JP7061260B2 - スクリーン及び投影システム - Google Patents

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本発明は、投影光を表示させるスクリーン及び投影システムに関する。
従来から、プロジェクタから投影された画像を反射により表示させるドーム型スクリーンが提案されている。ドーム型スクリーンは、平面スクリーンと比較して、観測者に高い臨場感を与えることができる。ドーム型スクリーンでは、内面側に映像を投影するため、ある箇所に投影された投影光が、拡散反射により再度ドーム内の別の箇所に入射して、投影画像のコントラストが低下するという課題がある。
特許文献1のドーム型スクリーンは、内側の面に、画像光を反射する反射部と、その反射部にドーム型スクリーンの水平方向に沿って間隔を空けて縞状に凸設される遮光部と、を備える。このドーム型スクリーンは、ドーム中央部で反射されて画面の他の部分に向かう反射光をある程度遮光することができ、画像のコントラストの改善を行うものとしている。
特開2011-175022号公報
しかし、特許文献1のドーム型スクリーンでは、投影光をドーム型スクリーンの外部から照射させた場合、スクリーンの縁部に近い位置において投影光の入射角度が大きくなり、入射光が反射部に入射する前に遮光部に照射されることが想定される。そのため、投影光の一部が遮光部に吸収等されることにより、投影画像全体が暗くなり、コントラストが低下する場合がある。
本発明は、以上の点に鑑み、コントラストの低下を抑制したドーム型のスクリーン及び投影システムを提供することを目的とする。
本発明に係るスクリーンは、湾曲して開口部が形成された投影面を備え、前記投影面には、前記開口部側の所定の領域に向け投影装置からの投影光を反射する複数の反射面が階段状に形成されており、前記複数の反射面は、それぞれ、湾曲した前記投影面の底部から前記開口部側へ向かうに従って、前記投影面の底部に接する面と前記反射面とのなす角が大きくなるように傾斜しており、前記開口部側における隣り合う前記反射面を接続する蹴上面と前記隣り合う反射面とのなす角は、それぞれ直角以上の角度であるとともに、前記投影面の前記底部から前記開口部側に向かうに従って小さくなる、ことを特徴とする。
本発明に係る投影システムは、上述のスクリーンと、前記スクリーンに投影光を出射する投影装置と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、コントラストの低下を抑制したドーム型のスクリーン及び投影システムを提供することができる。
本発明の実施形態1に係る投影システムを示す図である。 本発明の実施形態1に係るスクリーンの拡大図であり、(a)は図1のA1部の断面拡大図であり、(b)は中央付近を図1の矢印A2側から見た正面拡大図である。 本発明の実施形態1に係るスクリーンの図1のA3部拡大図である。 本発明の実施形態2に係るスクリーンを示す図であり、(a)は斜視図であり、(b)は中央付近を図4(a)のB2部側から見た正面拡大図である。 本発明の実施形態2に係る図4(a)のスクリーンのV-V断面におけるB3部拡大図である。
(実施形態1)
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1は、投影システム1を示す図である。図1では、スクリーン3の部分を断面図により示している。
投影システム1は、投影装置2及びドーム型のスクリーン3を有する。投影装置2は、スクリーン3に対し、アーム部4を介して吊支されて所定の間隔で固定される。投影装置2は、投影光Laが観測者5の体で遮られない位置に配置される。また、スクリーン3は、底部Pが観測者5の観測点である目線の高さと略同じとなるように、支持部6により支持される。
スクリーン3は、反射型のスクリーンである。スクリーン3は、観測者5から見て底部P付近が遠くに位置するように球冠状に形成される。本実施形態のスクリーン3は半球形状である。スクリーン3は、湾曲した内面側に投影面312を有する。投影装置2から出射された投影光Laは、投影面312によって拡散反射される。スクリーン3に投影された画像は、湾曲方向側の位置にいる観測者5により視認される。ここで、湾曲方向とは、スクリーン3側から見て縁辺331により形成される開口部32側の方向をいう。
図2(a)は、図1のスクリーン3のA1部の断面拡大図である。スクリーン3は、湾曲する本体31と、本体31の内面側に形成された投影面312と、を有する。
投影面312には、階段状に複数の段部313が形成される。段部313には、つや消しのために黒色の塗装がされている。そのため、光の反射は極力抑えられ、投影された光が吸収される。段部313は、反射面313aと蹴上面313bとにより構成される。蹴上面313bは、隣り合う反射面313a同士を接続する。寸法については、例えば、反射面313aの幅を約2mm、蹴上面313bの高さを約1mmとすることができる。また、本実施形態では、蹴上面313bと反射面313aとの間の各入隅部313cは、直角以上の角度で接続される。各反射面313aは、投影面312における所定位置(本実施形態では図1の底部Pと一致する位置)から開口部32へ向かうに従い、投影面312の底部Pにおける接線Ltと設置面S1に対する垂直線Lvとを合致するように設置した場合における垂直線Lvと反射面S2のなす角度φ2が大きくなるように傾倒する。換言すれば、反射面313aは、図1で示す開口部32側の原点Oからスクリーン3の底部Pに引いた中央線Lcに対する角度φ1が大きい位置ほど、角度φ2が大きくなる構成とすることができる。
このようなスクリーン3は、例えば、厚さ10mm程度のアクリル板をバキューム加工により成形することができる。本実施形態では上述したように入隅部313cを直角以上の角度に形成したため、加工の際のアンダーカットの発生を防止することができる。
反射面313aには、透光性のある球体のビーズ314が敷設される。ビーズ314は、ガラスや樹脂等により形成された、直径数十μm程度のマイクロビーズを用いることができる。ビーズ314は、光の再帰効果により入射した光を反射させることができる。そのため、投影装置2から出射された投影光Laは、ビーズ314が敷き詰められた反射面313aごとに高い反射率で面反射される。
また、図2(b)は、図1のスクリーン3の底部P付近を、矢印A2側から見た正面拡大図である。本実施形態のスクリーン3は、ドーム型に湾曲しているため、各反射面313aは、底部Pを中心とする略同心円状で複数形成される。底部Pにおける反射面313aは、円盤状に形成される。
次に、スクリーン3に投影される投影光の光路について説明する。図3は、図1のスクリーン3のA3部拡大図である。なお、図3では、スクリーン3の断面部分のみ示しており、ビーズ314は図示から省略している。また、以下の光路の説明では、点a3に入射する入射光La1について説明する。
まず、投影装置2から出射された入射光La1は、点a3に入射する。このとき、本実施形態のような段部313が形成されていない場合では、入射光La1は、点a3に入射せずに本体31の内面311(2点鎖線で示す仮想面)上の点a3’に照射され、大きな入射角度と反射角度で反射する。そのため、反射光La2’は、スクリーン3内の投影面312の他の位置に再度入射することになる。
しかし、本実施形態では、反射面313aが開口部32側に向けて傾倒している。そのため、投影装置2から出射された入射光La1は、反射面313aにおいて、法線Nに対する入射角度θa1で入射し、主に、入射角度θa1と略同角度の反射角度θa2で反射光La2として出射される。
その後、反射光La2は、スクリーン3内に再度入射することなく、図1に示す開口部32側へ出射される。なお、他の反射面313aにおいても同様に、投影装置2から出射された入射光La1は、開口部32側へ反射される反射光La2として出射されて、観測者5に視認される。
このように、投影面312内の各位置で反射した反射光La2は、スクリーン3内の投影面312へ再度入射することなく開口部32側へ出射される。そのため、投影光の再入射により画像のコントラストが低下することを抑制することができる。特に図1の例では、投影装置2に近い投影面312の上方において大きな入射角で入射した光に対して、投影光の再入射を抑制する高い効果を得ることができる。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。図4(a)は、実施形態2のスクリーン3Aを示す図である。本実施形態では、図1の投影システム1において、スクリーン3の代わりにスクリーン3Aを使用する。スクリーン3Aは、略矩形状の平面スクリーンの上縁辺332及び下縁辺333の両端辺を、投影装置2及び観測者5が位置する投影面312A側へ湾曲させてかまぼこ型に形成される、ドーム型のスクリーンである。本実施形態のスクリーン3Aは半円筒状に形成される。
図4(b)は、図4(a)のスクリーン3Aの底部Q付近を、図4(a)の矢印B2側から見た正面拡大図である。本実施形態のスクリーン3Aは、半円筒状に湾曲しているため、各反射面313aは、上縁辺332及び下縁辺333の両縁辺と略平行な直線状に形成される。
図5は、図4(a)のスクリーン3AのV-V断面におけるB3部拡大図である。B3部は図1に示したA3部の位置に相当する。即ち、開口部32側の原点Oからスクリーン3Aの中央線Lcに対する角度φ1の位置である。B3部における各反射面313aの角度は、A3部のように、投影面312Aにおける所定位置(本実施形態では、図4(a)の底部Qと一致する位置)から開口部32へ向かうに従い、投影面312Aの底部Qにおける接線と設置面S1に対する垂直線Lvとを合致するように設置した場合における垂直線Lvと平坦面S3のなす角度φ2が大きくなるように形成することができる。反射面313aにおける入射光Lb1及び反射光Lb2の光路についても、図3に示した入射光La1及び反射光La2と同様である。また、図示はしないが、反射面313aには、スクリーン3と同様のビーズ314を敷設することができる。
以上、実施形態1及び実施形態2のスクリーン3,3Aについて説明したが、反射面313aの角度の構成として他の形態を適用してもよい。
例えば、スクリーン3又はスクリーン3Aにおいて、反射面313aは、互いに平行で、各々開口部32側に向くように構成することができる。この場合、スクリーン3又はスクリーン3Aの反射面313aは、垂直線Lvと各々略平行に形成することができる。
また、スクリーン3又はスクリーン3Aの反射面313aの傾倒角度は、一つの反射面313a内において異なるように構成してもよいし、投影面312内の中央線Lcに対称な位置における反射面312a間で異なるように構成してもよい。
また、実施形態1及び実施形態2において、反射面313aを傾倒させる基準となる所定の位置は、スクリーン3の底部P又はスクリーン3Aの底部Qから偏心した位置に配置してもよい。
例えば、スクリーン3において、反射面313aを傾倒させる基準となる位置は、図3に示すスクリーン3の底部Pよりも投影装置2から遠い下方の点a5に配置することができる(図1参照)。点a5における反射面313aは、内面311に対して傾倒しない構成とすることができる。また、反射面313aは、点a5から開口部32に向かうに従い傾倒する角度を大きくすることができる。なお、点a5の位置は、投影装置2と観測者5の位置関係に応じて、観測者5に対し画像のコントラストが低下しないよう、底部Pよりも上方、下方、左方又は右方の適宜の位置とすることができる。
また、スクリーン3Aにおいても、反射面313aを傾倒させる基準となる所定の位置は、図4(a)の底部Qよりも上方又は下方の適宜の場所とすることができる。
また、本実施形態では、反射面313aにビーズ314を配置した例について示したが、ビーズ314を配置しない構成としてもよい。この場合、反射面313aは入射光La1,Lb1を拡散反射させ、蹴上面313bは光の反射を極力抑えるように構成することができる。
また、スクリーン3,3Aの形状は、縁辺を観測者5側に湾曲させる形状の他にも、投影面312,312Aの内側の一部を観測者5側へ突出させてもよい。この場合も、突出させた各位置の反射面313aは、開口部32側へ傾倒させる構成とすることができる。また、投影面312,312Aの突出位置は投影画像に応じて形成することができる。
以上、本実施形態のスクリーン3,3Aは、湾曲して開口部32が形成された投影面312,312Aを備え、投影面312,312Aは、開口部32側の所定の領域に向け投影装置2からの投影光を反射する階段状の反射面313aを有する構成とした。これにより、スクリーン3,3A内での投影光の再反射が抑えられる。よって、コントラストの低下を抑制して鮮明な画像を見ることができる曲面型のスクリーン3,3Aを構成することができる。
また、反射面313aが、投影面312,312における所定位置から開口部32へ向かうに従って、投影面312,312Aの底部P,Qにおける接線Ltと設置面S1に対する垂直線Lvとを合致するように設置した場合における垂直線Lvとのなす角を大きくしたスクリーン3,3Aは、投影装置2及び観測者5の位置に応じてコントラストの低下を低減した画像を投影させることができる。
また、反射面313aに透光性のある球体のビーズ314が敷設されるスクリーン3,3Aは、ビーズ314による光の再帰効果で明るい画像を表示させることができる。
また、各反射面313aを接続する蹴上面313bが光を吸収するスクリーン3,3Aは、蹴上面313bに照射された光が再度反射されて、投影面312内の他の箇所に再入射されることで投影画像全体のコントラストが低下することを防ぐことができる。
また、蹴上面313bと反射面313aとのなす角(入隅部313cの角度)が直角以上の角度で接続される。従って、スクリーン3,3Aは、反射面313aから開口部32側へ反射された反射光La2,Lb2が蹴上面313bに入射されることを低減することができる。また、バキューム加工等により段部313を容易に形成することができる。
また、全体が球冠状であるスクリーン3は、投影面が、開口部側の所定の領域に向け投影装置からの投影光を反射する階段状の反射面を有しているので、観測者5に対し、上下左右方向に臨場感のある画像を投影させることができる。
また、各反射面313aが投影面312側から見て同心円状に形成されるスクリーン3は、上下左右方向に臨場感のある画像を投影しながらコントラストの低下を低減させることができる。
また、対向する両端辺を湾曲させたかまぼこ型の形状であるスクリーン3は、投影面が、開口部に向けた平坦面が形成される階段状の反射面を有するので、臨場感のある投影画像を表示させるスクリーンを容易に形成することができる。
また、各反射面313aが投影面312A側から見て両端辺に平行な直線状に形成されるスクリーン3Aは、上下方向に臨場感のある画像を投影しながらコントラストの低下を低減することができる。
また、投影システム1は、スクリーン3,3Aと、スクリーン3,3Aに投影光を出射する投影装置2と、を備える。これにより、スクリーン3,3A内での投影光の再反射が抑えられる。よって、鮮明な画像を見ることができ、コントラストの低下を抑制した投影システム1を提供することができる。
なお、以上説明した各実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
以下に、本願出願の最初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1] 湾曲して開口部が形成された投影面を備え、
前記投影面は、前記開口部側の所定の領域に向け投影装置からの投影光を反射する階段状の反射面を有する、
ことを特徴とするスクリーン。
[2] 前記反射面は、前記投影面における所定位置から前記開口部へ向かうに従って、前記投影面の底部における接線と設置面に対する垂直線とを合致するように設置した場合における前記垂直線とのなす角が大きくなることを特徴とする上記[1]に記載のスクリーン。
[3] 前記反射面には、透光性のある球体のビーズが敷設されることを特徴とする上記[1]又は上記[2]に記載のスクリーン。
[4] 各前記反射面を接続する蹴上面は、光を吸収することを特徴とする上記[1]乃至上記[3]の何れかに記載のスクリーン。
[5] 前記蹴上面と前記反射面とのなす角は、直角以上の角度で接続されることを特徴とする上記[4]に記載のスクリーン。
[6] 前記スクリーンの形状は、球冠状であることを特徴とする上記[1]乃至上記[5]の何れかに記載のスクリーン。
[7] 前記反射面は、前記投影面側から見て同心円状に形成されることを特徴とする上記[6]に記載のスクリーン。
[8] 前記スクリーンの形状は、対向する両端辺を湾曲させたかまぼこ型であり、
前記投影面は、前記開口部に向けた平坦面が形成される階段状の反射面を有することを特徴とする上記[1]乃至上記[5]の何れかに記載のスクリーン。
[9] 各前記反射面は、前記投影面側から見て前記両端辺に平行な直線状に形成されることを特徴とする上記[8]に記載のスクリーン。
[10] 上記[1]乃至上記[9]の何れかに記載のスクリーンと、
前記スクリーンに投影光を出射する投影装置と、
を備えることを特徴とする投影システム。
1 投影システム 2 投影装置
3 スクリーン 3A スクリーン
4 アーム部 5 観測者
6 支持部 31 本体
32 開口部 311 内面
312 投影面 312A 投影面
313 段部 313a 反射面
313b 蹴上面 313c 入隅部
314 ビーズ 331 縁辺
332 上縁辺 333 下縁辺
A2 矢印 B2 矢印
La 投影光 La1 入射光
La2 反射光 La2' 反射光
Lb1 入射光 Lb2 反射光
Lc 中央線 Lt 接線
Lv 垂直線 N 法線
O 原点 P 底部
Q 底部 θa1 入射角度
θa2 反射角度 φ1,φ2 角度
S1 設置面 S2 反射面
S3 平坦面

Claims (9)

  1. 湾曲して開口部が形成された投影面を備え、
    前記投影面には、前記開口部側の所定の領域に向け投影装置からの投影光を反射する複数の反射面が階段状に形成されており、
    前記複数の反射面は、それぞれ、湾曲した前記投影面の底部から前記開口部側へ向かうに従って、前記投影面の底部に接する面と前記反射面とのなす角が大きくなるように傾斜しており、
    前記開口部側における隣り合う前記反射面を接続する蹴上面と前記隣り合う反射面とのなす角は、それぞれ直角以上の角度であるとともに、前記投影面の前記底部から前記開口部側に向かうに従って小さくなる、
    ことを特徴とするスクリーン。
  2. 前記複数の反射面は、それぞれ、前記投影面における所定位置から前記開口部へ向かうに従って、前記投影面の前記底部における接線と設置面に対する垂直線とを合致するように設置した場合における前記垂直線とのなす角が大きくなることを特徴とする請求項1に記載のスクリーン。
  3. 前記複数の反射面には、それぞれ、透光性のある球体のビーズが敷設されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスクリーン。
  4. 各前記蹴上面は、光を吸収することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載のスクリーン。
  5. 前記スクリーンの形状は、球冠状であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のスクリーン。
  6. 前記反射面は、前記投影面側から見て同心円状に形成されることを特徴とする請求項5に記載のスクリーン。
  7. 前記スクリーンの形状は、当該スクリーンの上縁辺と下縁辺とを繋ぐ左右辺縁を湾曲させたかまぼこ型であり、
    前記投影面は、前記開口部に向けた平坦面が形成される階段状の前記反射面を有することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載のスクリーン。
  8. 各前記反射面は、前記投影面側から見て前記上縁辺と前記下縁辺とに平行な直線状に形成されることを特徴とする請求項7に記載のスクリーン。
  9. 請求項1乃至請求項8の何れかに記載のスクリーンと、
    前記スクリーンに投影光を出射する投影装置と、
    を備えることを特徴とする投影システム。
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