JP7063382B2 - 設備監視システム、設備監視方法、及び、設備監視プログラム - Google Patents

設備監視システム、設備監視方法、及び、設備監視プログラム Download PDF

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Description

本発明は、設備監視システム等に関する。
様々な分野で省力化、省人化のための設備導入が進んでいる。例えば、リテール店舗では、飲料の提供などを自動化する設備の導入が盛んになっている。このような設備では、設備の障害による機会損失、CS(顧客満足度)低下が課題となっている。すなわち、設備に不具合が生じた際の、対応時間を削減することが求められている。対応時間の削減には、不具合に対する有効な対処方法をいち早く実行することが必要である。このため、不具合が発生した場合に、不具合の内容と、当該不具合に対する対処方法を通知することが、一般的に行われている。しかしながら、単純に対処方法を通知する方法では、対処方法が複数ある場合に、どの対処方法を行ったら良いか分からないという課題があった。
この課題を解決する技術が、例えば特許文献1に開示されている。この技術では、過去に実績のある対処方法から優先的にディスプレイに表示する。こうして、有効性が高いと推定される対処方法を保守担当のオペレータに通知することができる。
特開2004-227175号公報
しかしながら、特許文献1の技術では、実績を基準にしているため、目視で直ぐ確認できる対処方法があったとしても、必ずしも優先的に表示されるとは限らない。その結果、目視確認よりも時間がかかる対処方法を、先に試して時間をロスしてしまう場合があった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、設備の不具合に対して、目視確認できる対処方法を優先して通知する設備監視システムを提供することを目的としている。
上記の課題を解決するため、本発明の設備監視システムは、異常・異常予兆検出手段と、対処方法データベースと、対処方法抽出手段と、目視確認可否判定手段と、優先順位設定手段と、対処方法通知手段とを有している。異常・異常予兆検出手段は、設備の異常または異常予兆を検出する。対処方法データベースは、目視確認の可否を含む異常・異常予兆に対する対処方法を記憶する。対処方法抽出手段は、検出した異常・異常予兆に対する対処方法を対処方法データベースから抽出する。目視確認可否判定手段は、抽出した対処方法が目視確認を含むか否かを判定する。優先順位設定手段は、抽出した対処方法が複数あった場合に、目視確認を含む対処方法に高い優先順位を設定する。対処方法通知手段は、設定した優先順位に基づいて、対処方法を通知する。
本発明の効果は、設備の不具合に対して、目視確認できる対処方法を優先して通知する設備監視システムを提供できることである。
第1の実施形態の設備監視システムを示すブロック図である。 第2の実施形態の設備監視システムのハードウェア構成を示すブロック図である。 第2の実施形態の設備監視システムを示すブロック図である。 第2の実施形態の設備監視システムの動作を示すフローチャートである。 第2の実施形態の具体例を示すブロック図である。 第2の実施形態の具体例の異常・異常予兆検出データの例を示す図である。 第2の実施形態の具体例の対処方法のデータ例を示す図である。 第2の実施形態の具体例の対処方法の通知の表示例を示す図である。 第2の実施形態の具体例の表示画面の一例を示す図である。 第3の実施形態の設備監視システムを示すブロック図である。 第3の実施形態の設備監視システムの動作を示すフローチャートである。 第3の実施形態の具体例を示すブロック図である。 第3の実施形態の具体例の異常・異常予兆検出データの例を示す図である。 第3の実施形態の具体例の対処方法のデータ例を示す図である。 第3の実施形態の具体例の第2の異常・異常予兆検出データの例を示す図である。 第3の実施形態の具体例の第2の対処方法のデータ例を示す図である。 第3の実施形態の具体例の優先順位判定例を示す図である。 第3の実施形態の具体例の対処方法の通知の表示例を示す図である。 第4の実施形態の設備監視システムを示すブロック図である。 第4の実施形態の設備監視システムの動作を示すフローチャートである。 第4の実施形態の具体例を示すブロック図である。 第5の実施形態の出力装置の例を示すブロック図である。 第5の実施形態の通知の表示例を示す図である。 第5の実施形態の通知の別の表示例を示す図である。 第5の実施形態の通知のさらに別の表示例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。なお各図面の同様の構成要素には同じ番号を付し、説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態の設備監視システム10を示すブロック図である。設備監視システムは、異常・異常予兆検出手段1と、対処方法データベース2と、対処方法抽出手段3と、目視確認可否判定手段4と、優先順位設定手段5と、対処方法通知手段6とを有している。
異常・異常予兆検出手段1は、設備の異常・異常予兆を検出する。ここで、異常予兆とは、現在は、通常状態(あるいは正常状態)であるが、将来的に異常な状態が生じる可能性がある状態を表しているとする。異常な状態が生じる可能性がある状態とは、通常状態であっても、異常状態が生じる予兆となる事象が生じている状態を表す。
対処方法データベース2は、目視確認の可否を含む、異常・異常予兆に対する対処方法を記憶する。
対処方法抽出手段3は、検出した異常・異常予兆に対する、対処方法を対処方法データベース2から抽出する。
目視確認可否判定手段4は、抽出した対処方法が目視確認を含むか否かを判定する。
優先順位設定手段5は、抽出した対処方法が複数あった場合に、目視確認を含む対処方法に高い優先順位を設定する。
対処方法通知手段6は、設定した優先順位に基づいて、対処方法を通知する。
以上説明したように、本実施形態によれば、異常・異常予兆に対する対処方法が複数あった場合に、目視確認できる対処方法を優先して通知する設備監視システムを提供することができる。
(第2の実施形態)
図2は、第2の実施形態の設備監視システム1000のハードウェア構成を示すブロック図である。設備監視システム1000は、設備2000からデータを収集するデータ収集器1100と、データを処理するコンピュータ1200と、データを記憶する記憶装置1300と、出力装置1400とを有する。
図3は、設備監視システム1000の機能ブロックを示すブロック図である。コンピュータ1200には、設備監視ユニット1210を実装する。記憶装置1300には、対処方法データベース1310を実装する。出力装置1400には、例えば、表示装置1410、スピーカ1420、プリンタ1430などを用いることができる。
設備監視ユニット1210は、データ受信部1211と、異常・異常予兆検出部1212と、対処方法抽出部1213と、目視確認可否判定部1214と、優先順位設定部1215と、対処方法通知制御部1216とを有する。
データ受信部1211は、データ収集器1100が収集した、設備2000の状態や稼働状況に関する設備監視データを受信する。なお、以降の説明では設備監視データを、監視データまたは、単にデータと略記する場合がある。
異常・異常予兆検出部1212は、受信したデータの異常または異常予兆を検出し、その内容を特定する。前述したように、異常予兆とは、異常状態が生じる予兆となる事象が生じている状態を表している。対処方法データベース1310は、各種の異常および異常予兆、それぞれに対応する対処方法を記憶する。なお、以降の説明ではデータベースのことをDBと略記する場合がある。
対処方法抽出部1213は、検出、特定された異常・異常予兆に対する対処方法を、対処方法データベース1310から抽出する。
目視確認可否判定部1214は、抽出した対処方法が目視確認可能であるか否かを判定する。
優先順位設定部1215は、抽出した対処方法が複数あった場合に、目視確認可能な対処方法に高い優先順位を設定する。
対処方法通知制御部1216は、優先順位が付与された対処方法を、優先順位に基づいて、出力するように、出力装置1400を制御する。例えば、優先順位が反映された、対処方法のリストを表示装置1410に表示することができる。あるいは、スピーカ1420から音声で通知したり、プリンタ1430から印刷したりしても良い。
図4は、設備監視システム1000の動作を示すフローチャートである。まず、設備監視システム1000は、受信した設備監視データを解析して、異常または異常予兆を検出する(S1)。この時、設備監視システム1000は、解析結果から、異常・異常予兆の種類を可能な範囲で特定する。特定した異常・異常予兆は、例えば種類ごとにエラーコードを付与して管理することができる。次に、設備監視システム1000は、対処方法データベースを参照し(S2)、特定した異常・異常予兆に対応する対処方法を抽出する(S3)。次に、設備監視システム1000は、抽出した、それぞれの対処方法について、目視確認が可能であるか判定する(S4)。目視確認が可能であるか否かは、例えば、対処方法データベースに記憶する対処方法のデータに、目視確認の可否を示すフラグを付与しておくことで識別することができる。抽出した対処方法が、目視確認可能であった場合には(S4_Yes)、設備監視システム1000は、当該対処方法に高い優先順位を設定する(S5)。一方、抽出した対処方法が目視確認不可だった場合は(S4_No)、設備監視システム1000は、当該対処方法に高い優先順位を付与しないで、次のステップに進む。次に、設備監視システム1000は、設定した優先順位に従って、対処方法を通知する(S6)。前述したように、通知は表示装置への表示や、音声、印刷などによって行うことができる。
(具体例1)
次に、設備として店舗に設置されたコーヒーマシンを用いた具体例について説明する。図5は、具体例1のコーヒーマシン監視システム1001を示すブロック図である。コーヒーマシン監視システム1001は、データ収集器1100aと、コーヒーマシン監視ユニット1210aと、対処方法データベース1310aと、表示装置1410aとを有する。本具体例では、設備監視データとして、電流センサ1110aによって収集されるコーヒーマシン2000aの電流波形を用いる。データ収集器1100aは、所定のサンプリングタイムで、電流値をサンプリングする。コーヒーマシン監視ユニット1210aは、電流波形を解析して、異常または異常予兆を検出し、その種類を特定する。コーヒーマシン監視ユニット1210aは、特定した異常・異常予兆にエラーコードを付与する。
図6は、異常・異常予兆検出結果の一例を示す図である。この例では、店舗Aのコーヒーマシンaで、2017年7月27日18:55に、エラーコード000001の異常が検出されている。
コーヒーマシン監視ユニット1210aは、エラーコード000001に対応する対処方法を対処方法データベース1310aから抽出する。図7は、対処方法データベース1310aに格納されている対処方法の例を示す図である。エラーコード000001の対処方法には、「イ.キャニスタの豆が偏ってないか、豆量が足りているか確認してください。」と「ロ.ミル周りの清掃をしてください。」がある。このうち、イは目視確認が可能であり、ロは目視確認不可である。したがって、コーヒーマシン監視ユニット1210aは、イに高い優先順位を付与する。
図8は、対処方法を通知する表示の例を示す図である。図8の例では、対処方法の1にイの内容を表示し、2にロの内容を表示している。コーヒーマシン監視ユニット1210aは、この表示により、目視確認可能なイの対処方法を先に行うように通知することができる。
図9は、ユーザーインターフェースとなる、表示画面への表示例を示す図である。表示装置は、例えば、店舗における設備の管理を行う端末のディスプレイである。表示画面では、異常の内容と、対処を促すアラームを表示し、まず「キャニスタの豆が偏ってないか、豆量が足りているか確認してください。」を実行するように推奨している。また、コーヒーマシンのメンテナンスに関する他の情報を合わせて表示している。さらに、マニュアルを参照するためのアイコンと、コールセンターに電話するアイコンも表示している。これらに加えて、売上量のグラフも表示している。このような表示画面を参照することにより、ユーザーは、速やかに有効な対処方法を知ることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、設備の異常・異常予兆を検出した場合に、目視確認可能な対処方法を先に実行するように通知することができる。
(第3の実施形態)
図10は、第3の実施形態の設備監視システム3000を示すブロック図である。なお、この図では、ハードウェアの記載を省略している。
本実施形態の設備監視システム3000は、設備監視データとして、設備2000から、第1のデータと、第2のデータの2種類のデータを収集する。2種類のデータを収取することによって、より詳細な異常・異常予兆の解析を行うようにしている。
設備監視システム3000は、第1のデータ収集器3110と、第2のデータ収集器3120と、設備監視ユニット3200と、対処方法データベース3300と、出力装置3400とを有している。
設備監視ユニット3200は、第1の異常・異常予兆検出部3210と、第1の対処方法抽出部3220と、第2の異常・異常予兆検出部3230と、第2の対処方法抽出部3240とを有している。また、設備監視ユニット3200は、目視確認可否判定部3250と、優先順位設定部3260と、対処方法通知制御3270とを有している。なお、図10では、データを受信するデータ受信部の記載を省略している。
図11は、設備監視システム3000の動作を示すフローチャートである。以下の説明では、第1のデータは、大まかな異常・異常予兆の監視に用い、第2のデータは詳細な解析に用いることを想定しているが、このような役割分担に限定しなくても良い。
設備監視システム3000は、まず第1のデータの異常・異常予兆を検出する(S101)。次に、第1のデータ異常・異常予兆に対応する対処法を第1の対処方法DB3310から、抽出する(S102)。
次に、設備監視システム3000は、第1のデータの異常・異常予兆を検出した時刻から所定の時間範囲内の第2のデータを取得する。上記の所定範囲は、例えば、第2のデータの異常・異常予兆の有無を検出するのに十分なサンプリング数が含まれるように決めることができる。また、ある故障について、第1のデータに異常・異常予兆が表れるタイミングと、第2のデータに異常・異常予兆が現れるタイミングの関係が把握されているような場合には、その関係に基づいて上記の所定範囲を定めても良い。例えば、第1のデータが電流波形、第2のデータが音響データであるとする。例えば、スライドレールに異常が発生した場合、モータの負荷変動による電流変動が発生し、その数分以内に異音が発生する確率が高いことが予め分かっていたとする。この場合は、電流波形の異常検出時刻から前後10分程度の音響データを取得することが有効である。そして、取得した第2のデータに異常・異常予兆が検出された場合には(S104_Yes)、設備監視システム3000は、第2の対処方法DBから、第2のデータ異常・異常予兆に対応する対処方法を抽出する(S105)。そして、S106に進む。一方、第2のデータに異常・異常予兆が無かった場合には(S104_No)、そのままS106に進む。なお、第1の対処方法の抽出と、第2の対処方法の抽出とは、順不同で良い。
S106では、設備監視システム3000は、抽出した第1の対処方法と第2の対処方法に、目視確認可能な対処方法があるか判定し、目視確認可能な対処方法に高い優先順位を設定する。なお、該当する対処方法が複数ある場合に、優先度を決めるルールを別に定めておいてもよい。例えば、その対処方法で復旧した累積回数が多い順とすることができる。しかしながら、これに限られるものではなく、目的に応じて適宜定めることができる。次に、抽出した第1の対処方法と第2の対処方法に共通する対処方法があれば、設備監視システム3000は、目視確認可能な対処方法の次に高い優先順位を設定する(S107)。そして設備監視システム3000は、設定した優先順位に基づいて、対処方法を出力装置に通知する(S108)。以上のように、2種類の監視データを用いることにより、有効な対処を迅速に行う確率を高めることができる。
(具体例2)
次に、第3の実施形態の具体例について説明する。第2の実施形態と同様にコーヒーマシンの例を用いる。図12は、コーヒーマシン監視システム3001を示すブロック図である。コーヒーマシン監視システム3001は、具体例1の構成に加えて、コーヒーマシン2000aから生じる音響データを取得するためのマイク3111bと、データ収集器3110bとを有している。コーヒーマシン監視システム3001は、第1のデータとして電流波形を用い、第2のデータとして音響データを用いる。なお、図12では、マイク3111bが、コーヒーマシン2000aの外に描かれているが、マイクの設置場所はマシン内でもマシン外でも良い。
図13は第1のデータである電流波形の異常を検出した際の、検出結果の一例を示す図である。コーヒーマシン監視システム3001は、2017年7月27日18:55に、エラーコード000011の異常を検出している。
図14は、エラーコード000011に対応する対処方法を含む第1の対処方法のデータを示す図である。エラーコード000011の異常に対しては、イ、ロ、ハの3つの対処方法があり、このうちイだけが目視確認可能である。
図15は、第2のデータである音響データの異常を検出した検出結果の一例を示す図である。第1のデータの異常を検出したのとほぼ同時刻の18:56にエラーコード000111、ミルモータ音異常有の異常を検出している。
図16は、エラーコード000111に対応する対処方法を含む第2の異常に対する対処方法のリストを示す図である。第1の対処方法に同じ対処方法がある場合には、対応するエラーコードを合わせて記載している。
図17は、優先順位判定例を示す図である。この例では、1)目視確認が可能であること、2)第1の対処方法と第2の対処方法に共通な対処方法があること、3)どちらでもないこと、の順で優先順位を付与するルールとしている。このため、目視確認が可能なイの優先順位を1、共通な対処方法であるハの優先順位を2、どちらでもないロの優先順位を3としている。
図18は、図17の優先順位に従って対処方法を表示した例を示す図である。イの「キャニスタの豆が偏ってないか、豆量が足りているか確認してください。」をリストの一番上に表示することで、先に実行すべきことを示唆している。
(第4の実施形態)
図19は、第4の実施形態の設備監視システム4000を示すブロック図である。本実施形態の設備監視システム4000は、第3の実施形態の設備監視システム3000に加えて、第3の設備監視データを用いるようにしている。そのために、第3のデータ収集器4130と、第3の異常・異常予兆検出部4250と、第3の対処方法DB4330と、第3の対処方法抽出部4260とを備えている。すなわち、設備監視システム4000は、第1、第2、第3、それぞれのデータについて、データ収集器と、異常・異常予兆検出部と、対処方法DBと、対処方法抽出部のセットを備えている。
設備監視ユニット4200は、第3の実施形態と同様に、第1の異常・異常予兆検出部4210と、第1の対処方法抽出部4220と、第2の異常・異常予兆検出部4230と、第2の対処方法抽出部4240とを有している。さらに、第3の異常・異常予兆検出部4250と、第3の対処方法抽出部4260とを有している。また、目視確認可否判定部4270と、優先順位設定部4280と、対処方法通知制御4290とを有している。なお、図19では、データを受信するデータ受信部の記載を省略している。本実施形態において、設備監視ユニット4200は、相互に異なる3種類の異常・異常予兆を検出する。
図20は、設備監視システム4000の動作を示すフローチャートである。設備監視システム4000は、第1、第2のデータの異常・異常予兆に対する対処方法を抽出する(S201)。このS201は、第3の実施形態の図11のフローチャートのS101からS105までの処理である。このため、図20での記載は省略しているが、S201の内容について、図11を参照して、改めて説明する。まず第1のデータの異常・異常予兆を検出する(S101)。第1のデータ異常・異常予兆に対応する対処法を第1の対処方法DB4310から、抽出する(S102)。次に、第1のデータの異常・異常予兆を検出した時刻から、所定の時間範囲内にある第2のデータを取得し(S103)、当該第2のデータに異常・異常予兆があるか判定する(S104)。ここで第2のデータに異常・異常予兆があった場合には(S104_Yes)、第2の対処方法を抽出する(S105)。以上の動作により、S201の処理を実行する。
次に、第1のデータの異常・異常予兆を検出した時刻から所定の範囲内にある第3のデータを取得し(S202)、取得した第3のデータに異常・異常予兆があるか判定する(S203)。ここで、第3のデータに異常・異常予兆があった場合には(S203_Yes)、第3の異常の対処方法を抽出し(S204)、S205に進む。一方、第3のデータに異常・異常予兆が無かった場合には(S203_No)、そのまま、S205に進む。
S205では、設備監視システム4000は、抽出した3種の対処方法の中で、目視確認可能な対処方法に高い優先順位を設定する。次に、抽出した3種の対処方法の中で、異なるデータの間で、共通する対処方法があれば、設備監視システム4000は、目視確認可能な対処方法の次に高い優先順位を設定する(S206)。そして、設備監視システム4000は、設定した優先順位に従って、対処方法を通知する(S207)。以上のように、3種類の監視データを用いることにより、有効な対処方法を優先して実行できる確率を高めることができる。同様に、4種以上の設備監視データを用いて、さらに有効な対処方法を選択する確率を高めることも可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、目視確認が可能な対処方法を迅速に実行することを可能にし、有効な対処方法を選択する確率を高めることができる。
(具体例3)
図21は、具体例3のコーヒーマシン監視システム4001を示すブロック図である。コーヒーマシン監視システム4001は、具体例2の構成に加えて、匂いセンサ4111cと、データ収集器4110cとを有している。なお、図21では、匂いセンサ4111cを設備内部に描いているが、設備の内と外どちらに設置しても良い。この具体例では、設備監視データとして、匂いを追加することで、異常・異常予兆に対して有効な対処方法を選択する確率を向上している。
(第5の実施形態)
本実施形態では、出力装置の例について説明する。図22は本実施形態の出力装置を示すブロック図である。設備監視ユニット1210で作成された対処方法のリストは、図22に示すように、POSレジ端末1400a、POS端末1400b、設備保守端末1400c、設備付属ディスプレイ1400d、店舗の保守用端末1400eなどに出力することができる。ここで店舗の保守用端末1400eは、例えば発注端末も兼ねるようにすることができる。
対処方法のリストは、店舗の保守用端末1400eに表示しても良いし、POS端末1400bに表示しても良いし、他の端末を含む複数の端末に同時に表示しても良い。また、POS端末1400bにPUSH通知して、店舗の保守用端末1400eに誘導し、詳細は店舗の保守用端末1400eに表示しても良い。あるいは、同じデータを設備付属ディスプレイ1400dのメンテナンス画面に表示しても良い。なお、上記のPOSはPoint Of Salesの略である。小売店舗等ではPOS端末が多用されている。第1から4の設備監視システムは、このようなPOSシステムに容易に組み込むことができる。
(具体例4)
本具体例では、出力装置に表示装置を用いる場合の表示例について説明する。図23の一表示例を示す図である。図23では、対処方法を1ページずつ表示して、優先順位の順で配置している。そして、ページを送ることによって、次の対処方法を表示するようにしている。
また、図24では、優先順位を画面上の配置ではなく色によって表す例を示している。ここでは、優先順位が高い順に、赤>緑>黒で表示するようにしている。
また、図25では、優先順位の高い対処方法だけ(ここでは2つ)を表示するようにしている。
以上説明したように、本実施形態によれば、店舗等での運用に適した設備監視システムを提供することができる。
上述した第1乃至第5の実施形態の処理をコンピュータに実行させるプログラムおよび該プログラムを格納した記録媒体も本発明の範囲に含む。記録媒体としては、例えば、磁気ディスク、磁気テープ、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ、などを用いることができる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
この出願は、2018年6月4日に出願された日本出願特願2018-106693を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 異常・異常予兆検出手段
2、1310、3300 対処方法データベース
3 対処方法抽出手段
4 目視確認可否判定手段
5 優先順位設定手段
6 対処方法通知手段
10、1000、3000、4000 設備監視システム
1100 データ収集器
1200 コンピュータ
1300 記憶装置
1400 出力装置
1210、3200、4200 設備監視ユニット

Claims (10)

  1. 設備の異常または異常予兆を検出する異常・異常予兆検出手段と、
    目視確認の可否を含む前記異常または異常予兆に対する対処方法を記憶する対処方法データベースと、
    検出した前記異常または異常予兆に対する前記対処方法を前記対処方法データベースから抽出する対処方法抽出手段と、
    抽出した前記対処方法が目視確認を含むか否かを判定する目視確認可否判定手段と、
    抽出した前記対処方法が複数あった場合に、目視確認を含む前記対処方法に高い優先順位を設定する優先順位設定手段と、
    前記優先順位に基づいて前記対処方法を通知する対処方法通知手段と
    を有することを特徴とする設備監視システム。
  2. 前記異常・異常予兆検出手段が、
    前記設備の前記異常または異常予兆を検出するための第1の設備監視データを収集する第1のデータ収集手段を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の設備監視システム。
  3. 前記異常・異常予兆検出手段が、
    前記設備の前記異常または異常予兆を検出するための前記第1の設備監視データとは異なる第2の設備監視データを収集する第2のデータ収集手段を有する
    ことを特徴とする請求項2に記載の設備監視システム。
  4. 前記異常・異常予兆検出手段が、
    前記設備の前記異常または異常予兆を検出するための前記第1の設備監視データおよび前記第2の設備監視データとは異なる第3の設備監視データを収集する第3のデータ収集手段を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の設備監視システム。
  5. 異なる設備監視データで検出される前記異常または異常予兆に共通する前記対処方法がある場合に、当該対処方法に高い優先順位を設定する請求項3または4のいずれか一項に記載の設備監視システム。
  6. 前記第2の設備監視データが音響データまたは匂いデータである
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか一項に記載の設備監視システム。
  7. 前記第1の設備監視データが電流波形である
    ことを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一項に記載の設備監視システム。
  8. 前記対処方法通知手段が表示装置である
    ことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の設備監視システム。
  9. コンピュータによって実行される設備監視方法であって
    設備の異常または異常予兆を検出し、
    目視確認の可否を含む前記異常または異常予兆に対する対処方法を対処方法データベースから読み出し、
    検出した前記異常または異常予兆に対する前記対処方法を抽出し、
    抽出した前記対処方法が目視確認を含むか否かを判定し、
    抽出した前記対処方法が複数あった場合に、目視確認を含む前記対処方法に高い優先順位を設定し、
    前記優先順位に基づいて前記対処方法を通知する
    ことを特徴とする設備監視方法。
  10. 設備の異常または異常予兆を検出するステップと、
    目視確認の可否を含む前記異常または異常予兆に対する対処方法を対処方法データベースから読み出すステップと、
    検出した前記異常または異常予兆に対する前記対処方法を抽出するステップと、
    抽出した前記対処方法が目視確認を含むか否かを判定するステップと、
    抽出した前記対処方法が複数あった場合に、目視確認を含む前記対処方法に高い優先順位を設定するステップと、
    前記優先順位に基づいて前記対処方法を通知するステップと
    をコンピュータに実行させる設備監視プログラム。
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