JP7061359B2 - 回転式洗浄ノズルユニット - Google Patents
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1.第1の実施形態によるノズルユニット
図1は、本発明の第1の実施形態による回転式洗浄ノズルユニット1(以下、ノズルユニット1という)の概略的な斜視図である。また、図2は、ノズルユニット1の分解構成図である。ノズルユニット1は、ホタテ貝やカキ貝など貝類の養殖において、典型的には貝や養殖資材などである被洗浄物Sの洗浄に用いられる洗浄機(図示せず)の洗浄室に取り付けられ、ノズルユニット1の下方に配置されたベルトコンベア2の上に載せられた被洗浄物Sに向けて、加圧された洗浄液F(典型的には加圧水)を噴射することができる。
ノズルユニット1の胴部10は、図2に示されるように、軸パイプ11と、回転分配部12、13と、回転分配部12の上、回転分配部12と13との間、及び回転分配部13の下に、低摩擦部材としてのボール組込スラストワッシャ14、15、16とを有する。最も下のボール組込スラストワッシャ16の下には、さらに、ボール組込スラストワッシャ16以上の部材の落下を防ぐ押さえ板17と、押さえ板17を固定するボルト18とを有する。本明細書においては、回転分配部とアームとノズルとの組み合わせを回転体という。
軸パイプ11は、一方の端部が加圧洗浄液Fの供給パイプ5に接続されており、加圧洗浄液Fが通る内部空間11aを有する。さらに、軸パイプ11は、後述される回転分配部12に対応する位置に複数の加圧洗浄液出口11bを有し、回転分配部13に対応する位置に複数の加圧洗浄液出口11cを有する。したがって、供給パイプ5から供給された加圧洗浄液Fは、内部空間11aを通り、出口11b、11cを通って軸パイプ11の外部に排出されることになる。
回転分配部12、13は、中央部を軸パイプ11が貫通し、軸パイプ11の周りを回転するように構成されている。回転分配部12は、軸パイプ11の上部側面に設けられた加圧洗浄液出口11bの周囲に配置され、回転分配部13は、軸パイプ11の下部側面に設けられた加圧洗浄液出口11cの周囲に配置される。したがって、回転分配部12及び13は、その回転の中心軸線が同軸上に位置する。回転分配部12の側面にはアーム21、22、23を取り付けることができ、回転分配部13の側面にはアーム31、32、33を取り付けることができる。
再び図2を参照すると、ノズルユニット1は、回転分配部12の上、回転分配部12と回転分配部13との間、及び回転分配部13の下に、それぞれ回転分配部12、13に接するように配置された低摩耗部材を備えることが好ましい。低摩擦部材として、ボール組込スラストワッシャ14、15、16が用いられることが好ましい。図4は、一実施形態によるボール組込スラストワッシャ14の平面図及び正面図を示し、(a)は平面図、(b)は正面図である。なお、ボール組込スラストワッシャ15、16もボール組込スラストワッシャ14と同様の構造である。
図1及び図2を再び参照すると、回転分配部12にはアーム21、22、23が接続されており、アーム21、22、23の各々は先端部近くにおいて下向きに曲げられ、先端部にはノズル21a、22a、23aが取り付けられている。同様に、回転分配部13にはアーム31、32、33が接続されており、アーム31、32、33の各々は先端部近くにおいて下向きに曲げられ、先端部にはノズル31a、32a、33aが取り付けられている。アーム21、22、23、31、32、33の材料は、例えばステンレスが好ましいが、耐圧性、防錆性、耐摩耗性のある材料であれば特に限定されるものではない。ノズル21a、22a、23a、31a、32a、33aは、噴射された加圧洗浄液Fができるだけ小さい広がりの状態で被洗浄物Sに達するように、加圧洗浄液Fの直進性が高いものであることが好ましい。
図5は、本発明の第2の実施形態による回転式洗浄ノズルユニット1’(以下、ノズルユニット1’という)の概略斜視図である。以下においては、ノズルユニット1’についてノズルユニット1と異なる構成のみ説明する。ノズルユニット1’は、アーム31’、32’、33’及びそれらが取り付けられた回転分配部13の回転方向が、ノズルユニット1のアーム31、32、33及びそれらが取り付けられた回転分配部13の回転方向(図1参照)とは逆向きである点でのみ、ノズルユニット1とは異なる。すなわち、胴体10の下部に位置する回転分配部13とそこから延びるアーム31’、32’、33’とが、図5に示される矢印Bの向きに回転するようになっている。この回転方向Bは、胴体10の上部に位置する回転分配部12とそこから延びるアーム21、22、23の回転方向Aと同じである。なお、回転方向A及びBは、図5に示される矢印の向きとは逆向きであってもよい。
10 胴部
11 軸パイプ
11a 内部空間
11b、11c 洗浄液出口
11d ボルト穴
12、13 回転分配部
12a 本体
12b、12d Oリング保持部材
12c、12e Oリング
12f 空間
12g 開口
14、15、16 ボール組込スラストワッシャ
14a リング部材
14b ベアリング球
14c 開口
17 押さえ板
18 ボルト
21、22、23、31、31’、32、32’、33、33’ アーム
21a、22a、23a、31a、31’a、32a、32’a、33a、33’a ノズル
2 ベルトコンベア
3 洗浄室
4 天井
5 供給パイプ
F1、F2 洗浄液
P 被洗浄物が配置される平面
S 被洗浄物(ホタテ貝)
T1、T2 軌跡
Claims (11)
- 洗浄液を噴射しながら回転する回転式洗浄ノズルユニットであって、
放射状に延びる複数のアームと該複数のアームのそれぞれに設けられたノズルとを各々が有する複数の回転体を備え、
前記複数の回転体は、回転の中心軸線が同軸上に位置するように且つ互いに隣接して、配置され、
前記複数の回転体の各々から噴射された洗浄液が互いに干渉することなく被洗浄物に達するように構成されたことを特徴とする回転式洗浄ノズルユニット。 - 前記複数の回転体の少なくとも1つが他の回転体とは逆方向に回転するように回転方向が定められたことを特徴とする、請求項1に記載の回転式洗浄ノズルユニット。
- 前記複数の回転体は、隣接する回転体同士が互いに逆方向に回転するように回転方向が定められたことを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載の回転式洗浄ノズルユニット。
- 前記複数の回転体は、いずれも同方向に回転するように回転方向が定められたことを特徴とする、請求項1に記載の回転式洗浄ノズルユニット。
- 前記複数の回転体は、回転体の各々が回転する方向とは逆方向に洗浄液が噴射されるように前記ノズルの噴射方向が定められることにより、噴射の際の反作用によって自転することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の回転式洗浄ノズルユニット。
- 前記複数の回転体から噴射された洗浄液が被洗浄物の配置された平面上において描く軌跡が互いに重ならないことを特徴とする、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の回転式洗浄ノズルユニット。
- 洗浄液が通る内部空間と、洗浄液が該内部空間から外部に排出される出口とを有する軸パイプを備え、前記複数の回転体の各々は、前記軸パイプの周りを回転し、前記複数のアームを取り付け可能であり、前記軸パイプの前記出口から排出された洗浄液を前記複数のアームに供給する、回転分配部を有することを特徴とする、請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の回転式洗浄ノズルユニット。
- 前記回転分配部は、前記軸パイプの前記出口から排出された洗浄液が前記軸パイプとの間に充満する内部空間と、該内部空間に充満した洗浄液が該内部空間から漏洩しないように封止するための封止部材とを有することを特徴とする、請求項7に記載の回転式洗浄ノズルユニット。
- 前記複数の回転体の各々の前記洗浄液の噴射方向とは反対側に、回転時の抵抗を低減させるための低摩擦部材を備えることを特徴とする、請求項1から請求項8までのいずれか1項に記載の回転式洗浄ノズルユニット。
- 前記複数の回転体の各々の前記洗浄液の噴射方向とは反対側に、回転時の抵抗を低減させるための低摩擦部材を備え、前記低摩擦部材は、中央部に前記軸パイプが通る開口を有するボール組込スラストワッシャであることを特徴とする、請求項7又は請求項8に記載の回転式洗浄ノズルユニット。
- 前記複数の回転体の各々が有するアームの数が同数であることを特徴とする、請求項1から請求項10までのいずれか1項に記載の回転式洗浄ノズルユニット。
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- 2018-04-10 JP JP2018075178A patent/JP7061359B2/ja active Active
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