JP7064699B2 - 洗面カウンターの取付構造 - Google Patents
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Description
その際、左右方向における洗面キャビネットに対する洗面カウンターの位置決め及びズレ防止のために、洗面キャビネットの側壁上部に位置決め部材が設けられている。
そのため、位置決め部材を洗面カウンターの側壁部の内面同士の間隔に合わせて位置調整する又は新たにサイズの異なる位置決め部材を用意する必要が発生してしまうという課題がある。
そのため、例えば、洗面キャビネットはそのまま利用し洗面カウンターのみを異なる材質や形状に取り替える場合、洗面カウンターの側壁部の強度を担保するための最低限必要な厚みが異なることにより、一対の側壁部の内面同士の間隔が小さくなったとしても洗面キャビネットの上面に設けられた位置決め部材のサイズの変更や位置決め部材の左右方向における細かい位置調整が不要である。
そのため、例えば、洗面キャビネットはそのまま利用し洗面カウンターのみを異なる材質や形状に取り替える場合、洗面カウンターの側壁部の強度を担保するための最低限必要な厚みが異なることにより、一対の側壁部の内面同士の間隔が小さくなったとしても洗面キャビネットの側板の上面に設けられた位置決め部材のサイズの変更や位置決め部材の左右方向における細かい位置調整が不要である。
図1は、本発明の実施形態における洗面化粧台の外観斜視図である。
なお、ミラーキャビネット60は必ずしも設ける必要はない。
図2(a)は、本発明の実施形態における洗面カウンターを背面から見た外観斜視図である。図2(b)は、図2(a)における凹み部の詳細を表す斜視図である。
この凹み部13は、部分的に設けられており、強度の観点から凹み部13の面積は小さい方が好ましい。
なお、バックガード16は必ずしも設ける必要はなく、凹み部13は側壁部12aに設けられていてもよい。
図3は、本発明の実施形態における位置決め部材を表す斜視図である。
図4は、本発明の実施形態における洗面カウンターの取付構造を表す斜視図である。
図5は、本発明の実施形態における洗面キャビネットの側板の上面を表す斜視図である。
位置決め部材30は、ヘッド部31と、フランジ部32と、ヘッド部31とフランジ部32とを繋ぐ支持部33と、挿入部34と、を有している。
ヘッド部31は、支持部33に対して径が大きく設けられている。
具体的には、ヘッド部31の外径D2と、支持部33の外径D1との関係は、D2>D1となっている。
この構成により、凹み部13と位置決め部材30との接触面は小さく抑えつつ、凹み部13との接触面の高さを高い位置に確保することが可能となる。
そのため、図4に示すように、洗面キャビネット20に対し、洗面カウンター10を取り付ける際に、洗面カウンターの側壁部12cが左右方向の位置決めを行うため左右方向に動かしたとしても、位置決め部材30を乗り越えることを抑制できるとともに、周囲の側壁部12cよりも薄くなっている凹み部13が破損することを抑制できる。
具体的には、ダボ孔22aに対し、挿入部34を挿入しフランジ部32の下面が側板22の上面に当接させる。
そのため、位置決め部材30は、側壁部12cより硬度が低い。
本願明細書において、「硬度」とは、「硬さ」と同等であり、例えばビッカース硬さ試験(JIS Z 2244)、ブリネル硬さ試験(JIS Z 2243)、あるいはロックウェル硬さ(JIS Z 2245)などに基づいて測定可能な値をいう。
そのため、例えば、洗面キャビネット20はそのまま利用し洗面カウンター10のみを異なる材質や形状に取り替える場合、洗面カウンターの側壁部12cの強度を担保するための最低限必要な厚みが異なることにより、一対の側壁部12cの内面同士の間隔が小さくなったとしても洗面キャビネット20の上面に設けられた位置決め部材30のサイズの変更や位置決め部材30の左右方向における細かい位置調整が不要である。
本発明において、凹み部13は側壁部12cの下端周辺より上方に部分的に設けられていてもよい。また、位置決め部材は30、木製のダボや金属製の金具を用いてもよい。
また、これら具体例に、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えて
いる限り、本発明の範囲に包含される。例えば、前述した各具体例が備える各要素および
その配置、材料、条件、形状、サイズなどは、例示したものに限定されるわけではなく適
宜変更することができる。
10:洗面カウンター
11:天板部
12a、12b、12c:側壁部
13:凹み部
14:洗面ボウル部
16:バックガード部
20:洗面キャビネット
21:扉
22:側板
22a:ダボ孔
30:位置決め部材
31:ヘッド部
32:フランジ部
33:支持部
34:挿入部
40:水栓金具
60:ミラーキャビネット
61:扉
Claims (2)
- 洗面キャビネットと、前記洗面キャビネットの上部に載置される洗面カウンターとを取付けるための洗面カウンターの取付構造において、
前記洗面キャビネットは、一対の側板を有し、
前記洗面カウンターは、前記洗面カウンターの左右方向における外縁に一対の側壁部を有し、
前記一対の側板の上部には、位置決め部材が設けられているとともに、前記一対の側壁部の底面側から内面側にかけて、位置決め部材を当接させるための凹み部が形成されていることを特徴とする洗面カウンターの取付構造。 - 前記位置決め部材は、前記洗面カウンターの硬度よりも低くなるように構成された請求
項1記載の洗面カウンターの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018015488A JP7064699B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 洗面カウンターの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018015488A JP7064699B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 洗面カウンターの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019130082A JP2019130082A (ja) | 2019-08-08 |
JP7064699B2 true JP7064699B2 (ja) | 2022-05-11 |
Family
ID=67545083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018015488A Active JP7064699B2 (ja) | 2018-01-31 | 2018-01-31 | 洗面カウンターの取付構造 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP7064699B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004229761A (ja) | 2003-01-28 | 2004-08-19 | Matsushita Electric Works Ltd | 樹脂製洗面ボウルの取付構造 |
JP2011224278A (ja) | 2010-04-23 | 2011-11-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | キャビネットにおける幕板の変形抑制構造 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6129822Y2 (ja) * | 1981-06-15 | 1986-09-02 |
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2018
- 2018-01-31 JP JP2018015488A patent/JP7064699B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2011224278A (ja) | 2010-04-23 | 2011-11-10 | Panasonic Electric Works Co Ltd | キャビネットにおける幕板の変形抑制構造 |
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JP2019130082A (ja) | 2019-08-08 |
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