。本発明の実施例に係るレンズアセンブリの斜視図である。

以下、図面及び実施形態に合わせて本発明をさらに説明する。

なお、本発明の実施例において、全ての方向指示（例えば、上、下、内、外、頂部、底部など）は、ある特定の姿勢（図に示されているように）での各部材間の相対的な位置関係を説明するためにのみ使用され、当該姿勢が変わると、当該方向指示もそれに応じて変わる。

なお、要素が別の要素に「固定」される、或いは、「設置」される又は「設け」られると呼ばれる場合、、当該要素は、別の要素に直接あり、又は同時に仲介要素が存在し得る。要素が別の要素に「接続」されていると呼ばれる場合、当該要素は、別の要素に直接接続され、又は同時に仲介要素が存在し得る。

図１～９を参照すると、本発明の実施例は、レンズモジュール１を提供し、レンズモジュール１は、固定フレーム１０、回路板２０、レンズアセンブリ３０、弾性サスペンションアセンブリ４０、第１磁性鋼５０、フォーカスコイル６０、第２磁性鋼７０及び防振コイル８０を備え、ここで、回路板２０は、固定フレーム１０に取り付けられ、フォーカスコイル６０及び防振コイル８０は、いずれも回路板２０に電気的に接続され、レンズアセンブリ３０は、固定フレーム１０内に設けられ、弾性サスペンションアセンブリ４０は、固定フレーム１０とレンズアセンブリ３０との間に接続されて、レンズアセンブリ３０を固定フレーム１０内に吊り下げる。これによって、レンズアセンブリ３０は、固定フレーム１０内で懸架状態とされている。第１磁性鋼５０は、レンズアセンブリ３０に設けられ、フォーカスコイル６０は、固定フレーム１０に設けられ、第１磁性鋼５０と協働することで、レンズアセンブリ３０が光軸方向である第１方向に沿って移動し、即ち、固定フレーム１０の長さ方向に移動するように駆動し、レンズアセンブリ３０が固定フレーム１０内でオートフォーカスすることを図る。第２磁性鋼７０は、レンズアセンブリ３０に設けられ、防振コイル８０は、固定フレーム１０に設けられ、第２磁性鋼７０と協働し、防振コイル８０は、レンズアセンブリ３０が光軸に垂直な第２方向に移動し、即ち、固定フレーム１０の幅方向に移動するように駆動して、レンズアセンブリ３０の光軸に垂直な方向における振れを補償する。具体的な応用では、撮像に振れが発生した場合に、レンズアセンブリ３０は、光軸に垂直な平面内でわずかに移動する可能性があり、この際、防振コイル８０は、第２磁性鋼７０と協働することで、レンズアセンブリ３０が逆に変位するように駆動して、振れ量を補償して、鮮明な画像を得る。

図４～図５及び図９を参照すると、レンズアセンブリ３０は、物体側壁３１１、像側壁３１２、頂壁３１３、底壁３１４及び延在壁３１５を備え、物体側壁３１１及び像側壁３１２は、光軸に沿って対向設置され、頂壁３１３及び底壁３１４は、固定フレーム１０の高さ方向に沿って対向設置され、延在壁３１５は、頂壁３１３から底壁３１４に向かって延在し、延在壁３１５は、物体側壁３１１と像側壁３１２との間に接続され、好ましくは、第１磁性鋼５０、フォーカスコイル６０、第２磁性鋼７０及び防振コイル８０の数は、いずれも２つであり、２つの第１磁性鋼５０は、それぞれレンズアセンブリ３０の背向する２つの延在壁３１５に取り付けられ、２つのフォーカスコイル６０は、それぞれ固定フレーム１０の両側に設けられつつ、２つの第１磁性鋼５０のそれぞれと間隔を隔てて対向設置され、フォーカスコイル６０は、第１磁性鋼５０と協働することで、レンズアセンブリ３０が光軸方向である第１方向に沿って移動する際により安定になるように駆動する。

２つの第２磁性鋼７０は、いずれもレンズアセンブリ３０の頂壁３１３に取り付けられ、２つの防振コイル８０は、いずれも固定フレーム１０に設けられつつ、２つの第２磁性鋼７０のそれぞれと間隔を隔てて対向設置され、防振コイル８０は、第２磁性鋼７０と協働することで、レンズアセンブリ３０が光軸に垂直な第２方向に移動する際により安定になるように駆動する。

さらに図２、図３、図５及び図７を参照すると、本実施例では、弾性サスペンションアセンブリ４０は、間隔を隔てて設けられる複数の吊り下げ具４１を備え、各吊り下げ具４１は、頂端４１１、底端４１２及び変形部４１３を備え、頂端４１１及び底端４１２は対向設置され、変形部４１３は、頂端４１１と底端４１２との間に接続され、変形部４１３は、第１方向及び第２方向に垂直に延在し、頂端４１１は、固定フレーム１０に接続され、底端４１２は、レンズアセンブリ３０に接続され、これによって、レンズアセンブリ３０を固定フレーム１０内に吊り下げ、且つ、レンズアセンブリ３０は、変形部４１３と間隔をおいて設けられ、本実施例に係る変形部４１３は、合金材質、好ましくは銅合金、具体的にはベリリウム銅を用いて作製されるものである。なお、当該レンズアセンブリ３０は、吊り下げされる際に、水平方向にしか移動できず、垂直方向に移動しない。

好ましくは、弾性サスペンションアセンブリ４０は、頂端４１１に設けられつつ、固定フレーム１０内に嵌設される複数の第１固定ブロック４２と、底端４１２に設けられつつ、レンズアセンブリ３０内に嵌設される複数の第２固定ブロック４３とを備え、本実施例では、吊り下げ具４１は、４つ設けられ、レンズアセンブリ３０は、鏡筒３１と、鏡筒３１内に位置する複数のレンズ３２とを備え、鏡筒３１は、方形構造であり、それぞれの吊り下げ具４１は、１つの第１固定ブロック４２及び１つの第２固定ブロック４３に対応し、レンズアセンブリ３０の頂端４１１から離間する一方側において、レンズアセンブリ３０の物体側及び像側に向かう端部には、２つのラグ３１６が凸設され、固定フレーム１０には、頂端４１１に対応して複数の収容部１１が開設され、各吊り下げ具４１の頂端４１１は、それぞれ各収容部１１内に收容されつつ、対応する第１固定ブロック４２によって固定され、ラグ３１６には、対応する位置決め孔３１７が設けられ、各吊り下げ具４１の底端４１２は、それぞれ対応して各ラグ３１６における位置決め孔３１７内に嵌設されつつ、対応する第２固定ブロック４３によって固定され、これによって、吊り下げ具４１は、レンズアセンブリ３０と固定フレーム１０との間に固定される。もちろん、具体的な応用では、吊り下げ具４１の数と配置方式は、これに限定されない。

図６～図８を参照すると、レンズモジュール１は、第１導磁板９０及び第２導磁板１００をさらに備え、第１導磁板９０は、回路板２０に取り付けられ、第１導磁板９０は、フォーカスコイル６０の第１磁性鋼５０から離間する一方側に設けられ、好ましくは、第１導磁板９０は、フォーカスコイル６０と回路板２０との間に設けられ、又は回路板２０のフォーカスコイル６０から離間する一方側に設けられることで、第１磁性鋼５０とともに磁気回路を形成し、第１磁性鋼５０の磁力強度を増強させる。本実施例では、第１導磁板９０は、回路板２０のフォーカスコイル６０から離間する一方側に設けられている。

第２導磁板１００も、回路板２０に取り付けられ、第２導磁板１００は、防振コイル８０の第２磁性鋼７０から離間する一方側に設けられ、好ましくは、第２導磁板１００は、防振コイル８０と回路板２０との間に設けられ、又は回路板２０の防振コイル８０から離間する一方側に設けられることで、第２磁性鋼７０とともに磁気回路を形成し、第２磁性鋼７０の磁力強度を増強させる。本実施例では、第２導磁板１００は、防振コイル８０と回路板２０との間に設けられている。

本実施例では、回路板２０の数は、２つであり、２つの回路板２０は電気的に接続され、且つ２つの回路板２０は、それぞれレンズアセンブリ３０の対向する両側に位置し、一方のフォーカスコイル６０、一方の第１導磁板９０、一方の防振コイル８０及び一方の第２導磁板１００は、いずれも一方の回路板２０に接続され、他方のフォーカスコイル６０、他方の第１導磁板９０、他方の防振コイル８０及び他方の第２導磁板１００は、いずれも他方の回路板２０に接続され、これによって、上記各駆動コイルと各導磁板との固定を図る。

具体的に、回路板２０は、固定フレーム１０内に嵌設される第１接続部２１と、第１接続部２１から折り曲げて延在する第２接続部２２とを備え、第１接続部２１は、延在壁３１５に対向しつつ、フォーカスコイル６０に電気的に接続され、第２接続部２２は、頂壁３１３に対向しつつ、防振コイル８０に電気的に接続されている。好ましくは、少なくとも１つの回路板２０は、第１接続部２１の第２接続部２２から離間する一方側から固定フレーム１０外まで延在する延在板２３をさらに備え、延在板２３は、外部回路に電気的に接続されている。

図２、図３及び図９を参照すると、固定フレーム１０は、レンズアセンブリ３０が通過して設置固定されるための取付孔１２と、物体側壁３１１に対応して開設され、且つ取付孔１２に連通する通光孔１３と、取付孔１２に連通し、且つ固定フレーム１０の側面に位置し、フォーカスコイル６０が通過して設けられるための第１貫通孔１４と、取付孔１２に連通し、且つ固定フレーム１０の上方に位置し、防振コイル８０が通過して設けられるための第２貫通孔１５とを備え、鏡筒３１には、対応的に第１磁性鋼５０が固定される第１収容溝３１８、及び第２磁性鋼７０が固定される第２収容溝３１９が設けられ、本実施例に係るフォーカスコイル６０は、回路板２０に固定され、且つ第１貫通孔１４を通って第１収容溝３１８内における第１磁性鋼５０と協働することで、レンズアセンブリ３０が光軸方向に移動するように駆動する付勢力を生成し、防振コイル８０は、回路板２０に固定され、且つ第２貫通孔１５を通って第２収容溝３１９内における第２磁性鋼７０と協働することで、レンズアセンブリ３０が光軸に垂直な方向に移動するように駆動する付勢力を生成し、第１接続部２１及び／又は第２接続部２２は、少なくとも一部が固定フレーム１０外に露設されている。

好ましくは、レンズモジュール１は、結像センサ２００及び複数の防護カバー３００をさらに備え、結像センサ２００は、固定フレーム１０のレンズアセンブリ３０の像側に近接する端部に取り外し可能に取り付けられ、光線は、レンズアセンブリ３０を通って前記結像センサ２００に到達し、結像センサ２００上で結像される。防護カバー３００は、固定フレーム１０に取り付けられ、且つ回路板２０における第１接続部２１及び／又は第２接続部２２を覆うことで、外部光線が直接レンズアセンブリ３０内に入ることを防止する。

以上は本発明の実施形態に過ぎず、当業者であれば本発明の思想を逸脱することなく改良を加えることができるが、これらは全て本発明の保護範囲に含まれる。

１レンズモジュール
１０固定フレーム
１１収容部
１２取付孔
１３通光孔
１４第１貫通孔
１５第２貫通孔
２０回路板
２１第１接続部
２２第２接続部
２３延在板
３０レンズアセンブリ
３１鏡筒
３１１物体側壁
３１２像側壁
３１３頂壁
３１４底壁
３１５延在壁
３１６ラグ
３１７位置決め孔
３１８第１収容溝
３１９第２収容溝
３２レンズ
４０弾性サスペンションアセンブリ
４１吊り下げ具
４１１頂端
４１２底端
４１３変形部
４２第１固定ブロック
４３第２固定ブロック
５０第１磁性鋼
６０フォーカスコイル
７０第２磁性鋼
８０防振コイル
９０第１導磁板
１００第２導磁板
２００結像センサ
３００防護カバー

Claims

レンズモジュールであって、
固定フレームと、前記固定フレーム内に設けられるレンズアセンブリと、前記固定フレームと前記レンズアセンブリとの間に接続され、前記レンズアセンブリを前記固定フレーム内に吊り下げるための弾性サスペンションアセンブリと、前記レンズアセンブリに設けられる第１磁性鋼と、前記固定フレームに設けられつつ、前記第１磁性鋼と協働することによって、前記レンズアセンブリを光軸方向である第１方向に沿って移動駆動するためのフォーカスコイルと、前記レンズアセンブリに設けられる第２磁性鋼と、前記固定フレームに設けられつつ、前記第２磁性鋼と協働する防振コイルとを備え、前記防振コイルは、前記レンズアセンブリの前記光軸方向に垂直な方向における振れを補償するように、前記レンズアセンブリを光軸に垂直な第２方向に沿って移動駆動し、
前記弾性サスペンションアセンブリは、間隔を隔てて設けられる複数の吊り下げ具を備え、それぞれの前記吊り下げ具は、対向設置される頂端及び底端と、前記頂端と前記底端との間に接続される変形部とを備え、前記変形部は、前記第１方向及び前記第２方向に垂直に延在し、前記頂端は、前記固定フレームに接続され、前記底端は、前記レンズアセンブリに接続され、前記レンズアセンブリは、前記変形部と間隔を隔てて設けられ、前記レンズアセンブリは、前記光軸に沿って対向する物体側壁及び像側壁と、前記変形部の延在方向に沿って対向設置される頂壁及び底壁と、前記頂壁から前記底壁に向かって延在する延在壁とを備え、前記延在壁は、前記物体側壁と前記像側壁との間に接続され、前記固定フレームには、前記物体側壁に対応して通光孔が開設されていることを特徴とするレンズモジュール。
前記弾性サスペンションアセンブリは、それぞれ前記頂端に設けられつつ、前記固定フレーム内に嵌設される複数の第１固定ブロックと、それぞれ前記底端に設けられつつ、前記レンズアセンブリ内に嵌設される複数の第２固定ブロックとをさらに備え、前記固定フレームには、前記頂端に対応して収容部が開設され、前記頂端は、前記収容部内に收容されつつ、前記第１固定ブロックによって固定されることを特徴とする請求項１に記載のレンズモジュール。
前記吊り下げ具は、４つ設けられ、前記レンズアセンブリの前記頂端から離間する一方側において、前記レンズアセンブリの物体側及び像側に向かう端部には、いずれも２つのラグが凸設され、前記吊り下げ具の底端は、前記ラグ内に嵌設されつつ、前記第２固定ブロックによって固定されることを特徴とする請求項２に記載のレンズモジュール。
前記第１磁性鋼、フォーカスコイル、第２磁性鋼及び防振コイルの数は、いずれも２つであり、２つの前記第１磁性鋼は、それぞれ前記レンズアセンブリの２つの背向する延在壁に取り付けられ、２つの前記第２磁性鋼は、いずれも前記頂壁に取り付けられ、２つの前記フォーカスコイルは、それぞれ前記固定フレームの両側に設けられつつ、２つの前記第１磁性鋼のそれぞれと間隔を隔てて対向設置され、２つの前記防振コイルは、いずれも前記固定フレームに設けられつつ、２つの前記第２磁性鋼のそれぞれと間隔を隔てて対向設置されていることを特徴とする請求項１～３のいずれか１項に記載のレンズモジュール。
前記レンズモジュールは、第１導磁板と、第２導磁板と、前記固定フレームに設けられる回路板とをさらに備え、前記フォーカスコイル及び前記防振コイルは、いずれも前記回路板に接続され、前記第１導磁板は、前記フォーカスコイルの前記第１磁性鋼から離間する一方側に設けられつつ、前記第１磁性鋼とともに磁気回路を形成し、
前記第２導磁板は、前記防振コイルの前記第２磁性鋼から離間する一方側に設けられつつ、前記第２磁性鋼とともに磁気回路を形成することを特徴とする請求項４に記載のレンズモジュール。
前記第１導磁板は、前記フォーカスコイルと前記回路板との間に設けられ、又は前記回路板の前記フォーカスコイルから離間する一方側に設けられ、
前記第２導磁板は、前記防振コイルと前記回路板との間に設けられ、又は前記回路板の前記防振コイルから離間する一方側に設けられていることを特徴とする請求項５に記載のレンズモジュール。
前記回路板は、前記固定フレーム内に嵌設される第１接続部と、前記第１接続部から折り曲げて延在する第２接続部とを備え、前記第１接続部は、前記延在壁に対向しつつ、前記フォーカスコイルに電気的に接続され、前記第２接続部は、前記頂壁に対向しつつ、前記防振コイルに電気的に接続されていることを特徴とする請求項５に記載のレンズモジュール。
前記回路板は２つ設けられ、且つ２つの前記回路板は、それぞれ前記レンズアセンブリの対向する両側に設けられていることを特徴とする請求項７に記載のレンズモジュール。
少なくとも１つの前記回路板は、前記第１接続部の前記第２接続部から離間する一方側から前記固定フレーム外まで延在する延在板をさらに備え、前記延在板は、外部回路に電気的に接続されていることを特徴とする請求項８に記載のレンズモジュール。
前記第１接続部及び／又は前記第２接続部は、少なくとも一部が前記固定フレームに露設され、前記レンズモジュールは、防護カバーをさらに備え、前記防護カバーは、前記固定フレームに取り付けられ、且つ前記第１接続部及び／又は前記第２接続部を覆うことを特徴とする請求項７に記載のレンズモジュール。