JP7059393B2 - ダウンリンク制御情報伝送方法 - Google Patents

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Description

[関連出願への相互参照]
この出願は、2018年2月14日に中国特許庁に出願された「DOWNLINK CONTROL INFORMATION TRANSMISSION METHOD」という名称の中国特許出願第201810152331.5号に対する優先権を主張し、その全内容を参照により援用する。
[技術分野]
この出願は、通信技術の分野に関し、特に、ダウンリンク制御情報伝送方法、装置及びシステムに関する。
無線通信システムでは、ネットワークデバイスは、ダウンリンク制御情報(downlink control information, DCI)を端末デバイスに送信し、ネットワークデバイスと端末デバイスとの間のデータ伝送を示してもよい。例えば、ネットワークデバイスは、ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel, PDCCH)を通じてDCIを端末デバイスに送信する。DCIは、データチャネルのスケジューリング情報を含み、スケジューリング情報は、データチャネルの伝送パラメータを含んでもよい。ネットワークデバイス及び端末デバイスは、伝送パラメータに基づいて、データチャネルを通じてデータ伝送を実行する。DCIは、データ伝送において重要な役割を果たす。したがって、無線通信システムでは、DCIの設計が重要な研究課題である。
第1の態様によれば、この出願の実施形態は、ダウンリンク制御情報伝送方法を提供し、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを受信するステップであり、第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用される、ステップを含む。
可能な実現方式では、第1のDCIが第1の情報を含み、第1の情報が第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用されることは、第1のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ0である場合、第1のDCI内のLfビットの周波数領域リソース割り当て指示がLfビットのビットマップであり、降順でのLfビットのビットマップ内のビットが、第2のBWP内のRBG0~RBG(Lf-1)にそれぞれ対応し、Lfビットのビットマップ内の1つのビットについて、当該ビットの値がt1であるとき、割り当てられたリソースが、当該ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、当該ビットの値がt2であるとき或いはt1でないとき、割り当てられたリソースが、当該ビットに対応する1つのRBGを含まないことを含む。t1及びt2は整数でもよい。例えば、t1は1である。
可能な実現方式では、第1のDCIが第1の情報を含み、第1の情報が第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用されることは、第1のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ1である場合、第1のDCI内のLfビットの周波数領域リソース割り当て指示が、第2のBWP内で割り当てられた開始RBのインデックスと、第2のBWP内で連続的に割り当てられたRB数を示すために使用されることを含む。任意選択で、第1のDCIについて、直接のVRBからPRBへのマッピングが予め構成され、周波数領域の周波数ホッピングが有効にされないことが予め構成される。
可能な実現方式では、第1のDCIが第1の情報を含み、第1の情報が第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用されることは、第1のDCIがLTビットの時間領域リソース割り当て指示を含み、LTビットの時間領域リソース割り当て指示内の
Figure 0007059393000001
個のビットが、X個の時間領域リソース割り当て情報内の、第2のBWP内で構成された特定の時間領域リソース割り当て情報を示すために使用され、X個の時間領域リソース割り当て情報が、NBWP,2 TF個の時間領域リソース割り当て情報に含まれ、NBWP,2 TF個の時間領域リソース割り当て情報が、第2のBWPに対応する候補時間領域リソース割り当て情報であり、X個の時間領域リソース割り当て情報が、NBWP,2 TF個の時間領域リソース割り当て情報の中で最大のタイミングオフセットを有する2X個の時間領域リソース割り当て情報であり、時間領域リソース割り当て情報のタイミングオフセットが、時間領域リソース割り当て情報内のk1と時間領域リソース内のPUSCHの開始シンボルの識別子とに基づいて決定され、k1が、第1のDCIを通信するためのスロットと、第1のDCIに対応するPUSCHを通信するためのスロットとの間の距離k1であることを含む。
可能な実現方式では、第1のDCIが第1の情報を含み、第1の情報が第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用されることは、第1のDCI内のプリコーディング情報のLPM個のビット内の
Figure 0007059393000002
個のビット及びレイヤ数が、Z個のTPMIレイヤ数構成内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定のTPMI及び特定のレイヤ数を示すために使用され、Z個のTPMIレイヤ数構成が、第2のBWPの候補TPMIレイヤ数構成であることを含む。Z個のTPMIレイヤ数構成は、NBWP,2 PM個のTPMIレイヤ数構成の中で比較的少数のレイヤに対応するZ個のTPMIレイヤ数構成である。任意選択で、比較的少数のレイヤに対応するZ個のTPMIレイヤ数構成は、1つのレイヤ及び/又は2つのレイヤに対応する。
可能な実現方式では、第1のDCIが第1の情報を含み、第1の情報が第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用されることは、第1のDCIが、2つのリソースグループ内のリソースグループにおいてレートマッチングリソースを有効にするために使用される1ビットのレートマッチングインジケータを含み、リソースグループが2つのリソースグループに含まれ、2つのリソースグループが第2のBWP内のリソースグループであることを含む。第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値が0であるとき、これは、第2のBWP内のリソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効であることを示し、或いは、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値が1であるとき、これは、リソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効であることを示す。
第2の態様によれば、この出願の実施形態は、ダウンリンク制御情報伝送方法を提供し、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを送信するステップであり、第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を示すために使用される、ステップを含む。「第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用される」ことは、第1の態様における対応する説明と同じである。更なる詳細はここでは提供されない。
第3の態様によれば、この出願の実施形態は、装置を提供する。当該装置は、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式における1つ以上の機能を実現可能である。機能は、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェアとハードウェアとの組み合わせを使用することにより実現されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。一例では、当該装置は、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含む。メモリは、プロセッサに結合され、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラム命令を実行する。プロセッサは、トランシーバに結合され、プロセッサは、トランシーバを使用することにより信号を送信及び/又は受信する。他の例では、当該装置は、プロセッサと、メモリとを含む。メモリは、プロセッサに結合され、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラム命令を実行する。プロセッサは、信号を生成及び送信し、及び/又は、信号を受信及び処理する。
可能な実現方式では、プロセッサは、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを受信するように構成され、第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用される。「第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用される」ことは、第1の態様における対応する説明と同じである。更なる詳細はここでは提供されない。
第4の態様によれば、この出願の実施形態は、装置を提供する。当該装置は、第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式における1つ以上の機能を実現可能である。機能は、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェアとハードウェアとの組み合わせを使用することにより実現されてもよい。ハードウェア又はソフトウェアは、機能に対応する1つ以上のモジュールを含む。一例では、当該装置は、プロセッサと、メモリと、トランシーバとを含む。メモリは、プロセッサに結合され、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラム命令を実行する。プロセッサは、トランシーバに結合され、プロセッサは、トランシーバを使用することにより信号を送信及び/又は受信する。他の例では、当該装置は、プロセッサと、メモリとを含む。メモリは、プロセッサに結合され、プロセッサは、メモリに記憶されたプログラム命令を実行する。プロセッサは、信号を生成及び送信し、及び/又は、信号を受信及び処理する。
可能な実現方式では、プロセッサは、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを送信するように構成され、第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を示すために使用される。「第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用される」ことは、第1の態様における対応する説明と同じである。更なる詳細はここでは提供されない。
第5の態様によれば、この出願の実施形態は、装置を提供する。当該装置は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを受信するように構成された通信モジュールであり、第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用される、通信モジュールを含む。「第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用される」ことは、第1の態様における対応する説明と同じである。更なる詳細はここでは提供されない。
第6の態様によれば、この出願の実施形態は、装置を提供する。当該装置は、第1のDCIを生成するように構成されたDCI生成モジュールと、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを送信するように構成された通信モジュールであり、第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を示すために使用される、通信モジュールとを含む。「第1のDCIは第1の情報を含み、第1のDCI内の第1の情報は第2のBWPのスケジューリング情報を決定するために使用される」ことは、第1の態様における対応する説明と同じである。更なる詳細はここでは提供されない。
第7の態様によれば、この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトがコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうち1つ以上を実行することが可能になる。
第8の態様によれば、この出願の実施形態は、命令を含むコンピュータプログラムプロダクトを提供する。コンピュータプログラムプロダクトがコンピュータ上で実行されたとき、コンピュータは、第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうち1つ以上を実行することが可能になる。
第9の態様によれば、この出願の実施形態は、第3の態様又は第3の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける装置と、第4の態様又は第4の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける装置とを含む通信システムを提供する。
第10の態様によれば、この出願の実施形態は、第5の態様又は第5の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける装置と、第6の態様又は第6の態様の可能な実現方式のうちいずれか1つにおける装置とを含む通信システムを提供する。
第11の態様によれば、この出願の実施形態の実施形態は、チップシステムを提供する。チップシステムはプロセッサを含み、第1の態様及び第1の態様の可能な実現方式のうち1つ以上を実現するように構成されたメモリを更に含んでもよい。
第12の態様によれば、この出願の実施形態の実施形態は、チップシステムを提供する。チップシステムはプロセッサを含み、第2の態様及び第2の態様の可能な実現方式のうち1つ以上を実現するように構成されたメモリを更に含んでもよい。
この出願の実施形態は、ダウンリンク制御情報伝送方法を提供し、
第1のキャリア帯域幅部分BWPの検索空間において第1のDCIを受信するステップであり、
第1のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ0である場合、第1のDCI内のLfビットの周波数領域リソース割り当て指示がLfビットのビットマップであり、降順でのLfビットのビットマップ内のビットが、第2のBWP内のリソースブロックグループRBG0~RBG(Lf-1)にそれぞれ対応し、Lfが正の整数であり、
Lfビットのビットマップ内の1つのビットについて、当該ビットの値が1であるとき、割り当てられたリソースが、当該ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、当該ビットの値が1でないとき、割り当てられたリソースが、当該ビットに対応する1つのRBGを含まない、ステップを含む。
この出願の実施形態は、ダウンリンク制御情報伝送方法を提供し、
第1のキャリア帯域幅部分BWPの検索空間において第1のDCIを送信するステップであり、
第1のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ0である場合、第1のDCI内のLfビットの周波数領域リソース割り当て指示がLfビットのビットマップであり、降順でのLfビットのビットマップ内のビットが、第2のBWP内のリソースブロックグループRBG0~RBG(Lf-1)にそれぞれ対応し、Lfが正の整数であり、
Lfビットのビットマップ内の1つのビットについて、当該ビットの値が1であるとき、割り当てられたリソースが、当該ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、当該ビットの値が1でないとき、割り当てられたリソースが、当該ビットに対応する1つのRBGを含まない、ステップを含む。
この出願の実施形態による例示的なキャリア帯域幅部分BWPの図である。 この出願の実施形態による周波数領域リソース割り当て方法のフローチャートである。 この出願の実施形態による例示的なエアインタフェースリソースの図である。 この出願の実施形態によるダウンリンク制御情報伝送方法のフローチャートである。 この出願の実施形態による装置の概略構造図である。 この出願の実施形態による装置の概略構造図である。 この出願の実施形態による装置の概略構造図である。 この出願の実施形態による装置の概略構造図である。
この出願の実施形態において提供される技術的解決策は、様々な通信システムに適用できる。例えば、この出願の実施形態において提供される技術的解決策は、ネットワークデバイスがDCIを端末デバイスに送信する通信システムに適用されてもよく、或いは、ネットワークデバイスがスケジューリング情報を端末デバイスに送信する通信システムに適用されてもよい。例えば、技術的解決策は、第5世(fifth generation, 5G)移動通信システム、ロングタームエボリューション(long term evolution, LTE)システム及び将来の通信システムに適用されてもよい。5Gはまた、新無線(new radio, NR)とも呼ばれてもよい。
無線通信システムは、通信デバイスを含み、通信デバイスは、エアインタフェースリソースを使用することにより無線通信を実行してもよい。通信デバイスは、ネットワークデバイスと、端末デバイスとを含んでもよく、ネットワークデバイスはまた、ネットワーク側デバイスとも呼ばれてもよい。エアインタフェースリソースは、時間領域リソース、周波数領域リソース、コードリソース及び空間リソースのうち少なくとも1つを含んでもよい。時間領域リソース及び周波数領域リソースはまた、時間周波数リソースとも呼ばれてもよい。
この出願の実施形態では、「少なくとも1つ」はまた、「1つ以上」として記載されてもよく、「複数」は、「2つ、3つ、4つ又はそれ以上」でもよい。これは、この出願では限定されない。
この出願の実施形態では、或る技術的特徴について、当該技術的特徴の数が記載されているとき、当該技術的特徴の数の値は整数又は正の整数である。
この出願の実施形態では、或る情報ビットについて、当該情報ビットのビット数が記載されているとき、当該情報ビットのビット数の値は整数又は正の整数である。或る情報ビットについて、当該情報ビットのビット数が記載されているとき、当該情報ビットのビット数の値は整数又は正の整数である。或る情報ビットについて、当該情報ビットのサイズが記載されているとき、当該情報ビットのサイズの値は整数又は正の整数である。
この出願の実施形態では、整数は、0、1、2、3、4又はそれ以上でもよく、正の整数は、1、2、3、4又はそれ以上でもよい。これは、この出願では限定されない。
この出願の実施形態では、「第1」、「第2」、「第3」、「A」、「B」、「C」、「D」等は、これらにより記載される技術的特徴を区別するために使用される。「第1」、「第2」、「第3」、「A」、「B」、「C」及び「D」により記載される技術的特徴の間に、時系列的な順序もサイズの順序も存在しない。
この出願の実施形態における端末デバイスはまた、端末とも呼ばれてもよく、無線受信及び送信機能を有するデバイスでもよい。端末デバイスは、屋内デバイス、屋外デバイス、ハンドヘルドデバイス又は車載デバイスを含み、陸上に配置されてもよく、水面に配置されてもよく(気船等)、或いは、空中に配置されてもよい(航空機、気球及び衛星等)。端末デバイスは、ユーザ装置(user equipment, UE)でもよい。UEは、ハンドヘルドデバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス又は無線通信機能を有するコンピューティングデバイスである。例えば、UEは、携帯電話(mobile phone)、タブレットコンピュータ又は無線受信及び送信機能を有するコンピュータでもよい。代替として、端末デバイスは、仮想現実(virtual reality, VR)端末デバイス、拡張現実(augmented reality, AR)端末デバイス、産業制御における無線端末、自動運転における無線端末、遠隔医療における無線端末、スマートグリッドにおける無線端末、スマートシティ(smart city)における無線端末、スマートホーム(smart home)における無線端末等でもよい。この出願の実施形態では、端末の機能を実現する装置は、端末でもよく、或いは、当該機能を実現する際に端末をサポートする装置でもよい。この出願の実施形態では、端末の機能を実現する装置が端末であり、端末がUEである例が、この出願の実施形態において提供される技術的解決策を説明するために使用される。
この出願の実施形態におけるネットワークデバイスは、基地局(base station, BS)を含み、無線アクセスネットワーク内に配置され且つ端末と無線通信を実行できるデバイスでもよい。基地局は、複数の形式、例えば、マクロ基地局、マイクロ基地局、リレーノード及びアクセスポイントでもよい。例えば、この出願の実施形態における基地局は、5Gにおける基地局又はLTEにおける進化型NodeBでもよく、5Gにおける基地局はまた、送信/受信ポイント(transmission reception point, TRP)又はgNBとも呼ばれてもよい。この出願の実施形態では、ネットワークデバイスの機能を実現する装置は、ネットワークデバイスでもよく、或いは、当該機能を実現する際にネットワークデバイスをサポートする装置でもよい。この出願の実施形態では、ネットワークデバイスの機能を実現する装置がネットワークデバイスであり、ネットワークデバイスが基地局である例が、この出願の実施形態において提供される技術的解決策を説明するために使用される。
この出願の実施形態において提供される技術的解決策は、通信デバイスの間の無線通信に適用できる。通信デバイスの間の無線通信は、ネットワークデバイスと端末との間の無線通信と、ネットワークデバイスの間の無線通信と、端末の間の無線通信とを含んでもよい。この出願の実施形態では、「無線通信」という用語は、略して「通信」と呼ばれてもよく、「通信」という用語はまた、「データ伝送」、「情報伝送」又は「伝送」とも記載されてもよい。
無線通信システムでは、基地局は、1つ以上のセルを管理でき、1つのセルは整数個のUEを含んでもよい。セル内では、基地局及びUEは、エアインタフェースリソースを使用することにより無線通信を実行してもよい。可能な無線通信システム、例えば、5Gシステムでは、エアインタフェースリソースは、周波数領域リソースを含む。周波数領域リソースはまた、指定の周波数範囲内に位置してもよい。周波数範囲はまた、帯域(band)又は周波数帯域とも呼ばれてもよい。周波数領域リソースの中心点は中心周波数と呼ばれてもよく、周波数領域リソースの幅は帯域幅(bandwidth, BW)と呼ばれてもよい。
基地局及びUEが周波数領域リソースを使用することにより無線通信を実行するとき、基地局は、キャリア周波数領域リソースを管理し、キャリア周波数領域リソース内の周波数領域リソースをUEに割り当て、それにより、基地局及びUEは、通信を実行するために、割り当てられた周波数領域リソースを使用できる。キャリア周波数領域リソースは、システム周波数領域リソースでもよく、基地局により管理されて割り当てられた周波数領域リソースでもよく、或いは、基地局とUEとの間の通信に使用できる周波数領域リソースでもよい。キャリア周波数領域リソースは、連続的な周波数領域リソースのセグメントでもよく、キャリア周波数領域リソースはまた、キャリアとも呼ばれてもよい。キャリアの幅は、システム帯域幅、キャリア帯域幅又は伝送帯域幅と呼ばれてもよい。この出願の実施形態では、周波数領域リソースはまた、周波数リソースとも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
基地局により周波数領域リソースをUEに割り当てる可能な設計は以下の通りである。基地局は、UEに対してキャリア内のキャリア帯域幅部分(bandwidth part, BWP)を構成し、基地局は、構成されたBWP内のリソースをUEにスケジューリングする。この設計は、以下のように記載されてもよい。基地局は、UEに対してキャリア内のBWPを構成し、基地局は、基地局とUEとの間の通信のために、構成されたBWP内のリソースの一部又は全部をUEに割り当てることができる。基地局によりUEに対して構成されたBWPは、キャリアに含まれ、キャリア内のいくつかの連続的又は不連続的なリソースでもよく、或いは、キャリア内の全てのリソースでもよい。BWPはまた、帯域幅リソース、周波数領域リソース部分、いくつかの周波数領域リソース、周波数リソース部分、いくつかの周波数リソース又はキャリアBWPとも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。BWPがキャリア内の連続的なリソースのセグメントであるとき、BWPはまた、サブバンド又はナローバンドとも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。例えば、図1は、例示的なBWPの図である。図1に示すように、BWPはキャリア内の連続的なリソースのセグメントであり、BWPの帯域幅はWであり、BWPの中心周波数はFである。これはまた以下のように記載されてもよい。BWP内の最高周波数の周波数はF+W/2であり、BWP内の最低周波数の周波数はF-W/2である。
例えば、基地局により周波数領域リソースをUEに割り当てる上記の可能な設計は、以下のシナリオのうち少なくとも1つに適用されてもよいが、これらに限定されない。
シナリオ1:大きい帯域のシナリオ
通信システムでは、UEのサービスボリューム及びUEの数が増加するにつれて、システムサービスボリュームがかなり増加する。したがって、キャリア帯域幅として大きい帯域幅を使用する設計が既存の通信システムで提案され、比較的多数のシステムリソースを提供するために使用され、それにより、比較的高いデータ伝送レートが提供できる。大きい帯域幅がキャリア帯域幅として使用される通信システムでは、UEによりサポートされる帯域幅は、UEのコスト及びUEのサービスボリュームを考慮して、キャリア帯域幅よりも小さくてもよい。UEによりサポートされるより大きい帯域幅は、UEのより高い処理能力、UEの可能なより高いデータ伝送レート及びUEの可能なより高い設計コストを示す。UEによりサポートされる帯域幅はまた、UEの帯域幅能力とも呼ばれる。例えば、5Gシステムでは、キャリア帯域幅の最大値は400MHzでもよく、UEの帯域幅能力は20MHz、50MHz、100MHz等でもよい。無線通信システムでは、異なるUEの帯域幅能力は、同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願の実施形態では限定されない。
この出願の実施形態では、UEの帯域幅能力はまた、UEによりサポートされる帯域幅として記述されてもよい。UEの帯域幅能力は、UEのダウンリンク帯域幅能力と、UEのアップリンク帯域幅能力とを含んでもよい。UEのダウンリンク帯域幅能力は、UEが受信を実行するときにUEによりサポートされる帯域幅を記述するために使用される。ダウンリンク帯域幅能力はまた、受信帯域幅能力又はダウンリンク受信帯域幅能力とも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。UEのアップリンク帯域幅能力は、UEが送信を実行するときにUEによりサポートされる帯域幅を記述するために使用される。アップリンク帯域幅能力はまた、送信帯域幅能力又はアップリンク受信帯域幅能力とも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。UEのダウンリンク帯域幅能力は、UEのアップリンク帯域幅能力と同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願では限定されない。
大きい帯域幅がキャリア帯域幅として使用される通信システムでは、UEの帯域幅能力がキャリア帯域幅よりも小さいので、基地局は、UEに対してキャリア内のBWPを構成してもよく、BWPの帯域幅は、UEの帯域幅以下である。UEと基地局が通信を実行するとき、基地局は、UEに対して構成されたBWPに基づいて、リソースをUEにスケジューリングしてもよい。具体的には、基地局は、基地局とUEとの間の通信のために、UEに対して構成されたBWP内のリソースの一部又は全部をUEに割り当ててもよい。
この出願の実施形態において、キャリアは、ダウンリンクキャリアと、アップリンクキャリアとを含んでもよい。ダウンリンクキャリアは、基地局とUEとの間のダウンリンク伝送に使用され、アップリンクキャリアは、基地局とUEとの間のアップリンク伝送に使用される。ダウンリンクキャリアは、アップリンクキャリアと同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願では限定されない。
この出願の実施形態では、UEのBWPは、基地局とUEとの間のアップリンク伝送及び/又はダウンリンク伝送に使用されてもよい。アップリンク伝送に使用されるBWPは、アップリンクBWPと呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよく、ダウンリンク伝送に使用されるBWPは、ダウンリンクBWPと呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。アップリンクBWPは、ダウンリンクBWPと同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願では限定されない。アップリンクBWPはアップリンクキャリアに含まれ、アップリンクBWPの帯域幅は、UEの送信帯域幅能力以下でもよい。ダウンリンクBWPはダウンリンクキャリアに含まれ、ダウンリンクBWPの帯域幅は、UEの受信帯域幅能力以下でもよい。UEのBWPは、自己完結構造(self-contained structure)でもよい。具体的には、UEは、UEのダウンリンクBWP以外の周波数領域リソース上でダウンリンク受信を実行することは想定されず、UEは、UEのアップリンクBWP以外の周波数領域リソース上でアップリンク送信を実行することは想定されない。
シナリオ2:マルチパラメータのシナリオ
無線通信システムでは、例えば、5Gシステムでは、複数のパラメータをサポートする設計が、より多くのサービスタイプ及び/又は通信シナリオをサポートするために提案される。異なるサービスタイプ及び/又は通信シナリオのそれぞれに対して、別個のパラメータが設定されてもよい。パラメータは、サブキャリア間隔及びサイクリックプレフィックス(cyclic prefix, CP)のうち少なくとも1つを含む。第3世代パートナーシッププロジェクト(third generation partnership project, 3GPP)により研究及び策定された無線通信システムの標準では、パラメータは英語ではnumerologyと呼ばれてもよい。
可能な構成では、基地局は、キャリア内の複数のBWPを構成し、複数のBWPのそれぞれについて別個のnumerologyを構成し、キャリア内の複数のサービスタイプ及び/又は通信シナリオをサポートしてもよい。異なるBWPのnumerologyは、同じでもよく或いは異なってもよく、1つ以上のBWPがUEに対して構成されてもよい。これは、この出願では限定されない。
UE及び基地局が通信を実行するとき、基地局は、通信に対応するサービスタイプ及び/又は通信シナリオに基づいて、通信に使用されるnumerology Aを決定し、numerology Aに基づいて、UEに対して対応するBWPを構成してもよい。対応するBWPのnumerologyは、numerology Aとして構成される。UE及び基地局が通信を実行するとき、基地局は、UEに対して構成されたBWPに基づいて、リソースをUEにスケジューリングしてもよい。具体的には、基地局は、基地局とUEとの間の通信のために、UEに対して構成されたBWP内のリソースの一部又は全部をUEに割り当ててもよい。
シナリオ3:帯域幅フォールバック
UE及び基地局が通信を実行するとき、基地局は、UEのサービスボリュームに基づいてUEに対してBWPを構成し、UEの電力消費を低減してもよい。例えば、UEがサービスを有さない場合、UEは、比較的小さい帯域幅を有するBWP内で制御情報を受信し、UEの無線周波数処理負荷及びベースバンド処理負荷を低減してもよく、それにより、UEの電力消費を低減する。UEのサービスボリュームが比較的小さい場合、基地局は、UEに対して比較的小さい帯域幅を有するBWPを構成し、UEの無線周波数処理負荷及びベースバンド処理負荷を低減してもよく、それにより、UEの電力消費を低減する。UEのサービスボリュームが比較的大きい場合、基地局は、UEに対して比較的大きい帯域幅を有するBWPを構成し、より高いデータ伝送レートを提供してもよい。UE及び基地局が通信を実行するとき、基地局は、UEに対して構成されたBWPに基づいて、リソースをUEにスケジューリングしてもよい。具体的には、基地局は、基地局とUEとの間の通信のために、UEに対して構成されたBWP内のリソースの一部又は全部をUEに割り当ててもよい。
基地局により周波数領域リソースをUEに割り当てる上記の可能な設計に基づいて、図2に示すように、例示的な周波数領域リソース割り当て方法は以下の通りである。ステップ1:基地局は、シグナリングAを使用することにより、或いは、事前の定義を通じて、UEに対してキャリア内のBWPを構成する。基地局は、UEに対して1つ以上のBWPを構成してもよく、これは、この出願では限定されない。ステップ2:基地局は、UEに対して構成されたBWP内で、ダウンリンク制御情報(downlink control information, DCI)を使用することにより、リソースをUEにスケジューリングする。具体的には、基地局は、DCIを使用することにより、周波数領域リソースAをUEに割り当て、周波数領域リソースAは、ステップ1においてUEに対して構成されたBWP内のリソースである。基地局及びUEは、割り当てられた周波数領域リソースA上でデータ伝送を実行してもよい。シグナリングAは、無線リソース制御(radio resource control, RRC)シグナリング、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ、媒体アクセス制御(medium access control, MAC)制御エレメント(control element, CE)、DCI又は物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel, PDSCH)で搬送されるシグナリングでもよい。DCIは、物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel, PDCCH)を通じて基地局によりUEに送信されるシグナリングでもよい。言い換えると、DCIは、PDCCHで搬送されるシグナリングでもよい。DCIはまた、制御情報とも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよく、基地局とUEとの間のデータ伝送に使用されてもよい。例えば、DCIは、基地局とUEとの間でPDSCH又は物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel, PUSCH)を伝送するために使用される。PDCCHはまた、物理制御チャネル又は制御チャネルとも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよく、主に、基地局によりUEに送信さるた制御情報を物理レイヤにおいて搬送するために使用される。「搬送する」という用語はまた、「運ぶ」とも記載されてもよい。
図2における周波数領域リソース割り当て方法に基づいて、ステップ1において、基地局は、UEに対して複数のBWPを構成してもよい。複数のBWPはまた、候補BWP、候補BWPセット、構成されたBWP又は構成されたBWPセットとも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。ステップ2において、複数のBWP内の第1のBWP及び第2のBWPについて、基地局は、DCIを使用することにより、第1のBWP内でUEへのスケジューリングを実行してもよい。具体的には、UEは、第1のBWP内で、基地局によりDCIを使用することにより送信されたスケジューリング情報を受信してもよい。スケジューリング情報は、第1のBWPに対応するスケジューリング情報でもよく、或いは、第2のBWPに対応するスケジューリング情報でもよい。スケジューリング情報が第2のBWPに対応するスケジューリング情報である場合、BWPスイッチング機能又はクロスBWPスケジューリング機能が実現される。例えば、UEの現在アクティベートされているBWPが第1のBWPである場合、基地局は、サービス要件又は通信シナリオ要件のような通信要件に基づいて、UEの現在アクティベートされているBWPを第2のBWPに切り替えてもよい。現在アクティベートされているBWPは、現在動作しているBWPとも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。現在アクティベートされているBWPは、基地局とUEとの間のデータ伝送に現在使用されているBWPであり、例えば、基地局とUEとの間でPDSCH及び/又はPUSCHを通信するために現在使用されているBWPである。BWP切り替え機能又はクロスBWPスケジューリング機能を実現するために、BWP指示がDCIに追加されてもよい。DCIに含まれるスケジューリング情報は、BWP指示により示されるBWPのスケジューリング情報であるか、或いは、DCIに含まれるスケジューリング情報は、BWP指示により示されるBWPに対応するスケジューリング情報である。例えば、表1に記載のように、基地局によりUEに対して構成されたBWPは、NumBWP=4個のBWP、すなわち、第1のBWP、第2のBWP、第3のBWP及び第4のBWPを含み、各BWPは、一意の識別子に対応する。DCIは、BWP指示を含んでもよく、BWP指示に対応する情報ビットの長さは、
Figure 0007059393000003
個のビットである。2ビットの可能な値及び値により示されるBWPが表1に記載される。2ビットの可能な値は、DCI内のBWP指示の可能な値であり、値により示されるBWPは、BWP指示により示されるBWPである。DCIに含まれるスケジューリング情報は、BWP指示により示されるBWPのスケジューリング情報であり、DCIはまた、DCI内のBWP指示により示されるBWPのDCIとも呼ばれてもよい。例えば、表1に基づいて、1つのDCIについて、当該DCI内のBWP指示の値が01である場合、BWP指示により示されるBWPは第2のBWPであり、当該DCIは第2のBWPのDCIである。言い換えると、DCIは、第2のBWPに対応するDCIである。
Figure 0007059393000004
DCIがPDCCHを通じて基地局とUEとの間で通信されるとき、基地局は、UEに対してPDCCHの検索空間を構成してもよい。PDCCHの検索空間は、PDCCH候補リソースセットに対応し、PDCCH候補リソースセットは、PDCCHを伝送するために使用できるN個の候補リソースを含み、Nは1以上の整数である。基地局は、PDCCH候補リソースセットから1つの候補リソースを選択し、例えば、チャネル品質に基づいてPDCCH候補リソースセットから1つの候補リソースを選択し、選択された候補リソース上でPDCCHをUEに送信してもよい。UEは、PDCCH候補リソースセットを監視し、すなわち、PDCCH候補リソースセット内の候補リソース上でPDCCHを検出する。この出願の実施形態では、PDCCHの検索空間は、略して検索空間と呼ばれてもよく、PDCCHの候補リソースは、略して候補リソースと呼ばれてもよい。PDCCHを受信するとき、UEは、PDCCHを受信する前に、基地局がPDCCHのN個の候補リソース内でPDCCHを送信する特定のリソースを認識しないか、或いは、基地局がPDCCHをUEに送信するか否かを認識せず、UEは、基地局がN個の候補リソースのうちいずれか1つでPDCCHを送信してもよいと考える。その結果、UEは、PDCCHが見つかるまで、N個の候補リソース上でPDCCHを検出し続ける。UEがPDCCHを検出し、PDCCHがDCIを搬送するとき、UEは、1~N回の検出を実行し、特定のサイズを有するDCIを検出する。DCIのサイズは、DCIに含まれる情報ビットのビット数の総数でもよく、或いは、DCIに含まれるビットの総数でもよい。
UEに対してPDCCH検索空間を構成するとき、基地局が複数のBWPをサポートする場合、基地局は、BWP毎に、BWPに対応するPDCCH検索空間を構成してもよい。言い換えると、基地局によりUEに対してPDCCHの検索空間を構成するための上記の方法は、各BWPに使用されてもよい。BWPの検索空間は、BWPに位置してもよく、或いは、BWPに位置しなくてもよい。BWPの検索空間がBWPに位置しないことは、BWPの検索空間がBWPが属するキャリアに位置しないこと、又は、BWPの検索空間がBWPが属するキャリアの他のBWPに位置することを意味する。
例えば、BWP Bについて、BWP BのPDCCH検索空間がBWP Bが属するキャリアに位置しない可能なシナリオは以下の通りである。マルチキャリアがサポートされるシナリオについて、例えば、基地局及びUEがキャリアA及びキャリアBの双方でデータ伝送を実行することをサポートできるシナリオについて、クロスキャリアスケジューリングがサポートされる場合、例えば、キャリアAに対応するPDCCH検索空間がキャリアBに構成され、BWP BがキャリアAに含まれる場合、BWP BのPDCCH検索空間は、キャリアBにある。
他の例では、BWP Bについて、BWP BのPDCCH検索空間がBWPが属するキャリアの他のBWPに位置する可能なシナリオは以下の通りである。キャリアAについて、キャリアAはBWP Bと、BWP Cとを含み、クロスBWPスケジューリングがサポートできる場合、BWP BのPDCCH検索空間は、BWP Cに構成されることがサポートできる。
基地局がDCIを使用することによりBWP切り替え機能又はクロスBWPスケジューリング機能を実現するとき、例えば、第2のBWPに対応するスケジューリングが第1のDCIを使用することにより第1のBWPの検索空間において実行されるとき、或いは、第1のDCIが第1のBWPの検索空間に対応する候補リソース上で伝送され、第1のDCIが第2のBWPに対応するDCIであるとき、第1のDCIのサイズは、第3のDCIのサイズに等しくなるようにされることができ、したがって、UEの消費電力が低減される。第3のDCIは、第1のBWPの検索空間において第1のBWPに対応するスケジューリングに使用される。言い換えると、第3のDCIは、第1のBWPの検索空間に対応する候補リソース上で伝送されてもよく、第3のDCIは、第1のBWPに対応するDCIであり、第3のDCIは、第1のBWPに対応するスケジューリング情報を含む。第1のBWPの検索空間において、UEについて、UEが、基地局が第1のDCI又は第3のDCIを送信すると考える場合、第1のDCIを搬送するPDCCH及び第3のDCIを搬送するPDCCHを検出するために、第1のDCIのサイズが第3のDCIのサイズと異なるとき、UEは合計で2~2N回検出を実行し、第1のDCIのサイズが第3のDCIのサイズと同じであるとき、UEは合計で1~N回検出を実行する。これは、第1のDCIのサイズが第3のDCIのサイズと異なる設計と比較して、UEにより実行される検出の回数を低減し、それにより、UEの電力消費を低減する。第1のBWPの検索空間において、UEは、代替として、基地局が第1のDCI及び第3のDCIを同時に送信してもよいと考えてもよい。これは、この出願では限定されない。
上記の例では、第1のDCIのサイズは、第3のDCIのサイズに等しくなるようにされる。第3のDCIのサイズは、第1のBWPの構成に基づいて決定されるか、或いは、第3のDCIのサイズは、基地局により第1のBWPの検索空間のために構成される。任意選択で、第3のDCI内の情報フィールドのサイズは、第1のBWPの構成に基づいて決定される。UEが第1のBWPの検索空間において第1のDCI及び/又は第3のDCIを検出するために第3のDCIのサイズを使用するとき、第1のDCIのサイズが第2のDCIのサイズよりも小さいシナリオが存在してもよく、或いは、第1のDCI内の情報フィールドのサイズが第2のDCI内の情報フィールドのサイズよりも小さいシナリオが存在してもよい。これは、第2のBWPに対応するスケジューリングの要件を満たすことができない。第2のDCIは、第2のBWPに対応するスケジューリングに使用される。第2のDCIのサイズは、第2のBWPの構成に基づいて決定されるか、或いは、第2のDCIのサイズは、基地局により第2のBWPの検索空間のために構成される。第2のDCI内の情報フィールドのサイズは、第2のBWPの構成に基づいて決定される。第2のDCIは、第2のBWPの検索空間に対応する候補リソース上で伝送されてもよく、UEは、第2のBWPの検索空間において第2のDCIを検出するために、第2のDCIのサイズを使用してもよい。この場合、第1のDCIのサイズが第2のDCIのサイズよりも小さいとき、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングは、より小さいDCIを使用することにより実行される必要があり、すなわち、第2のBWPに対応するスケジューリングは、第1のDCIを使用することにより実行される必要がある。第1のDCI内の情報フィールドのサイズが第2のDCI内の情報フィールドのサイズよりも小さいとき、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングは、より小さい情報フィールドを使用することによりサポートされる必要があり、すなわち、第2のBWPに対応するスケジューリングは、第1のDCI内の情報フィールドを使用することによりサポートされる必要がある。この出願の実施形態では、別段の指定がない限り、第1のDCIは、第1のBWPの検索空間において、第2のBWPに対応するスケジューリングを実行するために使用されるDCIを表し、第3のDCIは、第1のBWPの検索空間において、第1のBWPに対応するスケジューリングを実行するために使用されるDCIを表し、第2のDCIは、第2のBWPの検索空間において、第2のBWPに対応するスケジューリングを実行するために使用されるDCIを表す。
より小さいDCIを使用することによりBWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングを実現するために、この出願の実施形態は、以下のいくつかの設計方式及び設計方式に対応する方法の実施形態を提案する。
設計方式1:情報フィールドの切り捨て
この出願の実施形態では、DCIは、アップリンクスケジューリング情報を搬送するために使用されるDCIでもよく、略してアップリンクスケジューリングDCIと呼ばれ、PUSCH又は他のアップリンクチャネルの伝送をスケジューリングするために使用され、或いは、ダウンリンクスケジューリング情報を搬送するために使用されるDCIでもよく、略してダウンリンクスケジューリングDCIと呼ばれ、PDSCH又は他のダウンリンクチャネルの伝送をスケジューリングするために使用される。BWP指示に加えて、アップリンクスケジューリングDCI又はダウンリンクスケジューリングDCIは、周波数領域リソース割り当て指示、時間領域リソース割り当て指示又はDMRSアンテナポートのような他の情報を含んでもよい。DCI内の情報はまた、情報フィールド、伝送パラメータ又はスケジューリング伝送パラメータとも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。DCI内の情報のサイズは、情報のビット数又は情報のビット数を記述するために使用される。情報のサイズはまた、情報の寸法、情報のビット数、情報の長さ又は情報のビット数とも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。
BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがより小さいDCIを使用することにより実行されるとき、すなわち、第2のBWPに対応するスケジューリングが第1のDCIを使用することにより第1のBWPの検索空間において実行されるとき、第1のDCIのサイズは、第2のDCIのサイズよりも小さい。第2のDCIのサイズは、第2のBWPの構成に基づいて決定されるか、或いは、第2のDCIのサイズは、基地局により第2のBWPの検索空間のために構成される。UEは、第2のBWPの検索空間において第2のDCIを検出するために、第2のDCIのサイズを使用してもよい。例えば、第2のDCIは、少なくとも1つの情報フィールドを含み、少なくとも1つの情報フィールド内の情報フィールドのサイズは、第2のBWPの構成に基づいて決定される。第2のDCIのサイズは、第2のDCI内の情報フィールドのサイズの合計でもよい。DCI内の情報フィールドについて、第1のDCI及び第2のDCIの双方が情報フィールドを含み、第1のDCIのサイズが第2のDCIのサイズよりも小さい場合、第1のDCI内の情報フィールドのサイズは、第2のDCI内の情報フィールドのサイズよりも小さくてもよく、すなわち、第1のDCI内の情報フィールドは、第2のDCI内の情報フィールドに対する切り捨てられた情報フィールドである。したがって、より小さいDCIを使用することによりBWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングを実行する1つの場合は、切り捨てられた情報フィールドを使用することによりBWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングを実行することである。
BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングは、より小さい情報フィールドを使用することによりサポートされ、第1のDCI内の情報フィールドのサイズは、第2のDCI内の情報フィールドのサイズよりも小さく、すなわち、第1のDCI内の情報フィールドは、第2のDCI内の情報フィールドに対する切り捨てられた情報フィールドである。したがって、より小さい情報フィールドを使用することによりBWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングをサポートすることはまた、切り捨てられた情報フィールドを使用することによりBWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングを実行することとして記載されてもよい。
切り捨てられた情報フィールドを使用することによりBWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングを実現するために、以下に、情報フィールドの特定の内容に基づくアップリンクスケジューリングDCI及びダウンリンクスケジューリングDCIに特有の、設計方式1に対応する方法の実施形態について別個に説明する。
(1)アップリンクスケジューリングDCI
(a1)周波数領域リソース割り当て(周波数領域リソース割り振り)指示
アップリンクスケジューリングDCIは、基地局によりアップリンクBWP内でUEに割り当てられた周波数領域リソースを示すために使用される周波数領域リソース割り当て指示を含んでもよい。BWPは、DCI内のBWP指示により示されるBWPである。例えば、周波数領域リソース割り当て指示により示される周波数領域リソースは、サブキャリア、リソースブロック(resource block, RB)又はリソースブロックグループ(resource block group, RBG)でもよい。1つのRBは正の整数個のサブキャリアを含む。例えば、1つのRBは12個のサブキャリアを含む。1つのRBGは正の整数個のRBを含む。RBG内のRB数はまた、RBGのサイズ又はRBGの寸法とも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。RBは物理リソースブロック(physical resource block, PRB)でもよく、或いは、仮想リソースブロック(virtual resource block, VRB)でもよい。
無線通信システムにおいて、例えば、直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing, OFDM)に基づく通信システムにおいて、図3は、例示的なエアインタフェースリソースの図である。図3に示すように、データ伝送に使用できるリソースは、いくつかのリソースグリッドを含み、リソースグリッドは、リソースエレメント(resource element, RE)と呼ばれてもよい。1つのREは、周波数領域において1つのサブキャリアに対応し、時間領域において1つのシンボルに対応する。図3に示すように、周波数領域においてデータ伝送に使用できるリソースは、キャリア又はBWPでもよい。これは、この出願では限定されない。1つのPRBは、周波数領域においてX1個のリソースグリッドを含み、X1は1よりも大きい整数である。例えば、X1は12である。データ伝送に使用できるリソースの帯域幅は、X2個のPRBと呼ばれてもよく、X2は1以上の整数である。データ伝送に使用できるリソース内のPRBは、PRBの番号値を取得するために、周波数の昇順に0からX2-1まで連続的に番号が付けられてもよく、各PRBの番号値は、PRBを一意に識別するために使用される。「番号値」という用語はまた、この出願の実施形態では「番号」、「識別子」又は「インデックス」とも呼ばれてもよい。図3に示すように、データ伝送に使用できるリソースの帯域幅は、合計でX2個のPRB、すなわち、PRB0~PRB(X2-1)を含む。異なるサブキャリア間隔について、異なるサブキャリア間隔に対応するPRB内のサブキャリア数は、同じであるか或いは異なるように構成されてもよい。これは、この出願では限定されない。この出願の実施形態では、BWPについて、BWP内のPRBの帯域幅は、BWPのサブキャリア間隔と、BWP内のPRB内のサブキャリア数とに基づいて決定される。例えば、BWPについて、BWPのサブキャリア間隔が15kHzであり、1つのPRBが12個のサブキャリアを含む場合、BWP内のPRBの帯域幅は180kHzである。他の例では、BWPについて、BWPのサブキャリア間隔が60kHzであり、1つのPRBが12個のサブキャリアを含む場合、BWP内のPRBの帯域幅は720kHzである。
周波数領域においてデータ伝送に使用できるリソース内で、1つのPRBは1つのVRBに対応する。VRBは、集中型VRB又は分散型VRBを含んでもよい。集中型VRBは、PRBに直接マッピングされる。具体的には、インデックスがnVRBであるVRBに対応するPRBのインデックスはnPRBであり、nPRB=nVRBである。分散型VRBは、特定のルールに従ってPRBにマッピングされてもよい。ルールは、当業者により通常に使用されるマッピング方法でもよい。例えば、マッピング方法は、3GPP標準プロトコルにおけるインタリーブに基づくマッピング方法でもよい。例えば、3GPP標準プロトコルは、LTE標準プロトコル又は5G標準プロトコルでもよい。
この出願の実施形態では、1つのBWPはNRBG個のRBGを含む。BWP内のRBGは、RBGの番号値を取得するために、周波数の昇順に0からNRBG-1まで連続的に番号が付けられてもよく、各RBGの番号値は、RBGを一意に識別するために使用される。NRBG個のRBGでは、最初のRBGのサイズ及び最後のRBGのサイズは、それぞれPよりも小さく且つ1以上でもよく、或いは、最初のRBGのサイズ及び最後のRBGのサイズは、それぞれPに等しくてもよく、残りのRBGのサイズは、Pに等しくてもよく、Pは1以上の整数である。Pが1に等しいとき、1つのRBGは1つのRBと考えられてもよい。
この出願の実施形態では、周波数領域リソース割り当て指示がリソース割り当てに使用されるとき、リソース割り当てタイプは、タイプ0、タイプ1又はタイプ0及びタイプ1でもよい。この出願の実施形態では、タイプ0及びタイプ1は、異なるリソース割り当て方法を記述するために使用される。リソース割り当てタイプがタイプ0及びタイプ1であることは以下のように理解されてもよい。タイプ0及びタイプ1は、候補リソース割り当てタイプであり、リソース割り当てタイプは、タイプ0又はタイプ1として更に構成されてもよい。
リソース割り当てタイプ:タイプ0
BWP Aについて、BWP Aに対応するスケジューリングがDCI Aを使用することによりBWP Aの検索空間において実行され、DCI Aが周波数領域リソース割り当て指示を含むとき、且つ、リソース割り当てタイプがタイプ0であるとき、BWP Aがブロードキャストメッセージを使用することにより構成された初期BWPである場合、DCI A内の周波数領域リソース割り当て指示は、
Figure 0007059393000005
ビットのビットマップを含んでもよく、或いは、BWP AがRRCシグナリング又はシステムメッセージを使用することにより構成されたBWPである場合、DCI A内の周波数領域リソース割り当て指示は、
Figure 0007059393000006
ビットのビットマップを含んでもよい。NBWP,A sizeはBWP A内のRB数であり、NBWP,A startはBWP A内の開始PRBに対応する共通RBのインデックスであり、PAはBWP A内のRBG内のRB数である。NBWP,A RBGビットのビットマップ内の1つのビットは、BWP A内の1つのRBGに対応し、当該ビットはまた、1つの情報ビットとも呼ばれてもよい。例えば、インデックスの昇順でのBWP A内のRBGは、それぞれNBWP,A RBGビットのビットマップ内の最下位ビットから最上位ビットまでと1対1の対応関係にある。NBWP,A RBGビットのビットマップ内の1つビットについて、当該ビットの値がt1であるとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、当該ビットの値がt2であるとき或いはt1でないとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含まない。t1及びt2は整数でもよい。例えば、t1は1である。この出願の実施形態では、タイプ0はまた、リソース割り当てタイプ0又は第1のリソース割り当てタイプとも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。可能な実現方式では、リソース割り当てタイプがタイプ0である場合、タイプ0に対応するリソース割り当て方法におけるRBはPRBである。この出願の実施形態では、BWP Aは、第1のBWP、第2のBWP又はいずれかの他のBWPでもよい。これは、この出願では限定されない。
周波数領域リソースは、共通RBにより識別されてもよい。共通RBは、周波数の昇順に共通RB0から番号が付けられる。BWP A内の開始PRBは、インデックスがNBWP,A startであるRBである共通RBに対応するか、或いは、共通RB0の周波数位置に対するBWP A内の開始PRBの周波数位置のオフセットはNBWP,A start個のRBである。周波数領域リソース内で、共通RB0の位置は、参照周波数位置と、参照周波数位置に対する共通RB0のオフセットとに基づいて決定される。以下に例を提供する。
(1)プライマリサービングセルに対応するダウンリンクキャリアについて、参照周波数位置は、UEによるアクセスに使用される同期信号ブロックに対応する、周波数が最も低いRBに基づいて決定される。
(2)アンペアード(unpaired)スペクトルにおいてプライマリサービングセルに対応するアップリンクキャリアについて、参照周波数位置は、UEによるアクセスに使用される同期信号ブロックに対応する、周波数が最も低いRBに基づいて決定される。
(3)ペーアド(paired)スペクトルにおいてプライマリサービングセルに対応するアップリンクキャリアについて、参照周波数位置は、基地局により構成された周波数位置に基づいて決定される。周波数位置は、絶対無線周波数チャネル番号(absolute radio frequency channel number, ARFCN)に対応してもよい。
(4)セカンダリサービングセルについて、参照周波数位置は、基地局により構成された周波数位置に基づいて決定される。周波数位置は、絶対無線周波数チャネル番号ARFCNに対応してもよい。
(5)補助アップリンクキャリアについて、参照周波数位置は、基地局により構成された周波数位置に基づいて決定される。周波数位置は、絶対無線周波数チャネル番号ARFCNに対応してもよい。
リソース割り当てタイプ:タイプ1
BWP Aについて、BWP Aに対応するスケジューリングがDCI Aを使用することによりBWP Aの検索空間において実行され、DCI Aが周波数領域リソース割り当て指示を含むとき、且つ、リソース割り当てタイプがタイプ1であるとき、DCI A内の周波数領域リソース割り当て指示は、
Figure 0007059393000007
ビットのリソースインジケータ値(resource indicator value, RIV)を含んでもよく、NBWP,A sizeはBWP A内のRB数である。RIVは、基地局によりBWP A内でUEに割り当てられた開始RBのインデックスと、基地局によりBWP A内でUEに連続的に割り当てられたRB数を示すために使用される。例えば、
Figure 0007059393000008
である場合、
Figure 0007059393000009
であり、そうでない場合、
Figure 0007059393000010
である。
LRBsは連続的に割り当てられたRB数であり、0<LRBs≦NBWP,A size-RBBWP,A startであり、RBBWP,A startは割り当てられた開始RBのインデックスである。この出願の実施形態では、タイプ1はまた、リソース割り当てタイプ1又は第2のリソース割り当てタイプとも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。可能な実現方式では、リソース割り当てタイプがタイプ1である場合、タイプ1に対応するリソース割り当て方法におけるRBは、PRB又はVRBである。この場合、DCI Aは、VRBからPRBへのマッピング情報を含んでもよい。例えば、VRBからPRBへのマッピング情報のサイズは、VRBがPRBに直接マッピングされるか、リソース割り当て方法におけるインタリーブに基づいてPRBにマッピングされるかを示す1つのビットである。DCI Aは、周波数領域周波数ホッピング有効指示情報を更に含んでもよい。例えば、周波数領域周波数ホッピング有効指示情報のサイズは1つのビットである。この出願の実施形態では、周波数領域周波数ホッピング有効指示情報は、周波数領域周波数ホッピングを有効にするか否かを示すために使用される。周波数領域周波数ホッピングが有効である場合、周波数領域リソース割り当て指示内の
Figure 0007059393000011
個のビットは、周波数ホッピングオフセットを示すために使用されるNhop個のビットを含んでもよく、Nhop個のビット以外の
Figure 0007059393000012
個のビット内の情報ビットは、開始RBのインデックス及び連続的に割り当てられたRB数を示すために使用される。任意選択で、VRBからPRBへのマッピング情報を示すために使用される1つのビットは、周波数領域周波数ホッピングの有効を示すために使用される1つのビットと同じでもよい。
リソース割り当てタイプ:タイプ0及びタイプ1
BWP Aについて、BWP Aに対応するスケジューリングがDCI Aを使用することによりBWP Aの検索空間において実行され、DCI Aが周波数領域リソース割り当て指示を含むとき、且つ、リソース割り当てタイプがタイプ0及びタイプ1であるとき、DCI Aの周波数領域リソース割り当て指示は、
Figure 0007059393000013
個のビットを含んでもよい。
Figure 0007059393000014
個のビット内の1つのビットは、構成されたリソース割り当てタイプを示すために使用される。例えば、当該ビットは最上位ビットである。当該ビットの値が0であるとき、リソース割り当てタイプはタイプ0として構成され、或いは、当該ビットの値が1であるとき、リソース割り当てタイプはタイプ1として構成される。構成されたリソース割り当てタイプを示すために使用されるビット以外の
Figure 0007059393000015
個のビットは、割り当てられた周波数領域リソースを示すために使用される。例えば、リソース割り当てタイプがタイプ0である場合、
Figure 0007059393000016
個のビット内のNBWP,A RBG個のビットは、タイプ0により記述される方法に基づいて実行されるリソース割り当てに使用され、或いは、リソース割り当てタイプがタイプ1である場合、
Figure 0007059393000017
個のビット内の
Figure 0007059393000018
個のビットは、タイプ1により記述される方法に基づいて実行されるリソース割り当てに使用される。更なる詳細はここでは提供されない。この場合、DCI Aは、VRBからPRBへのマッピング情報を更に含んでもよい。例えば、VRBからPRBへのマッピング情報のサイズは、周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ1として構成されたとき、VRBがPRBに直接マッピングされるか、リソース割り当て方法におけるインタリーブに基づいてPRBにマッピングされるかを示す1つのビットである。DCI Aは、周波数領域周波数ホッピング有効指示情報を更に含んでもよい。例えば、周波数領域周波数ホッピング有効指示情報のサイズは1つのビットである。この出願の実施形態では、周波数領域周波数ホッピング有効指示情報は、周波数領域周波数ホッピングを有効にするか否かを示すために使用される。周波数領域周波数ホッピングが有効である場合、周波数領域リソース割り当て指示内の
Figure 0007059393000019
個のビットは、周波数ホッピングオフセットを示すために使用されるNhop個のビットを含んでもよく、Nhop個のビット以外の
Figure 0007059393000020
個のビット内の情報ビット又はNhop個のビット以外の
Figure 0007059393000021
個のビット内の
Figure 0007059393000022
個のビット内の情報ビットは、開始RBのインデックス及び連続的に割り当てられたRB数を示すために使用される。任意選択で、VRBからPRBへのマッピング情報を示すために使用される1つのビットは、周波数領域周波数ホッピングの有効を示すために使用される1つのビットと同じでもよい。
上記のように、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングが実行されるとき、第1のDCI及び第2のDCIの双方がリソース割り当て指示を含み、第1のDCI内のリソース割り当て指示のサイズが第1のBWPの帯域幅及び構成されたリソース割り当てタイプに基づいて決定され、第2のDCI内のリソース割り当て指示のサイズが第2のBWPの帯域幅及び構成されたリソース割り当てタイプに基づいて決定される場合、第1のDCI内のリソース割り当て指示のサイズは、第2のDCI内の情報フィールドのサイズよりも小さくてもよく、すなわち、第1のDCI内のリソース割り当て指示は、切り捨てられた情報である。以下に、Lfビットの切り捨てられた周波数領域リソース割り当て指示を使用することにより、どのようにBWP切り替え又はクロスBWPリソース割り当てが実行されるかについて詳述する。Lfビットの切り捨てられた周波数領域リソース割り当て指示はまた、Lfビットの周波数領域リソース割り当て指示とも呼ばれてもよい。
図4は、ダウンリンク制御情報伝送方法を示す。図4に示すように、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIは周波数領域リソース割り当て指示を含み、周波数領域リソース割り当て指示は第2のBWP内でUEに割り当てられた周波数領域リソースを示すために使用される。UEは、第1のDCIを受信し、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示に基づいて、第2のBWP内でUEに割り当てられた周波数領域リソースを決定する。
第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズは、第2のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズよりも小さい。代替として、第1のBWPについて構成されたリソース割り当てタイプがタイプ0であり、第2のBWPについて構成されたリソース割り当てタイプがタイプ1(又はタイプ0及びタイプ1)であるとき、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズは、第2のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズと、VRBからPRBへのマッピング指示のサイズ及び/又は周波数領域周波数ホッピング有効指示のサイズとの合計よりも小さい。代替として、第1のBWP内で構成されたリソース割り当てタイプがタイプ1(又はタイプ0及びタイプ1)であり、第2のBWP内で構成されたリソース割り当てタイプがタイプ0であるとき、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズと、VRBからPRBへのマッピング指示及び/又は周波数領域周波数ホッピング有効指示のサイズとの合計は、第2のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズよりも小さい。第2のDCIは、第2のBWPの検索空間においてリソースをUEにスケジューリングするために使用され、第2のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示は、第2のBWP内でUEに割り当てられた周波数領域リソースを示すために使用される。
シナリオ1:第2のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ0である
任意選択で、周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットはまた、Lfビットのビットマップとも呼ばれてもよく、降順でのLfビットのビットマップ内のビットが、第2のBWP内のRBG0~RBG(Lf-1)にそれぞれ対応する。Lfビットのビットマップ内の1つのビットについて、当該ビットの値がt1であるとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、当該ビットの値がt2であるとき或いはt1でないとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含まない。t1及びt2は整数でもよい。例えば、t1は1である。任意選択で、周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットは、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示でもよく、或いは、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズと、VRBからPRBへのマッピング指示のサイズ及び/又は周波数領域周波数ホッピング有効指示のサイズとの合計でもよい。
シナリオ2:第2のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ1である
例えば、第1のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ0である場合、第1のDCI内のLfビットの周波数領域リソース割り当て指示は、基地局により第2のBWP内でUEに割り当てられた開始RBのインデックスと、基地局により第2のBWP内でUEに連続的に割り当てられたRB数とを示すために使用される。この場合、VRBからPRBへのマッピング方式は、第1のDCIに対応するリソース割り当てについて予め構成されてもよい。例えば、直接のVRBからPRBへのマッピングが予め構成される。周波数領域周波数ホッピングが有効にされるか否かは、第1のDCIに対応するリソース割り当てについて予め構成されてもよい。例えば、周波数領域周波数ホッピングが有効にされないことが予め構成される。言い換えると、第1のDCIは、VRBからPRBへのマッピング情報及び/又は周波数ホッピング有効指示情報を含まなくてもよい。
例えば、第1のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ0である場合、第1のDCI内のLfビットの周波数領域リソース割り当て指示は、Kビットの情報を含み、Kビットの情報は、VRBからPRBへのマッピング情報及び/又は周波数領域周波数ホッピング有効指示情報であり、K=1又はK=2である。例えば、Kビットの情報は、Lfビットの周波数領域リソース割り当て指示情報内のK個の最上位ビット、K個の最下位ビット、又はK1個の最上位ビット及びK2個の最下位ビットを含むK個のビットを有し、K1+K2=Kである。Lfビットの周波数領域リソース割り当て指示内の残りの(Lf-K)ビットの情報は、基地局により第2のBWP内でUEに割り当てられた開始RBのインデックスと、基地局により第2のBWP内でUEに連続的に割り当てられたRB数とを示すために使用される。
例えば、第1のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ1である場合、周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットは、基地局により第2のBWP内でUEに割り当てられた開始RBのインデックスと、基地局により第2のBWP内でUEに連続的に割り当てられたRB数とを示すために使用される。任意選択で、周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットは、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示でもよく、或いは、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズと、VRBからPRBへのマッピング指示のサイズ及び/又は周波数領域周波数ホッピング有効指示のサイズとの合計でもよい。
第1のDCIを受信した後に、UEは、第1のDCIに基づいて、第2のBWP内でUEに割り当てられた周波数領域リソースを決定する。例えば、RIVを受信した後に、UEは、
Figure 0007059393000023
と、第2のBWP内のRB数NBWP,B sizeとに基づいて、基地局により第2のBWP内でUEに割り当てられた開始RBのインデックスRBstartと、基地局により第2のBWP内でUEに連続的に割り当てられたRB数LRBsとを決定する。例えば、
Figure 0007059393000024
である場合、
Figure 0007059393000025
である。
Figure 0007059393000026
である場合、
Figure 0007059393000027
である。
シナリオ3:第2のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ0及びタイプ1である
例えば、第2のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプは、タイプ0として予め構成され、第1のDCI内のLfビットの周波数領域リソース割り当て指示はまた、Lfビットのビットマップとも呼ばれてもよく、降順でのLfビットのビットマップ内のmin{Lf,NBWP,2 RBG}個のビットは、第2のBWP内のRBG0~RBGmin{Lf,NBWP,2 RBG}-1に対応する。min{Lf,NBWP,2 RBG}個のビット内の1つのビットについて、当該ビットの値がt1であるとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、当該ビットの値がt2であるとき或いはt1でないとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含まない。NBWP,2 RBGは第2のBWPに含まれるRBG数であり、t1及びt2は整数でもよい。例えば、t1は1である。
例えば、第1のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ0である場合、第2のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプはタイプ0であり、第1のDCI内のLfビットの周波数領域リソース割り当て指示はまた、Lfビットのビットマップとも呼ばれてもよく、降順でのLfビットのビットマップ内のmin{Lf,NBWP,2 RBG}個のビットは、第2のBWP内のRBG0~RBGmin{Lf,NBWP,2 RBG}-1に対応する。min{Lf,NBWP,2 RBG}個のビット内の1つのビットについて、当該ビットの値がt1であるとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、当該ビットの値がt2であるとき或いはt1でないとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含まない。NBWP,2 RBGは第2のBWPに含まれるRBG数であり、t1及びt2は整数でもよい。例えば、t1は1である。
例えば、第1のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ1である場合、第2のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプはタイプ1であり、第1のDCI内のLfビットの周波数領域リソース割り当て指示は、基地局により第2のBWP内でUEに割り当てられた開始RBのインデックスと、基地局により第2のBWP内でUEに連続的に割り当てられたRB数とを示すために使用される。第1のDCIを受信した後に、UEは、第1のDCIに基づいて、第2のBWP内でUEに割り当てられた周波数領域リソースを決定する。周波数領域リソースを決定するための方法は、シナリオ2における対応する説明と同様である。更なる詳細はここでは提供されない。
例えば、周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットは、第1のDCIを使用することにより第2のBWPについて構成されたリソース割り当てタイプを示すために使用される1ビットの情報を含む。例えば、ビットの値が0であるとき、リソース割り当てタイプはタイプ0として構成され、或いは、ビットの値が1であるとき、リソース割り当てタイプはタイプ1として構成される。以下に更なる詳細を提供する。
第1のDCIを使用することにより第2のBWPについて構成されたリソース割り当てタイプがタイプ0であるとき、残りの(Lf-1)個のビットはまた、(Lf-1)ビットのビットマップと呼ばれてもよく、降順での(Lf-1)個のビット内のmin{Lf-1,NBWP,2 RBG}個のビットは、第2のBWP内のRBG0~RBGmin{Lf-1,NBWP,2 RBG}-1にそれぞれ対応する。min{L f -1,N BWP,2 RBG }個のビット内の1つのビットについて、当該ビットの値がt1であるとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、当該ビットの値がt2であるとき或いはt1でないとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含まない。NBWP,2 RBGは第2のBWPに含まれるRBG数であり、t1及びt2は整数でもよい。例えば、t1は1である。任意選択で、周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットは、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示でもよく、或いは、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズと、VRBからPRBへのマッピング指示のサイズ及び/又は周波数領域周波数ホッピング有効指示のサイズとの合計でもよい。任意選択で、周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットは、第3のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示でもよく、或いは、第3のDCI内の周波数領域割り当て指示のサイズと、VRBからPRBへのマッピング指示のサイズ及び/又は周波数領域周波数ホッピング有効指示のサイズとの合計でもよい。第3のDCIは、第1のBWPの検索空間において第1のBWPに対応するスケジューリングに使用される。
第1のDCIを使用することにより第2のBWPについて構成されたリソース割り当てタイプがタイプ1であるとき、残りの(Lf-1)個のビットは、基地局により第2のBWP内でUEに割り当てられた開始RBのインデックスと、基地局により第2のBWP内でUEに連続的に割り当てられたRB数とを示すために使用される。第1のDCIを受信した後に、UEは、第1のDCIに基づいて、第2のBWP内でUEに割り当てられた周波数領域リソースを決定する。周波数領域リソースを決定するための方法は、シナリオ2における対応する説明と同様である。更なる詳細はここでは提供されない。第1のBWPの周波数領域リソース割り当てタイプがタイプ0である場合、VRBからPRBへのマッピング方式は、第1のDCIに対応するリソース割り当てについて予め構成されてもよい。例えば、直接のVRBからPRBへのマッピングが予め構成される。周波数領域周波数ホッピングが有効にされるか否かは、第1のDCIに対応するリソース割り当てについて予め構成されてもよい。例えば、周波数領域周波数ホッピングが有効にされないことが予め構成される。言い換えると、第1のDCIは、VRBからPRBへのマッピング情報及び/又は周波数ホッピング有効指示情報を含まなくてもよい。
例えば、周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットは、第1のDCIを使用することにより第2のBWPについて構成されたリソース割り当てタイプを示すために使用される1ビットの情報を含む。例えば、ビットの値が0であるとき、リソース割り当てタイプはタイプ0として構成され、或いは、ビットの値が1であるとき、リソース割り当てタイプはタイプ1として構成される。周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットは、Kビットの情報を含み、Kビットの情報は、VRBからPRBへのマッピング情報及び/又は周波数領域周波数ホッピング有効指示情報であり、K=1又はK=2である。任意選択で、第1のBWP内で構成されたリソース割り当てタイプはタイプ0である。以下に更なる詳細を提供する。
第1のDCIを使用することにより第2のBWPについて構成されたリソース割り当てタイプがタイプ0であるとき、残りの(Lf-K-1)ビットはまた、(Lf-K-1)ビットのビットマップと呼ばれてもよく、降順での(Lf-K-1)個のビット内のmin{Lf-K-1,NBWP,2 RBG}個のビットは、第2のBWP内のRBG0~RBGmin{Lf-K-1,NBWP,2 RBG}-1にそれぞれ対応する。min{Lf-K-1,NBWP,2 RBG}個のビット内の1つのビットについて、当該ビットの値がt1であるとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、当該ビットの値がt2であるとき或いはt1でないとき、基地局によりUEに割り当てられたリソースは、当該ビットに対応する1つのRBGを含まない。NBWP,2 RBGは第2のBWPに含まれるRBG数であり、t1及びt2は整数でもよい。例えば、t1は1である。任意選択で、周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットは、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示でもよく、或いは、第1のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズと、VRBからPRBへのマッピング指示のサイズ及び/又は周波数領域周波数ホッピング有効指示のサイズとの合計でもよい。任意選択で、周波数領域リソース割り当てに使用される第1のDCI内のLf個のビットは、第3のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示でもよく、或いは、第3のDCI内の周波数領域リソース割り当て指示のサイズと、VRBからPRBへのマッピング指示のサイズ及び/又は周波数領域周波数ホッピング有効指示のサイズとの合計でもよい。第3のDCIは、第1のBWPの検索空間において第1のBWPに対応するスケジューリングに使用される。
第1のDCIを使用することにより第2のBWPについて構成されたリソース割り当てタイプがタイプ1であるとき、残りの(Lf-K-1)個のビットは、基地局により第2のBWP内でUEに割り当てられた開始RBのインデックスと、基地局により第2のBWP内でUEに連続的に割り当てられたRB数とを示すために使用される。第1のDCIを受信した後に、UEは、第1のDCIに基づいて、第2のBWP内でUEに割り当てられた周波数領域リソースを決定する。周波数領域リソースを決定するための方法は、シナリオ2における対応する説明と同様である。更なる詳細はここでは提供されない。
(b1)時間領域リソース割り当て指示
図3に示す例示的なエアインタフェースリソースの図において、基地局及びUEは、時間領域における伝送時間間隔(transmission time interval, TTI)に基づいてデータ伝送を実行してもよい。この出願の実施形態では、TTIは正の整数の時間単位を含んでもよく、時間単位は、シンボル、スロット、ミニスロット、サブフレーム、フレーム又は当該分野で一般的に使用される他の時間単位を含む。これは、この出願では限定されない。この出願の実施形態では、TTIがスロットであることが、説明のための例として使用されてもよい。例えば、1つのスロットは14個のシンボルを含んでもよく、14個のシンボルに対応するインデックスは、それぞれ0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12及び13でもよい。
DCI内の時間領域リソース割り当て指示は、時間領域リソース割り当て情報を示すために使用されてもよい。時間領域リソース割り当て情報は、以下のもの、すなわち、DCIを通信するためのスロットと、DCIに対応するPUSCHを通信するためのスロットとの間の距離k1、DCIに対応するPUSCHを通信するためのスロット内のPUSCHの開始シンボル及び連続するシンボル数(starting and length indication value, SLIV)を示す値、及びPUSCHマッピングタイプ指示のうち少なくとも1つを含む。k1はスロット単位で測定される。この出願の実施形態では、PUSCHマッピングタイプは、PUSCHの復調参照信号(demodulation reference signal, DMRS)により占有されるシンボルを示すために使用され、DMRSは、PUSCHを復調するために使用される。例えば、PUSCHマッピングタイプがタイプAであるとき、DMRSにより占有されるシンボルのインデックスは、ブロードキャストメッセージを使用することにより構成され、或いは、PUSCHマッピングタイプがタイプBであるとき、DMRSにより占有されるシンボルは、PUSCHの開始シンボルである。この出願の実施形態では、SLIVについて、例えば、1つのスロットが14個のシンボルを含むとき、
L-1≦7である場合、SLIV=14・(L-1)+Sであり、
そうでない場合、SLIV=14・(14-L+1)+(14-1-S)である。
Sは開始シンボルの識別子又はインデックスであり、Lは連続するシンボル数であり、0<L≦14-Sである。
例えば、UEがスロットn内でDCIを受信し、DCIがPDCCH上で搬送される場合、UEは、スロット(n+k1)内でDCIに対応するPUSCHを送信する。言い換えると、DCIは、PUSCHに対応するスケジューリング情報を含む。スロット(n+k1)では、UEは、SLIVにより示される開始シンボルから始まり、SLIVにより示される連続するシンボルでPUSCHを伝送する。
BWP Aについて、BWP Aに対応するスケジューリングがDCI Aを使用することによりBWP Aの検索空間において実行されるとき、基地局は、事前構成又は半静的な構成を通じてUEに対して複数の時間領域リソース割り当て情報を構成してもよく、各時間領域リソース割り当て情報は、一意の識別子に対応する。基地局は、UEに対して、DCI Aを使用することにより、DCI Aに対応するPUSCHを通信するために使用される複数の時間領域リソース割り当て情報のうち1つを構成してもよい。この出願の実施形態では、半静的な構成は、RRCシグナリング、ブロードキャストメッセージ、システムメッセージ又はMAC CEを使用することにより、基地局によりUEに対して実行される構成でもよい。例えば、基地局によりUEに対して構成された複数の時間領域リソース割り当て情報が、Nind=4個の情報、すなわち、情報0、情報1、情報2及び情報3である場合、DCI A内の時間領域リソース割り当て指示は、情報0、情報1、情報2及び情報3の中で基地局によりUEに対して構成された特定の時間領域リソース割り当て情報を示すために使用される
Figure 0007059393000028
個の情報ビットを含んでもよい。例えば、表2は、DCI A内の時間領域リソース割り当て指示の可能な値と、可能な値に対応する時間領域リソース割り当て情報とを記載する。DCI Aを使用することにより基地局によりUEに対して構成された時間領域リソース割り当て情報は、表2及びDCI A内の時間領域リソース割り当て指示の値に基づいて決定されてもよい。例えば、DCI A内の時間領域リソース割り当て指示の値が00である場合、DCI Aを使用することにより基地局によりUEに対して構成された時間領域リソース割り当て情報が情報0であると決定されてもよい。アップリンクに対応するNindはダウンリンクに対応するNindと同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願では限定されない。
Figure 0007059393000029
BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIは時間領域リソース割り当て指示を含み、時間領域リソース割り当て指示は、UEに対して第2のBWP内で構成された時間領域リソース割り当て情報を示すために使用され、UEは、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを受信し、第1のDCI内の時間領域リソース割り当て指示に基づいて、UEに対して第2のBWP内で構成された時間領域リソース割り当て情報を決定する。
第1のDCI内のLTビットの時間領域リソース割り当て指示内の
Figure 0007059393000030
個のビットは、X個の時間領域リソース割り当て情報内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定の時間領域リソース割り当て情報を示すために使用され、X個の時間領域リソース割り当て情報は、NBWP,2 TF個の時間領域リソース割り当て情報に含まれ、NBWP,2 TF個の時間領域リソース割り当て情報は、第2のBWPに対応する候補時間領域リソース割り当て情報である。例えば、第2のDCIは、第2のBWPの検索空間においてリソースをUEにスケジューリングするために使用され、第2のDCI内の
Figure 0007059393000031
ビットの時間領域リソース割り当て指示は、NBWP,2 TF個の時間領域リソース割り当て情報内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定の時間領域リソース割り当て情報を示すために使用される。任意選択で、
Figure 0007059393000032
個のビット以外のLTビットの時間領域リソース割り当て指示内の全ての
Figure 0007059393000033
個のビットは0である。
例えば、X個の時間領域リソース割り当て情報は、NBWP,2 TF個の時間領域リソース割り当て情報の中で最大のタイミングオフセットを有するX個の時間領域リソース割り当て情報である。時間領域リソース割り当て情報のタイミングオフセットは、時間領域リソース割り当て情報内のk1及び/又はPUSCHの開始シンボルSの識別子に基づいて決定される。任意選択で、タイミングオフセットは、k1、PUSCHの開始シンボルの識別子S又は14k1+Sでもよい。この方法を使用することにより、第1のDCIにより示されるタイミングオフセットは、UEが第1のBWPから第2のBWPに切り替えるための切り替え待ち時間の要件を満たすことができ、すなわち、第1のDCIにより示されるタイミングオフセットは、UEが第1のBWPから第2のBWPに切り替えるための切り替え待ち時間以上とすることができる。切り替え待ち時間は、無線周波数切り替え時間、PDCCH処理時間及びビーム準備時間のうち少なくとも1つを含んでもよい。
他の例では、X個の時間領域リソース割り当て情報は、NBWP,2 TF個の時間領域リソース割り当て情報内の最初のX個の時間領域リソース割り当て情報、例えば、0番目~(X-1)番目の時間領域リソース割り当て情報に対応し、X個の時間領域リソース割り当て情報のうち少なくとも1つに対応するタイミングオフセットは、UEが第1のBWPから第2のBWPに切り替えるための切り替え待ち時間の要件を満たすことができ、すなわち、少なくとも1つの時間領域リソース割り当て情報に対応するタイミングオフセットは、UEが第1のBWPから第2のBWPに切り替えるための切り替え待ち時間以上である。切り替え待ち時間は、無線周波数切り替え時間、PDCCH処理時間及びビーム準備時間のうち少なくとも1つを含んでもよい。タイミングオフセットは、時間領域リソース割り当て情報内のk1及び/又はPUSCHの開始シンボルの識別子Sに基づいて決定される。UEは、第1のDCIにより示される時間領域リソース割り当て情報が、少なくとも1つの時間領域リソース割り当て情報のうち1つであると仮定する。
(c1)DMRSアンテナポート
この出願の実施形態では、参照信号(reference signal, RS)は、チャネル推定又はチャネルサウンディングのために、基地局とUEとの間で通信されてもよい。参照信号はまた、パイロットとも呼ばれてもよく、或いは、他の名称を有してもよい。これは、この出願では限定されない。例えば、基地局及びUEが通信を実行するとき、RSはチャネル状態推定又はチャネル測定のために通信されてもよい。それに従って、基地局及びUEは、推定されたチャネル状態又はチャネル測定に基づいてデータ伝送を実行してもよく、それにより、データ伝送レートを増加できる。
PUSCHを基地局に送信するとき、UEは、アップリンクDMRSを基地局に送信してもよく、基地局は、受信したDMRSに基づいてチャネル推定を実行し、チャネル推定の結果に基づいてPUSCHを復調する。DMRSは、PUSCHに対応するDMRSと呼ばれてもよい。
データ伝送を実行するとき、基地局及びUEは、チャネルを通じてデータ伝送を実行する。1つの基地局及び1つのUEは、少なくとも1つのチャネルを通じてデータ伝送を実行してもよい。1つのチャネルは、1つのアンテナポートに対応してもよく、アンテナポートを通じて伝送される信号は、アンテナポートを通じて伝送される他の信号に基づいて推論されてもよい。例えば、基地局及びUEは、アンテナポートを通じてDMRS及び他のデータを通信してもよい。DMRSは、チャネル推定に使用されてもよく、チャネル推定の結果は、アンテナポートを通じて通信される他のデータを復調するために使用されてもよい。セル内で、システム容量を増加させるために複数のアンテナポートを通じて1つ以上のUEとデータ伝送を実行する際に基地局をサポートするために、複数のアンテナポートがデータ伝送のために構成されてもよい。ダウンリンク伝送に使用されるアンテナポート及びアップリンク伝送に使用されるアンテナポートは、別々に構成されてもよい。
複数のDMRSは、アップリンクについて構成されてもよい。複数のDMRSのそれぞれは、1つのアンテナポートに対応してもよく、DMRSを伝送するために使用されるアンテナポートはまた、DMRSアンテナポートとも呼ばれてもよい。さらに、複数のDMRSについて、複数のDMRSのDMRSアンテナポートは、符号分割多重(code division multiplexing, CDM)グループを取得するようにグループ化されてもよい。
例えば、表3に記載のように、DMRS構成タイプ1に対応して、複数のDMRSアンテナポートは合計で8個のアンテナポート、すなわち、ポート0、ポート1、ポート2、ポート3、ポート4、ポート5、ポート6及びポート7である。この場合、第1のCDMグループ(CDMグループ0)は、ポート0、ポート1、ポート4及びポート5を含んでもよく、第2のCDMグループ(CDMグループ1)は、ポート2、ポート3、ポート6及びポート7を含んでもよい。
Figure 0007059393000034
他の例では、表4に記載のように、DMRS構成タイプ2に対応して、複数のDMRSアンテナポートは合計で12個のアンテナポート、すなわち、ポート00、ポート01、ポート02、ポート03、ポート04、ポート05、ポート06、ポート07、ポート08、ポート09、ポート10及びポート11である。この場合、第1のCDMグループ(CDMグループ0)は、ポート00、ポート01、ポート06及びポート07を含んでもよく、第2のCDMグループ(CDMグループ1)は、ポート02、ポート03、ポート08及びポート09を含んでもよく、第3のCDMグループ(CDMグループ2)は、ポート04、ポート05、ポート10及びポート11を含んでもよい。
Figure 0007059393000035
この出願の実施形態では、PUSCHのDMRSタイプは、PUSCHマッピングタイプと同じでもよく、PUSCHのDMRSタイプ1は、PUSCHマッピングタイプのタイプAと同じであり、PUSCHのDMRSタイプ2は、PUSCHマッピングタイプのタイプBと同じである。
BWPについて、基地局がUEに対してDMRSを構成するとき、基地局は、事前構成又は半静的な構成を通じて候補DMRS構成セットを構成してもよい。セット内の1つのDMRS構成は、以下の情報、すなわち、構成に対応するインデックス又は識別子、DMRSアンテナポートのポート番号、DMRS CDMグループ数及びDMRSがマッピングされるシンボル数のうち少なくとも1つを含んでもよい。DMRSアンテナポートのポート番号は、少なくとも1つのポート番号を含んでもよく、少なくとも1つのポート番号に対応するアンテナポートは、DMRSを伝送するために使用される。DMRS CDMグループ数がNCDM DMRSである場合、CDMグループ0~CDMグループ(NCDM DMRS-1)に含まれるDMRSアンテナポートに対応するリソースは、PUSCHにマッピングされず、すなわち、CDMグループ0~CDMグループ(NCDM DMRS-1)に含まれるDMRSアンテナポートに対応するリソースは、PUSCHを伝送するために使用されない。異なるBWPについて、基地局は、異なるBWPのそれぞれに、別々の候補DMRS構成セットを構成してもよい。
BWP Aについて、基地局がUEに対してBWPに対応する候補DMRS構成セットを構成し、セットがNDMRS個のDMRS構成を含む場合、BWP Aに対応するスケジューリングがDCI Aを使用することによりBWP Aの検索空間において実行されるとき、DCI Aは、DMRSアンテナポートを含んでもよい。DMRSアンテナポートに対応する情報フィールドは、NDMRS個のDMRS構成内の、基地局によりUEに対して構成された特定のDMRS構成を示すために使用される
Figure 0007059393000036
個のビットを含み、PUSCHに対応するDMRSの伝送を示すために使用される。
以下に、BWP Aに対応する候補DMRS構成セットの例を提供する。
例えば、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形が離散フーリエ変換拡散直交周波数分割多重(discrete fourier transform spreading orthogonal frequency division multiplexing, DFT-s-OFDM)である場合、PUSCHのDMRSタイプがタイプ1であり、DMRSがマッピングされるシンボル数が最大で2であるとき、候補DMRS構成セットが表5に記載される。セットは合計で16個の構成、すなわち、構成0~構成15を含み、16個の構成のインデックスは0~15である。
Figure 0007059393000037
例えば、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がサイクリックプレフィックス直交周波数分割多重(cyclic prefix orthogonal frequency division multiplexing, CP-OFDM)である場合、PUSCHのDMRSタイプがタイプ1であり、DMRSがマッピングされるシンボル数が最大で1であり、PUSCHのランクが1であるとき、候補DMRS構成セットが表6に記載される。セットは合計で8個の構成、すなわち、構成0~構成7を含み、8個の構成のインデックスは0~7である。この出願の実施形態では、PUSCHのランクは、PUSCH伝送に対応するフロー数を示すために使用される。PUSCHを伝送するとき、基地局及びUEは、PUSCHを伝送するために1つのフローを使用し、PUSCH伝送のロバスト性を改善してもよく、或いは、PUSCHを伝送するために複数のフローを使用し、PUSCH伝送レートを増加させてもよい。
Figure 0007059393000038
例えば、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMである場合、PUSCHのDMRSタイプがタイプ1であり、DMRSがマッピングされるシンボル数が最大で2であり、PUSCHのランクが1であるとき、候補DMRS構成セットが表7に記載される。セットは合計で16個の構成、すなわち、構成0~構成15を含み、16個の構成のインデックスは0~15である。
Figure 0007059393000039
例えば、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMである場合、PUSCHのDMRSタイプがタイプ2であり、DMRSがマッピングされるシンボル数が最大で1であり、PUSCHのランクが1であるとき、候補DMRS構成セットが表8に記載される。セットは合計で16個の構成、すなわち、構成0~構成15を含み、16個の構成のインデックスは0~15である。
Figure 0007059393000040
例えば、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMである場合、PUSCHのDMRSタイプがタイプ2であり、DMRSがマッピングされるシンボル数が最大で2であり、PUSCHのランクが1であるとき、候補DMRS構成セットが表9に記載される。セットは合計で32個の構成、すなわち、構成0~構成31を含み、32個の構成のインデックスは0~31である。
Figure 0007059393000041
実際の用途では、BWP Aについて、基地局によりUEに対して構成された候補DMRS構成セットは、代替として、表5~表9に記載の例とは異なってもよい。例えば、候補DMRS構成セットは、代替として、PUSCHのランクが2、3又は4のときに使用される候補DMRS構成セットでもよい。基地局は、事前構成又は半静的な構成を通じてBWP Aに対応する候補DMRS構成セットを構成してもよい。
可能な実現方式では、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIはDMRSアンテナポート指示を含み、DMRSアンテナポート指示は、UEに対して第2のBWP内で構成されたDMRS構成を示すために使用される。UEは、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを受信し、第1のDCI内のDMRSアンテナポート指示に基づいて、UEに対して第2のBWP内で構成されたDMRS構成を決定する。第1のDCI内のLDMRS ULビットのDMRSアンテナポート指示内の
Figure 0007059393000042
個のビットは、Y個のDMRS構成内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定のDMRS構成を示すために使用され、Y個のDMRS構成は、NBWP,2 UL,DMRS個のDMRS構成に含まれ、NBWP,2 UL,DMRS個のDMRS構成は、第2のBWPに対応する候補DMRS構成である。任意選択で、
Figure 0007059393000043
個のビット以外の第1のDCI内のLDMRS ULビットのDMRSアンテナポート指示内の全ての
Figure 0007059393000044
個のビットは0である。Y及びNBWP,2 UL,DMRSは正の整数である。さらに、Y個のDMRS構成内のDMRS構成に対応するランクは1又は2である。具体的には、DMRSを伝送するために使用されるアンテナポートは、シングルアンテナポート又はデュアルアンテナポートであり、対応するアンテナポート数は1又は2である。
例えば、第2のDCI内のDMRSアンテナポート指示のサイズは、
Figure 0007059393000045
であり、第2のDCIは、第2のBWPの検索空間においてリソースをUEにスケジューリングするために使用され、第2のDCI内の
Figure 0007059393000046
ビットのDMRSアンテナポート指示は、NBWP,2 UL,DMRS個のDMRS構成内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定のDMRS構成を示すために使用される。
例えば、Y個のDMRS構成は、NBWP,2 UL,DMRS個のDMRS構成の中で比較的少数のDMRS CDMグループを有するY個のDMRS構成である。任意選択で、比較的少数のDMRS CDMグループを有するY個のDMRS構成は、1つのDMRS CDMグループ及び/又は2つのDMRS CDMグループに対応する。Y個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 UL,DMRS個のDMRS構成の中でDMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルを有するY個のDMRS構成に対応してもよい。任意選択で、DMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルを有するY個のDMRS構成は、DMRSがマッピングされる1つのシンボルに対応する。Y個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 UL,DMRS個のDMRS構成の中で比較的少数のDMRS CDMグループ及びDMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルを有するY個のDMRS構成に対応してもよい。任意選択で、比較的少数のDMRS CDMグループを有するY個のDMRS構成は、1つのDMRS CDMグループ及び/又は2つのDMRS CDMグループに対応し、DMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルを有するY個のDMRS構成は、DMRSがマッピングされる1つのシンボルに対応する。他の例では、Y個のDMRS構成は、NBWP,2 UL,DMRS個のDMRS構成の中で対応する最初のY個のDMRS構成であるか、或いは、Y個のDMRS構成は、NBWP,2 UL,DMRS個のDMRS構成の中で0番目から(Y-1)番目のDMRS構成に対応し、Y個のDMRS構成のうち少なくとも1つは、比較的少数のDMRS CDMグループ及び/又はDMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルに対応する。例えば、DMRS CDMグループ数は1及び/又は2であり、DMRSがマッピングされるシンボル数は1である。UEは、第1のDCIにより示されるDMRS構成が、少なくとも1つのDMRS構成のうち1つであると仮定する。さらに、Y個のDMRS構成内のDMRS構成に対応するランクは1又は2である。具体的には、DMRSを伝送するために使用されるアンテナポートは、シングルアンテナポート又はデュアルアンテナポートであり、対応するアンテナポート数は1又は2である。
他の可能な実現方式では、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、予め設定されたDMRSアンテナポート構成がDMRSを伝送するために使用される。例えば、以下のもの、すなわち、DMRS構成に対応して、DMRSアンテナポート数が1であること、DMRSがマッピングされるシンボル数が1であること、及びDMRSタイプがタイプ1であることのうち少なくとも1つが予め構成される。この場合、第1のDCIに含まれるDMRSアンテナポート指示は意味がないと考えられてもよい。言い換えると、UEは、DMRSアンテナポート指示を解釈しない。
上記の方法によれば、PUSCHのランクの要件が満たされることができる。BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングが実行されるとき、基地局及びUEが第2のBWP内でチャネル状態情報を決定しないか、或いは、第2のBWP内でタイムリー且つ正確なチャネル状態情報を決定しないことが可能になる。その結果、マルチフロー伝送は、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリング中に有効にすることが困難である。この場合、上記の方法は、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリング中のデータ伝送のロバスト性を確保するために、基地局及びUEの双方が比較的小さいランクを必要とすると仮定するために使用できる。
(d1)プリコーディング情報及びレイヤ数
データ伝送を実行するとき、例えば、PUSCH伝送を実行するとき、基地局及びUEは、X1個のアンテナポートを通じてX2個のレイヤのデータを通信してもよく、X1及びX2は正の整数である。任意選択で、X1はX2以上である。X2個のレイヤのデータがX1個のアンテナポートを通じて伝送されるとき、X2個のレイヤのデータは、プリコーディング行列を使用することによりX1個のアンテナポートにマッピングされ、各アンテナポートを通じて伝送されるデータを取得してもよい。X2個のレイヤのデータがプリコーディング行列を使用することによりX1個のアンテナポートにマッピングされるとき、プリコーディング行列は、X2個のレイヤのデータで乗算され、X1個のアンテナポートを通じて伝送されるデータを取得してもよい。コードブックWがプリコーディング行列として構成されてもよく、コードブックは、候補コードブックセット内のコードブックでもよい。レイヤ数X2は、PUSCHのランクに等しくてもよい。
例えば、基地局とUEとの間のアップリンクデータ伝送に使用される波形がDFT-s-OFDMであり、1つのレイヤのデータが4つのアンテナポートを通じて伝送される場合、候補コードブックセット内のコードブックが表10に記載されてもよい。この出願の実施形態では、プリコーディング行列として使用されるコードブックのインデックスは、伝送プリコーディング行列インジケータ(transmission precoding matrix Indicator, TPMI)と呼ばれてもよい。
他の例では、基地局とUEとの間のアップリンクデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMであり、1つのレイヤのデータが4つのアンテナポートを通じて伝送される場合、候補コードブックセット内のコードブックが表11に記載されてもよい。
Figure 0007059393000047
他の例では、基地局及びUEがアップリンクデータ伝送を実行し、1つのレイヤのデータが2つのアンテナポートを通じて伝送される場合、候補コードブックセット内のコードブックが表12に記載されてもよい。
Figure 0007059393000048
BWPについて、PUSCHに関しては、UEに対してプリコーディング情報及びレイヤ数を構成するとき、基地局は、事前構成又は半静的な構成を通じて候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットを構成してもよい。セット内のプリコーディング情報・レイヤ数構成は、以下の情報、すなわち、構成に対応するインデックス又は識別子、レイヤ数(layer(s))及びTPMIのうち少なくとも1つを示してもよい。異なるBWPについて、基地局は、異なるBWPのそれぞれに別々の候補プリコーディング情報・レイヤ数構成を構成してもよい。候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットは、以下の3つのシナリオ、すなわち、完全コヒーレントコードブックと部分コヒーレントコードブックと非コヒーレントコードブックとに関連するシナリオ1、部分コヒーレントコードブックと非コヒーレントコードブックとに関連するシナリオ2、非コヒーレントコードブックに関連するシナリオ3のそれぞれに対して別々に構成されてもよい。完全コヒーレントコードブックは、データフローが全てのアンテナポートにマッピングされ、完全コヒーレントコードブック内のプリコーディング行列の全ての列が非ゼロの要素であることを意味する。部分コヒーレントコードブックは、データフローがいくつかのアンテナポートにマッピングされ、部分コヒーレントコードブック内のプリコーディング行列の各列が少なくとも1つのゼロの要素と1つより多い非ゼロの要素とを有することを意味する。非コヒーレントコードブック内のプリコーディング行列の各列は、1つの非ゼロの要素のみを有する。任意選択で、完全コヒーレントコードブックをサポートするUEはまた、部分コヒーレントコードブックと非コヒーレントコードブックもサポートし、部分コヒーレントコードブックをサポートするUEはまた、非コヒーレントコードブックもサポートする。
BWP Aについて、基地局がUEに対して、BWPに対応する候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットを構成し、セットがNPM個のプリコーディング情報・レイヤ数構成を含む場合、BWP Aに対応するスケジューリングがDCI Aを使用することによりBWP Aの検索空間において実行されるとき、DCI Aはプリコーディング情報及びレイヤ数を含んでもよい。プリコーディング情報及びレイヤ数に対応する情報フィールドは、NPM個のプリコーディング情報・レイヤ数構成内の、基地局によりUEに対して構成された特定のプリコーディング情報・レイヤ数構成を示すために使用される
Figure 0007059393000049
個のビットを含み、PUSCH伝送を示すために使用される。
以下に、BWP Aに対応する候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットの例を提供する。
候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットの例1は以下の通りである。UEが4つのアンテナポートを使用するシナリオにおいて、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMである場合、或いは、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMであり、PUSCHのランクが最大で1、2、3又は4である場合、候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットは、表13における第2行~第5行のプリコーディング情報・レイヤ数構成、すなわち、インデックス0~インデックス3に対応するプリコーディング情報・レイヤ数構成を含む。
候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットの例2は以下の通りである。UEが4つのアンテナポートを使用するシナリオにおいて、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMである場合、或いは、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMであり、PUSCHのランクが最大で1、2、3又は4である場合、候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットは、表13における第2行~第17行のプリコーディング情報・レイヤ数構成、すなわち、インデックス0~インデックス15に対応するプリコーディング情報・レイヤ数構成を含む。
候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットの例3は以下の通りである。UEが4つのアンテナポートを使用するシナリオにおいて、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がDFT-s-OFDMである場合、或いは、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMであり、PUSCHのランクが最大で1、2、3又は4である場合、候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットは、表13における第2行~第33行のプリコーディング情報・レイヤ数構成、すなわち、インデックス0~インデックス31に対応するプリコーディング情報・レイヤ数構成を含む。
Figure 0007059393000050
Figure 0007059393000051
候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットの例4は以下の通りである。UEが2つのアンテナポートを使用するシナリオにおいて、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がDFT-s-OFDMである場合、或いは、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMであり、PUSCHのランクが最大で1又は2である場合、候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットは、表14における第2行~第4行のプリコーディング情報・レイヤ数構成、すなわち、インデックス0~インデックス3に対応するプリコーディング情報・レイヤ数構成を含む。
候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットの例5は以下の通りである。UEが2つのアンテナポートを使用するシナリオにおいて、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がDFT-s-OFDMである場合、或いは、UEと基地局との間のデータ伝送に使用される波形がCP-OFDMであり、PUSCHのランクが最大で1又は2である場合、候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットは、表14における第2行~第9行のプリコーディング情報・レイヤ数構成、すなわち、インデックス0~インデックス7に対応するプリコーディング情報・レイヤ数構成を含む。
Figure 0007059393000052
可能な実現方式では、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIはプリコーディング情報及びレイヤ数を含み、プリコーディング情報及びレイヤ数は、UEに対して第2のBWP内で構成されたTPMI及びレイヤ数を示すために使用され、UEは、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを受信し、第1のDCI内のプリコーディング情報及びレイヤ数に基づいて、UEに対して第2のBWP内で構成されたTPMI及びレイヤ数を決定する。第1のDCI内のLPM個のビットのプリコーディング情報及びレイヤ数内の
Figure 0007059393000053
個のビットは、Z個のTPMI・レイヤ数構成内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定のTPMI及び特定のレイヤ数を示すために使用され、Z個のTPMI・レイヤ数構成は、第2のBWP内の候補TPMI・レイヤ数構成である。任意選択で、
Figure 0007059393000054
個のビット以外のLPM個のビットのプリコーディング情報及びレイヤ数内の全ての
Figure 0007059393000055
個のは0である。LPM及びZは正の整数である。
例えば、第2のDCIは、第2のBWPの検索空間においてリソースをUEにスケジューリングするために使用され、第2のDCI内の
Figure 0007059393000056
個のビットのプリコーディング情報及びレイヤ数は、NBWP,2 PM個のTPMI・レイヤ数構成内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定のTPMI及び特定のレイヤ数を示すために使用される。
例えば、Z個のTPMI・レイヤ数構成は、NBWP,2 PM個のTPMI・レイヤ数構成の中で比較的少数のレイヤ数に対応するZ個のTPMI・レイヤ数構成である。NBWP,2 PM個のTPMI・レイヤ数構成は、第2のBWP内の候補TPMI・レイヤ数構成である。任意選択で、比較的少数のレイヤに対応するZ個のTPMI・レイヤ数構成は、1つのレイヤ及び/又は2つのレイヤに対応する。
他の例では、Z個のTPMI・レイヤ数構成は、NBWP,2 PM個のTPMI・レイヤ数構成内の対応する最初のZ個の構成であるか、或いは、Z個のTPMI・レイヤ数構成は、NBWP,2 PM個のTPMI・レイヤ数構成内の0番目から(Z-1)番目の構成に対応し、Z個のTPMI・レイヤ数構成のうち少なくとも1つは、比較的少数のレイヤ、例えば、1及び/又は2に対応する。UEは、第1のDCIにより示されるTPMI・レイヤ数構成が、少なくとも1つのTPMI・レイヤ数構成のうち1つであると仮定する。
他の可能な実現方式では、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIはプリコーディング情報及びレイヤ数を含み、プリコーディング情報及びレイヤ数は、UEに対して第2のBWP内で構成されたプリコーディング情報及びレイヤ数を示すために使用される。UEは、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを受信し、第1のDCI内のプリコーディング情報及びレイヤ数に基づいて、UEに対して第2のBWP内で構成されたプリコーディング情報及びレイヤ数を決定する。第1のDCI内のプリコーディング情報及びレイヤ数内の
Figure 0007059393000057
個のビットは、LPMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定のプリコーディング情報・レイヤ数構成を示すために使用される。LPMI個のTPMI・レイヤ数構成は、NBWP,2 PMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成に含まれ、NBWP,2 PMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成は、第2のBWP内の候補プリコーディング情報・レイヤ数構成である。
例えば、第2のDCIは、第2のBWPの検索空間においてリソースをUEにスケジューリングするために使用され、第2のDCI内の
Figure 0007059393000058
個のビットのプリコーディング情報及びレイヤ数は、NBWP,2 PMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定のプリコーディング情報・レイヤ数構成を示すために使用される。
例えば、LPMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成は、NBWP,2 PMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成内の、1つのレイヤに対応する1番目~(LPMI-1)番目の構成である。
他の例では、LPMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成は、第1の候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セット内の、1つのレイヤに対応する1番目~(LPMI-1)番目の構成であり、第1の候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットは、フォールバックセットである。例えば、フォールバックセットは、PUSCHの比較的小さいランクに対応してもよい。例えば、第1の候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットは、表14におけるプリコーディング情報・レイヤ数構成を含む。NBWP,2 PMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成は、第2の候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セット内の構成である。第1の候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットは、第2の候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットと同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願では限定されない。
例えば、LPMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成は、NBWP,2 PMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成内の、1つのレイヤに対応する1番目~(LPMI)番目の構成である。
他の例では、LPMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成は、事前構成を通じて或いは半静的なシグナリングを使用することによる構成を通じて、基地局によりUEに対して構成されたLPMI個のプリコーディング情報・レイヤ数構成である。
上記の方法によれば、PUSCHのランクの要件が満たされることができる。BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングが実行されるとき、基地局及びUEが第2のBWP内でチャネル状態情報を決定しないか、或いは、第2のBWP内でタイムリー且つ正確なチャネル状態情報を決定しないことが可能になる。その結果、マルチフロー伝送は、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリング中に有効にすることが困難である。この場合、上記の方法は、基地局及びUEの双方が比較的小さいランクを必要とすると仮定するために使用されてもよい。
(e1)サウンディング参照信号リソースインジケータ
基地局は、UEに対してサウンディング参照信号(sounding reference signal, SRS)リソースを構成してもよい。BWP Aについて、基地局は、BWP A上でコードブックベースのPUSCH伝送又は非コードブックベースのPUSCH伝送を構成してもよい。コードブックベースのPUSCH伝送が構成されたとき、NBWP SRS,1個のSRSリソースが構成され、基地局は、SRSリソースインジケータ(SRS resource indicator, SRI)を使用することにより、UEに対してNBWP SRS,1個のSRSリソースのうち1つを構成し、SRSリソースは、プリコーディング情報を決定するために使用される。非コードブックベースのPUSCH伝送が構成されたとき、NBWP SRS,2個のSRSリソースが構成され、基地局は、SRIを使用することにより、UEに対してNBWP SRS,2個のSRSリソースのうち少なくとも1つを構成し、少なくとも1つのSRSリソースは、UEによりプリコーディング情報を決定するために使用される。任意選択で、NBWP SRS,1はNBWP SRS,2以下である。例えば、UEは、示されたSRSリソースに基づいて、使用されるアンテナポート数及びアンテナポートを決定する。コードブックベースのPUSCH伝送に関しては、UEは、アンテナポート数に基づいて、候補プリコーディング情報・レイヤ数構成セットを更に決定し、DCI内のプリコーディング情報及びレイヤ数に基づいて、プリコーディング情報及びレイヤ数を決定してもよい。
例えば、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、例えば、第1のBWPが第1のDCIを使用することにより第2のBWPに切り替えられるとき、或いは、第2のBWPに対応するスケジューリングが第1のBWPの検索空間において実行されるとき、第2のBWP内の非コードブックベースのPUSCH伝送が、UEに対して予め構成される。この場合、UEは、第1のDCI内のプリコーディング情報及びレイヤ数を使用する必要がないと考えられてもよい。
例えば、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、非コードブックベースのPUSCH伝送が第1のBWP内で構成された場合、第1のDCIにより示される第2のBWP内のPUSCH伝送もまた、非コードブックベースである。例えば、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを送信し、第1のDCIはSRIを含む。非コードブックベースのPUSCH伝送が第1のBWP内で構成された場合、SRIは、UEに対して第2のBWP内で構成されたSRSリソースが、第2のBWP内の1つ以上のSRSリソースであることを示すために使用される。例えば、UEに対して第2のBWP内で構成されたSRSリソースは、第2のBWP内のSRSリソースのうち1つである。
他の例では、コードブックベースのPUSCH伝送が第1のBWP内で構成された場合、第1のDCIにより示される第2のBWP内のPUSCH伝送もまた、コードブックベースである。例えば、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを送信し、第1のDCIはSRIを含む。コードブックベースのPUSCH伝送が第1のBWP内で構成された場合、SRIは、UEに対して第2のBWP内で構成されたSRSリソースが、第2のBWP内のSRSリソースのうち1つであることを示すために使用される。
例えば、非コードブックベースのPUSCH伝送が第1のBWP内で構成され、コードブックベースの伝送が第2のBWP内で構成された場合、第1のDCI内の
Figure 0007059393000059
個のビットは、第2のBWP内で構成されたNBWP,2 SRS,1個のSRSリソース内の、UEに対して構成された特定のSRSリソースを示すために使用される。第1のDCI内の
Figure 0007059393000060
個のビットは、上記のプリコーディング情報・レイヤ数構成と共に、第2のBWP内のプリコーディング情報及びレイヤ数を示すために使用されてもよい。LSRIは第1のDCI又は第3のDCI内のSRIのサイズであり、第3のDCIは、第1のBWPの検索空間において第1のBWPに対応するスケジューリングに使用される。
例えば、コードブックベースのPUSCH伝送が第1のBWP内で構成され、非コードブックベースの伝送が第2のBWP内で構成された場合、第2のBWP内のSRSリソースは、第1の共同情報フィールドを使用することにより構成されてもよい。第1の共同情報フィールドのサイズは、第3のDCI内のプリコーディング情報及びレイヤ数のサイズと第3のDCI内のSRSリソースインジケータのサイズとの合計以下であるか、或いは、第1の共同情報フィールドのサイズは、第1のDCI内のプリコーディング情報及びレイヤ数のサイズと第1のDCI内のSRSリソースインジケータのサイズとの合計以下である。第3のDCIは、第1のBWPの検索空間において第1のBWPに対応するスケジューリングに使用される。例えば、第1の共同情報フィールドは、UEに対して第2のBWP内で構成されたSRSリソースが第2のBWP内のNBWP,2 SRS,2個のSRSリソースのうち1つ以上であることを示すために使用される。例えば、UEに対して第2のBWP内で構成されたSRSリソースは、第2のBWP内のSRSリソースのうち1つである。
(f1)CSI要求
基地局及びUEがデータ伝送を実行するとき、UEは、チャネル状態情報(channel state information, CSI)を基地局に報告してもよく、CSIは、PDSCH又はPUSCHの伝送パラメータを決定するために使用される。
BWP Aについて、BWP Aに対応するスケジューリングがDCI Aを使用することによりBWP Aの検索空間において実行されるとき、DCI Aは、UEがBWP AのCSIを基地局に報告することを可能にするために使用されるCSI要求、例えば、UEがCSIを基地局に非周期的に報告することを可能にするために使用されるCSI要求を含んでもよい。DCI Aを受信した後に、UEは、DCIに含まれるCSI要求に基づいてCSIを基地局に報告する。例えば、UEがCSIを基地局に報告することを可能にするためにCSI要求が使用されるとき、CSI要求は、UEがCSIを報告するときに使用されるCSIリソースを示してもよい。例えば、CSI要求は、少なくとも1つのCSIリソース内の、UEがCSIを報告するときに使用される特定のCSIリソースを示してもよい。少なくとも1つのCSIリソースは、半静的なシグナリングを使用することにより基地局によりUEに対して構成されてもよい。少なくとも1つのCSIリソースのうちいずれかについて、CSIリソースは、タイミングオフセットkoffsetを含んでもよく、koffsetは、CSI要求を含むDCIを通信するためのスロットと、DCIにより有効にされるCSIを通信するためのスロットとの間の間隔を示すために使用されてもよく、タイミングオフセットはスロット単位で測定されてもよい。DCI AがCSI要求を含む場合、UEは、UEによる基地局へのCSIの報告が有効であると考える。DCI Aを通信するためのスロットがスロットn0である場合、PUSCH伝送がDCI Aでスケジューリングされていないとき、UEは、スロットn0+koffset内でCSIを基地局に報告し、或いは、PUSCH伝送がDCI Aでスケジューリングされているとき、UEは、スロットn0+k1内でCSIを基地局に報告する。k1は、DCIを通信するためのスロットと、DCIに対応するPUSCHを通信するためのスロットとの間の距離であり、k1はスロット単位で測定される。例えば、k1は、DCI内の時間領域リソース割り当て指示に含まれる。PUSCH伝送がDCI Aでスケジューリングされていないことは、DCI A内の新データインジケータ(new data indicator, NDI)のトグリング、再送を示す予め定義された変調及び符号化方式(modulation and coding scheme, MCS)及び冗長バージョン(redundancy version, RV)を0に設定することに基づいて決定できる。代替として、CSI報告中にPUSCH伝送が存在しないことは、再送を示す予め定義されたMCS及びスケジューリングされたRB数に基づいて決定できる。
BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIはCSI要求を含み、CSI要求は、UEが第2のBWPのCSIを基地局に報告することを可能にするために使用される。UEは、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを受信し、第1のDCI内のCSI要求に基づいて、第2のBWP内で第2のBWPのCSIを基地局に報告する。第1のDCI内のLCSIビットのCSI要求内の
Figure 0007059393000061
個のビットは、V個のCSIリソース内の、UEが第2のBWPのCSIを報告する際に基づく特定のCSIリソースを示すために使用される。V個のCSIリソースは、NBWP,2 CSI個のCSIリソースに含まれ、NBWP,2 CSI個のCSIリソースは第2のBWP内の候補CSIリソースに含まれる。任意選択で、
Figure 0007059393000062
個のビット以外のLCSIビットのCSI要求内の全ての
Figure 0007059393000063
個のビットは0である。
例えば、第2のDCIは、第2のBWP内で、UEが第2のBWPのCSIを基地局に報告することを可能にするために使用され、第2のDCI内の
Figure 0007059393000064
ビットのCSI要求は、NBWP,2 CSI個のCSIリソース内の、UEが第2のBWPのCSIを報告する際に基づく特定のCSIリソースを示すために使用される。
例えば、V個のCSIリソースは、NBWP,2 CSI個のCSIリソースの中で最大のkoffsetを有するV個のCSIリソースである。この方法を使用することにより、UEが第1のBWPから第2のBWPに切り替えるための切り替え待ち時間の要件が満たされることができる。
他の例では、V個のCSIリソースは、NBWP,2 CSI個のCSIリソース内の最初のV個のリソース、例えば、0番目~(V-1)番目のリソースである。例えば、V個のCSIリソースのうち少なくとも1つに対応するkoffsetは、UEが第1のBWPから第2のBWPに切り替えるための切り替え待ち時間の要件を満たすことができ、すなわち、CSIリソースに対応するkoffsetは、UEが第1のBWPから第2のBWPに切り替えるための切り替え待ち時間以上である。切り替え待ち時間は、無線周波数切り替え時間、PDCCH処理時間及びビーム準備時間のうち少なくとも1つを含んでもよい。UEは、第1のDCIにより示されるCSIリソースが、少なくとも1つのCSIリソースのうち1つであると仮定する。この方法を使用することにより、基地局によりCSIリソースを構成することは、UEが第1のBWPから第2のBWPに切り替えるための切り替え待ち時間の要件を満たすことができる。例えば、UEは、第1のDCIにより示されるCSIリソースに対応するkoffsetが、UEが第1のBWPから第2のBWPに切り替えるための切り替え待ち時間よりも小さいとき、第1のDCIがまた、PUSCH伝送のスケジューリングにも使用されると仮定する。この方法によれば、UEがスロットn0+k1内でCSIを基地局に報告するとき、k1は、DCIを通信するためのスロットと、DCIに対応するPUSCHを通信するためのスロットとの間の距離である。言い換えると、koffsetがCSIを報告するためのスロットを決定するために使用されないとき、LCSI個のCSIリソース内のCSIリソースに対応するkoffsetは制限されなくてもよい。k1が、UEが第1のBWPから第2のBWPに切り替えるための切り替え待ち時間以上であるとき、待ち時間要件が満たされることができる。
(2)ダウンリンクスケジューリングDCI
(a2)周波数領域リソース割り当て
ダウンリンクスケジューリングDCIは、基地局によりダウンリンクBWP内でUEに割り当てられた周波数領域リソースを示すために使用される周波数領域リソース割り当て指示を含んでもよい。BWPは、DCI内のBWP指示により示されるBWPである。
ダウンリンクBWP Aについて、BWP Aに対応するスケジューリングは、DCI Aを使用することによりBWP Aの検索空間において実行され、DCI Aは、基地局によりBWP A内でUEに割り当てられた周波数領域リソースを示すために使用される周波数領域リソース割り当て指示を含む。対応するリソース割り当て方法は、アップリンクスケジューリングDCIの対応する説明と同様である。更なる詳細はここでは提供されない。
ダウンリンクについて、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングが第1のDCIを使用することにより実行されるとき、第1のDCI内の切り捨てられた周波数領域リソース割り当て指示の設計は、アップリンクスケジューリングDCIの対応する説明と同様である。更なる詳細はここでは提供されない。
例えば、アップリンクスケジューリングDCIに対応するリソース割り当て方法におけるBWPはアップリンクBWPであり、ダウンリンクDCIに対応するリソース割り当て方法におけるBWPはダウンリンクBWPである。他の例では、リソース割り当てタイプがタイプ1、又はタイプ0及びタイプ1である場合、アップリンクスケジューリングDCI内の周波数領域リソース割り当て指示とは対照的に、ダウンリンクスケジューリングDCI内の周波数領域リソース割り当て指示は、周波数領域周波数ホッピング有効指示情報を含まなくてもよい。
(b2)時間領域リソース割り当て指示
DCI内の時間領域リソース割り当て指示は、時間領域リソース割り当て情報を示すために使用されてもよい。時間領域リソース割り当て情報は、以下のもの、すなわち、DCIを通信するためのスロットと、DCIに対応するPDSCHを通信するためのスロットとの間の距離k0、及びDCIに対応するPDSCHを伝送するためのスロット内のPDSCHの開始シンボル及び連続するシンボル数(starting and length indication value, SLIV)を示す値のうち少なくとも1つを含む。
例えば、UEがスロットn内でDCIを受信し、当該DCIがPDCCHで搬送される場合、DCIに対応するPDSCHは、スロット(n+k0)で通信される。言い換えると、DCIは、PDSCHに対応するスケジューリング情報を含む。スロット(n+k0)では、SLIVにより示される開始シンボルから始まり、PDSCHはSLIVにより示される連続するシンボルで通信される。
アップリンクスケジューリングDCIの対応する内容の説明と同様に、ダウンリンクBWP Aについて、BWP Aに対応するスケジューリングがDCI Aを使用することによりBWP Aの検索空間において実行されるとき、基地局は、DCI Aを使用することにより、UEに対して、DCI Aに対応するPDSCHを通信するために使用される複数の時間領域リソース割り当て情報のうち1つを構成してもよい。
ダウンリンクについて、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングが第1のDCIを使用することにより実行されるとき、第1のDCI内の切り捨てられた時間領域リソース割り当て指示の設計は、アップリンクスケジューリングDCIの対応する説明と同様である。更なる詳細はここでは提供されない。この方法において、ダウンリンクスケジューリングDCI内のk0は、アップリンクスケジューリングDCI内のk1と同様であり、k1は、DCIを通信するためのスロットと、DCIに対応するPUSCHを通信するためのスロットとの間の距離であり、k0は、DCIを通信するためのスロットと、DCIに対応するPDSCHを通信するためのスロットとの間の距離である。
(c2)DMRSアンテナポート
ダウンリンクスケジューリングDCIに関連するDMRSは、PDSCHに対応するDMRSであり、DMRSは、PDSCHを復調するために使用される。アップリンクスケジューリングDCIに関連するDMRSは、PUSCHに対応するDMRSであり、DMRSは、PUSCHを復調するために使用される。PDSCHに対応するDMRSのためのDMRS構成は、PUSCHに対応するDMRSのDMRS構成と同様でもよい。更なる詳細はここでは提供されない。DMRS構成は、アップリンク及びダウンリンクについて別々に構成されてもよい。例えば、候補DMRS構成セットは、アップリンク及びダウンリンクについて別々に構成される。
DMRS構成に含まれる情報は、アップリンク及びダウンリンクについて別々に構成されてもよい。
例えば、PDSCHのDMRSタイプがタイプ1であり、DMRSがマップされるシンボル数が最大で2である場合、候補DMRS構成セットが表15に記載される。セットは合計で32個の構成、すなわち、構成0~構成31を含み、32個の構成のインデックスは0~31である。この出願の実施形態では、コードワード0は第1のトランスポートブロック(トランスポートブロック0)に対応し、コードワード1は第2のトランスポートブロック(トランスポートブロック1)に対応する。
Figure 0007059393000065
例えば、PDSCHのDMRSタイプがタイプ2であり、DMRSがマップされるシンボル数が最大で1である場合、候補DMRS構成セットが表16に記載される。セットは合計で32個の構成、すなわち、構成0~構成31を含み、32個の構成のインデックスは0~31である。
Figure 0007059393000066
例えば、PDSCHのDMRSタイプがタイプ2であり、DMRSがマップされるシンボル数が最大で2である場合、候補DMRS構成セットが表17に記載される。セットは合計で64個の構成、すなわち、構成0~構成63を含み、64個の構成のインデックスは0~63である。
Figure 0007059393000067
Figure 0007059393000068
可能な実現方式では、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIはDMRSアンテナポート指示を含み、DMRSアンテナポート指示は、UEに対して第2のBWP内で構成されたDMRS構成を示すために使用される。UEは、第1のBWPの検索空間において第1のDCIを受信し、第1のDCI内のDMRSアンテナポート指示に基づいて、UEに対して第2のBWP内で構成されたDMRS構成を決定する。第1のDCI内のLDMRS DLビットのDMRSアンテナポート指示内の
Figure 0007059393000069
個のビットは、YD個のDMRS構成内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定のDMRS構成を示すために使用され、YD個のDMRS構成は、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成に含まれ、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成は、第2のBWPに対応する候補DMRS構成である。任意選択で、
Figure 0007059393000070
個のビット以外の第1のDCI内のLDMRS DLビットのDMRSアンテナポート指示内の全ての
Figure 0007059393000071
個のビットは0である。YD及びNBWP,2 DL,DMRSは正の整数である。
例えば、第2のDCI内のDMRSアンテナポート指示のサイズは、
Figure 0007059393000072
であり、第2のDCIは、第2のBWPの検索空間においてリソースをUEにスケジューリングするために使用され、第2のDCI内の
Figure 0007059393000073
ビットのDMRSアンテナポート指示は、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成内の、UEに対して第2のBWP内で構成された特定のDMRS構成を示すために使用される。
例えば、YD個のDMRS構成は、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で比較的少数のDMRS CDMグループを有するYD個のDMRS構成である。任意選択で、比較的少数のDMRS CDMグループを有するYD個のDMRS構成は、1つのDMRS CDMグループ及び/又は2つのDMRS CDMグループに対応する。YD個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中でDMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルを有するYD個のDMRS構成に対応してもよい。任意選択で、DMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルを有するYD個のDMRS構成は、DMRSがマッピングされる1つのシンボルに対応する。YD個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で比較的少数のDMRSアンテナポートを有するYD個のDMRS構成に対応してもよい。任意選択で、YD個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で1つのDMRSアンテナポート及び/又は2つのDMRSアンテナポートを有するYD個のDMRS構成に対応してもよい。YD個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で比較的少数のDMRSアンテナポート及び比較的少数のDMRS CDMグループを有するYD個のDMRS構成に対応してもよい。任意選択で、YD個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で1つのDMRSアンテナポート及び/又は2つのDMRSアンテナポート並びに1つのDMRS CDMグループ及び/又は2つのDMRS CDMグループを有するYD個のDMRS構成に対応してもよい。YD個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で比較的少数のDMRSアンテナポート及びDMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルを有するYD個のDMRS構成に対応してもよい。任意選択で、YD個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で1つのDMRSアンテナポート及び/又は2つのDMRSアンテナポート並びにDMRSがマッピングされる1つのシンボルを有するYD個のDMRS構成に対応してもよい。YD個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で比較的少数のDMRS CDMグループ及びDMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルを有するYD個のDMRS構成に対応してもよい。任意選択で、比較的少数のDMRS CDMグループを有するYD個のDMRS構成は、1つのDMRS CDMグループ及び/又は2つのDMRS CDMグループに対応し、DMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルを有するYD個のDMRS構成は、DMRSがマッピングされる1つのシンボルに対応する。YD個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で比較的少数のDMRSアンテナポート、DMRSがマッピングされる比較的少数のシンボル及び比較的少数のDMRS CDMグループを有するYD個のDMRS構成に対応してもよい。任意選択で、YD個のDMRS構成は、代替として、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で1つのDMRSアンテナポート及び/又は2つのDMRSアンテナポート、DMRSがマッピングされる2つのシンボル並びに1つのDMRS CDMグループ及び/又は2つのDMRS CDMグループを有するYD個のDMRS構成に対応してもよい。
他の例では、YD個のDMRS構成は、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で対応する最初のYD個のDMRS構成であるか、或いは、YD個のDMRS構成は、NBWP,2 DL,DMRS個のDMRS構成の中で0番目から(YD-1)番目のDMRS構成に対応し、YD個のDMRS構成のうち少なくとも1つは、以下のもの、すなわち、比較的少数のDMRS CDMグループに対応すること、DMRSがマッピングされる比較的少数のシンボルに対応すること、及び比較的少数のDMRSアンテナポートに対応することのうち少なくとも1つを満たす。例えば、DMRS CDMグループ数は1及び/又は2であり、DMRSがマッピングされるシンボル数は1であり、DMRSアンテナポート数は1及び/又は2である。UEは、第1のDCIにより示されるDMRS構成が、少なくとも1つのDMRS構成のうち1つであると仮定する。さらに、YD個のDMRS構成内のDMRS構成に対応するランクは1又は2である。具体的には、DMRSを伝送するために使用されるアンテナポートは、シングルアンテナポート又はデュアルアンテナポートであり、対応するアンテナポート数は1又は2である。
他の可能な実現方式では、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、予め設定されたDMRSアンテナポート構成がDMRSを伝送するために使用される。例えば、以下のもの、すなわち、DMRS構成に対応して、DMRSアンテナポート数が1であること、DMRSがマッピングされるシンボル数が1であること、及びDMRSタイプがタイプ1であることのうち少なくとも1つが予め構成される。この場合、第1のDCIに含まれるDMRSアンテナポート指示は意味がないと考えられてもよい。言い換えると、UEは、DMRSアンテナポート指示を解釈しない。
上記の方法によれば、PDSCHのランクの要件が満たされることができる。BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングが実行されるとき、基地局及びUEが第2のBWP内でチャネル状態情報を決定しないか、或いは、第2のBWP内でタイムリー且つ正確なチャネル状態情報を決定しないことが可能になる。その結果、マルチフロー伝送は、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリング中に有効にすることが困難である。この場合、上記の方法は、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリング中のデータ伝送のロバスト性を確保するために、基地局及びUEの双方が比較的小さいランクを必要とすると仮定するために使用できる。
(d2)レートマッチングインジケータ
レートマッチングインジケータは、レートマッチングリソースを有効にするか否かをUEに示してもよい。
レートマッチングリソースが有効にされたとき、レートマッチングリソースはPDSCHにマッピングされない。言い換えると、PDSCHは、レートマッチングリソース上で伝送されない。例えば、周波数領域リソース割り当て指示を使用することにより基地局によりUEに対して構成されたリソースは、レートマッチングリソース内の一部又は全部のリソースAを含んでもよい。レートマッチングリソースが有効にされた場合、基地局及びUEは、リソースA上でPDSCHを通信しない。レートマッチングリソースが有効にされないとき、レートマッチングリソースは、PDSCHにマッピングされてもよい。言い換えると、PDSCHは、レートマッチングリソース上で通信されてもよい。
BWP Aについて、基地局は、事前構成又は半静的な構成を通じてUEに対して複数のレートマッチングリソースを構成してもよく、各レートマッチングリソースは、一意の識別子に対応してもよい。基地局は、DCI Aを使用することによりUEに対して複数のレートマッチングリソースのうち少なくとも1つを有効にしてもよい。複数のレートマッチングリソースは、少なくとも1つのリソースグループに含まれてもよい。少なくとも1つのリソースグループは、BWPのリソースグループと呼ばれてもよく、少なくとも1つのリソースグループのうちいずれか1つは、少なくとも1つのレートマッチングリソースを含んでもよい。別々のリソースグループが異なるBWPのそれぞれについて構成されてもよく、BWPのリソースグループは同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願では限定されない。
BWP Aについて、BWP Aに対応するスケジューリングがDCI Aを使用することによりBWP A内で実行されるとき、DCI Aは、BWP A内のレートマッチングリソースを有効にするために使用されるレートマッチングインジケータを含んでもよい。例えば、BWP A内のレートマッチングリソースが1つのリソースグループを含む場合、DCI A内のレートマッチングインジケータのサイズは1つのビットでもよい。当該ビットの値が0であるとき、リソースグループ内のレートマッチングリソースが有効にされ、或いは、当該ビットの値が1であるとき、リソースグループ内のレートマッチングリソースが有効にされない。他の例では、BWP A内のレートマッチングリソースが2つのリソースグループを含み、2つのリソースグループがリソースグループ0及びリソースグループ1である場合、DCI A内のレートマッチングインジケータのサイズは2つのビットでもよい。当該2つのビットの値が00であるとき、リソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされ、当該2つのビットの値が01であるとき、リソースグループ0内のレートマッチングリソースが有効にされ、当該2つのビットの値が10であるとき、リソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされ、当該2つのビットの値が11であるとき、リソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされない。
例えば、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIがレートマッチングインジケータを含まない場合、基地局は、UEのために、第2のBWP内の各リソースグループ内のレートマッチングリソースを有効にする。UEは、第1のBWPを使用することにより第1のDCIを受信し、第1のDCIがレートマッチングインジケータを含まない場合、UEは、第2のBWP内の各リソースグループ内のレートマッチングリソースが有効にされたと考える。例えば、第2のBWP内のリソースグループがリソースグループ0を含み、第1のDCIがレートマッチングインジケータを含まない場合、第1のDCIを受信した後に、UEは、第2のBWP内のリソースグループ0内のレートマッチングリソースが有効にされたと考える。他の例では、第2のBWP内のリソースグループがリソースグループ0及びリソースグループ1を含み、第1のDCIがレートマッチングインジケータを含まない場合、第1のDCIを受信した後に、UEは、第2のBWP内のリソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされたと考える。
他の例では、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、例えば、第2のBWPに対応するスケジューリングが第1のDCIを使用することにより第1のBWPの検索空間において実行されるとき、第2のBWP内のリソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされないことが予め構成されるか、第2のBWP内のリソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされることが予め構成されるか、リソースグループ0内のレートマッチングリソースが有効にされ、リソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされないことが予め構成されるか、或いは、リソースグループ0内のレートマッチングリソースが有効にされず、リソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされることが予め構成される。
他の例では、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIは、2つのリソースグループ内のリソースグループ内のレートマッチングリソースを有効にするために使用される1ビットのレートマッチングインジケータを含み、2つのリソースグループは、第2のBWP内のリソースグループである。
例えば、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値がt1であるとき、これは、第2のBWP内のリソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされることを示し、或いは、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値がt2であるとき、これは、リソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされないことを示す。
例えば、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値がt1であるとき、これは、第2のBWP内のリソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされることを示し、或いは、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値がt2であるとき、これは、リソースグループ0内のレートマッチングリソースが有効にされず、第2のBWP内のリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされることを示す。
例えば、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値がt1であるとき、これは、第2のBWP内のリソースグループ0内のレートマッチングリソースが有効にされ、第2のBWP内のリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされないことを示し、或いは、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値がt2であるとき、これは、リソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされないことを示す。
例えば、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値がt1であるとき、これは、第2のBWP内のリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされ、第2のBWP内のリソースグループ0内のレートマッチングリソースが有効にされないことを示し、或いは、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値がt2であるとき、これは、リソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされないことを示す。
他の例では、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値がt1であるとき、これは、第2のBWP内のリソースグループ0及びリソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされることを示し、或いは、第1のDCI内のレートマッチングインジケータの値がt2であるとき、これは、リソースグループ0内のレートマッチングリソースが有効にされ、リソースグループ1内のレートマッチングリソースが有効にされないことを示す。例えば、t1は0に等しく、t2は1に等しい。この例では、リソースグループ0及びリソースグループ1は交換可能である。これは限定されない。
例えば、第2のDCIは、2ビットのレートマッチングインジケータを含み、第2のDCIは、第2のBWPの検索空間においてリソースをUEにスケジューリングするために使用される。第2のDCI内のレートマッチングインジケータは、2つのリソースグループ内のリソースグループ内のレートマッチングリソースを有効にするために使用され、2つのリソースグループは、第2のBWP内のリソースグループ0及びリソースグループ1である。
他の例では、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングがDCIを使用することにより実行されるとき、基地局は、第1のBWPの検索空間において第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIは、1ビットのレートマッチングインジケータを含み、第2のDCIは、2ビットのレートマッチングインジケータを含む。第2のDCIは、第2のBWPの検索空間においてリソースをUEにスケジューリングするために使用され、第2のDCI内のレートマッチングインジケータは、2つのリソースグループ内のリソースグループ内のレートマッチングリソースを有効にするために使用される。UEは、第1のDCI内のレートマッチングインジケータを無視し、第2のBWP内のレートマッチングリソースは有効にされない。
この方法を使用することにより、好ましくは、第2のBWP内のレートマッチングリソースが有効にできる。これは、PDSCH伝送への第2のBWP内のレートマッチングリソースの干渉を回避し、第2のBWP内のデータ伝送のロバスト性を改善できる。
(e2)ゼロ電力CSI RSリソース
ゼロ電力CSI RSリソースの機能は、レートマッチングリソースの機能と同様であり、ゼロ電力CSI RSリソースは、レートマッチングリソースと同様であり、第1のDCIを使用することにより第2のBWP内のゼロ電力CSI RSリソースを有効にする設計は、第1のDCIを使用することにより第2のBWP内のレートマッチングリソースを有効にする設計と同様である。
設計方式2:情報フィールドの破棄/いくつかの情報フィールドの予約
この出願の実施形態では、DCIのサイズは、Q個のビットとして量子化されてもよく、Qは正の整数である。例えば、Qは40、60、90、42よりも小さい正の整数、42よりも大きく83よりも小さい正の整数、又は他の正の整数である。この場合、DCIは、DCIのサイズを量子化するために使用されるゼロパディング情報フィールドを更に含んでもよい。ゼロパディング情報フィールドのサイズ(ビット数)は、Q-Wsumに等しく、WsumはDCI内のゼロパディング情報フィールド以外の情報フィールドのサイズの合計、又はDCI内のゼロパディング情報フィールド以外の情報フィールドのビット数の合計である。例えば、ゼロパディング情報フィールドに加えて、DCIはU個の情報フィールドを含む。U個の情報フィールド内のi番目の情報フィールドのサイズ(ビット数)がWi, i=0,1,L,U-1である場合、DCI内のゼロパディング情報フィールドのサイズは、
Figure 0007059393000074
である。ゼロパディング情報フィールドのサイズが0であるとき、DCIはゼロパディング情報フィールドを含まないと考えられてもよい。この方法では、DCIはアップリンクスケジューリングDCI又はダウンリンクスケジューリングDCIでもよい。アップリンクスケジューリングDCIに対応するDCIのサイズの量子化された値Qは、ダウンリンクスケジューリングDCIに対応するものと同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願では限定されない。この方法を使用することにより、DCIサイズのタイプが制御でき、それにより、UEによりDCIを検出する電力消費を低減する。
BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングが、より小さいサイズのDCIを使用することにより実行されるとき、すなわち、第2のBWPに対応するスケジューリングがより小さいサイズの第1のDCIを使用することにより、第1のBWP内で実行されるとき、第1のDCIのサイズは、第2のDCIのサイズよりも小さくてもよい。第2のDCIのサイズは、第2のBWPの構成に基づいて決定され、具体的には、第2のDCIの情報フィールドのサイズは、第2のBWPの構成に基づいて決定される。この場合、第2のDCI内の情報フィールドに関して、第1のDCIは情報フィールドを含まなくてもよい。言い換えると、第2のDCIに対して、第2のDCI内のいくつかの情報フィールドは、第1のDCIにおいて保留されるか、或いは、第2のDCIに対して、第2のDCI内のいくつかの情報フィールドは、第1のDCIに対して破棄される。BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングの間にスケジューリングを実行するためにより小さいサイズのDCIを使用することは、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングの間にスケジューリングを実行するためにいくつかの情報フィールドを使用することと等価である。上記の技術的課題に基づいて、以下に、アップリンクスケジューリングDCI及びダウンリンクスケジューリングDCIに特有の、設計方式2に対応する方法の実施形態について説明する。
基地局は、第1のBWPを使用することにより第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIは、第2のBWPのスケジューリング情報を示すために使用され、第1のDCIは、Y1個の情報フィールドを含み、UEは、第1のBWPを使用することにより第1のDCIを受信し、第1のDCIに基づいて、第2のBWPのスケジューリング情報を決定する。Y1個の情報フィールドは、Y2個の情報フィールドの中で比較的高い優先度を有するY1個の情報フィールドであり、Y2個の情報フィールドは、第2のDCIに含まれる。第2のDCIは、第2のBWPの検索空間においてUEに対して実行される第2のBWPに対応するスケジューリングに使用され、Y1及びY2は正の整数である。同様に、Y2個の情報フィールドに含まれるがY1個の情報フィールドに含まれない情報フィールドは、比較的低い優先度を有する情報フィールドであると考えられてもよい。任意選択で、破棄される情報フィールドについて、情報フィールドにより示されるパラメータの値が予め構成されてもよく、それにより、スケジューリングは、より小さいサイズのDCIを使用することにより実行できる。
以下に、情報フィールドの特定の内容に基づく方法の特定の実施形態について説明する。
(a3)第2のトランスポートブロックの指示情報フィールドの破棄
基地局は、第1のBWPを使用することにより第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIは第2のBWPのPDSCHスケジューリング情報を示すために使用され、第1のDCIは、第2のトランスポートブロック(transport block, TB)の指示に関連する情報フィールドを含まない。例えば、第2のTBに関連する情報フィールドは、変調及び符号化方式(modulation and coding scheme, MCS)を示す情報フィールド、新データインジケータ(new data indicator, NDI)を示す情報フィールド及び冗長バージョン(redundancy version, RV)を示す情報フィールドのうち少なくとも1つを含む。
同様に、この方法における第2のTBの指示情報フィールドは、第1のTBの指示情報フィールドに置き換えられてもよい。
この方法を使用することにより、第2のBWP内の1つのTBのみの伝送が可能になり、それにより、第2のBWPのスケジューリング要件がより小さいサイズの第1のDCIを使用することにより満たされることができる。BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングが実行されるとき、基地局及びUEが第2のBWP内でチャネル状態情報を決定しないか、或いは、第2のBWP内でタイムリー且つ正確なチャネル状態情報を決定しないことが可能になる。その結果、マルチフロー伝送は、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリング中に有効にすることが困難であり、2つのTBの伝送が有効にできず、1つのTBのみの伝送が有効にできる。この場合、第1のDCIについての第2のTBの情報フィールドを破棄することは、第2のBWPのスケジューリング要件を満たすことができる。
(b3)コードブロックグループ伝送のための指示情報フィールドの破棄
1つのTBは複数のコードブロックグループ(code block group, CBG)に分割されてもよく、各コードブロックグループは少なくとも1つのコードブロック(code block, CB)を含む。CBGベースの伝送の間に、伝送エラーが発生したとき、複数のCBG内のいくつかのCBGのみが再送され、全体のTBは再送される必要がない。CBGベースのPDSCH伝送では、UEは各CBGの確認応答をフィードバックし、また、全体のTBの確認応答もフィードバックする必要がある。
基地局は、第1のBWPを使用することにより第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIは第2のBWPのスケジューリング情報を示すために使用され、第1のDCIは、CBGベースの伝送に関連する指示情報フィールドを含まない。例えば、CBGベースの伝送に関連する指示情報フィールドは、CBGインデックスを示す情報フィールド及びCBGベースの伝送を有効にするか否かを示す情報フィールドのうち少なくとも1つを含む。この場合、UEは、第1のDCIが全体のTBの送信又は再送のスケジューリングに使用されると仮定する。
この方法を使用することにより、より小さいサイズの第1のDCIを使用することが、第2のBWPのスケジューリング要件を満たすことができる。
(c3)DMRS指示情報フィールドの破棄
基地局は、第1のBWPを使用することにより第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIは第2のBWPのスケジューリング情報を示すために使用され、第1のDCIは、DMRS指示情報フィールドを含まない。例えば、DMRS指示情報フィールドは、DMRSアンテナポート構成を示す情報フィールド及びDMRS系列を決定するために使用される初期化パラメータを示す情報フィールドのうち少なくとも1つを含む。この場合、UEは、DMRS系列を決定するために予め設定された初期化パラメータを使用し、DMRSを伝送するために予め設定されたDMRSアンテナポート構成を使用する。例えば、予め設定されたDMRSアンテナポート構成は、1つのDMRSアンテナポートに対応し、DMRSは1つのシンボルにマッピングされる。
(d3)PRBバンドリング指示情報フィールドの破棄
基地局は、半静的なシグナリングを使用することにより、UEに対して半静的なPRBバンドリングサイズを構成してもよい。基地局は、半静的なシグナリングを使用することにより、UEに対してPRBバンドリングサイズセットを更に構成し、DCIを使用することにより、PRBバンドリングサイズセット内の、UEにより使用される特定のPRBバンドリングサイズを示してもよい。基地局は、UEが半静的なPRBバンドリングサイズを使用するか、UEがDCIに基づいてPRBバンドリングサイズを決定するかを示すために半静的なシグナリングを使用してもよい。UEは、示されたPRBバンドリングサイズに基づいてPRBバンドルを決定し、1つのプリコーディング行列がPRBバンドルに使用されると仮定する。
基地局は、第1のBWPを使用することにより第1のDCIをUEに送信し、第1のDCIは第2のBWPのスケジューリング情報を示すために使用され、第1のDCIは、PRBバンドリング指示情報フィールドを含まない。この場合、UEは、PRBバンドルを決定するために、半静的なPRBバンドリングサイズを使用する。
設計方式2では、(a3)-(d3)における上記の方法がランダムに組み合わされてもよい。例えば、Y1個の情報フィールドは、第2のTBの指示情報フィールド、CBG指示情報フィールド、DMRS指示情報フィールド及びPRBバンドリング指示情報フィールドのうち少なくとも1つを含まない。
設計方式2では、情報フィールドについて、第1のDCI内の情報フィールドのサイズは、第2のDCI内の情報フィールドのサイズに等しくてもよい。代替として、第1のDCIの情報フィールドのサイズは、第2のDCIの情報フィールドのサイズよりも小さくてもよく、すなわち、第1のDCI内の情報フィールドは、切り捨てられた情報フィールドである。情報フィールドについて、第1のDCI内の情報フィールドが切り捨てられた情報フィールドであるとき、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングの間のスケジューリングは、この出願の実施形態における設計方式1に記載の対応する方法を使用することにより実行されてもよい。更なる詳細はここでは提供されない。例えば、情報フィールドの切り捨ては、好ましくは、低い優先度を有する情報フィールドに対して実行されてもよい。他の例では、情報フィールドの切り捨て比率は、情報フィールドの優先度に基づいて構成されてもよい。情報フィールドについて、情報フィールドの切り捨て比率は、(L2 DCI-L1 DCI)/L2 DCI、(L2 DCI-L1 DCI)/L2 DCI、又はL1 DCI及びL2 DCIを使用することによる線形演算を通じて取得される他の値でもよく、L1 DCIは第1のDCI内の情報フィールドのサイズであり、L2 DCI第2のDCI内の情報フィールドのサイズである。
設計方式1又は設計方式2では、情報フィールドについて、第1のDCI内の情報フィールドのサイズは、第3のDCI内の情報フィールドのサイズに等しくてもよく、第3のDCIは、第1のBWP内の第1のBWPに対応するスケジューリングのためのDCIである。第3のDCI内の情報フィールドのサイズは、第1のBWPの構成に基づいて決定されてもよい。
設計方式3:DCIタイプに基づく検索空間の決定
この出願の実施形態では、BWPについて、PDCCHに関しては、基地局は、事前構成又はシグナリング通知方法を使用することにより、UEに対して複数の検索空間セットを構成してもよい。異なるUEの検索空間セットの構成は、同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願では限定されない。個々の検索空間に対応する構成情報は、集約レベル、候補リソースセット内の候補リソース数及びDCIサイズのうち少なくとも1つを含んでもよい。
集約レベルは、PDCCHを通信するためのリソースのサイズを示すために使用される。
この出願の実施形態では、PDCCHの集約レベルは、PDCCHに含まれる制御チャネルエレメント(control channel element, CCE)数でもよく、1つのCCEは、正の整数個のREを含んでもよい。1つ以上の集約レベルが、1つの検索空間セットについて構成されてもよい。
この出願の実施形態では、検索空間セットについて、UEが検索空間セットにおいてPDCCHを検出したとき、PDCCHの集約レベルは、検索空間セット内のいずれかの集約レベルでもよいと考えられる。
候補リソースセット内の候補リソース数は、以下のように記述される。
この出願の実施形態では、集約レベルについて、UEが検索空間セットにおいてPDCCHを検出するために集約レベルを使用するとき、PDCCHは、集約レベルに対応する候補リソースセット内のいずれかの候補リソース上で伝送され得ると考えられる。この場合、UEは、候補リソースセット内の候補リソースに対してブラインド検出を実行してもよい。例えば、PDCCHについて、UEは、候補リソースセット内の1番目の候補リソースから始めてPDCCHを検出する。UEが候補リソースセット内の候補リソース上でPDCCHを見つけた場合、UEは検出を停止してもよい。UEは、1つの検索空間セットにおいて1つ以上のPDCCHを検出してもよい。
この出願の実施形態では、検索空間セットについて、検索空間セットに対応する構成情報が複数の集約レベルを含む場合、異なる集約レベルに対応する候補リソースセット内の候補リソース数は、同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願では限定されない。
DCIサイズは、PDCCHで搬送されるDCIのサイズを示すために使用されるか、或いは、PDCCHで搬送されるDCIの量子化値を示すために使用される。UEはPDCCHを検出するためにDCIサイズを使用する。
この出願の実施形態では、検索空間セットについて、異なるDCIフォーマットのDCIのサイズは、同じでもよく或いは異なってもよい。これは、この出願では限定されない。
複数の検索空間セットが構成されるシナリオについて、この出願の実施形態は、設計方式3に対応する方法を提案する。
設計方式3では、例えば、UEは、1つのスケジューリング周期、1つのスロット又は1つの時間範囲において、第1のDCI及び第4のDCIを検出する。UEは、第1の候補リソース上で第1のDCIを検出し、第1の候補リソースはPDCCHの第1の候補リソースセットに含まれ、第1の候補リソースセットはPDCCHの第1の検索空間セットに対応し、第1の検索空間セットは第1のDCIのサイズに対応し、第4のDCIのサイズは第1のDCIのサイズよりも大きい。UEは、第2の候補リソース上で第4のDCIを検出し、第2の候補リソースはPDCCHの第2の候補リソースセットに含まれ、第2の候補リソースセットはPDCCHの第2の検索空間セットに対応し、第2の検索空間セットは第4のDCIのサイズに対応する。第1の検索空間セットは、第1のBWPの検索空間に対応し、第2の検索空間セットは、第1のBWPの検索空間に対応してもよく、或いは、第1のBWPの検索空間に対応しなくてもよい。これは、この出願では限定されない。例えば、第1のDCIはPDSCHをスケジューリングするために使用され、第4のDCIはPUSCHをスケジューリングするために使用される。第4のDCIは、第1のBWPに対応するDCI、第2のBWPに対応するDCI又は他のBWPに対応するDCIでもよい。これは、この出願では限定されない。第1のDCIが、第1の検索空間セット内の第2のBWPのスケジューリング情報を示すために使用され、必要なビット数が第1のDCIのサイズよりも大きいとき、UEは、第2の検索空間セットに対応する第2の候補リソースセット内の第2の候補リソース上で第1のDCIを検出するために、第4のDCIのサイズを使用してもよい。さらに、UEは、第1の検索空間セットに対応する第1の候補リソースセット内の第1のDCIを検出するために第1のDCIのサイズを更に使用し、第2の検索空間セットに対応する第2の候補リソースセット内で第4のDCIを検出するために第4のDCIのサイズを使用してもよい。
この設計を使用することにより、BWP切り替え又はクロスBWPスケジューリングに使用されるDCIは、より大きいサイズのDCIに対応する候補リソース上で通信される。これは、DCIサイズが第2のBWPのスケジューリング要件を満たすことができない確率を低減できる。代替として、第2の検索空間セットに対応する第2の候補リソースセット内で第1のDCI及び第4のDCIを検出するために第2のDCIを使用することは、PDCCH上でUEにより実行される検出の最大量を増加させない。
任意選択で、設計方式3に対応する方法は、設計方式1に対応する方法及び/又は設計方式2に対応する方法に基づいてもよい。具体的には、第1のDCI内の情報フィールドは切り捨てられた情報フィールドでもよく、及び/又は、第1のDCIはいくつかの情報フィールドが保留されたDCIでもよい。
この出願において提供される実施形態では、この出願の実施形態において提供される方法は、基地局とUEとの間の相互作用の観点から記載されている。この出願の実施形態において提供される方法における機能を実現するために、基地局及びUEは、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール又はハードウェア構造とソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用することにより、上記の機能を実現するために、ハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールをそれぞれ含んでもよい。上記の機能における機能がハードウェア構造を使用することにより実行されるか、ソフトウェアモジュールを使用することにより実行されるか、ハードウェア構造とソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用することにより実行されるかは、技術的解決策の特定の用途及び設計上の制約に依存する。
図5は、この出願の実施形態による装置500の概略構造図である。装置500はUEでもよく、この出願の実施形態において提供される方法におけるUEの機能を実現可能である。装置500は、代替として、この出願の実施形態において提供される方法におけるUEの機能を実現する際にUEをサポート可能な装置でもよい。装置500は、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール又はハードウェア構造とソフトウェアモジュールとの組み合わせでもよい。装置500はチップシステムにより実現されてもよい。この出願のこの実施形態では、チップシステムはチップを含んでもよく、或いは、チップ及び他の個別デバイスを含んでもよい。
図5に示すように、装置500は、通信モジュール502を含み、DCI処理モジュール504を更に含んでもよく、通信モジュール502は、DCI処理モジュール504に結合されてもよい。この出願のこの実施形態における結合は、装置、ユニット又はモジュールの間の間接結合又は通信接続であり、電気的、機械的或いは他の形式でもよく、装置、ユニット及びモジュールの間の情報交換に使用される。
通信モジュール502は、第1のDCIを受信するように構成され、通信モジュール502は、以下のもの、すなわち、第2のDCI、第3のDCI及びPDSCHのうち少なくとも1つを受信するように更に構成されてもよい。通信モジュール502は、PUSCHを送信するように更に構成されてもよい。通信モジュール502は、他のモジュールと通信するために装置500により使用される。他のモジュールは、回路、コンポーネント、インタフェース、バス、ソフトウェアモジュール、トランシーバ又は通信を実現可能ないずれかの他の装置でもよい。
DCI処理モジュール504は、通信モジュール502により受信されたDCIを処理するように構成される。例えば、DCI処理モジュール504は、通信モジュール502により受信されたDCIを復号化するように構成される。他の例では、DCI処理モジュール504は、通信モジュール502により受信されたDCIに基づいてスケジューリング情報を決定するように構成される。
装置500は、PUSCH生成モジュール506を更に含んでもよく、PUSCH生成モジュール506は、通信モジュール502に結合される。PUSCH生成モジュール506は、通信モジュール502により受信されたアップリンクスケジューリングDCIに基づいてPUSCHを生成するように構成される。アップリンクスケジューリングDCIは、第1のDCI、第2のDCI及び第3のDCIのうち少なくとも1つでもよい。
装置500は、PDSCH処理モジュール508を更に含んでもよく、PDSCH処理モジュール508は、通信モジュール502に結合される。PDSCH処理モジュール508は、通信モジュール502により受信されたダウンリンクスケジューリングDCIに基づいて、通信モジュール502により受信されたPDSCHを復号化するように構成される。ダウンリンクスケジューリングDCIは、第1のDCI、第2のDCI及び第3のDCIのうち少なくとも1つでもよい。
図6は、この出願の実施形態による装置600の概略構造図である。装置600は基地局でもよく、この出願の実施形態において提供される方法における基地局の機能を実現可能である。装置600は、代替として、この出願の実施形態において提供される方法における基地局の機能を実現する際に基地局をサポート可能な装置でもよい。装置600は、ハードウェア構造、ソフトウェアモジュール又はハードウェア構造とソフトウェアモジュールとの組み合わせでもよい。装置600はチップシステムにより実現されてもよい。
図6に示すように、装置600は、DCI生成モジュール604と、通信モジュール602とを含み、通信モジュール602は、DCI生成モジュール604に結合される。
DCI生成モジュール604は、第1のDCIを生成するように構成され、第2のDCI又は第3のDCIを生成するように更に構成されてもよい。
通信モジュール602は、第1のDCIを送信するように構成され、通信モジュール602は、以下のもの、すなわち、第2のDCI、第3のDCI及びPDSCHのうち少なくとも1つを送信するように更に構成されてもよい。通信モジュール602は、PUSCHを受信するように更に構成されてもよい。通信モジュール602は、他のモジュールと通信するために装置600により使用される。他のモジュールは、回路、コンポーネント、インタフェース、バス、ソフトウェアモジュール、トランシーバ又は通信を実現可能ないずれかの他の装置でもよい。
装置600は、PUSCH処理モジュール606を更に含んでもよく、PUSCH処理モジュール606は、通信モジュール602に結合される。PUSCH処理モジュール606は、通信モジュール602により受信されたPUSCHを処理するように構成される。例えば、PUSCH処理モジュール606は、通信モジュール602により受信されたPUSCHを復号化するように構成される。
装置600は、PDSCH生成モジュール608を更に含んでもよく、PDSCH生成モジュール608は、通信モジュール602に結合される。PDSCH生成モジュール608は、PDSCHを生成するように構成される。
図7は、この出願の実施形態による装置700の概略構造図である。装置700はUEでもよく、この出願の実施形態において提供される方法におけるUEの機能を実現可能である。装置700は、代替として、この出願の実施形態において提供される方法におけるUEの機能を実現する際にUEをサポート可能な装置でもよい。
図7に示すように、装置700は、この出願の実施形態において提供される方法におけるUEの機能を実現する際にUEを実現又はサポートするように構成された処理システム702を含む。処理システム702は回路でもよく、回路はチップシステムにより実現されてもよい。処理システム702は、この出願の実施形態において提供される方法におけるUEの機能を実現する際に、UEを実現又はサポートするように構成されてもよい1つ以上のプロセッサ722を含む。処理システム702がプロセッサ722に加えて他の装置を含むとき、プロセッサ722は、処理システム702に含まれる他の装置を管理するように更に構成されてもよい。例えば、他の装置は、以下のもの、すなわち、メモリ724、バス726及びバスインタフェース728のうち1つ以上でもよい。
この出願のこの実施形態では、プロセッサは、中央処理装置(central processing unit, CPU)、汎用プロセッサ、ネットワークプロセッサ(network processor, NP)、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor, DSP)、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、プログラマブルロジックデバイス(programmable logic device, PLD)又はこれらのいずれかの組み合わせでもよい。プロセッサは、代替として、処理機能を有するいずれかの他の装置、例えば、回路、コンポーネント又はソフトウェアモジュールでもよい。
処理システム702は、プログラム命令及び/又はデータを記憶するように構成された1つ以上のメモリ724を更に含んでもよい。さらに、メモリ724は、プロセッサ722に更に含まれてもよい。処理システム702がメモリ724を含む場合、プロセッサ722は、メモリ724に結合されてもよい。プロセッサ722は、動作を実行する際にメモリ724と協働してもよい。プロセッサ722は、メモリ724に記憶されたプログラム命令を実行してもよい。メモリ724に記憶されたプログラム命令を実行するとき、プロセッサ722は、この出願の実施形態において提供される方法におけるUEの機能を実現する際にUEを実現又はサポートできる。プロセッサ722は、メモリ724に記憶されたデータを更に読み取ってもよい。メモリ724は、プロセッサ722がプログラム命令を実行したときに取得されるデータを更に記憶してもよい。
この出願のこの実施形態では、メモリは、揮発性メモリ(volatile memory)、例えば、ランダムアクセスメモリ(random-access memory, RAM)を含む。メモリは、代替として、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、例えば、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)又はソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)を含んでもよい。メモリは、代替として、上記のタイプのメモリの組み合わせを含んでもよい。メモリは、代替として、記憶機能を有するいずれかの他の装置、例えば、回路、コンポーネント又はソフトウェアモジュールを含んでもよい。
プロセッサ722がこの出願の実施形態において提供される方法を実現する際にUEを実現又はサポートするとき、プロセッサ722は、第1のDCIを受信及び処理してもよく、プロセッサ722は、以下のもの、すなわち、第2のDCI、第3のDCI及びPDSCHのうち少なくとも1つを更に受信及び処理してもよい。プロセッサ722は、PUSCHを更に生成及び送信してもよい。
処理システム702は、バス726と他の装置との間のインタフェースを提供するように構成されたバスインタフェース728を更に含んでもよい。
装置700は、伝送媒体を通じて他の通信デバイスと通信するように構成されたトランシーバ706を更に含んでもよく、それにより、装置700内の他の装置は、他の通信デバイスと通信できる。他の装置は処理システム702でもよい。例えば、装置700内の他の装置は、トランシーバ706を使用することにより他の通信デバイスと通信し、対応する情報を受信及び/又は送信してもよい。これはまた以下のように記述されてもよい。装置700内の他の装置は、対応する情報を受信してもよく、対応する情報は、伝送媒体を通じてトランシーバ706により受信されてもよく、対応する情報は、バスインタフェース728を通じて或いはバスインタフェース728及びバス726を通じて、トランシーバ706と装置700内の他の装置との間で交換されてもよく、及び/又は、装置700内の他の装置は、対応する情報を送信してもよく、対応する情報は、伝送媒体を通じてトランシーバ706により送信され、対応する情報は、バスインタフェース728を通じて或いはバスインタフェース728及びバス726を通じて、トランシーバ706と装置700内の他の装置との間で交換されてもよい。
装置700は、ユーザインタフェース704を更に含んでもよい。ユーザインタフェース704は、ユーザと装置700との間のインタフェースであり、ユーザと装置700との間の情報交換に使用されてもよい。例えば、ユーザインタフェース704は、キーボード、マウス、ディスプレイ、スピーカ(speaker)、マイクロホン及びジョイスティックのうち少なくとも1つでもよい。
上記は、装置700の観点から、この出願のこの実施形態において提供される装置構造にを記載している。この出願の実施形態において提供される方法を実現するために、装置において、処理システム702はプロセッサ722を含み、メモリ724、バス726及びバスインタフェース728のうち1つ以上を更に含んでもよい。処理システム702もまた、この出願の保護範囲内に入る。
図8は、この出願の実施形態による装置800の概略構造図である。装置800は基地局でもよく、この出願の実施形態において提供される方法における基地局の機能を実現可能である。装置800は、代替として、この出願の実施形態において提供される方法における基地局の機能を実現する際に基地局をサポート可能な装置でもよい。
図8に示すように、装置800は、この出願の実施形態において提供される方法における基地局の機能を実現する際に基地局を実現又はサポートするように構成された処理システム802を含む。処理システム802は回路でもよく、回路はチップシステムにより実現されてもよい。処理システム802は、この出願の実施形態において提供される方法における基地局の機能を実現する際に、基地局を実現又はサポートするように構成されてもよい1つ以上のプロセッサ822を含む。処理システム802がプロセッサ822に加えて他の装置を含むとき、プロセッサ822は、処理システム802に含まれる他の装置を管理するように更に構成されてもよい。例えば、他の装置は、以下のもの、すなわち、メモリ824、バス826及びバスインタフェース828のうち1つ以上でもよい。
処理システム802は、プログラム命令及び/又はデータを記憶するように構成された1つ以上のメモリ824を更に含んでもよい。さらに、メモリ824は、プロセッサ822に更に含まれてもよい。処理システム802がメモリ824を含む場合、プロセッサ822は、メモリ824に結合されてもよい。プロセッサ822は、動作を実行する際にメモリ824と協働してもよい。プロセッサ822は、メモリ824に記憶されたプログラム命令を実行してもよい。メモリ824に記憶されたプログラム命令を実行するとき、プロセッサ822は、この出願の実施形態において提供される方法における基地局の機能を実現する際に基地局を実現又はサポートできる。プロセッサ822は、メモリ824に記憶されたデータを更に読み取ってもよい。メモリ824は、プロセッサ822がプログラム命令を実行したときに取得されるデータを更に記憶してもよい。
プロセッサ822がこの出願の実施形態において提供される方法を実現する際に基地局を実現又はサポートするとき、プロセッサ822は、第1のDCIを生成及び受信してもよく、プロセッサ822は、以下のもの、すなわち、第2のDCI、第3のDCI及びPDSCHのうち少なくとも1つを更に生成及び送信してもよい。プロセッサ822は、PUSCHを更に受信及び処理してもよい。
処理システム802は、バス826と他の装置との間のインタフェースを提供するように構成されたバスインタフェース828を更に含んでもよい。
装置800は、伝送媒体を通じて他の通信デバイスと通信するように構成されたトランシーバ806を更に含んでもよく、それにより、装置800内の他の装置は、他の通信デバイスと通信できる。他の装置は処理システム802でもよい。例えば、装置800内の他の装置は、トランシーバ806を使用することにより他の通信デバイスと通信し、対応する情報を受信及び/又は送信してもよい。これはまた以下のように記述されてもよい。装置800内の他の装置は、対応する情報を受信してもよく、対応する情報は、伝送媒体を通じてトランシーバ806により受信されてもよく、対応する情報は、バスインタフェース828を通じて或いはバスインタフェース828及びバス826を通じて、トランシーバ806と装置800内の他の装置との間で交換されてもよく、及び/又は、装置800内の他の装置は、対応する情報を送信してもよく、対応する情報は、伝送媒体を通じてトランシーバ806により送信され、対応する情報は、バスインタフェース828を通じて或いはバスインタフェース828及びバス826を通じて、トランシーバ806と装置800内の他の装置との間で交換されてもよい。
装置800は、ユーザインタフェース804を更に含んでもよい。ユーザインタフェース804は、ユーザと装置800との間のインタフェースであり、ユーザと装置800との間の情報交換に使用されてもよい。例えば、ユーザインタフェース804は、キーボード、マウス、ディスプレイ、スピーカ(speaker)、マイクロホン及びジョイスティックのうち少なくとも1つでもよい。
上記は、装置800の観点から、この出願のこの実施形態において提供される装置構造にを記載している。この出願の実施形態において提供される方法を実現するために、装置において、処理システム802はプロセッサ822を含み、メモリ824、バス826及びバスインタフェース828のうち1つ以上を更に含んでもよい。処理システム802もまた、この出願の保護範囲内に入る。
この出願の装置の実施形態では、装置のモジュール分割は論理的な機能分割であり、実際の実現方式では他の分割でもよい。例えば、装置の全ての機能モジュールは、1つのモジュールに統合されてもよく、或いは、互いに分離されてもよく、或いは、少なくとも2つの機能モジュールが1つのモジュールに統合されてもよい。
この出願の実施形態における上記の方法の全部又は一部は、ソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はこれらのいずれかの組み合わせを使用することにより実現されてもよい。ソフトウェアが実現のために使用されるとき、方法は、完全に或いは部分的に、コンピュータプログラムプロダクトの形式で実現されてもよい。コンピュータプログラムプロダクトは、1つ以上のコンピュータ命令を含む。コンピュータプログラム命令がコンピュータ上にロードされて実行されたとき、本発明の実施形態による手順又は機能が全て或いは部分的に生成される。コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、ネットワークデバイス、ユーザ装置又は他のプログラム可能装置でもよい。コンピュータ命令は、コンピュータ読み取り可能記憶媒体に記憶されてもよく、或いは、コンピュータ読み取り可能記憶媒体から他のコンピュータ読み取り可能記憶媒体に伝送されてもよい。例えば、コンピュータ命令は、有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ又はデジタル加入者線(digital subscriber line, DSL))又は無線(例えば、赤外線、無線又はマイクロ波)方式で、ウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタから、他のウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタに伝送されてもよい。コンピュータ読み取り可能記憶媒体は、コンピュータによりアクセス可能ないずれかの使用可能媒体、又は1つ以上の使用可能媒体を統合するサーバ又はデータセンタのようなデータ記憶デバイスでもよい。使用可能媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピーディスク、ハードディスク又は磁気テープ)、光媒体(例えば、デジタルビデオディスク(digital video disc, DVD))、半導体媒体(例えば、SSD)等でもよい。
実施形態は、単にこの出願の技術的解決策を記載することを意図しており、この出願の技術的解決策の保護範囲を限定することを意図するものではない。この出願の技術的解決の基礎から逸脱することなく行われる修正、等価置換又は改良は、この出願の保護範囲に入るものとする。
この出願の実施形態では、論理的矛盾が存在しないことを前提として、実施形態は互いに参照できる。例えば、方法の実施形態における方法及び/又は用語は互いに参照でき、装置の実施形態における機能及び/又は用語は互いに参照でき、装置の実施形態及び方法の実施形態における機能及び/又は用語は互いに参照できる。

Claims (17)

  1. ダウンリンク制御情報(DCI)伝送方法であって、
    第1の帯域幅部分(BWP)を使用することにより第1のDCIを受信するステップであり、前記第1のDCIは、BWP指示と、第1の周波数領域リソース割り当て指示とを含み、前記BWP指示により示されるBWPは第2のBWPである、ステップと、
    前記第2のBWPのリソース割り当てタイプが第1のタイプ及び第2のタイプであり、前記第1の周波数領域リソース割り当て指示の情報フィールドのサイズが第2の周波数領域リソース割り当て指示の情報フィールドのサイズよりも小さい場合、前記第1の周波数領域リソース割り当て指示が前記第1のタイプを使用することにより前記第2のBWP内の周波数領域リソースを示すと決定するステップであり、前記第1のタイプはリソース割り当てタイプ0であり、前記第2のタイプはリソース割り当てタイプ1であり、前記第2の周波数領域リソース割り当て指示は、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースを示すために、前記第2のBWP内で受信されるのに利用可能である、ステップと
    を含み、
    前記第1の周波数領域リソース割り当て指示が、前記第1のタイプを使用することにより前記第2のBWP内の周波数領域リソースを示すことは、
    前記第1の周波数領域リソース割り当て指示がN個のビットを含み、前記N個のビットが前記第2のBWP内のリソースブロックグループ(RBG)0~RBG(N-1)にそれぞれ対応し、Nが1以上の整数であり、
    前記N個のビットのうち1つについて、前記ビットの値が1であるとき、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースが、前記ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、前記ビットの値が1でないとき、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースが、前記ビットに対応する1つのRBGを含まない
    ことを含む、方法。
  2. 前記第1のタイプを使用することにより、前記第1の周波数領域リソース割り当て指示に基づいて前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースを決定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 第2のDCIは、前記第2の周波数領域リソース割り当て指示を含み、前記第2のDCIは、前記第2のBWP内で受信されるDCIである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. ダウンリンク制御情報(DCI)伝送方法であって、
    第1の帯域幅部分BWPを使用することにより第1のDCIを送信するステップであり、前記第1のDCIは、BWP指示と、第1の周波数領域リソース割り当て指示とを含み、前記BWP指示により示されるBWPは第2のBWPである、ステップと、
    前記第2のBWPのリソース割り当てタイプが第1のタイプ及び第2のタイプであり、前記第1の周波数領域リソース割り当て指示の情報フィールドのサイズが第2の周波数領域リソース割り当て指示の情報フィールドのサイズよりも小さい場合、前記第1の周波数領域リソース割り当て指示が前記第1のタイプを使用することにより前記第2のBWP内の周波数領域リソースを示すと決定するステップであり、前記第1のタイプはリソース割り当てタイプ0であり、前記第2のタイプはリソース割り当てタイプ1であり、前記第2の周波数領域リソース割り当て指示は、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースを示すために、前記第2のBWP内で伝送されるのに利用可能である、ステップと
    を含み、
    前記第1の周波数領域リソース割り当て指示が、前記第1のタイプを使用することにより前記第2のBWP内の周波数領域リソースを示すことは、
    前記第1の周波数領域リソース割り当て指示がN個のビットを含み、前記N個のビットが前記第2のBWP内のリソースブロックグループ(RBG)0~RBG(N-1)にそれぞれ対応し、Nが1以上の整数であり、
    前記N個のビットのうち1つについて、前記ビットの値が1であるとき、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースが、前記ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、前記ビットの値が1でないとき、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースが、前記ビットに対応する1つのRBGを含まない
    ことを含む、方法。
  5. 第2のDCIは、前記第2の周波数領域リソース割り当て指示を含み、前記第2のDCIは、前記第2のBWP内で伝送されるDCIである、請求項に記載の方法。
  6. 請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法を実現するように構成された通信装置。
  7. プロセッサと、メモリとを含む通信装置であって、
    前記プロセッサは前記メモリに結合され、前記プロセッサは、
    第1の帯域幅部分(BWP)を使用することにより第1のダウンリンク制御情報(DCI)を受信するように構成され、前記第1のDCIは、BWP指示と、第1の周波数領域リソース割り当て指示とを含み、前記BWP指示により示されるBWPは第2のBWPであり、
    前記第2のBWPのリソース割り当てタイプが第1のタイプ及び第2のタイプであり、前記第1の周波数領域リソース割り当て指示の情報フィールドのサイズが第2の周波数領域リソース割り当て指示の情報フィールドのサイズよりも小さい場合、前記第1の周波数領域リソース割り当て指示が前記第1のタイプを使用することにより前記第2のBWP内の周波数領域リソースを示すと決定するように構成され、前記第1のタイプはリソース割り当てタイプ0であり、前記第2のタイプはリソース割り当てタイプ1であり、前記第2の周波数領域リソース割り当て指示は、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースを示すために、前記第2のBWP内で受信されるのに利用可能であり、
    前記第1の周波数領域リソース割り当て指示が、前記第1のタイプを使用することにより前記第2のBWP内の周波数領域リソースを示すことは、
    前記第1の周波数領域リソース割り当て指示がN個のビットを含み、前記N個のビットが前記第2のBWP内のリソースブロックグループ(RBG)0~RBG(N-1)にそれぞれ対応し、Nが1以上の整数であり、
    前記N個のビットのうち1つについて、前記ビットの値が1であるとき、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースが、前記ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、前記ビットの値が1でないとき、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースが、前記ビットに対応する1つのRBGを含まない
    ことを含む、通信装置。
  8. 前記プロセッサは、前記第1のタイプを使用することにより、前記第1の周波数領域リソース割り当て指示に基づいて前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースを決定するように構成される、請求項に記載の通信装置。
  9. 第2のDCIは、前記第2の周波数領域リソース割り当て指示を含み、前記第2のDCIは、前記第2のBWP内で受信されるDCIである、請求項7又は8に記載の通信装置。
  10. 当該通信装置は、トランシーバを含み、前記トランシーバは、ネットワークデバイスと通信するために当該通信装置により使用される、請求項乃至のうちいずれか1項に記載の通信装置。
  11. 請求項4又は5に記載の方法を実現するように構成された通信装置。
  12. プロセッサと、メモリとを含む通信装置であって、
    前記プロセッサは前記メモリに結合され、前記プロセッサは、
    第1の帯域幅部分(BWP)を使用することにより第1のダウンリンク制御情報(DCI)を送信するように構成され、前記第1のDCIは、BWP指示と、第1の周波数領域リソース割り当て指示とを含み、前記BWP指示により示されるBWPは第2のBWPであり、
    前記第2のBWPのリソース割り当てタイプが第1のタイプ及び第2のタイプであり、前記第1の周波数領域リソース割り当て指示の情報フィールドのサイズが第2の周波数領域リソース割り当て指示の情報フィールドのサイズよりも小さい場合、前記第1の周波数領域リソース割り当て指示が前記第1のタイプを使用することにより前記第2のBWP内の周波数領域リソースを示すと決定するように構成され、前記第1のタイプはリソース割り当てタイプ0であり、前記第2のタイプはリソース割り当てタイプ1であり、前記第2の周波数領域リソース割り当て指示は、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースを示すために、前記第2のBWP内で伝送されるのに利用可能であり、
    前記第1の周波数領域リソース割り当て指示が、前記第1のタイプを使用することにより前記第2のBWP内の周波数領域リソースを示すことは、
    前記第1の周波数領域リソース割り当て指示がN個のビットを含み、前記N個のビットが前記第2のBWP内のリソースブロックグループRBG0~RBG(N-1)にそれぞれ対応し、Nが1以上の整数であり、
    前記N個のビットのうち1つについて、前記ビットの値が1であるとき、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースが、前記ビットに対応する1つのRBGを含み、或いは、前記ビットの値が1でないとき、前記第2のBWP内の前記周波数領域リソースが、前記ビットに対応する1つのRBGを含まない
    ことを含む、通信装置。
  13. 第2のDCIは、前記第2の周波数領域リソース割り当て指示を含み、前記第2のDCIは、前記第2のBWP内で伝送されるDCIである、請求項12に記載の通信装置。
  14. 当該通信装置は、トランシーバを含み、前記トランシーバは、端末デバイスと通信するために当該通信装置により使用される、請求項12又は13に記載の通信装置。
  15. 請求項乃至10のうちいずれか1項に記載の通信装置と、請求項11乃至14のうちいずれか1項に記載の通信装置とを含む通信システム。
  16. 命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
    前記命令がコンピュータ上で実行するとき、前記コンピュータは、請求項1乃至のうちいずれか1項に記載の方法を実行することが可能になる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
  17. 命令を含むコンピュータ読み取り可能記憶媒体であって、
    前記命令がコンピュータ上で実行するとき、前記コンピュータは、請求項4又は5に記載の方法を実行することが可能になる、コンピュータ読み取り可能記憶媒体。
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