JP7064126B2 - 造粒土 - Google Patents
造粒土 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7064126B2 JP7064126B2 JP2017186741A JP2017186741A JP7064126B2 JP 7064126 B2 JP7064126 B2 JP 7064126B2 JP 2017186741 A JP2017186741 A JP 2017186741A JP 2017186741 A JP2017186741 A JP 2017186741A JP 7064126 B2 JP7064126 B2 JP 7064126B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- soil
- granulated
- raw material
- wheat
- granulated soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Soil Conditioners And Soil-Stabilizing Materials (AREA)
Description
この発明によれば、この原料土壌を造粒固化することで、加えた有用物質である麦由来有機物や腐植物質が散水や降雨により流出することや分離偏在することを抑制し、また、土壌の保肥力及び保水力を維持し、土壌のpHの変化を緩衝できる。
この発明によれば、造粒・乾燥時に固化した二酸化珪素及び粘土に含まれる珪酸塩の一部が麦由来有機物や腐植物質を保持することができる。
本件出願人は、本発明の造粒土の性状を調べるため、次の実験を行った。実験の概要と結果を以下に示す。以下、実験例、実施例及び比較例を示して本発明をより具体的に説明するが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
原料土壌として粘土以外の二酸化珪素の割合を10、15、21、23、25、27、29及び35wt%とし、腐植物質の割合を4.5wt%、麦由来有機物としてふすまを0.07wt%含み残部が粘土である原料土壌を混合し、温度700℃の熱風乾燥炉において10分間造粒固化した造粒土を作成した。これら造粒土の比表面積をユアサアイオニクス製ガス吸着量測定装置を用いて測定したところ、二酸化珪素の割合毎に180、170、160、150、140、110、80及び60m2/gだった。また、この造粒土に対し、富士平工業社製土壌分析器ZA-IIを用い陽イオン交換容量(CECと記すこともある)を測定したところ、二酸化珪素の割合毎に60、50、45、40、40、30、30及び15cmol(+)/kgだった。更に、この造粒土の硬度をデュロメータA型で測定したところ、その硬度は、30点の平均で20であった。これら造粒試験の結果とこの造粒土を植物栽培用土壌として用いた場合のCECの評価及び硬度の評価を図3に示す。
原料土壌として粘土以外の二酸化珪素の割合を25wt%、腐植物質の割合を4.5wt%、麦由来有機物としてふすまを0.07wt%含み残部が粘土である原料土壌を、熱風乾燥炉を用い、温度350、450、620、700、850、950及び1000℃の各温度で10分間造粒固化した。このときの造粒土のデュロメータA型硬度は、造粒固化温度350℃で3、造粒固化温度450℃で12、造粒固化温度620℃で17、造粒固化温度700℃で20、造粒固化温度850℃で23、造粒固化温度950℃で30、造粒固化温度1000℃で40であり、造粒固化温度が高いほど硬度が高くなった。一方、CECは、造粒固化温度350℃で50、造粒固化温度450℃で45、造粒固化温度620℃で40、造粒固化温度700℃で40、造粒固化温度850℃で35、造粒固化温度950℃で20、造粒固化温度1000℃で10cmol(+)/kgとなり、造粒固化温度が高くなると低下する傾向にあることがわかった。これら造粒試験の結果とこの造粒土を植物栽培用土壌として用いた場合のCECの評価及び硬度の評価を図4に示す。また温度が高くなるほど、経済性が低下するため、エネルギーや熱風乾燥炉の耐用年数などを考慮した経済性についても図4に列記する。
原料土壌として粘土以外の二酸化珪素の割合を25wt%、麦由来有機物としてふすまの割合を0.07wt%とし、腐植物質の割合を0、0.5、1.0、2.5、4.0、5.5、7.0及び8.0wt%とし、残部を粘土とした原料土壌を作成した。この原料土壌を温度600℃にて造粒固化した造粒土を作成した。それぞれの造粒土の陽イオン交換容量(CECと記すこともある)とこの造粒土を植物栽培用土譲として用いた場合のCECの評価を図5に示す。また、この時の造粒土のデュロメータA型硬度は、腐植物質の添加量に係わらず、13から16であり、好適であった。
原料土壌として粘土以外の二酸化珪素の割合を25wt%、腐植物質の割合を4.5wt%とし、麦由来有機物の割合を0、0.005、0.05、0.1、0.2、0.4、0.5及び0.6wt%とし、残部を粘土とした原料土壌を作成した。この原料土壌を600℃の熱風乾燥炉において10分間造粒固化した造粒土を作成した。このそれぞれの造粒土を放冷後、水9リットルに対し1kg加えた水槽を作成し、1週間放置後、30匹のメダカを飼育した。飼育後11日経過したのち、この水中における亜硝酸イオン濃度に対する硝酸イオン濃度の比[硝酸イオン濃度]/[亜硝酸イオン濃度]及び10人を対象とした臭気判定結果をまとめたものを図7で示す。なお、亜硝酸イオン濃度及び硝酸イオン濃度はイオンクロマトグラフにより測定した。
原料土壌として粘土以外の二酸化珪素の割合を25wt%、腐植物質の割合を4.5wt%、麦由来有機物としてふすまを0.07wt%含み残部が粘土である原料土壌を温度700℃の熱風乾燥炉において10分間造粒固化した造粒土を作成した。この造粒土の比表面積は、142m2/gだった。この造粒土を放冷後、水9リットルに対し1kgを投入した水槽において水槽から採取した水中の生菌数を調査した。30日後の水中における生菌数は2.0×105個/mLであり、微生物の繁殖が確認された。
実施例1と同じ造粒土を用い、この造粒土を水9リットルに対し1kgを投入した水槽においてメダカの飼育を行い、経過日数に対する生存数を調べた。20日飼育後において67%のメダカが生存していた。この水中の亜硝酸イオン(NO2 -)濃度及び硝酸イオン(NO3 -)濃度をイオンクロマトグラフにより調べたところ、11日飼育後においてNO2 -濃度及びNO3 -濃度はそれぞれ2ppm及び6ppmであり、メダカから発生したNH3を硝酸細菌などの土壌細菌がNO2 -に酸化し、更に微生物の働きによりNO2 -がNO3 -に変化した状況が確認できた。以上の結果を図1に示す。
実施例1と同じ造粒土を用い、この造粒土において高さ60cmのトマトの苗を30日間栽培した。栽培に必要な水と肥料の量を調べた。肥料としては、油かすを用い、造粒土に対し1wt%の割合で混合した。トマトの葉に枯れが認められないように注意しながら栽培した場合に必要とした水と肥料の量は、後述する水苔含有園芸用土を用いた場合に必要とした水と肥料の量の50%程度だった。同量のトマトを収穫するためには、造粒土の場合は、水苔含有園芸用土を用いた場合の1/2程度の肥料の量で済んだ。また、根の張り方は、造粒土を用いた場合は水苔含有園芸用土を用いた場合に比べ1.5倍程度広く張り、好適であることが確認された。この根の張り方については、図7に結果を示した。
ふすまを籾殻に変更した以外はすべて実施例1と同じ製法で製造した造粒土(以下、ふすまなし造粒土とする)を作成した。このふすまなし造粒土の比表面積は、146m2/gだった。また、このふすまなし造粒土30粒の平均のデュロメータA型硬度は21だった。この造粒土を水9リットルに対し1kgを投入した水槽において水槽から採取した水中の生菌数を調査した。ふすまなし造粒土を投入した水槽において水槽から採取した水中の生菌数を調査した結果、30日後の水中における生菌数は2.5×104個/mLであり実施例1の生菌数に比べ1/10程度であった。
比較例1で作成した造粒土を投入した水槽においてメダカの飼育を行い、経過日数に対する生存数を調べた。この造粒土を水9リットルに対し1kgを投入した水槽においてメダカの飼育を行い、経過日数に対する生存数を調べた。20日飼育後において17%のメダカが生存していた。この水中の亜硝酸イオン(NO2 -)濃度及び硝酸イオン(NO3 -)濃度をイオンクロマトグラフにより調べたところ、11日飼育後においてNO2 -濃度及びNO3 -濃度はそれぞれ6ppm及び3ppmであり、メガカから発生したアンモニア態窒素(NH3と記すこともある)を微生物がNO2 -に酸化した後、NO2 -からNO3 -が生成しづらい状況が確認できた(図1)。
造粒土のかわりに水苔含有園芸用土を用いた以外は同じ条件で30日間トマトの栽培を行い、栽培に必要な水と肥料の量を調べた。実施例1と全く同じ条件の場合、トマトの育成が悪く、葉色が茶色くなり、肥料の欠乏症が疑われた。水苔含有園芸用土を用いた栽培において、適切な栽培を行った場合に必要とした水と肥料の量は、本発明の造粒土においてトマトを栽培した場合に必要とした水と肥料の量の約2倍であった。また、水苔含有園芸用土を用いた栽培において、適切な栽培を行った場合でもトマトの根の張りは、造粒土を用いた場合に比べ、2/3程度であることが確認された。実施例3と比較例3で実施したトマトの根の張りを撮影した図を図7に示す。
Claims (3)
- 粘土以外に含まれる二酸化珪素を15wt%以上30wt%以下、腐植物質を1wt%以上7wt%以下、麦由来有機物を0.01wt%以上0.5wt%以下を含み残部が粘土である原料土壌を造粒固化し、デュロメータA型硬度が5以上60以下、陽イオン交換容量が30cmol(+)/kg以上50cmol(+)/kg以下であることを特徴とする、造粒土。
- 前記造粒土の比表面積が80m2/g~170m2/gである請求項1に記載の造粒土。
- 前記麦由来有機物がふすまである請求項1から2いずれか一項に記載の造粒土。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017186741A JP7064126B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 造粒土 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017186741A JP7064126B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 造粒土 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019058134A JP2019058134A (ja) | 2019-04-18 |
JP7064126B2 true JP7064126B2 (ja) | 2022-05-10 |
Family
ID=66175598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017186741A Active JP7064126B2 (ja) | 2017-09-27 | 2017-09-27 | 造粒土 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7064126B2 (ja) |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002305965A (ja) | 2001-04-16 | 2002-10-22 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 植物育成培地製造装置、植物育成培地製造方法、及び植物育成培地 |
JP2003104786A (ja) | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 植物用機能性組成物に用いる担体及びその製造方法並びに、当該担体を用いた植物用機能性組成物及びその製造方法 |
US20040011102A1 (en) | 2002-07-17 | 2004-01-22 | Sears Karl D. | Lignocellulose fiber composite with soil conditioners |
JP2004024266A (ja) | 2001-11-21 | 2004-01-29 | Co-Op Chem Co Ltd | 培土 |
JP2006061003A (ja) | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Nisshin Flour Milling Inc | 土壌の還元消毒方法 |
JP2010106270A (ja) | 2008-10-01 | 2010-05-13 | Sony Corp | 樹脂組成物及び発泡成形体 |
JP2015109823A (ja) | 2013-10-31 | 2015-06-18 | 有限会社ソルチ | 焼土製造方法及び焼土 |
JP2017079659A (ja) | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 有限会社ソルチ | ピートモス入り焼土製造方法及びピートモス入り焼土 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2880754B2 (ja) * | 1989-09-16 | 1999-04-12 | 有限会社助五郎陶苑 | 土壌改良剤の製造方法 |
JP3006620B2 (ja) * | 1990-01-12 | 2000-02-07 | 山川産業株式会社 | 無機多孔質体の製造方法 |
JP3340839B2 (ja) * | 1993-03-24 | 2002-11-05 | 日清製粉株式会社 | 病原菌防除効果を有する芝草用の微生物資材 |
JPH0787839A (ja) * | 1993-09-24 | 1995-04-04 | Sekisui Plastics Co Ltd | 植物用の人工培地 |
JPH1156097A (ja) * | 1997-08-27 | 1999-03-02 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 植え芝造成促進材及びそれを用いた植え芝造成方法 |
-
2017
- 2017-09-27 JP JP2017186741A patent/JP7064126B2/ja active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002305965A (ja) | 2001-04-16 | 2002-10-22 | Sumitomo Forestry Co Ltd | 植物育成培地製造装置、植物育成培地製造方法、及び植物育成培地 |
JP2003104786A (ja) | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Sumitomo Osaka Cement Co Ltd | 植物用機能性組成物に用いる担体及びその製造方法並びに、当該担体を用いた植物用機能性組成物及びその製造方法 |
JP2004024266A (ja) | 2001-11-21 | 2004-01-29 | Co-Op Chem Co Ltd | 培土 |
US20040011102A1 (en) | 2002-07-17 | 2004-01-22 | Sears Karl D. | Lignocellulose fiber composite with soil conditioners |
JP2006061003A (ja) | 2004-08-24 | 2006-03-09 | Nisshin Flour Milling Inc | 土壌の還元消毒方法 |
JP2010106270A (ja) | 2008-10-01 | 2010-05-13 | Sony Corp | 樹脂組成物及び発泡成形体 |
JP2015109823A (ja) | 2013-10-31 | 2015-06-18 | 有限会社ソルチ | 焼土製造方法及び焼土 |
JP2017079659A (ja) | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 有限会社ソルチ | ピートモス入り焼土製造方法及びピートモス入り焼土 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019058134A (ja) | 2019-04-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Li et al. | Impact of biochar addition on soil properties and water-fertilizer productivity of tomato in semi-arid region of Inner Mongolia, China | |
Singh et al. | The effect of rice husk biochar on soil nutrient status, microbial biomass and paddy productivity of nutrient poor agriculture soils | |
Álvarez et al. | Vermicompost and biochar as substitutes of growing media in ornamental-plant production | |
Singla et al. | Effect of biogas digested slurry based-biochar and digested liquid on N 2 O, CO 2 flux and crop yield for three continuous cropping cycles of komatsuna (Brassica rapa var. perviridis) | |
Choi et al. | Effects of biochar mixtures with pine-bark based substrates on growth and development of horticultural crops | |
JP5205588B2 (ja) | 人工ゼオライトを含む培養土改良材及び培養土 | |
El Sharkawi et al. | Development of treated Rice Husk as an alternative substrate medium in cucumber soilless culture | |
Wrobel-Tobiszewska et al. | Biochar for eucalyptus forestry plantations | |
NS et al. | Effects of palm kernel biochar and food waste compost on the growth of palm lily (Cordyline fruticosa), coleus (Coleus sp.), and boat lily (Rhoeo discolor). | |
JP4049370B2 (ja) | 有機肥料を用いた植物の栽培方法 | |
Cowan et al. | Integration of algae treatment with hydroponic crop waste to reduce impact of nutrient waste streams | |
Reddy et al. | Greenhouse gases emissions and agronomic productivity as influenced by varying levels of N fertilizer and tank silt in degraded s emiarid Alfisol of Southern India | |
JP2007228978A (ja) | 有機肥料を用いた植物の栽培方法 | |
JP7064126B2 (ja) | 造粒土 | |
Nguyen | Compost effects on soil water content, plant growth under drought and nutrient leaching. | |
Cole et al. | Effect of cotton gin compost on substrate properties and growth of azalea under differing irrigation regimes in a greenhouse setting | |
Rajkovich | Biochar as an amendment to improve soil fertility | |
RU2301825C1 (ru) | Искусственная почва | |
Rakocy et al. | Alternative media types for seedling production of lettuce and basil | |
Olanrewaju et al. | Influence of Rice Husk Biochar and Its Application Methods on Silicon Dynamics and Rice Yield in Sandy‐Loam Soil | |
JP2001028942A (ja) | シクラメン栽培用培地 | |
Helseth | Improving Dryland Organic Winter Wheat Performance with the Inclusion of Composted Cattle Manure and Cover Crops | |
Ekpe et al. | DISCOVERY | |
ROTARU et al. | COMPARATIVE STUDY ON THE GROWTH AND DEVELOPMENT OF LETTUCE (LACTUCA SATIVA LOLLOBIONDA) IN AQUAPONIC SYSTEM AND HYDROPONIC SYSTEM | |
JP2004008067A (ja) | 給液制御養液栽培方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171123 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200727 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20200730 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210709 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210817 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211008 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220404 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7064126 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |