JP7062986B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態としての内燃機関の排気浄化装置1のブロック図である。内燃機関の排気浄化装置1は、例えば、内燃機関20と共に車両に搭載されて、内燃機関20の排気中における有害物質、例えば、窒素酸化物(NOx)、一酸化炭素(CO)、炭化水素(HC)、粒子状物質(PM:Particulate Matter)等を浄化する装置である。なお、PMには、スート(すす)、有機溶剤可溶性成分(SOF)、サルフェート(SO4)等が含まれる。
図6は、第2実施形態における内燃機関の排気浄化装置1aのブロック図である。第2実施形態では、主流路における三元触媒50及びSCR触媒60の配置が、第1実施形態と相違する。第2実施形態の排気浄化装置1aでは、SCR触媒60は、主流路においてDPF40よりも下流側、かつ、三元触媒50よりも上流側に配置されている。また、尿素ポンプユニット92、尿素ノズル94、及び第2温度取得部84についても、SCR触媒60の位置に合わせて上流側へと移動されている。三元触媒50は、主流路において最下流側に配置されている。また、第2空燃比取得部78は、DPF40及びSCR触媒60より下流側、かつ、三元触媒50の上流側に配置されている。このような構成の排気浄化装置1aにおいても、制御部10が図2で説明した制御を行うことによって、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
図7は、第3実施形態における内燃機関の排気浄化装置1bのブロック図である。第3実施形態では、主流路におけるDPF40、三元触媒50、及びSCR触媒60の配置が、第1実施形態と相違する。第3実施形態の排気浄化装置1bでは、SCR触媒60は、主流路において最上流側に配置されている。また、尿素ポンプユニット92、尿素ノズル94、及び第2温度取得部84についても、SCR触媒60の位置に合わせて上流側へと移動されている。DPF40は、主流路においてSCR触媒60よりも下流側、かつ、三元触媒50よりも上流側に配置されている。また、差圧取得部76及び第1温度取得部82についても、DPF40の位置に合わせて下流側へと移動されている。三元触媒50は、主流路において最下流側に配置されている。また、第2空燃比取得部78は、DPF40より下流側、かつ、三元触媒50の上流側に配置されている。このような構成の排気浄化装置1bにおいても、制御部10が図2で説明した制御を行うことによって、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
図8は、第4実施形態における空燃比算出装置2のブロック図である。第4実施形態では、第1~3実施形態において制御部10が算出していた内燃機関20の筒内空燃比の目標値A/Ftarget(第1空燃比)を、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置を用いて算出する構成について説明する。空燃比算出装置2は、情報処理部210と、記憶部220と、入出力部230と、図示しないROM、RAM及び通信部を備え、各部は図示しないバスにより相互に接続されている。
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施形態では、内燃機関の排気浄化装置の構成の一例を示した。しかし、排気浄化装置の構成は種々の変形が可能である。例えば、排気浄化装置は、NOx触媒として、SCR触媒と、NSR触媒との両方を備えていてもよい。例えば、SCR触媒で使用される還元剤として、尿素水に代えて、アンモニアガス、アンモニア水、有機溶媒等の非水系溶媒を用いた尿素溶液又はアンモニア溶液等を利用してもよい。例えば、三元触媒は、酸素吸蔵能(OSC:Oxygen Storage Capacity)を有していてもよい。
上記実施形態では、制御部における制御の一例を示した(図2)。しかし、制御部における制御内容は種々の変形が可能である。例えば、ステップS26,S28は省略してもよい。この場合、制御部は、予め実験等で求められて図示しない記憶部に記憶されている目標値A/Ftarget(ストイキよりもリーン寄りの空燃比)を、第1空燃比として使用できる。例えば、ステップS28の手順a1における酸素消費量の算出は、省略してもよい。この場合、制御部は、予め実験等で求められて図示しない記憶部に記憶されている酸素消費量を使用して、処理を行ってもよい。例えば、ステップS28において制御部は、DPFでのPMの燃焼除去に起因して損失する燃料の量を考慮して、目標値A/Ftargetを算出してもよい。
2…空燃比算出装置
10…制御部
12…燃焼状態制御部
20…内燃機関
30…排気管
50…三元触媒
60…SCR触媒
72…第1空燃比取得部
74…流量取得部
76…差圧取得部
78…第2空燃比取得部
82…第1温度取得部
84…第2温度取得部
92…尿素ポンプユニット
94…尿素ノズル
210…情報処理部
211…算出部
220…記憶部
230…入出力部
Claims (4)
- 内燃機関の排気浄化装置であって、
前記内燃機関からの排気が流通する主流路において最上流に設けられ、前記排気中の粒子状物質を除去する粒子状物質除去フィルタと、
前記主流路において、前記粒子状物質除去フィルタよりも下流側に設けられた三元触媒と、
前記主流路において、前記粒子状物質除去フィルタよりも下流側に設けられ、前記排気中の窒素酸化物を浄化するNOx触媒と、
前記内燃機関の筒内空燃比をリーン、ストイキ、リッチの各状態へと制御する燃焼状態制御部から、前記筒内空燃比をリーンからストイキへと切り替える信号を受信した際に、前記粒子状物質除去フィルタの状態が、前記粒子状物質除去フィルタにおける前記粒子状物質の燃焼除去が進行可能な状態である場合に、前記燃焼状態制御部により制御される前記筒内空燃比をストイキよりもリーン寄りであって、前記粒子状物質除去フィルタから排出されて前記三元触媒に流入する前記排気の空燃比を、前記三元触媒による窒素酸化物の浄化が可能な範囲内とするための第1空燃比とさせる制御部と、
を備える、排気浄化装置。 - 請求項1に記載の排気浄化装置であって、さらに、
前記粒子状物質除去フィルタの温度を取得する温度取得部と、
前記内燃機関からの前記排気の流量を取得する流量取得部と、
前記主流路のうち、前記粒子状物質除去フィルタの上流側と下流側とにおける前記排気の差圧を取得する差圧取得部と、
を備え、
前記制御部は、
前記流量取得部により取得された前記排気の流量と、前記差圧取得部により取得された前記差圧と、を用いて前記粒子状物質除去フィルタに捕集されている前記粒子状物質の量を求め、
求めた前記粒子状物質の量と、前記温度取得部により取得された前記温度と、を用いて前記粒子状物質除去フィルタの状態を判定する、排気浄化装置。 - 請求項2に記載の排気浄化装置であって、さらに、
前記主流路のうち、前記粒子状物質除去フィルタの下流側かつ前記三元触媒の上流側における前記排気の空燃比を取得する空燃比取得部を備え、
前記制御部は、さらに、
求めた前記粒子状物質の量と、前記温度取得部により取得された前記温度と、前記流量取得部により取得された前記排気の流量と、を用いて前記粒子状物質除去フィルタにおいて前記粒子状物質の燃焼除去に起因して消費される酸素消費量を求め、
求めた前記酸素消費量と、前記空燃比取得部により取得された前記排気の空燃比と、を用いて前記三元触媒に流入する前記排気の空燃比をストイキ近傍の所定範囲内とするための前記筒内空燃比の目標値を求め、
求めた前記筒内空燃比の目標値を前記第1空燃比とする、排気浄化装置。 - 請求項3に記載の排気浄化装置であって、
前記制御部は、
前記燃焼状態制御部により制御される前記筒内空燃比を前記第1空燃比とさせた後、定期的に、前記温度取得部、前記差圧取得部、前記流量取得部、及び前記空燃比取得部から取得した最新の各取得値を用いて前記第1空燃比を求め、
前記燃焼状態制御部により制御される前記筒内空燃比を最新の前記第1空燃比とするフィードバック制御を行う、排気浄化装置。
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